前回のベンゼン環を含むもう一つの重要な化合物であるリグニンの記事でタンニンの他にあるベンゼン環を含む重要な化合物であるリグニンについて見始めた。リグニンは3種類のモノリグノールと呼ばれるベンゼン環を持
大阪の高槻でフリーのプログラマをしている齋藤毅のサイトです。SOY CMSのお役立ち情報や、大学院生の頃から栽培や花の形に興味があり、肥料関連の仕事もしているのでそれらのことも書いてます。
モノリグノールの一種のp-クマリルアルコールの合成経路を見る
前回のベンゼン環を含むもう一つの重要な化合物であるリグニンの記事でタンニンの他にあるベンゼン環を含む重要な化合物であるリグニンについて見始めた。リグニンは3種類のモノリグノールと呼ばれるベンゼン環を持
加水分解型タンニンやシュウ酸鉄錯体で有機酸のキレート作用を見るまでの記事で土を構成する上で重要な縮合型タンニンの構造や働きについて見てきた。これらを踏まえた上で、ベンゼン環を持つ化合物のもう一つの大き
キレート作用を有する有機酸とは何なのか?の記事で、キレート作用を持つ有機酸について触れた。キレート作用を持つ有機酸で真っ先に挙がるものがクエン酸で、複数個のカルボキシ基(-COOH)を持つことが条件で
蛇紋岩土壌は植物にとって過酷な環境の続きで、植物にとって蛇紋岩土壌は過酷で、その要因がニッケルにあったことを記載した。ニッケル対策として、植物はキレート作用を有する有機酸によって回避している可能性があ
今回は蛇紋岩土壌は植物にとって過酷な環境の続き。蛇紋岩土壌が植物にとって過酷なのは、ニッケルがあることで、植物がニッケルを吸収すると鉄欠乏のような錯覚になり成長が阻害される。鉄は光合成等の重要な機能に
塩基性暗赤色土を探しに京都の大江山への記事で、蛇紋岩が風化してできるとされる塩基性暗赤色土の写真を撮影しに行ったことを記載した。蛇紋岩が風化した土壌だけれども、様々な植物にとって過酷な土壌だとされ、蛇
京都府北部に位置する大江山に流れる二瀬川渓流に行ってきた。京都の自然200選 二瀬川渓流/京都府ホームページ大江山 - 20万分の1シームレス地質図v2目的はこの地域を構成する主の岩石である蛇紋岩が風
京都府北部に位置する大江山に流れる二瀬川渓流に行ってきた。京都の自然200選 二瀬川渓流/京都府ホームページ大江山 - 20万分の1シームレス地質図v2目的はこの地域を構成する主の岩石である蛇紋岩が風
還元剤としてのアスコルビン酸の続きで、還元剤の理解を深める為に更に調べることにする。今まで工業の視点での還元剤について触れたことがない立場として、水酸化鉄(Ⅱ)とアスコルビン酸という2つの還元剤につい
水酸化ナトリウムと塩酸の製造までの記事で、水酸化鉄(Ⅱ)という還元剤について見てきた。工業規模で使用する還元剤について見ていくにつれて、他の還元剤についても把握しておく必要が出てきたので、還元剤として
水酸化鉄は安価で大量に得る事ができる還元剤なのか?の記事で水酸化鉄(Ⅱ)(以後、水酸化鉄とする)の製造方法を見た。銑鉄で良いのか?は知らないが、鉄を塩酸で溶かした後に、水酸化ナトリウムで沈殿させること
水酸化鉄は安価で大量に得る事ができる還元剤なのか?の記事で水酸化鉄(Ⅱ)(以後、水酸化鉄とする)の製造方法を見た。銑鉄で良いのか?は知らないが、鉄を塩酸で溶かした後に、水酸化ナトリウムで沈殿させること
還元剤としての水酸化鉄までの記事で水酸化鉄(Ⅱ)(以後、水酸化鉄とする)の工業での用途について触れた。何らかの化合物を還元する際に水酸化鉄を使用するそうだ。ここで疑問になるのが、水酸化鉄の製造方法だ。
水酸化鉄と酸化水酸化鉄の記事で水酸化鉄と酸化水酸化鉄について触れた。水酸化鉄には水酸化鉄(Ⅱ)と水酸化鉄(Ⅲ)があり、水酸化鉄(Ⅲ)は実際には酸化水酸化鉄であるそうなので、以後の内容では、水酸化鉄(Ⅱ
水酸化鉄についての話題が挙がったので、水酸化鉄について調べることにする。どうして水酸化鉄の話題になったか?は後ほどどこかで記載するかもしれない。水酸化鉄には水酸化鉄(Ⅱ)と水酸化鉄(Ⅲ)があるとされて
コンピュータが読み取れる情報は提供されていませんが、NotWithだと推定されます(著作権の主張に基づく) - コンピュータが読み取れる情報は提供されていませんが、投稿者自身による著作物だと推定されま
O-メチル化フラボノイドの記事まででフラボノイドを含むポリフェノール同士の縮合のパターンについて見てきた。他にもあるだろうか?と過去記事を読んでいたら、いくつか発見したので、今回はそのうちの一つを改め
ヘブンリーブルーアントシアニンの構造を見るの記事でセイヨウアサガオのヘブンリーブルーの色素のヘブンリーブルーアントシアニンの構造を見た。その構造というのが、※図:日本植物生理学会市民講座「植物科学をも
フラボノイドの配糖体について見るの記事でポリフェノールの一種のアントシアニジンの配糖体(糖が付与した形)について見た。栽培において、ベンゼン環(六角形の箇所)がたくさんある化合物が重要であり、ポリフェ
キノンは還元されやすいか?までの記事で、ポリフェノールについてをずっと見ている。ポリフェノール同士の結合(縮合)や酸化還元反応を見てきて、徐々に土壌におけるポリフェノールの挙動がイメージしやすくなって
ポリフェノールに触れていると、すぐに疑問になるのが、キノンは容易に還元されるか?ということだろうか。この疑問は栽培上とても重要で、水田のメタン生成に密接に関係している。水田からメタン発生を気にして乾田
フラバン-3-オールの役割は何か?の記事で縮合型タンニンについて触れた。羊土社 基礎から学ぶ植物代謝生化学を読んでみると、縮合型タンニンは他にもあって、※写真は八女本格和紅茶を頂きましたの記事から紅茶
ナラガシワなのか?の記事で確認した木だけれども、ドングリ拾いのリベンジに行ってきた。ドングリはこんな感じで、大きくて底が浅いうろこ状の殻斗に、大きめの堅果が入った形になっている。堅果と殻斗が接している
縮合型タンニンの記事で縮合型タンニンの生合成について見てきた。アルコールから始まり、芳香族アミノ酸やポリフェノールを経て、縮合型タンニンにたどり着くと、いよいよ土とは何か?に近づいてきている感じがある
フラボノイドの基となるカルコンの生合成についての記事で、フラボノイドの基となるナリンゲニン[フラバノン]の生合成まで見てきた。今回は本題である縮合型タンニンについて見ていくことにしよう。縮合型タンニン
GFDL, リンクを改変フラボノイドとリグニンの基となるp-クマロイルCoAの記事で、フラボノイドとリグニンの基となるp-クマロイルCoAの合成について見た。栽培に関わる者であれば、フラボノイド(後の
GFDL, リンクを改変フラボノイドとリグニンの基となるp-クマロイルCoAの記事で、フラボノイドとリグニンの基となるp-クマロイルCoAの合成について見た。栽培に関わる者であれば、フラボノイド(後の
ポリフェノールの抗酸化作用を栽培で活用するまでの記事で、植物が合成するポリフェノールのコーヒー酸についてを見てきた。この内容を踏まえ、土を理解する為に重要なタンニンの合成について突っ込んでいくことにす
ポリフェノールの抗酸化作用の記事で、ポリフェノールのもつ抗酸化作用について見た。上の図の左側にあるのベンゼン環に付いている2つのヒドロキシ基から2個の電子が放出され、ポリフェノールはキノン体となり、周
巷でよく見られる「ポリフェノールの抗酸化作用」の謳い文句。最初に合成されるポリフェノールのコーヒー酸の記事で触れたコーヒー酸を題材にして、抗酸化作用を見ていくことにしよう。ポリフェノールの抗酸化作用に
近所で数年前に見かけて気になったけれども、機会を逃して確認できなかったブナ科の木がある。これからドングリが成る時期に思い出せたので、気になる木のドングリ拾いに行ってきた。気になる木というのは、この木だ
街路樹として植わっていたカシワを見かけたの記事で、今年の4月に一つ離れた市の緑道で関西圏ではなかなか見かけないブナ科のカシワという木が街路樹として植わっていることを見かけたという内容を記載した。カシワ
最初に合成されるポリフェノールのコーヒー酸の記事で芳香族アミノ酸のフェニルアラニンから最初のポリフェノールであるコーヒー酸(カフェ酸)の合成についてを見た。このコーヒー酸は肥料や農薬関連で重要なポリフ
もう一つの芳香族アミノ酸までの記事で芳香族アミノ酸のフェニルアラニンとチロシンを見てきた。この内容を踏まえ、最初に合成されるポリフェノールであるコーヒー酸について見ていくことにしよう。コーヒー酸の構造
芳香族化合物の基の芳香族アミノ酸の記事で、ベンゼン環(六角形の箇所)を持つアミノ酸(芳香族アミノ酸)であるフェニルアラニンについて見た。植物がポリフェノール等のベンゼン環を持つ化合物を合成する場合、フ
アルコールとフェノールの違いの記事で、フェノールについて見た。フェノールについて見た理由は、栽培にとって重要なポリフェノールを理解する為なのだけれども、植物はフェノールを合成することができない。なので
アルコキシドまでの記事でアルコールについて触れてきた。アルコールについて触れた理由は、アルコールの特徴であるヒドロキシ基(-OH)についての理解の為で、ヒドロキシ基は本題であるポリフェノールを理解する
消毒液としてのエタノールの記事で、消毒液としてのエタノールが細菌等の死滅させる仕組みを見た。エタノールを含むアルコールで次に気になることは飲酒による酔いだけれども、これは触れないでおく。酔いの次に気に
ポリフェノールを順に理解する為にエタノールから触れていくの記事で、土を理解するためにはポリフェノールを理解すべきだという内容を記載し、ポリフェノールの前にフェノール、フェノールの前にヒドロキシ基(-O
ポリフェノールについての理解を深める必要がでてきたので、順を追ってポリフェノールについてを見ていくことにする。ポリフェノールは造岩鉱物の次ぐらいに土を理解する上で重要な項目だと捉えている。造岩鉱物の理
いつも見ている物理性の改善 + レンゲ + 中干し無しの田の収穫直前の様子。オタマジャクシがジャンボタニシの死骸に集まっていた土壌改良により農薬を使用する必要がなくなり、農薬無使用であるが、目立った被
アサガオとカボチャらしき草がお互いに絡み合いながらとんでもない形になっている箇所を見かけた。カボチャらしき草が画面上の方のアサガオの群生の方にどうやって伸長したのか?が不思議だけれども、赤丸で囲った箇
今の時期によく見かけるフェンスに絡みついているつる性の植物。マルバアサガオ(丸葉朝顔)に似た葉の形と、容赦ないアサガオホシアサガオに似た花を咲かせているところから、ヒルガオ科の草なのだろうということは
なんでこんなところにケツメイシ?の記事で、マメ科ジャケツイバラ亜科のエビスグサを見かけたという内容を記載した。エビスグサは別名が決明子(ケツメイシ)で目に関する漢方の成分を合成することで有名だ。という
土手を歩いている時に、ここらでは見かけない草が目に付いた。このマメ科らしい小葉にこの一般的なマメ科らしくない花だけども、マメ科ジャケツイバラ亜科っぽい花と花から伸びる特徴的な莢はマメ科ジャケツイバラ亜
Google TV StreamerでSteam Linkを試してみた
待ちに待ったGoogle TV Streamerが発売されたので、発売日に購入した。Google TV Streamer、 4K 画質のストリーミングサービスなぜ、Google TV Streamer
ネイチャーガイド・シリーズ 手のひらに広がる岩石・鉱物の世界 岩石と鉱物を眺めていた時に、185ページの白榴石(はくりゅうせき)が目に付いた。By Dave Dyet http://www.shutt
黒雲母帯とはどんな所?で黒雲母帯について触れた。黒雲母帯では、Didier Descouens - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンク
ざくろ石帯とはどんな所?までの記事で地質図にあったざくろ石帯について見てきた。地質図を引き続き眺めていたら、時々訪れながらも一度も地質図を見ていなかった地域で他の地帯の名称を見かけたので、その地帯につ
栽培においてケイ酸塩鉱物の柘榴石は意識すべきか?の記事で、地質図を眺めていたら、山口県岩国市でざくろ石帯という名称を見かけたので、柘榴石(ざくろ石)について調べてみることにした。コンピュータが読み取れ
地質図でまだ訪れたことがない地域について眺めていたら、ざくろ石帯という表記が目に付いた。山口県岩国市 - 20万分の1シームレス地質図v2栽培ではあまり関与しないと、今まで柘榴石(ざくろ石)について注
地質図でまだ訪れたことがない地域について眺めていたら、ざくろ石帯という表記が目に付いた。山口県岩国市 - 20万分の1シームレス地質図v2栽培ではあまり関与しないと、今まで柘榴石(ざくろ石)について注
アロフェンと活性アルミナまでの記事で各種造岩鉱物とその風化について見てきた。風化耐性が非常に強い石英を除いた造岩鉱物(一次鉱物)は風化すると粘土鉱物(二次鉱物)になる。粘土鉱物には様々な種類があり、モ
火山ガラスとは何か?の記事で火山ガラスの種類と、火山ガラスの一種である軽石の風化を記載した。軽石が風化することによって、塊状のアロフェンになることがわかった。アロフェンだけれども、更に風化すると、パブ
Modris Baum - http://www.mindat.org/photo-277529.html, パブリック・ドメイン, リンクによるアロフェンのCECとAECまでの記事で塊状の粘土鉱物の
Modris Baum - http://www.mindat.org/photo-277529.html, パブリック・ドメイン, リンクによる栽培上重要なアロフェンという名の粘土鉱物の記事で、アロ
造岩鉱物の長石が風化するとどうなるか?までの記事で岩石を構成する様々な造岩鉱物について見てきた。今までの内容を基にして、栽培上、最も重要であると思われるModris Baum - http://www
パブリック・ドメイン, リンク造岩鉱物の長石を見るの記事で、造岩鉱物の一種である長石の結晶構造について触れた。肥料関係で把握しておきたいこととして風化があるので、今回は長石の風化について見ていく。長石
改めて同型置換について見るまでの記事に引き続き、造岩鉱物についてを見ることにする。パブリック・ドメイン, リンク今回は長石について見る。※上の写真は長石グループの一種の微斜長石になる最初に長石について
肥料学や土壌学の中で最も見ておくべき内容は同型置換だろう。同型置換というのは、※図:粘土鉱物の構造と化学 - 化学と教育 68 巻 9 号(2020 年)356ページより引用粘土鉱物の結晶構造に含まれ
Didier Descouens - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる造岩鉱物の黒雲母を見る4までの記事で黒雲母(に含まれる金雲母)の風化についてを見てきた。前回の記
造岩鉱物の黒雲母を見る3の記事に引き続き、今回も黒雲母について見ていくことにする。今回見ていく内容は黒雲母の風化だ。前回の記事で黒雲母が風化して粘土鉱物になる場合、緑泥石化した後、バーミキュライトにな
SOY CMSで生成AIによる記事概要の自動生成の機能を作成しました
表題の通り、SOY CMSで生成AIによる記事概要の自動生成のプラグイン(プラグイン名:記事概要自動生成プラグイン)を作成しました。今回利用しましたAPIはGoogle製のGemini APIになりま
造岩鉱物の黒雲母を見る2の記事以降、黒雲母について調べているが、気になる内容を見かけた。その内容というのが、化学同人から出版されているネイチャーガイド・シリーズ 手のひらに広がる岩石・鉱物の世界 岩石
造岩鉱物の黒雲母を見る1の記事で2:1型の結晶構造を持つ一次鉱物の黒雲母 K(Mg,Fe)3AlSi3O10(OH,F)2 について見た。黒雲母についての理解を深めれば、肥料を考える上で重要な粘土鉱物
造岩鉱物の角閃石を見るの記事に引き続き、黒雲母を見ることにする。黒雲母を含む雲母といえば、※図:上原誠一郎 粘土鉱物基礎講座Ⅰ 粘土の構造と化学組成 - 粘土科学 第40巻 第2号 100-111 1
造岩鉱物の角閃石を見るの記事に引き続き、黒雲母を見ることにする。黒雲母を含む雲母といえば、※図:上原誠一郎 粘土鉱物基礎講座Ⅰ 粘土の構造と化学組成 - 粘土科学 第40巻 第2号 100-111 1
改めて蛇紋石を見るに引き続き、造岩鉱物の角閃石を見る。パブリック・ドメイン, リンク角閃石というのは、普通苦土角閃石であれば、化学組成がCa2(Mg,Fe)4Al(AlSi7O22)(OH)2の様々な
土について学んでいると時々蛇紋石という名称を見かけることがある。蛇紋石という名の粘土鉱物施肥設計を確認してほしいという連絡があった時、ごくたまに蛇紋岩帯に位置する畑に遭遇する時がある。蛇紋岩帯に位置す
造岩鉱物のかんらん石が風化するとどうなるか?に引き続き、造岩鉱物について見ていくことにする。(株式会社誠文堂新光社 日本の石ころ標本箱 201ページの図を参考にして作成)前回が上の表の右下の
造岩鉱物の理解を深めるためにケイ酸についてを学ぶの記事でケイ酸について改めて学ぶことをした内容を記載した。ケイ酸は水に溶けないとされるが、極微量水に溶けることになっていて、nSiO2 + nH2O ⇄
稲作でケイ酸を効かせるにはどうすれば良いのか?の記事の投稿以降、ケイ酸について更に深い知識が必要だなと思い、改めてケイ酸についてを学ぶことにする。目標は植物が利用できるシリカはどこにある?の記事で触れ
オシロイバナらしき花が咲いているのを見かけた。全体的にピンク色の花が咲いているのだけれども、左上辺りで黄色い花を見かけた。ふとオシロイバナの花は濃い色をしているけれども、色素は何だろう?と気になった。
ベランダから見える木の左側で巻き髭をもつ植物が伸長している事が気になった。右側の木から突然生えているように見えるのだけれども、どんな感じで伸長してきたのかな?と気になったので、木に近づいてみたら、途中
ジャンボタニシの稚貝の天敵を探せの記事で、稲作に甚大な害を及ぼすジャンボタニシことスクミリンゴガイの天敵として、ウスバキトンボの幼虫(ヤゴ)がいるという内容を記載した。ウスバキトンボは肉食昆虫に分類さ
おそらく今年発芽したばかりのアカメガシワらしき木の葉にアリがたくさん集まっていた。更地にいたアカメガシワが開花しかかっているどうやら花外蜜腺に集まっているらしいが、それにしてはアリが色んな所に集まって
近所の公園のフェンスでつる性植物が巻き付いているのを見かけた。ハート型の葉なので、ヤマノイモかな?その割には葉が丸っこいので、判定の自信はない。花の咲く時期になったら判定しやすくなるのかな?話は戻って
田んぼの近くの道を歩いていると、ウスバキトンボらしきトンボがたくさん翔んでいることが目に付く。そろそろ第二世代が産卵でもするのかな?と思いながら見ている。お盆トンボがイネの葉で休むそういえば、トンボの
稲作でカルシウムの施肥を注意したら、ジャンボタニシはどうなるのだろう?
田にオタマジャクシがたくさん集まるにはどうすれば良いのだろう?までの記事でオタマジャクシがジャンボタニシの内臓物を死骸から引きずり出して食べていた内容の記事を記載した。上記の様子をずっと見ていた時に、
田にオタマジャクシがたくさん集まるにはどうすれば良いのだろう?
前回のオタマジャクシがジャンボタニシの死骸に集まっていたの記事でオタマジャクシがジャンボタニシの内臓物を引きずり出していたものをよく見ると、ピンク色をしているので、もしかしたら、出産前のジャンボタニシ
前回のオタマジャクシがジャンボタニシの死骸に集まっていたの記事でオタマジャクシがジャンボタニシの内臓物を引きずり出していたものをよく見ると、ピンク色をしているので、もしかしたら、出産前のジャンボタニシ
いつも見ている物理性の改善 + レンゲ + 中干し無しの田。アメンボは水田に何を求めてやってくるのだろう?周辺の田と比べると、大きなジャンボタニシの個体数が少なくなったとはいえ、小さなジャンボタニシは
珪藻土という土が気になった。珪藻土といえば、家の壁に塗り、湿気がある時は壁が湿気を吸い、乾燥している時は壁から湿気を放出するということを期待された建築資材だったと思う。珪藻というガラスの殻をまとった微
稲作でケイ酸を効かせるにはどうすれば良いのか?という話題になった。稲作でケイ酸がしっかりと効いてくれると、暴風による倒伏を予防出来るようになる。ケイ酸はケイ素を含む鉱物※が水に溶けてイオン化する必要が
連日ニュースで大型の台風が上陸するという内容が報道されている。台風の時期になるといつも頭に浮かぶのが、イネの被害がどれ程になるのか?だろうか。台風の季節はちょうどイネが穂を形成する時で、株の硬さや穂重
更地になったばかりの箇所にアカメガシワか?の記事で見た今年の5月頃に更地になった場所でアカメガシワらしき植物を見たわけだけれども、再びその場所に行ってみたら、アカメガシワが大きくなっていた。この株をよ
コーヒー抽出残渣を植物に与えたら?の記事で、緑肥の栽培でコーヒー粕(コーヒー抽出残渣)を施肥したら、1年目は抑制的に働き、2年目は生育が良くなったという内容を見かけた。Vaccinationist -
ドリップし終わったコーヒーの粕を見ていて、コーヒー粕に残っているであろうカフェインをカフェインを合成しない植物が吸収したらどうなるのだろう?という疑問が生じた。なので検索をしてみることにした。検索の前
小川の縁にある格子フェンスだけれども、様々な草が絡みついてた。ざっと見、ヒルガオ、アケビらしき葉、ヤブガラシがいるのはわかった。多年草らしき草に巻き付く蔓性低木のアケビヤブガラシとスズメバチヒルガオの
最近耕作放棄地になった田がある。今日、その田の前を通った時、イネ科の夏草が繁茂している中で、アカメガシワがいた。アカメガシワの種子が熟した夏草の繁茂具合から、耕作放棄地になってまだあまり年数が経過して
先日のニュースで、処分に困る廃菌床でカブトムシを育て、幼虫を魚の養殖の餌等にするという話題があった。この内容は以前、廃菌床とカブトムシと魚の養殖で記載したが、ニュースで紹介されていた会社は記事で触れた
最近、米不足の話題を見聞きすることが多くなったし、実際に食料品店に行っても米を購入する事が難しくなっている。この予兆は国内資源の活用の話題(肥料や小麦等)や昨年の稲作の不調の時点で既にあって、今年の稲
先日、料理酒を購入しようとしてパッケージを見た時のこと、料理酒のパッケージに旨味成分のコハク酸という表記が目に付いた。コハク酸という名はよく見るが、どんな形だったっけ?と疑問になったので、帰宅してから
緑青で青くなっている10円硬貨があったので、酢酸で10円硬貨をピカピカにしたいの記事で試したのと同様に酢酸に浸してみた。緑青とはどんな反応?結果はこんな感じ。青が目立っていた箇所から剥がれたような感じ
生ごみを埋める土もまずは土壌改良有りき等の記事で話題に挙げている生ゴミを埋めている箇所で、このような細長い巻き貝がたくさんいることが目に付く。この貝は、麦茶粕の黒さは何由来?麦茶粕が固まっているところ
アカメガシワの子房が膨らむの記事で受粉したアカメガシワの花を見かけて以降、極力この株がいるところを通るようにしている。数日前、この株の前を通りかかったら、種子が熟していた。この種子を見て不思議に思うの
近所の店で購入した枝豆を包装から取り出した時、莢を突き破って根が出ていたものがあった。根が出ていたものを莢から取り出してみたら、こんな感じ。枝豆はダイズを未熟な状態で収穫したものだから、本来は発芽しな
緑青とはどんな反応?に引き続き、銅にまつわる話。小学生の頃に銅をソースで洗うとピカピカになるという話があって試したことがある。あの時は化学反応なんてものは一切知らず、ただピカピカにしただけだったけれど
青い10円硬貨の記事で青くなった10円硬貨の話題を記載したが、話が脱線したまま終了した。今回はこの青さについてまとめていく。青くなった10円硬貨は高校化学の範囲で説明できるので、整理しながら進めていく
とある本を読んでから、我が家では銅ブームが訪れている。とある本とは何か?だけれども、これをこの場で記載すると我が家でブーイングが起こりそうなので、本の紹介はしない。銅ブームに合わせて、青い10円硬貨の
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前回のベンゼン環を含むもう一つの重要な化合物であるリグニンの記事でタンニンの他にあるベンゼン環を含む重要な化合物であるリグニンについて見始めた。リグニンは3種類のモノリグノールと呼ばれるベンゼン環を持
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キレート作用を有する有機酸とは何なのか?の記事で、キレート作用を持つ有機酸について触れた。キレート作用を持つ有機酸で真っ先に挙がるものがクエン酸で、複数個のカルボキシ基(-COOH)を持つことが条件で
蛇紋岩土壌は植物にとって過酷な環境の続きで、植物にとって蛇紋岩土壌は過酷で、その要因がニッケルにあったことを記載した。ニッケル対策として、植物はキレート作用を有する有機酸によって回避している可能性があ
今回は蛇紋岩土壌は植物にとって過酷な環境の続き。蛇紋岩土壌が植物にとって過酷なのは、ニッケルがあることで、植物がニッケルを吸収すると鉄欠乏のような錯覚になり成長が阻害される。鉄は光合成等の重要な機能に
塩基性暗赤色土を探しに京都の大江山への記事で、蛇紋岩が風化してできるとされる塩基性暗赤色土の写真を撮影しに行ったことを記載した。蛇紋岩が風化した土壌だけれども、様々な植物にとって過酷な土壌だとされ、蛇
京都府北部に位置する大江山に流れる二瀬川渓流に行ってきた。京都の自然200選 二瀬川渓流/京都府ホームページ大江山 - 20万分の1シームレス地質図v2目的はこの地域を構成する主の岩石である蛇紋岩が風
京都府北部に位置する大江山に流れる二瀬川渓流に行ってきた。京都の自然200選 二瀬川渓流/京都府ホームページ大江山 - 20万分の1シームレス地質図v2目的はこの地域を構成する主の岩石である蛇紋岩が風
還元剤としてのアスコルビン酸の続きで、還元剤の理解を深める為に更に調べることにする。今まで工業の視点での還元剤について触れたことがない立場として、水酸化鉄(Ⅱ)とアスコルビン酸という2つの還元剤につい
水酸化ナトリウムと塩酸の製造までの記事で、水酸化鉄(Ⅱ)という還元剤について見てきた。工業規模で使用する還元剤について見ていくにつれて、他の還元剤についても把握しておく必要が出てきたので、還元剤として
水酸化鉄は安価で大量に得る事ができる還元剤なのか?の記事で水酸化鉄(Ⅱ)(以後、水酸化鉄とする)の製造方法を見た。銑鉄で良いのか?は知らないが、鉄を塩酸で溶かした後に、水酸化ナトリウムで沈殿させること
水酸化鉄は安価で大量に得る事ができる還元剤なのか?の記事で水酸化鉄(Ⅱ)(以後、水酸化鉄とする)の製造方法を見た。銑鉄で良いのか?は知らないが、鉄を塩酸で溶かした後に、水酸化ナトリウムで沈殿させること
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水酸化鉄と酸化水酸化鉄の記事で水酸化鉄と酸化水酸化鉄について触れた。水酸化鉄には水酸化鉄(Ⅱ)と水酸化鉄(Ⅲ)があり、水酸化鉄(Ⅲ)は実際には酸化水酸化鉄であるそうなので、以後の内容では、水酸化鉄(Ⅱ
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ヒトはタウリンを生合成できるのか?までの記事で、(脱線はしたが)魚粉肥料についてを見てきた。有機態窒素多めでリン酸も多く使い勝手の良い有機質肥料と思いきや、石灰(カルシウム)の量が不明確で地雷も多い有
胆汁酸と炎症性腸疾患までの記事でタウリンについて見てきた。そろそろ最も重要な人体においてタウリンを合成することはできるか?について見ていきたい。とりあえず最初にWikipediaのタウリンのページを読
胆汁酸のタウリンによる抱合の記事で胆汁酸について触れ始めた。胆汁酸について気になりだしたきっかけが、タウリンについて調べていた時にたまたま目に付いたNature ハイライト:乳脂肪は腸内細菌叢を変化さ
土壌中でタウリンを資化する微生物は存在するか?までの記事でタウリンについて触れた。タウリンのことを更に調べていたら、宮﨑照雄等 タウリン欠乏による胆汁酸代謝の変化 - タウリンリサーチ (2019)
土壌中でタウリンを資化する微生物は存在するか?までの記事でタウリンについてを調べていたのだけれども、その時に興味深い研究報告を見かけた。それは〔2023年8月24日リリース〕樹木の主要成分であるリグニ
土壌中でタウリンを利用する微生物はいるのだろうか?という疑問が生じたので検索をしてみたが古い論文しかヒットせず。ChatGPTにタウリンを好む細菌はいるのか?と質問をしてみたら、タウリンを好む細菌は存
タウリンの効能の記事で栄養ドリンク等でよく見かける成分の一つのタウリンの神経伝達物質としての働きについて見た。栄養ドリンク経由で摂取したタウリンが神経伝達物質として働くか?は不明だけれども、知見として
Yikrazuul - 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, リンクによる魚粉肥料についてを細かく見てみる4の記事でブラックバス由来の魚粉にはタウリンが豊富に含まれているという内容を記載し
魚粉肥料についてを細かく見てみる3までの記事でカツオを原料とした魚粉肥料についてを見てきた。水産加工品の残渣を肥料にする限り、石灰問題の回避は難しいというのが前回までの感想。魚油加工用のイワシ由来のフ
魚粉肥料についてを細かく見てみる2の記事でイワシを乾燥して粉砕した魚粉肥料について見た。その際にイワシの栄養価も合わせてみて、魚粉肥料の肥効に関する内容も触れた。イワシを乾燥して粉砕した魚粉肥料はN:
魚粉肥料についてを細かく見てみるの記事で魚粉(魚粕)肥料の定義に触れた。定義を見る限りでも、赤身魚系(ブラウンミール)と白身魚系(ホワイトミール)に分けられたり、加工方法に違いがあったりすることがわか
塩化カリを施肥する上で金属の腐食を意識すべきか?までの記事で有機質の肥料や補填系の天然素材の肥料を見てみた。この話の発端は、大規模栽培をしている某生産法人の話題になり、そこが有機質の肥料を主に栽培をし
海水由来の塩化カリの記事で塩化カリについて触れた。塩化カリ(KCl)はすぐにカリ肥料でありながら、ガスが発生しにくく障害発生が起こりにくいという言われている。ただ、塩化カリを水に溶かした時に分離する塩
硝石の製造方法についての記事で硝石こと硝酸カリ(KNO3)は熟成した家畜糞と草木灰を混ぜて加熱した後に得られた絞り汁に含まれていることがわかった。黒色火薬として用いるのであれば、この方法は適していたか
NHKのブラタモリという番組で白川郷の話題があって、便所の横で硝石を製造していたという内容が放送された。「白川郷〜白川郷はなぜ美しい?〜」 - ブラタモリ - NHK硝石というのは黒色火薬の材料の一つ
山形の北部の盆地の更に北で緑泥石と出会ったの記事で山形に行った際、カリの施肥はどのようにすれば良いか?という話題になった。なぜ、上記のような話題になったのか?といえば、山形県全体で地質的に慢性的なカリ
先日の山形北部からの帰りにラ・フランス等の果実やネギで有名な農家がいる山形県天童市に寄ってみた。山形の北部の盆地の更に北で緑泥石と出会った天童市は山形県中部の山形盆地に位置し、東北のグリーンタフ帯(緑
タンニンのタンパク質凝集モデルは地力窒素の理解に繋がるか?の記事で、地力窒素とは、タンニンのタンパク分解酵素を抑制しつつタンパクを凝集させる作用に拠るものなのか?という内容を記載した。上記の話題が正し
窒素肥料の複雑さの続きまでの記事で各種窒素肥料と地力窒素について触れた。有機態窒素のことを見ることで、地力窒素のことがなんとなく見え始めてきたけれども、まだ実態はつかめず。タンニンとタンパクについて、
窒素肥料の複雑さの続き。今回は前回触れなかった核酸について触れる。パブリック・ドメイン, Linkイノシン酸 Wikipedia核酸には色々とあるが、発根促進の効果があるとされるイノシンの