えちごときめきリゾート雪月花が、あいの風とやま鉄道と相互直通。先頭で前面展望を堪能できる、展望セミコンパートメントを利用します。立山連峰から日本海まで、美しい車窓が一面に。まだ雪の残る妙高山の下、富山湾でとれた海の幸を楽しめます。魚津駅から直江津駅まで、越境の旅です。
【長すぎる北陸特急】サンダーバード和倉温泉行き乗車記 1日1本だけ七尾線直通[2304ダイナスター(1)]
北陸新幹線開業以前は、多く設定されていた和倉温泉行き特急サンダーバード。多くが金沢発着の能登かがり火号に役割を移し、大阪から七尾線へ直通する特急サンダーバードは1日1本だけになりました。非常に長距離を走るサンダーバード、金沢駅が途中駅になる貴重な列車です。
【鉄道消えても発展中】酪農が支える中標津・別海 根室交通バスで厚床支線廃線跡[史上最長片道切符の旅(93)]
国内有数の酪農地、根釧台地を走っていた標津線。中標津から根室本線まで南北に結ぶ、厚床支線を根室交通のバスでたどります。2023年9月の路線廃止による減便が報道。朝の通学時間帯、高校生の需要も観察しました。廃線跡を歩くフットパスも楽しめる路線です。
【バスすら廃止】廃線代替バス10時間後!? 標津線で空港のまち中標津へ[史上最長片道切符の旅(92)]
釧網本線から酪農が盛んな根釧台地を走ったJR標津線。2025年には標茶〜西春別が廃止予定とされており、廃線代替バスも無くなってしまいます。根室中標津空港があり、鉄道が無くなった後も栄えていることで有名な中標津町へ。その利用状況も共に観察します。
しれとこ摩周号で行く冬の釧網本線 標茶駅で見られるSL折返しが面白い![史上最長片道切符の旅(91)]
外国人観光客にも人気の観光路線、釧網本線。オホーツク海の流氷も見られ、駅舎にカフェが入居していたりと大きな魅力が詰まっています。釧路から標茶駅で折り返す、リニューアルしたSL冬の湿原号も観察。消火栓からの給水や、後ろ向きでの発車など面白いポイントが沢山です。
【本当にいらない特急?】特急かささぎの通勤需要を観察 新幹線から外れた肥前鹿島駅
西九州新幹線開業後、特急かもめが走らなくなった長崎本線。肥前鹿島駅は新幹線ルートから外れました。鹿島市は特急かささぎの運行を求め、今後23年間は維持されます。地味な列車に思われますが、博多への通勤時間帯の需要を観察。乗車中途中からの利用者も見てみます。
【のぞみ号なのに東海道走らない!】山陽新幹線完結の臨時のぞみが面白すぎる
1日限定で設定された臨時のぞみ619号。みずほの列車番号を乗っ取って、福山駅に停車します。新大阪〜博多だけで運行する山陽新幹線完結のぞみ。設定された理由はももクロ春の一大事イベントにあります。4打点チャイムと肉声放送を組み合わせた、昔の新幹線を思わせる車内でした。
【バスは週1本だけ】通院バスで国鉄湧網線めぐり 佐呂間〜網走[史上最長片道切符の旅(90)]
2010年に廃線代替バスが撤退した湧網線。佐呂間町中心部から網走へ抜けるバスは、週1水曜日に1往復だけ運行される、ふれあいバス網走線だけです。停留所は病院にだけ設定されており、完全に通院バスと化しています。公共交通機関で走破するのが困難な路線です。
【路線バス完全撤退】スクールバスを乗り継ぐ湧網線廃線跡 中湧別〜佐呂間[史上最長片道切符の旅(89)]
中湧別と網走を結んだ湧網線。1987年の廃止後、網走バスが廃線代替バスを運行していましたが、2010年にこれも廃止。湧別町から佐呂間町を結ぶバスは無くなり、町営バスとふれあいバスを乗り継ぎ間を歩くことになります。史上最長片道切符の旅最大の難関とも言えます。
【模範的自動車駅】国鉄バスを引き継いだJRバス 鉄道ルートから外れた園福線乗車記[2304ダイナスター(4)]
福知山駅から園部駅を結ぶ西日本JRバス、園福線。国鉄バスを引継いだ路線バスで、当時自動車駅として活躍した桧山駅が大きな魅力です。廃止検討もされており、2022年12月には存続困難と申し出がありました。コミュニティバスなどに転換される可能性がある路線です。
【小浜線が山陰本線直通!?】東舞鶴経由福知山行き125系電車乗車記
東舞鶴駅で運転系統が分離されている、小浜線と舞鶴線。2023年のダイヤ改正より東舞鶴〜福知山で125系電車が運用に就き始め、小浜線の列車が送り込まれるように。これを兼ねて朝一番の列車として、敦賀駅から福知山駅まで実質の直通列車が設定されました。
【運行短縮で誕生】一夜限り謎の北陸特急 ダイナスター50号敦賀行き
北陸新幹線金沢延伸と同時に、金沢〜福井で運行開始した特急ダイナスター。一夜限りで特急ダイナスター50号が運行されました。敦賀駅の北陸新幹線関連の線路切替工事に伴うもので、最終サンダーバード短縮運行により生まれた、特別な北陸特急です。実際に乗車してその様子を見てみましょう。
【上野→青森寝台特急】カシオペア紀行で行く16時間42分 まだ乗れる東北本線夜行列車の旅
北海道新幹線開業に伴い、定期列車から退いた寝台特急カシオペア。青函トンネルを通ることはできなくなりましたが、現在でも東京から東北地方へ、団体列車カシオペア紀行として走っています。サンライズと並んで楽しめる寝台特急の旅、夜の東北本線を走破します。
【工事進捗は?】九州北部豪雨から復旧!日田彦山線BRT専用道を観察
2017年に福岡・大分を襲った九州北部豪雨。被害を受けた日田彦山線はBRTでの復旧が決まり、2023年夏にひこぼしラインとして開業します。添田駅では対面乗換やロータリーが整備され、各駅のバス乗り場が新しく。専用道における工事の様子を見に行きました。
【非電化化された長崎本線】電化設備撤去の進捗は? 浦上駅高架ホーム解体
西九州新幹線開業に伴い、廃止された特急かもめ。江北〜長崎は電化設備が過剰となり、電車は廃止されてディーゼルカーだけに統一されました。4年かけて行われる電化設備撤去の進捗を、青春18きっぷで普通列車より観察。浦上駅の高架ホーム撤去も見られました。
【空港アクセス新幹線計画も】新潟空港から日本海沿いを新千歳へ北上
新潟から札幌へのアクセスは、航空機のシェアがほぼ100%の状況。新潟空港アクセス鉄道として上越新幹線延伸の構想も存在します。全日本空輸のプロペラ機で新潟〜新千歳のフライトに搭乗します。リムジンバスによる新潟駅からのアクセス方法もご紹介します。
【空港アクセス新幹線計画も】新潟空港から日本海沿いを新千歳へ北上
新潟から札幌へのアクセスは、航空機のシェアがほぼ100%の状況。新潟空港アクセス鉄道として上越新幹線延伸の構想も存在します。全日本空輸のプロペラ機で新潟〜新千歳のフライトに搭乗します。リムジンバスによる新潟駅からのアクセス方法もご紹介します。
【4時間50分夜行バス京都〜岐阜】2台体制の人気ぶり 青春大阪ドリーム名古屋乗車記
長距離になればなるほど辛くなると思われがちの夜行バス。逆に所要時間が短く早朝時間帯に到着しても、意外に大変なものです。青春大阪ドリーム名古屋2号に乗車しまして、途中区間の京都〜岐阜で乗車。まだ駅も開いてない早朝4:40に岐阜駅前到着となります。
【長崎〜大阪4時間の壁切り】西九州新幹線かもめ最速便 博多乗り継ぎ新大阪駅へ
2022年秋に開業した西九州新幹線の武雄温泉〜長崎。博多〜長崎を最速1時間20分で結びます。かもめ・リレーかもめ16号からのぞみ24号へ乗り継ぐと、長崎〜新大阪が3時間53分に。最速で4時間の壁を切り航空機に対抗するこの組み合わせに乗車します。
【日本一本数が少ない路線】廃止危惧赤字ローカル線 小野田線本山支線ができた理由
1日1往復しか列車が無いことで知られた、札沼線末端区間。2020年に新十津川駅含め廃止され、日本一早い最終列車も無くなりました。その後最も本数の少ない路線は小野田線本山支線に。長門本山駅の列車は1日3本だけです。BRT構想もあった小野田線、この路線はなぜ建設されたのでしょうか?
【早朝の四国特急】松山始発特急しおかぜ4号 設定理由と利用状況を観察
松山〜岡山で運行される特急しおかぜ。早朝5時松山始発とかなり早い時間にも運行されており、四国新幹線が存在しない故、山陽新幹線への接続が考えられ、ビジネス客の利便性向上が図られています。実際この特急しおかぜ2号に乗車し、その需要を観察しました。
【山陽新幹線へ直通】九州新幹線が本州へ! 1日1本新下関始発つばめ321号
九州新幹線の各駅停車型種別「つばめ」号。山陽新幹線寄りは「こだま」号であり、博多駅で完全に運行系統が分離されます。しかし、1日1本だけ本州の新下関駅始発のつばめ321号がダイヤ改正で設定されました。既存の小倉行きつばめ302号を越える山陽新幹線乗り入れです。
【特急車両と同レベル】225系Aシートは何が変わった?謎めいた優先座席の理由
関西の新快速に連結される、有料座席Aシート。2023年春のダイヤ改正から6往復まで増便し、これと同時に225系の新造車が導入されました。液晶ディスプレイや大型荷物置き場など、大きな変化が各所に。1席ぽつんと優先座席など、無料エリアの充実度も上がっています。
【18きっぷで観光列車】ひと区間の支線を往復! 謎の名前「〇〇のはなし」乗車記
JR西日本の観光列車はグリーン車指定席が多く、青春18きっぷでの乗車ができなくなっています。その中で普通車指定席のため乗車可能なのが、山陰本線を走る「〇〇のはなし」です。萩、長門、下関など歴史溢れる沿線。ひと区間しかない仙崎支線を走り、停車中の買い物も楽しめます。
【何だこの塗装は…】スーパーやくも復刻 パノラマグリーン乗車記
2023年より運行開始したスーパーやくも復刻塗装。国鉄塗装に続くリバイバル編成第2弾です。薄紫色を基調に濃い紫と白のラインを引いた、ちょっと不思議な塗装になっています。最大の特徴が前面展望を広く楽しめるパノラマグリーン。岡山〜出雲市でこの最前列座席からの景色をお届けします。
【平日早朝1本】草津線直通200km普通列車 柘植発網干行き乗車記
近鉄王国と言われる三重県、ダイヤ改正によりJRが兵庫県西部までの直通列車が運行開始しました。113系/117系引退直前の草津線から、通勤ラッシュの複々線区間を越えて、網干駅まで200kmのルートです。4時間6分に及ぶロングラン列車になります。
「ブログリーダー」を活用して、pass-caseさんをフォローしませんか?
えちごときめきリゾート雪月花が、あいの風とやま鉄道と相互直通。先頭で前面展望を堪能できる、展望セミコンパートメントを利用します。立山連峰から日本海まで、美しい車窓が一面に。まだ雪の残る妙高山の下、富山湾でとれた海の幸を楽しめます。魚津駅から直江津駅まで、越境の旅です。
近鉄特急が行き交う鶴橋駅で、昇降式ホームドアの運用が開始しました。2番のりばの端っこだけではありますが、特急発着ホームで初めてです。通勤車両と特急両方に対応するため、ロープ柵を採用。大阪阿部野橋駅に続いて近鉄では2例目となります。その運用方式を見てきました。
線路切替工事で運休していた、東京メトロ東西線。南砂町駅の改良工事に伴うもので、新ホームが開業しています。従来の古いホームとは半世紀差。通路を通って新しい改札へ行くことができます。休止中の出口も存在しており、新たに生まれ変わっている途中の南砂町駅を見てみましょう。
瀬戸大橋運転見合わせにより、岡山止まりのサンライズ瀬戸。寝台特急サンライズの行き先方向幕に隠れた、特急あさかぜ下関行きや特急名古屋行きを見ることができます。ブルートレインの置き換えは叶わず廃止され、幻に終わった夜行列車の姿。特殊な運行時だけ見られる列車です。
神戸〜大阪鉄道開業150周年を記念し、サロンカーなにわが網干総合車両所まで走りました。新快速電車の車両基地まで、洗浄機を通過しての到着。機関車の入れ替え作業にも注目です。まもなく解体されるスカイブルーの103系電車も、車内へ入ることができました。
南砂町駅で行われている、線路切り替え工事。これに伴い東京メトロ東西線の、東陽町〜西葛西が終日運休となっています。代行バスには首都圏の路線バス各社が勢揃い。単線を行ったり来たりする葛西〜西葛西では、タブレットに見える代用閉塞や手信号が用いられるなど、令和の地下鉄とは思えない光景です。
ゴールデンウィークのUターンラッシュで、渋滞する東名高速道路。大阪〜東京の高速バスに乗車し、その様子を観察します。事故のためJAMJAMライナーが走る新東名経由からルートが変わり、迂回経路へ。約20kmの渋滞を越えて2時間遅れで、バスタ新宿に到着します。
普段は直通列車が走らない、名古屋本線〜三河線。団体列車トヨタヴェルブリッツ号が運行され、金山〜豊田市を直通しました。普段は通らない分岐部を走行し、山線へ。リニア中央新幹線に合わせ、三河線複線化と知立駅高架化により直通特急を走らせる計画もあります。
日本一運行時間が長い列車として知られる、臨時寝台特急サンライズ出雲92号。年に6回ほど設定されており、年々出雲市駅の発車時刻が早まっていました。遂に発車時刻は13時台へ。東京駅まで16時間半に及びます。新型やくも・381系復刻塗装と行き違い、追い抜きも見ることができました。
北陸新幹線敦賀延伸に伴い、乗り換えが必要になった大阪〜金沢と名古屋〜金沢。初めての帰省ラッシュとなる春の大型連休を迎え、敦賀駅での乗り換えが無事に行えるのか注目されていました。在来線特急とつるぎ号でペアの組まれたダイヤ設定。係員さんによる誘導にも注目されます。
新幹線敦賀延伸で、利用者が低迷している特急しらさぎ。東京〜福井のメインルートが北陸新幹線へ変わり、しらさぎの利用者は4割以上減っています。一方でGWの需要は大きいらしく、全車指定席が満席になっているところも。ガラガラの便も多くある中、一体どうなっているのでしょう。
大阪駅、三ノ宮駅で乗降できる、臨時サンライズ出雲92号。普段は乗れない大阪駅から出雲市駅、東京発の下りサンライズの寝台個室で行くこともできます。山陰まで在来線特急一本で結んでくれる、臨時列車。大阪から米子までソロ個室を朝だけで利用してみました。
ダイヤ改正で博多駅19時発へ繰り下げられた、のぞみ64号東京行き。新大阪駅の停車時間短縮によるもので、これを可能にしたのが臨時のぞみ488号でした。最繁忙期の数日間設定され、新大阪始発として設定。東京までの最終列車を分散しています。全車指定席の中、混乱無い運行です。
2024年3月に引退したSL人吉。50系客車をDE10形機関車で牽引し、久大本線で快速ゆふいんが運行されました。SL廃止後初めての、客車一般運行です。D&S列車としての車両デザインはそのまま、蒸気機関車時代と同様の雰囲気を楽しめます。特急ゆふいんより停車駅が少ない快速です。
久大本線のD&S列車として、新たにデビューした特急かんぱちいちろく。水戸岡鋭治さんではなく、鹿児島の建築デザインメーカーIFOOによるデザインです。これまでの観光列車とは異なる車内空間。食事やビュッフェ、初日ならではの駅おもてなしにも注目します。
あいの風とやま鉄道の観光列車、一万三千尺物語。通常は富山〜泊を走りますが、年1回だけえちごトキめき鉄道の糸魚川駅まで運行します。雪月花との相互乗り入れが行われており、今回は富山湾鮨コースで参加しました。立山連峰を見つつ車内で握ったお寿司を頂ける、素敵な列車でした。
北陸新幹線敦賀延伸に伴い、鯖江駅から消えた特急列車。北陸最大級のドームであるサンドーム福井の最寄り駅で、アクセス方法が注目されていました。ハピラインふくいは敦賀〜鯖江・福井〜鯖江ノンストップの臨時快速を運行。新幹線の越前たけふ駅からも、シャトルバスが設定されています。
木曽福島駅のさわやかウォーキング開催に伴い運行された、中津川〜木曽福島の臨時快速。315系電車が運用に就き、中津川以北で初めての営業運行となりました。最新通勤電車が木曽路の奥地を走る最初の機会。列車の案内や停車駅など含め,臨時列車としての様子もお届けします。
西鉄天神大牟田線で、臨時有料座席列車のNライナーが運行開始しました。週末やイベント開催時を中心とした多客時に運行します。300円で必ず座ることができ、かなり空いている状況。混雑する時間帯に快適な帰宅を支えてくれます。近年各都市で見られる有料座席、ライナーとして福岡を走る日常は来るのでしょうか?
富良野線から函館運輸所へ転属した、キハ150形気動車。キハ40引退へ向けた置き換えによるもので、道南いさりび鉄道への譲渡も考えられているのではと予想されます。苗穂編成はラベンダー色へ塗装変更も行われました。キハ40と比較しつつ、車内の様子や乗り鉄の楽しみ方をご紹介します。
2024年春デビュー予定の山形新幹線E8軽新幹線。3ヶ月前に試運転を開始した新型車両で、東北新幹線E5系新幹線と連結しての試運転が始まりました。これまでE3系つばさ号の併結相手はE2系やまびこ号でした。今後福島駅まで連結する相手はE5系新幹線に。新たな山形新幹線の姿です。
室蘭本線でデビューした新型車両737系電車。JR北海道初のワンマン電車で、H100形気動車と似たデザイン。一方でロングシートの車内は大きく変わっており、空間の広さが特徴的です。加速性能にも優れ120km/h運転が可能。東室蘭〜苫小牧を55分で結びます。
2023年春に廃止された石狩沼田〜留萌。日本一短い本線となった現在の留萌本線に乗車します。廃線から1ヶ月半経った区間を沿岸バスから観察。終着駅の留萌駅は今でもその姿を残しています。荘厳な雰囲気の留萌駅舎は解体の方針、列車が消えて空っぽになりました。
2023年新造船「くれない」がデビューした「さんふらわあ」。別府〜大阪を結ぶ航路、夜行フェリーに乗船します。ドミトリーのような空間を提供するプライベートシングル、瀬戸内の橋をくぐるルートです。レストランでは豪華なビュッフェ、展望浴場も魅力です。
2024年春の廃止が決まった、富良野〜新得。道東へのメインルートとして活躍した根室本線の狩勝峠ですが、石勝線へ役割を移しています。普通列車が走るローカル線と化して赤線区に指定。2016年の災害により代行バスに転換されてから7年、冬の現状を観察しました。
2006年に廃止された北海道ちほく高原鉄道。ふるさと銀河線りくべつ鉄道は、日本一長距離の運転体験ができる施設です。日本一寒い町、陸別の朝で氷点下28℃を体感。廃線代替バスの北見バスの利用状況を観察しつつ、置戸、訓子府を経由して北見駅へ北上します。
国内最長距離・最長運行時間を誇る特急列車、にちりんシーガイア。博多〜宮崎空港を5時間48分で走破する、下り列車に全区間乗車します。戦前に建設された歴史ある幹線には魅力が沢山。個室も人気のグリーン車より、飽きること無い日豊本線の車窓をお届けします。
播但線・山陰線経由の特急はまかぜ。1日 1往復だけ大阪〜鳥取を結ぶ便が設定されています。2023年春のダイヤ改正で、臨時かにカニはまかぜのダイヤへ変更。明るい時間帯に車窓を楽しみながら、4時間以上の長距離特急に乗車できるようになりました。スーパーはくとにはない楽しみを提供してくれます。
非常に速い気動車特急として名高い、特急スーパーはくと。行き着く先の山陰本線でも高速の特急列車が走っています。それがキハ187系気動車によって運行される、特急スーパーまつかぜ号です。鳥取県と島根県が出資した山陰本線高速化事業により、120km/h運転を実現しています。
特定地方交通線に指定され、多くの路線が廃止された北海道の鉄路。その中で唯一、第三セクターで残されたのが国鉄池北線でした。北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線は、道東の池田駅〜北見駅を結ぶ140kmに及ぶ長大路線。廃止から14年後も街の中心に位置する、廃駅の現在を観察します。
かつて上野〜金沢を結んでいた在来線特急はくたか号。北越急行ほくほく線を走る160km/h最速特急へ引き継がれ、北陸新幹線の種別に移りました。GWの臨時列車として、上野行きはくたか582号として復活。富山の次が上越妙高という、普段見られない停車駅も面白いです。
GW最終日、伯備線が大雨により運転を見合わせ、定期寝台特急サンライズ瀬戸・出雲号が全区間運休に。一方で臨時サンライズ出雲91号の運行日。西出雲への回送も兼ねるため、臨時便のみ運転されました。JR神戸線、伯備線では徐行運転のため、遅れ増大の運行です。
16両編成で運行される東海道新幹線。必ず新大阪〜東京に乗り入れる新幹線のぞみ号は、16両編成と決まります。しかし、ゴールデンウィークの臨時列車では山陽新幹線完結ののぞみ616号が設定。さらに8両編成のみずほ車両が使われる、かなり珍しい運用となりました。
博多駅線路切り替え工事により、一日限りで特急リレーかもめ二日市行きが誕生しました。博多まで一本で繋がっていない西九州新幹線。しかし、長崎駅の新幹線発車標には特急リレーかもめと一体化して博多行きと表示するのが通常です。いつもと違う新幹線や在来線特急の様子をご覧ください。
年に数回運行される臨時サンライズ92号。出雲市から東京行きの寝台特急は運行される日本一長時間走る特急です。これが2023年GWの臨時便より、14時発にダイヤ改正されました。さらに長い間寝台個室の旅を楽しめるようになった理由である、追い越しや行き違いなど運転停車のダイヤをご覧いただきます。
北海道最長路線の根室本線。末端部の花咲線と特急おおぞらが走る区間の、冬景色を堪能します。日本で一番美しい車窓と言っても過言では無く、四季折々異なる良さを持ち、エゾシカの大量発生地です。太平洋沿岸の疾走感とともに、北の大地の自然も感じられます。
883系青いソニックのグリーン車には、パノラマキャビンが設定されています。130km/h運行を行い、国内有数の評定速度を誇る列車。パノラマ車両を売りにする列車では、国内最速の特急です。歴史ある幹線の日豊本線、2時間立ちっぱなしでお楽しみいただきます。
北陸新幹線開業以前は、多く設定されていた和倉温泉行き特急サンダーバード。多くが金沢発着の能登かがり火号に役割を移し、大阪から七尾線へ直通する特急サンダーバードは1日1本だけになりました。非常に長距離を走るサンダーバード、金沢駅が途中駅になる貴重な列車です。
国内有数の酪農地、根釧台地を走っていた標津線。中標津から根室本線まで南北に結ぶ、厚床支線を根室交通のバスでたどります。2023年9月の路線廃止による減便が報道。朝の通学時間帯、高校生の需要も観察しました。廃線跡を歩くフットパスも楽しめる路線です。
釧網本線から酪農が盛んな根釧台地を走ったJR標津線。2025年には標茶〜西春別が廃止予定とされており、廃線代替バスも無くなってしまいます。根室中標津空港があり、鉄道が無くなった後も栄えていることで有名な中標津町へ。その利用状況も共に観察します。