「PSTとフェニックスはどちらが性能が優れているのか」が個人的な懸案であったのですが、これをDSP2025で検証して参りました!コロナドPSTは性能に大きなばらつきがあり、しかも劣化したものはほとんど見えない、というのが周知の事実なのですが、それがなぜ起こっているかの
SVBONY SV225 経緯台です。こういった片持ちフォーク式経緯台としてはビクセンのポルタを筆頭に、ZERO、最近ではサイトロンのSJ-M等がリリースされていますが、SVBONYでもこの形式のものが出ました。搭載重量10㎏を謳った経緯台としては実売価格2万ちょいは圧倒的に安いです
ZERO経緯台でスピカ双眼とP.S.T.を三連装着にしていたのですがどうにも粗動の操作フィーリングが悪く、フリーストップでのストレスが否めませんでした。そこで、フリーストップでの「ヌメー」っとした動きが(個人的に)定評のある名機、ミザールK型経緯台に載せ替えること
日食用にスピカ双眼とP.S.T.をZERO経緯台に三連装するプレートを作ったわけですが、これにスピカ双眼のみを載せられるようにもしてあります。4㎝12倍、瞳径3㎜、一応RFT的なスペックになるのでしょうかね?(笑)月面を見てみます。ファインダーはスピカ純正のパイプ式のも
P.S.T.とスピカ双眼をZERO経緯台に同架して4㎝望遠鏡三連装としてみました!アイピースはP.S.T.がlavendura30㎜13倍、スピカ双眼がED-lavendura34㎜12倍となります。アリ型に鉄製のL字金具、さらに合板を組み合わせて横長のプレートとしました。アリ型から先の一式重量が約3.
皆既日食コロナ観望用の4㎝F10.5スピカ双眼ですが、紙筒抜き差しのピント合わせを正立プリズム+アイピースの脱落防止のため少しきつめに設定してあるので、ノーマル状態スピカの本来であるスムースな感じがなくなってしまい、ピントの追い込みにストレスを感じるようになっ
何となく表明してませんでしたが、きたる4月8日の北米皆既日食、テキサス州ウェイコにて見る予定です(utoさんに同行させてもらいます)。(塩田和生著 花岡庸一郎監修「日食の観測と撮影」誠文堂新光社 utoさんのブログ記事を見て自分も買いましたが、素晴らしい本です!
「ブログリーダー」を活用して、シベットさんをフォローしませんか?
「PSTとフェニックスはどちらが性能が優れているのか」が個人的な懸案であったのですが、これをDSP2025で検証して参りました!コロナドPSTは性能に大きなばらつきがあり、しかも劣化したものはほとんど見えない、というのが周知の事実なのですが、それがなぜ起こっているかの
SeestarにはFraming機能というのがあって、対象天体を中心に周囲に鏡筒を振って撮影した画像を合成することで写野を拡げる「モザイク撮影」ができます。ノーマルの写野に対し「Magnification」で1~2倍までが設定(2倍の状態で面積比4倍)できます。例えばノーマル状態の
前回SeestarS30にて「赤道儀モード」を使った時に極軸を合わせ、その三脚位置を自宅ベランダにマークしてあるのですが、今回はそこに「ポン置き」することで実用的な極軸設定が可能か? という検証です。月齢14で月の影響もありそうだけど強引に行きます(笑)ベランダのマ
SeestarS30はもともと経緯台2軸追尾モードでしたが、アプリがアップデートされ、水平軸を傾けて天の北極に向け1軸追尾とする「赤道儀モード」の機能が追加されたようです。1時間以内の電視観望ですと経緯台2軸による視野回転はそれほど問題にならないのですが、当方のS30
天体の淡い部分の構造を観察しようとする場合、その部分からわずかに発せられた光子をできるだけの大口径か長時間露出で累積し、総量を増やしていくしかないわけですが、アマチュアでは大口径の稼働に限界がある以上どうしても長時間露出に頼ることになります。そこで天体写
S30のPlan機能によるオールナイト自動撮影、今回は2時間ずつ5天体の少数精鋭でシンプルにやってみます。まずはミルクポット。これは淡いので電視観望なんかでは今まで見えたことないんですよ。左デノイズなし、右はあり。明るさやコントラストを増してかなり強調しないと存在
S30には「Plan機能」があり、これを使えばリアルタイムに操作しなくても設定したスケジュールで撮影をおこなうことができます。これはどういうことかと言うと、食事したり風呂入ったりギター弾いたり寝たりしてる間にS30が要求された仕事を粛々とこなしてくれる、という夢の
海外にていち早くS30を運用しておられるおののきももやすさんより衝撃のポストがありました。おそらく無光害に近い好条件のもと、20秒露出を2時間スタック、PIによる処理を加え、M42とM51において「S30でここまで!?」的なとんでもない画質を提供しておられます。M42は光害
S30、三日目です!今日はずっと気になっている「左上の星像が縦に長く伸びてしまう」の検証からです。この星像の伸びがスタック合成によるものなのか光学系由来のものなのかを見ておく必要があったので、1枚画像(スタックしてないスタンバイ状態)で左上の隅、右上の隅、左
今日もSeestar S30 を使っていきます。昨日は10秒露出だったけど、今日は30秒露出で馬頭星雲10分間20枚のスタック。やはり露出長い方が見やすいですね。左デノイズなし、右デノイズありです。拡大せずスマホのディスプレイで見るだけならデノイズありもいいかな。少々邪道で
ZWO Seestar S30、スマートフォンで操作するオールインワンの「スマート望遠鏡」ですが、日本国内では2月21日発売のそれが納品されました。先行機種としてはは5㎝F5のS50があるのですが、S30は3㎝F5、さらにコンパクトなパッケージングは「你的掌上天文台」なのだそうです。
2㎝F25ハーシェル・ニュートンを製作いたしました!ハーシェル・ニュートンとはニュートンとハーシェルの折衷式とでも言いますか、球面の主鏡と平面の斜鏡(プリズムの場合もあり)で下図のような光路を持つものです。本来のハーシェル式には斜鏡はありませんが、ハーシェル
先日発表したボールマウント式の新しい斜鏡調節機構ですが90°に配したXYの押しネジと、その対角にバネを使った引きネジを配した形式にしていました。このやり方ですとXYの2カ所を単独で操作するだけでよいので調整が非常に迅速になるのですが、その反面バネを使用しているこ
ニュートン式をメインで使っておられる皆様はしばしば光軸を合わせておられることと思います。光軸合わせはいろいろやり方があると思うのですが、自分の場合① 斜鏡の中心を鏡筒の中心に置く(スパイダーのネジで調整)② 接眼部からレーザーコリメーターを照射し、斜鏡の
紫金山・アトラス彗星ですが、久々の「肉眼でも見える大彗星」と言うことでXのTLをはじめ、web天文界をおおいに賑わしていますね。少し前から彗星の明け方の姿を捉えた各地の天体写真家による素晴らしい画像の数々が見られていたのですが、個人的には単に「朝早く起きるの
アストロ光学R61D型 60㎜屈折赤道儀です。6㎝の口径に対してのF20、焦点距離は堂々の1200㎜となり、一見して長い鏡筒が目立ちますね。この望遠鏡が売られていたのは確認できている期間で1970~1979頃、1970年には38,000円、1979年には68,000円という値付けになってます。時
星をもとめて2024に行ってまいりました!今回持ち込む望遠鏡は15㎝F15アクロマートのみ今までの星まつりでは何台もの望遠鏡を持って行ったことで積み込みや展開にそれなりの苦労があったので、その教訓を生かして(?)今回は一台のみとしました(笑)。今回、星もとのメイン
SVBONY SA206 暗視双眼鏡 です。見た目は完全に双眼鏡なのですけど2つあるレンズのうち結像させる光学系は手前の「FAR↔NEAR」という刻印がある方だけ、奥のレンズは赤外線照射用のレンズなのでこれを「双眼鏡」と言うかどうかは意見が分かれるところでしょうが、当ブログ
「月世界への招待」の東田さんが「マギヌスの魔女」の顔の予報を出されていました。クレーターの周壁の隙間から光が漏れて、直線状や扇型に光が当たる現象をRay(レイ)と呼んでおり、マギヌス・クレーターのRay現象が「魔女の顔」に見えるということです。これは見たことな
7年ほど前にボイド管で自作した鏡筒分割式の30㎝F5ドブソニアンですが、何分にも紙筒なので連結用ファスナーの圧がかかる部分がだんだんへこんできてうまくひっかからなくなってきました。画像ではちょっとわかりにくいんですが鏡筒の中心に向かってファスナーの金具が傾い
「月世界への招待」の東田さんが「マギヌスの魔女」の顔の予報を出されていました。クレーターの周壁の隙間から光が漏れて、直線状や扇型に光が当たる現象をRay(レイ)と呼んでおり、マギヌス・クレーターのRay現象が「魔女の顔」に見えるということです。これは見たことな
7年ほど前にボイド管で自作した鏡筒分割式の30㎝F5ドブソニアンですが、何分にも紙筒なので連結用ファスナーの圧がかかる部分がだんだんへこんできてうまくひっかからなくなってきました。画像ではちょっとわかりにくいんですが鏡筒の中心に向かってファスナーの金具が傾い
テキサス5日目、今日はもう帰るだけです。5時起きの6時ホテル出発で、11:05ダラス・フォートワース空港発羽田行への搭乗を目指します。予報通りの暴風雨ではないですが、雨が降っていますね。わたくし運転、utoさんナビゲートのいつものパターンでホテルを出発。暗い中、雨中
というわけでテキサス4日目、いよいよ皆既日食当日です! Eclipse Over Texas 2024の一般入場開始は8時からですが、我々はボランティア申請しているため6時より入場が可能なはず。5時前から起床して準備します。気になる天候は5時30分の時点でこんな感じ。やっぱり雲あり
さて、テキサス・ウェイコ3日目、天候が非常に気になる皆既日食の前日ですが朝起きた日の出前の状況はこんな感じ。おっ、晴れるのかと思いきや、日の出の時にはすでにこのような雲が・・・低層の雲の動きがものすごく速いです。実は今日も晴れてほしいのですが・・・と言うの
さて、テキサス州ウェイコ、2日目です。朝起きるとやっぱり天気が気になりますが・・・曇りまくってますね。いや、日食はあさって、まだまだ焦る時間帯ではない、と自分に言い聞かせます(笑)。テレビをつけるとWEATHER CHANEL? でずっと日食の特番をやっています。皆既
というわけで、ダラス・フォートワース空港到着。雲一つない青空です。今の時点で晴れてても仕方ないのですがやはり気持ちのいいものですね。入国審査を終え、預けた荷物をピックアップしてutoさんと合流、レンタカー借りる場所へ連絡バスに乗って行き車を借りる手続きをし、
2024年北米皆既日食、メキシコからカナダにわたって皆既帯がありますが、当方はアメリカ合衆国テキサス州Waco(ウェイコ)で行われるEclipse Over Texas 2024: Live from Waco で見るべく日頃いろいろお世話になっているutoさんと行ってきました! これはウェイコにあるベ
SVBONY SV225 経緯台です。こういった片持ちフォーク式経緯台としてはビクセンのポルタを筆頭に、ZERO、最近ではサイトロンのSJ-M等がリリースされていますが、SVBONYでもこの形式のものが出ました。搭載重量10㎏を謳った経緯台としては実売価格2万ちょいは圧倒的に安いです
ZERO経緯台でスピカ双眼とP.S.T.を三連装着にしていたのですがどうにも粗動の操作フィーリングが悪く、フリーストップでのストレスが否めませんでした。そこで、フリーストップでの「ヌメー」っとした動きが(個人的に)定評のある名機、ミザールK型経緯台に載せ替えること
日食用にスピカ双眼とP.S.T.をZERO経緯台に三連装するプレートを作ったわけですが、これにスピカ双眼のみを載せられるようにもしてあります。4㎝12倍、瞳径3㎜、一応RFT的なスペックになるのでしょうかね?(笑)月面を見てみます。ファインダーはスピカ純正のパイプ式のも
P.S.T.とスピカ双眼をZERO経緯台に同架して4㎝望遠鏡三連装としてみました!アイピースはP.S.T.がlavendura30㎜13倍、スピカ双眼がED-lavendura34㎜12倍となります。アリ型に鉄製のL字金具、さらに合板を組み合わせて横長のプレートとしました。アリ型から先の一式重量が約3.
皆既日食コロナ観望用の4㎝F10.5スピカ双眼ですが、紙筒抜き差しのピント合わせを正立プリズム+アイピースの脱落防止のため少しきつめに設定してあるので、ノーマル状態スピカの本来であるスムースな感じがなくなってしまい、ピントの追い込みにストレスを感じるようになっ
何となく表明してませんでしたが、きたる4月8日の北米皆既日食、テキサス州ウェイコにて見る予定です(utoさんに同行させてもらいます)。(塩田和生著 花岡庸一郎監修「日食の観測と撮影」誠文堂新光社 utoさんのブログ記事を見て自分も買いましたが、素晴らしい本です!
東京から映画好きの友人が来たので、彼との間でかねてより話題に上っていた高知県東部”お山の中の小さなフィルム映画館”大心劇場に行ってまいりました!大心劇場のある安田町の街中に入ると既に映画ポスターが!しかも「嗚呼!!花の応援団 役者やのォー」というのっけか
もっとも低コストで入手できるHa太陽望遠鏡、コロナドP.S.T.です。日頃、じろーさんはじめいろいろな方のダブルスタックHa望遠鏡を見せてもらい続け、目が分不相応に肥えてしまっている身としては、このベーシックなシングルスタックのP.S.T.は「・・・まあ見えるよね?」ぐ
10月末にTUMさんから15㎝F15フォールディッド鏡筒を譲り受けたのですが、iOptron、iEQ45赤道儀(経緯台モード)のセッティングに30~40分かかるため、ほとんど稼働できていませんでした。光学系の性格上、自動導入でDSO観望するというより「月・惑星スペシャル」という側面が