◆トヴェルスカヤ通りとは◆ トヴェルスカヤ通りは、クレムリンから放射状にのびる片道5車線の幹線道路の一つ。 旧ソ連時代はゴーリキ通りと呼ばれ、プーシキン著のエブゲーニー・オネーギン、五木寛之著の青年は荒野をめざすに登場する。 年末年始のトヴェル
セネガルを中心に西アフリカの最新情報をお届けします。更に、タンザニアやセネガルのレストラン・食堂、見所、ショッピングモールが満載な趙詳細マップも作成しています。また、過去に3年間生活した、スリランカも紹介しています。
◆豊穣の大地◆ほぼ満席の機体が高度を上げると、寂寥としたダカールの大地とは異なる、緑に覆われ生命力に溢れたカザマンスの大地が広がった。 機体が近づきつつある大河カザマンス川流域では、この川が運ぶ肥沃な土壌を活用して、人々はこの地で生活をし、子供を育て
◆大人になったというよりも慣れた◆ ジガンショール滞在最終日の朝となった。と言っても2日前の夜に到着したばかりであるが。 前日に、ホテルから4キロ程離れた空港ターミナル内にあるエールセネガルのオフィスで、私のフライトの運行状況を確認すると、「予定通
◆目の前に巨大な船が◆ 歩き疲れたので、しばらくホテルで休むことにした。 目を閉じてベットに横たわっていると、カザマンス川の方向からボーとの汽笛が聞こえた。慌てて廊下に出て、カザマンス川を見ると“SAMA”と書かれた巨大な船が川をさかのぼって来た。
◆船着き場の違和感の正体とは◆ ホテル近くの船着き場から対岸へ、渡し船がある。 定員は20名ほどであろうか。カザマンス地方はダカールと比較して雨量が多く、突然の雨に備えて、屋根付きの船ある。 ところで、道路から船着き場までの通路の床には、何か違
◆朝のお庭を歩く◆ ホテルの敷地内には、狭くなく、さりとて広くないお庭がある。低木樹は形よく刈られ、芝生もよく手入れされており、朝の澄んだ空気中、朝食後のお散歩は快適で、実に気持ちよい。 アフリカの大地へ、斜め上から光彩を放つ朝陽は、庭園に陰翳を
ホテルブレックファーストで優雅なひと時を(2022年9年25日)
◆いつもの時間に目覚める◆ お部屋のカーテンの色は赤だ。しかも2種ある。ひとつはある程度外部からの光を通し、もう一つは完全に遮断する。 廊下から室内を覗かれたくないので、夜間のお散歩の後、光を完全に遮断するカーテンを引き、お部屋でくつろいだ。
◆広くて快適で、趣があるお部屋◆ ここでお部屋紹介をしたいと思う。地方都市の一番良いホテルとは、どの程度かわかるであろう。 ドアの鍵は、停電が多いセネガルでは当然のこと、電子ロックではなく、鍵穴に鍵を差し込みまわして施錠・解錠する旧式のタイプ。
◆植民地時代の雰囲気◆ 夜のホテル敷地内は、クリスマス及び年末年始の為か、イリュミネーションで電飾され、とても美しい。さすが、ジガンショールで一番良いホテルだ。 お部屋を案内してくれたスタッフに、アラーの御心として250FCFAを渡した後、ホテル内を
◆ホテルまでのアクセスは、どないするん◆ 2時間強遅れで到着した空港はこぢんまりとしているが、ターミナル内からは熱気を感じ、発展著しい地方空港を代表しているような趣があった。 さて、ここで突破しなければならないことがある。 ホテルに迎えの無料タ
◆しゅっとした機体に感動◆ 沖止めの機体まで、私を乗せたバスはのろのろと進んだ。 ゆっくりと停止すると車体が沈み、空気が漏れるような音と同時にドアが開いた。すると、目の前にはオレンジ色のナトリウム灯に照らされた機体が現れた。 その機体は大きく
◆フライトキャンセル◆ 国内線の出発2時間以上前にも関わらず、エールセネガルのチュックインカウンター前は長蛇の列。列の最後部に並び、しばらくすると、私の後ろにも人が並び始めた。なかなか先に進まないことに多少いら立ちを感じ始めた頃、空港職員が私の近く
◆ショック、カフェが閉じているぅ◆ 自宅を早く出た2つ目の理由は、空港ターミナル内のカフェでセネガル料理を食べることだ。メニューが書かれた看板がカフェの前に置かれており、以前から気になっていた。 入口でパスポートとチケットのチェックを受け、手を消毒
◆相当早く家を出る。その理由とは・・・◆ ダカール発のフライトは16:50であるが、相当早い6時間前の11時頃に自宅を出発した。その理由は3つある。 まず一つ目であるが、ダカール市内を流しているおんぼろタクシーが、巡航速度100キロメートルを優に超える高
◆直接ホテルへ予約する◆ 地方では、その街でもっともよいホテルでも大したことはなく、ダカール市内の中級程度のホテルに相当することがある。 このことも、考慮して、大河カザマンス川を目の前に臨む、ホテル・カジャンドゥマニュを予約することとした。プール
◆エールセネガルのオフィスへ赴く◆ 土曜朝9時、エールセネガルのオフィスが入っているビルは、お掃除のスタッフしか見当たらず、静まり返っていた。 営業しているのか少し不安になったが、エールセネガルのオフィスのみの照明が付いており、スタッフがガラス越し
※ 私のセネガル滞在は終えたが、セネガル在住中に、カザマンス地方の州都ジガンショールを旅行した。その時の様子をお届けする。 ◆重い腰をあげる◆ セネガルに住んで通算4年を超えるが、地方都市を訪れたことは無い。 訪れた場所の中で、ダカールか
おまけ(その2)ダカール便利マップ:さようならセネガル(2022年9月14日)
◆私からのプレゼント◆ 私のセネガル滞在中の最大の功績は、ダカールのレストランマップを作製したことであろう。 マップにはレストランだけでなく、ダカールで生活をする上で必要なものも記録した。例えば、✔ レストラン:420軒✔ スーパー・市場・
おまけ(その1)日本のホテル編:さようならセネガル(2022年9月13日)
◆入室できない!◆ アフリカでの滞在は終わったが、帰国後、東京でお仕事がある。1週間ほど都内のホテルに宿泊することにした。 比較的長く宿泊することになるので、洗濯機とミニキッチンが備わっているサービスアパートメントタイプのホテルを、ブッキング・ドッ
◆結局ダカールのエチオピア航空の職員に感謝する◆ 搭乗口に到着すると、ちょうど搭乗が始まった。 なお、機体は787-9の200人以上乗りにもかかわらず、出発わずか25分前に搭乗手続きが始まった。同じ機体でも、出発1時間以上前に搭乗案内が始まるアフリカの
◆バンコクの空港について◆ それにしても、僅か1,2日で、使用する言語が著しく変わった。仏語(ダカール) → 英語(アジスアババ) → 日本語(バンコク)である。日常会話程度なら、この3言語はすべてできるので、移動時の会話は楽しく、また問題が起きても
カオマンガイとタピオカミルクティ:さようならセネガル(2022年9月10日)
◆交番でメールをプリント◆ ところで、道中、機内食をとらなかった理由は、PCR検査に備えて、接触感染を防ぐためである。私は、先を読んで動くことがあるのだ。 なお、念のために私のメールアドレスを教えた。検査結果がPDFファイルで送られるかもしれないからで
数年ぶりのバンコク:さようならセネガル(2022年9月9日)
◆なぜかタイに入国!◆ ボーディングブリッジからターミナルに出たところで、スタッフが用紙を持って乗客の搭乗券の確認をしていた。 スタッフが持っていた用紙は乗客名簿であり、なんと私の名前はピンクの蛍光ペンでハイライトされていた。 そしてスタッフ
◆アフリカに祝福あれ◆ 乗客のほとんどはマスクをしていたが、時折激しくせき込んでいる人もおり、不気味であった。 なお、オミクロンは感染力が強く、免疫力が落ちると罹る可能性が高い。よって、疲労が蓄積する長時間フライトは要注意である。事実、日本到着後
驚愕!巨大なアジスアババの空港:さようならセネガル(2022年9月7日)
◆巨大なアジスアババの空港◆ 最初のトランジットはエチオピアの首都アジスアババである。案内に従って進むとセキュリティチェックの前には長蛇の列。列はまるで蛇のようにうねっていた。 しかし、列が進むのは早い。セキュリティチェックポイントが10か所以上あ
普通に良いサービスのエチオピア航空:さようならセネガル(2022年9月6日)
◆セネガルともお別れ◆ 乗客は全て着席しているにも関わらず、なかなかドアを閉めない。結局、当初の予定よりも1時間遅れて、機体はボーディングブリッジから離れた。 機体はがたがた言わせながら、誘導路を進み、滑走路の端で向きを変えた。エンジン音が大きく
◆進化する空港◆ 今回、制限エリア内で空港が進化し続けているものを見つけた。まずは、これだ。 モニタに地図で、キャリアの搭乗ゲートが表示されており、より分かりやすくなった。一番左端にエチオピア航空の搭乗ゲートが表示されている。 更に遊具置
◆エチオピア航空で帰国◆ 入口の前にいる2人の兵士に呼び止められることなくターミナルに入った。 早朝にも関わらず、荷物を持った多くの人々がいた。ほとんどの人はマスクをしておらず、更に入口では手に消毒液をふりかけることはなかった。 モニタによると
空港に向かう途中でトイレに駆け込む:さようならセネガル(2022年9月3日)
◆セネガル最後の夜◆ 後任に引継ぎを終えた後、職場の上司及び同僚に挨拶をし、定時よりも少し遅めに事務所を出た。翌朝4時半の出発に備えて、早めの夕食をとった。 ベランダに出ると西の空は燃えており、街には灯がともりはじめ、夜の帳が降りようとしてた。
◆セネガルには約6年間もいました◆ セネガルを去る日が近づいてきた。 今回の滞在は約3年。前回の滞在と併せると約6年間に及ぶ。もはや、セネガルは第2の母国と呼んでも良いのではなかろうか。 今回の滞在を前回の滞在と比較すると、スーパーマーケットで買
◆沖止め◆ 搭乗開始のアナウンスが流れると、わらわらと乗客は搭乗ゲート前に並び始めた。 機体は沖止めで、1台のバスで向かった。闇夜に浮かぶ機体は凛とした雰囲気に包まれ、やはりエンブラエル175であった。 ◆さらばヌアクショット◆ 今回の
「ブログリーダー」を活用して、darmark2さんをフォローしませんか?
◆トヴェルスカヤ通りとは◆ トヴェルスカヤ通りは、クレムリンから放射状にのびる片道5車線の幹線道路の一つ。 旧ソ連時代はゴーリキ通りと呼ばれ、プーシキン著のエブゲーニー・オネーギン、五木寛之著の青年は荒野をめざすに登場する。 年末年始のトヴェル
◆車内の様子◆ 車内の様子が展示されていた。窓には風景画がはめられており、木の椅子には中年の夫婦が座っている。男は転寝をしており、女性は窓から景色を眺めている。 こちらは若い男性2人と女性1人の一行。ギターを弾いており、旅を楽しんでいる。椅子はク
◆地味なショッピングセンター◆ ショッピングセンターの前では、多数のハトさんが集まっている。餌がまかれたのであろうか。ちなみにこの時の気温は-20度。 外壁はくすんでおり、2重扉の間に自動販売機が並べられているショッピングセンターは初めてである。
◆モスクワ川が凍る◆ この日も昨日ほどではないが寒い。午前11時の気温が-21度である。5日間連続、-20度以下の日が続いている。凶暴な冷気がモスクワ包んでいるときは、当然、外を散歩するに限る。。。本気か? というわけで、先ずは窓から街を眺める。オレ
◆人気店◆ ついにモスクワでお勧めの韓国レストランを発見した。地下鉄5号線ドゥブルイニスカヤ駅から徒歩3分の所にあるHite。ヒテと読むのであろうか。それともロシア語風にニティであろうか。 出入口は2つあり、こちらはおそらく団体客用。店内には人は見当たら
◆ひと昔のコミックとの出会い◆ 次の展示室では、大量のコミックに出会った。 コミックは鉄腕アトムやブラックジャックなど、ひと昔の名作。なお、ブラックジャックはリメイク版が放送されている。 コミックと一緒に、ひときわ大きい火の鳥の絵もある。提
◆偶然見つけたチャイハナ店◆ -25度を切る極寒の中のお散歩で、偶然、チャイハナの文字を見つけた。すでに午後1時半を過ぎており、ロシアでは昼食時である。 2重扉を潜ると、正面に鍵屋さん、右に床屋があり、コーカサスあるいは中央アジ系のお兄さんが固まって
◆いきなり波紋法に出会う。コォ~◆ トンネルは、LEDの輪で作られており、遠近法を上手に使い、はるか奥まで続いているような錯覚を起こさせる意図が感じられる設計。 トンネルの中は、漫画が描かれた無数の短冊がぶら下げられている。 よく観るとジョジョ
◆ついにユニクロなくなる◆ 外気温-25℃の中、アトリウムショッピングモールへ向かって歩いていく。自宅から徒歩40分強の距離である。 ショッピングモールの外壁に描かれた絵は、雲一つない青空によく映える。気温が低くなる原因は放射冷却で、真冬の晴天の日は
◆マイナス25度の世界とは◆ 昨日は-23度であったが、この日は-25度まで気温が下がった。天気予報によると、体感温度は-30度とある。 窓から外を眺めると、遠くで白い雲が地上からもくもくと上がっている。暖房及び給湯のために、各建物へ温水が送られるパイプ
◆少し高いかな◆ ムームーカフェとの出会いは2006年にさかのぼる。当時はロシア語やロシア人の習慣がよくわからず、レストランでお食事をすることに躊躇していた。 しかし、ムームーカフェは目の前の陳列ケースに入っている料理を指さすだけなので、注文は簡単で
◆建物内紹介◆ 私の席は1階、パルティルである。上演4,5日前にネットで調べると、偶然、空席が空いている。早速この席のチケットの購入手続きをした。 私の席はほぼ中央、前から4番目の席である。私の席は、前の席よりも20センチほど高いので、ステージが見え
◆地下鉄アルバート駅◆ アルバート通りはモスクワ観光の一つである。しかし、市内中心部にあるにも関わらず、アクセスが良いとは言い難い。 その理由は、地下鉄駅がアルバート通りの近くに一つしかないこと、そしてその地下鉄駅の路線がマニアックであること。
◆体感温度-28度◆ 昨日は-20度であったが、この日も寒い。天気予報によると、気温が-23度、体感温度は-28度とある。 こんな日にはアパートでぬくぬくするに限るとの思いが脳裏をよぎった。しかし、この凶暴な外気から逃げるのは、神仏に祝福されている私のす
◆古き良き時代のショッピングセンター◆ ドルジュブイ公園で-20度の世界を堪能した後、冷え切った体を温めるためにツェ・リッチナバショッピングセンターに逃げ込んだ。 小ぶりで古さを感じさせるショッピングセンターであるが、ここを利用している人々のぬくも
◆この冬一番の寒さ◆ 新年早々日本では、北陸でマグネチュード7の地震、羽田空港でJALと海上保安庁の機体の接触事故など、大きな災害及び事故が発生した。 このような中、こちらモスクワでは、この冬一番の寒波が来襲し、最低気温が氷点下20度を切ることになった
◆サンタさんと遭遇◆ 自宅から鉄道博物館迄約7キロ。鉄ちゃんの気がある私は、徒歩でこの博物館に向かっていた。 寒さによって、ちびる寸前に到着した鉄道博物館は、工事中で入館できなかった。疲れを一気に感じた。 そんな私の目の前にサンタクロースが現
※燃料は、2023年冬の価格です。 ◆日本のガソリン料金◆ 日本では、ガソリンのレギュラー価格は1リットル約170円、ハイオクは約180円、ディーゼルは約150円である。 2023年は9月にピークとなり、その後急落したが、徐々に上昇中である。 日本ではガソリ
◆ベトナム料理店発見◆ モスキノ・コスモスの映画館で、寝転んで映画を観終えると、3時を過ぎていた。とりあえず、ポップコーンで空腹を紛らわしたが、やはりまだ何か食べたい。 ということで、帰宅途中でお食事をすることにした。 2008年住んでいたアレクセ
◆日中から18禁映画を観る◆ 18禁のサスペンス映画は、夜間のみ上映されることが多い。しかし、映画館モスキノ・コスモスでは、午後1時40分から上映される。 早速、ホームページから予約したが、なんとなく違和感がある。席数が30しかないこともあるが、それだけで
◆トレチャコフ美術館界隈も見所◆ トレチャコフ美術館の最寄りの駅周辺にはレストランが並び、以前、多くの外国人観光客でにぎわっていた時のざわめきや彼らが発する熱気を感じた。今は、ロシア語を話す人のみとなってしまっている。 更にロシア正教の大聖堂もあ
◆ようやくトレチャコフ美術館へ◆ ついに世界的な有名なトレチャコフ美術館を訪れることにした。ロシアに来てから、各所を見て回り、ようやくここまでたどり着いた感じだ。 グーグルからトレチャコフ美術館のホームページを見つけた。なおホームページには言語切
◆奇跡が起きた◆ フクースナ・イ・トーチカは、いつの時間、どこのお店に行っても混雑している。空いている席を見つけるのは至難の業である。 そんなフクースナ・イ・トーチナであるが、国際ジェブシカDay(国際婦人日)に昼食をとるため、お散歩の途中でスハルフ
◆乗り物大好き◆ ソ連時代を彷彿させるものあった。これらは以前からあり、今回のウクライナ問題とは関係ないことを予め伝える。 それらの中で、もっとも目に付くものはロケットである。発射台にのせられ、このまま宙高く打ち上げることができそうである。
◆アゼルバイジャン館◆ 次に訪れたのはアゼルバイジャン館である。この建物のも、峻立した独立柱、壁に施された装飾から、中央アジアの雰囲気があり、多くことを期待させるものがあった。 さっそくドアを潜ると、ロシア国旗とアゼルバイジャン国旗が現れた。これ
◆意外なものを発見◆ 宇宙飛行士記念公園を通り抜けると、トランバイとモノレール駅ブイスタバィッチヌイ・ツエントルが現れた。 線路と駅の先には、パルティノン神殿あるいはローマ時代の建造物を彷彿させるゲートが見えた。ゲートの横には金色のオブジェがあり
◆そこにマルがあるからだ◆ マルカメ製麺撤退後に“マル”と店名を変え、サービス内容をほとんど変えることなく営業を続けている。 モスクワ市内に数店舗あり、ベラルースカヤ地下鉄駅近くにもあることを発見した。これはどうしても、行かなければならない。しか
◆冬の公園◆ モスクワ市内北部に宇宙飛行士記念公園がある。ダイヤモンドの形状をした公園で、木々の中に人物の彫刻、記念碑、そして天高く聳え立つモニュメントがある。 夏季ならば、緑あふれる公園であるが、私が訪れたのは冬の真っただ中。辺りは白銀の世界で
◆ソ連時代の市場はまだ残っているのか◆ 十数年前、地下鉄リシュスカヤ駅の近くに、ソ連時代を彷彿させる市場があった。建物、商品、人々、雰囲気がまるで、テレビで観るソ連時代にそっくりであったのだ。日本から友人や知人が来ると、必ず連れて行ってソ連時代を味わ
◆大人気の中東料理店◆ このお店の前を通るたびに、お食事をしたいとの欲求が湧く。と言うのは、いつもお客さんで溢れ、あまり高くない雰囲気があるからだ。 そんなある日、お店の前にお人形が設置された。髭を生やしたシェフの人形である。この人形は風を送るだ
◆文化人広場を訪れる◆ 自宅を午前11時に出てから、モスクワ大学を皮切りに、ノヴォデヴィッチ女子修道院などを徒歩で訪れ、気が付くと、すっかり西陽がさしていた。 途中出会ったスターリン様式の役所の建物が、夕陽を受けて金色に輝いていた。 この日のお
◆モスクにあるものとは◆ 工事中のオリンピックスタジアムの目と鼻の先には、比較的最近竣工した中央モスクがある。 モスクは、神社などとは異なり霊的な意味合いはなく、お祈りをする場所、学校、人々が集まって寛ぐ場所でしかない。 実はこの中央モスクに
◆モスクワでもっとも好き場所は◆ モスクワで一番好きな場所はと聞かれて、ノヴォデヴィッチと答える人がいる。実際に訪れると、その気持ちがわかる。 私の場合は青葉が眩しい夏の訪問も良いが、灰色の厚い雲が垂れ込め、気が重くなる冬の訪問も良いと思う。
◆今度はアトリム店◆ ロシアで日本の味を引き継いでいる代表格のレストランと言えば、マルではなかろうか。撤退前のマルカメ製麺のことである。 事実、お財布にやさしく、お茶や薬味も無料などシステムはそのままである。お得感が撤退後の今も高い。 と言う
◆彫刻の森◆ チェーホフなどの著名人が眠る墓地がある。ノヴォテヴィッチ女子修道院の隣のノヴォテヴィッチ墓地である。 日本でお墓は厳粛なイメージがあるが、ここのお墓はまるで観光地である。ゲートの隣には案内所があり、ガードマンも入場者に目を光らせてい
◆旨くて安いグルジア料理◆ モスクワには、旧ソ連圏の国々の美味しい料理を食べさせてくれるレストランが随所にある。 その代表格がグルジア料理レストランのヒンカリナヤ・ナ・スパスコイナヤ。旨くて安いグルジア飯の店として、名が通っている。前回のモスク
◆大学正面までの道◆ スターリン様式の建物の一つにモスクワ大学がある。モスクワ市内南西にあり、地下鉄ウニベルスティエチ駅が最寄である。 駅を降り、ロモノソフスキ・プラスペクトを渡ると、右にはバリショイサーカスがあり、左には大学の広大なキャンパスが
◆まずはリストから◆ リストのハンガリー狂詩曲は、同じメロディーを奏者が異なる楽器で、代わる代わる演奏する。 単調であるが、音調が上がり、更に徐々に盛り上がるので聴き飽きない。なお、客席で大きな音がすると観客がその方向を向き、音を出した人に対し
◆2階と3階案内◆ この場所から、ステージを見下ろすことができる席に入る。第1アンフィテアトル・セルジナである。 しかし、この時は、練習中なのでドアは固く閉じられており、まだ入場はできなかった。 ところで休憩中、パルティルに続いて、第1アンフィテ
◆クラッシク◆ ついにクラッシクコンサートの日が来た。ホールでオーケストラの演奏を生で聴くのはいつ以来であろうか。 この日の演目は3つあり、1つ目はリストのハンガリー狂詩曲。この曲は、演奏者の技量がもろわかってしまう恐ろしい曲でも有名である。