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ブログタイトル
わた☆あめ 脳内読書会
ブログURL
https://wataamebook.hatenablog.com/
ブログ紹介文
会話形式で本の感想を綴っています。あまり長くならず、楽しく本を紹介できるよう試行錯誤中です。 あるある、こういう読書傾向ね~とひっそり共感してもらえると嬉しいです。
更新頻度(1年)

19回 / 65日(平均2.0回/週)

ブログ村参加:2019/12/24

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ハンドル名
わたあめさん
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わた☆あめ 脳内読書会
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19回 / 65日(平均2.0回/週)
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わた☆あめ 脳内読書会

わたあめさんの新着記事

1件〜30件

  • 奏と階段と幸福な時間:恩田陸『祝祭と予感』

    わた:kindleで70%セール対象になっていたから買ってしまった。 あめ:40分くらいで読めてしまった・・・。 わた:蜜蜂王子のバックボーンが明かされたりして。 あめ:恩田さんのキャラクターらしく、優秀なお家のご子息でした。 わた:えーと、個人的には奏ちゃんが運命のヴィオラに出会うまでの「鈴蘭と階段」がよかったです。 あめ:一人で凝った料理を準備しながらヴィオラ選びをしてね。この複数のことを自分のペースで同時に行うって、私にとって幸福の一光景だな。 わた:どんなことがあっても料理を丁寧に作る人は、無条件に尊敬します。 あめ:作曲家の菱沼さんが主人公の「袈裟と鞦韆」も恩田さんらしい優しい視点で…

  • そこに「煙幕」はありませんか:白井聡『戦後政治を終わらせる 永続敗戦の、その先へ』

    わた:先だって読んだ『資本主義の終焉と歴史の危機』と重なる部分があり、経済と政治は別々に語ることはできないと感じたよ。 あめ:なぜ学校で現代史を教えないのか。自分が学生の時は単純に授業時間が足りないからと思っていたけど。 わた:戦前の指導者層がそのまま戦後もその地位を保っているのだから、敗戦の歴史を教えられるわけない。 あめ:わかってしまえば単純なこと。こうした単純な煙幕というのは他にもたくさんあって気が付かずに眺めているのかもしれない。 わた:白井さんの言う永続敗戦とは「日本人はあの戦争に敗れたことを知っているにもかかわらず、本当は負けたと認めていないのではないか」、そのために「ズルズルダラ…

  • 国家はもはや資本の下僕に:水野和夫『資本主義の終焉と歴史の危機』

    わた:会社員時代、上司を含め多くの企業人がグローバリゼーションを口にしていたけど、どれだけの人がその本当の姿を知っていたんだろう。 あめ:ウィン・ウィンの関係、とかしきりに言われたけどね。 わた:グローバリゼーションとはヒト・モノ・カネが国境を超えてプロセスと喧伝されているけど。 あめ:真の姿は「中心」と「周辺」を組み替え続けること。 わた:中心とは利益を吸収するところでかつては帝国や先進国、今は金融街。 あめ:周辺とは新興・後進国で製品の購入先。この周辺がもはやどこにも見当たらなくなっている。 わた:周辺が外に見いだせない場合は資本主義はどうするか。 あめ:なんと国の内部に暴力的に周辺を作り…

  • 新刊JPに書評を掲載頂きました:『21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考』ユヴァル・ノア・ハラリ著

    本が好き!での書評を新刊JPに掲載頂きました。 www.sinkan.jp これからも本を読む喜びを共有できるような書評を書いていきたいです。 精進致します。 参加しています。 にほんブログ村

  • この世に非ざるものに挑み続けた表現力で音楽を:恩田陸『蜜蜂と遠雷』

    わた:やっと読んだ~。 あめ:日本を出る時にkindleに落としてきたけど、読んだら止まらなくなるような気がして生活が落ち着くまで手が付けられず。 わた:恩田さんの青春物がそんなに好みでもなくてね。 あめ:でも読んだら、異形が出てくる、出てくる(笑)。 わた:コンテスタントはみな、異形。ピアノと対峙するとき、みな、異形に変容する。 あめ:蜜蜂王子・風間塵は『常世物語』に出てきても違和感ないよ。 わた:栄伝亜夜もね。彼女の演奏の描写はどれも素晴らしかった。何度も読み返したいような描写。なぜなら彼女は「ギフト」だから。 しかし、心では優劣がつけられたところを見たいのだ。選びぬかれたもの、勝ち残った…

  • 教室から出て現代史を学ぼう:茂木誠『世界史で学べ! 地政学』

    わた:著者は大手予備校の世界史の先生。 あめ:ちょっとしたきっかけでYouTubeを拝見してともて面白かったので本を手に取ってみました。 わた:地政学とは「地理的な環境が国家に与える政治的(主に国際政治)、軍事的、経済的な影響を、巨視的な視点で研究するもの」(Wikipediaより) あめ:「イギリス、ドイツ、アメリカ合衆国などで国家戦略に科学的根拠と正当性を与えることを目的として発達した(Wikipedia)」ってちゃんと書いてある。 わた:地理的な環境が国家に与える政治的影響ってとても面白そうだけど、結局は軍事的な影響になるんだよね。 あめ:土地は動かないから、災害も起きにくく、物流面でも…

  • 二重の「家」を暮らす妻:山本周五郎作品集 二 『その木戸を通って』ほか

    わた:時代物の怪奇短編アンソロジーでは必ずといっていいほど収録される『その木戸を通って』。 あめ:城代の娘との結婚を控えた正四郎の家にある日、見知らぬ娘が尋ねてくる。 わた:その娘は自分の名前すら憶えていなくてなぜ自分が平松正四郎という名前を知っていたのかも分からない・・。 あめ:行き場のない哀れさもあってか正四郎の家人たちにも不思議と気に入られて、そのまま家に住み続け、やがては正四郎の妻になるのだけど。 わた:ある夜、ふさは以前の記憶を思い出しかけて・・・。 あめ:この小説の不気味さの特異なところって、記憶の断片が家の間取りでよみがえるってところだと思うのよ。 わた:『お寝間から、こちらに出…

  • 使ってる? Kindleオーナーライブラリー

    わた:AmazonのKindle電子書籍リーダー、またはFireをお持ちのみなさーん。 あめ:Kindleオーナーライブラリー、使ってますかー? わた:ふぅ。 あめ:で、Kindleオーナーライブラリーって何? Prime readingと何が違うの? わた:おそらくPrime readingよりは対象の本の数が多いようなのですが、①Kindle電子書籍リーダーまたはFire端末を持っている、②Amazonプライムに加入している 人が毎月一冊、対象の中から本が無料で利用できる、というものです。 あめ:・・・この条件で、Prime readingとどこが違うのよ?? わた:だから対象本が多いんで…

  • 流れてくるニュースを自分でもう一度考える:【Amazon Prime Reading】大野和基『未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか』

    わた:こんな本ばかり続いているけど、本当は小説読む人なんです。 あめ:だけどやっぱり最近は世界が少し不穏なので、今、世界で一体何が起こっているのかを探るような本を手にとってしまいます。 わた:これは偶然Amazon Prime Readingで見つけて手に取ってみました。 あめ:インタビューをまとめたものですが、インタビューの対象は、文化人類学者、歴史家、人材論・組織論の権威、経済学者、元アメリカ国防長官、アメリカの女性学者などです。 わた:短いインタビューですが、どれもそれぞれの方の研究内容やエッセンスがよくまとめられていて、さらに知りたい知識への入り口になるような本です。 AIの未来に対す…

  • 未来は明るくない?:ユヴァル・ノア・ハラリ『21 Lessons:21世紀の人類のための21の思考』

    わた:かなり衝撃的な本・・・。 あめ:AIの発展によって大量の「役立たず階級」が生まれるって。 わた:でも今でもその傾向はあるよね。市場は人手不足っていうけど、仕事につけてない人がたくさんいるわけでしょう。需要と供給が合っていない。 あめ:ロスト・ジェネレーション世代と言われている就職氷河期世代の人々でキャリアを詰めなかった人は今でも就労で苦しんでる。 わた:キャリアを積む機会もなかったのに次の仕事を得る時にキャリアを求められる。 あめ:AIの時代では人が行う仕事がかなり専門性が高いものになり、仕事に就けるのはごく一部の人々になるだろう、職を得るスタートラインにすら並べない人が大量に発生する、…

  • あの人もこの人も劇的ビフォーアフター?!:【新刊情報】内澤旬子『着せる女』

    わた:ふ、ふ。ふふふふふ・・・。 あめ:・・・不気味なんですけど。 わた:内澤旬子さんの『着せる女』が試し読みできるのよ。 www.webdoku.jp わた:宮田さんの「ヒョットコ感」って、・・・言い得て妙! あめ:内澤さん、相変わらず面白い本、書いてる! わた:エディ・バウアーは私も好きだよ。 あめ:私も「着せて」くれないかな。最近、中年になったから服選びが分からない・・・。 わた:宮田珠己さんだけじゃなく、高野秀行さんも「着せられる」らしい。 あめ:これは読まなきゃ! わた:だけど本の雑誌社の本って、あまり電子書籍にならないんだよね・・。 あめ:電子書籍化されたら読みます! わた:クレジ…

  • Audibleを1ヶ月無料体験してみた。その結果は。

    わた:Amazonのオーディオ・ブックサービスのAudibleを1ヶ月利用したので、その感想です。 あめ:Audibleとは月額1500円で利用できる朗読ブックサービスなんだけど、効き放題というわけではなく、最初のうちは一ヶ月に一冊のオーディオブックが利用できる、のかな。 わた:Prime会員特典のPrim Readingや本の読み放題サービスUnlimitedとは使い方が少し違います。 あめ:コインを集めて会員期間が長くなると溜まったコインで複数冊オーディオブックが借りれる、らしい。 わた:ちょっと、ややこしい。Amazonのサイトはこちら。 Audible (オーディブル) - 本を聴くA…

  • 読み終えた時に「なぜ」という思いが拭えない:飯嶋和一『出星前夜』

    わた:途中でちょっと冗長だなって思ってしまい、他の本に手を出したりして読み切るのが遅くなってしまった。 あめ:冗長という印象が変わりだしたのは、蜂起の終焉に近づいてからだね。印象が変わったその瞬間をすごく覚えている。 わた:ここまで愚直に描写を積み重ねてきたのは、このためなんだ。読者にこの光景を見るための環境を読者の中に作るためだったんだってようやくわかった。 あめ:だからこの本を読むときはどうか最後まで読み切って欲しい。 わた:色々な立場の人々について詳細な記述が続くのでちょっと我慢が必要なんだけど。それも記述に徹しているからそのバラバラな立ち位置をたくさん取り込んで混乱するんだよね。 あめ…

  • 災害が多い今だからこそ冒頭の名調子が胸に迫る:鴨長明/訳・蜂飼耳『方丈記』

    わた:災害が多い今の時代、災害を描いた作品としてこの作品が読まれているそうです。 あめ:学校の授業では世間との付き合い方とかそんな説明だったと思う。 わた:災害の世紀ならではの読まれ方だね。 あめ:前半では確かに大火、竜巻、飢饉、遷都、地震についての記述が続く。 わた:遷都も災害の一種なんだな。この遷都は平清盛による福原遷都だ。 あめ:原典は漢字カタカナ交じり文なんだって。 わた:カタカナ文って軍部が出す文書の印象が強いからカタカナ交じりで読んだらまた違った印象だろうな。 あめ:堀田善衛の『方丈記私記』が本当は読みたかったんだけど電子書籍化されてない。 わた:堀田善衛はカタカナ交じり文で読んだ…

  • 子どもたちだけがをそれを見ていた:P.L.TRAVERS『MARY POPPINS』

    わた:かの有名な『メアリー・ポピンズ』を始めて、原書で読んでみました。Prime会員であればAmazon.jpのPrime Readingでなんと四作目まで読める! あめ:ようやく第一作目が読み終わった・・・。 わた:いや、これは面白かったね! あめ:同じ英国児童文学でも『秘密の花園』は読み切るの辛かったけど、『メアリー・ポピンズ』は英語が苦手な我々でも、まあ読めました。 わた:イギリスの古風な会話がたくさん出てきて、読んでて楽しかったよ絵。メアリー・ポピンズが会話の中で、皮肉っぽく「Thank you」って何度も言うのが面白くて。頭の中で英国アクセントで読みましたよ。 あめ:メアリー・ポピン…

  • Prime Minister's Questions(=PMQ)とは何ぞや?:信夫梨花『イギリスの首相に学ぶ!反論の伝え方』

    わた:ブレグジット騒ぎの時にイギリスの議会の模様がテレビでよく流れたけど、昔から続く格式ばった決まりがあって面白かったよね。 あめ:議会が開催される初日は与党と野党の党首が並んで談笑しながら議会に向かうとかね。 わた :ジョンソン首相とコービン党首が並んで話しながら議会に向かうのを見て「お」と思ったけど決まりだった(笑)。 あめ:「オーダー」で有名になったバーコウ議長の後任、リンジー・ホイル氏も引き摺られて議長席に座りましたよ。 www.bbc.com わた:バーコウさんのネクタイは毎回楽しかった。 あめ:党首が話す机の上に置かれている、いかにも古色蒼然とした数々の物も気になったなぁ。 わた:…

  • 欧州にすむ私たちが読んで感じたこと:信夫梨花『イギリスに住んで確信!日本はイギリスより50年進んでいる』ほか

    わた:1/23まで開催しているAmazon・kindle『社会・政治関連本フェア』(40%OFF以上)で表題作とその続編『イギリスから見れば日本は桃源郷』併せて購入。 あめ:またまたAmazonセール・・・。 わた:イギリスでの生活が長い著者がイギリスと日本の社会を比べてみる、という本。 あめ:ちょっと挑発的なタイトルだけど、日本の優れているところを読んで優越感に浸るのではなく、それぞれの文化や社会の違いに着目すると有意義。日本が社会の中で発展を重視してきたのがどんなところで、イギリスが発展よりも維持を重要としている点はどんなところなのか。 わた:著者が進んでいると上げているのは主に生活面での…

  • 遠くローマまで旅した少年たちが見たものは:若桑みどり『クアトロ・ラガッツィ』

    わた:冒頭のプロローグがすごくいいんだよね。 あめ:ミケランジェロを研究していた著者がある夜、こんな内なる声を聞く。「東洋の女であるおまえにとって、西洋の男であるミケランジェロが何だというのか?」 わた:これはね、一緒にするなんておこがましいけど、異国に住んでいるとなんとなくわかる感覚なんだよね。異文化を理解する限界っていうかね。 あめ:4人の少年がローマに向け日本を離れた時は日本でのキリシタン布教の絶頂期で、時の権力者は織田信長。 わた:しかし4人が日本を離れている間に、信長も彼らをローマに送った九州のキリシタン大名・大友宗麟・大村純忠等も亡くなり、秀吉による禁教が始まりつつあった。 あめ:…

  • 2019年 私たちのベスト本

    わた:まだ2019年少し残ってるけど。 あめ:冬休みで子供たちもいて、もう読了本は増えないと思うので、今年のベスト本を選んでみたいと思います。 わた:えーと、読んだ本は、漫画も含めて、約60冊ほどでした! あめ:当たり前だけど、会社員していた時よりは、全然読めてる。 わた:その中でのベスト本は、 あめ:村田紗耶香さんの『コンビニ人間』です! wataamebook.hatenablog.com わた:柴崎友香さんの『春の庭』と迷ったけど、衝撃度でいったらやっぱりこっちかな。 あめ:2019年はどんな年だった? わた:仕事を辞めて海外に来て、2年目。自分の時間の使い方を試行錯誤した1年でした。 …

  • ボリス・ジョンソンさん、頼みます!イギリスの労働者達を悲しませないで:ブレイディみかこ『労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱』

    わた:Amazonのポイント50%還元セールで購入。 あめ:少し前の本で2017年出版。労働党の躍進の年。 わた:しかしながら2019年12月12日のイギリス総選挙ではボリス・ジョンソン率いる保守党が圧勝した。 あめ:労働党は大きく座席を減らしてしまったね。 わた:これで本当にEU離脱だ! あめ:この本は著者の配偶者を含め、2016年の国民投票でEU離脱に投票した友人たちへのインタビューがあり、今まで知らなかった声に触れることができた。 わた:移民を排斥する国粋主義者が離脱に投票しているのかと思ったら、そんな単純なものではなかったね。 あめ:著者も書いている通り、国民投票前にはEU離脱なんて非…

  • 天才の頭の中は?:会田誠『カリコリせんとや生まれけむ』

    わた:前から読みたいと思っていた会田誠さんの本がAmazon Kindleポイント還元本の対象になっていましたー。 あめ:今年は美術・芸術を巡って日本ではきな臭いことが起こったからねえ。 わた:会田さんの下記のインタビューも面白くて。 「ピカソがああ描くなら、俺はどう描くか?」かつて“少女”を描いた会田誠さんが見る“日本”とは https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5de4f6e3e4b00149f7327555 あめ:せっかくだから読んでみようと思いぽちっと購入。 わた:どうだった? あめ:うん。(沈黙) わた:なによ~(笑)。 あめ:芸術…

  • 銅版画に導かれるそれぞれの夜:森見登美彦『夜行』

    わた:初めて森見さんの作品を読んだ。 あめ:失踪ミステリーかと思ったら、パラレルワールド? わた:旅行記でもあり、怪談でもあり、SFでもあり。 あめ:続きが気になって、もう一気に読んだね。 わた:村上春樹の短編に絵の中の男とタクシーの中で乗り合わせるって話があったよね。それを思い出した。場面が夜で、絵が関連していて・・。 あめ:女の子が失踪した話だけなら読まなかったけど、この銅版画のエピソードを読んで俄然読んでみたくなった。 わた:鞍馬の火祭の夜に失踪した「長谷川さん」。十年後にその時の仲間が集まるんだけど。 あめ:その十年の間に誰もが旅先で『夜行』という銅版画の連作を目にしている。 わた:ど…

  • またAmazonがKindleセールしてる~!:【最大50%】Kindle本冬のポイント還元(12/13~12/26)

    わた:またKindleセールだ~! あめ:最大50%のポイントが付くセール。二冊目以降からそのポイントが使える。 わた:Amazon、しょっちゅうKindleセールしてるなぁ。 あめ:チェックするのも大変(汗)。 わた:うまい具合にソートができないのよね(汗)。 あめ:玉石混交の表示をひたすら見る。うまい方法はないのかな? わた:ほしい物リストからチェックする、というのもあるけど、思わぬ掘り出し物には気づけないし。 あめ:とりあえず森見登美彦さんの『夜行』は買おうかな。 わた:佐藤賢一さんの『英仏百年戦争』もある! 『バッタを倒しにアフリカへ』もあるし、ブレイディ みかこさんの光文社新書もある…

  • シベリアを領有することで高まるロシアの悲劇性:中野京子『名画で読み解くロマノフ家12の物語』

    わた:滞在先でニコライ二世とその家族の展示会をみる機会があったのよね。 あめ:科学博物館での展示で博物館らしい切り口で血友病についての展示だったね。 わた::それが、またすごくよくてね。 あめ:胸に迫った。辞書を引き引き英語で読んだから、余計にね。 わた:ニコライ二世については、池田理代子先生の『オルフェイスの窓』での知識しかなかったけど、本当に激動の人生だね。日露戦争に革命に、たった一人の皇太子が血友病・・・。 あめ:この皇太子に発現した血友病が大英帝国のヴィクトリア女王が保菌者というのが歴史の残酷さっていうかね。 わた:女子は保菌者になり、男子には半分の確率で発現しちゃう。王家は王家同士で…

  • これは一種のミュータント小説だ:村田紗耶香『コンビニ人間』

    わた:すごいね、これは。 あめ:やっぱり芥川賞はすごい。読まないとね。 わた:芥川賞受賞後に色々なインタビューでは、どれも「普通への同調圧力」という切り口で紹介してたけど。 あめ:そんな生易しいもんじゃないね。 わた:この小説の本質である「異質」さには一般的なメディアでは説明しきれない。 あめ:よく拝見するブログでは「クレイジー紗耶香」って(笑) わた:あ!その通り!クレイジーって言えないでしょ、メディアでは。 あめ:ざっくりわた☆あめ風のあらすじ紹介をすると、小さい頃から異質な言動で周囲をぎょっとさせる古倉さん(女性)。 わた:死んだ小鳥を見て「焼き鳥にしよう」って言ったり、同級生の喧嘩を止…

  • 怜悧な怪談:角田光代『かなたの子』

    わた:『泉鏡花賞』受賞作品を読もうシリーズ。 あめ:あんなに朗らかそうなのに、こんな異界を抱えてる・・・角田さんの底知れなさにいつもながら脱帽。 わた:昔の因習的なトーンで書かれた作品の方が、現代が舞台のものより「救いがある」感じがしたんだけど。 あめ:即身仏を扱った「おみちゆき」、夏目漱石の『夢十夜』めいた「前世」。 わた:因習という抗えない力が色々な感情を諦めさせるからかな。 あめ:現代を舞台にした作品の方が、読むのが辛い。「同窓会」は子育て中のわたしは辛くて読めなかった・・・。 わた:子供の秘密は気づかれないのも悲劇だね・・・。 あめ:「巡る」の頭に靄がかかった語りも、とても「聞きなれて…

  • 読むだけにとどまらない体験:柴崎友香『春の庭』

    わた:これすごい。 あめ:そして、このすごさを伝えるのが難しい。 わた:読書にとどまらないすごい体験した。 あめ:読んでいると、自分の色々な記憶がよみがえってきて。 わた:自分の中に風を通したような気持ちになる。 あめ:自分の中が耕されて、沈んでいたものと混ぜあって豊かになった感じ。 わた:種まきする前の畑のように。 あめ:読んだ人まで詩的にするね~(笑) わた:インスタグラムを眺めながら、色々なことを感じるのに似ている。 あめ:誰にも言うような出来事でも風景でもないんだけど、あ、いいなっていう。 わた:キラキラした風景じゃなし、構図も今一なんだけど。 あめ:とらえたその一瞬がいいっていうかね…

  • 万城目さんの新境地(勝手にすみません!):万城目学『とっぴんぱらりの風太郎』

    わた:読み終わっちゃいました。 あめ:と久しぶりに思った本だね。 わた:もうこれ万城目さんの新境地だよ! あめ:わかったって(笑) わた:時は大阪の陣、藤堂高虎お抱えの忍び集団から追い出されたニート忍者・風太郎(ぷうたろう)。 あめ:いやいやながらも実は楽しんで瓢箪栽培にいそしんでいたら・・・ わた:瓢箪に住む仙人に巻き込まれ、最後に命をかけてある指名を果たすために奮闘する。 あめ:わたし、「ふうたろう」って読んでました。 わた:ニートだから「ぷうたろう」。気が付きませんでした(笑)。 あめ:文章がすごくいいな。時折、万城目さんらしいユーモアが混じるんだけど。 わた:戦が近づいてくるとピリッと…

  • あなたの心地よい性別とは:能町みね子『オカマだけどOLやってます。完全版』

    わた:子供とAmazonのFireを共有しているから、長男(12歳)に「何、この本?」って言われた。 あめ:能町さんってこういう人だったんだぁ・・・。『逃北 つかれた時は北へ逃げます』を読んで、こういう女子っているよな、と思ったけど・・・。 わた:男性から女性になったけど、オンナ・オンナしてない。 あめ:え、せっかく女性になったのに!?って。 わた:余計なお世話(笑) あめ:「男性から女性になった→すごくオンナっぽい女性になったはず」という想像が無意識に性差別的なのかも。 わた:能町さんはオンナというより「女子」。 あめ:女子だね。 わた:男子が『逃北』するとして、やっぱりあんな風には語れない…

  • 私的な思いが何よりの鎮魂に:星野博美『みんな彗星を見ていた』

    わた:天正遣欧使節団についての本かと思ったら・・・ あめ:サブタイトルは「私的キリシタン探訪記」 わた:もともと星野さんは大航海時代とキリシタンに興味があったようで、訪れたキリスト教系の本屋で中浦ジュリアンが列福されることを知り・・・。 あめ:そこから広がってリュートを習い、加えてリュートのオーダーメイドもしちゃう。星野さんらしい。 わた:自らの先祖を探った『コンニャク屋漂流記』の裏テーマで「どこかにキリシタンとの接点がないか」というのもあったって。 あめ:『思い込みが妄想であったことを証明するために人生の多くの時間を費やしているような気さえする』(笑) わた:家康が禁教令を出すまでの経緯を整…

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