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2020/04/27

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  • 厚労省「キャリア」の中途採用

    昨日コロナ・ワクチン接種と死亡者増の因果関係をめぐる国会議員の勉強会のことに触れましたが、会に呼ばれ、時に罵声を浴びていた厚労省の官僚が、権限を有する立場の人でなく、「上司」から「行け」と言われて無理やり駆り出された若手職員のように見えて、気にかかりました。 今日、新聞記事を見ていたら、厚労省が若手・中堅の離職者が相次ぐ中、初めて「キャリア」中途採用を実施する旨の記事を見ました。同じことは、すでに財務省や経産省でも行われているということですが、上のような若い官僚たちの姿を見ると、やっぱり、というか、むべなるかなと思います。これは国政の屋台骨を支えるべき人材がいなくなるという深刻な事態です。 厚…

  • ワクチンと死亡事例 国会議員の勉強会

    超党派の国会議員による「新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える」勉強会(会長・川田龍平参院議員)の動画を見ました。ワクチン被害者遺族の会の方や医療関係者などが話をしていましたが、これは「天上界」(web)では話題になっても、「地上界」では扱いが極小です。あちこちで疑義が上がって、国会議員がこうして「勉強会」までしているというのに、W杯サッカーをトップニュースにして、皇居や名勝地の紅葉がどうのというのは、情報操作による話題そらしでしょう。 「新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える」勉強会 - ニコニコ動画 (※遺族の会の方々の話は7分50秒過ぎから) 夫を亡くした女性:厚…

  • 「隙」を突かれて

    今日はごく短く。 W杯サッカーで、先日日本代表がドイツに勝って盛り上がっていたので、昨日テレビで(珍しく)コスタリカ戦を通して見ました(見てしまいました)。結局後半35分の相手ゴールが決勝点になり、ファンには残念な結果となりました。 一瞬の隙突かれた日本 快挙かすむ黒星―W杯サッカー:時事ドットコム 観戦していても、ニュースのダイジェストで見るようなシーンが続くわけではありませんが、素人目には「見せ場」というか、惜しいシュート・シーンが乏しく、面白みを欠いた試合でした。でも、「つまらない試合」になったとしても、引いて守って一発で決めるというのは相手のコスタリカの戦術だったでしょう。日本の選手が…

  • 「東日本大震災に匹敵する大災害」

    人口動態統計によると、今年2022年は21年よりも死亡者数が激増していて、8月までの累計で、すでに死者の増加数が戦後最大なのだそうです。とりわけ、今年の2月は、昨年2月に比べ、約1万9000人も死者が増えているとのこと。web上でワクチン接種とこの死者の増加の因果関係を疑う話をたびたび目にします。 たとえば、元厚労省官僚で科学評論家の田口勇氏は、「プレジデント」の11月25日付記事で以下のように書いています。 元厚労省官僚が警鐘「ワクチン接種期に震災以上の超過死亡」政府やマスコミが黙り込む"不都合な真実" 「30代・40代・60代」は接種者のほうが感染しやすい… (2ページ目) PRESI…

  • 「夫は守られなくて、佐川さんは守られた」

    「森友」問題にかかわる財務省の公文書改竄と関係者の人事異動により、自分一人に責任が押しつけられると鬱病を発症し、命を絶った近畿財務局職員・赤木俊夫さん。妻の雅子さんが、夫の死の真相を知るため、当時の財務省理財局長・佐川宣寿(のぶひさ)氏を相手に起こしていた損害賠償訴訟の大阪地裁判決が昨日(25日)ありましたが、請求は棄却されました。 当初佐川氏とともに訴えられていた国は、2021年12月、「認諾」して賠償責任を認めたために、訴訟は終結し(させられ)、残ったのがこの佐川氏との訴訟でしたが、結局、請求は棄却、佐川氏ほか当時の関係者の尋問も認められませんでした。 「結局、夫は守られなくって、佐川さん…

  • 使い勝手のよい国民

    昨日サッカーの日本代表がドイツに勝ったあとの「反応」「反響」などには、「国民性」というか、内面化される「日本人」性なるものについて、考えさせられました。 ひとつめは直後の試合会場での出来事。試合が終わったスタジアムでは、日本人サポーターが現地のボランティアらと一緒に(恒例の?)会場のゴミ拾いをしたとのことですが、「日本人は試合会場にゴミを残さない」どころか「終わってからゴミ拾いをする人々」だと、世界の人に知れ渡っているようで、昨日はボランティア・スタッフの代表がメガホンでお礼を言っている動画を見ました。会場を管理運営する立場からすれば、わざわざ残って手伝ってくれてありがとうという気持ちになるの…

  • W杯サッカー ドイツに勝利すれど……

    カタールで開催中のW杯サッカーでサウジアラビアがアルゼンチンに勝って「おーっ」と思いましたが、今度は何と日本がドイツに勝ってしまいました。もし、ドイツに勝てるとしたら初戦しかない、チャンスはあるかも、くらいには思っていましたが、本当に勝つとは、驚きです。 人気スポーツのサッカーゆえに、始まる前からだいぶ盛り上がっていましたが、NHKが昨日(23日)昼のニュースのトップで、「今晩いよいよドイツ戦」と伝え、試合の始まる22:00の3時間も前から特別番組を組んでる様には呆れました。サッカー好きは多いけれど、公共放送が一緒にはしゃいでしまうのは、どうなのかと思います。 特に、今東京オリンピックの汚職の…

  • 萩生田発言報道が引っかかる

    今日はごく手短に。 Twitterを眺めていたら、お前が言うな! という声をあちこちで目にしましたが、自民党の萩生田政調会長が一昨日(21日)に「岸田内閣は……国民の信頼回復に全力を挙げるべきだ」と述べたという報道があります。 自民・萩生田政調会長「岸田内閣は信頼回復に全力を」 寺田総務相更迭で TBS NEWS DIG (1ページ)寺田総務大臣の更迭について、萩生田氏は視察先の横浜市で「政治資金規制法を所管する総務大臣として、自らの疑惑の説明が国民にわかりづらいところがあった」と指摘したうえで、このように述べました。 自民党 萩生田光一 政調会長 「(大臣)3人が辞任をするということが続…

  • 「政治主導を偽装した官僚専制」

    最近安倍政権を「行政独裁」とか「官僚専制」と特徴づける人がぽつりぽつりと現れているように感じます。言葉として断片的には以前にも耳にしていましたが、筋立てた話を2つほど知りました。 日曜の毎日新聞朝刊に、ノンフィクション作家・保阪正康さんとジャーナリストの池上彰さんの対談が載っていて、興味深く読みましたが、その中で保阪さんは「安倍政治は「行政独裁」だったと見ている」と述べていました。これが1つめです。少し長いですが、引用させてください。 池上彰のこれ聞いていいですか?:保阪正康さん「安倍政治は行政独裁」 歴史を見て考える民主主義 毎日新聞民主主義の継承、日本は失敗した 池上 英国やドイツには…

  • ワシントン条約会議の小さな記事

    昨日毎日新聞を眺めていて小さな記事に目がいきました。見出しが「象牙の国内取引禁止決議案否決 ワシントン条約会議」となっていたので、なんで「否決」なんだろうと訝しく思いました。 ご存じのとおり、ワシントン条約は、絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引を規制する条約で、1975年に発効し、生きた動植物種だけでなく、象牙や犀の角などの取引も禁じています。いや、その程度の雑駁な理解しかしていなかったので、短いこの記事を読んでも、何のことだかすぐにはわからなかったのです。 以下は11月20日付毎日新聞に掲載されていたその記事です。半分はヨシキリザメの規制のことが書いてありましたが、主に象牙の部分だけを引…

  • 11月27日 都の英語スピーキングテストのこと

    東京都の英語スピーキングテストまであと一週間となりましたが、ここに来てもなお「異論」の噴出が止まりません。都教委は「着実に準備」「確実に実施」と説明していますが、業者に委託した試験監督のアルバイト募集からして杜撰な感じです(文言が与える印象だけの問題ではないでしょう)。中学3年生や保護者にとって、入試はどんなに完璧に準備・実施されたとしても不安は消えません。実際上、テストが「アルバイト」に頼らざるを得ないとしても、これではますます不安になります。中で実務を担わされる職員もそれは同じで、良識的な職員であればあるほど、「着実」「確実」などと空威張りな言葉を発する、この間の都教委上層部の姿勢は耐えが…

  • 「はんこ」と「写真」

    あまり詳しくは書けませんが、行きがかり上、「身寄り」がなく亡くなった方の遺品の整理をすることになり、数日いろいろなものを片付けたのですが、予想どおりというか、たくさんの写真が出てきてしまい、どうしたものかと困惑しました。結局、何枚かだけは残して、あとは処分することにしましたが、さすがにこれは他のものとちがって「機械的に」というわけにはいきません。 そんなもやもやとした感じをもって、法学者の水島朝穂さんが自身のHPに掲載している11月14日付記事「『はんこ』と『ベルトコンベア』――法務大臣という職(その2)」を読みました。先週「死刑のはんこ」発言などがもとで葉梨康弘法務大臣が辞任しましたが、「ベ…

  • 国会議員の「セーフティーネット」

    昨日(11月17日)衆院の憲法審査会で議員任期延長の規定が議論されたそうです。このコロナ禍と物価高・円安下、一般国民の苦境は続きます。中には失業・廃業の危機にさらされる人もいる中、これは、国会議員が緊急事態にかこつけて、自分たちの失職を「防止」するセーフティーネットの議論をしているように映ります。憲法に規定される国会召集義務を再三無視してきた内閣を咎めることなく、国会を開かない、つまりは仕事をしないことを容認してきた人たちに、こういう議論をする資格があるようには思えません。 衆院憲法審査会 自民党が議員任期延長を提起、立憲民主党は国民投票法の優先訴え - 社会 : 日刊スポーツ 衆院憲法審査会…

  • 「俗世」は品格のないニュースに事欠きません

    先日叔母が亡くなり通夜に行ったのですが、最近は読経が済むと僧侶が挨拶というか、法話をすることが多くなってきた感じがします。話の内容はある程度定型化されているかも知れませんが、次の日(告別式)のこともあるし、参列者を前に何を話すのかは、なかなか悩ましいところがあると想像します。小生もむかしは職業柄、人前で話をする機会が、授業を含めて多かったのですが、学校などとちがって場が場です。それに、こういう局面では忌み言葉などもあります。聞いてる方に気づかれなければ聞き流されますが、仏法を説く者としては、たとえ相手の理解が足らないからといっても、品格を落とした話をするわけにはいかないでしょう。 ……などと思…

  • 三浦瑠麗氏の#

    昨日Twitterを眺めていたら「#三浦瑠麗をテレビに出すな」というハッシュタグが立っているのに気づきました。いつもの「炎上」かと思ってそのまま通り過ぎましたが、今日も相変わらず立ったままだなあと思ったので、覗いてみたのですが、やっぱりというか、主たる「話のネタ?(きっかけ)」は11月14日のフジテレビの番組内で三浦氏が「日本は医療側の努力が……足りない」と発言したことについてで、付随して過去の「言行」もいろいろと取り上げられていました。 三浦瑠麗さん、新型コロナの現状に「日本は医療側の努力が足りないのは明らか」米国と比較し主張(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース 三浦氏は毎日のTwee…

  • 「戦争のできない国」と「国防意識」

    ウクライナ南部の拠点都市ヘルソンからロシア軍が撤退し、報道を見ると、市民がウクライナ国旗を身にまとって国歌を唄うなど、街はお祝いムードに包まれています。覆面ストリートアーチストとして知られるバンクシーがウクライナのキーウ近郊に現れ、幾つもの壁画を描いているとも伝えられ、中にはプーチン大統領とおぼしき大男が柔道で子どもに投げられている絵もあります。現状ではロシア側の劣勢は隠しようがありません。 “バンクシー”がウクライナに? 目撃情報「5人で」「動作速く」「一番年上が…」(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース ヘルソンに凱旋する兵士たちやゼレンスキー大統領を迎える市民の様子を見てい…

  • 鶴瓶さん、怒る

    今日も短く。 昨日のblogで「政治への怒り」について触れたのですが、昨晩哲学系ユーチューバーじゅんちゃんのTweetを見ていたら、いました、いました、怒ってる人が。 これは、11月10日付「古舘伊知郎チャンネル」の動画(の一部?)のようです。ゲストの笑福亭鶴瓶さんと古舘さんのトークが「常識的」過ぎて?ちょっと驚きますが、内容には大いに同感です。一部引用させてください。じゅんちゃん メルマガ始めました on Twitter: "正論 鶴瓶さん『統一教会と関係があったやつなんで全員やめないの?芸人ならやめてるよ。パパ活してたやつも何あれ。』 https://t.co/csYTnJ0pdg" / …

  • 本気で怒るよりどころ

    先週発表された読売新聞とJNN(TBS)の最新の世論調査によると、岸田内閣の支持率は30%台で、内閣発足以降最低を更新したとのことでした。 ※( )内は前回との増減 2022年11月 電話全国世論調査 質問と回答 : 読売新聞オンライン 内閣支持率が最低更新 初の40%割れ JNN世論調査 TBS NEWS DIG (1ページ)◇読売新聞(4~6日実施):支持36%(-9) 不支持50%(-4) ◇JNN (5・6日実施):支持39.6%(-3.1) 不支持57.7%(-3.8) 政党支持率も自民党は下げていますが、その分野党が上がったかというと、そうでもなく、読売の調査では、その多くは「…

  • 次は寺田に杉田、細田、萩生田……

    今日は本当に短く。 昨晩葉梨法相が辞任しました。事実上の更迭と言われています。急転直下で驚きます。「(法務大臣とは)朝、死刑のはんこを押して、昼のニュースのトップになるのは、そういう時だけという地味な役職」など、葉梨大臣の一連の発言は、「失言」と言えば「失言」ですが、そこに垣間見える感覚と認識は、とても法務行政のトップを務めるに値しません。岸田首相の任命責任はもちろんですが、首相自身、判断が揺らいで更迭を即決できず、昼までは交代させないと言っていたのに、夕方にはこれです。またしても「朝令暮改」となった責任が問われます。 「辞めないって言ったじゃないか!」 法相辞任劇で「首相離れ」加速 [自民]…

  • 政治家とユーモア

    岸田内閣の閣僚たちの失態が続きます。今度は葉梨康弘法務大臣の問題発言です。一昨日の夜、身内の自民党岸田派(武井俊輔外務副大臣)のパーティーで挨拶をし、その際「法務大臣は、朝、死刑のハンコを押して、昼のニュースになるのはそういう時だけという地味な役職だ」」などと述べたとのこと。「自嘲ネタ?」を披露して笑いでもとろうとしたのかと思っていたら、他にも、いろいろと「口を滑らせている」ようですねえ。 葉梨法相「死刑のはんこを押す」「地味な役職」 会合で発言 毎日新聞 「発言全体を見て」葉梨法相が“死刑のはんこ”テープ起こし読み上げ 毎日新聞 「旧統一教会問題に抱き付かれてしまい、……解決に取り組…

  • 褒めすぎる教育 親切すぎる教育

    子どもは(叱るより)褒めた方が伸びるというのが、子育てや教育の「主流」になったのはいつ頃だったでしょうか。一昔前の話をしても、とは思いますが、「スポ根」ものが流行っていた1960・70年代に、そんなことを言う親や教師はごくごく少数だったでしょう。小生らも、中高時代に野球でボーンヘッドでもすれば、監督の先生に「激高」されるのが普通で、「一生懸命やってた結果だから…」などとフォローされるようなことは一切なかったと思います。 しかし、そうしたスポーツ競技の指導者の中にも、昔は怒ってばかりいたが、それではダメだと気がついて、指導法を変えたというような人が増え始め、「褒めた方が伸びる」という教育方針は、…

  • 寺田総務大臣の進退と政界

    旧統一教会と故安倍晋三氏の深いつながりが世に知られてからもう4ヶ月近くになります。その間、安倍氏どころか、国でも地方でも、自民党を中心に多数の議員がこの教団と関係をもち、中には選挙支援と引き換えに政策協定を結んでいたことが明らかになるなど、教団の思惑に日本の政治がどこまで動かされていたのか、底の知れない恐怖感があります。9月頃には、識者の間でも、3ヶ月くらいで下火になるのでは、と沈静化をむしろ警戒する向きもありましたが、そんな気配は感じられません。これは「無尽蔵」ではなく「無尽壺」というべきか、後から後からスキャンダル続出で、これでは延々会期末まで国会審議でこのネタの追及に時間がとられてしまい…

  • 「インバウンド」報道に思うこと

    今日は短く。 今年の秋は寒暖差が大きく、天候もまずまずの日が続いたためか、家の周りの楓(まだ1/3くらい)や銀杏が紅葉していて、毎日楽しく眺めています。昨日、土日に北関東を旅行してきたという妹がお土産を届けてくれたのですが、あちこち色づいた紅葉を堪能してきたようです。コロナで多くの人が長いこと遠出を辛抱してきたことを思うと、景勝地で見事な紅葉を見られるなら、旅行支援も確かにありがたいことではあります。 夕方テレビを見ていると、テレ朝の「スーパーJチャンネル」で、外国人観光客が日本の紅葉を愛でる様子が紹介されていました。中の一人は「これを見るために日本に来たんだ(日本語訳)」と言ってましたね。国…

  • 世耕・中野訴訟 世耕氏の尋問

    自民党の世耕弘成・参院幹事長が中野昌宏・青山学院大学教授(専門:社会思想史)を相手に、Twitterの投稿記事の削除や謝罪文の投稿などを求めた損害賠償訴訟。先週11月4日に東京地裁で本人尋問がありました。この訴えは中野氏がTwitter上で世耕氏を「原理研究会(統一教会)出身だそうですね」などとTweetしたのがことの始まりですが、2019年10月に起こされたこの訴訟については、2020年、blogに記事を書いたこともあります。それからもう2年。審理が慎重なのはいいとしても、やや時間を要している印象もあり、横槍が入っていないか心配します。世耕弘成氏が証言、旧統一教会は「自分の価値観と合致しない…

  • 中間選挙を迎えるアメリカ

    『宇治拾遺物語』という鎌倉時代(13世紀)の説話集に「猿沢の池の竜の事」という話があります。今は知りませんが、むかしは国語(古文)の教科書にも載っていた話だと思います。 「鼻蔵」と呼ばれる僧侶が若いときに、奈良にある猿沢の池の端に、「◇月◇日、この池から竜が昇るであろう」と書いた札を立てたところ、噂話が広がって、「ぜひ見たいものだ」と話す人が増えていったと。最初は、自分のくだらないいたずらを真に受ける人々をバカにしていた鼻蔵でしたが、あまりにも大勢の人が集まりそうな雰囲気になって、「これはただ事ではない、きっと何かあるに違いない」「ひょっとしたら本当に竜が昇るかもかもしれない」と思って、当日様…

  • 北朝鮮のミサイル「乱射」のこと

    連日北朝鮮からミサイルが飛ばされているようです。こんなに短期間に、さながら「狂ったかのように」次々とミサイルが「乱射」されたことはありません。Jアラートで警戒や避難が呼びかけられた地域はたまったものではありません。大事な仕事や約束、行事が、このような蛮行で何度も台無しにされたら、怒りをいったいどこにぶつけたらいいのか。 しかし、同時に疑問をおぼえることもあります。このミサイル「乱射」は、韓国が尹(ユン)政権に替わり、米韓合同軍事演習が5年ぶりに大規模化されたことへの反発・対抗措置だというのが理由だとされていますが、米韓が合同演習を実施するのが今回初めてというわけではありません。素人には詳細はわ…

  • 尾形聡彦さんの「Arc Times」を見て

    7月末に朝日新聞社を退職された尾形聡彦さんが設立した新しいオンラインメディア「Arc Times」を眺めています。11月2日付のゲスト・金平茂紀さんの回はなかなかおもしろかったです。 金平さんは、亡くなった筑紫哲也さんとNEWS23で一緒に仕事をしていたとき、番組が終わると深夜から毎回(朝まで?)「反省会」をしていたという話ですが、議論を交わしながら耳学問をする一昔前の酒場のありふれた光景を知る者としては、動画を見ながら、その「反省会」の一員に加えてもらったような感じがしました(話の中身はそんな軽いものではありませんが)。 文字に起こして、金平さんの話の一部概要を引用させてください。○ The…

  • 「時間がたてばどうせ忘れるんでしょ」

    我が家の隣にある大銀杏が3年ぶりに美しく色づいて、快晴の空に一段と映えてうれしくなります。秋の深まりを感じます。 しかし、政治世界の方は季節の移ろいを感じるような世界とは隔絶されていて、不快なことが多いです。 先週10月24日、事実上更迭された「記憶喪失」の「壺師」山際前大臣ですが、今度は10月28日付で自民党の新型コロナ対策本部の本部長に就任したとのこと。 気分が下げられたので、戯れ言をひとつ。 壺枕草子 春はあけぼの。……否、うそはダメ元。どうどうしらばっくれし山際、 少しは懲りて、ざわめきだちたる衆目、細田になびきたる……と思いきや、さにあらず。最近は細田の「ほ」の字も出やしません。山際…

  • 寺田総務大臣の疑惑

    今日は短く。 寺田稔総務大臣にかかわる一連の報道は、統一教会問題とは別個だと思って、個人的にやや軽く見てきたところがありますが、関係する政治団体の政治資金収支報告書の会計責任者の名前がすでに亡くなった人というのを知ると、さすがにこれは何か隠したいことがあるのではと疑います。 哲学系ユーチューバーじゅんちゃん(さん)が昨日の動画で、これまで報道されてきた寺田大臣に関する疑問の数々が一本の線でつながったと述べています。つまり、これは裏金があるということではないかと。一部要約しながら文字起こししてみます。引用を許されたい。 【絶句】寺田大臣 辞めた山際よりはるかにひどいことが判明 - YouTube…

  • 「#教師のバトン」再論

    2021年3月、文科省が人材確保目的で、現場の教員に教師という仕事の魅力を語り継いでもらおうとして始めたものの、結果的に、労働環境の改善を訴える声のリレーになったために、教師の苛酷な労働実態が明らかとなってしまった「#教師のバトン」――今も続いていますが、Twitterをのぞいてみると、相変わらず教職の「魅力」よりも学校現場の「嘆きの声」が溢れています。 #教師のバトン - Twitter Search / Twitter 来年度の公立校の教員採用試験はあらかた終わり、今後は現職教員の人事異動が動き出し、年明けには新採用者の「配属先」がこれに組み合わされるという流れかと思います。おそらく、教職…

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