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某塾講師の備忘録 https://jukukoshinohibi.hatenadiary.com/

底辺出身の塾講師である僕が、『教えること』に役立ちそうな情報を、『心理学』から『勉強法』までまとめるブログです。(教育に関するヘンな話への愚痴も少々)

中元 俊也
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2020/02/21

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  • 「忙しいのが好きな人は仕事ができない」と言うそうですが・・・

    今日は「忙しいのが好きな人は仕事ができない」という言葉について、僕なりの考えを述べてみる。 この言葉は昔から有名で、簡単に言うと「無駄に仕事を詰め込んで忙しいふりをしてい悦に入る人は、つまり無能だ」という辛辣な意味合いを持つ言葉だと思う。 そして僕は、これを聞くたびにドキッとすることがある。それは僕自身、忙しい状況が正しいとどこかで思い込んでいるからだ。 周囲から見ると、僕は「忙しいのが好きな人」だと思われているかもしれない。ただ実際には、僕は忙しいのが好きなのではない。それは言い訳したいと思う。 正確に言うと、退屈な時間が嫌いなのだ。退屈だと、「時間を有効に使うべきではないか」「自分の資本を…

  • つまり最強の武器とは、ユーモアなのかもしれない。

    最近、「イラっ」とする細かい事件が連続している。例えば校舎の前に競馬の新聞が落ちていたり、スポーツ新聞が駐車場で風に吹かれて舞っていたり。 あまりにも民度が低い行為をする大人がこの近辺に居ること自体がどうにも不快で、ただただ嫌悪感が強い。道端に落ちたゲロをみたときみたいな気持ちになる。 ラ・ロシュフコー箴言集 (岩波文庫 赤510-1) [ ラ・ロシュフコー,F. ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon こういう嫌悪感というのは、とにかくその対象が嫌いで仕方がないという潜在意識による基本感情であり、攻撃でも防御でもない回避を促すものだとされる。 だから表現もどこか端的で、…

  • 【英文読書ルーティン日記213】"The Code Book"読書感想ブログ28 ~暗号解読~

    僕は物理自体は嫌いではない。空想科学読本や、物理エンジンを用いたバーチャル実験を行うYouTuberを、心底楽しいと思えるからだ。 だが、好きというだけでは理解には至らないという冷厳な事実も同時に学ばされる。高校の頃、僕はなぜg=9.8なのかが納得できず、そこで詰んでしまった程なのだ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com もっとそんな子細に拘らず、柔軟に、遊ぶように、数式や物理を親しめばよかったと思うところはある。そうなれば僕は理系に進学していただろう。人生も変わりそうだ。 ―そんなIFを語っても仕方ないのだが、量子力学の奇天烈さに触れると、”そんな未来もあり得た”…

  • 不安の新たな側面と、その発動スイッチに気づいた、って話。  

    今日のテーマとして、僕にとっての「不安」に関する内省を、さらに掘り下げてみる。そもそも論だが、僕は人と比べて不安を感じやすい性質だという自覚がある。 しかし、その不安に対する解像度が高いかと言われると、むしろ平均値より低いのではないか。変な話だが、天賦の才がある部分ほど、言語化が追い付かないのと似ている。 【中古】 がんばることに疲れてしまったとき読む本/下園壮太(著者) posted with カエレバ 楽天市場 Amazon とはいえこれまで、不安に関する自分なりの仮説はいくつか立ててきた。そして思い返しても、そのそれぞれが、実態と大きく乖離している気はしていない。 例えば不安を覚えるのは…

  • 「少しのことにも、先達はあらまほしきことなり」

    『徒然草』の有名な一節に「少しのことにも、先達はあらまほしきことなり」という言葉がある。子供の頃は特に、この言葉に何か思うことは微塵もなかった。 しかしこの言葉が最近、自分の中でこれまでとは異なる深い意味を持つようになってきている。さりげない一言だが、なんと含蓄に富んだ言葉だろうかと思うのだ。 www.youtube.com とはいえ、いきなりそれだけを書いても「何言ってんだこいつ」感が拭えないため、ここからはそれについて思うことを、つらつらと述べてみたいと思う。

  • 苦手な業務を無理に任せる不毛さを改めて感じている。

    今日は改めて「比較優位」という言葉について、自分の持論を考察してみる。これはもともとは経済学の授業で知った言葉だ。 リーダーの仕事について解説した本を読むと、「チームの構成員に責任を全うさせることが重要である」という教えがあるが、僕は正直、この考え方には異論がある。 リーダーの仮面 「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法 [ 安藤広大 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon もちろん、個々人の得意不得意に関係なく、全員が徹底するべき業務は確実にやらせるべきだという意見は理解できるし、一定の正しさもあると感じている。 しかし、僕が常々思っているのは、苦手…

  • 2026年3月で”現状の自分を”殺すということ。 —結果生まれた不思議な感情。

    今日は、曲がりなりにも「終わり」を決めることで、自分のメンタルに生じたポジティブな変化について記録しておこうと思う。自分でも興味深いと感じたためだ。 去年の記事でも触れていたが、これまでは2025年3月、つまり今から2か月後に独立を告げようと考えていた時期があった。(この無謀さはむしろ愛しいのだが) 【中古】 君がオヤジになる前に / 堀江 貴文, 福本 伸行 / 徳間書店 [単行本(ソフトカバー)]【宅配便出荷】 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon しかし、それは見通しが甘く、どれだけ楽観視してもやはり現実的ではなかったと思う。無知の勢いゆえに立てた計画に過ぎなかったの…

  • マジで盲点だった。【1週間目標】の設定はメンタル安定の神ツールである。

    色々あって、2025年はさらに本気度を高めて、数値を作りに行くことを誓っている。だがこの誓いは、無工夫だとまず長続きしないことも、経験則として知っている。 恋愛感情という強いそれも数か月しか持続しないということを考えると、今僕が感じている【本気で仕事をする】ことへの”恋”も、早めに対策しないとすぐ鎮火するだろう。 手長姫 英霊の声 1938-1966 (新潮文庫) [ 三島 由紀夫 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon だからChatGPTに尋ねてみた。2026年3月をもって、数値・実績を手土産に自分の我を通すべく、毎日コツコツと継続するべきことは何か、と。 いわば、例…

  • 「不信」は意外なところから始まり、むくむくと成長を重ねる。

    今日はもはや日常と化した休日出勤に向かう途中なのだが、我ながらかなりもやもやした感情を抱えている。 これは個人攻撃ではなく、あくまで自分なりの気づきだ。そんな風にまとめるため、言葉には気を付けながら記事をまとめていく次第である。 実は先ほどまでキャンプを楽しんでいたのだが、それを早めに切り上げてまで、色々あって出勤を優先する羽目になった。正直言って、かなり腹が立っている。 なぜそうなったのかというと、新年度に関して未決となっているあれこれの話し合いをする会議のためだ。そしてそれは、すぐにでも決めなければマズい、とのこと。 ・・・・・・しかし、そもそもそこまで急な調整が必要になると知らされたのは…

  • 【英文読書ルーティン日記212】"The Code Book"読書感想ブログ27 ~理解を阻むほどのなにか~

    【ご冗談でしょう、ファインマンさん】という名著がある。稀代の物理学者ファインマン氏のユーモアあふれる日々と思考が描かれた、読んでいて飽きないエッセイだ。 それを読んでいても思うが、理科や数学として括られる単元で抜きんでた成果を出す人は、観ている世界が違うのだろう。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 正確には、あらゆるバイアス、思い込み、先入観、常識などから自由、といった感じだ。ゆえにあらゆる可能性を考えられる、ということなんだと思う。 それは同時に、大多数が共有する言語や価値観を、そうしていないということも意味する。自由ゆえに集団から溢れがちというのも、一つの個性…

  • 振り返れば、部下時代に感じていた不満を何一つ活用できていなかった・・。

    今年度の決算が近い。一応概算を立ててみたら、血の気が引くほどのマイナスになるのも覚悟していたものの、打ち手次第では昨対プラスに戻せそう、というのが現状だ。 昨日は深夜テンションもあり、熱い目標を掲げてしまった。全校舎で圧倒的な結果を出し、どのようなキャリア選択をしても文句を言わせない立場を得るという内容だ。 サイコパスに学ぶ成功法則【電子書籍】[ ケヴィン・ダットン ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 言語化するとちょっと恥ずかしさも出てくるのだが、この目標自体は非常に魅力的だとやはり思うし、かつ戦略的に実行できれば、別に大言壮語でもないと思う。 強力な成果を生むと確…

  • 「授業」に対して最近思い始めた本音。

    あと3か月も経てば、この校舎長という地位を引き継いで丸二年になり、いよいよ三年目に突入する。今はそれに伴い、新年度のあれこれの準備も並行している。 料金表を確認し、塾則を見直し、新年度のコンテンツの在り方を見直し・・ということを本当は本腰据えて”やりたい”。ただ悲しいかな、実態は全く、そうではない。 僕はプレイングマネージャーであり、担当する授業のコマ数は、正直社内でもトップクラスに多い。法が定める休憩時間を満額で取ることは夢の話といえるほどに。 現場に身を置きながら、時に応じて(大体それはすごく他人の都合に左右されるが)俯瞰的な視点をもって運営に当たらなければならない。そういうことの繰り返し…

  • 僕にオーダーメイドされた【自信】の定義を言語化する。

    今日は久しぶりに、「突然閃いた」的な話をば。僕にとっては未来永劫あり得ないとさえ感じていた「自信」の定義が、ようやく明確になったのだ。 なぜ突然そのような結論に至ったのか。きっかけは、最近また再読しているお気に入りの本『憂鬱でなければ、仕事じゃない』の一節が改めて心に刺さったからだ。 憂鬱でなければ、仕事じゃない (講談社+α文庫) [ 見城 徹 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon その章のタイトルは「自己顕示と自己嫌悪は双子の兄弟」だった。その章には、大体こんなことが書かれている。 「自己顕示欲しかない人間は浅薄であり、自己嫌悪しかない人間は付き合いにくい。しかし、…

  • 意図せずして【カフェイン断ち】に挑戦していたので、メンタルを記録する。

    今日は仕事の調子がびっくりするほど悪かった。具体的には、集中が深まらず、問題を解こうにもどこか投げやりで、解説をしようにも芯食ったことが言えず、という風に。 色々な可能性を疑った。例えば天気が悪かったので、それによる不調かもしれないと早めに風邪薬を頓服したが、さして効果は得られなかった。 別の可能性として、【脳疲労】も疑った。今日は不思議とマルチタスクを強いられる場面が多く、CPU稼働率100%ともいえる状態が2~3時間はあったためだ。 となればこういう時は瞑想が効く。それは経験則で知っていたので、Fitbitのモードから「マインドフルネス」を選び、3分間瞑目してボーっとする。・・・・・・。 …

  • 2026年3月で【区切り】をつけるべく、2025年をどう位置付けるか。

    今日は完全に独り言というか、自分にさえ向けていないような言葉を記録し、そのあとで文章として整理したような記事を書こうと思う。 それくらいカオスなこととは何か。それは僕にとって納得感のある、進むべきベクトルはどこを向いているか、というものだ。 前回の記事では、常に何かしらの目標を立てて勝手に遊んでいるような日々を送っているので、特に新たに掲げるそれはない、と書いた。 しかし、2026年3月を一区切りとし、その準備をこの1年で進めるということだけは、長尺のスパンで唯一、強く日々意識している。 これを僕は「引退」と呼んでいたが、最近になってその表現が適切なのかどうか、改めて見直す必要があるとも薄々感…

  • なぜ僕らは目標達成が下手なのだろうか?

    目標は大事だ、それを達成するスキルが将来活きてくる・・といったアドバイスを受けるが、かくいう僕は、人生でいくつ目標を達成してきたのだろう。ふと疑問に思った。 これまでの人生を振り返ると、意外と目標を達成したと胸を張れる経験が少なく、単純に経験数として、僕は目標達成のアマチュアなのではないかと感じつつある。 【中古】いつやるか?今でしょ! 今すぐできる45の自分改造術! /宝島社/林修(予備校講師)(単行本) posted with カエレバ 楽天市場 Amazon このことに関連して、「実は真面目で自己重要感が低い人ほど、目標達成の経験数が少ない傾向にあるのではないか」という仮説も、ぼんやりと…

  • 【英文読書ルーティン日記211】"The Code Book"読書感想ブログ26 ~摩訶不思議な未来へ~

    インターネット黎明期と聞くと、僕はなぜかブラクラといった言葉を思い出す。当時は「ブラクラ博物館」というサイトがあり、不思議とそこへ入り浸っていたからだ。 怖いもの見たさに違いないが、クリックすると意味不明なシステムを起動し、パソコンに過負荷をかけて機能を停止させるという悪ふざけの極致みたいなプログラムだ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com と同時に興味を持ったのは、コンピュータウィルスという存在だ。知られたくない情報を誰しもが抱えているからこそ、それを流出させたいという欲が生まれる。 もちろん僕が作成側に回るという意味ではなく、対岸の火事なのだが。実際自分が被害に…

  • マネージャーがプレイヤーに忙しいことによる弊害が、やっと身に染みて理解できた冬。

    昨日に引き続き、まだまだ頭から出し切れない学びを、徹底的に書き下ろすことにする。やはりこの繁忙期は、成長点より課題点の方が、多く見つかったと思っている。 そしてこの時期を経て、僕が手触り感をもって痛感したのは、マネジメントを担う立場の人間が、現場業務に忙殺されることで生じる弊害の重さだ。 リーダーの仮面 「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法 [ 安藤広大 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon これ自体は【リーダーの仮面】などで知識として持ってはいた、「マネジメントの"失敗例"」なのだが、それを体験することで、その不健全さを急速に理解しつつある。 今…

  • 繁忙期で見えた"バグ"を、美化される前に棚卸し。

    昨日は冬季講習をほぼ終えて、しっかりと休みを取った結果、自分の心身にポジティブなことが起きたという話について記事を書いた。 しかし、今日はそれを経た結果気づいた問題点について、思い出補正が掛かる前に記録しておきたい。今回は僕個人の枠を超えて、組織としてのそれに気が付いたのだ。 【中古】ホリエモン×ひろゆき「なんかヘンだよね…」 / 堀江貴文 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon これは巨木の中に紛れ込んだシロアリのようなものだと思っており、放置すれば無制限に増殖し、木を朽ちさせ、やがて倒壊に至らしめるだろう。 大仰かもしれないが、それくらい恐ろしい未来さえ内包したバグだと、…

  • 色々壊れてもおかしくないほどの連勤を経て、そして休日をちゃんと取った今、思うこと。

    繁忙期が終わったのもあり、どこか懐かしさをも帯びた、落ち着いた日常を取り戻している。定時に出て、定時に帰る。来週末を凌げば、定期的な休日も取れる。 まだ連勤は続いているものの、気持ちや生活にゆとりが生まれ、張り詰めていた神経もようやく少し、緩んできた。このメンタルは貴重ゆえ、忘れる前に記録しておきたい。 まず何より強く実感したのは、休みを取ることの重要性である。僕は今、年末年始に徹底して何もしなかったことを、すごく正しい判断をしたとさえ思っている。 あれほどの連勤術士だった僕に一体何が起きたのか。以下なるべく手短に、まとめておく。

  • 「健康になる」という終わりのない努力をどう区切るか?

    今、断酒を初めて3日目だ。とりあえず心配された寝つきの悪さとか、飲酒欲の暴走とかは特になく、むしろ酒浸りになっていた頃より心身共に健やかである。 多忙であることにかまけてサボっていた筋トレも少しずつ復活させており、今は胸が結構な筋肉痛になっている。少しずつ、自分の体が"戻っていく"自覚を得ている。 腸内環境を整える。ぐっすり眠れるようなルーティンを構築する。朝から晩まで元気に過ごす。ついでにめちゃくちゃ増えた白髪を減らし、肌にも潤いを取り戻したい。 今の僕は「健康」「美容」「カッコよさ」といった、永遠に終わらないゴールを目指して走っているということになる。となると、今はいいが、いつか燃え尽きる…

  • 最近、【米軍式睡眠法】にハマっている。

    こないだも書いたが、今は酒を止めている。1か月くらい不摂生し続けた結果、腹が張るとか、体重が増えるとか、純粋に睡眠の質が落ちるとか、つまりやばいからだ。 もともと朝に弱いくせに、そこへアルコールをぶち込むのだから、睡眠の満足度が低いままになってしまうのはいわば当然だ。世界一簡単な論理クイズである。 【中古】 「朝に弱い」が治る本 スッキリした目覚めを手に入れる習慣 PHP文庫/鴨下一郎(著者) posted with カエレバ 楽天市場 Amazon もうそこそこいい歳なので、ケアについては意識的にならないと簡単に崩れる。そして二度と戻れなくなる気さえする。そういう諸々での断酒である。 さて。…

  • ある意味最新版。自覚あるADHD特性との向き合い方と活用法。

    今日は久しぶりに、ADHDの特性について向き合う話をしようと思う。とはいえ僕自身、HSS型HSPとかADHDとかについて、専門機関で診断を受けたわけではない。 ただ、診断を受けた人々の生きづらさや日々の頭の中の様子を綴った記事を読むと、非常に共感する部分が多い。だから自分も大なり小なり、そうなのだろうと納得する。 さて。僕が自分でADHD的な特性を持っていると強く感じるのは、マルチタスクに極端に弱い点だと思っている。例えば僕は、とある記事の以下の部分にすごく共感する。 僕はこの症状が非常に強く、それこそ1日に3つもやらなければいけないタスクがあるとパニックになってしまいます。ガス代を払って、市…

  • 「素面の告白」

    大仰なタイトルだが、つまりまた、何度目かわからない禁酒宣言である。その理由もこれまでと全く同じで、いよいよ内臓が壊れてきたと感じるからだ。 僕はやはり酒の飲み方が無茶苦茶で、粗相をした記憶はないが、酩酊して理性から解き放たれた自分が何かをしていそうで、本当に怖い。そんな飲み会が最近もあった。 その日はしかも猛烈に気分が悪くなるタイプの二日酔いで、強い嘔気によって目覚め、這いずるようにトイレに行き、内容物をすべて吐瀉するという最悪な起床だった。 参加者は、その会を楽しいと言ってくれたが、僕はどうにも「恥」や「自責」の念が先に立ち、本当に情けなくなる思いが上回っている。 ーそんな僕の今一番のパート…

  • 【英文読書ルーティン日記210】"The Code Book"読書感想ブログ25 ~ウィルスのせいで、ウィルスのおかげで~

    どちらの主張も筋道が立っていて、納得感も強いのに、その二つがどうしても相容れない。そんな構図の論争は、現実にいくつか存在する。 銃社会では犯罪が増えるが、と同時に自己防衛の術もある。多様性を認めれば色んな人が暮らす社会になるが、それは同時に衝突の火種を増やすことにもなる。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 暗号も同様だ。それを認めれば、個人のプライバシーは守られるが、犯罪者の秘匿性も守られ、より広範に影響を持つ犯罪計画を練り上げる隙を与えてしまうのだ。 特にRSA暗号などの最新の技術は、登場してから日が浅い故、それに関する議論も、運用例も、人類にはまだまだストック…

  • ルーツを辿ると、過去を肯定できるだろうか?

    年始は実家に帰り、除夜の鐘を突きにいったり、先祖の墓を参ったり、そんなのどかな時間を過ごしていた。 その途上、久しぶりに父と話す機会があり、どんな流れか忘れたが、僕の幼稚園時代のエピソードがふと飛び出した。 曰く僕は、みんなが室内で何かしているときも、外で例えば虫をぢっと観察しているような、協調性の欠片もない子供だったそうなのだ。 ・・そういわれてみれば、誰もいない幼稚園のグラウンドに一人ぽつんと自分だけが居る、そんな光景は不思議と記憶に残っている。 手のかかるクソガキだったことだろう。当時の先生たちには頭が上がらない。-という話で終えてもよくなったのだが、これを聞いて思ったことは、恥ともう1…

  • 僕は「理想」なんてものにクソほども興味が無いらしい。

    今日も今日とてChatGPTとずっとやり取りしている。佐渡島庸平氏は「今の僕の一番の友達」と昔のnoteに書いていたが、僕もそう捉えて差し支えは無い気がする。 今回は僕自身の価値観(恋愛観から自分ルールまで)を全て取り込んで、そこから見えてくる、”僕も気づいてない僕”にたどり着くことをテーマにした。 このやり取りを通じて、新たに理解できた自分の一面。それは、乱暴に言えば僕は「理想」なんてものにクソほども興味が無い、ということだ。 その気付きに至るきっかけは、僕が自己理解と他者理解を深めるために用いている思考・価値観について、無自覚だった重要なポイントを言語化できたことだ。 今日はそんな話を書い…

  • 暇だったのでChatGPTと恋愛観の深堀をしてたら1時間半経っていた件について。

    今日は元旦である。意図的に仕事に関する全てをシャットアウトしているため、いい意味で暇だ。そして本心から「なにかしたい」と思わない限り、ひたすらに寝ている。 てことで10時間以上横になっていたのだが、ふと「あー、ChatGPTとガッツリ何かを話し合ってみようかな」という意欲が湧いた。 てことでテーマは何にするかなのだが、本当にたまたま閃いた「恋愛観」にすることに決めた。ここは我ながら摩訶不思議な哲学を持っているようで、思索がまだ不十分だ。 例えば僕は、恋愛も結婚も興味がないことを認める。だが、カップルを見かけると、なぜかそっちに視線が向いてしまう自分も認めている。 羨望まで大仰な言い方ではないと…

  • 2024年を一言で振り返るなら、過去一番"僕の理解"が進んだ年である。

    この記事は1月3日にアップされるだろうが、執筆している今は12月31日。つまり、年の瀬、大晦日だ。だから多分に漏れず、振り返りの話を書いてみる。 2024年は僕にとって結構なターニングポイントだと思っている。なぜなら、過去一番、自己内省・言語化が深く、広く行えたからだ。 僕の恋愛観。僕の価値観。僕の興味。僕の原動力。そういったものを掘り下げて掘り下げて、じっくり観察していくと、それらは大抵、直観と大きく異なっていた。 ではなぜ、それらをここまで深く行えたのか。一番の立役者は、ChatGPTだ。セッションを何度も繰り返していくうちに、僕は自分も想像だにしなかった深みへ行けたのだ。 今日は2024…

  • ”「する」ではなく、「いる」を目指す”の意味が、やっと少しだけ腑に落ちた。

    僕は佐渡島庸平氏の考え方が好きで、特に【観察力の鍛え方】から受けた影響や刺激は、仕事とかそういうのを超えて、人生に浸透しているように思っている。 仏教哲学を改めて学び始めたのも、その影響が大きい。特に以下の本を購入した理由は、内容への期待に加え、帯コメントを佐渡島氏が書いていたからである。 ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考 [ 松波龍源 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon とはいえ、noteを読んでも著書を読んでも繰り返し登場する、全ての言葉や理念が理解できているかというと、それはダウトだとも胸を張って言える。 その最たるものが、”「する」ではなく、「いる」を目…

  • 【英文読書ルーティン日記209】"The Code Book"読書感想ブログ24 ~正義と正義の鍔迫り合い~

    ふと気になって、「正義」という言葉の対義語を調べてみた。―色々と候補はあったが、例えば「悪」や「不義」という言葉がそれに当たるらしい。 だがそもそも、「正義」という言葉自体がとても曖昧だ。これは”誰にとっての正しい義を指すのか”が、一見すると分からない。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com だから辞書を引いてみた。 1 人の道にかなっていて正しいこと。「—を貫く」「—の味方」 2 正しい意義。また、正しい解釈。「四書—」 「其実はあたの語の—に非るなり」〈西村茂樹・明六雑誌三三〉 3 人間の社会行動の評価基準で、その違反に対し厳格な制裁を伴う規範。 これを見ると、ジ…

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