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わた☆あめ 脳内読書会 https://wataamebook.hatenablog.com/

会話形式で本の感想を綴っています。あまり長くならず、楽しく本を紹介できるよう試行錯誤中です。 あるある、こういう読書傾向ね~とひっそり共感してもらえると嬉しいです。

わたあめ
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2019/12/24

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  • Audibleを1ヶ月無料体験してみた。その結果は。

    わた:Amazonのオーディオ・ブックサービスのAudibleを1ヶ月利用したので、その感想です。 あめ:Audibleとは月額1500円で利用できる朗読ブックサービスなんだけど、効き放題というわけではなく、最初のうちは一ヶ月に一冊のオーディオブックが利用できる、のかな。 わた:Prime会員特典のPrim Readingや本の読み放題サービスUnlimitedとは使い方が少し違います。 あめ:コインを集めて会員期間が長くなると溜まったコインで複数冊オーディオブックが借りれる、らしい。 わた:ちょっと、ややこしい。Amazonのサイトはこちら。 Audible (オーディブル) - 本を聴くA…

  • 読み終えた時に「なぜ」という思いが拭えない:飯嶋和一『出星前夜』

    わた:途中でちょっと冗長だなって思ってしまい、他の本に手を出したりして読み切るのが遅くなってしまった。 あめ:冗長という印象が変わりだしたのは、蜂起の終焉に近づいてからだね。印象が変わったその瞬間をすごく覚えている。 わた:ここまで愚直に描写を積み重ねてきたのは、このためなんだ。読者にこの光景を見るための環境を読者の中に作るためだったんだってようやくわかった。 あめ:だからこの本を読むときはどうか最後まで読み切って欲しい。 わた:色々な立場の人々について詳細な記述が続くのでちょっと我慢が必要なんだけど。それも記述に徹しているからそのバラバラな立ち位置をたくさん取り込んで混乱するんだよね。 あめ…

  • 災害が多い今だからこそ冒頭の名調子が胸に迫る:鴨長明/訳・蜂飼耳『方丈記』

    わた:災害が多い今の時代、災害を描いた作品としてこの作品が読まれているそうです。 あめ:学校の授業では世間との付き合い方とかそんな説明だったと思う。 わた:災害の世紀ならではの読まれ方だね。 あめ:前半では確かに大火、竜巻、飢饉、遷都、地震についての記述が続く。 わた:遷都も災害の一種なんだな。この遷都は平清盛による福原遷都だ。 あめ:原典は漢字カタカナ交じり文なんだって。 わた:カタカナ文って軍部が出す文書の印象が強いからカタカナ交じりで読んだらまた違った印象だろうな。 あめ:堀田善衛の『方丈記私記』が本当は読みたかったんだけど電子書籍化されてない。 わた:堀田善衛はカタカナ交じり文で読んだ…

  • 子どもたちだけがをそれを見ていた:P.L.TRAVERS『MARY POPPINS』

    わた:かの有名な『メアリー・ポピンズ』を始めて、原書で読んでみました。Prime会員であればAmazon.jpのPrime Readingでなんと四作目まで読める! あめ:ようやく第一作目が読み終わった・・・。 わた:いや、これは面白かったね! あめ:同じ英国児童文学でも『秘密の花園』は読み切るの辛かったけど、『メアリー・ポピンズ』は英語が苦手な我々でも、まあ読めました。 わた:イギリスの古風な会話がたくさん出てきて、読んでて楽しかったよ絵。メアリー・ポピンズが会話の中で、皮肉っぽく「Thank you」って何度も言うのが面白くて。頭の中で英国アクセントで読みましたよ。 あめ:メアリー・ポピン…

  • Prime Minister's Questions(=PMQ)とは何ぞや?:信夫梨花『イギリスの首相に学ぶ!反論の伝え方』

    わた:ブレグジット騒ぎの時にイギリスの議会の模様がテレビでよく流れたけど、昔から続く格式ばった決まりがあって面白かったよね。 あめ:議会が開催される初日は与党と野党の党首が並んで談笑しながら議会に向かうとかね。 わた :ジョンソン首相とコービン党首が並んで話しながら議会に向かうのを見て「お」と思ったけど決まりだった(笑)。 あめ:「オーダー」で有名になったバーコウ議長の後任、リンジー・ホイル氏も引き摺られて議長席に座りましたよ。 www.bbc.com わた:バーコウさんのネクタイは毎回楽しかった。 あめ:党首が話す机の上に置かれている、いかにも古色蒼然とした数々の物も気になったなぁ。 わた:…

  • 欧州にすむ私たちが読んで感じたこと:信夫梨花『イギリスに住んで確信!日本はイギリスより50年進んでいる』ほか

    わた:1/23まで開催しているAmazon・kindle『社会・政治関連本フェア』(40%OFF以上)で表題作とその続編『イギリスから見れば日本は桃源郷』併せて購入。 あめ:またまたAmazonセール・・・。 わた:イギリスでの生活が長い著者がイギリスと日本の社会を比べてみる、という本。 あめ:ちょっと挑発的なタイトルだけど、日本の優れているところを読んで優越感に浸るのではなく、それぞれの文化や社会の違いに着目すると有意義。日本が社会の中で発展を重視してきたのがどんなところで、イギリスが発展よりも維持を重要としている点はどんなところなのか。 わた:著者が進んでいると上げているのは主に生活面での…

  • 遠くローマまで旅した少年たちが見たものは:若桑みどり『クアトロ・ラガッツィ』

    わた:冒頭のプロローグがすごくいいんだよね。 あめ:ミケランジェロを研究していた著者がある夜、こんな内なる声を聞く。「東洋の女であるおまえにとって、西洋の男であるミケランジェロが何だというのか?」 わた:これはね、一緒にするなんておこがましいけど、異国に住んでいるとなんとなくわかる感覚なんだよね。異文化を理解する限界っていうかね。 あめ:4人の少年がローマに向け日本を離れた時は日本でのキリシタン布教の絶頂期で、時の権力者は織田信長。 わた:しかし4人が日本を離れている間に、信長も彼らをローマに送った九州のキリシタン大名・大友宗麟・大村純忠等も亡くなり、秀吉による禁教が始まりつつあった。 あめ:…

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