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某塾講師の備忘録 https://jukukoshinohibi.hatenadiary.com/

底辺出身の塾講師である僕が、『教えること』に役立ちそうな情報を、『心理学』から『勉強法』までまとめるブログです。(教育に関するヘンな話への愚痴も少々)

中元 俊也
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2020/02/21

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  • 「切れ者」≠「孤独」ということに、今更気付いた。

    「切れ者」と呼ばれる方々がいる。主にややアウトローなキャラが主人公の漫画やゲームにおいて、手強い敵として登場する人物に多いタイプだと感じる。 なんとなく「クールで頭がいい」という印象を持つが、辞書で引いてみると、定義は以下のように紹介されていた。 1 頭の回転が速く、物事をてきぱきと処理する才能のある人。敏腕家。やり手。「社内きっての—」 2 「切り人 (びと) 」に同じ。 「今内務の—の白井なんかひどいそうです」〈蘆花・黒潮〉 知能指数の高さというより、即断・即決といったニュアンスの方が強めに出ている印象だ。そしてそれに付随して、カリスマ性もそこから感じられる気がする。 どちらかと言えば、「…

  • アスリート的な考え方は、考えすぎの人ほど相性がいい。

    ここ最近、ショート動画に「平良海馬」選手のスパチャ切り抜きがよく流れてくる。プロ野球選手のゲーム実況という異色の組み合わせに、気付けば眺めていることが多い。 その考え方を見ている内、ふと気づいた。それは、良くも悪くも卑屈にならないというものだ。自責という感情論に振れず、冷静に自分の状態を俯瞰している感じだ。 と同時に、この考え方が初見ではないという感覚がある。すぐに気付いたが、これは【大局観】【熟達論】【やるか、やるか】といった本にあった考え方と同じなのだ。 つまり、アスリート(競技者)に共通するマインドなのだと納得できた。そしてその考え方は、僕のように考えすぎる人にとって、実はすごく相性がい…

  • 【英文読書ルーティン日記179】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログ⒕ ~作り変えられる脳~

    不安の話が終わり、依存へと移った。メンタルヘルスという発展途上の学問ゆえに誤解や嘲笑が発生しがちな分野の知識が、体系的に身に着いてきつつある。 仏教哲学を学び、発達障害の例を学び、あらゆるサプリやハーブを試してきた僕だったが、ここにきて改めて幹に該当する知識を得ることは、すごく良い学習となっている。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 頭の中を切り捌いても、ぶにぶにしたヘンな臓器があるだけだ。脳をスライスしても、その人の思考を理解することはできない。アインシュタインは量産できないのだ。 僕の脳内を共有することも困難なのに、まして人のそれを汲み取るとなると、これは永遠…

  • 「人望」について本に書いてあったことの内、「ガチやな」と思ったものを紹介する。

    ここ最近(といっても20年以上)、いわゆる3Kを目指すようなトレンドはなりを潜め、個性を突き詰めるような生き方が主流となっている気がする。 2010年頃にはリーマンショックも発生したが、その際は「大きな組織から独立して、自分らしく生きよう」ということで、ノマドワーカーという働き方が流行った気がする。 このムーヴメントは、独立と書けばカッコいいが、大体は同時に孤立を意味しており、いわゆる”つながり””ぬくもり”が軽んじられることにもなったように思う。 そしてコロナ禍を経て、人は再び、”つながり”を強く求めるようになったのではないか。ただし、自分にとって必要の人のみ、という但し書きを付けて、だ。 …

  • 最近心掛けていること。疲労を脳に「誤魔化させない」。

    最近、僕は疲れている。このことはきちんと認めようと誓っている。「弱音を吐くな!」という根性論など無視して、「疲れてないわけないじゃん」と考えている。 こう思っている理由は至極単純で、この本を読んだからだ。人間の神経はお節介なことに、些細な疲労はホルモンだなんだによって、覆い隠してしまうのだという。 心療内科医が教える本当の休み方【電子書籍】[ 鈴木裕介 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon そうやって肉体的・精神的な疲労を覆い隠し続けて、目の前のピンチや多忙を乗り切ろうとする。いわばドーピングだ。副作用は、安全な環境を得てから、癒せばいい、と。 ところがドーピングが効い…

  • わかりやすさの超基本は、「テンポよく・刻む」。

    すごく壮大なテーマになるのだが、最近、あらゆる職種・場面において直感的に「わかりやすい」と思ったことについて、その共通点を探そうと取り組んでいる。 それは時事ネタ解説、心理学者の本、パーソナルトレーナーの指導風景、自分の推しの作品を熱く語るプレゼン、芸人のトークなど、多岐にわたり、ある意味で無秩序だ。 達人の授業とされるものにも、どこか刺さらない教えがあり、そういった学は無いと自分で語りながらも、強く腑に落ちる説明をできる人がいる。 インプットの仕方が違うのか、アウトプットの仕方が違うのか、内省と実験のどちらを大切にしているのか。色々考えてみたが、最近やっと、一つの点に行きついた。 それは、「…

  • 好機ほど、”正しく”それに乗ること意識する。

    自分で言うのもなんだが、今は”波”が来ているのを感じる。波というか、潮目というか、流れというか、何と呼んでも良いのだが、つまり好機だと感じるのだ。 過去に例を見ないほど短期間で一気に問い合わせが動き、ここで取りこぼさずに囲い込めれば、業績もそうだし、諸々の数値が激しく改善できるチャンスにあるのだ。 そんな僕が今正直に感じているのは、どちらかと言えば、良い高揚感である。「やりきったるで!!」という熱意が自分の中に湧いていて、すごくワクワクする。 この感覚は、人生これまで味わったことがない気がする。チャンスに恵まれない寂しい人生だったというより、自分のメタがそれに冷や水をぶっかけるからである。 「…

  • 【休日無気力症候群】という仮説に心当たりがありまくる件について。

    別に明記してこなかったのだが、僕はフル休みの日に、かなりの高確率で鬱が爆発とでも言うべき状態になるというのが、数年以上続いている。 具体的には、布団から起き上がる気力が全く湧かず、起き上がって日頃のルーティンをいくつか行うと、もうそこで完全に気力・体力が切れてしまう感じだ。 本当は休みの日だからこそ、したいことはたくさんあるはずなのに、「なにもさせない」とばかりに脳が全てのやる気とエネルギーを根こそぎ止めている感じである。 大体諦めて昼過ぎまで寝続ければ、少しずつ身体が動き始めてはくるのだが、その時点で1日の半分以上を睡眠に費やしているため、すごく勿体なさと罪悪感が募ってくる。 平日はあれだけ…

  • 僕が見ている世界は、他の人より”忙しい”のかもしれない。

    先日、自学の一環で、発達障害当事者の方のnoteを読んだのだが、それがきっかけで初めて、自分の中に生じた疑問がある。 それは、「え?こんな風に世界が見えるのって、当たり前じゃないの?」というものだ。特にこの図はまさに、僕が見ている景色に、かなり近い。 謝っている発達障害の当事者が同じミスを繰り返す理由|ゆらり 例えば、僕は人混みが嫌いなのだが、その理由は、頭に刺さる情報量がとてつもなく多くて、そこに居るだけでとてもしんどくなってくるためだ。 こんな風に、僕が見ている世界は、他の人より実は”忙しい”のかもしれない。これは感受性とも取れれば、特性によるハンデとも括れる。つまりどちらでも”ある”のだ…

  • 【英文読書ルーティン日記178】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログ⒔ ~僕らはいつを生きている?~

    高校生から大学生の頃にかけて、僕はあまりにも未熟である自分がとても嫌で、なんとかして胸を張れるような人間になれるように向上させたいとずっと思っていた。 今思えば叶うわけが無い片思いに気付けなかったこと。詐欺メールに血の通ったコミュニケーションをしそうになったこと。無知であることがたまらなく恥ずかしかった。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com だがそこから何年も経った今、そういう風に未熟である自分を責めようという気持ちは、かなり薄らいでいる。諦めたというより、受け入れたという感覚に近い。 未熟なのは当たり前だ。ではどうするか。そう考えたとき、答えはいつも同じで、「じゃ…

  • 教科書の定義より、当事者の言葉を読む方が、何倍も納得できるよね、と。

    昨今、これまで「変わり者」「不思議ちゃん」と評されてきた子に、「ADHD」だの「ASD」だの「発達障害グレーゾーン」だの、そういう定義がされることが多い。 この辺はグラフを見ると、よりビジュアルで理解ができる。何より考えさせられるのが、少子高齢化で子供の数が減っているのに、診断数自体が増えていることである。 【最新統計】通級に通う発達障害児(自閉症・ADHD・学習障害)の人数│発達障害支援チャンネル これは例えば、「発達障害」という言葉が普及して、「ウチの子ももしかして・・」と思う親御さんが増えた等の要因もあると思う。 つまり元々こういう子はたくさんいたのだが、診断される数が増えただけという考…

  • 「構造」が見えると、無駄な不安が消える説。

    【熟達論】の「観」の章にもあるが、「型」に成熟して無意識で扱えるようになってくると、その「型」の構造が観えてくるという。 例えば僕が昔野球をやっていた頃、打撃の基本において、「バットは上段に構えて、斜め45度の角度で振り下ろせ」と教わり、素振りで何千回もそれを練習したものだ。 だが冷静に考えると、なぜ”振り下ろす”意識を持つことで、打球が遥か彼方まで飛ぶようになるのか、なかなか直感と反している。何ならゴロばかりになりそうなのに、だ。 ちなみに、打者にとっては45度の角度で振り下ろす意識であっても、動作をビデオ等で見ると、無意識で打点付近で軌道が変わり、上方に飛ぶそれになっているものだ。 バッテ…

  • 「慢心」を防ぐ方法が、この上なくシンプルかつ生産的だった。

    「慢心」という言葉がある。簡単に言えば、「自分はできる側だ、知れた側だ」という風に思い込んで、メンタル的に思い切り油断することと言える。 例えば「井の中の蛙、大海を知らず」とか、「天狗の鼻」といった言葉で表現され、つまりよろしくないことの代表格として語られることが多い状態である。 大企業の凋落や、成功者の転落のきっかけはほぼ全て慢心であることから、その芽は早いうちに察知して摘み取れるようにしたい。できれば、自動的に。 しかし裏を返せば、大企業の重役や成功者であっても知らず知らずの間に陥るのが慢心というメンタリティということでもある。僕みたいなペーペーが、何とかできるのか? そんなとき、たまたま…

  • 「頼れない病」に罹患している僕の認知のバグが、やっとこさ見えてきた説。

    得意な人がこの世にいることの方が信じられないくらいなのだが、僕は人を頼ることがこの上なく苦手だ。もっと言えば、仕事を依頼することに抵抗が凄く強い。 頭では、1人でできる仕事などたかが知れていると判っているし、人に(上手に)依頼をすることで、助け合いが生まれ、つながりと安心・安全を生むことも承知している。 それでいながら、僕はどうして人を頼れないのか。多分責任感が強すぎるんだろうとか、そんなところで自己分析を止めていたのだが・・・。 今日ふと思い立って、それを深めてみた。だが、内省が中途半端ゆえに言語化が難しく、「そうじゃないんだよねー」という事例が大量にヒットした。 それでも粘り強くヒントを探…

  • コミュ”少”は損をする場面が多いのですが、その理由はとっても論理的だったりする。

    方々から指摘されるので、本当にそうなのか、ただその言葉をその人が使いたいだけなのか判断が難しいが、僕は「コミュ障」と評されることがある。 正直「どの程度の陽キャと比較してコミュ障なのか、後学のために教えてほしい」というのが本音なのだが、ぶっちゃけそれ以上の感想はあまり持たない。 実際、コミュ障とはコミュニケーションがうまく取れないという意味だとすれば、早合点が過ぎる面倒な陽キャもまたコミュ障になるのではないか。 逆に、口数が少なくても、相手に意思や意図をズバッと伝えられていれば、それはコミュ障には該当しないはずだ。そんな屁理屈を実はずっと胸に秘めている。 それゆえ、僕は口下手で無口キャラなのだ…

  • 本当に”くつろげる場所”を探すには?

    最近、リラックスとかくつろぎという言葉について、あれこれ思い巡らせることが増えてきた。それは、僕の中に一石を投じるような教えを知ったからだ。 その教え曰く、「自分が本当に安心・安全を感じられる環境に身を置いていると、心の底からリラックスできる」というものだ。そしてこれこそが、真の休息なのだ、と。 では、「自分が心の底から安心・安全を感じられる環境」とは、一体何なのか。実はここを突き止めるのが結構難しく、常識と体感の乖離を一番感じる点だったりする。 先に言うと、僕自身、その答えを何か見つけているわけではない。いわばアンラーンの途上で、一旦自分の常識を壊すところにいる、という感じだ。 そんな段階で…

  • 【英文読書ルーティン日記177】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログⅫ ~不安を分解して観察する~

    勉強をすることの利点の1つは、自分を説明する表現や観点を得られることにあると感じている。 僕はなぜ、他の人ができるこの反応ができないのか。思考ができないのか。そういった謎の一つ一つを言葉にするにおいて、先人の知恵や言葉、研究はとても役立つ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com そして今、偶然に別の心理学の本を頂いたことがきっかけで、メンタルについての興味が小爆発を起こしている。 僕はもっと体系的に、科学的な側面からも、心というのを理解したい。もちろん、仏教哲学も好きなので、それらを丁寧に検証しながら、頭に入れていきたい。 言語・分野も超越した知識を、僕は心の中に育め…

  • 「安心・安全」が保障されたコミュニティとは?

    【予測不能の時代】、【We are lonely, but not alone】、【リーダーの仮面】などを読んでいると、強い組織の特徴として、ある考え方が共通して登場する。 それはひっくるめれば、【安心・安全が保障されていること】だ。強い組織ほどこれが担保されており、メンバーにこれをしっかり感じてもらうのがリーダーの仕事だ、と。 予測不能の時代:データが明かす新たな生き方、企業、そして幸せ【電子書籍】[ 矢野和男 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 響きや意味合いとしては大切なのだと納得するが、定義それ自体がかなり曖昧で、どこか禅問答のような感じさえする。だから、その…

  • 多読のススメ。 ―学びがネットワーク化する快感を知ってほしい―

    精読と多読、どちらに取り組むべきか。これはぶっちゃけその人のレベルなり好き嫌いなりでどうとでもしてほしいのだが、個人的には両方要ると考えている。 特に最近は、多読をすることで恩恵を受ける場面が増えてきたと感じる。具体的には、腑に落ちていなかった教えが急に理解できたり、教えと教えが繋がったりするのだ。 その瞬間はもはや快楽・快感と呼んでもいいくらい気持ちがイイ。狙って再現するのがかなり難しいだけに、僕はそれを得たくて読書しまくっていると言ってもいい程だ。 ということで今日は、全然体系立てられていない提案ではあるのだが、多読はイイゾっていうのをベースに、記事をゴリゴリ書いていく次第である。

  • 「優しさ」という極めて高度な職人技を考える。

    最近、「優しさ」という言葉の意味合いが、自分の中で変化し続けている。これは生まれ持った気質の呼び方でもあるが、高度な職人技ではないかと思うのだ。 いわば、「優しさ」は技術だ。かなり再現性が高いやり方があり、それを丁寧に実行することで、それは狙って演出できるのではないか。最近、すごくそう思っている。 科学的な知識、仏教哲学などの教え、そしてそれらを反復実践して練習し、知見を蓄える。その集積として、「再現性のある優しさ」は醸成されてくるのではないか。 今日はまだまだ思い付きの段階にある仮説だが、だからこそ自分なりに言葉にして、この記事を通じて腹落ちさせておこうと思う。

  • 「手放す」という考え方の意味が、一層腑に落ちたので、また記事にしてみる。

    「感情は、すぐに脳をジャックする」という本に書いてあったことの中で、「言わんとすることはわかるが、すごく遠い理想だなー」と思うフレーズがある。 それは、ざっくり言えば「一つの感情に固執しない、できるだけスッと手放す」というものだ。ちなみにこの考え方は、表現こそ違えど、仏教思考の中でも説かれている。 感情は、すぐに脳をジャックする [ 佐渡島庸平 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 「手放す」という言葉自体は、過去何度もどういうことかを理解しようと努めてきたが、どうにもしっくりくる表現も感覚もなく、ヤキモキし続けてきたテーマでもある。 そんな「手放す」という感覚だが、た…

  • 「自分に正直になる」ことは、思った以上に難しくて奥が深い。

    「自分に正直になれ」というフレーズがある。簡潔であり、かつ人生に必要そうな考え方のような気がして、あちこちで聞かされる。 だが、僕はあまりこの言葉が好きじゃなかった。どこかその人の求める僕の理想像があって、この言葉は、今の僕がそうじゃないことを仄めかしている。 そんな気分になっていたからだ。いわば煙に巻いたポジショントークのようなものではないか、と。なんという自意識過剰だろう・・・。 しかしながら、ここにきてこの言葉ときちんと向き合う必要があると、急速に腑に落ち始めている。そのきっかけは、人から貰ったこの本だ。 心療内科医が教える本当の休み方 [ 鈴木裕介 ] posted with カエレバ…

  • 【備忘録】2024年現在、僕がよく使っている学習法をシェア。

    我ながらよく勉強する人間だと思う。だが、元来飽き性でもあるため、同時に席についてコツコツ勉強するのはそこまで好きじゃないという我儘な面もある。 そんな性格をむしろ活用しようと思い、ここ何年かは、色々な勉強法を試したり、何なら開発しようとしたりと、毎日を自由研究のように過ごしている。 そのため、その方法論は結構入れ替わりが激しいが、その中でも半年以上は少なくとも用いている心掛けが2つある。 てことで今日は手前味噌だが、その方法を簡単に解説する形で、記事を一つ書いてみようと思う。

  • 【英文読書ルーティン日記176】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログⅪ ~ストレスは、純粋悪なのか?~

    不安が無ければいいのにと、高校生の頃から思ってきた。取り越し苦労をするからメール一つ送り辛いし、誰かとコミュニケーションを取るのにだって呻吟する。 リスクばかり頭に浮かぶから第一歩が出ないし、勇気を奮い立たせて行動に繋げても、選ばなかったIFのことが頭をよぎる。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 仮にこれら全てが無かったら、僕はどうなるんだろう。想像してみて、ふと気が付いた。僕は周囲と他人に騙され続けて、そのことにさえ無知の人生を送るのではないか。 常に懐刀を携えるというわけではないが、あまりにも他人の顔色に無関心すぎるのもそれはそれでリスキーだ。僕の生存自体が危…

  • 「発想が貧しい人」のある特徴に気が付いた。

    僕は元々交流関係を増やしたいタイプじゃないので、面白い人と出会えるとか、そういう場にはあまり興味は無い。 過去何度かその場でマルチ的なものにほんのり勧誘されたこともあるので、新しい出会いについては正直めんどくささとネガティブさを強めに感じている。 そんな僕が特に交流を持ちたくないタイプの人がいる。それは、発想が貧しい人だ。言い方を変えれば「思慮が浅く、努力もせず、でも我が強い人」である。 関わっていると、マジでまともな人が周りから離れてしまうし、僕も毒される。ただ意外とこれを見抜くのは難しく、何か自分なりに基準を作りたいとずっと思っていた。 そんな「発想が貧しい人」だが、押しなべると結構目立つ…

  • 「値段や価格への鈍感さ」はもはや、呪縛に等しい。

    今日、以下の動画を、やや今更だが視聴した。 www.youtube.com タイトルからなんか感情論が湧いてしまいそうだが、ざっくり言えば「インバウンド価格で海鮮丼が8,000円になったことに怒り!」みたいな報道があったのだという。 ちなみにインバウンドとは、死ぬほど乱暴に言えば外国から来た観光客が日本で払うお金のことだ。そしてこれに対するコメントとその捕捉説明は、すごく面白かった。 煽りあいなんて陳腐なエンタメとしてではない。物事の本質を立体的に考える観点ゆえに、だ。 今日は簡単にこの動画を観て思ったことを、つらつらと書いていく。

  • 実はファッションこそ、一番コスパのいい投資だと思っている。

    最近、周りで積み立てがなんだかんだといった投資が話題だ。僕自身経済学部にいて、教科書的な意味で投資を学んでいた時期があるが、だからこそ興味があまり無い。 「今準備しておかないと老後が・・!」という論拠を聞いても、「そもそも老後まで日本円が今の価値を持ち続けるかダウト」と思っているため、なんかやる気が出ない。 さて。そんな投資に無関心の僕だが、一つだけ、「そこそこお金を使って勉強したり学んだりした方がいいな、これ」と思っているものがある。 それはファッションだ。ただし僕なりの定義としては、「体型も含めた身なり全般のケア」のことだと考えている。 そしてこれに対する投資は、色々間違えなければ、そこそ…

  • 「馬鹿の山」にいる自分を、如何に察知して蹴落とすか。

    ダニング・クルーガー効果についてこないだ記事を書いたが、ここで得た観点は、自分の学びにおいてとても大事なヒントをもたらしてくれる。 特に自戒しているのが「馬鹿の山」というものだ。わずかな知識量と成功体験などを基に、自分が他人より優れていると無条件に自分をラベリングする感じだ。 km-webcreate.com そしてこの「馬鹿の山」というのは、その人の総体としてあらゆる場面に出てくるというわけではなく、分野・環境が変われば、いつでも起こり得る認知バイアスなのだ。 しかも認知バイアスゆえに、自分が「馬鹿の山」にいるかどうかに気づくのはとても難しい。だから自分なりの仕組みが必要となる。 今日はそん…

  • 【手応え75%】僕がこの仕事を続けている理由が急にわかった・・・・かもしれない。

    自分がなぜ今の仕事を続けているのか。この問いに答えるのはとても難しいし、何より怖くもある。 もしも答えられなかったり、違和感を見つけたりすれば、それは価値観・モチベーションの動揺に繋がる。押し殺していた本当の感情に行き当たってしまうかもしれない。 一方、その結果出てきた答えが、自分自身の信念や、心の底から「好きで楽しい」と思えることに強くリンクしているとしたら、それはそれで素晴らしい発見になる。 内省を深め、心の底に秘めたことを言語化する第一歩として、今自分がやっている仕事について深堀するのは、リスクもあるが取っ掛かりとして悪くないと思う。 さて。そんな僕もこの問いに、ズバッと一言で答えるのは…

  • 引き込まれる説明は、「どうしてだろう?」という問いから始まる。

    僕は人の話を聞くのがとても苦手だ。先生の話が始まると、数分も持たずに窓の外の景色が気になったり、無性にノートへ落書きがしたくなったりして、集中が切れる。 このことは学生時代から強く自覚しており、数年前にはもう克服を完全に諦めたが、今はメモという手段でカバーできると気づき、必要に応じてそれで対処している。 ↑一例 そんな僕だが、時折グッと引き込まれる話に出会うことがある。それは話術のウマさなのか、コンテンツなのかはさておき、話自体にすごく集中できるのだ。 そのときは我ながら無意識なのだが、何故かちょっと笑ってしまう。「マジですげぇなぁ」という風に、自然と笑みが出てしまうのだ。 僕はどういう話を聞…

  • 【英文読書ルーティン日記175】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログⅩ ~不安と進化~

    僕らの脳の基本構造は、原始時代の頃から変わっていないという。それ自体はそれまでの発見や研究を読むことで、特に疑問を持つことなく、理解できる。 ただ、僕は趣味でたまにキャンプをするのだが、焚火をただ眺めているとき、本能に刻まれた感情のどれもが大人しく、心の中が凪いでいるのをいつも感じている。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 原始時代は常に周りに捕食者がいる可能性があった。闘争か逃走かを瞬時に決定し、行動するために今も残っているのが怒りや不安という感情だという。 実際、周りにはクマがいるかもしれないとか、そんなイメージをもって夜の山を見渡したことがある。だがやっぱり…

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