東北本線のバイパスルートとして建設された、国鉄丸森線。分割民営化時に赤字路線として切り離され、第三セクター鉄道の阿武隈急行になりました。貨物列車や特急が行き交う幹線になると思われましたが、ローカル線としての役割を担うことに。宮城県側では鉄道存廃の検討も行われています。
【岡山 乗継割引廃止】寝台特急サンライズ&みずほ601号 東京〜博多モデルコース
2023年4月より岡山駅の乗り継ぎ割引が廃止され、寝台特急サンライズと山陽新幹線において、特急料金が半額にならなくなります。どうしても乗り継ぎ割引を適用させたい、その方法として上げられるのが、姫路駅での新幹線乗り換えです。早朝5時の下車になりますが、みずほ601号に乗り換えてこれまでどおりの時刻で九州へ向かえます。
【ボールパーク新駅ができるまで…】北広島駅改造で混雑対策!エスコンフィールド仮アクセス駅
日本ハムファイターズの新球場、エスコンフィールド北海道。北広島駅からのアクセスと混雑が問題になっていますが、その対策としてホーム延伸工事や改札周辺のスペース確保が行われました。ボールパーク新駅が待望される中ですが、仮のアクセス駅としての変化を観察します。
【四国新幹線が九州へ!?】最短航路で行く大分〜松山 豊予海峡を国道九四フェリーで
実は近い距離関係にある九州と四国。橋やトンネルなど陸上交通では結ばれていませんが、僅か1時間で行き来できる国道九四フェリーの航路が存在します。四国新幹線計画では豊予海峡を渡って、大分駅まで至る計画です。これに沿って大分から松山まで移動してみました。
【何が便利になった?】七隈線が博多駅に延伸開業!天神南駅乗り換えに変化は?
天神南〜博多で延伸開業を果たした地下鉄七隈線。これによるメリットとして七隈線からの福岡空港・博多駅へのアクセス向上が挙げられますが、天神での改札外乗り継ぎ含め、実際に体験してみました。途中に設置された新駅、櫛田神宮前も訪問します。
大阪〜金沢を130km/hで結ぶ特急サンダーバード。最速達便の37号は、日本最速の在来線特急です。途中駅は3駅のみで、京都を出ると福井まで停まらず、次は終点の金沢駅です。2024年度に敦賀延伸予定の北陸新幹線が開業すれば、体験できなくなります。
【関空快速が嵯峨野線に!?】転属した223系2500番台 改造でどこが変化?
大阪環状線〜関西空港を結ぶ関空快速。そこで使用されている223系5000番台が、湖西線・嵯峨野山陰線に転属しました。これに伴い様々変化が生まれておりまして、特に221系電車と連結しての運転が可能になりました。一体どこが変わったのか注目してみましょう。
【高山→大阪4時間16分】新型車両HC85でどう変わった?大阪ひだ36号乗車記
新型車両HC85系に統一された特急ひだ号。高山〜大阪を直通する大阪ひだもキハ85系が置換えられ、関西地方にもハイブリッド気動車が入線することになりました。新垂井線を通る特別なルート、存続された理由について触れながら、その魅力をお伝えします。
【北海道「開かずの踏切」廃止】何分閉まるか計測 苗穂駅迂回路はどこ
道内唯一の複々線区間を持つ、札幌〜白石。苗穂駅周辺には開かずの踏切「東9丁目踏切」が存在します。ラッシュ8時〜9時の1時間滞在し、何分閉まっているか観察しました。今日で廃止されて通れなくなったのですが、迂回路として設定された2つを紹介します。
【おはようライナーから復活】なぜ長野で通勤特急?特急信州の利用はどれほどか
塩尻・松本〜長野で走り始めた臨時通勤特急「信州」号。特急しなの号が運行しない時間帯、ロングシートで混雑した通勤電車での移動が必須でしたが、快適な特急車両で移動する需用を汲んだもの。特急あずさで使われるE353系3両編成、自由席と指定席で利用促進を図ります。
【北海道一の急勾配】H100(DECMO)が富良野線にデビュー![ダイヤ改正]
多くの峠や山越えが存在する北海道、道内最急勾配はJR富良野線にあります。山岳地帯は貫きませんが、美瑛の丘を一直線で駆け抜け、駆け上がる。ジェットコースターの線路が引かれています。2023年春のダイヤ改正でキハ150形気動車が路線から引退、H100形DECMOへ置き換えられました。
【13年越し高架化スタート】知立駅豊橋ホーム開業! 地上ホーム/線路切替を観察
長年高架化工事が続いてきた名鉄知立駅。今日から豊橋方面8番ホーム1線が高架化を果たしました。乗換方法や構造などを解説します。将来的には4面8線の二階建て要塞駅に、名古屋本線と三河線の直通特急も計画されています。線路切替工事や地上の面影をご覧ください。
【ホームライナーなぜ】札幌に普通列車グリーン車登場! 料金は?18きっぷは?
手稲〜札幌で朝3本運行されるホームライナー。ダイヤ改正で乗車整理券から全車指定席へ変更され、実質的な値上げとなりました。これによりJR北海道に普通列車グリーンが登場しています。15分と非常に短い区間ですが、値上げによる利用客離れは無いのでしょうか。
【どう変わった?】特急オホーツク283系復活初日 溢れる石北特急らしさ
2022年春のダイヤ改正で特急おおぞらから引退した283系。183系が引退した石北特急で復活を果たしました。グリーン車のない3両編成に、グレードダウンしています。一方で、沿線イラストや独自ヘッドマーク、283系ならではの特徴を持つ面白い列車です。
【東京〜新潟1時間29分】最速とき311号が急ぐ理由 上越新幹線275km/hへ!
これまで日本一遅かった上越新幹線。最高速度は240km/hに抑えられていましたが、防音対策工事が完了し、275km/hへ引き上げられました。最速ノンストップとき311号は7分短縮して1時間半切りを達成。特急いなほへ乗り継ぎ東京〜酒田で4時間の壁を切っています。
【なぜこの構造に?】おかしな新駅「幕張豊砂駅」ができた理由 開業の瞬間
京葉線に開業した新駅、幕張豊砂駅。片方が地上、片方が高架という非常に珍しい構造です。何故このような構造が生まれたのか、その理由は京葉線の成り立ちにもあります。新駅設置構想から25年越しの設置。駅ができたのは他でもなくイオンモールのおかげです。
【定期ラストラン】キハ85系最終便を乗継ぐ 特急ひだ富山〜名古屋乗車記
「ワイドビューひだ」の列車名にもなるほど、JR東海の顔だったキハ85系。高山本線の特急ひだから、定期運行を終了しました。今後も臨時に入るとは言え、日常の景色から無くなってしまいます。富山から南下するように押し寄せる最終便、それぞれ全てに乗車しました。
【18きっぷでAシート乗れない!?】e5489チケットレスは要注意!
一部の新快速電車に併結されている、有料座席Aシート。全席指定席となっており、通常料金840円です。JR西日本ネット予約e5489のチケットレス指定席券では、450円〜600円でお得になります。しかし、青春18きっぷを乗車券と使う場合には対象外。明らかな罠を解説します。
【スイッチバックする展望席】廃止された新可児発パノラマスーパー乗車記
展望を楽しめることから人気を博す、名鉄特急パノラマスーパー。片方にだけ備えられているため、下り岐阜・新鵜沼方面では後面展望になります。そんな中、途中駅で進行方向が変わるのが、新可児発豊橋行きの特急列車。2023年春のダイヤ改正で広見線から引退しましたが、特徴ある走りをご覧ください。
【大阪駅を通過】うめきたホーム特急から観察 地下化で生まれた梅田峠!?
2023年春に開業する、大阪駅うめきた地下ホーム。2023年2月に梅田貨物線が地下線へ切り替えられ、ここを走る特急くろしお・はるかから観察、パノラマグリーンで大阪駅を通過しました。地下化にともない生まれた急勾配や踏切など大阪駅周辺の様子も見て回ります。
【失敗した新規路線】内海行きパノラマスーパーから理由を探る 知多新線ワンマン化
2023年名鉄ダイヤ改正でワンマン化する知多新線。廃止するのではと思うほど寂しい新設路線で、未成に終わった小野浦駅など見どころが多いです。利用者低迷が続きますが、なぜこれほど失敗してしまったのでしょうか。そこには宅地開発を狙った一方で、仕方なく観光路線にせざるを得なかった運の悪い歴史があります。
【乗り通せません】ダイヤ改正で変わるカオス列車 774列車乗車記
名鉄岐阜駅6:16発の急行吉良吉田行き。この774列車は名鉄で一番のカオス列車と言われます。名鉄岐阜から出る2両編成に乗り続けても、終点まで到達不可。しかし回送列車としてやってきます。道中では2回の種別変更、増解結、4駅連続ドアカットなど見どころだらけです。
【初見殺し】18きっぷで乗れないJR在来線区間が罠過ぎた… 井原鉄道のなぜ?
全国のJR普通列車が乗り放題になる青春18きっぷ。岡山県にはJRの区間でありながらJRの乗車券で乗れない、不思議な列車があります。その名も第三セクター井原鉄道井原線。JRと三セク間でのやり取りが利用者の実用面に影響している、かなり珍しいところです。
【11年ぶりの雪景色】1日3往復の豪雪地帯を行く只見線乗車記
11年ぶりに運行再開した只見〜会津川口を含む、水墨画と呼ばれるJR只見線の雪景色を楽しみます。雪解けで運休中の大白川〜只見に対し、ここは青春18きっぷやJR東日本パス期間中の乗車もできます。会津若松駅まで3時間、世界に誇れるローカル線の旅です。
【引退後も活躍】キハ85系が京都丹後鉄道へ譲渡! 水戸岡デザインになるの?
キハ85系は2023年春のダイヤ改正で定期特急ひだから引退します。京都鉄道博物館で特別展示が行われましたが、その後京都丹後鉄道へ譲渡回送されました。タンゴエクスプローラーの置き換えに充てられます。本当に水戸岡デザインへのリニューアルは行われるのでしょうか?
【関西キングオブ夜行バス】仙台〜大阪フォレスト号12時間乗車記
仙台から大阪までの約900km、12時間かけて走る夜行バス「フォレスト号」に乗車。両都市間を直接陸路で結ぶのはバスだけです。途中で東京・名古屋都市部を経由しないルートを取っています。料金は最安9000円、休憩は那須高原PAの1回だけの行程です。
【何が凄いん?】理解しづらい相鉄東急直通線を小学生でも分かるように解説
2023年に開業する相鉄・東急新横浜線。相模鉄道から東急へ直通運転を開始し、東京メトロ、都営地下鉄、東武東上線まで足を伸ばします。路線としては僅か10kmで短い新線区間ですが、首都圏の鉄道ネットワークへ直接アクセス。さらに新横浜駅も利用しやすくなります。
【うめきた新駅から繋ぐ!】大都会の閑散ターミナルへ なにわ筋線計画
関西本線の終着駅となっているJR難波駅。難波は大阪ミナミの中心部ですが、そこからはやや離れた所に位置しており、近鉄や南海など大手私鉄の利用者と比べるとかなり少なくなっています。2023年春開業の大阪駅うめきたエリアからなにわ筋線で結ばれる計画も。
【並行国道寸断!】豪雪地帯を行くJR只見線 運休直前のローカル線乗車記
積雪が融け出す事により、しばらく運休となる只見線(大白川〜只見)。並行する国道252号六十里越街道も冬季は寸断されており、JR只見線が唯一県境を越えられる交通手段になります。運休になる直前に訪問した、豪雪地帯を行く風光明媚なローカル線の旅です。
【25年越しの複線化完了】JR奈良線ダイヤ改正で高速化! 最大の難所も
1998年から複線化工事が行われているJR奈良線。2月25日から26日にかけた線路切り替え工事により、京都〜城陽の完全複線化を達成しました。行き違い待ちが解消されるため、2023年春のダイヤ改正で速達化・朝の増便を達成、安定輸送にも貢献します。
【新型H100置き換えへ】JR北海道最急勾配はここ!? キハ110形で行く観光客だらけの富良野線[史上最長片道切符の旅]
旭川〜富良野を結ぶ富良野線。観光路線であるとともに、旭川都市圏における通勤通学需用も大きいです。現在はラベンダー色のキハ110が使われていますが、新型電気式気動車H100に置換えられます。2023年春に行われまして、他の路線へ移動になる予定です。
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東北本線のバイパスルートとして建設された、国鉄丸森線。分割民営化時に赤字路線として切り離され、第三セクター鉄道の阿武隈急行になりました。貨物列車や特急が行き交う幹線になると思われましたが、ローカル線としての役割を担うことに。宮城県側では鉄道存廃の検討も行われています。
2024年6月、早朝2時台に出発する早朝バスが運行開始しました。前橋・高崎〜東京駅を結び、のぞみ1号を中心とした東京駅の始発新幹線に接続します。それぞれの時刻表も合わせまして、利便性の高まりに注目。車内の設備も合わせて、どのような走りを見せてくれるのでしょうか。
駅前大橋ルートの建設が進む、広島電鉄の路面電車。高架橋を通り、JR広島駅の新ビル2階部分に乗り入れます。稲荷町のダイヤモンドクロスや、新駅のプラットホームなど、工事の様子をみてみました。一部路線は廃止になり、広島市に新たな街が作り上げられます。
駅ビル建設に広島市電ルート変更と、大規模工事が行われている広島駅。路面電車が注目されがちですが、バスターミナルも新しくなります。駅ビル1階部分に入居し、本日より暫定開業しました。今後も規模は大きくなりますが、駅ビルに接するバスのりばを実際に見られます。
JR東海の新型通勤車両、315系電車。本日より静岡地区でU編成の運行が開始し、18年ぶりの新型車両投入となりました。熱海〜浜松で静岡縦断の運用に就き、JR東日本の車両と並び、LCDののりかえ案内にも注目です。身延線、御殿場線への投入を見据えた様子も見られます。
JR西日本の試験車両、DEC700電気式気動車。2021年から試運転しており、臨時快速ハレノモリとして津山〜新見で営業運転すると発表されました。キハ40・47を置き換えるように、中国地方の新型車両の先行車両。一体どんな車両なのか、実際に見てみましょう。
青森〜東京を結ぶ、4列シート夜行バスのパンダ号。函館からのフェリーとセットのきっぷもあり、北海道を発着した寝台特急を思わせます。午前6時に東京へ着くことができる、非常に高い利便性。混雑する最繁忙期のGWの利用ですが、果たして快適に移動できるのでしょうか?
高速バスが主要ルートの、大阪〜徳島。最終バスが出発した後でも、深夜運航のフェリーがあります。南海電鉄と南海フェリーを和歌山港で乗り継ぐことにより、夜行移動を実現。深夜では「好きっぷ」の利用はできませんが、便利で安い手段として重宝します。ターミナルへのアクセスもご紹介。
神戸〜大分を結ぶ夜行フェリーさんふらわあ。スイートレベルのデラックス個室の旅です。まるでシティホテルのような豪華さで、この上ない快適な旅を提供。レストランでは夕食ビュッフェをいただけて、船旅であることも忘れさせられます。大分から関西へ、深夜の移動を支えます。
えちごときめきリゾート雪月花が、あいの風とやま鉄道と相互直通。先頭で前面展望を堪能できる、展望セミコンパートメントを利用します。立山連峰から日本海まで、美しい車窓が一面に。まだ雪の残る妙高山の下、富山湾でとれた海の幸を楽しめます。魚津駅から直江津駅まで、越境の旅です。
近鉄特急が行き交う鶴橋駅で、昇降式ホームドアの運用が開始しました。2番のりばの端っこだけではありますが、特急発着ホームで初めてです。通勤車両と特急両方に対応するため、ロープ柵を採用。大阪阿部野橋駅に続いて近鉄では2例目となります。その運用方式を見てきました。
線路切替工事で運休していた、東京メトロ東西線。南砂町駅の改良工事に伴うもので、新ホームが開業しています。従来の古いホームとは半世紀差。通路を通って新しい改札へ行くことができます。休止中の出口も存在しており、新たに生まれ変わっている途中の南砂町駅を見てみましょう。
瀬戸大橋運転見合わせにより、岡山止まりのサンライズ瀬戸。寝台特急サンライズの行き先方向幕に隠れた、特急あさかぜ下関行きや特急名古屋行きを見ることができます。ブルートレインの置き換えは叶わず廃止され、幻に終わった夜行列車の姿。特殊な運行時だけ見られる列車です。
神戸〜大阪鉄道開業150周年を記念し、サロンカーなにわが網干総合車両所まで走りました。新快速電車の車両基地まで、洗浄機を通過しての到着。機関車の入れ替え作業にも注目です。まもなく解体されるスカイブルーの103系電車も、車内へ入ることができました。
南砂町駅で行われている、線路切り替え工事。これに伴い東京メトロ東西線の、東陽町〜西葛西が終日運休となっています。代行バスには首都圏の路線バス各社が勢揃い。単線を行ったり来たりする葛西〜西葛西では、タブレットに見える代用閉塞や手信号が用いられるなど、令和の地下鉄とは思えない光景です。
ゴールデンウィークのUターンラッシュで、渋滞する東名高速道路。大阪〜東京の高速バスに乗車し、その様子を観察します。事故のためJAMJAMライナーが走る新東名経由からルートが変わり、迂回経路へ。約20kmの渋滞を越えて2時間遅れで、バスタ新宿に到着します。
普段は直通列車が走らない、名古屋本線〜三河線。団体列車トヨタヴェルブリッツ号が運行され、金山〜豊田市を直通しました。普段は通らない分岐部を走行し、山線へ。リニア中央新幹線に合わせ、三河線複線化と知立駅高架化により直通特急を走らせる計画もあります。
日本一運行時間が長い列車として知られる、臨時寝台特急サンライズ出雲92号。年に6回ほど設定されており、年々出雲市駅の発車時刻が早まっていました。遂に発車時刻は13時台へ。東京駅まで16時間半に及びます。新型やくも・381系復刻塗装と行き違い、追い抜きも見ることができました。
北陸新幹線敦賀延伸に伴い、乗り換えが必要になった大阪〜金沢と名古屋〜金沢。初めての帰省ラッシュとなる春の大型連休を迎え、敦賀駅での乗り換えが無事に行えるのか注目されていました。在来線特急とつるぎ号でペアの組まれたダイヤ設定。係員さんによる誘導にも注目されます。
新幹線敦賀延伸で、利用者が低迷している特急しらさぎ。東京〜福井のメインルートが北陸新幹線へ変わり、しらさぎの利用者は4割以上減っています。一方でGWの需要は大きいらしく、全車指定席が満席になっているところも。ガラガラの便も多くある中、一体どうなっているのでしょう。
新大阪〜新宮を結ぶ特急くろしお号。1日1本だけ283系電車オーシャンアローで運行されます。パノラマ展望を楽しめるグリーン車より、陽が暮れずに車窓を眺められるのは夏だけ。季節にも左右される貴重な前面展望で、紀勢本線の険しい道のりをぜひ実感してみてください。
廃線が取り沙汰される名鉄西尾・蒲郡線。年間7億円の赤字で、沿線自治体と愛知県の支援により存続されています。かつては観光開発にも力を入れており、名古屋からの特急列車も走っていた路線。ここまで利用者がいなくなってしまった理由はどうしてでしょうか。
熊本市からリムジンバスで1時間の阿蘇くまもと空港。悲願の熊本空港アクセス鉄道は、肥後大津駅ルートでの建設が決まりました。これは台湾の半導体企業TSMC進出による需用予測向上によるもの。開業予定は2034年です。新ターミナルもオープンし、これからが楽しみな空港になります。
JAL新千歳ー名古屋便、ほとんど雲がなく快晴のフライトで、日本海側から上越国境や日本アルプスを自然いっぱい楽しめました。 ビル一つ一つを観察できる名古屋周辺都会まで、遊覧飛行をお届けします。 セントレアから名鉄ミュースカイで市街地へアクセス。
枕崎から様似駅まで13423.5キロ、史上最長片道切符の旅最終回です。1982年の一週間だけ存在した一枚の切符。最後の路線は2021年春に廃止された日高本線です。廃線代替バスを乗り継いで鵡川から様似へ。廃止から2年経った現在の様子をお届けします。
日本で一番人口が少ない市、歌志内市。4.2万人だった人口は2700人にまで減少しました。かつて炭鉱で栄えたことから、夕張市と似た側面があります。一方で大通り沿いの廃墟は少なく、チロル地方をイメージしたスイスデザインの町並みは非常に明るいです。
台風2号に伴う大雨に備え、計画運休したJR御殿場線。アウトレット利用客に向けて、松田〜御殿場に乗り入れる特急ふじさんですが、小田原線内の秦野行きとして運行されました。普段はホームウェイでしか見られない、MSEの秦野行き。急遽ロマンスカーとして運行します。
糠平ダムの湖に沈むタウシュベツ川橋梁。毎年崩落が続いており、11のアーチが繋がっている状態はいつ終わってもおかしくありません。日本一美しい廃線と言われる、国鉄士幌線のコンクリートアーチ橋。車無しの公共交通機関でも楽しめる、見学ツアーに参加しました。
帯広駅から北上していた国鉄士幌線、石北本線上川駅までを結び、旭川〜帯広の都市間輸送を担う計画も有していました。そこに立ちはだかったのが三国峠。北海道の国道で標高最高地点に位置しており、日本で唯一3つの外海へ川が流れる北海道大分水点が近くにある、厳しい自然が立ちはだかる場所です。
JRグループの上級車両である『グリーン車』。唯一JRではないのにグリーン席を有しているのが、智頭急行のHOT7000形気動車特急スーパーはくとです。第三セクター鉄道だからこそ、沿線の伝統工芸品などを車内に散りばめており、地域密着度を伺うことができます。
台風2号に伴う線状降水帯による大雨で、運転を見合わせていた東海道新幹線の名古屋〜東京。東京を出た新幹線は途中で引き返し、東京行きとして戻ってきました。運休区間の中をUターンしてきた新幹線に乗車。雨漏りする東京駅で設定された3本の列車ホテルの様子です。
台風2号に伴う大雨の影響により、名古屋〜東京で終日運転を見合わせた東海道新幹線。新大阪〜名古屋は深夜に運転を再開しており、最終のぞみ号に乗車しました。米原駅、岐阜羽島駅にも停まる各駅停車のぞみが誕生。列車ホテルが用意された名古屋駅の様子もお届けします。
台風2号に伴う大雨の影響により、運休になったJR伯備線。サンライズ出雲号は岡山止まりに運行区間を短縮しました。「岡山行き」として運行された寝台特急。浜松からシングルツインに乗車し、普段とは異なる肉声放送や方向幕、LEDの表示などに注目します。
JR東海の最新型通勤電車315系。中央本線8両編成のみでしたが、本日から関西本線にて4両編成の運行が開始しました。ワンマン運転に向けた実証実験カメラが取り付けられるなど、異なる点が多数あります。桑名・亀山方面への液晶ディスプレイや放送含めお楽しみください。
北海道で一番面積が小さい市町村、上砂川町。かつて三井砂川炭鉱があって、JR上砂川支線が伸びていました。特定地方交通線に指定されず、JR北海道としても維持。近くを走る歌志内線と対象的に、なぜか残った路線です。廃止されても悲別駅として維持される跡地を訪問します。
2019年春に廃止された石勝線夕張支線。鈴木直道元市長による攻めの廃線と言われた廃止。4年経った現状を夕張市まで見に行きます。また、廃線においてはJR北海道と交渉が行われました。引き換え条件によるメリットの享受は何があったのか。また、廃止される夕鉄バスにも注目します。
日本最北の有人離島である礼文島。京都の立命館大学1限に間に合うよう、飛行機と夜行バスを駆使して登校します。利尻空港からのJAL便や、羽田空港AIRDO最終便など、非常に限定された乗り継ぎルート。夜行バス通学の最後にはハプニングも発生するエクストリーム通学です。
日本一運行時間が長いディーゼル特急、スーバーおき5号。JR西日本最長列車でもあり、鳥取から新山口まで中国地方を横断します。山陰本線高速化事業で投入されたキハ187系気動車。120km/hで日本海沿いの山陰本線を疾走しつつ、ローカル感溢れる山口線へ、その車窓の変化をお届けします。
特急しなの/あずさが停まる松本駅と、特急ひだの行き先である高山駅。都市部から在来線特急が目指す地方観光都市ですが、お互いを結ぶ鉄道路線はありません。アルピコ交通上高地線を延伸する鉄道も構想されましたが、未成線に終わりました。ここで便利な高速バスをご紹介します。