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生きもの二人三脚 http://ayuzou1926.blog.fc2.com/

伊豆半島の自然に抱かれて、生きものたちに囲まれたスローライフを送っています。

あっきょ
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2020/02/02

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  • 怒られないスカル作り

    狩猟者なら、誰もが一度はスカル作りにチャレンジしたくなるものです。しかし生活環境によっては、作業工程おいて様々な障壁が立ちはだかるのも事実。我が家では台所でそれを行おうとすると、完膚なきまでに怒られます。だからといって、庭木の横に埋めても怒られる。土壌の酸性化や腐敗菌の増殖により、庭木がことごとく枯れてしまうのです。それは家庭菜園でも同じ。土壌改良を行っても、しばらくの間は作物が育ちません。そんな...

  • 発情フェロモン 破れたり

    狩猟を始めてからというもの『発情』に悩まされ続けていた日々。しかし数々の犠牲のもと、オス猪の『発情臭』肉は何とかクリア。焼肉のタレに漬け込むと、かなり発情臭が抑えられる上に、美味しく食べられることを発見。ところが同じ『発情』でも、メス犬たちの発する発情フェロモンにはお手上げ状態でした。昨日のブログでも綴ったように「シャワー水で洗い流す」が精一杯。一時しのぎでしかありませんでした。ところが、ついに有...

  • オス犬の序列

    雨が降っている間は静かだったオス犬たち。ところが雨が止み、地面が乾き出すと共に土中に染み込んでいたメス犬たちの発情フェロモンが拡散。それが庭中に漂い始めたものだから、オス犬たちが騒ぎだして、もう大変。私は庭に出てメス犬たちのオシッコ跡に水を掛けて回り、雨天の状態に戻します。オス犬たちを叱るより、その方が一時的に静かになるのです。それにしても何なのだろう、あのオス犬たちの必死のラブコールは。意思に反...

  • 有害鳥獣捕獲前の下見

    今日は有給休暇を取得。ところが朝から小雨がパラパラ。今週末から始まる有害鳥獣捕獲を前に、タツ配置を確認する必要があったため、天気予報を信じて休みを取ったのに。天気予報の嘘つき。。。それにしてもタツ配置とは難しい。猟場によっては大幅に変えなければならない事もありますから。このところ目立つのは、小規模な土石流と、それに伴う倒木や崖崩れによる獣道の寸断。また鹿の食害で、下草が無くなったことによる行動範囲...

  • ニホンジカの処理施設

    ニホンジカの大繁殖に対して様々な対策を講じている行政。それにより、こちらの地域でも一定の効果を上げています。とくに管理捕獲における間引き的捕獲は、ほぼ通年で実施。対策の柱となっています。ところが問題も。捕獲したニホンジカの処理は各猟師に委ねられているため、皆がそれぞれに適切な方法で処理を行っていますが、これも重労働。感覚的には、もはや獲るよりも処理をする方が大変。現状では許可を得た土地に穴を掘り、...

  • 猟友会の供養祭と直会

    今日は猟友会の供養祭を行いました。コロナ禍で、思うように催せなかった供養祭と、その後の直会。やっと元に戻り、ホッとしています。しかし、今期は有害鳥獣捕獲での罠猟の作業中に事故が発生。ベテランの先輩猟師が亡くなられてしまいました。供養祭の前に、まずは全員で黙とうを。その後、亡くなられた事故現場へと皆で向かうことに。雨が降りしきる中、順に手を合わせました。普通では考えられない不運な事故だっただけに、未...

  • 猟犬の治療費負担

    猟犬を使った大物猟において、猟犬編制をどうするかは勢子や猟隊の考え方しだい。猟師それぞれに狩猟に求めるモノが違うため、そこに答えはありません。その中で翻弄されてしまう猟犬たち。「猟犬のケガなんぞは当たり前、心配などしていたら猪は獲れない」このように考えるのは、猟師の間では、それこそ当たり前。しかし、そうは言っても、本当にそうなってもいいと考えている勢子は いないはず。ところが狩猟者の中には「猟犬は...

  • 獲物の解体は残酷

    人は都合の良い生きもの。口に運んだ肉料理に舌鼓は打っても、元は命ある生きものだとは考えません。例え考えたとしても「食物として育てられたものだから仕方がない」とは、よく耳にする理屈。つまり産業動物は動く肉の塊だとでもいうのだろうか。バカを言ってはいけない。産業動物と称される生きものたちだって感情がある、つまり心が存在する。それも私たち人間と変わらないレベルの。殺されることを悟った彼らは「悲鳴を上げる...

  • スーパードライと射撃

    昨日はカノとの散歩の後に近所のスーパーへ。嬉しさのあまり、奮発して高級パック寿司を購入。「侍ジャパンWBC優勝おめでとう」シールが光ります。晩酌もスーパードライとしました。久々の贅沢です。それにしても、やっとコロナ禍から抜け出した感があります。この3年間、狩猟においても影響を受け続けていましたから。とくに射撃大会の相次ぐ中止には参りました。「大会用に」と前もって購入しておいたスラッグ弾が消費できず。...

  • 川べりの斬り込み隊長

    黄昏時に近所の川へと出かけました。今日の散歩の順番はカノ。折角なので、お目当ての生物をカノに探してもらいます。おっ、いたのかな?と、この直後にキジ夫婦が川を飛び越えサヨウナラ~♪ちょっと違うね、カノ。お次はどうかな。対岸も探してみようかね。結局、お目当ての生物には出会えませんでした。その生物とはヌートリア。家族はヌートリアのことを「大きなドブネズミ」と毛嫌いします。そんな家族には・・・「ならば、ビ...

  • 祈りの森

    子供の頃『大草原の小さな家』というアメリカ開拓時代のドラマをよく観ました。基本的には、ほのぼのとしたストーリーなのですが・・・思いのほか波乱万丈だったりもして、マンネリ化しないところがミソだったと記憶しています。そんな我が家も波乱万丈なところだけは似ています。ドラマ化したら意外と面白いかもしれません。『住宅街の危険な家』なんてどうだろう。・・・・・そう言えば、大草原の小さな家の話の中では、色々と衝...

  • 有害鳥獣捕獲の本質

    「この猟場では、やりたくない」と選り好み出来ないのが有害鳥獣捕獲の悩ましいところ。「大イノシシが居るからイヤだ」とか「集落が近いからヤメよう」などとは言ってはいられません。有害鳥獣捕獲は、人と野生動物の双方の生活圏が重なる場所で行わざるを得ないことが多いため、仕方がないのです。よって勢子と隊長は、猟期中の猟以上の緊張を強いられます。何か起これば責任を取らざるを得ないのは同じでも、その確率が有害鳥獣...

  • 猟仲間からのプレゼント

    昨日、猟仲間のフレンチシェフさんから鹿モモ肉の生ハムを丸一本でいただきました。いつも色んなジビエ料理や作品を頂きっぱなしで、なんとお礼を言っていいのやら。私には、お返しの出来るモノが何もありません。したがいまして・・・巻狩りの時は、フレンチシェフさんのタツ場に獲物を追い立てるように猟犬たちには指示を与えました。。。コーシン、分かってるの?・・・・・では頂き物を見てみましょう。袋を開けると・・・ええ...

  • 半額ハンターの見切りそこない

    先日、半額値引きにて購入したカルビ弁当を冷蔵庫にて保存。それを次の日の昼に食べた娘。食中毒を起こして寝込んでしまいました。二日ほどで元気になりましたが、何だか責任を感じてしまいます。ごめんなさいね、辛かったでしょ。購入先のスーパーでは、以前にも同じような事があったのです。どうやら流通段階での温度管理が適切ではないよう。その時は半額品を購入してスグに食べ始めたにも関わらず「あれ?何だか怪しい」と。私...

  • 今日も元気に働こう

    風向きが変わって、花粉混じりの空気がどこかに飛んでしまったのかな。今日の富士山は霞が掛かっていませんでした。より一層、バイクが映えます。。。私の卓越したカスタム技術により、秀逸なスタイルへと生まれ変わった通勤バイク。。。スキがあり過ぎて突っ込みようがありません。因みに、リアフェンダーは防水の段ボール。ヒューズボックスは弁当箱に使っていたタッパー。と、足元に目をやると、そこには可愛らしいツクシたち。...

  • 高機動ビーグル 零

    春になり「もう少し成長すれば耳が立つだろう」と思っていた三重地犬の零。暖かくなると同時に耳が再成長したのか?ビーグルのように本格的に垂れてしまいました。そもそもは、産まれた時から「怪しいなぁ」と思っていたのです。 まずは毛色がどう見ても和犬ではない。皮膚も兄妹の中で一番ダルンダルン。おそらくは連綿と続いてきた血筋存続のどこかで、ビーグルの遺伝子が手を貸したのかもしれません。ビーグル特有...

  • その一言が大切な有害鳥獣捕獲

    「一言声を掛けて事情を説明した上で了承を得る」これは狩猟においても大切。何が大切かと言いますと「常識的に」となります。鉄砲の発砲音は日常的な音とは異なり、人を驚かせてしまうレベルのもの。『法律に抵触しない発砲』であっても、近くで銃声が聞こえて気持ちのいい人はいません。中には通報してしまう人もいます。これは一般の人ならば当たり前。よって狩猟者の感覚で判断してはいけません。どんな場面であっても、民家が...

  • 体力回復の出産祝い

    急に暖かくなり、これまた急にマダニが活発化し始めました。先日はシカだらけの山で猟を行ったため、猟犬たちも私もダニだらけ。猟犬は犬小屋の中でケレケレ、私は職場でポリポリ。それも腰のあたりを噛まれたため、ズボンをずらしてキンカンを塗布。ところが、その様子を女性社員に見られて、あれ恥ずかしや。ノックをして「はい」と言うまで入って来ないでね♪と、心の中で。その女性社員は技術室の研究員で、昨年に結婚。産休に...

  • 長生きしてね

    先週の土曜日は父と母の様子を見に実家へと行ってきました。二人とも元気で何よりではありますが、やはり歳が歳ですので、私としては常に不安が付きまといます。そもそも歳をとってから何で山の中に移住するのだろう。それまでは便利な都会に住んでいたのに。大学病院だって徒歩3分のところにありました。以前、父はその大学病院で心臓手術を行ったのです。心臓弁の機能が弱まったため、それを交換する大手術を。人工弁か、豚の心...

  • 最後の猟

    サラリーマン猟師の多い猟仲間たち。猟期中の猟は、実質的に今日が最後となりました。この猟期は一銃一狗、二人猟、猟隊合同での巻狩りを存分に行い、狩猟の様々な楽しさを改めて味わうことができました。やはり狩猟は素晴らしい。これも全ては猟仲間たちのおかげです。そして何よりは、狩猟事故もなく皆が安全に楽しめたこと。そんな最終日の今日も「気を引き締めて行こう!」とのことで、タツ配置も含めて万全の態勢で臨みました...

  • 猟犬のすゝめ

    狩猟を始めるなら猟犬を飼うべき。と言いたいところですが、様々な事情で飼えない人は多いはず。これは時代背景もあり、仕方のない事ではあります。その昔は閑静な住宅街であっても、夕方になるとアチコチから犬の鳴き声が聞こえてきました。犬の鳴き声が人々の生活の中に溶け込んでいたのです。しかし今は違う。また、様々な理由で小型犬の室内飼育が主流となっていますが、現役バリバリの実猟犬の室内飼いは困難を極めるはず。少...

  • 怖くないんだよ モハメド

    蝶のように舞い 蜂のように刺す。「モハメド」と言えば、私の中ではモハメド・アリ。そう、あの元ヘビー級チャンピオンの伝説ボクサー。私の中では世界最強の男。ところが先日、ビミョーなモハメドに出会い、笑ってしまいました。その男は世界最弱だったのです。私が庭で猟犬たちの世話をしていると、家の前に一台の車が停車。中からヒゲ面の怪しいアラブ系の男が出てきました。そして私に話しかけようと近付いて来るものの、5m以...

  • 獲物の抜け道

    獲物が抜けた場所はいったい何処なんだろう。昔の猟師は逃げた獲物の足跡を見切って、抜けを確認していました。それは、その猟場での次の猟に活かすために。つまり、この積み重ねでタツ場を判断していたのです。ところが今ではそれが簡単に行える。猟犬用のGPSデータにより、獲物の抜けルートが手に取りように分かる。多少引き離されても、大抵の猟犬は獲物の抜け跡(ルート)を追うため『猟犬の移動軌跡』=『抜けルート』となる...

  • チュルちゃんとXT250

    可愛いなぁ・・・このバイク。職場の駐輪場にちょこんと置かれた姿に一目惚れ。カワサキの『W175 SE』という新型で、元はインドネシア向けの車両がベースみたい。若手社員曰く、まだ納車して40㎞しか乗っていないそう。それにしてもスキの無いデザイン。流石はカワサキ。このバイクを眺めながらビールを飲んだらどれだけ旨いことか。それに比べたら・・・無理。私のオロロン号では悲惨すぎてビールを飲む気にすらならない。リアフ...

  • 刃物と策

    手元に近いほど作業が行いやすくなる。これは何においても、そうなのかもしれません。獲物の解体では、とくにそれを感じます。欲張りな私は「大は小を兼ねる」的な考えに捉われて、いつも長い刃物を選びがち。でも実際に解体で肉に接するのは刃先がメインのため、刃渡りが短い物で十分。ただし切り分けた肉をまな板などで整えたり、小分けにするにおいては、ある程度の長さの刃渡りがあった方が使いやすい。刃の引き代が短いと作業...

  • シカ肉レモン鍋

    シカ肉は煮込み料理にも思いのほか向いています。シチューなどは、その良い例でしょう。ところが、あまり煮込まない鍋料理などには向かないと感じています。これは猟師なら誰もが思うところでしょう。その概念を打ち破るべく、新しいシカ肉の鍋料理に挑戦してみることにしました。名付けて『シカ肉レモン鍋』このレモン鍋は、鶏肉では抜群の美味しさを発揮。まさに文句なし。今回は、この美味しさに迫れるかがテーマ。イメージした...

  • ミカサよ すまぬ

    昨日の猟場は獲物が大きく移動しており、残っていたのは2才っ子くらいの猪のみ。ならばと、今日は場所を変えて、大きな竹藪のある猟場を確認しに行きました。まずは見切りを。鹿が抜けた足跡を幾つか発見。一方、猪の足跡は、少し古い入りのモノしか発見できず。新しい抜け足がないため「これはイケルかも」と、相方と。鹿に邪魔されずに猪狩りができる。そこで別の方句を見て回ったところ、やはり猪は猟場内に入ったまま留まって...

  • 猟場確認

    今日は久々に相方との二人猟。来週の合同猟に備えて、調査的に他の猟場の様子を見に行きました。それにはユキカゼ号が適任。ユキカゼ号は、鹿の場合は反応はするものの、殆ど相手にせず。小ぶりな猪は自らが。中サイズ以上の猪は私と共に。その結果、一回戦目は空振り。この猟場は獲物の出入りが少なくなっていました。そして二回戦目の猟場は・・・嗚呼、口を拭きなさい・・・ユキ。この猟場は、おしまい。毎年のことではあります...

  • シカ肉竜田揚げの大量試作

    今月末に行われる猟友会の供養祭。そして、その後に予定している直会。何か気の利いた差し入れはないものか?そこで頭に浮かんだのが、猪鍋とシカ肉竜田揚げ。でも思い起こしてみると、いつも自転車で向かい、帰りはヘベレケになって自転車を押して帰るパターン。出来上がった猪鍋を自転車で運ぶのは困難を極めるものと思われます。猪鍋を道路にブチ撒けたら私は立ち直れない。材料や鍋を持って行っても火元は限られているし。なら...

  • たそがれ猟師と若犬

    今日は職場でショッキングな出来事がありました。簡単な計算をするために電卓を探したのですが、どこにも無い。さっきまで使っていた電卓が忽然と姿を消してしまったのです。「あれぇ?どこ行っちゃったにかな?なんで無いの?」とアチコチに目をやり探していたところ・・・若手社員が一言。「あっきょさん、左手に持ってるの・・・電卓じゃない?」と。「あっ!ほ、ほんとだ!」と狼狽えてしまった私。あぁ・・・オレもうダメだ・...

  • バリカン欲

    今は亡き師匠と盟友でもあった獣医さんが、マルコを見て懐かしんでいたのを思い出します。私の師匠が40年近く前に輸入した犬と、そっくりだと。和犬で猪狩りをしていた師匠が、同時に洋犬の猪狩りに対する能力も試していた過渡期の犬。獣医さん曰く「名犬だったよ」と。実はマルコには、この名犬の血が三重の猟仲間の努力により受け継がれている可能性が大。似ていて当然なのかもしれません。私はその話を聞いてからというもの、...

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