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メガネくんのブログ https://megane-kunha107.hatenablog.com/

何となく日々思ったことを書いていくブログです。教育や本の感想なんかも書いてます。表紙の画像は大体ネタです。

メガネくん
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2019/11/05

  • 誰かを認める人になる

    できないことを責めるのか、頑張ったことや挑戦したことを認めるのかという話。 という本を読んでいる。 子育てコーチングの教科書 作者:あべまさい ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon その本の中で心に残っているフレーズがある。 「世の中には 2種類の人がいます。 1種類は、『誰か自分のこと認めてよ』と、認められるのを待っている人。もう 1種類は、『暇さえあれば、すきあらば、人のことをアクノレッジしよう』と思って生きている人。僕は後者を選ぼうと決めたんです」 以前読んだあべまさいさんの本にも同じエピソードが掲載されていた。 そのときから僕も『暇さえあれば、すきあらば、人のことを認めること…

  • 素敵な妄想

    本の感想。 『異彩を、放て。(松田 文登/松田 崇弥)』という本を読んだ。 異彩を、放て。: 「ヘラルボニー」が福祉×アートで世界を変える 作者:松田 文登,松田 崇弥 新潮社 Amazon ヘラルボニーという会社を立ち上げた2人の物語だ。 「ヘラルボニー」は、アート作品を小物や雑貨など、ファッションアイテムとして商品化しているブランド、社会実験ユニット。知的障害のある作家の新しい収益構造を実現する、持続可能なアートライセンスビジネスで、へラルボニーが契約する国内外の福祉施設で生み出されたアート作品を高解像度でデータ化し、様々なモノ・コト・バショに転用することでライセンスフィーを作家に還元して…

  • 今目の前にあるものが実は当たり前ではなく奇跡的なものなのかもしれないということ

    本の話。 『奇跡のフォント(高田 裕美)』という本を読んだ。 奇跡のフォント 教科書が読めない子どもを知って―UDデジタル教科書体 開発物語 奇跡のフォント 教科書が読めない子どもを知って―UDデジタル教科書体 開発物語 作者:高田裕美 時事通信社 Amazon Twitter上でもフォローさせていただいている高田裕美さんの半生と、開発されたUDフォント「UDデジタル教科書体」の想いと縁が紡がれていく物語だ。 UDは「ユニバーサルデザイン」のことで、シャンプーとリンスのボトルを識別するギザギザに代表される誰にとっても使いやすく、わかりやすく工夫されたデザインのことだ。 「文字でユニバーサルデザ…

  • わたしがあなたを好きな理由

    子どもの保育園の話。 長女の6年間にわたる保育園生活が終わった。 最後の連絡帳には先生からのこんなコメントが書いてあった。 ●●ちゃんの笑い声にたくさんパワーをもらいました。 ●●ちゃんの頑張る姿もふくれっつらも笑顔も全部●●ちゃんで大好きです。 星の王子さまの「砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくしているからだよ」という有名な一節がある。 学生時代に好みのタイプは?なんてよく聞かれることがあった。 その度に頭の中にある好みの女性の顔やこうだったらいいなと言う理想の性格なんかを返したのだけれども。 そこにはなんともいえない、しっくりいかない感があった。 理想を寄せ集めてつくった理想像にはなんだ…

  • 蘇る黄金の時代

    久しぶりに会った前の職場の方々の話。 コロナも落ち着いてきて自粛ムードも落ち着いてきた今日この頃。 コロナ禍の中で結婚された先輩のお祝いパーティーが開催された。 まるで同窓会みたいな雰囲気の中、盲学校で一緒に働いた懐かしい思い出話に花が咲く。 あの頃はいろいろ小難しいことは考えず、授業に部活に生徒指導に文字通り体当たりで取り組んでいた。 熱い想いをもった先輩方と一緒に部活のことについて、ああでもない、こうでもないと居酒屋で語り合った。馬鹿なこともいっぱいしたけれど。 あの頃は当たり前と思っていた。 でも今は、それは当たり前でなく、たまたまの巡り合わせの奇跡だったのだと実感する。 思い出になって…

  • 越えられない壁に挑むためには

    壁の話。 あなたは壁にぶつかったときにどうするのか? 「頑張る」「努力する」といった力技で真正面から挑む? 壁を乗り越えるために頑張るのは大変だから逃げ出す?別の道を探す? 自分の力だけでは難しそうだから周りの力を借りる? 解決するためのアイデアや工夫を考えてみる? 僕たちの中には努力神話や雑草魂、成功者の言葉みたいな見えない信仰があって、「努力して壁を乗り越えて成功した」みたいなアスリートや起業家、芸能人のサクセスストーリーに無条件で憧れを抱いてしまいそうになる。 でも、身も蓋もない話だがその成功の裏側のドロドロした部分は無意識にシャットダウンされてしまっている。 イチローの幼少期からの父子…

  • 教育の目的って知ってます?

    本の感想。 『「けテぶれ」授業革命!(葛原祥太)』という本を読んだ。 「けテぶれ」授業革命! 作者:葛原 祥太 学陽書房 Amazon 以前読んだ『「けテぶれ」宿題革命!(葛原祥太)』の姉妹本とでもいうべき本だ。 「けテぶれ」宿題革命! 作者:葛原祥太 学陽書房 Amazon 前作を読んで、僕自身もその学び方のシステムに共感し、授業の中でけテぶれの要素を取り入れたり、職場で本を紹介したりした。 けテぶれとは、いわゆるPDCAサイクル(Plan(計画)、Do(実行)、Check(測定・評価)、Action(対策・改善)の仮説・検証型プロセス)を子どもたちにわかりやすく落とし込んだものとでも言えば…

  • 笑顔の力

    笑顔の話。 卒業式の練習をしているときに真剣な表情で練習に取り組んでいる子どもたち。 それはそれで素敵なんだけれど。 証書を受け取る係役で座り、緊張した面持ちで歩いてくる子どもたちに向けてとびきりの笑顔を送ってみる。 僕の顔を見て笑顔で答えてくれる子どもたち。 目と目が合えばお互いに笑みがこぼれる。 そんな場面を通して昔読んだ漫画を思い出した。 『不思議な少年(山下和美)』という漫画にある考古学者の話だ。 主人公…というか毎回トリックスター的な役割で登場するのが不思議な少年。過去現在未来の時空をこえ、場所を超え、自分自身の年齢や性別すらも自由自在に操り、ニンゲンを観察している。 この話で登場す…

  • 「知る」と「わかる」、「できる」と「やっている」

    考え方の違いの話。 教員という仕事柄、世間で「学校ではこんなことも教えていないのか」なんて言われることもある。 また僕たちの子どもへの評価に対して「もっとできているはずなんですけど」と保護者から言われることもある。 そういう時は大抵、考え方の違いからくるすれ違いが背景にあるのだ。 大人の方が上司から「言ったのになんでできていないんだ!」と叱られた経験は一度や二度ではないだろう。 そんなときに「仰るとおりです」よりは、「そんなこと言われたって…」とか「詳しく聞いてないし」とか「こんなふうになるなんて思っていなかったよ…」なんて思う方が多いだろう。 回転寿司の醤油差しをペロペロ舐めてはいけません。…

  • フィールドはこの世界なのだ

    本の話。 『同志社大学神学部(佐藤 優)』という本を読んだ。 同志社大学神学部~私はいかに学び、考え、議論したか~ (光文社新書) 作者:佐藤 優 光文社 Amazon 佐藤優さんの本を読んだのは多分世界史関連の本が最初だった。 彼の語るインテリジェンス的な視点から見た歴史観や政治観に大きな刺激を受けた。 何冊か読むにつれて佐藤さん本人が気になり、『国家の罠』や『外務省に次ぐ』、『憂国のラスプーチン』など世界史を離れたジャンルの本も読むようになった。 僕には特定の信仰がある訳ではない。 ただ大勢の日本人とよく似た日本教とでもいうような宗教観は持ち合わせている。 高校の時に倫理を専攻し、センター…

  • 「育ててくれてありがとう」という娘のことば

    保育園の卒園式の話。 長女の卒園式があった。 教員生活は14年目なので卒業式みたいな式典の運営側は体験してきたのだけれども、自分が保護者としてお祝いされるのはなんとも言えない変な感じだ。 式次第を見て『ね』の歌詞が載っているのを見て泣いてしまいそうな予感がする。 以前の発表会でも子どもたちが歌うのを聞いて涙してしまったのだ。 30人の子どもたちがつくりあげた劇 - メガネくんのブログ 子どもたちからは先生からのコメント後に自分の将来の夢を発表して、卒園証書を取りに行く。プロゲーマーとユーチューバーが多いのは時代のせいなのだろう。 どの子も0歳児や1歳児の頃から見知った仲で、日々のお迎えや参観な…

  • 続・2.0の人と0の人で成り立つ世界

    仕事の話。 以前書いたブログの続き。 2.0の人と0の人で成り立つ世界 - メガネくんのブログ 教員という世界について先輩からこんなことを言われたことがある。 「一般校は仕事量が1.5の人と0.5の人で成り立っている。そして支援学校は2.0の人と0の人で成り立っている」 こんな話を中心に3年を共に過ごした後輩たちと一緒の仕事をしたベテランの話をした。 みんなが苦しんだ愚痴で大いに盛り上がった。 ベテランと言えば自分が初任の時の研修で聞いた言葉を思い出す。 みなさんがこれから日々仕事に取り組み、子どもたちのことで悩み、考え、また勉強し自分を高めていき、20年が経つとベテランと呼ばれる立場になりま…

  • 妖精と共に消えた歯

    乳歯の話。 6歳の娘の歯が抜けた。 僕が子どもの頃からの伝統?で、わが家では抜けた乳歯を特に保管はしていない。 上の歯が抜けたら地面から屋根の上へ、下の歯が抜けたら2階から庭へ「ねずみの歯ーとー変えとくれー」と言いながら投げている。 ただここ最近は抜けた歯が投げる前に行方不明になってしまっている。 そしてどこで聞いてきたのか「夜枕元に抜けた歯を置いておくと、夢で妖精さんと会える」と娘が言うので、投げる前に大事に取っておくことにした。 ティッシュにくるんで… いや、パッと見、ふつーのゴミに見えますやん。 ほんで、0歳児のいる家庭で机や床の上に置いてあったらゴミやと思いますやん。 最初は階段の隅に…

  • なぜなのか 急に飛び出す 関西弁

    卒業式の話。 僕の勤務する支援学校では、卒業式の証書授与の際に担任が名前を呼ぶだけでなく、その生徒への短いメッセージを伝えるという伝統がある。 以前の学校では呼名だけであり、学校によって違うんだなぁくらいにしか思っていなかった。 そして今年はそんな呼名をする立場になった。 とはいえ、一番最初の練習からコメントを伝えるわけではない。最初は「3年間で成長しましたね」のような全員同じコメントを伝えておき、本番2回前くらいの練習から本番と同じ個別のコメントを読み上げるのだ。 ここで問題が生まれた。 大阪生まれ、大阪育ちだが、普段はそんなに関西弁が出ない自分。 なのに、なぜか初回のコメント読み上げのとき…

  • ゆっくり行けば、遠くまで行けるよ

    本の話。 『子どもの「やりたい」を引き出すコーチング』という本を読んだ。 子どもの「やりたい」を引き出すコーチング 作者:あべまさい ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon 教員という仕事柄、コーチングに関する本はいくつか読んだことがある。が、「コーチングとはかくあるべし」みたいな固い感じではなく、子育ても交えたふわっとしたエピソードの中にコーチングのエッセンスを感じられるような本だった。 タイトルにある「ゆっくり行けば、遠くまで行けるよ」は本の中に出てくる言葉である。 このブログを書いている日の朝は機嫌が悪く「クソジジイ」と言ってくる娘を叱ってモヤモヤしながら出勤してて、その途中にこ…

  • 漁師が魚の釣り方を教えるように教員は…

    本の感想。 『同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?「自分の頭で考える子」に変わる10のマジックワード』という本を読んだ。 同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?「自分の頭で考える子」に変わる10のマジックワード (小学校1年生~小学校6年生対象) 作者:石田勝紀 ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon まとめにあった本の流れはこうだ。 1 「同じ勉強をやっていて差がつく」のは、「日常から頭が動いているか、いないか」による 2 これが自動的にできるかどうかは、「頭脳の OSのスペックの差」による 3 「頭脳の OSのスペックの差」とは、「考える力の差」である 4 「考える力」は、第三者…

  • 栄光の時代はいつなのか?

    人生の話。 『はじめての哲学』という本を読んでいて、「なんのために生きるのか?」というような問いかけに対して、スラムダンクの「オレは今なんだよ‼︎」というセリフが浮かんできた。 はじめての哲学 (岩波ジュニア新書) 作者:藤田 正勝 岩波書店 Amazon このセリフの前には「オヤジの栄光時代はいつだよー 全日本のときか?」というセリフがあるのだが、ある人にとって栄光の時代がいつだったのかは人生を歩んでいく上で大事なキーポイントになるのではないかと思う。 「まだまだこれからが栄光の時代」という夢が溢れる人もいるだろう。 「今がまさに栄光の時代」という絶頂期の人もいるだろう。 若い頃の僕は『ワン…

  • 死ぬのが怖いと語る息子

    子どもの話。 4歳の息子が急に「死ぬのが怖い」と言い出したらしい。 その話を聞いて、まるでコペルくんみたいだなぁと思いながらお風呂で息子に尋ねてみた。 特に誰かから言われたわけでもなく、なんとなく考えついたそう。 「死んだら、もうパパとかママとかに会えなくなって、それで本とか読んでもらえなくなるから…」と語る息子。 いや、本読み要員かい!とツッコミたくなると共に、なんとも言えない愛らしさが溢れてきた。 その日は延長して保育園から借りてきた本を読んで息子をハグして、それを羨ましがる娘もハグして寝た。 小さい頃の僕はいつ死について考えたのだろうか。小学校入学前に祖母が亡くなっているから、その頃には…

  • 30人の子どもたちがつくりあげた劇

    子どもの発表会の話。 先日、子どもの保育園の発表会があった。 年少・3歳児の息子(4)と年長・5歳児の娘(6)の合奏や歌、劇の発表。年長の娘にとっては園での最後の発表会だ。 随分前のブログで書いたが、ウチの保育園はすごい。 うちの娘のこども園の話「地味だけどすごい」 - メガネくんのブログ 年少・3歳児クラスからは先生主導で劇を始める。 劇の衣装や小道具、背景を子どもたちが一緒につくる。 年中・4歳児クラスからは子どもたちが劇を考える。 誰が何の役をしたいのか。 題材になる絵本にどんなアレンジを加えていくのか。 だからはじめから決まったセリフはない。 そして年長・5歳児クラスになると子どもたち…

  • 受け継がれる我が家の伝統芸

    お風呂の話。 6歳の娘、4歳の息子、そして9ヶ月の娘の3人の子どもがいる我が家。 基本的に毎日子どもをお風呂に入れるのは僕の仕事だ。 まぁ姉と弟は「ママとがいい」と言って最近一緒に入らないことも多いのだけれども…。 10年前に実家で生まれたての姪っ子の入浴をサポートし、7年前に市の父親教室で学び、長女が生まれた病院で入浴指導を受けて以来、子どもとのお風呂タイムを過ごしてきた。 その中で生まれ、受け継がれてきた『3つの技』がある。 まずは「ガーゼいないいないばぁ」。 文字通り、乳児のお風呂で使用するガーゼタオルを使用する技だ。 濡れたガーゼを我がの顔に貼り付け、いないいないばぁをする。 顔を振る…

  • あいさつ・がまん・思いやり

    仕事の話。 先日、支援学校の中学部へ高等部の先生に来てもらい話をしてもらう機会があった。 義務教育ではなくなること 卒業したら社会へ出て仕事をするために勉強する場であること 年齢に伴い心身が成長し、大人になる時期であること 自ら学ばなければ、いろんなことは身につかないまま大人になってしまうこと そんな話をしていただいた。 そして、「高等部でできるようになってほしい3つのこと」としてあげられていたのが、タイトルにもある、あいさつ、がまん、思いやりだ。 「まずあいさつができるようになってほしい」 これはどの進路先でも言われることだ。 前の職場で進路開拓をしていたときも、実習の巡回や反省会に参加した…

  • 豆についての豆知識

    今週のお題「マメ」より 豆知識といえば、「大豆は枝豆やねんで…それは豆知識ちごて豆の知識やーとか言うて欲しかった」が浮かんでくる37歳社会科教員。 折角なので、社会科っぽい豆知識を披露。 えんどう豆は古代エジプトのツタンカーメンの副葬品から発見された歴史ある豆。その王家の墓から発見された豆が発芽し、その子孫がツタンカーメンのエンドウという名前で売られている…という話を聞いたのだけれども、よくよく調べてみると学術的にはかなり怪しい話らしい。 このえんどう豆を使った実験で背の高さやシワ、色の遺伝について研究したのが、中学理科で学ぶメンデルさんだ。彼は修道院で司祭として働く傍ら、えんどう豆の交配実験…

  • 2.0の人と0の人で成り立つ世界

    仕事の話。 教員という世界について先輩からこんなことを言われたことがある。 「一般校は仕事量が1.5の人と0.5の人で成り立っている。そして支援学校は2.0の人と0の人で成り立っている」 支援学校で働いている僕は、この言葉を額面通り受け取る訳ではないのだけれど。 でも、そういう側面があることを実感する機会は少なからずある。 今年は昨年度から引き続きの大きな仕事を担当した。 子どもたちへの対応はもちろん、保護者への説明も業者との接渉もある仕事だ。 前任校では経験があるが、今の学校では初めてだ。おまけにコロナで例年とは違うので、過去の資料はそのままは使えない…。 そんな中、ベテランと呼ばれる年代の…

  • 生まれた時と亡くなる時

    法事の話。 先日に祖父の三周忌と祖母の一周忌を兼ねた法事があった。 毎回同じ和尚さんが読経と説教をしてくれる。 そしていくつかあるネタも聞き慣れてきて、どんな話が覚えてきてしまった笑。 (余談だが、昨年から統一教会の新ネタが増えてきた。もう2回聞いたけれど) そんなネタの中でも好きな話がある。 人は生まれてくるときと、亡くなるときとでは、反対になれる生き物なんです。 生まれてきたときは、自分は泣いていて、周りのみんなは笑っている。 でも死ぬときは、自分は笑っていて、周りのみんなは泣いている。 この歳になると死を意識します。 亡くなった方は、消えてなくなる訳ではありません。 成仏されて、今も、み…

  • 懇談で聞く、家とは違う娘と息子の姿

    子どもの話。 うちの保育園には毎年懇談があり、可能な限り毎回参加している。 保護者会にも参加していたのだけれど、ここ数年はコロナの影響で開催されていない。クラス懇談もないし、参観という名の子どもたちとの触れあいもないなぁ…。 教員という自分の仕事上、僕自身も少なくとも年に3回懇談で話す側に回るということもあり、保育園の先生方がどんな風に話すのかにも興味がある。 まぁ保育園の先生からしたら、津守式乳幼児発達検査を話題に出される保護者なんて嫌だろうなと思いつつ。 もちろん純粋に子どもの成長や家とは違う姿を知るのを楽しみにしているのだけれども。 6歳の娘は僕とも妻とも似ていて、頑張り屋さんで内弁慶な…

  • 【急募】アラフォー_落ち着いた_服

    服の話。 気づけばもう37歳。 先日クリスマスプレゼントに妻から手袋をもらったのだが、「もうアラフォーだから」と落ち着いた感じのものをいただいた。 確かに、最近はあまり服を買わない。 平日の出勤はスーツ、職場に着いてからはジャージに着替えるので、休日か長期休みくらいしか私服を着ない。 それに大学生の頃から体型はあまり変わっていないし、物持ちがいい方なので大学生や社会人成り立ての頃に購入した服が多いのだ。 必然的に若い感じの服が増える。 いや、流行のトレンドを追っていってるわけではなく、ただ若い頃の自分の好みの服を着ているだけなのだが…。 自分が高校生の頃にはケツメイシとかKICK THE CA…

  • おしゃべりだと思われていた自分

    飲み会の話。 先日職場の方と初めて飲む機会があった。 コロナ禍と共に転勤し、初日はお誘いを期待してお弁当なしで行ったら誰からも誘われず1人でコンビニに買いに行った苦い経験もある。 なので飲み会もほとんどなかった。 なので飲み会での自分がそんなに知られていなかった?みたいなのだ。 そして飲み会の中盤で言われたのが 「メガネさん喋らないんですか?酔ってます?」 みたいな感じの言葉。 「いやいや、そんなに喋るタイプじゃないですよ」と返すも、 「いやいや、職場の方が喋ってますよ。てか職場はめっちゃ喋ってるじゃないですか」 みたいに言われるのだ。 僕は自分のことを普段の職場でも、プライベートでもそんなに…

  • ジャンプを読む娘

    娘の話。 最近6歳の娘が漫画にハマっている。 そして僕は毎週、週刊少年ジャンプを買っている。 余談だが、高校生から大学生の頃は狂ったように毎週立ち読みをしていた。 月曜はジャンプとヤングマガジンとスピリッツ 火曜はプレイボーイ 水曜はマガジンとサンダー 木曜はヤングマガジンとチャンピオン 金曜はコミックバンチとヤングアニマル それに月刊ジャンプ(後のジャンプSQ)と月刊マガジンも そして当時は立ち読みしているサラリーマンを軽蔑していた。「社会人になってもマンガ読むなよ!」や「働いてるんならそれくらい金出して買えよ!」なんて思っていた。 それが社会人になってもマンガから離れられない自分に気づいた…

  • それは本が憂鬱を呼ぶのか、それとも…

    今週のお題「やる気が出ないときの◯◯」から 僕は母親のススメで小学生の頃から村上春樹を読んでいた。特に『ねじまき鳥クロニクル』は文字通りカバーが擦り切れるほど繰り返し読んだ。 ねじまき鳥クロニクル―第1部 泥棒かささぎ編―(新潮文庫) 作者:村上春樹 新潮社 Amazon 記憶にあるのは高校生くらいからだろうか。 不定期に訪れるやる気が出ない、なにもやりたくはない憂鬱な時間。 そんなときは友だちの誘いを断り、自室で村上春樹の本を読んだ。 憂鬱だから村上春樹を読みたくなるのか それとも村上春樹の作品のもつなにかが僕を憂鬱にさせるのか…その因果関係はわからない。 それが顕著になったのは大学時代で、…

  • バンダイーッッッ!!!!

    プリキュアの話。 以前もプリキュアのおもちゃで使えるアイテムをお菓子付きやガチャガチャで売り出すバンダイの悪どさを告発した。 悪どすぎるッ…バンダイッッ!! - メガネくんのブログ 今やっているのはデリシャスパーティプリキュア、テーマは料理である。 もう一度言うがテーマは料理である。 なのに… 前回はお化粧で返信したので、コラボアイテムのリップやネイルをプリティホリックというブランドで販売していた。 Pretty Holic プリティアップリップ キュアサマー バンダイ(BANDAI) Amazon バンダイ(BANDAI) トロピカル〜ジュ!プリキュア Pretty Holic キュアコーラ…

  • もうちょっと…こう…ね…脳みそさんさ…

    記憶の話。 昔からどちらかというと記憶力は良かった方だ。 保育園のときには、ゴレンジャー的な本を読み聞かせてもらって一字一句覚えていて、母親が間違えると「違う!そこは⚫︎⚫︎!」と言って指摘したり、最終的には誦じていたそうな。 小学校からマンガ日本の歴史を読みまくって暗記していたお陰で、社会は得意科目だったし、高校生のときには、毎日の通学電車の中で、自分で学校や塾、あるいは過去問から学んだ知識を書き込んだ『書き込み教科書』を読み返していた。模試や試験のときには「あ、この問題は教科書のあそこに載っていたな」なんて思い出せる程度には日本史Bには自信があった(数学II Bには全く自信がなかったが…)…

  • 2人目、3人目の知恵袋的な(子育てメモ)

    子育てももう3人目。 学んできたことをメモメモ。 まずは夜泣き。 赤ちゃんは泣いていても、少し待てばそのまま寝入ることが多いのだ。 逆に慌てて抱っこすることで、起こしてしまうこともあるのだ。 慌ててはダメだ。脳裏で仙道が呼びかける。 1人目のときはそれを知らず、すぐに抱っこ→なかなか寝ずに(娘は寝かけのところを起こされたのだから当然なのだけど…)困っていた記憶がある。 続いてミルク。 我が家は基本母乳だったが、1人目の娘が保育園に入るときの相談会で、「ミルクを飲めるようになっておいてください」と言われてから悪戦苦闘の日々が始まった。 「飲まない…」 保育園でも全然飲まず、担任の先生と共に苦労し…

  • なんとかなるのか?!キャパオーバー

    先週は忙しかった。 具体的な内容は公の場では言えないが、 相方のお休み 外部業者との打ち合わせ、メールなどのやり取り、事務書類作成 外部機関の見学と打ち合わせ 外部有識者との打ち合わせ 事案対応2件 別部署で発生した問題に巻き込まれる などなど またプライベートなことなのだけれども 生まれたての娘のお風呂で早く帰らないといけない 結婚記念日 上の2人の子たちの耳鼻科受診 もあった こうなってくると、完全なキャパオーバー 完全に頭が回らなくなる。 報告すべきことを忘れたり、 今日が何曜日かわからなくなったり、 コーラをがぶ飲みしたり、 スマホのリマインダーに忘れずにメモしようとしたことを忘れてし…

  • きちんとしなければという呪縛を解くために

    入学式の話。 何も言わんでも ええねん 何もせんでも ええねん 笑い飛ばせば ええねん 好きにするのが ええねん 感じるだけで ええねん 気持ちよければ ええねん それでええねん それで (えー えー えー ええね) ウルフルズ『ええねん』 勤務先で3度目の入学式。 支援学校にはさまざまな子どもたちが入学してくる。 延々と下足室を走り回っている子 座り込んで動きたくないと主張する子 小学部の教室についつい入ってしまう子 周りの子が気になって関わりにいく子 大きな音が苦手な子 大勢の中に入るのが嫌な子 などなど 僕はそんな子たちをにこやかに眺める。 いつの間にか多くの子が全然違う様子に変化するの…

  • 増やせ!コマンド

    僕が出会った子どもたちの話 今うちには0歳児の娘がいる。 当たり前だけれど赤ちゃんにはなにかを伝えるために「泣く」というコマンドしか備わっていない。 うちはもう3人目なので、泣き方の感じで「オムツかな?」「おっぱいかな」「とりあえず眠くて泣いてるだけやから様子見だな」なんて区別がつくようになってきた。 DNAが同じ双子であっても、周りのちょっとした反応に応じて「生き残るため」に生存本能がその環境にとって適切と思われる行動を選択する。それが積もり積もって「個性」とか「性格」とかいうものが生まれるのだという。 その子が生き抜いていくための「コマンド」を身につけ、磨いていくのだ。 コマンドは、対応と…

  • いつそんなことをやってるんですか?

    仕事の話。 先日、職場の教科会で、転勤してからの期間で自分がつくってきた教材を紹介する場があった。 そんなことをしているのには個人的な思いがある。 これからはいろんなものをシェアする時代だし(職場に限らず広く公開してもいいんじゃないかと思う) 車輪を一から発明するのは無駄が多いと思うし(そう思いつつこだわりの車輪を作ってしまうのが自分なのだが笑) いろんな意見が改善につながるし 職場の皆さんの働き方改革にもなるし 頑張ったことを褒めて貰えるし笑 などなど おおむね好意的な意見をいただいた中で言われたのがタイトルにある「いつそんなことをやってるんですか?」である。 「空き時間です」と返答したが……

  • 僕たちがつけている見えない色眼鏡を外すために『ジェンダーと脳』

    本の感想。 『ジェンダーと脳ーー性別を超える脳の多様性(ダフナ・ジョエル/ルバ・ヴィハンスキ)』という本を読んだ。 ジェンダーと脳――性別を超える脳の多様性 作者:ダフナ・ジョエル,ルバ・ヴィハンスキ 紀伊國屋書店 Amazon 要約すると、一般的に言われている男脳/女脳というものはない。性器による外観的な違いはあるし、相対的・平均的な男性的な傾向、女性的な傾向はある。だがある日突然クリトリスがペニスに変わらないのとは違い、脳は女性的な働きが男性的な働きに変わることもあるというのだ。そして全てが男性的な、あるいは女性的な脳の持ち主など存在せず、全ての人の脳は男性的な特徴と女性的な特徴が入り混じ…

  • 自分でやってしまう病を克服したい

    仕事の話。 今の職場も3年目。 3年目ともなるといろんな仕事が降りかかってくる。 いろんな無理難題も降りてくる。 全部を自分でやりたい訳ではないのだけれど、新しい事業でどうしたらいいのか自分でもわかっていないことを人に振るのは心苦しいこともあり、ついつい自分で抱え込んでやってしまう。 あのカーネギー大先生でも人を動かすのは至難の業なのだ。 人を動かす 文庫版 作者:D・カーネギー 創元社 Amazon 人を変えるのは難しい。 人に説明する時間がもったいない。 なら自分でやる方が早いよね。 なんて思考のパターンが自分を苦しめてしまうのだ。 まるで井戸のない村に延々と水を運び続けるように。 だがし…

  • 9割9分まで寝かせるも3度の暴発によるTKO負け

    赤ちゃんの話。 先日3人目の子が生まれた。 昔とった杵柄というものなのか、オムツ替えも抱っこもお風呂も忘れていたようですぐに思い出してなんとなくできてしまう。 育児のアレコレは手続き記憶的なものなのかもしれない。 抱っこで寝かしつけるときのコツみたいなものはすでに掴んでいる。 ①肩の力を抜く(そのために適宜息を吐いて脱力を意識する) ②自分のお腹に赤ちゃんの体重をのせる ③やや膝を曲げ、上下に揺らしながら左右にも揺らす コレでしばらくすればスャスャ寝息をたててくる。 しかし油断禁物。 ここですぐにベビーベッドに置いては、背中のスイッチが押されてしまう。 そこで、 ④まずは赤ちゃんの腕や脚が脱力…

  • 「い」を30回書かせるよりも…

    宿題の話。 今年小学生に上がった甥っ子が宿題に辟易しているそうな。 担任の先生から毎日「あ」や「い」のひらがなを30回書く宿題が出されて、甥っ子は「なんでこんなんやらなあかんねん!」とおかんむり。 妹に説得されなんとかやりきって提出したプリントはすべて赤ペンで訂正されて帰ってきたそうな笑 感謝の正拳突きみたいと思ってしまった。 集団を指導する大変さや宿題を用意してチェックする大変さがあるのは百も承知だ。 けれども、やり方を変えるだけでもっと面白くなるのに…なんて考えてしまう。 その宿題のねらいがなにかまでは知らないのだけれども、 ⚫︎丁寧に書くことが目的なら 廊下にクラス分を掲示して1番丁寧な…

  • ミルクスモモキャンディ

    キャンディの話。 みなさんは『エルマーのぼうけん』という本を読んだことがあるだろうか。 エルマーのぼうけん 作者:ルース・スタイルス・ガネット 福音館書店 Amazon エルマーがどうぶつ島にとらわれたりゅうの子を助け出す冒険にでかけるアレだ。 本好きな母親のもとで育ったぼくは、児童文学の金字塔の1つであるこの本を御多分にもれず買ってもらい何度も読み返した。 (『モモ』や『ネバーエンディングストーリー』はあったのに、『ナルニア国』はないのがうちの母親のチョイスだ) その本を読むべきタイミング - メガネくんのブログ この冒険ででエルマーが持っていく荷物の中に「2ダースの桃色の棒付きキャンデー」…

  • 感謝の気持ちの芽生えとは

    感謝について。 「感謝の気持ちを忘れずに」 なんて言葉はよく耳にする。 でも順番が逆なんじゃないかなとふと思う。 「ありがとう」を言わせるから感謝の気持ちが育つんじゃなくて、 「ありがとう」に「どういたしました」と感謝の気持ちが返ってくるのを感じるからこそ、感謝の気持ちが芽生えるのではないのかなと。 「情けは人のためならず」という言葉がある 「情けをかけるのは人のためではなく、後々の自分にいいことが巡ってくるため」という意味だ。 打算的なようなその意味は、初めて聞いたときにはちょっと嫌な感じがした。 でも考えてみれば、 情けをかける ↓ 自分にいいことがある ↓ 情けをかけることがいいことだと…

  • 子どもの心を忘れない

    子育ての話 テレビ見過ぎ! ゲームやりすぎ! 遊んだら片付ける! 早く寝る! 好き嫌いせず食べる! 親の立場で子どもたちに注意する。 そんな場面は日常茶飯事だ。 もちろん子どもが憎くて注意するわけではない。 子どものためを思っての注意だ。 でも、ふと我にかえる。 そういえばテレビがついていたら何を言われても聞かずに夢中で観ていたな(これは妻もそうだったみたいで実家で指摘されていた)。 ゲームは「やめなさい」「終わりなさい」と口うるさく注意されるから、布団に潜り込んで寝たふりしてから、隠れてゲームボーイをやっていたな… 夜中にテレビにイヤホンをつけて真っ暗な中でプレステをしていたのを父親に見つか…

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