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某「Popeye]などが大好きだけど、、、なシティボーイに送る総合情報ブログを目指しましたが、しばらく書評が増えそうです。

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2020/01/04

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  • 純文学1000本ノック 124/1000 村上春樹『1973年のピンボール』

    こんにちは。 今回は芥川賞候補になったことのある村上春樹の二作目の長編『1973年のピンボール』です。 1.ざっくりあらすじ 主人公の僕は、大学を卒業後、翻訳会社を友人と興しそれなりに成功している。変わり映えのない日々のなかで、過去を思い起こし元恋人の故郷に行ったり、熱中したピンボール探しをしたりする。同時並行で大学時代の主人公の友人である鼠が青春時代を過ごした街を出る話が差し込まれている。 2.作品解剖 (1)文体★★★ 僕という一人称で、前半は語りを中心に、後半へ進むにつれて描写の分量が増やされている。突き抜けるような青い空、など手垢のついた表現も目につくが、情景描写がうまく、比喩は独特な…

  • 純文学1000本ノック 123/1000 柳美里『家族シネマ』

    こんにちは。 今回は1997年に芥川賞を受賞した柳美里の『家族シネマ』です。 1.ざっくりあらすじ 主人公の素美は会社勤めをしながら、同僚の男と付き合いそこに住んでいる。ある日、映画の撮影隊がその部屋にやってくる。映画は妹洋子の繋がりではじまった家族をテーマにしたものだった。とっくに壊れた家族との撮影とともに、仕事を依頼した陶芸家の男と関係を深める。映画の撮影で家族でキャンプに行くが、家族は崩壊している。素美は同僚の男に別れを告げ、陶芸家の男のところに行くが、そこには別な女がいる。 2.作品解剖 (1)文体★★☆ 私という一人称で、描写が主になった文体。細かな描写がうまく、登場人物の行動や回想…

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