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2020/01/26

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  • SSブログ最後の記事

    2月いっぱいで、SSブログ最後の記事にしたいと思います。今回はアルバム紹介ではなく、好きな曲を何曲か選んでみました。多くの皆さんにお越しくださり感謝申し上げます。SSブログからSeesaaブログにとりあえず移行をしましたので、URLを記しておきますね。https://7080mycd.seesaa.net/で、タイトルは同じく「名作CDを紹介」です。こちらのブログでは引き続きアルバムの紹介をしています。転送設定はとりあえずはしませんので、SSブログは3月いっぱいはこのままにしておきます。 「頬に夜の灯」吉田美奈子 「HEART OF GLASS」桃姫BAND(尾崎亜美) 「Flower Blossom Street」大橋純子&美乃家セントラル・ステーション 「ミスター・ハッピネス」五輪真弓 「横顔」大貫妙子

  • Aswad

    Aswadアーティスト: Aswad出版社/メーカー: Universal I.S.発売日: 1989/02/22メディア: CD アスワド は、75年にイギリスのノッティングヒルにて結成されたレゲエバンド。ブリティッシュ・レゲエ・シーンの名門のアイランドレコードから、デビュー・アルバム「アスワド」は76年にリリースされた。結成時のオリジナルメンバーはブリンズレー・フォード(g,vo)、ジョージ・オバーン(b)、アンガス・ゲイ(ds,vo)、ドナルド・グリフィス(g,vo)、コートニー・ヘミングス(key,vo)で、バンドと共同プロデュースを担当したのは、60年代からトライデント・スタジオで数々の名盤を誕生の接してきた、エンジニアのトニー・プラットでした。メロウなブリティッシュ・レゲエの初期はリズム・アンド・ブルースやソウルミュージックの要素を強く取り入れたサウンド作りで、ラヴァ..

  • Deep Purple Come Taste The Band

    Come Taste the Bandアーティスト: Deep Purple出版社/メーカー: EMI発売日: 2014/02/20メディア: CD 「Come Taste the Band」はディープ・パープルが75年に発表した10枚目のスタジオ・アルバム。初のアメリカ人メンバーでリッチー・ブラックモアの後任ギタリストとして加入したトミー・ボーリンを擁した第4期ディープ・パープルの唯一のアルバム。リッチー・ブラックモアはディープ・パープルの音楽にデイヴィッド・カヴァデールとグレン・ヒューズが持ち込むソウル・ミュージックやファンキー・ミュージックの要素が増えたことに不満を抱いて、75年4月7日のパリ公演を最後に脱退した。デイヴィッド・カヴァデールはジョン・ロードにディープ・パープルを継続させるように頼み、ボーリンを後任ギタリストに推薦し、グレン・ヒューズと同じくソウルとファンク、..

  • Blackmore's Rainbow Rainbow Rising

    Risingアーティスト: Rainbow出版社/メーカー: Polydor / Umgd発売日: 1999/06/28メディア: CD 75年にディープ・パープルを抜けたリッチー・ブラックモア(g)が結成した、ブラックモアズ・レインボウ、『Rainbow Rising』は76年にリリースしたセカンド・アルバム。前作のラインナップからシンガーのロニー・ジェイムス・ディオのみを保持し、ドラマーのコージー・パウエル、ベーシストのジミー・ベイン、キーボードのトニー・キャリーを入れ替えが行われ、ドラマーのコージー・パウエルの参加が話題となった。ミュンヘンで1ヶ月足らずでレコーディングされたこのアルバムは、プロデューサー兼エンジニアとしてマーティン・バーチが参加、彼はディープ・パープル、フリートウッド・マック、ホワイトスネイク、ブラック・サバス、アイアン・メイデンなど、主にブリティッシュ・..

  • Rush 2112

    2112アーティスト: Rush出版社/メーカー: MERCURY発売日: 1987/01/27メディア: CD 『2112』は、76年にリリースされたカナダのロックバンド、ラッシュの4枚目のスタジオ・アルバムである。ラッシュは、クリーム、ジミヘン、レッド・ツェッペリンなどから影響を受けたスリーピースのロック・バンドだったが、2代目のドラマーのニール・ピアートが加入したことにより、プログレッシブなサウンドに方向性を変える、時代感覚を取り入れながら柔軟な変化を続ける、進歩的なバンド。本作は、そんなラッシュが70年代における音楽的ピークを迎えている4作目のアルバム。SFタイトル曲を『2112』のサイド1に、サイド2に彼らのハードロックのルーツを示す短い曲のコレクションを収録し、演奏、音作り、共に多彩なアイディア盛り込まれている。イエスの「危機」を思わせる部分はあるが、独自の感覚と解釈..

  • 801 801 Live

    Liveアーティスト: 801出版社/メーカー: IAC Music Japan発売日: 2024/04/28メディア: CD 801は、76年にロキシー・ミュージック、カーヴド・エア、マッチング・モウルの元メンバーが結成した、イングランドの実験的なロック・バンドで、フィル・マンザネラ(ギター)と、ブライアン・イーノ(キーボード、シンセサイザー、ギター、ヴォーカル、テープ)が中心となったプロジェクト。76年6月26日、ロキシー・ミュージックは解散を正式発表した、メンバーのフィル・マンザネラ(ギター)は、ブライアン・イーノ(キーボード、シンセサイザー、ギター、ヴォーカル、テープ)、ビル・マコーミック(ベース、ヴォーカル)、フランシス・モンクマン(フェンダー・ローズ・ピアノ、クラビネット)、サイモン・フィリップス(ドラム、リズムジェネレーター)、ロイド・ワトソン(スライドギター、ボー..

  • King Crimson Starless And Bible Black

    暗黒の世界 (SHM-CD)アーティスト: キング・クリムゾン出版社/メーカー: Universal D発売日: 2022/10/26メディア: CD 「Starless And Bible Black(暗黒の世界)」は、74年にリリースされたキング・クリムゾンのアルバム、スタジオ収録曲と73年に行われたツアーのライヴ収録曲から構成されている。前作「Larks' Tongues in Aspic(太陽と戦慄)」の複雑な構造とハードなグルーヴを受け継いでおり、この後の「レッド」につながるアルバムとなっている。発表直前の2月10日に行なったコンサートを最後にジェイミー・ミューア(パーカッション)が抜け、フリップ、ジョン・ウェットン(ベース、ヴォーカル)、デヴィッド・クロス(ヴァイオリン、ヴィオラ、メロトロン)、ビル・ブルーフォード(ドラムス、パーカッション)の4人編成になり、緊張感が..

  • Carmen Fandangos in Space

    宇宙の血と砂アーティスト: カルメン出版社/メーカー: ベル・アンティーク発売日: 2020/06/25メディア: CD 『Fandangos in Space』は、フラメンコ・ロック・バンド、カルメンの73年のデビュー・アルバム。フラメンコ・プログレッシブ・ロックと評され、闘牛やジプシーの物語を歌い、メロトロン、ロックのリズム、サパテアードのフットワークを融合させた音楽が特徴だった。プロデュースにはあのトニー・ヴィスコンティ、歌唱もロックっぽく、ギターがスパニッシュでもないし、音はロックの音が基本だが、フラメンコのリズムと手拍子は用いているのが、フラメンコ・ロックたる所であろう。格好良いギターのフレーズ、情熱の嵐のようなコーラスワーク、複雑なリズムセクションに絡みつく手拍子(clapping)足拍子(footwork)に聴き惚れてしまう。もともとアメリカ人によるバンドながらその..

  • Jeff Beck Group Rough&Ready

    Rough and Readyアーティスト: Beck, Jeff -Group-出版社/メーカー: Music on CD発売日: 2016/06/09メディア: CD 『ラフ・アンド・レディ』 は、71年にリリースされたジェフ・ベック・グループのアルバム。前作発表後、69年11月にベックは交通事故を起こし、三ヶ月の入院生活を送る。その間にティム・ボガート、カーマイン・アピスらとの新バンド構想は頓挫し、二人はカクタスを結成する。療養生活の後、約1年間メンバー探しをして結成されたのがこの第二期ジェフ・ベック・グループ。メンバーにボブ・テンチ、クライヴ・チャーマンといった黒人アーティストを加えた点からも、ブラック・ミュージックに対するこだわりを持っていたことが窺える。R&Bやモータウンの黒っぽさにロックスピリットが注入された感じで、非常にグルービーなサウンドとなり、前作「ベックオラ..

  • Bob Dylan Bringing All Back Home

    ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム(紙ジャケット仕様)アーティスト: ボブ・ディラン出版社/メーカー: SMJ発売日: 2014/03/26メディア: CD 『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』は、ボブ・ディランが65年に発表した5作目のスタジオ・アルバム。ディランが初めてアコースティックではなくエレクトリック・バンドをバックにつけるようになったアルバムで、最初の「フォーク・ロック」アルバムと見なされている。A面はエレクトリック・バンド、B面はアコースティックを主体とした曲で構成され、ディランの以前のアルバムのプロテスト・ミュージックを捨て、よりシュールで複雑な歌詞を歌っている。これは、64年にビートルズに初めて会った事がディランの音楽の方向性に影響を与え、彼は少なくとものその後の3枚のアルバムでロック・サウンドを呼び起こす音楽を録音することになる。シングル..

  • Bad Company

    Bad Companyアーティスト: Bad Company出版社/メーカー: Analogue Prod.発売日: 2024/10/25メディア: CD バッド・カンパニーは、イングランド出身のロックバンド。73年にボーカルのポール・ロジャースとドラムスのサイモン・カーク(元フリー)、ギターのミック・ラルフス(元モット・ザ・フープル)、ベースのボズ・バレル(元キング・クリムゾン)の4人によって結成。前身のフリーよりもシンプルで洗練されたサウンドを持ち味としたバンドだった。74年、彼等はレッド・ツェッペリンが設立したスワンソング・レコード(本国イギリスではアイランド・レコード)からデビュー・アルバム『バッド・カンパニー』を発表する。シングル「キャント・ゲット・イナフ」は全米5位、全英15位のヒットし、アルバムは全米1位、全英3位を記録。売り上げはアメリカだけで500万枚、全世界で..

  • Derek&The Dominos Layla & Other Assorted Love Songs

    Layla & Other Assorted Love Soアーティスト: Derek & The Dominos出版社/メーカー: Polydor / Umgd発売日: 2011/04/26メディア: CD 70年にポリドール・レコードとアトコ・レコードから2枚組のアルバムとしてリリースされた、『レイラ・アンド・アソート・ラブ・ソングス』デレク・アンド・ザ・ドミノスの唯一のスタジオ・アルバムである。ブルースやソウルはもちろんであるが、当時の流行であったサザン・ミュージックも取り入れている。タイトル曲の「レイラ」で最もよく知られており、エリック・クラプトンの最大の代表曲となる。「レイラ」はエリック・クラプトンが友人でビートルズのジョージ・ハリスンの妻であるパティ・ボイドに夢中になってしまって、歌った曲、この後エリック・クラプトンはジョージ・ハリスンからパティ・ボイドを奪って結婚す..

  • Cream Wheels Of Fire

    Wheels of Fire -Remastereアーティスト: Cream出版社/メーカー: Uni/Polydor発売日: 1988/09/20メディア: CD 「Wheels of Fire(クリームの素晴らしき世界)」はイギリスのロックバンド、クリームによる68年にリリースされた2枚組アルバム。プロデューサーはマウンテンのベーシスト、フェリックス・パパラルディ、スタジオ録音とライブ盤の2枚から成っている大作である。クリームはジャック・ブルース(b)、エリック・クラプトン(g)、ジンジャー・ベイカー(dr)が結成した、ロック界初のスリーピースのスーパーグループ。スタジオではブルース、ポップ、サイケデリアを融合させたサウンドを展開し、ステージでは、ジャズやブルースの即興演奏(インプロビゼーション)をロックに導入した先駆者としてスタジオ録音では数分程度だった曲を10分以上かけて..

  • Vanilla Fudge

    キープ・ミー・ハンギング・オンアーティスト: ヴァニラ・ファッジ出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン発売日: 2013/09/04メディア: CD ヴァニラ・ファッジはアメリカのロック・バンドで、アート・ロックとサイケデリックとヘヴィメタルのリンクしたバンドと言われましたが、ロング・アイランド出身でオルガン中心の編成からも分かる通リ、ラスカルズの後継というべきバンドで、60年代後期で最も強力なリズム隊を擁しているグループと評され、後のハードロックの源流の一つとしても知られたバンドでした。アルバム「Vanilla Fudge」はデビュー・スタジオ・アルバムで、67年にリリースされ、カヴァー曲と、短いオリジナルインストゥルメンタル曲で構成されているアルバムでした。ヴァニラ・ファッジは66年から69年まで5枚のアルバムを発表し、70年に解散し、オリジナル・メンバーのライン..

  • The Velvet Underground, Nico

    Velvet Underground / Nicoアーティスト: Velvet Underground出版社/メーカー: Polydor / Umgd発売日: 2002/06/25メディア: CD ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドは、64年に結成されたアメリカのロックバンド。ルー・リードのポップセンスから生まれる美しいメロディライン、文学的素養から生まれた同性愛やSMなどの性におけるタブーや、ドラッグなどについての歌詞、ジョン・ケイルによる前衛的かつ実験的なサウンドを特徴とし、同世代のデヴィッド・ボウイやザ・ストゥージズ、ドアーズや、後進のパティ・スミスやテレヴィジョン、ジーザス&メリーチェインをはじめとする多くのアーティストに影響を与え、ロックの芸術性の向上に大きく貢献した。『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ』は、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドが67年..

  • Jimi Hendrix Smash Hits

    Smash Hitsアーティスト: Hendrix, Jimi出版社/メーカー: Mca発売日: 2017/10/27メディア: CD 『スマッシュ・ヒッツ』は、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスによるコンピレーション・アルバム、68年にリリースされた。それまでにリリースされたシングル全4曲(A面とB面の両方)に加えて、イギリス版の『Are You Experienced』からの4曲を追加収録した。ジミ・ヘンドリックスは、メジャーデビューしてからわずか4年ほどの活動期間で、27歳の若さで亡くなった伝説のギタリストとして多くのミュージシャンに多大な影響を与えたロック・ミュージックのパイオニアの一人。伝統的なブルースをベースにしながら、それまで誰も聞いたことのなかった斬新なギターサウンドや卓越した演奏技術、そして圧倒的なインプロビゼーション弾くことができたのは、左利きでありながら..

  • Robin Trower Bridge Of Sighs

    Bridge of Sighs (50th Anniversary Edition )アーティスト: Robin Trower出版社/メーカー: Chrysalis発売日: 2024/06/07メディア: CD 『Bridge of Sighs』は、イギリスのギタリスト兼ソングライター、ロビン・トロワーによる2枚目のソロアルバム、74年にリリースされた。ロビン・トロワーは、67年から71年にかけてプロコル・ハルムに参加し、5枚のオリジナル・アルバムに参加。当初はクラシカルなサウンドが特徴だったが、ジミ・ヘンドリックスに深く傾倒するハードなギターが徐々にフューチャーされるようになり、バンドのもう1つの売りとなった。クラシックとR&B要素を組み入れたスタイルに新たな風を吹きこみ、作品的には高水準の作品を作るが、セールス的には伸びず、ロビン・トロワーはよりハードな路線を求めて離脱。『B..

  • Procol Harum Grand Hotel

    Grand Hotel -CD+DVD-アーティスト: Procol Harum出版社/メーカー: Esoteric発売日: 2018/06/01メディア: CD 『グランド・ホテル』は、イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド、プロコル・ハルムが73年に発表した6作目のスタジオ・アルバム。プロコル・ハルムは、ピアニストのゲイリー・ブルッカーとオルガニストのマシュー・フィッシャー、詩人のキース・リードの3人が中心となって結成。67年に世界的な大ヒットを記録した名曲『青い影』から、その後はメンバーチェンジを繰り返すが、クラシックの手法をロックの中に組み入れたのが、プロコル・ハルムのサウンドとなった。クラシックとR&B要素を組み入れたスタイルに新たな風を吹き入れたのが、ギタリストのロビン・トロワーの加入だっが、どれも高水準のメロディにあふれた作品だったが、全英アルバムチャートは芳しく..

  • Genesis The lamb Lies Down On Broadway

    The Lamb Lies Down On Broadwayアーティスト: Genesis出版社/メーカー: Analogue Prod.発売日: 2024/12/20メディア: CD イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド、ジェネシスの6枚目のスタジオ・アルバム「The lamb Lies Down On Broadway」は74年にリリースされた。フロントマンのピーター・ガブリエルがこの後脱退する為、彼がジェネシスでの最後のアルバムとなり、アルバム2枚にも及ぶ長大な物語に沿った楽曲によって構成されたコンセプトのもとにピーター・ガブリエルが創り上げた、様々な人物や生物が登場する劇の体裁をとっていることからロック・オペラとも呼べる傑作である。ガブリエルは、ニューヨークに住むプエルトリコ人の「ラエル」という名の少年を主人公が兄の「ジョン」を追って様々な世界を行きかい、時空を超えて..

  • Grand Funk Railroad We're An American Band

    WE'RE AN AMERICAN BAND-REアーティスト: GRAND FUNK RAILROAD出版社/メーカー: EMI発売日: 2007/02/03メディア: CD 『ウィー・アー・アメリカン・バンド』は、アメリカのハードロックバンド、グランド・ファンク・レイルロードの7枚目のスタジオ・アルバム。このアルバムは73年7月にキャピトル・レコードからリリースされ、リリースから1ヶ月余りでRIAAからゴールドディスクに認定された。プロデューサー兼エンジニアのトッド・ラングレンとの最初のコラボレーション作品です。グランド・ファンク・レイルロードは、69年にミシガン州フリントでマーク・ファーナー(ボーカル、ギター、キーボード、ハーモニカ)、ドン・ブリューワー(ドラム、ボーカル)、メル・シャーチャー(ベース)によって結成され、アメリカ・ハード・ロック・シーンを代表するトリオとして..

  • Roy Buchanan Loading Zone

    Loading Zoneアーティスト: Buchanan, Roy出版社/メーカー: Reper発売日: 2005/04/25メディア: CD 実力の割りには過小評価という意味もあり、かつては「世界で最高の無名なギタリスト」という代名詞も付けられた伝説のギタリスト、ロイ・ブキャナン。テレキャスターの魔術師と言われ、 テレキャスターサウンドのパイオニアでもあった。ローリングストーンズ加入へのオファーを断り、あのジェフベックも名曲「悲しみの恋人達」を彼に捧げ、エリッククラプトンも絶賛した真のミュージシャンズミュージシャン。77年にリリースした「Loading Zone」はジェフベック人脈でもあるスタンリークラークやヤンハマーやナナダ・マイケル・ウォルデン、ウィル・リーなど等クロスオーバー〜フュージョン系の華やかなメンバーの他、リズムギターにはスティーブクロッパー等が参加している。新し..

  • Wishbone Ash Live Date

    LIVE DATESアーティスト: WISHBONE ASH出版社/メーカー: BGO発売日: 2003/12/01メディア: CD 『ライヴ・デイト』は、イギリスのロック・バンド、ウィッシュボーン・アッシュが73年に発表したライブ・アルバム。4枚目のアルバム『ウィッシュボーン・フォー』(1973年)発表後に行われたイギリス・ツアーの音源が収録された。このアルバムには11曲が収録されており、そのうち10曲はバンドの最初の4枚のアルバムに収録されていたものです。70年代前半、ウィッシュボーン・アッシュは、2人のギタリストのアンディ・パウエルのフライングVの音とテッド・ターナーのストラトキャスター音によるツインリードはブリティッシュロック界に唯一無二のポジションを確立し、ジェフ・ベックとジミー・ペイジがヤード・バーズに加入して以来の最も興味深いツインギターバンドと評された。哀愁を帯び..

  • UFO Phenomenon

    Phenomenonアーティスト: UFO出版社/メーカー: Caroline発売日: 2007/12/04メディア: CD 『フェノメノン』は、74年にリリースされたイギリスのロックバンド、UFOの3枚目のスタジオアルバムである。当時19歳だった神童のギタリストのマイケル・シェンカーがミック・ボルトンに代わって加入した後のバンドの最初のアルバムだった。このアルバムは、イギリスのロックグループ、テン・イヤーズ・アフターのベーシスト、レオ・ライオンズがプロデュースをし、オリジナルのカバーデザインと写真はヒプノシスが担当しました。UFOは、69年にフィル・モグを中心に結成、当初はディープ・パープルやレッド・ツェッペリンなどのブルース・ロックに影響を受けながら、アメリカン・サイケやガレージ・ロック、スペース・ロックなどをミックスした独自のサウンドを鳴らしていたが、73年、当時スコーピオ..

  • Deep Purple Live In Japan

    ライヴ・イン・ジャパンアーティスト: ディープ・パープル出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン発売日: 2015/06/24メディア: CD 日本でのライブ・アルバムで最も聴かれたのが、ディープ・パープルの「ライヴ・イン・ジャパン」であろう、ロック・ファンであったら一度は耳にしたことがある、ロック史上に残るライブ・アルバムの傑作として名高い。当時のディープ・パープルは後に黄金期と呼ばれる第2期の黄金のメンバーを擁していた。事の始まりは72年の8月に決定したディープ・パープルの初来日公演に対し、日本のワーナーがライブ録音のオファーをしたことから始まる。このオファーに対して、当初メンバーは乗り気ではなく、同意したものの、日本のみでの発売、その可否の判断はディープ・パープル側にあることを条件に録音を許される。録音には日本製の機材が用いられ、演奏も録音状態も、その内容の良さか..

  • Cheap Trick Dream Police

    Dream Policeアーティスト: Cheap Trick出版社/メーカー: Sbme Special Mkts.発売日: 2006/03/07メディア: CD 『ドリーム・ポリス』はチープ・トリックが79年にリリースした4枚目のアルバム。チープ・トリックは74年にシカゴで結成され、メンバーは、ロビン・ザンダー、リック・ニールセン、トム・ピーターソン、バン・E・カルロスの4人、77年にデビュー・アルバム『チープ・トリック』発表。その後2枚のアルバムを出すがヒットせず、本国アメリカでは成功しなかったが、日本では人気が高まっていき、78年4月に、初の日本公演を行う、その時の模様を収録したライヴ・アルバム『チープ・トリック・アット武道館』をリリース、当初は日本限定企画だったが、本国アメリカで日本からの輸入盤が売れ出したため、79年に本国でもリリースされ、バンドにとって初の全米トップ..

  • Suzi Quatro Quatro

    Suzi Quatro (Pink) [Analog]アーティスト: Suzi Quatro出版社/メーカー: Chrysalis発売日: 2022/06/17メディア: LP Record アルバム「Quatro」は74年リリースされたスージー・クアトロのセカンド・アルバム。オーストラリアのチャートで首位を獲得し、6週間チャートに留まりました。また、全米チャートにもランクインし、トップ150入りを果たした。「Devil Gate Drive」は大ヒットとなり、全英・豪問自のチャートで1位を獲得し、両国で2度目の1位を獲得した。シングル「The Wild One」と「Too Big」も商業的な成功を収め、「The Wild One」はイギリスとオーストラリアの両方でトップ10入りし、「Too Big」は同じ地域でトップ20入りを果たした。ニッキー・チンとマイク・チャップマンが楽曲..

  • 10cc Sheet Music

    Sheet Musicアーティスト: 10cc出版社/メーカー: Glam / 7t's発売日: 2007/05/08メディア: CD 65年のヤードバーズ「フォー・ユア・ラブ」や66年のホーリーズ「バス・ストップ」などのヒット曲の作曲家として活躍していたグレアム・グールドマン。エリック・スチュワート、ロル・クレーム、ケヴィン・ゴドレイの3人が参加し、72年にデビューした10cc。この4人は全員がソングライターであり、4人全員がシンガーでもあり、4人全員がプロデューサーも兼ね、4人のうち2人がレコーディング・スタジオの共同所有者でエンジニアリングもこなす才能があった。セカンド・アルバム「Sheet Music」は74年にリリースされ、10ccによってプロデュースされ、エリック・スチュワートがエンジニア、ミキサーも担当した。スタンダードポップに彼ら自身の創作を混ぜ込んだ、凝った作り..

  • Foreigner

    Foreignerアーティスト: Foreigner出版社/メーカー: Atlantic / Wea発売日: 2002/04/01メディア: CD フォリナーは、イギリス人とアメリカ人からなるロックバンドで、ギタリストのミック・ジョーンズ、ボーカリストのルー・グラム、ドラマーのデニス・エリオット、キーボーディストのアル・グリーンウッド、ベーシストのエド・ガリアルディ、そしてマルチインストゥルメンタリストのイアン・マクドナルドによって1976年にニューヨークで結成された、イギリス系アメリカ人のロックバンドで。70年代後半に始まった産業ロックで大成功を収めたバンド。活動初期はハードロックやアメリカン・プログレ・ハードのジャンルに含まれ、ブリティッシュ・ロックのフリーやバッド・カンパニーをポップにしたサウンドに、AOR的なサウンドを取り入れ、ジャーニーやスティクスらとともに産業ロックの..

  • Eagles Hotel California

    Hotel Californiaアーティスト: Eagles出版社/メーカー: Elektra / Wea発売日: 2017/11/24メディア: CD このアルバムが作られた76年はアメリカ建国200年でアメリカ中が盛り上がっていた、そんな中イーグルスは建国200年に相応しいアメリカの精神に溢れたアルバムを作る事を決意する、アルバムの内容は、アメリカンドリームやアメリカの物質主義の成功と反省を考え、芸術とコマーシャリズムの戦いでもありました。特に名曲「ホテル・カルフォルニア」は哀愁がかったメロディーにのせて「アメリカの退廃と燃え尽き症候群、お金の多さ、汚職、ドラッグ、傲慢さについてのすべて」を歌っていると言われています。それはアメリカンドリームの暗い下腹部についてであり、アメリカ文化の行き過ぎと、芸術と商業の間の不安定なバランスについてでもありました。この曲の他の解釈は、薬物中..

  • Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band Movie Soundtrac

    Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (1978 Film)出版社/メーカー: Polydor / Umgd発売日: 1998/04/21メディア: CD 78年7月に、ビー・ジーズ、ピーター・フランプトン、スティーヴ・マーティンが出演した映画『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のサウンドトラックはRSOレコードからリリースされました。このアルバムはビルボード200で7位に初登場し、6週間5位に留まりましたが、当時大人気だったビー・ジーズ、ピーター・フランプトンが出演し、一次世界大戦時に音楽で平和をもたらした伝説的なミュージシャン、サージェント・ペッパーの死後に孫たちが「ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」を復活する・・・というストーリーのミュージカルで、「サタデー・ナイト・フィーヴァー」直後のビー・ジーズやピーター・フ..

  • 山本潤子 OASIS

    OASIS出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 1997/04/16メディア: CD 山本潤子のサード・アルバム「OASIS」は97年にリリースされた。元ハイファイセットのシンガーのソロ移籍第1弾アルバム。プロデュースは東京都出身の作曲家・編曲家・キーボーディストで20歳でハイ・ファイ・セットのバックバンドとしてプロデビューし、80年に松任谷由実のステージの音楽監督としてツアーに参加した、新川 博でした。彼は残念ながら先日の2025年1月8日、虚血性心不全のため死去、69歳だった。コンポーズも新川 博や熊谷幸子などユーミン関連のスタッフが参加、バックアップしたミュージシャンも松原正樹(g)などハイ・ファイ・セットのバックバンドの頃からの気心が知れていたミュージシャン達が参加、当然、山本潤子の良さを引き出しているアルバムとなりました。 チョット復活したので今年..

  • 村田有美 ヒステリック・グラマー

    ヒステリック・グラマー出版社/メーカー: メディア: CD 超技巧集団マライアのプロダクションへの参加でも知られるシンガー村田有美が86年に発表したオリジナル・アルバム「ヒステリック・グラマー」。笹路正徳のプロデュース&編曲のもと、青山純(ds)、富倉安生(b)、土方隆行(g)という超一流ミュージシャンが参加。後にユニコーンに加入する阿部義晴(synth prog)も参加。そんな音楽的な創造性が飽和した集団の中にあって、ヴォーカリリストとして圧倒的な技術と表現力をもって応える村田有美。FENCE OF DEFENSEの西村昌敏による作曲のニューウェイヴ・ファンク「ロマンエクスプレスの終着駅」も収録。表現力豊かなヴォーカルに乗って、ドラマティックに展開していくサウンドは、当時の時代の空気感を汲みつつ、鮮やかな彩りを放っている。近年、再評価が進むマライアの80’s~ニューウェイヴ~プ..

  • ゲルニカ 改造への躍動

    改造への躍動~特別拡大版~アーティスト: ゲルニカ出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト発売日: 2016/12/21メディア: CD 「改造への躍動」は、ゲルニカのデビューアルバム、82年にリリースされた。戸川純がボーカルとしてデビューを果たした作品であり、細野晴臣がプロデューサーを務めている。ゲルニカは戸川純、上野耕路、太田螢一の3人による音楽ユニットで、ユニットの音楽性は、「第二次世界大戦前、20世紀初頭の歌謡曲、唱歌、軍歌をシンセサイザー等を使用して再解釈する」というものであり、メンバーの衣装も戦前によく見られた服装を模倣したものであった。戸川純は、太田螢一が作詞して上野耕路が作曲した歌を唄うことで彼らの世界観を聴き手に伝え、上野と太田がゲルニカの参謀ならば自身は前線を往く兵隊という気持ちで歌っている。ゲルニカはこの後、休止になり、各ソロ・アルバム(戸川純『玉姫様..

  • スネークマンショー (急いで口で吸え!)

    スネークマンショー (急いで口で吸え!)出版社/メーカー: Sony Music Direct発売日: 2003/11/27メディア: CD 桑原茂一、小林克也、伊武雅刀の3人からなるスネークマンショーが、81年に出したファースト・アルバム。音楽とギャグがほぼ交互に出てくる構成で、音楽はYMOやサンディーら当時のテクノ・ポップ~ニュー・ウェイヴが中心となっている。ギャグの方は彼らの定番的代表作が並び、お笑いのキレの良さは凄い、。特に当時のポール・マッカートニー逮捕事件を皮肉った「はい、菊地です」は最高。ヒップな音楽とラジカルなお笑いを組み合わせるという、スネークマンショーの魅力を凝縮した傑作だ。 「盗聴エディー P-1」 シーナ&ザ・ロケッツ「レモンティー」 「はい、菊地です( - 7人の刑事)」 「STOP THE NEW-WAVE / 伊武雅刀とTHE S..

  • YMO 増殖

    増殖アーティスト: YELLOW MAGIC ORCHESTRA出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト発売日: 2019/02/27メディア: CD 「増殖 - X∞ Multiplies」(ぞうしょく - マルティプライズ) はYMOの4作目のアルバム、80年にリリースされた。本作では当時ラジオを中心に活躍していたユニット「スネークマンショー」によるコントが曲間に挿入され、YMOとスネークマンショーのコラボレーションが話題を呼んだ。YMOがもっとも毒を含んだこの一作、人気絶頂時にリリースされたことの意味は大きく、ユーモアあふれるスタイリッシュな内容に聴き入ってしまう。スネークマン・ショーのインパクトによって語られがちだが、楽曲的にも当時の最先端を走っているし、そのポップな感覚も素晴らしい。漫才ブームという時代背景、小学生にまで浸透した人気などを鑑みた上で「YMOにお..

  • シーナ&ロケッツ 真空パック

    真空パック (紙ジャケット仕様)出版社/メーカー: Sony Music Direct発売日: 2006/01/18メディア: CD 福岡拠点のロックバンド、サンハウスの元ギタリストの鮎川誠(guitar, vocals)と妻のシーナ(vocals)を中心に78年に東京で結成されたロックバンド、シーナ&ザ・ロケッツ、そのシーナ&ロケッツのセカンド・アルバム「真空パック」はYMOとのコラボレートで制作されたロックとテクノの化学反応を試みた先駆的アルバムで、79年にリリースされた。細野晴臣がプロデュースを担当し、YMOのメンバーが全面的に協力したアルバムとなり、来るべき80年代にニューウェイヴの熱い風を巻き起こした作品となった。このアルバムの中で最大のヒットの「You May Dream」細野晴臣が作曲に加わり、YMOが演奏を全面的にサポートしている。YMOのライブでおなじみの「ラジ..

  • 桐ケ谷仁 Vermillion

    Vermilionアーティスト: 桐ヶ谷仁出版社/メーカー: Tower To The People発売日: 2024/11/12メディア: CD 桐ヶ谷仁は、79年にシンガー・ソングライターとしてデビュー、松任谷正隆に師事し、デビュー以来、松任谷正隆がプロデュースをし、ティン・パン・アレー人脈が参加したアルバムが続いたが、84年にリリースした4作目「Vermillion」は松任谷正隆の下を離れ、初のセルフ・プロデュース作となった。アレンジャーに椎名和夫を起用し、青山純(ds) 、伊藤広規(b) 、 野力奏一(key) 、難波弘之(key) 、笛吹利明(g) 、浜口茂外也(perc) 、ペッカー(perc) 、斎藤ノブ(perc) 、椎名和夫(g) 、桐ヶ谷仁(g) 、新井英治(tb) 、土岐英史(sax)といった当時の山下達郎バンドを中心としたの面々がバックアップしている。過去..

  • Piccadilly Circus

    Piccadilly Circus(紙ジャケット仕様)アーティスト: Piccadilly Circus出版社/メーカー: Sony Music Direct発売日: 2007/03/21メディア: CD 杉 真理、松尾清憲、伊豆田洋之、上田雅利(元チューリップ)、風祭東、橋本哲という6人の類い希なる才能が集まったピカデリーサーカス。ファースト・アルバム「ピカデリーサーカス」は99年にリリースされた。ポール・マッカートニーを彷彿させる伊豆田洋之のヴォーカルによる、ビートルズ・テイストにあふれた遊び心いっぱいの仕上がりとなったファースト・アルバムは、アレンジ、歌い方、バッキング・コーラスの入れ方など後期のビートルズ・サウンドを基調に楽しさに満ちたカラフルなポップスが溢れている。特に竹内まりやが、シングル「スロー・ラブ」のカップリングとして、このアルバムの収録曲「Never Cry ..

  • Todd Rundgren A Wizard, a True Star

    A Wizard a True Starアーティスト: Rundgren, Todd出版社/メーカー: Wea/Rhino発売日: 2007/10/04メディア: CD 「A Wizard, a True Star」はトッド・ラングレンによる4枚目のスタジオ・アルバム、73年にリリースされた。前作の「Something/Anything?」とは一線を画し、彼の音楽の好みも、フランク・ザッパ、イエス、マハヴィシュヌ・オーケストラなどのアーティストのプログレッシブ・ロックに傾き始めていた。ストレートなポップ・ソングをあまり取り上げず、サイケデリック・ドラッグの実験と、自分の内面の環境における音楽や音とはどのようなものかを探求した作品となったが、持ち前のポップさも併せ持った面白いアルバムとなった。このアルバムは、トッド・ラングレン一人でプロデュース、エンジニアリング、そして、一人で演奏..

  • 高野寛 Cue

    「CUE」 standard of 90’sシリーズ(紙ジャケット仕様)アーティスト: 高野寛出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 2007/12/19メディア: CD YMOの高橋幸宏に見いだされ、学生時代は、そのYMOとトッド・ラングレンがアイドルだったという高野寛、アルバム「CUE」はそのトッド・ラングレンがプロデュースの高野寛の3枚目のスタジオ・アルバム、90年にリリースされた。ブレイクのきっかけとなった先行シングル「虹の都へ」のプロデュースと同じくアルバムもトッド・ラングレンがプロデュースを担当、レコーディングはアメリカで行われた。アメリカに行くまでアルバム用の制作時間がとれず、全曲書きかけのままアメリカへ向かい、最初の1週間は曲作りをしていたという。現地ではトッド・ラングレンの手助けもありドラムス以外は本人がすべて担当して完成、短時間で仕上がったと..

  • 角松敏生 All Is Vanity

    ALL IS VANITYアーティスト: 角松敏生出版社/メーカー: BMGビクター発売日: 1994/12/16メディア: CD 「ALL IS VANITY」は、角松敏生が、91年にリリースした通算9作目のスタジオ・アルバム。レコーディングは東京とロサンゼルスで行われ、ロサンゼルスでの参加メンバーにはジョー・サンプルやラリー・カールトンらが参加し、ホーン・アレンジとストリングス・アレンジは元シーウィンドのトランぺッターのジェリー・ヘイが担当、東京からは、村上“ポンタ”秀一、青木智仁が参加している。前作「Reasons For Thousand Lovers」はリズム重視の打ち込みサウンドが主体であったが、本作ではフォーリズムを中心にしたシンプルなサウンドに、作詞に力を注いだポップなものに仕上がった。彼の数多いアルバムのなかでも自信作といえるアルバム。改めて曲作りを見直し、実際..

  • AB'S-4

    AB’S-4 [BRIDGE-375]アーティスト: AB'S出版社/メーカー: ブリッジ発売日: 2023/02/25メディア: CD 芳野藤丸を除き、全メンバーが交代したAB'S。芳野藤丸(SHŌGUN)、小島良喜、松原秀樹、長谷部徹という新たなラインナップとなり、前作から3年、活動再開したAB’Sは、88年にリリースした4枚目のアルバム「AB'S-4」は、ゲスト・ボーカルに桑名晴子を迎え、一部はL.A.レコーディングで、全て英詞で統一され、プログラミングの多用や、ホーンの使用し、サウンド面も全編、それまでの作品とはひと味違う方向性を示しながら、藤丸節とも言えるアダルト向けの定番サウンドを安定した演奏力で展開している。これを最後にしばらくAB'Sは活動が途絶え、15年後の2003年に突如オリジナル・メンバーにて活動を再開する。 「We Just Missed Each Ot..

  • 遠藤京子 夢見るスター

    [マスターピース・コレクション・フィーメル・シティポップ名作選] 夢見るスター+3 [生産限定] [UHQCD]アーティスト: 遠藤京子出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2023/08/30メディア: CD シンガーソングライター遠藤京子のサード・アルバム「夢見るスター」は85年にリリースされた。プロデュース&アレンジは井上鑑。ファニーで可憐、ミルキー・ヴォイスと多彩な音楽性に乗って、コミカルもシリアスも起用にこなしている。自身も出演していたTVドラマ「輝きたいの」(今井美樹の女優デビュー作)の主題歌「輝きたいの」やTVドラマ「離婚テキレイ期」の主題歌「雪が降るまえに」が彼女の代表曲。その後80年代後半から小川範子、永井真理子、長山洋子、渡辺美奈代、酒井法子などに楽曲を提供している。演奏は井上鑑、今剛、林立夫などPARATHUTEのメンバー他、浜口茂外也、山..

  • 野田ユカ カリブの夢

    カリブの夢アーティスト: 野田ユカ出版社/メーカー: Sad Disco発売日: 2024/07/24メディア: CD 野田ユカは、80年代には「おかあさんといっしょ」(NHK)にもエレクトーンのおねえさんとしてレギュラー出演、「魅惑(Jazz)と疑惑(Magic)の下町娯楽バンド!」をキャッチフレーズに活動するジャズ・オーケストラ「オブサンズ・ジャズ・オーケストラ」のピアニストとして、日野皓正や伊東たけし(T-SQUARE)、斎藤ネコといった大御所ミュージシャンとも共演、香港フラワーズの佐藤雅一とのコケティッシュ・ポップ/ウィスパー・ユニットapron pepeでの活動も知られている。89年にリリースされたファースト・ソロ・アルバム「カリブの夢」は土岐英史、友井久美子、渡辺直樹(スペクトラム、AB's)、木村 "キムチ" 誠(オルケスタ・デルソル)、鳴島英二(You & The..

  • Quincy Jones Body Heat

    ボディ・ヒート (SHM-CD)アーティスト: クインシー・ジョーンズ出版社/メーカー: Universal Music発売日: 2023/06/21メディア: CD クインシー・ジョーンズが亡くなった、第15回ガバナーズ賞においてアカデミー名誉賞(第97回)が授与される予定だったが、11月3日の夜、ロサンゼルスのベルエア地区にある自宅で死去。91歳だった。「ボディ・ヒート 」は、クインシー・ジョーンズが74年に発表したアルバム。前作「You've Got It Bad Girl」から本格的にジャズ路線からソウル系へとシフトし、極上のソウル~ファンク・グルーヴを注入して作られたアルバム、この作品の成功により、商業的にも大成功し、クインシーは大プロデューサーとして君臨することになる。新進のシンガーやソングライターを起用した作品で、ヴォーカルのリオン・ウェアが自作自演したタイトル曲「..

  • CHAR U.S.J.

    U.S.J[UHQCD]アーティスト: Char出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2016/06/15メディア: CD Charこと、竹中尚人が81年にリリースした「U.S.J.」です。TOTOのレコーディングのために空けていたスケジュールが飛び、それならばと、日本の人気ギタリストのプロデュースをしたいと、スティーヴ・ルカサーが熱望。現場でのプロデュースはスティーヴ・ルカサーとCharに委ねています。 録音はロサンゼルスで、エンジニアはデヴィッド・フォスターの右腕でAirplayでも手腕を発揮した名手ウンベルト・ガティカです。参加ミュージシャンはスティーヴ・ルカサー、ジェイ・グレイドン(G)、ジェフ・ポーカロ(Dr)、ニール・ステューベンハウス(B)、デヴィッド・フォスター(key)、パウリーニョ・ダ・コスタ(per)、リチャード・ペイジ(BGV)などで、デヴィッド..

  • 大貫妙子 Comin' Soon

    Comin’Soonアーティスト: 大貫妙子出版社/メーカー: ミディ発売日: 1990/09/21メディア: CD 「Comin' Soon」は、86年に発売された大貫妙子の通算10作目(大貫妙子MIDI移籍第2弾)となるスタジオ・アルバム。かわいい動物などが描かれたメルヘンチックなジャケットとタイトルからも連想するように、お子さんと一緒に聴ける音楽 をコンセプトに制作されたアルバムで、『みんなのうた』で起用されている「メトロポリタン美術館」や、原田知世に提供した「地下鉄のザジ」のセルフカバーなど、テーマに即した楽曲が選ばれている。アレンジャーに坂本龍一、清水信之、大村憲司が参加。特に「タンタンの冒険」は坂本龍一との共同制作で、プログラミングされたビートとゲート・リヴァーブを巧みに使ったダイナミックなサウンドに、ベルギーのコミック「タンタンの冒険」からインスパイアされた楽曲は、..

  • 早瀬優香子 躁鬱 SO・UTSU

    早瀬優香子/「躁鬱 SO・UTSU」 +1 <タワーレコード限定>アーティスト: 早瀬優香子出版社/メーカー: Tower To The Peopleメディア: CD 「躁鬱 SO・UTSU 」は女優、早瀬優香子のデビューアルバム、86年のリリースされた。当時おニャン子クラブ でヒットしていた秋元康がトータルプロデュース、1曲を除いて全ての作詞を担当。デビュー当時はフレンチ・ポップス色の強い歌を歌っていたが、徐々にエスニックな方面になっていく。80年中期のカルチャーにおいてアンニュイな個性派のイメージを確立した早瀬優香子、沢田研二のバックバンド、エキゾティクスを経て、吉川晃司や氷室京介などの編曲や鍵盤奏者としても活躍した西平 彰が編曲を担当。フレンチ・ポップス、ネオアコ/ポスト・モダンを意識したお洒落な偽ヨーロピアン・エレポップ的サウンドとウィスパー・ヴォイスの早瀬優香子の個性を見事..

  • Trevor Horn Reimagines The Eighties Featuring the Sarm Orchestra

    Trevor Horn Reimagines - The Eighties Featuring the Sarm Orchestraアーティスト: Trevor Horn出版社/メーカー: U/M/A/A Inc.発売日: 2019/01/30メディア: CD 40年もの間に200以上のヒット作を生み出してきたUKのトップ・プロデューサー、トレヴァー・ホーンが、自ら手掛けたヒット曲を中心に、80年代を彩った大ヒット曲の数々をフルオーケストラで再現したアルバム「The Eighties Featuring the Sarm Orchestra」は2019年にリリースされた。80年代屈指の売れっ子プロデューサーとして数々のヒット曲を手がけた「80年代を創った男」が、その80年代を代表するヒット曲を、トレヴァー・ホーン自身が過去にプロデュースしグラミー賞を受賞したシールをはじめ、ロビー..

  • Footloose(Original Soundtrack Of The Paramount Motion Picture)

    Footloose: Original Motion Picture Soundtrack, 15th Anniversary Collectors' Edition出版社/メーカー: Columbia発売日: 1998/10/15メディア: CD 「フットルース」は、映画「フットルース」のサウンドトラックアルバムです。ダンスを禁止された保守的な街で、ケヴィン・ベーコン演じる主人公の青年が繰り広げる青春映画のサウンドトラックアルバムで、オリジナルの9曲入りアルバムは84年にリリースされ、米国のビルボード200チャートで1位を獲得しました。その中には、ケニー・ロギンスの「Footloose」とデニース・ウィリアムズの「Let's Hear It for the Boy」の2曲がランクインし、アン・ウィルソンとマイク・レノのデュエット曲「Almost Paradise」は7位を記録し..

  • The Buggles The Age of Plastic

    Age of Plastic -Coll. ed-アーティスト: Buggles出版社/メーカー: Culture Factory発売日: 2015/07/09メディア: CD 77年、トレヴァー・ホーン、ジェフ・ダウンズ、ブルース・ウーリーの3人でバグルスを結成するが、ブルース・ウーリーははデビュー前に脱退、そして、バンドは79年にデビュー・シングル「ラジオ・スターの悲劇」を発表して全英1位を獲得、ニュー・ウェイヴの時代を象徴する一曲となった。「ラジオ・スターの悲劇」を収録したアルバム「The Age of Plastic」は80年にリリースされる。残念ながら本作からの他のシングル・カット曲は、いずれも「ラジオ・スターの悲劇」ほどの成功を収めることはできなかったが、1曲目の冒頭の音から、トレヴァー・ホーンとジェフ・ダウンズは聴き手をリビングから宇宙家族ジェットソンのような世界へ..

  • Rainer Brüninghaus Freigeweht

    Freigeweht出版社/メーカー: ECM Records発売日: 1999/05/05メディア: CD 「Freigeweht」は、ドイツのキーボーディスト兼作曲家、ドイツを代表するキーボーディストのライナー・ブリューニングハウスが、ECMから81年にリリースした初のリーダー・アルバムです。サックス奏者/作曲家のヤン・ガルバレクとベーシストの作曲家エバーハルト・ウェーバーのサイドマンである彼は、完全にクラシック音楽を基礎としたヨーロッパ・ジャズのピアニストです。ピアノorシンセサイザー、フリューゲルホーン、ドラム、オーボエというベースレスの編成による、ミニマリズムを基調とした軽やかなアンサンブルで、理知的先行のサウンドかといえば決してそうではなく、ケニー・ウィーラー のフリューゲルホルン、ブリンヤル・ホフ – オーボエのイングリッシュホルン、ジョン・クリステンセン の ドラ..

  • Brand X Moroccan Roll

    モロカン・ロール(紙ジャケット仕様)アーティスト: ブランドX出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 2006/06/28メディア: CD イギリスのバンド、ブランドXはプログレッシブロックにジャズ・フュージョンを組み合わせたバンドで、即興演奏が多用されており、これはどちらのジャンルの音楽にも共通していたものでした。セカンド・アルバム「モロッコ・ロール」は77年にリリースされ、ロックン・ロールではなくモロッコ、つまり東洋の音を取り入れた作品でした。ファースト・アルバムではウェザー・リポートやマハヴィシュヌ・オーケストラを目指しジャズ的な要素を取り入れたましたが、セカンド・アルバム「モロッコ・ロール」では、よりポップな要素を多く取り入れていますが、楽曲はブランドXそのものであるサウンドでした。バンドのキーボーディストであるロビン・ラムリーがプロデュースを担当し、ドラマ..

  • Air Supply Lost In Love

    Lost in Loveアーティスト: Air Supply出版社/メーカー: Euro Parrotメディア: CD 「ロスト・イン・ラヴ」 は、オーストラリアのロックバンド、エア・サプライによる5枚目のアルバムで、80年にリリースされた。エア・サプライはオーストラリア出身のシンガー・ソングライターでありギタリストのグラハム・ラッセルとリード・ヴォーカリストのラッセル・ヒッチコックによって75年にオーストラリアで結成された。アリスタ・レコードの社長で音楽プロデューサーのクライヴ・デイヴィスに見い出されたエア・サプライが、アリスタ・レコードと契約を交わした初のアルバムでもある。前作までの4枚のアルバムは、オーストラリア国外で注目を浴びることはなかったが、本作はは世界中のチャートで大きな成功を収め、アメリカでは22位に達し、トップ5に入るシングルが3曲も収録された。ラッセル・ヒッチ..

  • Bruce Hibbard Never Turnin' Back

    NEVER TURNIN’ BACKアーティスト: ブルース・ヒバード出版社/メーカー: COOL SOUND発売日: 2000/04/08メディア: CD キリスト教の布教を目的とし、歌詞に重点を置いた音楽ジャンルと言われるCCM(コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック)系のAOR、ブルース・ヒバードのセカンド・アルバム「Never Turnin' Back」は80年にリリースされた。プロデュースを務めているコイノニアのギタリストのハドリー・ホッケンスミスで、彼との共作がほとんどを占めているので、彼は重要な役割をはたしている。CCMというのは基本的に激しいサウンドを志向しないので、歌詞を除いた「音作り」という点に関してはAORと何ら変わらない傾向があり、普通のアーティストかと思ったら実はCCMの人だったなんてことも少なくありません。それぞれの人がもともと持っているセンスな..

  • Minnie Riperton Minnie

    ミニー(ミニーと出会ったら)アーティスト: ミニー・リパートン出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 2001/08/08メディア: CD ミニー・リパートンが79年にリリースした「Minnie」は5枚目のスタジオ・アルバム、このアルバム発表の2か月後、31歳という若さで乳がんで亡くなってしまう、生前最後のオリジナル・アルバムとなってしまった。乳がん闘病中に入退院を繰り返しながら録音されたアルバムだが、そんな事を感じさせない内容で、彼女の5オクターブの音域とキュートなヴォーカルは健在である。公私にわたるパートナーのリチャード・ルドルフと数々の第一線のポップ、ジャズ、R&Bアーティスト達を手がけてきたベテラン・プロデューサーのスチュアート・レヴィンとの3人での共同プロデュースで作られている。キャピトル・レコードへの移籍しての初のアルバムで、アルバムからリリースされ..

  • Bob James Touchdown

    Touchdownアーティスト: Bob James出版社/メーカー: Tappan Zee発売日: 2023/07/03メディア: LP Record ボブ・ジェームスが設立したレーベル、タッパン・ジーから発表した、6枚目のアルバム「タッチダウン」は78年にリリースされた。アルバム・タイトルはアメフトのタッチダウンの得点が6点であることと、アルバム6作目であることを引っかけたものです。ボブ・ジェームスは音楽プロデューサー、ピアニスト、作曲家、編曲家で、本作は自身のオリジナル曲で固めたアルバム、ブラスやストリングスを贅沢に使った内容で、楽曲ごとにメンバーを変え、キャッチーで洗練されたメロディーを歌い上げている。参加メンバーはヒューバート・ロウズ(fl)、デヴィッド・サンボーン(as)、アール・クルー(g)、エリック・ゲイル(g)、ロン・カーター(b)、スティーブ・ガッド(ds)、..

  • Mark Murphy Mark Murphy Sings

    Mark Murphy Singsアーティスト: Mark Murphy出版社/メーカー: Muse Records発売日: 1995/10/17メディア: CD 「Mark Murphy Sings」はマーク・マーフィーが75年にリリースしたスタジオ・アルバム。マーク・ハウ・マーフィーはニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、サンフランシスコを拠点に活動したアメリカのジャズシンガーで、卓越した技巧と天才的なひらめきを持つシンガーで、非常に広い音域と器楽的な歌唱が特徴的で、革新的なボーカルの即興演奏で知られていたインスト・ナンバーに歌詞を付けて歌うことで知られたヴォーカリスト。名作にオリジナルの歌詞をつけて歌うヴォーカリーズは、もともとエディ・ジェファーソンによって始められ、ジョン・ヘンドリックスらによって発展したジャンルであったが、それをさらにおしすすめたのがこのマーク・マー..

  • Santana Borboletta

    Borbolettaアーティスト: Santana出版社/メーカー: Sbme Special Mkts.発売日: 2008/02/01メディア: CD 「Borboletta(不死蝶)」はサンタナが74年に発表した6作目のアルバム。前作「ウェルカム』」の流れを汲みつつも、オリジナル・サンタナ・バンドのベーシストであるデイヴィッド・ブラウンの復帰や、ヴォーカルにはレオン・トーマスに代わって新たにレオン・パティーロを起用し、第1期リターン・トゥ・フォーエヴァーのスタンリー・クラークや、同バンドの元メンバーであるアイアート・モレイラ、フローラ・プリムがゲスト参加。共同プロデューサーとしてもクレジットされているマイケル・シュリーヴは、本作を最後に脱退し、一部のドラム・パートを担当したレオン・ンドゥグ・チャンクラーが、サンタナの2代目ドラマーとなった。72年の名盤「キャラバンサライ」以来..

  • Carla Bley Dinner Music

    ディナー・ミュージック (限定盤)(UHQCD)アーティスト: カーラ・ブレイ出版社/メーカー: Universal Music発売日: 2024/10/16メディア: CD 前衛的なアプローチやフリー・ジャズで知られていた女性作編曲家/ピアニストのカーラ・ブレイが、スタッフと共演したアルバム「Dinner Music」は76年にリリースされた。カーラ・ブレイはオーネット・コールマンに影響を受け、60年代半ばにジャズ作曲家として本格的に活動を開始。詩人ポール・ヘインズとのジャズ・ロック・オペラ「エスカレーター・オーヴァー・ザ・ヒル」でジャズ・コンポーザーズ・オーケストラ・アソシエーション(JCOA)から71年にデビュー、本作はスタッフのメンバー(クリス・パーカー(ds)以外の5人)が参加し、カーラの代表曲が、スタッフのファンキーなグルーヴでプレイされていく。カーラ・ブレイのオリジ..

  • Pat Metheny 80/81

    80/81 (生産限定盤)(SHM-CD)(2枚組)アーティスト: パット・メセニー出版社/メーカー: Universal Music発売日: 2024/06/05メディア: CD 「80/81」はジャズギタリストのパット・メセニーが80年にECMからリリースした2枚組アルバムです。この頃のパット・メセニーはジョニ・ミッチェルとのツアー(マイケル・ブレッカー、ジャコ・パストリアスらと共演)や、79年末にECMからリリースされたアルバム「アメリカン・ガレージ」が好調なセールスを記録した自身のグループのライヴ活動によって、彼の知名度は高まっていた頃でした。。当時パット・メセニーはチャーリー・ヘイデンとジャック・ディジョネットのリズム・セクションからなるカルテットを率いており、そこにデューイ・レッドマンとマイケル・ブレッカーの2人が交互にサックスを担当、80年、ノルウェーのオスロにある..

  • Jim Hall/Ron Carter Alone Together

    Alone Togetherアーティスト: Jim Hall / Ron Carter出版社/メーカー: Ojc発売日: 2006/11/16メディア: CD 「Alone Together」は、ジム・ホールとロン・カーターによる73年のライヴ・アルバム、このアルバムは72年にニューヨークのプレイボーイ・クラブで録音された。ジム・ホールとロン・カーターのデュオによる不朽の名盤と言われた作品。どちらもクールなトーンとリズミカルで複雑なセンスで演奏し、両者の独創性とイマジネーションが120パーセント発揮された驚異のライブだが、あまりの自然なメロディアスさについつい聞き流してしまいがちなのもすごいです。ギタリストのジム・ホールとベーシストのロン・カーターは、スタジオ・ミュージシャンとして、またスター・バンドのメンバーとしても有名ですが、今回は室内ジャズの雰囲気の中で、両方のアーティスト..

  • Eberhard Weber The Colours of Chloë

    Colours of Chloeアーティスト: Weber, Eberhard出版社/メーカー: Ecm Import発売日: 1988/05/01メディア: CD 「The Colours of Chloë」は、ドイツのコントラバス奏者で作曲家のエバーハルト・ウェーバーによるデビューアルバムで、74年にリリースされた。エバーハルト・ウェーバーは、パット・メセニーからケイト・ブッシュやバーデン・パウエルまで幅広く共演してきた奇才ベーシスト、ECMレコードに多くのソロ作品を残しているが、このデビューアルバムが彼の最も有名で影響力のある作品である。シンフォニック・ジャズとでも呼ぶべき野心的な作品である「The Colours of Chloë」は、絵のように美しく、ロマンチックで、時にはリズミカルに、調和のとれた難解なECMサウンドを現している。エレクトリック・アップライト・ベースの..

  • Keith Jarrett My Song

    マイ・ソング (UHQCD)アーティスト: キース・ジャレット・カルテット出版社/メーカー: Universal Music発売日: 2023/05/31メディア: CD 星野源の番組「おんがくこうろん」でキース・ジャレットを取り上げ、「My Song」を最初に取り上げていて、時間の関係から冒頭の部分しかを流す事が出来ず、もっと聴きたいなあと星野源がしみじみと言っていました。このブログでも4年前に紹介したのですが、大好きなアルバムなのでもう一回取り上げます。キース・ジャレット、ヤン・ガルバレク、パレ・ダニエルソン、ヨン・クリステンセンという北欧出身のメンバーの北欧の清浄な空気感を漂わせた叙情的なヨーロピアン・カルテットの傑作アルバム「My Song」は78年にリリースされました。およそ4年半振りにヨーロピアン・カルテットを復活させたキース・ジャレットが満を持してレコーディングした..

  • Ann Peebles I Can't Stand The Rain

    アイ・キャント・スタンド・ザ・レインアーティスト: アン・ピーブルズ出版社/メーカー: SOLID/HI RECORDS発売日: 2018/07/04メディア: CD ミズーリ州セントルイス生まれの女性ソウル・シンガー、アン・ピーブルズ、「I Can't Stand The Rain」は74年にリリースされた4枚目のアルバム、前作のアルバム「Straight from the Heart」でメンフィス・クイーンとしてその名を不動の物した、特に「Straight from the Heart」と「I Can't Stand The Rain」の2作が彼女の最高傑作と言われていて、どちらも甲乙つけがたい内容になっています。そしてアン・ピーブルズとアル・グリーンは、メンフィス・ソウルの2大レーベル、ハイ・レコードを70年代前半、共に支えることになります。アン・ピーブルズの代表曲であり、..

  • Al Green Explores Your Mind

    シャ・ラ・ラ(日本独自企画、最新マスタリング、解説付)アーティスト: アル・グリーン出版社/メーカー: SOLID/HI RECORDS発売日: 2018/07/04メディア: CD ハイ・レコードのプロデューサー、ウィリー・ミッチェルに認められ、徐々に人気を獲得し、ウィリー・ミッチェルのプロデュースの下、ハイ・サンウンドと共に独自のスタイルを作っていくアル・グリーン。「Explores Your Mind」は8枚目のアルバムで、74年にリリースされた。プロデューサーのウィリー・ミッチェルとハイ・レコードのリズム・セクションとアル・グリーンのコラボレーションの頂点を象徴する作品です。このアルバムには、アル・グリーンの最も有名な曲の1つである「Take Me To The River」(4年後にトーキング・ヘッズがカバーした最初のメジャー・ヒットとなった)やO・V・ライトを始めとし..

  • Julia Fordham Porcelain

    PORCELAIN: DELUXE EDITIONアーティスト: JULIA FORDHAM出版社/メーカー: CHERRY RED発売日: 2018/08/01メディア: CD 「ポーセリン」は、イギリスのシンガーソングライター、ジュリア・フォーダムが89年にリリースしたセカンドアルバム。清楚なルックスと、透き通るようでいながらその華奢な身体からは想像できない芯のある太い歌声が魅力のジュリア・フォーダム、デビュー・アルバムでミニー・リパートンの「Lovin' You」をカバーし注目される。スティング のアルバム「Nothing Like the Sun」やピーター・ガブリエルのアルバム「So」などに参加し、当時一世を風靡した個性的なドラマーでフランス人のマヌ・カチェや、ウェールズ出身のベーシストで、ザ・フーでジョン・エントウィッスルの後釜を務めたことでも知られている名手ピノ・パ..

  • Little Feat Time Loves A Hero

    Time Loves a Heroアーティスト: Little Feat出版社/メーカー: Warner Bros / Wea発売日: 1988/05/03メディア: CD 「Time Loves a Hero」は77年にリリースされたアメリカのロックバンド、リトル・フィートの6枚目のスタジオ・アルバムである。このアルバムは、70年代に最も需要の高いプロデューサーだったテッド・テンプルマンがプロデュースしました。テッド・テンプルマンはドゥービー・ブラザーズ、ヴァン・モリソン、エアロスミス、カーリー・サイモン、トレイシー・チャップマン、ヴァン・ヘイレンもプロデュースしています。リトル・フィートは、69年にリード・ボーカル兼ギタリストのローウェル・ジョージとキーボーディストのビル・ペインによって結成され、ロック、カントリー、ブルース、ニューオーリンズ、ジャズ、R&B、ファンクを組み合..

  • Funkadelic Standing On The Verge Of Getting It On

    スタンディング・オン・ザ・ヴァージ・オブ・ゲッティング・イット・オン [初回限定盤] [紙ジャケット仕様]アーティスト: ファンカデリック出版社/メーカー: Pヴァイン・レコード発売日: 2010/12/02メディア: CD 「Standing on the Verge of Getting It On」は、ファンカデリックの6枚目のスタジオ・アルバム、74年にリリースされた。ジミ・ヘンドリクス、スライ&ザ・ファミリー・ストーンらが切り拓いたロック/サイケデリックなどとファンク融合し、70年代のファンク音楽文化の先駆者となった、ファンカデリック。当初、ジョージ・クリントンのヴォーカル・グループ、パーラメンツのバック・バンドとして結成されたが、このアルバムではヘビーでサイケデリックなロックを追求するようになった。ファンカデリックは、P-FUNKの帝王、ジョージ・クリントンのバンドだ..

  • Parliament Mothership Connection

    Mothership Connectionアーティスト: Parliament出版社/メーカー: Island / Mercury発売日: 2003/11/27メディア: CD 「Mothership Connection」はアメリカのファンク・バンド、パーラメントの4枚目のアルバムで75年にリリースされた。パーラメントはジョージ・クリントン率いるPファンク軍団、アレンジはベースのブーツィ・コリンズとジョージ・クリントン、ブーツィ・コリンズといえば、Pファンクを最も体現したベーシストであり、初代のJBズのメンバーとしても知られている。このアルバムは、宇宙空間をテーマにし、ファンクを世の中に広めようとするスターチャイルドと、それを阻止しようとするサーノウズ・ドゥヴァイド・オブ・ファンクが巨大な大宇宙を背景に抗争を拡げる様は痛快なエンターテイメントでもあるし、黒人社会から見た白人社会..

  • Frankie Valli Closeup

    Frankie Valli - Closeup出版社/メーカー: メディア: LP Record フォー・シーズンズのヴォーカリストとして60年代に華々しく活躍した、フランキー・ヴァリ、心機一転、プライヴェイト・ストック・レコードに移籍し、プロデューサーのボブ・クリュー、ボブ・ゴーディオという古くからの僚友の協力で作り上げたアルバム「Closeup」は75年にリリースされた。前作から7年が経ちボブ・クリュー、ボブ・ゴーディオの2人が全8曲を半分ずつプロデュースし、すべてのアレンジをチャールズ・カレロが手がけ、70年代中盤のニューヨーク・ポップスの金字塔と言われた作品となりました。全米1位となった「My Eyes Adored You」、山下達郎「サーカスタウン」のプロトタイプとなった「Swearin' to God」はパティ・オースティンとのデュエット、76年後半にオズモンド・ブ..

  • The Faragher Brothers Open Your Eyes

    オ-プン・ユア・アイズ(紙ジャケット仕様)アーティスト: ファラガー・ブラザーズ出版社/メーカー: USMジャパン発売日: 2010/10/27メディア: CD ファラガー・ブラザーズはトミー・ファラガーを中心とした4兄弟、ソウル・トレインに出演した最初のオール・ホワイトバンドで、またキッス、メリッサ・マンチェスター、ピーター・クリス、リンゴ・スター、ランディ・エーデルマン、リンダ・カーターなどの数多くの曲のバッキング・ボーカルも務めている。「Open Your Eyes」は彼らのサード・アルバムで、リンゴ・スターの作品を手がけてきたことで有名なヴィニ・ポンシアをプロデューサーに迎えている。60年代と70年代のソウル・ミュージックをのエッセンスを取り入れ、そこにロサンゼルスならではの都会的なセンスを加え、当時のブルー・アイド・ソウルのお手本のような内容のアルバム。ボーカルのハーモ..

  • Art Garfunkel Lefty

    Leftyアーティスト: Art Garfunkel出版社/メーカー: CBSメディア: CD 「レフティ」は、88年にリリースされた、アート・ガーファンクルの7枚目のソロ・スタジオ・アルバム。79年に自殺したパートナーのローリー・バードから、80年代に入りやや世捨て人のような存在になったアート・ガーファンクル、84年にサイモン&ガーファンクル・リユニオン公演こそ大きな話題を集めたものの、85年以降は、また静かな生活に戻っていった。そんな時期に出会った女性と88年に結婚、それを祝うかのように制作されたのが本作です。アルバムのジャケット写真には、10代前半のアート・ガーファンクルがバットを持っている姿が写っていますが、それは彼の兄ジュールによって取られた写真でした。アルバムタイトルは、ガーファンクルが左利きであることから来ており、写真がそれを証明しています。デビッド・フォスターとレ..

  • The Rolling Stones Some Girls

    SOME GIRLSアーティスト: ROLLING STONES出版社/メーカー: POLYD発売日: 2009/06/12メディア: CD 「Some Girls」は78年にリリースされた、ローリング・ストーンズのアルバムで、ミック・テイラーの後任として加入したロン・ウッドがフルで参加した最初のアルバム。76年当時、ローリング・ストーンズの人気は衰退し、チャートはディスコやエアロスミスやキッスなどの新しいバンドによって支配されていた。イギリスでは、さらにパンクロック・ムーブメントが台頭し、60年代から活躍していたアーティスト達が時代遅れに見えた時代でもあった。本作のレコーディングは、パリのパテ・マルコーニ・スタジオにて開始されるが、キース・リチャーズがカナダで麻薬の密売容疑で逮捕され、その間にレコーディングは中断、時間を持て余したミック・ジャガー はニューヨークでの生活を満喫し..

  • Rod Stewart Blondes Have More Fun

    Blondes Have More Funアーティスト: Stewart, Rod出版社/メーカー: Warner Bros / Wea発売日: 2000/10/02メディア: CD 「Blondes Have More Fun」は、78年にリリースされた、ロッド・スチュワートの9枚目のスタジオアルバムです。前作「Foot Loose & Fancy Free」に引き続き、カーマイン・アピスを中心としたレギュラー・バンドを従えての録音、当時流行していたディスコの要素を取り入れている。70年代を通じてロック・シンガーとして大成功を収めたキャリアを築いたロッド・スチュワートが75年のワーナー移籍を機にアメリカに拠点を移し、当時の人気音楽のトレンド、ディスコミュージックへの進出した作品で、当時は一部ののリスナーから、ハリウッドに身売りしたと揶揄されが、このアルバムは商業的に成功し、イギ..

  • Thin Lizzy Black Rose

    ブラック・ローズアーティスト: シン・リジィ出版社/メーカー: USMジャパン発売日: 2011/11/09メディア: CD 「ブラック・ローズ」は、アイルランドのロックバンド、シン・リジィの9枚目のスタジオ・アルバム、79年にリリースされた。このアルバムは、バンドの「最も偉大で、最も成功したアルバム」の1つと評されています。シン・リジィは、ベースとヴォーカルを担当しているフィル・ライノットのバンドで彼が曲を書き、ツインギターのハーモニーが特徴というバンドで、アイリッシュのメロディーを溶け込ませた形が肝となったハード・ロック・バンドである。そんなシン・リジィにゲイリー・ムーアが唯一フル参加したアルバムが、この「ブラック・ローズ 」である。いかにもハード・ロックといった楽曲からアイリッシュ・テイストあふれる楽曲、ソフトなバラード曲とシン・リジィの多彩さが表出しているし、ゲイリー・ム..

  • U.K. Danger Money

    デンジャー・マネー+1(SHM-CD)アーティスト: U.K.出版社/メーカー: Universal Music発売日: 2016/04/27メディア: CD U.K.はジョン・ウェットン(ベース、リード、バッキングボーカル)、エディ・ジョブソン(キーボード、エレクトリック・バイオリン)、ビル・ブラッドフォード(ドラム、パーカッション)アラン・ホールズワース(ギター)によって新しいプログレを目指し作られたバンド、ジャズ系の即興性もあるスキルフルでテクニカルさ溢れるアンサンブルは、プログレッシブ・ロックが衰退期に入った感もある70年代後半にスーパーグループとしてロック・シーンに迎え入れられた。だがビル・ブラッドフォードがデビュー・アルバム後に脱退し、アラン・ホールズワースも脱退。エディ・ジョブソンがフランク・ザッパで一緒だったテリー・ボッツィオ(ドラム、パーカッション)が加入し、ジ..

  • Gary Moore Victims Of the Future

    VICTIMS OF THE FUTURE-REMアーティスト: MOORE, GARY出版社/メーカー: VIRGI発売日: 2003/05/10メディア: CD 「Victims of the Future」は、北アイルランド出身のギタリスト、ゲイリー・ムーアが84年にリリースしたソロ・スタジオ・アルバム。シン・リジーなどを経て、本格的にソロとして活動したセカンド・アルバムでヘヴィ・メタルに接近した作品。ソビエト連邦による大韓航空007便撃墜に対する抗議曲の曲「Victims Of The Future」と「Murder In The Skies」やヤードバーズのカヴァー曲「Shapes of Things」やストレートなロックンロール・アンセムで売れ線狙いの「Hold On To Love」、一方、泣きのギター・ソロが入っている「Empty Rooms」などのメロウな側面も..

  • Alessi All For A Reson

    ただ愛のために (生産限定盤)アーティスト: アレッシー出版社/メーカー: Universal Music発売日: 2020/12/09メディア: CD 繊細なヴォーカルと緻密で洗練されたポップ・サウンドで人気を集めた兄弟ユニットのアレッシー、ビリー・アレッシー(vo, key)ボビー・アレッシー(vo, g, key)の傑作セカンド・アルバム「All For A Reson」は77年にリリースされた。プロデューサーはデヴィッド・ルーカス。ビリーとボビーの双子のアレッシー兄弟は53年ニューヨーク郊外のクィーンズ生まれ。カレッジに進んだ頃からコマーシャル・ソングを手掛けるようになった。70年には、ロック・ミュージカル「ヘアー」のオーディションを受け、合格。約1年半に渡ってブロードウェイ公演に参加している。76年にデビュー・アルバムを発表。本作は、デヴィッド・サンボーン、ブレッカー・..

  • Fontella Bass No Ways tired

    No Ways Tired by Fontella Bass出版社/メーカー: メディア: CD フォンテラ・バスは、セントルイスのゴスペルアイコン、マーサ・バスの娘であり、60年代半ばにモーリス・ホワイト、ルイス・サターフィールド、ミニー・リパートンが参加した「Rescue Me」のヒットや、アート・アンサンブル・オブ・シカゴの活動で知られるソウル・シンガーです。80年代半ばから引退状態にあったフォンテラ・バスの本格的復帰作品の「No Ways tired」は95年にリリースされました。伝統的なアメリカのルーツ・ミュージックに焦点を当てたサンノッチ・レコードから発売されたこのアルバムは、ゴスペルにおけるフォンテラ・バスの原点への回帰を感じるアルバムとなりました。ウェイン・ホロヴィッツがプロデュースし、レスター・ボウイ、ハーヴェイ・ブルックス、デヴィッド・サンボーンなどが参加し、..

  • Barbra Streisand Guilty

    ギルティ出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル発売日: 2005/12/07メディア: CD 「ギルティ」は、80年にリリースされたアメリカの歌手バーブラ・ストライサンドの22枚目のスタジオ・アルバム。ビー・ジーズのバリー・ギブと彼のグループのレギュラー・プロダクション・チーム、アルビー・ガルテンとカール・リチャードソンがプロデュースした。当初、バーブラ・ストライサンドはバリー・ギブの起用を不安がったというが、ビー・ジーズの大成功の後、バリー・ギブは曲作りとプロデュースに集中し始め、本作で彼はアルバムの半分だけを書くか共同で書くつもりでしたが、プロセスがとてもうまくいったので、最終的にアルバム全体の曲を手がけました。ギブが1年以上前に書いた「The Love Inside」を除いて、すべての曲はストライサンドのために特別に書かれたものでした。このアルバ..

  • Michael Kamen Concerto For Saxophone

    Concerto for Saxophoneアーティスト: Michael Kamen & David Sanborn出版社/メーカー: Warner Bros / Wea発売日: 1990/12/08メディア: CD 映画音楽の世界で多くの功績を残した作曲家マイケル・ケイメン、何よりもまず、彼はオーボエ奏者であり、友人のマーティン・フルターマンでの彼の仕事で最もよく知られている。そして「ニューヨーク・ロックンロール・アンサンブル」のメンバーであり、ピンク・フロイド、アニー・レノックス、ケイト・ブッシュ、メタリカなどのアーティストやバンドのアレンジャーとしても活躍しました。その奇才がデヴィッド・サンボーンのために書き下ろし、ナショナル・フィルハーモニック・オーケストラをバックに、壮大なコンチェルトを核としたアルバムそれが「コンチェルト・フォー・サキソフォン」で、90年にリリースさ..

  • Sting The Dream of the Blue Turtles

    Dream of the Blue Turtlesアーティスト: Sting出版社/メーカー: Polygram UK発売日: 2000/05/25メディア: CD 85年6月にスティングのデビュー・ソロ・アルバム「ザ・ドリーム・オブ・ザ・ブルー・タートルズ」はリリースされた。このアルバムは、スティングが抱いていた夢にちなんで名付けられました。84年、ポリスは非公式に解散、心機一転を図ったスティングが当初はシンセ主導で「エレクトロファンク」な性質を考えていましたが、この方向性を断念し、代わりによりジャズ志向の音楽を追求することに決めたアルバムでした。シングル「If You Love Somebody Set Them Free」はアメリカでは3位を記録し、セルゲイ・プロコフィエフのフレーズを用いた、冷戦時代の核不安を歌った荘厳な雰囲気の名曲「Russians」や、ポリスのサード・..

  • Eric Clapton Journeyman

    ジャーニーマンアーティスト: エリック・クラプトン出版社/メーカー: Warner Music Japan =music=発売日: 2009/01/21メディア: CD 「ジャーニーマン」は、エリック・クラプトンによる11枚目のソロ・スタジオ・アルバム、89年にリリースされた。アルコール依存症に苦しみ、禁酒を見つけたクラプトンの原点回帰として歓迎されたこのアルバムは、ジョージ・ハリスンやフィル・コリンズ、ロバート・クレイ、チャカ・カーンを迎えた、豪華な作品となった。プロデューサーはラス・タイトルマンを起用。エリックの近作でプロデュースを担当していたフィル・コリンズは、今回は演奏面のみでの参加となった。若手ブルース・ギタリストとして頭角を現していたロバート・クレイが4曲に参加し、ミック・ジョーンズ(フォリナー)と共作した楽曲「Bad Love」はシングルとしてリリースされ、アメリカ..

  • Salon Music Topless

    Topless plus2出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 1994/05/20メディア: CD 元祖渋谷系な日本のシンセ・ポップ〜NEW WAVE BANDのサロン・ミュージック。80年、吉田仁と竹中仁見の2人によって結成される。活動開始時はニュー・ウェイヴ全盛期で、小粋で、ねじれたポップ感覚はイギリスでも注目された。英国SOUNDS誌ジャパニーズテクノポップチャートで、セルフレコーディングのカセットテープ「hunting on Paris」がNo.1になり、82年、英国フォノグラムレコードよりリリースの「Tokyo mobile music」に収録され、のちにシングルカットされる。その後に83年にホンダ・バラードスポーツCR-XなどのCM曲のシングルをリリース、83年にファースト・アルバム「my girl friday」、84年に高橋ユキヒロのプロデュースによる、..

  • Janet Jackson Rhythm Nation 1814

    Rhythm Nation 1814出版社/メーカー: Uni/a&M発売日: 1989/08/24メディア: CD プロデューサーコンビ、ジミー・ジャム&テリー・ルイスとジャネット・ジャクソンの2作目のアルバム「Rhythm Nation 1814」は89年にリリースされた、前作のサードアルバム「Control」以来、20年に渡って、ジャム&ルイスとのタッグは続き、他のプロデューサーと楽曲を制作することは少なかった。 兄マイケルの影響が見られるものの、完成度の高いダンスで構成され、彼女のスタイルを確立するとともに、貧困や人種差別などといった様々な社会問題をテーマにした意欲作で、音楽シーンに多大な影響を与えた。軍服をまとって踊る表題曲のミュージックビデオは安室奈美恵など国外の有名人にも影響を与えている。サンプリングを使用し、ニュージャックスウィング、ハードロック、ポップ、ダンス、..

  • The Blue Nile Hats

    Hatsアーティスト: The Blue Nile出版社/メーカー: Confetti Records発売日: 2020/04/24メディア: CD スコットランドのバンド、ザ・ブルー・ナイルの2枚目のスタジオ・アルバム「Hats」は89年にリリースされた。ザ・ブルー・ナイルは、ポール・ブキャナン、ロバート・ベル、ポール・ジョセフ・ムーアからなるグラスゴー出身のスコットランドのオルタナティブ・ポップ・グループで、リッキー・リー・ジョーンズやピーター・ガブリエルなどの定評のあるアーティストの影響を受たという、特に最初の2枚のアルバム「A Walk Across the Rooftops」と「Hats」ではその影響を聴く事が出来る。淡々とした簡素キーボードとデジタル・ドラムそしてフランク・シナトラに影響されたメランコリックな歌声が聴き手の心にしみわたっていく。80年代後半のサウンドの..

  • Marty Balin Balin

    恋人たち (生産限定盤)アーティスト: マーティ・バリン出版社/メーカー: Universal Music発売日: 2020/12/09メディア: CD ジェファーソン・エアプレインとジェファーソン・スターシップでヴォーカリストとして活動していた、マーティ・バリン。81年にリリースされたアルバム「Balin」は、彼のデビュー・ソロ・アルバムでした。シンプルなバッキングにマーティ・バリンの甘くハスキーで哀愁溢れるヴォーカルを全面に押し出し、バックキング・ヴォーカルには、元シカゴのビル・チャンプリンが参加し、メイン・ヴォーカルとバックキング・ヴォーカルの役割をしっかりとツボを押さえているのも聴きどころの一つだ。ヒット・シングル「Hearts」では以前から彼と交流があったジェシー・バリッシュが作曲を担当、「I Do Believe In You」はペイジズのカヴァー「Elvis And..

  • 山下憂 Gloomy

    Gloomyアーティスト: 山下憂出版社/メーカー: (unknown)発売日: 1970/02/01メディア: CD 今日は、ゆうのすけ さんのブログで紹介している井上陽水の「イントロダクション~夕立」のイントロダクションで素晴らしいギターを弾いているデヴィット・T・ウォーカーを聴いて思い出したアルバムです。それはは山下憂のファースト・アルバム「グルーミー」でデヴィット・T・ウォーカーをプロデューサーに迎えてL.A.録音し、88年にリリースされました。山下憂は大学時代、フォーク・グループ「かげらふ」を結成。 ソロをメインに活躍する中、松原正樹プロデュースLIVEをきっかけにバンド活動にも携わり。88年に世界中のギタリストの憧れであり神格化されたスーパーギタリストのデヴィット・T・ウォーカーと日本の無名の新人の山下憂によってファースト・アルバム「グルーミー」は誕生しました。これは..

  • Little River Band Sleeper Catcher

    SLEEPCATCHER / FIRST UNDER THE WIREアーティスト: LITTLE RIVER BAND出版社/メーカー: LEMON発売日: 2012/03/05メディア: CD オーストラリアのロック・バンド、リトル・リバー・バンド、4枚目のスタジオ・アルバム「Sleeper Catcher」は、78年にリリースされた。リトル・リヴァー・バンドはオーストラリアのメルボルンで75年に結成されたバンドで、地元の著名バンドのメンバーが集まり、メンバーの4人が曲を書くことができた才能あるバンドでした。前作の77年のアルバム「Diamantina Cocktail」からイーグルスのプロデューサーのジョン・ボイランとの共同制作によって、シングル曲の「Help is On Its Way」がオーストラリアで1位(全米14位)となり、アメリカのマーケットでの成功したのがきっか..

  • Steve Kipner Knock The Walls Down

    ノック・ザ・ウォールズ・ダウン + 2(SHM-CD紙ジャケット仕様)アーティスト: スティーヴ・キプナー出版社/メーカー: ウ゛ィウ゛ィト゛・サウント゛発売日: 2010/08/25メディア: CD オリビア・ニュートン・ジョンの「フィジカル」(このフィジカル、当初ロッド・スチュアートをイメージして作曲したそうです)などの作者としても知られるスティーヴィ・キプナー。ティン・ティン、フレンズ、スカイ・バンド、シンク・アウト・ラウドとグループとしての活動はあるものの、リーダー作としては79年にリリースされた唯一のアルバム「Knock The Walls Down」。ジェイ・グレイドンの初プロデュース作品で、ジェイ・グレイドンは、ギタリストとしてもが大活躍していて、AORの名盤でもあります。参加ミュージシャンは、ジェイ・グレイドン(g, kyd, produce)マイケル・オマーティ..

  • Lisa Dal Bello

    リサ・ダルベロ (生産限定盤)アーティスト: リサ・ダルベロ出版社/メーカー: Universal Music発売日: 2020/12/09メディア: CD デヴィッド・フォスター・プロデュースによる、カナダ出身の女性シンガー、リサ・ダルベロのファースト・アルバム「Lisa Dal Bello」は77年にリリースされた。イーグルスのメンバーとして有名なジョー・ウォルシュが在籍していたバンド、ジェイムス・ギャングのボーカリスト、ロイ・ケナーに見出され、デイヴィッド・フォスターを紹介される。リサ・ダルベロはまだ当時17~18歳だったが、すでに14歳でレコードを出している才女で、ここでもその年齢を感じさせないスケールの大きなヴォーカルと作曲能力をみせてくれている。作曲は彼女自身とデイヴィッド・フォスター、ジェイ・グレイドン、マイク・ポーカロなどによって作られている。本作は、78年のジュ..

  • Alan Sorrenti Figli Delle Stelle

    Figli Delle Stelleアーティスト: Sorrenti, Alan出版社/メーカー: Cool Sounds Japan発売日: 2003/12/02メディア: CD アラン・ソレンティは、70年代初頭はプログレッシブ・ロックで活躍、その後にポップスに変わり、本国イタリアで多数のファンを獲得、70年代中盤からアメリカに進出、西海岸でのレコーディングをスタートする。77年にリリースしたアラン・ソレンティ5枚目のスタジオ・アルバム「Figli Delle Stelle」はポップスやディスコミュージックだけでなく、ロマンチックでシンプルに構築された歌詞も取り入れ、商業的成功したが、プログレから売れ線に変更は、批評家からの厳しい評価にも直面した。そしてイタリアで8番目に売れたアルバムとなった。シングル・カットした「Figli delle stelle」はイタリアのチャートで..

  • Sheila E. In The Glamorous Life

    グラマラス・ライフアーティスト: シーラ・E.出版社/メーカー: ダブリューイーエー・ジャパン発売日: 1997/04/25メディア: CD 70年代後半、シーラ・エスコヴェドことシーラ・Eは、ジョージ・デュークやハービー・ハンコックなどのジャズ・アーティストと共演する若きパーカッショニストとしてすでに定評があり、尊敬を集めていたプリンスは、彼女が自分とコラボレーションする方法を見つけたいと考えていた。その後、二人は音楽的にパートナーシップに発展し、プリンスのパープルレインのセッションに参加したのをきっかけに、シーラ・Eがソロ・アーティストとして生まれたアルバムが「In The Glamorous Life」でした。「The Glamorous Life」のビデオはMTVの3つの賞にノミネートされ、グラミー賞の最優秀新人賞と最優秀ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞の女性賞を受賞し..

  • Carpenters Passage

    パッセージアーティスト: カーペンターズ出版社/メーカー: USMジャパン発売日: 2012/09/19メディア: CD 「パッセージ」は、カーペンターズが77年に発表したアルバム。スタジオ・アルバムとしては8作目。当初は外部プロデューサーを迎えて制作することも検討されたが、最終的にはリチャード・カーペンター自身がプロデュースを担当、多くの外部ミュージシャンを招き、実験的な音作りがなされている。マイケル・フランクスの「B'wana She No Home」で始まり、ミュージカル『エヴィータ』の楽曲をカヴァーした「On the Balcony of the Casa Rosada/Don't Cry for Me Argentina」カナダのプログレッシブ・ロック・バンドであるクラトゥのカヴァー「Calling Occupants Of Interplanetary Craft 」..

  • Daryl Hall&John Oates Along The Red Ledge

    Along the Red Ledgeアーティスト: Hall & Oates出版社/メーカー: Bmg/RCA発売日: 1996/08/27メディア: CD 「Along the Red Ledge」は、ホール&オーツの7枚目のスタジオアルバム、78年にリリースされました。それまでのプロデューサーであるクリストファー・ボンドからデヴィッド・フォスターに変わった最初のアルバムで、より洗練されたサウンドを取り入れました。ホール&オーツがスタジオで彼らのロードバンドを使用した最初のスタジオアルバムでありましたが、元ビートルズのジョージ・ハリスンやチープ・トリックのリック・ニールセンやトッド・ラングレンやキング・クリムゾンのロバート・フリップとスティー・ヴルカサー、ジェイ・グレイドンという凄いメンバーも参加しているアルバムでもありました。「The Last Time」では、時間も短いで..

  • Susan Webb Bye-Bye Pretty Baby

    バイ・バイ・プリティ・ベイビー (生産限定紙ジャケット仕様)アーティスト: スーザン・ウェッブ出版社/メーカー: ヴィヴィド・サウンド発売日: 2020/04/29メディア: CD ジミー・ウェッブの妹で、ジミー・ウェッブの諸作品や、ジョニ・ミッチェルの名作「COURT AND SPARK」でバック・コーラスを務めたスーザン・ウェッブの唯一のソロ・アルバム「Bye-Bye Pretty Baby」は75年にリリースされた。、兄ジミー・ウェッブがプロデュースとアレンジャーとして全面参加。ジェシ・エド・デイヴィス(g)、フレッド・タケット(g)、ジェイ・グレイドン(g)ジェフ・ポーカロ(dr)、ジム・ゴードン(dr)、そのラインナップで分かるように、60年代から活躍してきた、いわゆるレッキング・クルーの一派から、70年代後半のAOR期に活躍するミュージシャンたちへ橋渡ししていくような..

  • Eloise Laws Eloise

    Eloise Laws - Eloise (EXPANDED)アーティスト: ELOISE LAWS出版社/メーカー: FUNKY TOWN GROOVE発売日: 2014/07/09メディア: CD フルート奏者のヒューバート・ロウズの妹で、サックス奏者のロニー・ロウズの姉、名門ロウズファミリーのボーカリストのエイーズ・ロウズのセカンド・アルバム「Eloise」は78年にリリースされた。エイーズ・ロウズはスタイリスティックスの名曲「Stop, Look, Listen (To Your Heart)」をフィリー・ソウルの大御所であるトム・ベルとともに作曲した女性でもある。本作は彼女とソング・ライター・チームを組むジェリー・ゴールドスタインとリンダ・クリードとの共同プロデュースである。さらにリンダ・クリードとトム・ベルの共作も2曲収録されている。そしてアレンジはジーン・ペイジ、さ..

  • Elton John Blue Moves

    Blue Movesアーティスト: John, Elton出版社/メーカー: Universal UK発売日: 2007/05/15メディア: CD 「Blue Moves」は、エルトン・ジョンによる11枚目のスタジオ・アルバム。76年にリリースされた。エルトン・ジョンのセカンド・ダブル・アルバムであるこのアルバムは、ガス・ダジョンがプロデュースした最後のアルバムで、さらに作詞家のバーニー・トーピンの最後のコラボレーションとなり、パートナーシップが部分的に再開されるのは、80年代になってからであった。ポップス、ゴスペル、ディスコ、ジャズなどのジャンルを融合させながら、曲によっては壮大なオーケストラを起用し、エルトン・ジョンの最も実験的なものと考えられている。デヴィッド・クロスビー、グラハム・ナッシュ、ブルース・ジョンストン、トニ・テニールがバッキング・ボーカルとして参加し、マイケ..

  • Bernie Taupin He Who Rides The Tiger

    He Who Rides the Tigerアーティスト: Taupin, Bernie出版社/メーカー: American Beat発売日: 2009/03/10メディア: CD 「He Who Rides the Tiger」は、エルトン・ジョンの長年の作詞家、バーニー・トーピンによる80年リリースのセカンド・ソロ・アルバムです。このアルバムは、エルトン・ジョンとバーニー・トーピンがコラボレーションを中断した時期に録音され、作曲とアレンジは元バッキンガムズのデニス・トゥファーノ、プロデュースは、ウンベルト・ガティカによって制作されました。デビッド・フォスター、ジェフ・ポーカロ、パウリーニョ・ダ・コスタ、トム・スコット 、デビッド・ハンゲイト 、スティーヴ・ルカサー、ジェイ・グレイドン、ビル・チャンプリンなどの錚々たるメンバーが参加。エルトン・ジョンもバッキングボーカルで参加し..

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