たかがアタッチメント、されどアタッチメント
本の感想。 ランキング参加中読書 『入門 アタッチメント理論(遠藤利彦)』という本を読んだ。 入門アタッチメント理論---臨床・実践への架け橋 日本評論社 Amazon 日本語では「愛着」と翻訳されているが、アタッチメントそれ自体は「接触」という意味でしかない。それに母子や乳幼児期に限定されるものではない。 「愛着」という翻訳は母子による育児を連想してしまうので用語としては適当ではないように思う。それに日常的に耳にするようになった「愛着障がい」という言葉は、アタッチメントという視点から考えると過大評価されているのではないかと思ってしまう。 恐怖を呼び起こす場面に直面したり不安を感じたりした子ど…
2024/06/22 08:43