南砂町駅で行われている、線路切り替え工事。これに伴い東京メトロ東西線の、東陽町〜西葛西が終日運休となっています。代行バスには首都圏の路線バス各社が勢揃い。単線を行ったり来たりする葛西〜西葛西では、タブレットに見える代用閉塞や手信号が用いられるなど、令和の地下鉄とは思えない光景です。
【HC85系が快速に!】熊野花火臨時快速 18きっぷで最新型特急乗車
紀伊半島の海上で行われる、熊野大花火大会。紀勢本線の熊野市駅を最寄り駅として、多くの臨時列車が運行されます。車両運用上特急車両HC85系が、臨時快速列車に充当しました。この他臨時普通や臨時特急もあって、駅構内でその様子を観察。熊野市駅における客捌きの様子を見てみます。
2017年夏九州北部豪雨で被災した日田彦山線。BRTひこぼしラインとして復旧しました。開業初日を迎えた朝に乗車、多くの地元住民の方々から歓迎を受けます。鉄道による復旧は叶いませんでしたが、添田駅での対面乗換、長大トンネルやめがね橋を含む専用道整備など、便利かつ持続可能な公共交通機関です。
【75年ぶり路面電車】宇都宮芳賀ライトレール運行開始!新たなLRT営業初列車
構想30年で遂に開通した、宇都宮芳賀ライトレール線。宇都宮の新たな顔とも言えるLRT、一番列車の様子をお届けします。スタイリッシュなデザインのライトラインは、都市部や工業団地の併用軌道と、高架線や鬼怒川の橋梁などの専用軌道を走行。路面電車による地方都市整備の今後を占う、成功例になることが期待されます。
【夜行新幹線】大曲花火臨時こまち288号 深夜の東北新幹線を走る
日本三大花火の一つとされる大曲花火、秋田新幹線こまち号を中心に数多くの新幹線が設定されます。大曲駅前では長岡駅同様、列車別に捌かれます。仙台駅への最終こまち288号は23:59着予定でしたが、熊衝突に伴う遅れで70分遅れになりました。想定外の夜行新幹線が誕生です。
【途中からほぼ各駅停車】大曲花火臨時こまち 特別な停車パターン
8月最終土曜に開催される大曲花火大会。秋田新幹線ではそれに合わせて多くの臨時新幹線を設定しています。上野始発のこまち285号に乗車、仙台までは通常通りの運行ですが、それ以降はほぼ各駅停車。普段では見られない停車パターンです。所要時間も長い特別なこまち号になります。
【格安新幹線で大阪→広島】トクトクこだま・ひかり予約受取方法・乗車記解説[2307南阿蘇再開(1)]
大阪から広島の移動に便利な山陽新幹線。のぞみ号なら1時間30分程度でアクセスできます。JTBの旅行商品「トクトクひかり・こだま」では6900円でこだま号に乗る方法も。高速バスよりも早く選択肢も多く利用可能。費用を抑えた格安料金でバランスよく移動できます。
【国内唯一】フェリーに乗る路線バスが凄い!鹿児島ー鹿屋間直行バス乗車記
鹿児島市から大隅半島へのアクセスは、途中に錦江湾が隔てられており陸上交通では不便。そこで運航されているのが鴨池垂水フェリーです。鹿児島ー鹿屋直行バスは途中このフェリーに乗り込み、海上も一部として運行しています。全国でここだけでしか見られない光景、一体どういうことなのでしょう。
【寝台特急延長運転】サンライズ瀬戸琴平行き シングルDX乗車記[一週間サンライズ(7)]
寝台特急サンライズの最上級設備、A寝台シングルデラックス。一番豪華な個室になっており、完全に列車ホテルです。週末に運行されるサンライズ瀬戸の琴平延長運転に全区間乗車。特別な運行を堪能します。一週間サンライズに乗り続け、今日が最終日。料金はいくらかかったのでしょうか?
【日本一長い列車】定期寝台特急サンライズ出雲 上段シングル乗車記[一週間サンライズ(6)]
日本最後の定期寝台特急サンライズ出雲号。国内最長の運行時間を誇る定期列車にもなります。所要時間は12時間を超え、毎日走っているとは信じ難いです。宍道湖の夕焼けに始まり相模湾の朝焼けに迎えられ、夜通しVSEとすれ違いまで!出雲市から東京まで全区間乗車します。
【電車&グリーン期間限定導入!?】8600系特急しまんと多度津行き 繁忙期の特別運行が凄い
宇多津駅や多度津駅で連結して高知駅を目指す、特急南風と特急しまんと。お盆の多客時には特急南風が増結され、高松〜多度津で特急しまんとが運行されました。ここで充当されたのが、特急しおかぜ号の新型車両8600系電車。半室グリーンまで備えた普段ではありえない特急しまんとです。
【昼まで走る寝台特急】臨時サンライズ91号 東京〜出雲市15時間乗車記[一週間サンライズ(5)]
最繁忙期に運行される臨時寝台特急サンライズ出雲91号。東京から出雲市まで15時間以上かけ、終点に到着するのは13時過ぎです。トワイライトエクスプレス等かつての夜行列車を思わせる運行になります。昼行寝台のようにサンライズを生活の場にできる貴重な機会です。
【国内最長特急更新!】 寝台特急サンライズ出雲92号 最安個室ソロ15時間46分の旅[一週間サンライズ(4)]
最繁忙期に運行される臨時寝台特急サンライズ出雲92号。更に運行時間が長くなり、日本最長特急列車の記録を更新しました。出雲市駅の発車時刻が繰り下げられた理由は一体何でしょうか。最安個室で狭いことで知られる、上段個室をご紹介。定期列車の追い抜き、行き違いが繰り返されます。
【辛い?】ノビノビ座席で東京〜出雲市 コスパ最強座席に全区間乗車[一週間サンライズ(3)]
個室を基本とする、寝台特急サンライズ。その中に指定席特急料金で乗車できるノビノビ座席があります。主観線より安いコスパが良い設備です。雑魚寝スタイルで寝転がれるとはいえ、人によっては寝れないと言われる座席。東京から出雲市の全区間乗車してみました。
【ひたち車両が静岡へ】伊東按針祭花火大会号 まさかのE657系が臨時特急に!
常磐線特急で使用されるE657系。伊東按針祭 海の花火大会が行われ、臨時列車に充当されました。静岡県内の伊豆半島を南下し、特急踊り子が結ぶ伊豆急行へ接続する伊東線を走行。神奈川県・静岡県を普段は来ない車両が走り、多くの方が撮影されていました。
【直通列車廃止】新潟→大阪を北陸経由で行く!特急乗り継ぎの旅[2308長岡(5)]
かつては大阪〜新潟を直通していた、急行きたぐに、特急雷鳥。現在は特急しらゆき・北陸新幹線・サンダーバードを乗り継ぐ形になります。鉄道最速ルートは東京経由の新幹線。それに対してかつてのメインルートだった、北陸ルートを辿ってみることにしました。日本海など素晴らしい車窓が広がるばかりです。
【サンライズ瀬戸1室だけ】運転席すぐ後ろ!一番前の平屋シングル個室乗車記[一週間サンライズ(2)]
高松までを結ぶサンライズ瀬戸号。東京〜岡山では出雲号と連結し、上下列車共に瀬戸号が前寄りです。運転席のすぐ後ろにはシングル平屋個室があり、その位置からサンライズスイートとも言われます。深夜にもミュージックホーンが聞こえてくる、鉄道ファンにはおすすめの個室です。
【ニュータウンに来た新型車両】泉北高速鉄道9300系デビュー!
南海高野線から分岐し、ニュータウンからの通勤通学を支える泉北高速鉄道。新型車両9300系がデビューしました。南海8300系と同型で、車内デザインからは大手私鉄感をムンムンと感じます。優しいデザインに環境に配慮した車両、デビュー初日にいち早くお届けします。
【電柱衝突で運休】サンライズ回送を追いかける!(草津→高松)[一週間サンライズ(1)]
東海道線電柱衝突により、東京駅で運行不能になった寝台特急サンライズ号。リネン交換や固定運用が崩れることなどを理由に、翌日の運行も上下線共に取りやめられました。昼間に静岡や愛知を走り西へ回送されたため、それを追いかけて高松運転所まで向かいます。
【花火ダイヤで大出世】岡崎公園前の名鉄臨時停車 愛環211系も
東海地方有数の花火とされる、岡崎花火大会。名鉄名古屋本線の普通列車しか止まらない岡崎公園前駅が最寄り駅で、夜には快速特急まで臨時停車します。中岡崎駅には愛環増結により、JR211系電車も入りました。臨時列車も数多く運行される周辺の様子をお届けします。
【とき6分間隔】長岡駅の花火対応が凄い!臨時新幹線ラッシュ[2308長岡(4)]
日本一の花火とも言われる長岡まつり大花火大会。多くの臨時列車が運行されますが、特に帰りの上越新幹線では高頻度運転を見られます。大規模な長岡駅への誘導も一つの名物と化しました。新潟方面の新幹線に注目、急遽設定の0時を超える東京行き救済臨時も見られました。
【長岡行き新幹線】 長岡花火の臨時新幹線 全車自由席とき号[2308長岡(2)]
日本一の打ち上げ花火とも言われる、長岡まつり花火大会。100万人以上の方が訪れ、多くが鉄道を利用します。JR東日本は上越新幹線含め、多くの臨時列車も設定。普段は無い長岡行き新幹線とき号が走り、新潟〜長岡2区間だけの運行も見られます。全車自由席のE7系の姿をお届けします。
【ヘリ墜落で高速化】旭化成のための日豊本線高速化・宮崎空港線 出張客輸送を支える特急にちりん[2307南阿蘇再開(9)]
旭化成の企業城下町である延岡市。宮崎空港から社員用ヘリコプターを運航していましたが、墜落事故により特急にちりん号の利用へ切替えられます。日豊本線高速化と宮崎空港線開通により、787系が走る便利な特急街道へ生まれ変わりました。その内容を詳しく見てみます。
【廃線保存鉄道の成功例】高千穂鉄道あまてらす鉄道 スーパーカート乗車記[2307南阿蘇再開(7)]
台風で橋梁流出など大きな被害を受け、全線廃止された宮崎のローカル線、高千穂鉄道。廃線後引き継いだ高千穂あまてらす鉄道は、運転体験やグランドスーパーカート等保存鉄道として活用しています。観光鉄道の優等生としても知られ、鐵坊主さんが推している路線です。
「ブログリーダー」を活用して、pass-caseさんをフォローしませんか?
南砂町駅で行われている、線路切り替え工事。これに伴い東京メトロ東西線の、東陽町〜西葛西が終日運休となっています。代行バスには首都圏の路線バス各社が勢揃い。単線を行ったり来たりする葛西〜西葛西では、タブレットに見える代用閉塞や手信号が用いられるなど、令和の地下鉄とは思えない光景です。
ゴールデンウィークのUターンラッシュで、渋滞する東名高速道路。大阪〜東京の高速バスに乗車し、その様子を観察します。事故のためJAMJAMライナーが走る新東名経由からルートが変わり、迂回経路へ。約20kmの渋滞を越えて2時間遅れで、バスタ新宿に到着します。
普段は直通列車が走らない、名古屋本線〜三河線。団体列車トヨタヴェルブリッツ号が運行され、金山〜豊田市を直通しました。普段は通らない分岐部を走行し、山線へ。リニア中央新幹線に合わせ、三河線複線化と知立駅高架化により直通特急を走らせる計画もあります。
日本一運行時間が長い列車として知られる、臨時寝台特急サンライズ出雲92号。年に6回ほど設定されており、年々出雲市駅の発車時刻が早まっていました。遂に発車時刻は13時台へ。東京駅まで16時間半に及びます。新型やくも・381系復刻塗装と行き違い、追い抜きも見ることができました。
北陸新幹線敦賀延伸に伴い、乗り換えが必要になった大阪〜金沢と名古屋〜金沢。初めての帰省ラッシュとなる春の大型連休を迎え、敦賀駅での乗り換えが無事に行えるのか注目されていました。在来線特急とつるぎ号でペアの組まれたダイヤ設定。係員さんによる誘導にも注目されます。
新幹線敦賀延伸で、利用者が低迷している特急しらさぎ。東京〜福井のメインルートが北陸新幹線へ変わり、しらさぎの利用者は4割以上減っています。一方でGWの需要は大きいらしく、全車指定席が満席になっているところも。ガラガラの便も多くある中、一体どうなっているのでしょう。
大阪駅、三ノ宮駅で乗降できる、臨時サンライズ出雲92号。普段は乗れない大阪駅から出雲市駅、東京発の下りサンライズの寝台個室で行くこともできます。山陰まで在来線特急一本で結んでくれる、臨時列車。大阪から米子までソロ個室を朝だけで利用してみました。
ダイヤ改正で博多駅19時発へ繰り下げられた、のぞみ64号東京行き。新大阪駅の停車時間短縮によるもので、これを可能にしたのが臨時のぞみ488号でした。最繁忙期の数日間設定され、新大阪始発として設定。東京までの最終列車を分散しています。全車指定席の中、混乱無い運行です。
2024年3月に引退したSL人吉。50系客車をDE10形機関車で牽引し、久大本線で快速ゆふいんが運行されました。SL廃止後初めての、客車一般運行です。D&S列車としての車両デザインはそのまま、蒸気機関車時代と同様の雰囲気を楽しめます。特急ゆふいんより停車駅が少ない快速です。
久大本線のD&S列車として、新たにデビューした特急かんぱちいちろく。水戸岡鋭治さんではなく、鹿児島の建築デザインメーカーIFOOによるデザインです。これまでの観光列車とは異なる車内空間。食事やビュッフェ、初日ならではの駅おもてなしにも注目します。
あいの風とやま鉄道の観光列車、一万三千尺物語。通常は富山〜泊を走りますが、年1回だけえちごトキめき鉄道の糸魚川駅まで運行します。雪月花との相互乗り入れが行われており、今回は富山湾鮨コースで参加しました。立山連峰を見つつ車内で握ったお寿司を頂ける、素敵な列車でした。
北陸新幹線敦賀延伸に伴い、鯖江駅から消えた特急列車。北陸最大級のドームであるサンドーム福井の最寄り駅で、アクセス方法が注目されていました。ハピラインふくいは敦賀〜鯖江・福井〜鯖江ノンストップの臨時快速を運行。新幹線の越前たけふ駅からも、シャトルバスが設定されています。
木曽福島駅のさわやかウォーキング開催に伴い運行された、中津川〜木曽福島の臨時快速。315系電車が運用に就き、中津川以北で初めての営業運行となりました。最新通勤電車が木曽路の奥地を走る最初の機会。列車の案内や停車駅など含め,臨時列車としての様子もお届けします。
西鉄天神大牟田線で、臨時有料座席列車のNライナーが運行開始しました。週末やイベント開催時を中心とした多客時に運行します。300円で必ず座ることができ、かなり空いている状況。混雑する時間帯に快適な帰宅を支えてくれます。近年各都市で見られる有料座席、ライナーとして福岡を走る日常は来るのでしょうか?
富良野線から函館運輸所へ転属した、キハ150形気動車。キハ40引退へ向けた置き換えによるもので、道南いさりび鉄道への譲渡も考えられているのではと予想されます。苗穂編成はラベンダー色へ塗装変更も行われました。キハ40と比較しつつ、車内の様子や乗り鉄の楽しみ方をご紹介します。
2024年コナン映画『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』、舞台は北海道函館市です。観光地として知られる市内が、至るところで描かれています。函館運輸所の戦闘シーンは、鉄道ファンも必見。丸1日掛けて函館市・北斗市の聖地をなるべく多く巡ってきました。
有明海が隔てる熊本〜長崎には、フェリーや高速船が就航しています。鉄道では遠回りが必要な両都市間ですが、有明海をを横断する九商フェリーが最短ルート。島原鉄道と合わせて長崎まで移動し、かなり便利なルートです。新幹線による鉄道ルートと比較してみます。
北陸新幹線敦賀延伸後、大阪・名古屋からも速達性が向上した富山。高速バスの独壇場と化した名古屋〜富山でも、比較的便利になっています。終電では敦賀駅の乗り継ぎ時間が8分で、最短乗換時間に。名古屋から最速2時間35分を記録しており、速達性に貢献しました。
伯備線特急やくもの新型車両273系電車。セミコンパートメントが導入され、フルフラットで足を伸ばせる昼行寝台列車のようです。デビュー初日にグリーン車と2人用・3〜4人用セミコンパートメントに乗車。山陰への旅をより楽しくしてくれる、素敵な車両でした。
武豊線にデビューした315系電車。大垣駅から走っている、武豊・浜松行きの連結運用についても、315系と313系の併結となりました。315系電車が他系列と一緒に始めて走る、最初の例です。LCD案内や肉声放送など、普段の315系とは違った姿を見られます。
播但線・山陰線経由の特急はまかぜ。1日 1往復だけ大阪〜鳥取を結ぶ便が設定されています。2023年春のダイヤ改正で、臨時かにカニはまかぜのダイヤへ変更。明るい時間帯に車窓を楽しみながら、4時間以上の長距離特急に乗車できるようになりました。スーパーはくとにはない楽しみを提供してくれます。
非常に速い気動車特急として名高い、特急スーパーはくと。行き着く先の山陰本線でも高速の特急列車が走っています。それがキハ187系気動車によって運行される、特急スーパーまつかぜ号です。鳥取県と島根県が出資した山陰本線高速化事業により、120km/h運転を実現しています。
特定地方交通線に指定され、多くの路線が廃止された北海道の鉄路。その中で唯一、第三セクターで残されたのが国鉄池北線でした。北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線は、道東の池田駅〜北見駅を結ぶ140kmに及ぶ長大路線。廃止から14年後も街の中心に位置する、廃駅の現在を観察します。
かつて上野〜金沢を結んでいた在来線特急はくたか号。北越急行ほくほく線を走る160km/h最速特急へ引き継がれ、北陸新幹線の種別に移りました。GWの臨時列車として、上野行きはくたか582号として復活。富山の次が上越妙高という、普段見られない停車駅も面白いです。
GW最終日、伯備線が大雨により運転を見合わせ、定期寝台特急サンライズ瀬戸・出雲号が全区間運休に。一方で臨時サンライズ出雲91号の運行日。西出雲への回送も兼ねるため、臨時便のみ運転されました。JR神戸線、伯備線では徐行運転のため、遅れ増大の運行です。
16両編成で運行される東海道新幹線。必ず新大阪〜東京に乗り入れる新幹線のぞみ号は、16両編成と決まります。しかし、ゴールデンウィークの臨時列車では山陽新幹線完結ののぞみ616号が設定。さらに8両編成のみずほ車両が使われる、かなり珍しい運用となりました。
博多駅線路切り替え工事により、一日限りで特急リレーかもめ二日市行きが誕生しました。博多まで一本で繋がっていない西九州新幹線。しかし、長崎駅の新幹線発車標には特急リレーかもめと一体化して博多行きと表示するのが通常です。いつもと違う新幹線や在来線特急の様子をご覧ください。
年に数回運行される臨時サンライズ92号。出雲市から東京行きの寝台特急は運行される日本一長時間走る特急です。これが2023年GWの臨時便より、14時発にダイヤ改正されました。さらに長い間寝台個室の旅を楽しめるようになった理由である、追い越しや行き違いなど運転停車のダイヤをご覧いただきます。
北海道最長路線の根室本線。末端部の花咲線と特急おおぞらが走る区間の、冬景色を堪能します。日本で一番美しい車窓と言っても過言では無く、四季折々異なる良さを持ち、エゾシカの大量発生地です。太平洋沿岸の疾走感とともに、北の大地の自然も感じられます。
883系青いソニックのグリーン車には、パノラマキャビンが設定されています。130km/h運行を行い、国内有数の評定速度を誇る列車。パノラマ車両を売りにする列車では、国内最速の特急です。歴史ある幹線の日豊本線、2時間立ちっぱなしでお楽しみいただきます。
北陸新幹線開業以前は、多く設定されていた和倉温泉行き特急サンダーバード。多くが金沢発着の能登かがり火号に役割を移し、大阪から七尾線へ直通する特急サンダーバードは1日1本だけになりました。非常に長距離を走るサンダーバード、金沢駅が途中駅になる貴重な列車です。
国内有数の酪農地、根釧台地を走っていた標津線。中標津から根室本線まで南北に結ぶ、厚床支線を根室交通のバスでたどります。2023年9月の路線廃止による減便が報道。朝の通学時間帯、高校生の需要も観察しました。廃線跡を歩くフットパスも楽しめる路線です。
釧網本線から酪農が盛んな根釧台地を走ったJR標津線。2025年には標茶〜西春別が廃止予定とされており、廃線代替バスも無くなってしまいます。根室中標津空港があり、鉄道が無くなった後も栄えていることで有名な中標津町へ。その利用状況も共に観察します。
外国人観光客にも人気の観光路線、釧網本線。オホーツク海の流氷も見られ、駅舎にカフェが入居していたりと大きな魅力が詰まっています。釧路から標茶駅で折り返す、リニューアルしたSL冬の湿原号も観察。消火栓からの給水や、後ろ向きでの発車など面白いポイントが沢山です。
西九州新幹線開業後、特急かもめが走らなくなった長崎本線。肥前鹿島駅は新幹線ルートから外れました。鹿島市は特急かささぎの運行を求め、今後23年間は維持されます。地味な列車に思われますが、博多への通勤時間帯の需要を観察。乗車中途中からの利用者も見てみます。
1日限定で設定された臨時のぞみ619号。みずほの列車番号を乗っ取って、福山駅に停車します。新大阪〜博多だけで運行する山陽新幹線完結のぞみ。設定された理由はももクロ春の一大事イベントにあります。4打点チャイムと肉声放送を組み合わせた、昔の新幹線を思わせる車内でした。
2010年に廃線代替バスが撤退した湧網線。佐呂間町中心部から網走へ抜けるバスは、週1水曜日に1往復だけ運行される、ふれあいバス網走線だけです。停留所は病院にだけ設定されており、完全に通院バスと化しています。公共交通機関で走破するのが困難な路線です。
中湧別と網走を結んだ湧網線。1987年の廃止後、網走バスが廃線代替バスを運行していましたが、2010年にこれも廃止。湧別町から佐呂間町を結ぶバスは無くなり、町営バスとふれあいバスを乗り継ぎ間を歩くことになります。史上最長片道切符の旅最大の難関とも言えます。
福知山駅から園部駅を結ぶ西日本JRバス、園福線。国鉄バスを引継いだ路線バスで、当時自動車駅として活躍した桧山駅が大きな魅力です。廃止検討もされており、2022年12月には存続困難と申し出がありました。コミュニティバスなどに転換される可能性がある路線です。