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生きもの二人三脚 http://ayuzou1926.blog.fc2.com/

伊豆半島の自然に抱かれて、生きものたちに囲まれたスローライフを送っています。

あっきょ
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2020/02/02

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  • 罪深き狩猟者

    半矢にされて苦しみながら絶命してゆく獲物たち。たとえ命を取り留めたとしても、長く続いたであろう苦しみ。未熟な狩猟者とは何と罪深き存在か。狩猟を始めた頃は無我夢中だったため、そんなことを考える余裕すら無かった。多少の余裕が生まれた今は、過去を思い起こして反省しきりの私。半矢を覚悟で引き金を引いていた自分が情けない。いつも猟師の流儀だなんだかんだと言っておいて、全く以てのダメハンター。『猟師』とは程遠...

  • 仕事と狩猟と息子

    さて、どうしたものか。三重地犬たちの今後を考えると、人里離れた場所に犬と私が居を構えるしかない。そう判断したものの、良い場所がなかなか見つからない。一昨年には候補地が見つかり、法務局で地権者を調べるも、これも上手くいかず。地権者と連絡が取れないのです。そこで積極的に土地を探すのをやめて、今は猟仲間や知人からの情報を待っている状態。焦らずに事を進めようとの考えに変更しました。しかし、そうは言っても6...

  • 手慣れた猟師たち

    昨日はピータンのあまりの旨さに、ついつい飲み過ぎてしまいました。もう、ヘベレケ。しかし、今日は早朝から待ち合わせ場所に。強い責任感が私を猟場へと誘ったのです。。。などと言いながらも、実際に頑張ってくれるのは猟犬たち。猪に左腿を咬まれたトラと、3度目の腸閉塞で弱り切ったマルコ。しかし、あれから3週間ほど養生を続けて2頭は完治。「父ちゃん、もう大丈夫だよ!やったるで~!」と言わんばかり。ならば頼みマッ...

  • ピータン作りの前に

    犬舎の猟犬のオシッコ場を調べて回りました。ところが、どの場所の泥もpH値が低く、弱アルカリ性。それ以外でアンモニアが蒸発したであろう場所は弱酸性でした。つまり、ピータンが完成するまでの間、熟成的な化学反応に必要なアルカリ性が保てない。犬舎の泥を利用したピータン作りは無理だと判断しました。それに衛生的にも精神的にも。。。いくら可愛くても、無理なものは無理なのです。。。やはり、pH調整は、灰、消石灰、炭酸...

  • 思い込みはダメですね

    自分が乗っているバイクの事ならば、大抵は分かると思っていたけれど。少し前から「キャブレターがグズるなぁ」と様子を見ながら走行を続けていました。そうしたところ、一昨日、職場に到着すると同時にエンスト。何度も回し続けるセルモーター。エンジンに火が入ることはありませんでした。そこでやっと気が付きます「点火プラグか?」調べてみると原因は点火プラグの突然死。40年に及ぶ数々のバイクとの付き合いの中で、3度目...

  • ピータン作りへの道

    少し前の記事で、悪くなりかけの半熟卵を食べてピータン作りを思い立ち、挑戦してみることにしてみました。思えば私は無類のピータン好き。その昔、祖父が中国との国交に関わる仕事をしていた事もあり、幼少の頃より中国の食べ物に触れることの多かったのが、その要因だと思われます。アヒルの卵の本場ピータンに舌鼓を打つ小学生。祖父からは「泥の中に漬けて作るんだよ」と教えてもらいました。実際には、モミ殻の混ざった泥に覆...

  • 宇宙戦艦ヤマトな我が家

    松本零士さんの作品とともに育った私。先日の訃報を知り、何だか心にポッカリと穴が開いてしまいました。作品の中では、戦争の悲惨さと共に男気のあり方や愛の物語が描写されており、子供心に大人の世界を垣間見ることができました。読めば読むほどに引き込まれてしまう作品の数々でもありました。また描かれているキャラクターは、どれもが印象的。中でも女性キャラクターは、誰もが素敵でした。それは宇宙戦艦ヤマトでも同じ。「...

  • 先輩猟師と文句

    「そんなこと結果論で言わないでよ。普通は、この2本筋(獣道)の交わるあの場所にタツ配置するでしょ。あそこなら仕留める確率が一番高いわけだし」と続けて、こうも。「たまたま犬がベタ追いして獲物がこの通りを使う余裕が無かったから、あんなヘンな場所を抜けたの」更に続けて。「この辺りでタツ配置するなら誰だってここを選ぶはずだよ。○○さんだって、ここに配置するでしょ」で、最後に。「今回のことは次のタツ配置に活か...

  • 猟期中の見回り

    それにしても昨日は凄い風でした。早々に巻狩り中止の連絡を回した私たち。一方、罠師たちは、こんな日でも見回りをしているのかと思うと、ちょっと気の毒。大変だよなぁ・・・と。でもサボっちゃダメよ。そんな私もサボっちゃダメ。罠ではなく両親の。定期的に様子を見に行かないと、何をしでかすか心配でならないのです。とくに母の天然ぶりは危険域に達しています。以前、焼却炉の上にゴルフボールの入ったカゴを置いたまま点火...

  • 有り合わせジビエ

    夕方に猟犬たちの餌の準備をしていると・・・夕飯のメニューが思い浮かばない旨の家内のボヤキをキャッチ。「ならば私に任せなさい」と、冷蔵庫内をあさります。しかし発見できたのは、野菜類と、カレールーとハヤシルーをそれぞれ一片のみ。冷凍食品は色々とあったけれど。肝心のお肉は、冷凍させる前の猟犬用の獲物肉のみ。でも、どれも血が回ってるか、硬い部位。仕方がないので、その硬い部位の猪か鹿か分からないスネ肉を使っ...

  • 猟犬と勢子と巻狩り

    猟犬のおかげで巻狩りを行うことができる。果たして、この事を本当に意識できている猟師はどれだけいるのだろうか。「理解している」と「意識している」は異なるため、その観点からすると意外に少ないと感じています。でも意識できないのは無理もないのかもしれません。猟犬の必死の苦労を自分の身に置き換えることは難しいですし。飼育や仕込みの苦労を知る由もないでしょうし。実際のところは勢子や勢子経験者でないと分からない...

  • 商品券と世界情勢とダメおやじ

    さて、どうしたものか。このところの円相場や物流停滞の若干の解消を背景に、急騰していた輸入原料等の価格が一部で落ち着てきたようです。中には値下がり始めた物があったりと。したがいまして、今は買い控えている物もあります。これは私の職場での話ではありますが。ひょっとすると、価格が倍以上に跳ね上がったドッグフードも値下げをしだす可能性がある。そう踏んで、今はまとめ買いをせず、仕事帰りに少量ずつ購入することに...

  • 憧れの人

    ブリジストンのスポーツ自転車ロードマン。今から半世紀ほど昔、中学生の私がクワガタやカブト虫を売って自分で購入した自転車です。当時、価格は5万円の高級自転車でした。その頃は東京の町田市に住んでおり、いたる所に自然が残っていたのです。そして今は静岡県。当時を思い出すような自然に隣接した地域に暮らしています。そんな中、数年前より同じ静岡在住の凄い方をテレビで知り、感激。クワガタやカブト虫を売り、高級自転...

  • 簡単スタミナ料理で活力アップ

    職場では、抜け殻のようになっている毎日。「もっと頑張らねば」と思うものの、仕事に追われっぱなし。週末の猟で張り切り過ぎかな?歳かな?ビールの飲み過ぎかな?それは定かではありませんが。。。ここは一つ、スタミナ料理を食べて乗り切ろうと。シカのモモ肉をいただくことにしました。まずはトリミングをしてカット。両面にブレンドスパイスを振りかけて馴染ませます。その間にニンニクを油でキツネ色になるまで炒め、一旦、...

  • 万能解体ナイフ

    長年にわたり使い続けてきた解体用のナイフ。先輩猟師からの頂き物です。市販品を含めて、幾つかのタイプのナイフを使ってみた中で、最も使い良かったため愛用していました。ところが使い込んでいるうちに研ぎと折れにより徐々に刃が短くなってしまい、どうしたものかと。そんな中、実家にて廃棄寸前の刃物類をもらい受け・・・中から未使用のバナジウム鋼の出刃包丁を発見。これを二回りほど小さく加工し、刃形状を調整したところ...

  • 市場規模の違いか

    私には、どうにも引っ掛かって仕方のない事があるのです。なぜ日本の狩猟道具と釣り具では、こんなにも差があるのだろうかと。星の数ほどもある様々な釣り具の品揃えに対して、狩猟道具の何と少ないことか。確かに釣り具の場合、多すぎる感は否めませんが、それだけ需要がある証でもあります。私は以前、脱サラして釣り具屋を営んでいたことがあるため、尚更にそれを感じるのです。およそ30年前だったか・・・日本の釣り人口は1...

  • 復活のトラ

    少し前の猟で、左後ろ足をイノシシに咬まれてしまったトラ。幸い、口先で咬まれたため、左内腿に穴が開いただけ。「開いただけ」とは少々乱暴な表現ではありますが、イノシシの咬む力を侮るなかれ。深く咥えられた場合は、一瞬で粉砕骨折してしまうこともあります。また皮や筋肉が引き千切られることも。とにかく、イノシシの咬む力は凄いのです。そんな中での今日のトラの復帰戦は、またもや合同猟。夫婦猟犬コンビで、相方は泣く...

  • ストレッチマン

    私は中学高校と水泳部に所属していましたが、陸上競技大会の時は110mハードルの選手として駆り出されていました。なぜかハードル競技が得意だったのです。顧問の先生曰く「フォームがいいな」と。頭の高さが変わらず、脚が真っすぐに高く上がり、抜き足もバーの上部をスムースにクリア。つまり、股関節が軟らかかったのです。ところが、そんな昔のことを思い出しながら、ストレッチでハードルのフォームを取ると・・・若い頃の...

  • お願いだからヤメて

    実はもう3回目。マルコが、またもや腸閉塞になってしまいました。でも今回は獣医には連れて行かず、何とか自力で乗り越えてもらおうと。また飼い主のケアとしては何が適切かを探るためにも、そう考えたのです。ただし、それにあたっては3日を限度としました。3日の間に、吐き出した嘔吐物に異物の混入が見られない場合や、強い震えが確認された場合は獣医へ。時間が経つと腸の癒着や壊死、それと脱水症の危険性が高まるためで、...

  • 古い無線機よ頼む

    いつも狩猟で使っている無線機はアイコムのIC-S70。今となっては完全な旧機種となってしまいました。IC-S70は無線音痴の私でも、それなりに使えるシンプルさが気に入っているのですが、色々と問題もあります。まずは本体が重いし大きい。あとはニッケル水素バッテリーが、よろしくない。充電容量と時間、バッテリー寿命、安定した発信出力など、基本性能面で時代を感じてしまうのです。一方、同時期に購入した、当時の最...

  • 半額ハンターは死なず

    実猟の方はイマイチですが、半額ハントでは凄腕を自負する私。そんな私はお店にとって、果たして敵か味方か。それは誰にも分からな・・・いや、店長は分かっている。廃棄するくらいなら、売り上げにプラスになった方がいい。廃棄物削減や資源の有効利用の観点からも、そう考えてくれているはず。私としては産業動物たちの命も無駄にはしたくない思いもあります。魚や野菜だって生きものだから同じですし。とにかく私は食べ物を残さ...

  • 豚熱伝播よ止まれ

    昨日、先輩猟師から残念な話を聞いてしまいました。ついに、こちらの地域の大所となる山のイノシシから、豚熱の陽性反応が出てしまったのです。先輩が県に提出した複数のサンプルから判明したそう。「早く止まってくれ!」と願い続けた数年間ではありましたが、やっぱりダメだった。その大所となる山は、突端の小さな山々とは尾根続きで、隔てる物は殆ど無し。こちらの地域全域に豚熱が伝播してしまうのは時間の問題でしょう。以前...

  • とっちらかり猟

    今思えば、あの時点で猟をヤメるべきだったのかもしれません。この日曜日は、いつもお世話になっている猟隊の猟場にお邪魔しました。その猟隊の本部に到着して、まずは猟の打ち合わせを。この本部という名の猟師小屋は、山の湧水を引き込んでおり、シンクや家電も完備。液晶テレビなどは我が家のモノより大画面。おまけに薪ストーブがある上に、数名の宿泊機能も有しています。つまり、我が家より遥かに快適でゴージャス。もう羨ま...

  • 猟師になり切れない猟師

    狩猟自慢ブログにはしたくない。口だけの獲物に対する敬意とならない猟を心掛ける。何のために野生動物の命を奪うのかが大切。私の場合はゲームではない。無益な殺生は絶対にしない。猟師たるもの、獲物の命を奪う以上は、その流儀に拘りたい。私の流儀の一番は仕留めるにおいて、極力、獲物を苦しませないこと。こんな事を日々考え、貫こうと思うものの、図らずも反してしまうことがあり、己の未熟さを痛感しています。言うは易く...

  • ジビエ スープ

    熟成の時を迎え、チビチビと大切に食べていたイノシシ腿肉の生ハム。食べても食べても無くならない不思議な食べ物。それもそのはず、薄切りでちょっとずつ。でも、そのちょっとでビールが進んで鱈腹飲める。そんな生ハムは1年半の時を経て、熟成が一段落した感じです。ここから先の保存環境を考えると、切り分けて冷蔵庫に収めるのが得策か。ならば善は急げ。ある意味素晴らしい歩留り。残った骨を猟犬たちに齧らせたいところです...

  • 変人と地面

    幼少の頃は水面を見ると、池でも川でも水溜まりでも「何か居ないかなぁ」と覗き込んでいた私。それは大人になっても、さほど変わらないのですが。今はどちらかと言うと、土の地面を見ると「何か足跡はないだろうか」と探すことの方が多くなってきた感じ。よって、山際の公園でもイノシシの足跡を時々発見。大イノシシが鼻をヒクヒクさせながら夜の公園を独り占めしている情景を想像するだけで、ワクワクしてしまうのです。そして足...

  • ナイスな活動

    昨日のことです。「明日、美容室に行ってくるよ~ん」と娘。ついにヘアドネーションの時が来たようです。記念に後ろからコッソリと写真を。娘曰く、猟犬たちと遊ぶ時に しゃがむと、毛先が地面に着くようになってしまったため「もう頃合いかな」と判断したそう。したがいまして、娘の髪を利用して下さる方におかれましては・・・少々犬臭いこともあろうかと思いますが、そこはご容赦いただければと。。。なんて事はないのかな。女...

  • 犬の適切な食事量

    犬の基礎代謝量の個体差は、どうしてここまで大きいのだろう。今さらですが、それに驚き対処を続ける毎日でもあります。極端な例をあげますと、ギャル曾根氏と家内ほどに異なる。これは可愛くて素敵なギャル曽根氏に対して・・・と、その容姿を比較しているわけではありません。食べても食べても太らないギャル曽根氏に対して、家内は茶碗半膳ほどしか食べないのに太り気味。ひょっとしたら家内は、めし食わぬ女房ではないのかと頭...

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