米ぬか嫌気ボカシ肥の表面に赤い箇所が出来始めたまでの記事で、米ぬか嫌気ボカシ肥作りで発生する反応と、それらの反応に関与する微生物について見てきた。米ぬか嫌気ボカシ肥作りで大切になるのが、酸素をどれ程抜
大阪の高槻でフリーのプログラマをしている齋藤毅のサイトです。SOY CMSのお役立ち情報や、大学院生の頃から栽培や花の形に興味があり、肥料関連の仕事もしているのでそれらのことも書いてます。
木偏に彡と書いて杉の記事に引き続き、日本の神話に登場する木の話題。スサノオノミコトの抜いた毛から誕生したとされる木が、スギ(杉)、マキ(槙)、ヒノキ(檜)とクスノキ(樟)であった。スギ、ヒノキとクスノ
木偏に會または会と書いて檜の記事に引き続き、日本の神話においてスサノオノミコトの毛から誕生したとされる木の杉について見ていく。スギは古代史の船の材木は何か?の記事で古代の船の主の材木として利用されると
鳥之石楠船の記事でクスノキ(漢字で樟か楠と書く)について見た。日本の神話で、クスノキはスギ(杉)、ヒノキ(檜)、マキ(柀)と一緒にスサノオノミコトの抜いた毛から誕生したことになっている。ここで気になっ
神武東征とシイの木までの記事で様々な木に当たっている漢字の歴史を調べていたら、次から次へと興味深い内容に繋がり、漢字に込められた思いに感動している。前回の記事では、シイに当てられている椎と
木偏に隹と書いて椎の記事の後、古事記と椎で検索で検索をしていたら、古事記ではなく日本書紀であったが椎根津彦(古事記では槁根津日子)という日本神話に登場する神の話題にたどり着いた。槁根津日子 &ndas
木偏に隹と書いて椎の記事でブナ科のシイに当てられた漢字を見た。シイは木偏に鳥を意味する隹(ふるとり)で椎になっていたが、なぜ陰樹で極相種になり得るシイに鳥が当てられているのか?が不明だった。この理由は
木偏に匊で椈の記事までで、森林を学ぶ上での一手として、漢字を学び直し、木と共に生きた人たちの気持ちを触れようとブナの漢字を調べた。今回は他のブナ科の木について触れていくことにする。ブナ科の木を思い浮か
ヒイラギの葉には歯牙があるまでの記事で木の名前に当てられた漢字について見てきた。事の発端はマツに当てられた松という漢字を眺めていたら、旁(字の右側)が公(おおやけ)になっていたので、気になって日本にお
忍者の撒菱の記事で忍者が使う撒菱(マキビシ)は菱(ヒシ)の実を原型として作られたという内容を記載した。このヒシは忍者が追手に対して足元に撒いて歩きにくくするといった使い方の他に、袋に入れてそのまま投げ
先日、伊賀流忍者の方から忍者の心得や技についての話を聞いた。伊賀流忍術学園 京都道場 大人も子供も本気で学ぶ忍術の寺子屋剣道をやっていた身として、忍者の技で最も感銘を受けたのは忍刀とその刀に特化し
ヒイラギは何故木偏に冬と書くのか?までの記事でヒイラギについて見てきた。ヒイラギは漢字で書くと、疼木もしくは柊と書く。前者の疼木は葉が刺々しく触れると痛い事に拠る。ここまで痛い葉になるためには葉が厚く
木偏に冬と書いて柊の記事で木偏に冬と書いて柊(ヒイラギ)と読む植物について触れた。古事記の時代からヒイラギの独特な葉の形に霊力があると考えられていた木であって、以前は比比羅木という漢字が当てられていた
木偏に冬と書いて柊の記事で木偏に冬と書いて柊(ヒイラギ)と読む植物について触れた。古事記の時代からヒイラギの独特な葉の形に霊力があると考えられていた木であって、以前は比比羅木という漢字が当てられていた
アカマツはアンモニア態窒素を好むまでの記事で木偏に公(おおやけ)と書いて松(マツ)と読む事の成り立ちが気になって調べてみたら、思った以上に様々な知見に触れることができた。もしかしたら、他の木の漢字を見
アカマツと刀の記事まででアカマツについて色々と調べていたわけだけれども、その時に興味深い報告を見かけたので今回はその内容について触れる。その内容というのがアカマツと栄養としての窒素だ。赤間亮夫等 アカ
山に生えるマツの記事でアカマツについて触れた。アカマツはクロマツ同様、他の植物が生育しにくい場所で生息する木であった。そんなアカマツだけれども、マツタケ狩りのような人の暮らしと密接に関わる話もあるわけ
マツの葉と潮風までの記事で海岸に生息するクロマツについて触れてきた。一旦クロマツについてはここまでにしておいて、今度は他のマツについて見ていく。これから見ていきたいマツはアカマツになる。アカマツは山道
松脂とは何か?までの記事でマツと日本人についてを見てきている。マツが浜辺を生息域として、他の植物が生育出来ない環境で生育していることに強さを見出し、松原の維持管理をすることで松脂といった燃料を得ること
神奈川県相模原市のコトブキ園さんから恵壽卵(けいじゅらん)を頂いた。恵壽卵 コトブキ園 神奈川県相模原市の養鶏場今回の記事名からなんとなく想像出来る通り、以前も似たような記事を投稿しているので、詳
松原の維持と松明の記事で浜の松原は菌根菌との共生の関係から見て大変だとわかったけれども、景観の維持が燃料の確保という観点で繋がっているということもわかった。この話題で見るべきは、松に含まれるよく燃える
マツの外生菌根菌と海水の記事で他の植物が生息できない塩分が高い環境において、クロマツは塩分が高いところで活発になる外生菌根菌と共生していることによって適応している事を知った。この手の耐性を持つ菌は、有
砂浜にマツにとっての栄養はあるのか?の記事で海岸の砂浜で生育するマツは何処から養分を得ているのだろう?という疑問を記載した。養分がありそうなのは、砂に含まれる泥岩と海水だろうか?上記の内容に関して興味
古事記に記載された尾津岬の一本松を想像するまでの記事で日本人がマツを特別な木のように扱っている内容について調べていることについて記載した。特別視(神格化)している内容としては、上の写真のように他の木が
ヤマトと松の記事で日本人にとって松は古事記の時代ですでに神格化されていたであろうことがわかった。古事記では倭健命(ヤマトタケル)が一本松を親友のように感じていたと記載したが、この内容で一つ気になったこ
木偏に公と書いて松の記事でマツの名の由来は神を待つや、緑を保つ等から転じたものだという諸説があるという内容を記載した。ここで一つ違和感があるのが、マツが植わっている所は神に関する神社ではなく、寺のよう
寺に植えられていたマツを見てた。今までマツについてあまり注目してこなかったので、このマツが何マツなのか?はわからない。マツを見ていて、何故こんなにもマツは特別扱いなのだろう?と気になった。例えば、現代
チロシンとバイオフェノールまでの記事でフェノールについて見てきた。チロシンを高生産できる微生物からフェノールを製造するという内容から、もしかして自然界でフェノールを生成する菌(もしくは細菌)がいるので
SOY CMSとSOY Inquiryの利用している方から個人情報の取り扱いについての指摘がありました。SOY Inquiryはお問い合わせフォームを設置する為のSOY Appになります。お問い合わせ
ベンゼン環を持つアミノ酸のチロシンはアレルゲンとなり得るか?までの記事で漆かぶれの原因について調べてきた。漆かぶれはウルシオールというフェノール化合物がアレルゲンとなり接触性炎症を発症するという流れで
https://saitodev.co/article/5553
ベンゼン環を持つアミノ酸のチロシンはアレルゲンとなり得るか?までの記事で漆かぶれの原因について調べてきた。漆かぶれはウルシオールというフェノール化合物がアレルゲンとなり接触性炎症を発症するという流れで
ベンゼン環を持つアミノ酸のチロシンはアレルゲンとなり得るか?
漆かぶれは接触性皮膚炎の記事で漆かぶれの理由について触れ、ウルシオールというフェノール化合物の毒性について触れた。前回の記事の末尾にフェノール化合物の毒性があるならば、Ben Mills - 投稿者自
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米ぬか嫌気ボカシ肥の表面に赤い箇所が出来始めたまでの記事で、米ぬか嫌気ボカシ肥作りで発生する反応と、それらの反応に関与する微生物について見てきた。米ぬか嫌気ボカシ肥作りで大切になるのが、酸素をどれ程抜
米ぬか嫌気ボカシ肥の表面に白い箇所が出来始めたの記事で米ぬか嫌気ボカシ肥の発酵中に白い箇所が現れ始めたという内容を記載した。白い箇所はおそらくだけれども、酵母か放線菌の可能性があるかもと当たりを付けて
小学校の高学年の長男が添加物について聞いてきた。添加物って何?添加物は体に悪いのか?農学部卒の身として、この手の話題は丁寧に扱っていきたい。農薬を使用している方の野菜も美味しいよの記事でも記載したが、
今年もまた南房総のナイスガイからビワが届いた。そして開けた。感想は…今年は届いてからすぐに食したので、感想が言える。この大きさにも関わらず、しっかりと酸味と甘みがあり、後味もさっぱりとし
米ぬか嫌気ボカシ肥作りでEFポリマーを加えた事で酪酸メチルは合成されるか?等の記事で触れているEFポリマーを混ぜた米ぬか嫌気ボカシ肥作りだけれど、表面に白い箇所が出来始めた。これは一体何なのだろう?米
SOY CMSで記事紹介自動投稿プラグインを作成しました。SOY CMSについて→SOY CMS - ブログやネットショップを構築できる自由度が高いオープンソースのコンテンツマネージメントシ
田植え後の水田の水が濁ったままなのは何故なのだろうか?の記事で、畑作と水稲を交互にしている方の意見ではあるが、畑作の方で調子が悪かった時、水稲の方で田の水が濁ったままになるという意見があったという内容
物理性の改善を行っている田の田植え2025等の記事で記載している通り、住んでいる地域で秀品率が非常に高い田を中心にして、その周辺の田の様子を見ている。そこで気になるのが、比較的秀品率の低い田で、田植え
物理性の改善を行っている田の田植え2025等の記事で記載している通り、住んでいる地域で秀品率が非常に高い田を中心にして、その周辺の田の様子を見ている。そこで気になるのが、比較的秀品率の低い田で、田植え
米ぬか嫌気ボカシ肥作りでEFポリマーを加えてみたの記事で、記事名通り米ぬか嫌気ボカシ肥作りでEFポリマーを加えてみた。EFポリマーは主にペクチンから合成されていて、嫌気環境下でメタノールが合成される可
米ぬか嫌気ボカシ肥作りのメイラード反応の続きまでの記事で米ぬか嫌気ボカシ肥作りにおける化学反応について見ている。話は米ぬか嫌気ボカシ肥の成功のサインの香り化合物についてまで戻って、香り化合物について再
今回は米ぬか嫌気ボカシ肥作りのメイラード反応の続き。米ぬか嫌気ボカシ肥の発酵(熟成)が進むと、冒頭の写真のように褐色化していく。これはメイラード反応と呼ばれる反応に因るもので、米ぬかに含まれるデンプン
米ぬか嫌気ボカシ肥の失敗のサインの悪臭化合物についての続きまでの記事で、米ぬか嫌気ボカシ肥作りの成功や失敗のサインになる香り化合物について見てきた。良い香りに関して、米ぬか嫌気ボカシ肥の成功のサインの
今回は米ぬか嫌気ボカシ肥の失敗のサインの悪臭化合物についての続き。前回の記事では米ぬか嫌気ボカシ肥作りで失敗した場合のサインの酪酸について見た。今回はアンモニアについて触れていく。前提知識として、米ぬ
米ぬか嫌気ボカシ肥の成功のサインの香り化合物についてで米ぬか嫌気ボカシ肥作りをしているという内容を記載した。米ぬか嫌気ボカシ肥作りがうまくいった時のサインとして良い香りがあるのだけれども、その化合物の
米ぬか嫌気ボカシ肥を作ってみたいという意見が多かったので、種菌作りをしてみた。上の写真は仕込んだ後に日陰に置いているところ。営農している方にとっては米ぬか嫌気ボカシ肥は量的に現実的ではないが、得られる
シイタケ菌は無機窒素を利用するか?までの記事で真菌が無機窒素を利用するか?について触れてきた。真菌と無機窒素で最も把握しておきたいのが、フザリウムについて理解を深めるべきだフザリウムが無機窒素を積極的
真菌は無機窒素を利用するか?の記事で、真菌のトリコデルマは無機窒素を直接利用出来るという内容にたどり着いた。ここで気になるのは、トリコデルマが無機窒素を直接利用出来る酵素を持つのであれば、競合するシイ
シイタケ菌が分泌する直鎖アルコールとは何だ?までの記事でシイタケ菌とトリコデルマの競合について見てきて、同じ培地上で、シイタケ菌とトリコデルマがいる場合、無機窒素(硫安)を添加するとトリコデルマが優位
最近、大葉の話題が頻繁に挙がる。話題は栄養価や香りといったところだ。とりあえずシソの香り成分から調べていくことにしよう。シソと香りで検索をしてみたところ、日本香料工業会のサイトでシソの香りについての話
物理性を向上した田での機械植えの田植え2024までの記事で触れている物理性の改善 + レンゲ + 中干し無しの田で、定植したイネが活着し始めているように見える。田植え後しばらくすると、田にはいろんな生
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朝、小川の横を自転車に乗って走っていたら、色鮮やかな箇所があることが目に付いた。ヒルガオだ。道端の草であるのに、園芸用のアサガオ並の花の大きさなので、周りに花が咲いていない環境であれば、ヒルガオの花は
有機態硫黄とは?の記事で土壌中に蓄積された硫酸についての内容を触れた。チロシンとエステル結合したした化合物を眺めていたら、※図 高野俊幸 リグニンの利用に向けて - ネットワークポリマー Vol. 3
愚者の金までの記事で土壌に含まれる硫黄に関しての内容を記載した。上記リンク先の記事では硫化鉄(FeS2)という鉱物として土壌に含まれているという内容であったが、土作りを行った土壌での硫黄の保持について
水稲で硫黄欠乏に注意した方が良さそうだの記事で水稲での硫黄欠乏について触れた。水田における硫黄といえば、硫化水素の発生源になり、肥料としての硫黄は量をあまり必要としないというなんともさじ加減が難しいな
シニグリンとアリルイソチオシアネートの記事で、硫黄を含む化合物を調べている時に、伊藤岳洋等 硫黄欠乏に対する植物の応答 適応のための内的動態 - 化学と生物 Vol. 60, No. 10,
メチルイソチオシアネートは土壌中でどのように変化するか?の続きまでの記事で、メチルイソチオシアネートを土壌に散布した後にどのように変化していくか?を見てきた。ここで改めて、緑肥として緑肥カラシナを育て
メチルイソチオシアネートは土壌中でどのように変化するか?の続きまでの記事で、メチルイソチオシアネートを土壌に散布した後にどのように変化していくか?を見てきた。ここで改めて、緑肥として緑肥カラシナを育て
メチルイソチオシアネートは土壌中でどのように変化するか?の記事で、環境に優しいとされる土壌消毒剤のメチルイソチオシアネートの分解について見てきた。推定の反応経路で、H3C-N=C=S + H2SCS2
※図:メチルイソチオシアネート - 環境省より引用メチルイソチオシアネートが土壌中でどのように分解されるのか?が気になっている。メチルイソチオシアネートは土壌消毒用の農薬の成分で、アブラナ科作物の持つ
過酸化水素について整理するまでの記事で活性酸素の生成について整理してきた。活性酸素の生成の概要は※図:中村成夫 活性酸素と抗酸化物質の化学 - 日医大医会誌 2013; 9(3)165ページより引用酸
SOY Shopでモジュール版ブログ記事表示プラグインを作成しました。モジュール版ブログ記事表示プラグインを利用することで、SOY Shopで運営しているサイトの任意のページに、SOY CMSで運営し
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銅から活性酸素が生成される仕組みを知りたいの続きの記事で酸素から始まる活性酸素の生成についてを見てきた。活性酸素の生成に関しては、※図:中村成夫 活性酸素と抗酸化物質の化学 - 日医大医会誌 2013
銅から活性酸素が生成される仕組みを知りたいの記事で、銅から活性酸素が発生する仕組みを知りたくなり、考えれば考える程、活性酸素について理解していないことに気が付いた。とりあえず、前回の反応で見たCu(Ⅰ
銅から活性酸素が生じるという話は時々見聞きするが、いざこの話に遭遇すると、どのようにして活性酸素が発生するのか?を説明することが出来なかった。なので、自分用のメモとして銅と活性酸素の関係を整理していく
里山のような環境の林の縁でアカメガシワが満開を迎えつつあった。すごい量の花なので、花蜜と花粉も相当の量だろう。かるく見渡してみたが、雌花らしき木が見当たらないので、ミツバチは花蜜と花粉の大半を巣に持ち
いつも見ている物理性の改善 + レンゲ + 中干し無しの田で田植えが終了していた。2020年から物理性の改善をはじめて今年で5年目になる。今年も観測していたレンゲ米栽培の田が無事に収穫を迎えたそうです