大劇場花組公演 ミュージカル・ロマン『悪魔城ドラキュラ~月下の覚醒~』(脚本・演出/鈴木 圭)Romantic Revue『愛, Love Revue!』(作…
ミステリー好き。たくさんの本に出合いたい! 主に読んだ本の感想などを書き留めています。 ときどき、映画・観劇・御朱印・旅の記録なども
兵庫県西宮市にある廣田神社にお参りしてきました。 近くの学校に通っていたので、小さいころから何度も訪れた神社ですが、その頃は由緒や御祭神のことなども何も知らず…
鳥居礼『「秀真伝」が明かす超古代の秘密』と『知られざる古代日本』
「古事記」「日本書紀」の元となったと言われる「秀真伝(ホツマツタヱ)」に書かれている内容をもう少し知りたくて、図書館で2冊借りてきました。 筆者の鳥居礼さんは…
少し前になりますが、兵庫県神戸市六甲山の『六甲比命大善神社』にお参りしてきました。 以前から一度お参りしたいと思っていたのですが、ハイキングコースですらない山…
高田崇史さんの『神の時空(とき)』シリーズ第3弾となる『貴船の沢鬼』を読みました。 舞台は京都。貴船・宇治と上賀茂・下鴨など京都の中でも比較的認知度の高い<川…
ガストン・ルル―『黄色い部屋の謎(Le Mystère de la chambre jaune)』(創元推理文庫/宮崎嶺雄・訳)を読みました。 ガストン・ルル…
前回の続きです。 『【京都】丹後半島 バスツアーの旅 ①』何度目かの丹後半島・天橋立へ行ってまいりました。 前回の模様はこんな感じ 『【京都】丹後半島 半日…
何度目かの丹後半島・天橋立へ行ってまいりました。 前回の模様はこんな感じ 『【京都】丹後半島 半日旅(元伊勢籠神社)①』少し前になりますが、丹後半島に行ってき…
道尾秀介さんの『N』を読みました。本自体にも仕掛けがあり、各章ごとに天地が逆に配置されているので、電子書籍だとどんな風になっているのか気になっています。 『N…
月組『Eternal Voice 消え残る想い / Grande TAKARAZUKA110!』
実は先週、月組大劇場公演を観たので感想など書こうかと思っていたのですが、ちょうど宙組公演再開のニュースがあり、賛否両論の喧騒があったので、とてもお気楽な観劇感…
あらためて『平家物語』を復習したくて、𠮷野敬介さんの『1日で読める平家物語』を読んでみました。 考えてみれば、高校の古典の授業で『平家物語』の一部分(たしか「…
先日、友人と須磨寺~須磨浦公園を散策してきました。 一度訪ねてみたいと思いつつ、なかなか行けなかった須磨寺へ。 源平合戦で有名な須磨。須磨寺の正式名称を上野山…
高田崇史さんの小余綾俊輔シリーズ『源平の怨霊』を読みました。高田先生の手にかかると伝説の人物が全部「怨霊」になってしまうんじゃないかと思うくらい(笑)またや、…
ながらく積読になっていた『殺人鬼フジコの衝動』(真梨幸子・著)を読みました。 さすがイヤミスの女王!これでもかと心の闇を救い上げ白日の下に晒すグロテスクさ。そ…
芦沢央さんの『汚れた手をそこで拭かない』を読了。 芦沢央さんと言えば、いままで読んだ作品からイヤミスを連想します。読み終わった後も、なんだかその世界に捉えられ…
高田崇史さんの小余綾俊輔シリーズ、「源平の怨霊」「采女の怨霊」に続く最新作『猿田彦の怨霊』を読みました。 『高田崇史『采女の怨霊 ー小余綾俊輔の不在講義ー』』…
<大神神社と摂社・末社>からの続きです。 『奈良・日帰り旅①<大神神社と摂社・末社>』先日、友人とともに奈良県の天理~桜井を訪れました。 目的地は、大神神社・…
先日、友人とともに奈良県の天理~桜井を訪れました。 目的地は、大神神社・長谷寺・石上神宮です。大神神社は2015年に、長谷寺は西国三十三所めぐり他で以前にも行…
鈴木慧『三輪山何方にありや ~古事記中つ巻 異書 長髄彦伝より~』
『三輪山何方にありや~古事記中つ書 異書 長髄彦伝より~』を読了しました。 作者の鈴木慧さんは、サラリーマン退職後にこの本を書かれたそうで、ご本人曰く「ビジネ…
辻村深月さんの『ツナグ』を読みました。 『ツナグ』は2010年に単行本で、2012年に文庫化され、第32回 吉川英治文学新人賞、そして同年に映画化もされていま…
高田崇史さんの「神の時空(とき)」シリーズ2作目の『倭(やまと)の水霊』を読了。 今回は、日本武尊(やまとたけるのみこと)と、彼のために自ら海神に身を捧げたと…
高田崇史さんの「神の時空(とき)」シリーズ、第1作目である『鎌倉の地龍』を読了。 シリーズのうち先に読んでしまった作品があるため、登場人物たちに隠された秘密に…
高田崇史さんの「神の時空(とき)」シリーズ3作目『三輪の山祇(みわのやまつみ)』を読みました。 大胆な古代史考察が魅力の高田崇史さん。「神の時空」のシリーズは…
『変な家』『変な絵』に続く、雨穴さんの最新作『変な家2』を読みました。 『雨穴『変な家』』いろいろ想像を巡らせつつ、間取り図を見るのは面白いですよね。間取り図…
レイ・ブラッドベリのSF短編集『太陽の黄金の林檎』を読みました。レイ・ブラッドベリはアメリカを代表する作家で、『火星年代記』などが有名。タイトルの『太陽の黄金…
高田崇史さんの『采女の怨霊 ー小余綾俊輔の不在講義ー』を読みました。高田先生のシリーズものの中で、わりと新しい「小余綾俊輔(こゆるぎしゅんすけ)」のシリーズ。…
榎田ユウリさんの『この春、とうに死んでるあなたを探して』を読了。 2018年に筑摩書房からソフトカバーで、2021年に文藝春秋から文庫で出版されています。榎田…
「8050」は、80代の親が50代の子どもの生活の面倒をみる、経済的にも精神的にも子が親にぶら下がっている状態。2010年ごろ以降、社会問題となっている。 林…
いろいろ想像を巡らせつつ、間取り図を見るのは面白いですよね。間取り図にタイトルだけの表紙、雨穴さんの『変な家』を読みました。以前読んだ『変な絵』よりも先に発行…
以前読んだ「時間旅行者(タイムトラベラー)の系譜」シリーズがとても面白かったケルスティン・ギア。 ドイツでは人気の作家さんです。 『ケルスティン・ギア『時間旅…
知念実希人さんの『ヨモツイクサ』を読了。怖かった~! 表紙のタイトル文字の奥に赤くうっすら浮かんでいる「黄泉軍」の文字…。「ヨモツイクサ」とは、「黄泉軍」。ど…
第2回本屋大賞・第26回吉川英治文学新人賞受賞作、恩田陸さんの『夜のピクニック』を読みました。 雑誌連載は2002年~2004年。2006年には映画化もされて…
榎田ユウリさんの死神シリーズ4作目『死神と弟子とかなり残念な小説家。』を読了。 前3作『ここで死神から残念なお知らせです。』 『死神もたまには間違えるものです…
今年映画が公開になった『ある閉ざされた雪の山荘で』。ミステリ好きが食いつきそうな「いかにも」なタイトルが気になりつつ、まずは東野圭吾さんの原作本を読んでみよう…
杉井光さんの『世界でいちばん透きとおった物語』を読みました。 「絶対に予測不能」「衝撃のラスト」「ネタバレ厳禁!」 そんな帯の文言に煽られて(?)読んでみまし…
榎田ユウリさんの「死神シリーズ」3作目。『ところで死神は何処から来たのでしょう?』を読みました。 前2作『ここで死神から残念なお知らせです。』 『死神もたまに…
①からの続きです。 天橋立を歩いて渡ってみよう!と思い、傘松公園側からテクテク。 全長は約3.6キロ。歩いて50分~1時間ほど。 お天気は良いのですが、風が冷…
少し前になりますが、丹後半島に行ってきました。 天橋立は天橋立駅のある天橋立ビューランド側と、成相寺や元伊勢籠神社のある傘松公園側、どちらからも歩くことが出来…
岡嶋二人名義の最後の作品とされている『クラインの壺』を読みました。 文庫では、新潮文庫版(1993年)と講談社文庫版(2005年版)が出ていますが、講談社文庫…
雨穴さんのYouTubeは好きで、更新を楽しみに見させてもらっています。ホラー系ですが、謎解き要素も多めのエンターテイメント。 家の見取り図から奇妙な真実にた…
萩尾望都さんの小説『音楽の在りて』を読みました。 萩尾望都さんと言えば、言わずと知れた少女漫画の大御所。代表作『ポーの一族』『トーマの心臓』も好きですが、個人…
柚月裕子さんの『合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明』を読みました。 2017年の『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』から続く2作目の単行本。前作を読ん…
榎田ユウリさんの「死神」シリーズ第2弾。『死神もたまには間違えるものです。』を読みました。 1作目の『ここで死神から残念なお知らせです。』も興味をそそるタイト…
「砂の美術館」から車で20分ほど西へ。『白兎神社』に到着です。 こちらの神社も一度お参りしたかった神社です。 御祭神は、白兎神を主神とし保食神、豊玉姫命を合…
少し前になってしまいましたが、鳥取県東部の白兎神社と砂の美術館に行ってきました。 前日まで降っていた雪がまだ残る鳥取砂丘 砂丘には寄りませんでしたが、『砂の…
久しぶりに劇場で映画を観てきました。アニメ『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』 以下、内容に触れていますので、ご注意ください 水木しげる先生の生誕100年記念作…
半年かかった歯科治療が終わりました! 10年くらい通っていた近所の歯科クリニックをやめて、友人の紹介で少し離れたところの歯科クリニックに替えました。 もともと…
岡嶋二人『三度目ならばABC』を読みました。 奥付を見たら、文庫初版が2010年。 作品は、昭和57年から昭和59年初出となっているので、かれこれ40年も前の…
新潮文庫nexは、2014年に誕生した新潮文庫の次世代ラインナップ。キャラクター小説に近いカテゴリなのかな?と解釈しています。若い方向け、なのかもしれませんが…
京都府亀岡市の出雲大神宮をお参りしてきました。 立冬も過ぎたのに暖かい日で、あたりは霧が立ち込めていて幻想的な雰囲気…その後はスッキリと晴れ、綺麗な青空となり…
道尾秀介さんの『鬼の跫音』を読了。道尾さんの作品なので、怖いだろうとは予想していましたが、予想を超えて怖かった…。 短編なので、一から世界観を創る物語ではなく…
平野啓一郎さんの『ある男』を読みました。第70回読売文学賞受賞作で、2022年には映画化もされ日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞。 愛したはずの夫は、まった…
日本児童文学者協会新人賞(第28回)、新美南吉児童文学賞(第13回)等を受賞されている梨木香歩さんの『西の魔女が死んだ』平成6年に単行本が出版されているので、…
少し前に読んだ『貴族探偵』の続編。『貴族探偵対女探偵』を読みました。 あいかわらずの人を食ったキャラクター・貴族探偵の面白さをそのままに、なぜか同じ事件に出…
戸矢学『オオクニヌシ 出雲に封じられた神』『スサノヲの正体 ヤマトに祟る荒ぶる神』
戸矢学さんの本2冊を一気にご紹介。 以前も書いたのですが、古代史の謎って興味が尽きません。正解なんて簡単に見えてこないのがわかっているのに、気になってしまう。…
世界の謎や神話・歴史をどこよりも掘り下げ、わかりやすく、そして楽しく解説していくチャンネルYouTubeチャンネル「TOLAND VLOG」 その語り部である…
麻耶雄嵩さんの『貴族探偵』を読了しました。2017年に相葉雅紀さん主演でドラマ化。原作を読みたいと思いつつ早幾星霜wやっと読み始めたのですが、面白くてすぐに読…
高田崇史さんの『パンドラの鳥籠』を読了しました。 ギリシャ神話の「パンドラの箱」と浦嶋伝説の「玉匣(玉手箱)」がどう関係してくるのか…興味津々で手に取った本…
戸矢学さんの『アマテラスの二つの墓』を読みました。 最近、ちょっと自分の中で古代史ブームが起こっており(笑)、少しチョイスが偏っているのを自覚しています。戸矢…
高田崇史さんの『卑弥呼の葬祭 天照暗殺』を読みました。いくつもの謎が謎を呼ぶ展開…。結末に唖然とするばかりか、何かとんでもないことを知らされてしまったかのよう…
月組『フリューゲル―君がくれた翼―』『万華鏡百景色』を観てきました
先日、宝塚大劇場月組公演『フリューゲル―君がくれた翼―』『万華鏡百景色』を観てまいりました。 個人的な感想をつらつら書いております。 ミュージカル『フリュ…
阪急ブレーブスは、西宮球場を本拠地としたパ・リーグの球団。私の父も、妹も、もちろん私もブレーブスを応援していました。そんな妹からお勧めされた本・増山実さんの書…
可愛らしいカバーと、コミカルなタイトルに興味を惹かれて、竹村優希さんの『丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。』を読んでみました。 全然知らなかったんですが…
『古事記異聞』<オロチの郷、奥出雲><京の怨霊、元出雲>に続き、<鬼統べる国、大和出雲><陽昇る国、伊勢>を読みました。 大和出雲では、大神神社を中心に、伊勢…
日本推理作家協会編『陥穽の円舞曲(ワルツ)』最新ベストミステリー
2019年~2021年に発表されたミステリー短編より、えりすぐられた15編を収録した『陥穽の円舞曲』と『奸計の遁走曲』。そのうち、先に上梓された『陥穽の円舞曲…
アンソニー・ホロヴィッツの『その裁きは死』を読んで、ホーソーンシリーズを知り、未読だったシリーズの第1作『メインテーマは殺人』を読了しました。 ひと言で言って…
高田崇史さんの『古事記異聞』シリーズ。第1作の「鬼棲む国、出雲」を読んだのが、ついこの前だったような気がしていたのですが、なんと5年も前でした。「シリーズの今…
アンソニー・ホロヴィッツの『その裁きは死』("The sentence is death" 山田蘭・訳)を読みました。 久しぶりのアンソニー・ホロヴィッツ。以…
たまたま目について読んでみた『百田尚樹の新・相対性理論』は、物理ではなく哲学のジャンルの本棚にありました。読んでみて納得。これは、『時間』というものをどうとら…
花組『鴛鴦歌合戦』『GRAND MIRAGE!』を観てきました
宝塚大劇場花組公演『鴛鴦歌合戦』『GRAND MIRAGE!』を観てきました オペレッタ・ジャパネスク『鴛鴦歌合戦』は、マキノ正博監督・片岡千恵蔵主演のモノ…
2020年第163回直木賞受賞作『少年と犬』を読みました。 6作品が収録されている連作短編集で、前編を通して主役は1匹の犬。名前は多門。何も語らない多門と、彼…
宮部みゆきさんの『昨日がなければ明日もない』を読了しました。すごいタイトルです…。何も予備知識ないまま読んでみたのですが、杉村三郎シリーズの第5弾ということで…
米澤穂信さんの図書委員シリーズ2作目『栞と嘘の季節』を読みました。 高校2年生の二人の図書委員・堀川と松倉が校内で起こった謎を解いていくシリーズで、全作『本…
スティーヴン・キングの『呪われた町』(文春文庫版)を読みました。原題「'Salem's Lot」は、スティーヴン・キングの70年代傑作3S作品と呼ばれる作品の…
齋藤彩さんの書かれた『母という呪縛 娘という牢獄』を読みました。ネグレクトや虐待といった毒親を題材にした小説は、今までも何冊か読みましたが、こちらは実際にあっ…
岡嶋二人の『そして扉が閉ざされた』を読了しました。冒頭からの閉塞感から抜け出したい一心で一気読み。『99%の誘拐』『クラインの壺』と並んで後期傑作三部作とされ…
やっぱり御手洗シリーズっていいなぁ…としみじみ。 島田荘司さんの『ローズマリーのあまき香り』は、長編本格ミステリーです。幻想的な謎と長編ならではの精緻な描写。…
内館牧子さんの『今度生まれたら』を読了しました。ドラマ化したら面白そうだな、と思っていたら、松坂慶子さん主演ですでにNHKでドラマ化されていました。 内館牧子…
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大劇場花組公演 ミュージカル・ロマン『悪魔城ドラキュラ~月下の覚醒~』(脚本・演出/鈴木 圭)Romantic Revue『愛, Love Revue!』(作…
【小豆島】オリーブの花咲く島へ①の続きです。 小豆島2日目。お天気は曇り。天気予報では雨も降りそう。 まず向かったのは、『道の駅・小豆島オリーブ公園』。海を見…
先日、小豆島へ行ってきました。 小さいころ、一度だけ訪れたことがあったものの、記憶も鮮明ではなく……ほぼ初めての気分で2日間、楽しんできました。 旅の始まり…
ブルーバックス『能力はどのように遺伝するのか”「生まれつき」と「努力」のあいだ” 』(安藤寿康・著)を読みました。 実は、この本の前に同じ著者の『生まれが9割…
わかりやすい哲学解説が評判の飲茶さんの『あした死ぬ幸福の王子 ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」』を読みました。 読みやすい童話風ストーリー仕立てで、イラスト…
2025年第23回『このミステリーがすごい!大賞』文庫グランプリ受賞作・松下龍之介さんの『一次元の挿し木』を読みました。 たまたま立ち寄った書店で平積みになっ…
中山可穂さんの『白い薔薇の淵まで』(河出文庫版)を読みました。2001年に集英社より刊行され、2003年に集英社文庫。2021年に河出文庫で刊行されました。 …
島田荘司さんの書下ろし長編『伊根の龍神』を読みました。 島田先生の作品は大好きです。とくに御手洗潔シリーズは大ファンで、新刊が出ると欠かさず読んでいます。 今…
新型コロナ禍を題材にした知念実希人さんの『機械仕掛けの太陽』を読了。 カバーは、日食で浮かび上がる太陽のコロナ。コロナウイルスの形状と、それによって光が失われ…
凪良ゆうさんの『すみれ荘ファミリア』を読みました。2018年に富士見L文庫として刊行されたものに全編加筆修正された講談社タイガ版です。 凪良さんの御本は『流浪…
高田崇史さんの『QEDシリーズ』最新作『恵比寿の漂流』を読み終わりました。 今回は対馬が舞台。対馬と言えば、韓国に近く、太古より大陸への通過点。そして、昔阪急…
朗読劇『忠臣蔵』の兵庫公演を観劇してきました。 1992年に宝塚歌劇雪組公演、トップスター杜けあきさんのサヨナラ公演として、また旧大劇場でのラスト公演として上…
有栖川有栖さんのデビュー35周年を記念した文春文庫の3作品連続刊行。『捜査線上の夕映え』、『有栖川有栖に捧げる七つの謎』に続く、第3弾『砂男』を読みました。 …
島田荘司さんの『網走発遥かなり』改訂完全版を読みました。 もともとは1990年に講談社文庫で刊行され、映画化に合わせて改定完全版というかたちで2024年に刊行…
雪組の新トップ・朝美絢さんの大劇場お披露目公演ミュージカル『ROBIN THE HERO』・ファンタスティック・ショー『オーヴァチュア!』を観劇しました。 宝…
ディル・ドーテン(Dale Dauten)は米国を代表するコラムニスト。意思決定論、人材育成、キャリア・アップによる能力開発や成功をテーマに独自の理論を展開し…
真梨幸子さんの『4月1日のマイホーム』を読了。2023年にソフトカバー版で、2025年に文庫版で出版されています。 真梨さんの作品では、『6月31日の同窓会』…
高田崇史さんの『QEDシリーズ』第11作目の『神器封殺』を読みました。『QEDシリーズ』は、2025年1月に最新作『恵比寿の漂流』(24作目)がノベルスで上梓…
宗教学者・島田裕巳さん著『神道はなぜ教えがないのか』。岡田斗司夫さんが紹介されていて、面白そうだったので読んでみました。 興味深い内容で、なるほどと感心するこ…
第22回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作、白川尚史さんの『ファラオの密室』を読みました。 原題は『ミイラの仮面(マスク)と欠けのある心臓(イブ)』だそう…
兵庫県西宮市にある廣田神社にお参りしてきました。 近くの学校に通っていたので、小さいころから何度も訪れた神社ですが、その頃は由緒や御祭神のことなども何も知らず…
「古事記」「日本書紀」の元となったと言われる「秀真伝(ホツマツタヱ)」に書かれている内容をもう少し知りたくて、図書館で2冊借りてきました。 筆者の鳥居礼さんは…
少し前になりますが、兵庫県神戸市六甲山の『六甲比命大善神社』にお参りしてきました。 以前から一度お参りしたいと思っていたのですが、ハイキングコースですらない山…
高田崇史さんの『神の時空(とき)』シリーズ第3弾となる『貴船の沢鬼』を読みました。 舞台は京都。貴船・宇治と上賀茂・下鴨など京都の中でも比較的認知度の高い<川…
ガストン・ルル―『黄色い部屋の謎(Le Mystère de la chambre jaune)』(創元推理文庫/宮崎嶺雄・訳)を読みました。 ガストン・ルル…
前回の続きです。 『【京都】丹後半島 バスツアーの旅 ①』何度目かの丹後半島・天橋立へ行ってまいりました。 前回の模様はこんな感じ 『【京都】丹後半島 半日…
何度目かの丹後半島・天橋立へ行ってまいりました。 前回の模様はこんな感じ 『【京都】丹後半島 半日旅(元伊勢籠神社)①』少し前になりますが、丹後半島に行ってき…
道尾秀介さんの『N』を読みました。本自体にも仕掛けがあり、各章ごとに天地が逆に配置されているので、電子書籍だとどんな風になっているのか気になっています。 『N…
実は先週、月組大劇場公演を観たので感想など書こうかと思っていたのですが、ちょうど宙組公演再開のニュースがあり、賛否両論の喧騒があったので、とてもお気楽な観劇感…
あらためて『平家物語』を復習したくて、𠮷野敬介さんの『1日で読める平家物語』を読んでみました。 考えてみれば、高校の古典の授業で『平家物語』の一部分(たしか「…
先日、友人と須磨寺~須磨浦公園を散策してきました。 一度訪ねてみたいと思いつつ、なかなか行けなかった須磨寺へ。 源平合戦で有名な須磨。須磨寺の正式名称を上野山…
高田崇史さんの小余綾俊輔シリーズ『源平の怨霊』を読みました。高田先生の手にかかると伝説の人物が全部「怨霊」になってしまうんじゃないかと思うくらい(笑)またや、…
ながらく積読になっていた『殺人鬼フジコの衝動』(真梨幸子・著)を読みました。 さすがイヤミスの女王!これでもかと心の闇を救い上げ白日の下に晒すグロテスクさ。そ…
芦沢央さんの『汚れた手をそこで拭かない』を読了。 芦沢央さんと言えば、いままで読んだ作品からイヤミスを連想します。読み終わった後も、なんだかその世界に捉えられ…
高田崇史さんの小余綾俊輔シリーズ、「源平の怨霊」「采女の怨霊」に続く最新作『猿田彦の怨霊』を読みました。 『高田崇史『采女の怨霊 ー小余綾俊輔の不在講義ー』』…
<大神神社と摂社・末社>からの続きです。 『奈良・日帰り旅①<大神神社と摂社・末社>』先日、友人とともに奈良県の天理~桜井を訪れました。 目的地は、大神神社・…
先日、友人とともに奈良県の天理~桜井を訪れました。 目的地は、大神神社・長谷寺・石上神宮です。大神神社は2015年に、長谷寺は西国三十三所めぐり他で以前にも行…
『三輪山何方にありや~古事記中つ書 異書 長髄彦伝より~』を読了しました。 作者の鈴木慧さんは、サラリーマン退職後にこの本を書かれたそうで、ご本人曰く「ビジネ…
辻村深月さんの『ツナグ』を読みました。 『ツナグ』は2010年に単行本で、2012年に文庫化され、第32回 吉川英治文学新人賞、そして同年に映画化もされていま…
高田崇史さんの「神の時空(とき)」シリーズ2作目の『倭(やまと)の水霊』を読了。 今回は、日本武尊(やまとたけるのみこと)と、彼のために自ら海神に身を捧げたと…