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2020/01/16

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  • フウセントウワタ(風船唐綿)

    以前に見つけた「フウセントウワタ(風船唐綿)」、その時はまだ9月の終わり頃でした。白い花がびっしりと咲いていて、同時に実も生っていました。でも、今は花は見当たらず、実だけがたくさん残っていました。フウセントウワタの実は5cm~10cmくらいの大きさがあって、トゲトゲしています。でも、そのトゲは柔らかいので、触っても全然痛くないのです。そして、実は花が咲いた後、約2ヶ月くらいで成熟するようです。成熟すると縦に裂けて、中からタンポポのような下にタネのついた綿毛が飛散します。花は6月~9月ごろ咲くので、逆算するとタネの飛ぶ時期は8月~11月ごろになるわけなのですが・・・今はもう1月も終わってしまうのに、どうしてかこの風船の中のタネたちは全く飛び立つ様子もありません。飛び立つ時期を間違えてしまったのでしょうか?フ...フウセントウワタ(風船唐綿)

  • イソギク(磯菊)

    秋から冬にかけて、さまざまなキクの花を見ることができますが、この「イソギク(磯菊)」はちょっと変わった形をしています。花には花弁がなくて、ポンポン咲きの丸い黄色の筒状花だけしかありません。そして、花よりも葉に目が行ってしまいます。なぜならば、ちょっと厚みのある葉は白い縁取りになっているからです。葉の裏側が細かな白い毛で覆われているため、真っ白になっていて、その白いものが表側にはみ出て、白い縁取りとなっているのです。このイソギク、秋からずっと咲いていて、ここにきてから花が少し萎れかかってきましたが、何と、葉が紅葉してきたのです。普通のキクの葉は紅葉せずに茶色くなって枯れてしまいますが、イソギクは葉に厚みがあるから、こうして紅葉が見られるのかもしれません。緑と赤のグラデーションと白い縁取りで、とても可愛いカラ...イソギク(磯菊)

  • バンクシア・エリシフォリア

    バンクシアの大きな木を見つけました。「バンクシア・エリシフォリア」です。(英語表記がBanksiaericifoliaなので、エリキフォリアとも)高さ2mほどの木に、25cmくらいの大きな花がいくつか咲いていました。とても大きな花にビックリです。バンクシアはオーストラリア原産の木で、ブラシのような独特な花が咲きます。バンクシアの仲間は80種ほどあるそうで、種類によって花の色や形もさまざまなようです。このエリシフォリアは葉がエリカに似ているために、『ヒースバンクシア』とも呼ばれています。バンクシアの中でも、丈夫で育てやすいし、花の大きさや花つきの良さのため、人気のある品種のようです。この花には前の画像の花のように、ヒューッと伸びた、おそらく雌しべのようなものがまだ見えません。開花まではもう少しのようですね。...バンクシア・エリシフォリア

  • 雪吊り

    大きな公園では冬になると毎年、松の木に「雪吊り」をしています。でも、この辺りでは雪を見ることはほとんどありません。だから、この「雪吊り」は飾りのようなもので、公園の中にある和風庭園の景観を楽しむために行われているのだと思います。以前にも取り上げたこともありますが、「雪吊り」について再掲します。雪吊りには基本的に3つの様式があって、それぞれに、北部式、南部式、兼六園式という名前が付いているようです。雪吊りしてある松の木の脇に、それぞれの方式の説明書きがありました。画像と共にその説明書きの内容も書き移してみました。①北部式帆柱の先端(ボンデン)に、ワラボッチを被せて装飾がされている。丸竹(かんざし)を笠の骨組みのように樹幹から放射状に取り付け、その外端にまわしぶちとして割竹を取り付け、割竹に吊縄を結びつける。...雪吊り

  • 「マーガレットコスモス」と「ユリオプスデージー」

    左が「マーガレットコスモス」、右が「ユリオプスデージー」です。この二つの花はとっても似ています。両方ともキクに似た黄色い花で、花は枝の先に付いて長い花柄があるし、葉もキクのように切れ込みがあります。そして、二つとも草花のように見えますが、実は常緑低木として扱われています。地植えにして数年経つと幹が太くなって、木のようになってくるからです。開花する時期は一応、マーガレットコスモスが春から晩秋(5月〜12月ごろ)、ユリオプスデージーが秋から春(11月〜5月ごろ)ということになっているので、全く逆の季節に咲きます。でも、植えてある環境などによって花も長く咲いたりしますから、両方の花が一緒に咲いている期間も多くあります。だから、一緒に咲いているのが見られれば、違いを比べることができるのです。今回、ウォーキング中に...「マーガレットコスモス」と「ユリオプスデージー」

  • 松霞

    ウォーキングコース途中の家で、庭先に多肉植物の植木鉢だけを置いているお宅があります。そこで赤い実をつけたサボテンを見つけました。植木鉢いっぱいに小さなサボテンがぎっしり詰まっていて、その間から赤い実が出ていました。これはマミラリアという種類のサボテンのようです。マミラリア属のサボテンは種類も多く、一般的に形状は球体か細長い円筒形が多くて、あちこちで普通によく見かけるサボテンだということです。調べてみるとこれは「松霞(まつがすみ)」という名前のサボテンで、秋になると赤い実ができて、実の中には黒いタネがはいっているのだそうです。このタネは発芽率がとってもよくて、蒔けばどんどん増えていくようなのです。だから植木鉢いっぱいになってしまっていたのですね。松霞の花は一般的には4月から6月頃に咲くとされています。薄黄色...松霞

  • ニホンスイセン(日本水仙)

    ウォーキング中には「ニホンスイセン(日本水仙)」の花をあちこちで見かけます。今まではよほど暖かい地方でなければ、この時期に花を見ることはあまりなかったと思うのですが、やはり最近の冬は暖かいのだと思います。スイセンの種類はたくさんありますが、このニホンスイセンが一番好きです。花の少ない時期に咲いてくれるし、うつむき加減にすくっと立っているその姿がとても好きです。そして、上品で派手なところもないし、ちょっと香りがあるところなども好きな理由です。スイセンという名前は、中国名の『水仙』をそのまま音読みにしたのだそうですが、厳しい寒さの中で咲くために、別名では『雪中花』とも呼ばれています。名前に日本とついていますが、元々の原産地は主にスペイン、ポルトガルを中心に地中海沿岸地域のようです。きっと地中海から中国を経由し...ニホンスイセン(日本水仙)

  • 東京に初雪が降った翌日の朝、大きな梅の木にたった一輪だけ花が咲いているのを見つけました。近年になって梅の花がとっても好きになってきました。それまでは梅の花が咲くのは冬だし、寂しい気がして、あまり気に留めていませんでした。多分、これから咲くであろう華やかな桜の方にどうしても目が行ってしまったのでしょうね。でも、年を取ってくるにつれて、こういった華美でないものに対して、侘び寂びといった趣を感じとることができるようになったからなのかもしれません。「梅一輪一輪ほどの暖かさ」(服部嵐雪)一輪だけ咲いている梅を見て、この句がすぐに頭に浮かびました。松尾芭蕉の弟子の服部嵐雪の句です。以前、俳句のサークルに入っていたときに課題として扱った句です。結構有名な句なので、ご存知の方も多いと思います。この句には2つの解釈があると...梅

  • クチナシ(梔子)の実

    大きな公園のクチナシの木に実がたくさん生っていました。梅雨のころ、白くてジャスミンに似たような香りの花が咲いていた場所に、今はオレンジ色の実がたくさんついています。もちろん花は一重の花でした。この実は熟しても裂けないから---口が開かないということで、「クチナシ」という名前になったとされています。6月に咲いていたクチナシの花。その花が今はすべて実に変わっています。クチナシは古来から「朽ちることが無い」、縁起の良い木ということで庭木として好まれていたという話もありますが、全く逆の説もあります。それは、「嫁にもらうくちなし」ということで、女の子がいる家は植えてはいけないという風習もあったようなのです。現在クチナシの実を身近に感じるのはおせち料理の栗きんとんの色つけくらいだと思うのですが、昔からこの実はとても優...クチナシ(梔子)の実

  • サザンカ(山茶花)とカンツバキ(寒椿)

    ウォーキング中に見つけた「サザンカ(山茶花)」です。一重の花、八重の花とさまざまな色や形がありました。[一重咲の花][八重咲の花]---サザンカの特徴(花と緑の図鑑より)---①開花の最盛期は12月頃②ツバキと比べると、花弁がバラバラに落ち、葉がやや小さい③葉はやや厚くて、葉の縁にはギザギザがあり、裏側の葉脈に沿って毛が生えている④花は一重のものが多いが、中には豪華な八重咲きもある画像の花をサザンカとしたのは、すべて花びらが1枚ずつ散っていたし、葉が小さめで縁にギザギザがあったからでした。でも、小さな公園で見つけた花を見て、ちょっと分からなくなってしまいました。小さな公園で、このような花を見つけました。どう見てもサザンカだと思ったのです。ところが、違っていました。実は木札があって、これは「カンツバキ(寒椿...サザンカ(山茶花)とカンツバキ(寒椿)

  • 「千両」とか

    ウォーキング中には、さまざまな実を見つけるのですが、やっぱり一番先に目に入るのが赤い実です。あちこちで見かけるのが千両と万両。古来より赤い色は魔除けや厄除けといわれています。そのため縁起が良いとしてお正月の飾りにも使われています。[千両]オレンジ色の実は「キミノセンリョウ」と呼ばれています。そして「万両」。[万両]千両との違いは実の位置です。千両は実が葉より上につき、万両は実が葉より下についています。そのほかにも縁起の良い○○両と名前のつく植物はあります。それも、億両から一両まであって、すべて赤い実がなります。※億両:オクリョウ(ツルシキミ)※万両:マンリョウ※千両:センリョウ※百両:ヒャクリョウ(カラタチバナ)※十両:ジュウリョウ(ヤブコウジ)※一両:イチリョウ(アリドオシ)[十両(ヤブコウジ)]「千両」とか

  • ユズリハ

    年初ですから、おめでたい木をと思い、小さな公園にある大きな「ユズリハ」の木を見に行ってきました。遠くからでも大きな垂れ下がった葉と赤い葉柄が目立っています。ユズリハは日本原産の木と言われ、万葉の時代からあって縁起が良いとされている木です。ユズリハの名前の由来には2つの説があって、1つ目は新しい葉が成長してから古い葉が落ちるから---「譲る葉」、2つ目は葉の中央の太い葉脈が、弓に似ているので---「弓弦葉(ゆずるは)」というものです。でも、一般に知られているのは1つ目の説の方ですね。春に出た若葉が十分に成長してから古い葉が落ちて、世代交代する。それを人に例えて、親が成長した子供にあとを継がせること、それが「譲る葉」→「譲り葉」なのです。そしてその家が絶え間なく続くことを願う、とてもおめでたい木、だからお正月...ユズリハ

  • ナンテン(南天)の実

    新年明けましておめでとうございます。今年もポチポチと気の向いたときに書いていきたいと思っておりますので、気が向いた時にお立ち寄りください。2024年はあり得ないような1年の始まりでした。元日からの能登半島地震、2日の羽田での飛行機事故、何で年の初めからこんなことがと、お正月気分も吹っ飛んでしまいました。能登半島地震は、日が経つにつれてその惨状が目に見えるようになってきて、被災者の方たちのことを思うと言葉もありません。まだまだ行方不明の方も大勢いらっしゃるようです。その方たちが一刻も早く救出されることを願っております。そして今、募金するしかなく、他に何もできない自分に対して腹が立っています。本年のブログ、初めは「ナンテン(南天)」です。お正月の飾りにも使われている縁起の良い木です。そしてその語呂合わせから『...ナンテン(南天)の実

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