鋳鉄は,湯流れがいい,つまり水のようにサラサラしていて鋳物にしやすいと言われています.前講(①十分に温度が高い状態)の結論を端的に言うと銅,アルミ,マグネシウム,鉄に共通して言えることは十分に温度が高ければその液体は水のようにサラサラしてい
2019年に行われた「国連気候アクション・サミット2019」でスウェーデン環境活動家のグレタ・トゥ―ンべリさんのスピーチや福島第一原子力発電所の事故で,脱原発と再生可能エネルギー発電への注目が集まりました.そこで,今回は石油,石炭による火力
鋳鉄は,湯流れがいい,つまり水のようにサラサラしていて鋳物にしやすいと言われています.かなり説明が長くなるので三回に分けて解説していこうと思います.①十分に温度が高い状態②やや温度が低下した状態③かなり凝固が進んだ状態今回は「①十分に温度が
鋳鉄を溶製する際に「接種」という処理を行います.今回は,接種とは何か?なぜ行うのか?ということを解説していこうと思います.接種とは何か?接種とは,鋳鉄溶湯に取りべや鋳型内で少量の特殊な物質(合金)を添加することです.成分を調整するための合金
先日,投稿した「iDeCoって何?年金とは?」に続いて,お金について投資について勉強したいなと思い,今回は投資手法の一つである「ドル・コスト平均法」について解説していこうと思います.あくまで今回は投資信託の手法として紹介します.ドル・コスト
先日投稿した「iDeCoって何?年金とは?」で,老後に備えて資産形成する方法を浅学菲才ながらも解説しました.現在の日本はお金に対する教育が行われないがために,投資に対するイメージがあまりよく思われないことがあると思います.実際に私も投資に対
鋳鉄は黒鉛と基地組織で構成されていて,黒鉛の引張強さは約20MPaほどしかありません.基地組織は延性に優れているフェライトでも200MPa以上あり,10倍以上です.そのため,「黒鉛部分は空洞として考えることができる.」というのは無理もない話
鋳造講座 第12回 球状黒鉛鋳鉄(ダクタイル鋳鉄)の組織と性質
今回は、球状黒鉛鋳鉄について詳しく書いてみようと思います。見分け方は、鋳造講座 第4回 鋳鉄の種類(黒鉛の形状)をご覧ください。(下リンク)黒鉛の形状球状黒鉛鋳鉄の黒鉛形状は、その名の通り「球状」であることは、第4回で説明しました。普通に鋳
老後2000万円不足問題って何?2019年6月に金融庁から「公的年金だけでは老後に2000万円不足する」という報告書が提出されました。これに伴い、日比谷公園では、若者がデモ行進をしていたりしましたね。では、これはどのように算出された数値なの
鋳造講座第10回で、ねずみ鋳鉄の諸性質について解説しました。(上リンク)その中でねずみ鋳鉄の長所として「減衰能」が挙げられています。今回は、減衰能とは何なのか?と、なぜ、ねずみ鋳鉄は減衰能が高いのか?を解説していきたいと思います。減衰能とは
鋳造講座第9回まで書き終えたところで、ねずみ鋳鉄、球状黒鉛鋳鉄についてもっと詳しく書いておこうと思い、今回は、ねずみ鋳鉄について詳しく書いてみようと思います。見分け方は、鋳造講座 第4回 鋳鉄の種類(黒鉛の形状)をご覧ください。(下リンク)
近年、AIやロボットなどの工業技術の発展が目覚ましく、製造業の工場では自動化が加速しています。自動化や、AI技術により人間の仕事が奪われるのではないか?と考えたり、感じたりする人も多いと思います。今回は、なぜ自動化が進むのか?とそのメリット
鋳造講座 第8回 鋳鉄は、なぜ鋳物にしやすいのか?(その1)で紹介したように、鉄(Fe)に他の元素を入れると例外なく、融点が変化します。では、なぜ融点が下がるのでしょうか?普通に考えると、鉄の融点(1563℃)よりも融点の低い物質を添加する
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