リアルタイムEAAという新しい取り組み用に購入したToupTek IUC26000KPAですが、空き時間でいろいろ試しています。IMX571(ASI2600MCと同じ撮像素子)を搭載したカメラとしては破格値だったので以前試した高感度カメラ同様人柱モードでの購入です。幸いなことにToupTek社は産業用カメラや監視カメラ、そして天体用カメラも製作している大きな会社なので、高感度カメラの時よりは情報があります。こちらの仕様表を見ると以下のような...
MacやRaspberryPi、ArduinoなどのSBCを活用した天体環境構築、撮影や観望への活用、INDIサーバ・ドライバの設定方法や使用方法、各種天体ソフト紹介、天体機器の自作や星空観望入門情報を掲載しています。
以前の記事でスイッチと電源部分の配線の引き出しまで終えて部品待ちとなっていたRigel社のDCフォーカスのワイアレス改造ですが、部品がようやく届いたため作業しました。こちらはの写真は動作確認を終え完成したものですが、引き出した数本の線を接続するだけの簡単な作業だと考えていたら落とし穴が。。。当家にはRigel社のDCフォーカスが写真用、惑星用と2台あるためハンドコントローラーも2台あります。今回は予備用として使っ...
SwitchBot Plug Miniの分解・修理(自己責任)
ベランダ電源のPOEインジェクターのスイッチ兼電力確認に使用していたSwitchBot社のPlug Miniが故障してしまいました。遠隔でコンセントの電源をオン・オフ出来たり繋いだ機器の電力消費量を確認できたりと便利に使っていましたがスイッチのオン・オフを頻繁に繰り返した後、電源が入らなくなりました。。。(見覚えのある故障です)ネットで調べると同様のトラブルが多数起きているようで、製品自体もリコール(非常に小規模です...
当地に引っ越してからこの環境に合う観望・撮影環境をコツコツと制作してきました。その甲斐あってだいぶ使いやすくなったのですが、使っているうちに細かな部分が気になる所も出てきました。機材ごとに小変更していこうと思います。●対空双眼+DSC我が家には125mm20倍、100mm(アイピース交換可能)の2機種の対空双眼がありますが、いずれもHF経緯台+エンコーダーを設置しています。エンコーダー制御に関してはArduinoで自作したも...
天文趣味にはさまざまな沼があります。(しかもかなり高い確率でハマります。。。)渦中にいるとそれが沼であることに気づかないこともあります。俯瞰視でそれぞれの沼の種類、脱出方法(私の場合)など書き連ねてみます。(備忘録にもなりますし、沼にハマって苦しんでいる方の一助になるかもしれませんし)●機材沼天体は非常に暗かったり小さかったりと見る(または撮影する)には困難なことが多く、雑誌などでもそれらの困難に...
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リアルタイムEAAという新しい取り組み用に購入したToupTek IUC26000KPAですが、空き時間でいろいろ試しています。IMX571(ASI2600MCと同じ撮像素子)を搭載したカメラとしては破格値だったので以前試した高感度カメラ同様人柱モードでの購入です。幸いなことにToupTek社は産業用カメラや監視カメラ、そして天体用カメラも製作している大きな会社なので、高感度カメラの時よりは情報があります。こちらの仕様表を見ると以下のような...
今回計画しているリアルタイムEAAの根幹にあるのは画像取得時に最終出力(モニター、印刷など)のビットに合わせ、常に目視可能な状態でデータを確認し、そして変換に伴うトラブルの解消、適正なデータを取得するまでの時間短縮(余分な処理を減らす)を主眼においています。(リアルタイムEAAのみならず天体撮影においても有用になるかと思います)以前もビット変換に伴う線形保存の留意点を記載しましたが、今回は実例を示しなが...
昨日テストしたときに説明用の画像を取得しようと考えていましたが、調整に時間がかかったため先にどのように実現するかの原理を簡単に説明します。答えから先に書くと・世の中の出力機(モニター、プリンター、商業印刷機など)の99%以上(商業印刷機は私の知る限り100%)8ビットカラーを利用しているため、データ保存、画像処理(ほぼ不要)は8ビットカラーで行う。・画像取得時にゲインやカメラのビニング機能(カラーでビニン...
今回EAA用として2つカメラを購入しました。一つはZWO社のASI662、こちらは同社のASI224で構築したシステムの置き換えになります。もう一つはTouptek社の IUC26000KPA、こちらはIMX571が搭載されており、非常に画素数が多く感度も良いため今後構築する予定のリアルタイムEAA用として購入しました。(驚くほど低価格でしたし)室内である程度テストしていましたが実際の夜空でどの程度の性能があるかのチェックは行えていませんでし...
前回過去の取り組みを振り返ると次に大きな取り組みを行うとなると第四期になりそうです。第二期の後半~第三期にかけて結構多くの取り組みに挑戦して今の環境でやりたいことが結構明確になっています。一つはARなどを利用したリアルタイムスカウターのようなプレビューをクリックしながら天体の情報を取得できる仕組みもう一つはそれを実現するためのリアルタイムプレビューで天体を確認できる仕組みです。最初のAR活用のリアルタ...
以前の記事で記載したCedar e-finderはラズパイ用のイメージファイルが用意されており、簡単に環境が作れるようだったので試しにSDカードに焼き込んで試してみました。起動するとWIFIAPが立ち上がっていますので、接続→Webブラウザで”cedar.local:8080”にアクセスすると画面のようなインターフェースが現れます。(非常にシンプル)ASI224を接続してみましたが無事接続されて画面が表示されます。相変わらず天候が良くないため室内...
ラズパイ5登場後大分経過しましたが、以前のようにファームウェア対応が不可能だったため最新のラズパイOSに変更(旧バージョンでは不可)=ディストリビューションの作り直しという状態になってしまいました。Ubuntuに関しては23.10で仮対応状態でしたが、LTS版の24.04がある程度安定してきたようなのでAstRPi64のOSを22.04→24.04にアップグレードしました。書面上ではこれでラズパイ5にも対応するはずですが、当方が所有していな...
昨日記事にしたCedar e-finderが面白そうだったのでSDカードを買ってきてイメージの焼き込みを行いました。テスト用のラズパイとして今は使っていないラズパイ3を使うことにしました。実はこのラズパイに入っているシステムは私が初めてINDIに触れることになった思い出のTinyAstroのカスタマイズ版(半ば自作板)です。INDIの存在は2006年前半くらいから知っていたのですが、その頃私はMacとWindowsしか所有しておらずLinuxは未知...
以前Windows、WSL2上にINDI環境を構築した際、Astrometry.netもインストールされているので、この最新のAstrometry.netをWindows上から使うことができないか模索していたところ、CCDCiel(64ビット版のみ)を利用すると簡単に利用できるようだったので試してみました。(WindowsのAstrometry.netエミュレーション環境はすべて2010年製の古い環境ですので。。。)準備はたったの2ステップです。1.Windows環境にインストールされてい...
曇りの夜ばかりなのでCloudynightsをうろついていたところ、面白そうなものが。Cedar e-finderというPlateSolving、SkySafari接続可能なAlpacaドライバ、ZWOカメラドライバとWebインターフェイスを内蔵した電子ファインダーソリューションです。ラズパイ用のイメージも配布されているため、エッチャーなどでSDカードに焼き込めばすぐに利用できる環境が整います。Webインターフェイスにカメラ映像が映し出され、リアルタイムPlateS...
以前の記事でスイッチと電源部分の配線の引き出しまで終えて部品待ちとなっていたRigel社のDCフォーカスのワイアレス改造ですが、部品がようやく届いたため作業しました。こちらはの写真は動作確認を終え完成したものですが、引き出した数本の線を接続するだけの簡単な作業だと考えていたら落とし穴が。。。当家にはRigel社のDCフォーカスが写真用、惑星用と2台あるためハンドコントローラーも2台あります。今回は予備用として使っ...
ベランダ電源のPOEインジェクターのスイッチ兼電力確認に使用していたSwitchBot社のPlug Miniが故障してしまいました。遠隔でコンセントの電源をオン・オフ出来たり繋いだ機器の電力消費量を確認できたりと便利に使っていましたがスイッチのオン・オフを頻繁に繰り返した後、電源が入らなくなりました。。。(見覚えのある故障です)ネットで調べると同様のトラブルが多数起きているようで、製品自体もリコール(非常に小規模です...
当地に引っ越してからこの環境に合う観望・撮影環境をコツコツと制作してきました。その甲斐あってだいぶ使いやすくなったのですが、使っているうちに細かな部分が気になる所も出てきました。機材ごとに小変更していこうと思います。●対空双眼+DSC我が家には125mm20倍、100mm(アイピース交換可能)の2機種の対空双眼がありますが、いずれもHF経緯台+エンコーダーを設置しています。エンコーダー制御に関してはArduinoで自作したも...
天文趣味にはさまざまな沼があります。(しかもかなり高い確率でハマります。。。)渦中にいるとそれが沼であることに気づかないこともあります。俯瞰視でそれぞれの沼の種類、脱出方法(私の場合)など書き連ねてみます。(備忘録にもなりますし、沼にハマって苦しんでいる方の一助になるかもしれませんし)●機材沼天体は非常に暗かったり小さかったりと見る(または撮影する)には困難なことが多く、雑誌などでもそれらの困難に...
当地に引っ越してきてから、当地用に考案した(狭視野、光害)高感度監視カメラ+ズームレンズでの観望システムですが、寒い季節はリモートで全自動、暖かくなったらモニターを見ながら観望と我が家でもっとも稼働しているシステムになります。このシステムは多くの気づきを与えてくれました。・カメラに対象が見える感度さえあればPlateSolvingやDSCなどの導入支援が不要になる。・カメラで観望する場合、視野角が可変できると導入...
以前にも天文用に適するライトを記事にしましたが、実際私が天文用に使用しているライトを紹介します。私が天文用のライトに求める条件は下記になります。1.明るさの調整幅が広い(手元での作業などでは暗くしたいし、食事や撤収時などは明るくしたい)2.メモリ機能があること(一回の操作で赤色が出せるように)3.天文用途で一晩持つバッテリー容量があること4.万が一の際、モバイルバッテリーなどから給電しながら使えること5.照...
入門者にとって天体画像を撮影するというのは非常に敷居が高い作業になるかと思います。昨今ではかなりの部分をオートで操作してくれるスマート望遠鏡なども登場しており少しずつではありますが敷居が下がってきていますが、天体カメラや天文用の画像処理アプリを使用する場合通常のカメラ撮影時と異なるいくつかの要素があるため混乱する部分があります。これらのことを把握しておくだけで大分撮影時の注意点や、撮影後の画像処理...
最近はDwarf3が発売されたり、少しずつですが天文業界にも変化が出てきました。(撮像素子をもう少し頑張ってくれれば。。。)ずっと天候に恵まれず活動していませんでしたが、前回の記事で見つけた星空早見盤 -星と宇宙-がどんな使い心地か気になったため試しに使ってみました。スマホを動かせば、山ナビ同様地磁気センサーやジャイロセンサーで大まかにその方向にある星空を見ることが出来ます。このアプリの面白いところは・左...
家族と山に行った時、見えている山の名称がわかったら良いなと話をしていました。スマホで良いアプリが無いかと探していた所、AR山ナビというアプリを見つけました。(リンクはiPhoneですが、Android版もあります)アプリを開くとGPSや方位センサーを用いて位置計測してライブビューに場所で見える山の稜線のベクトルデータと山の名前が表示されます。非常に秀逸だと感じたのが、・稜線のベクトルデータをドラッグして位置合わせが...
GW、晴れ(しかも夜も快晴)と今年に入ってようやく観望できる環境が整いました。寒い時はいつもリモートですが、せっかく外でなんとか過ごせる気温なので高感度カメラ+Zoomレンズリアルタイム観望を行いました。いつも通り木に視界を阻まれ深夜2時まで粘ってようやくM4が顔を出しました。ズームアウトして視界を確認しますが、見たい対象がほとんど木に阻まれます。。。。ぎりぎりM173時まで粘ってようやくM6も寒さと眠気が。。。...
天文趣味を再開してから気がついたら17年くらいが経過しました。その間に四度も引っ越しすることになり、住む場所に適した環境を作りながら継続してきました。ブログを始めてからも色々取り組んできましたが、大分手詰まり感が出てきました。当地では撮影が困難なので、眼視かEAAがメインになっていますがPCなどを利用する場合現状では正直自分のやりたいことが直感的にできるアプリがありません。。。幾つかのアプリを組み合わせ...
いつもは南側のベランダで観望していますが、この季節は深夜まで待たないと南の空は何も楽しめる対象がありません。。。。流行り病にかかってしまい体調はイマイチですが、そこそこ晴れていたので玄関のある北側に高感度カメラ+ズームレンズを持ち出して久しぶりに観望です。二重星団を狙ってみましたが、残念ながら高度が低すぎて木しか見えません。。。(玄関側はベランダよりも木の障害が酷いです。。。。)少し上の対象を狙う...
久しぶりに晴れました。スマホ観望で広角観望も中々良いなと感じたため、昨年の夏にペルセウス座流星群用に用意したIMX385を搭載した高感度広角カメラ(用意したけど、この一年流星群全滅)とスマホ、フィールドスコープ、手持ち双眼鏡、機材を何も使わない眼視と短時間に気軽に出来る手段で観望を楽しみました。スマホは前回試した”星撮りくん”、”AstroShader”の2つのアプリで観望です。まずは星撮りくんから一応ライブビューも明...
タイトルの通りですが、ポータブル電源を新調しました。隣に並べてあるのが今まで使っていた電源です。今までの電源が220Whに対し、今回購入した電源は614Whなので省電力にした我が家の機材では赤道儀を使用した撮影でも余裕です。古いバッテリーもまだ使えるのですが氷点下二桁に耐え、7年間も頑張ってくれた機材です。出先で突然NGとなると厳しいので保険の意味の含めての購入です。今回のバッテリーも長持ちしてほしいです。そ...
旧聞になりますが、2023年4月のアップデートでAstroDMx CaptureがINDIドライバに対応しました。AstroDMx CaptureはWindows、Mac、Linux(ARM版も含む)、ChromeOS全てのOSに対応したキャプチャリングアプリです。ネイティブドライバでも非常に多くのカメラに対応していますが、INDIドライバに対応したことにより、マウント、フォーカサー、フィルターホイールなどの制御も可能になり、INDIドライバ自体がマルチクライアントでの同...
何回かにわたってスマホのみで観望を楽しむ方法について考察しましたが、アプリの機能を上手く使えば肉眼~星座望遠鏡(光学ズーム機構のあるスマホの場合)ブースター、天体導入支援として利用できそうです。スマホカメラの視野角はズームが付いていたとしてもかなり広角なので、星景を楽しむような形になります。カメラの感度不足をアプリの機能(露光時間、ゲイン、撮影する場合はスタッキングなど)で補いましたが、それでも私...
スマホのプラネタリウムアプリで見たい方向に向ける→カメラアプリに切り替えてライブビューで観望という流れでスマホを手軽な星見アイテムとして利用する方法を紹介しました。観望にカメラアプリを使用しているのでそのまま撮影すればスマホに見ている場所の画像が保存されます。この画像を使って画像に写っている天体の情報をより詳しく調べてみましょう。残念ながらこの目的に適したスマホアプリがありませんのでWebサービスを利...
以前スマホ用の天文アプリを幾つか紹介しましたが、今回は実際にプラネタリウムアプリとカメラアプリを幾つか使い比べてみましたので紹介します。流れとしてはプラネタリウムアプリを空に向け、見たい天体に合わせる。→カメラアプリを起動して星を見るになります。私が使用しているスマホはiPhoneSE2なので、カメラの感度はあまり良くありません。プラネタリウムアプリ●StarWalk (iOS・アンドロイド)地軸・ジャイロセンサー...
スマホで手軽に星見を行うことをコンセプトにしたこのシリーズですが、星見は非常に低照度下での使用になるため、どんなに手軽な環境といっても最低限の準備は必要になります。今回は最低限準備しておきたいものを紹介します。準備するもの1.スマホ用三脚スマホのカメラは広角なので暗い場所でもある程度は手持ちで使用できますが、星見となると最低限固定出来る三脚が必要になります。自撮り棒に脚がついたような製品で長く伸ばせ...
ここ数ヶ月ほとんど晴れなかったので、バーチャルの観望やら、スマホの天文環境やらいろいろ試してきました。そのような中、スマホ用スマートテレスコープ Hestiaが登場し、てとんでもない数の注文が入っているのに驚きました。機構的に見ればスマホを置きやすい箱型の望遠鏡による単純なコリメート撮影+専用アプリの簡単な機材です。(その割には割高)コストパフォーマンス的に見れば以前紹介した廉価スマート望遠鏡のほうが圧...
夕食後空を確認すると晴れ間が見えました。当地では若干でも星空が見えるのは貴重です。早速高感度カメラ+電動ズームレンズのシステムを設置しました。このシステムもEAA環境も設置は2~3分で終えられるようにしてあります。なぜなら当地は湿度が高く、冬は極寒、それ以外の季節は常に天気が不安定(晴れていたとしても数分で全天曇ったりします。。。)ケーブル1本接続するだけで準備が完了しますが、リモート接続する間にも高速...
キックスターターについにスマホをメインにしたスマートテレスコープが登場しました。(支援金額がとんでもないことになっています)本体はスマホを置く箱みたいな感じですね。(最近のスマート望遠鏡同様これも箱型ですね、以前から記事にしていましたが、機器を接続したり内蔵するには箱型が最適だと思います。)望遠鏡自体はコリメート(箱型なので置きやすそうです)なので、スマホのセンサーやアプリに依存した環境でしょう。...
現状まだ認知度の低いジャンル、天文シミュレーターを用いたバーチャル観望ですが、このジャンルは結構可能性を感じたのでどのようなアプリがあるのか調べてみました。今回紹介するアプリはスマホVRとは異なり、専用のVRゴーグルが必要になります。Meta Quest 2—完全ワイヤレスのオールインワンVRヘッドセット—128GB新品価格¥43,931から(2023/8/1 15:42時点)VRゴーグルとして専用アプリも充実しておりPCに接続しても使用出来るMet...
当ブログでよくコメント頂いているnekomeshi312さんよりご紹介いただきました。(お気にかけていただきありがとうございました)ふと考えると天文系の雑誌を読むのも久しぶりです。ネットのように検索語から情報を調べるのではなく、記事として内容を見るというのも良いものですね。記事を見てお越しになった方もいらっしゃるかもしれません。紙面の都合上記事紹介のリンクが掲載出来なかったようなので以下に記載しておきます。(...
前回VRゴーグルを用いた天体シミュレーターについて記載しました。その際、スマホ+Cardboard対応VRゴーグルで利用できるアプリである”プラネタリウムVR”を所有するiPhoneにインストールしてどのような原理でVRシミュレーションが出来るのか確認できたため、試しにCardboard対応VRゴーグルを購入して遊んでみました。スマホを前面に挟んでVR用に二分割された画面をレンズで拡大して見るというシンプルな構造です。(”ハコスコ”の名...
このカテゴリでは天文の楽しみ方としてシミュレーターを活用する可能性を模索しています。以前に市販品を組み合わせたプロトタイプを作成してシミュレーターによる観望を行いましたが、今回はVRゴーグルを用いた天体シミュレーター観望の可能性を探ってみたいと思います。私自身VRゴーグルは未知の領域なのでちょっと調べてみたところ大まかに3つほどのカテゴリがあるようです。以下にそれぞれのカテゴリと、そのカテゴリの商品、...
本当に久しぶりに晴れました。とはいえ、夜になると雲が出てきて雲間からの観望になったため俊敏性の高い高感度カメラ+電動ズームレンズでの観望を行いました。夏は天の川の中心あたりに多数の見どころがあります。。。。。。当地は昼は晴れていても、夜になると霧や雲が出る傾向があります。2時間くらい粘ってようやく雲が少なくなったのですが、天の川付近の対象は全てこの木に隠れる状態になっていました。これでまた木から出て...
たまたまPCでレースシミュレーターを遊ぼうとしていて、思い付きで始めた天体シミュレーターというジャンルへの取り組みですがプロトタイプを作ってみての所感をまとめたいと思います。車や航空機などのシミュレーターは既に市民権を得ておりゲームや、シミュレーション精度が向上した現在では実際の運転操作のトレーニングにも使われるようになってきているようです。天文の世界でも古くからプラネタリウムというシミュレーターが...
ステラリウムでバーチャルテレスコープを実現するために必要な設定を記載します。●架台に関してSkyWatcher社のAZGTiなどのようにエンコーダーが搭載された架台であれば、クランプを緩めて手動で操作しても操作可能になるのでおすすめです。自動導入架台の場合はハンドコントローラで操作します。(ステラリウムではドライバで接続はしますが導入はしません。ハンドルコントローラで操作を行います。(そうしないと画面が追従しない...