僕らの脳の基本構造は、原始時代の頃から変わっていないという。それ自体はそれまでの発見や研究を読むことで、特に疑問を持つことなく、理解できる。 ただ、僕は趣味でたまにキャンプをするのだが、焚火をただ眺めているとき、本能に刻まれた感情のどれもが大人しく、心の中が凪いでいるのをいつも感じている。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 原始時代は常に周りに捕食者がいる可能性があった。闘争か逃走かを瞬時に決定し、行動するために今も残っているのが怒りや不安という感情だという。 実際、周りにはクマがいるかもしれないとか、そんなイメージをもって夜の山を見渡したことがある。だがやっぱり…