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ブログタイトル
ルーの怪談シリーズ~意味が分かると怖い話~
ブログURL
https://s01ei1.hatenablog.com/
ブログ紹介文
はじめまして、わたしの名前はルー。 10歳の女の子だよ。 今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。
更新頻度(1年)

64回 / 365日(平均1.2回/週)

ブログ村参加:2019/10/02

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soleilさん
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ルーの怪談シリーズ~意味が分かると怖い話~
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soleilさんの新着記事

1件〜30件

  • 『ママ』

    怖い話しよっか。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆「ママ、はいこれ!」「まあ……綺麗な花かんむり。ゆきこちゃんが作ったの?」「そうだよ!きょうはママの誕生日でしょ?だからプレゼント」「ありがとう……大切にするわ。ゆきこちゃんは昔から器用ねぇ」「えへへ。裏山にたくさんお花が咲いてる場所があってね。すごく綺麗だったから、ママへのプレゼントに使おうって思ったの。今度、そこにも一緒に行こうよ!」「ええ、そうね。ゆきこちゃんは足が悪いし、次は必ず私も一緒に行くわ」「大丈夫だよ?ゆきこ、杖もってるから」「それでも心配よ。もし徘徊したまま帰ってこられなくなったら……」「……ママ?」「い、いえ。何でもないわ」「ふふ。ママ、…

  • 子供たちが恐怖の世界に迷い込むホラー映画おすすめ7選

    こんにちは、ルーだよ。今日はもうすぐこどもの日ってことで、「子ども」をテーマにしたホラー映画を7つ紹介するよ!無邪気な子供たちが想像を絶する恐怖に出会ってしまう映画や、子供とは思えないおぞましい子供に戦慄させられる映画などなど、ホラー映画として完成度が高いだけじゃなく、親子の愛情や、子供視点ならではのワクワク感を楽しめるものもあるよ。 1「スケアリーストーリーズ 怖い本」 次の主人公【ぎせいしゃ】は、あなた。 作家志望の少女ステラはある日、友達たちと訪れた幽霊屋敷で、一冊の本を拾う。「スケアリーストーリーズ」と題されたそれは、現実の人間を主人公(犠牲者)に、ひとりでに物語を紡ぐ恐怖の本だった。…

  • 『未来予知』

    意味が分かると怖い話しよっか。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「私さー、未来予知できるんだ」クラスメイトで友達の色葉にいきなり言われ、陽菜は面食らった。「何変なこと……」「ホントだよ。次の授業、国語のテスト返しだよね。陽菜の点数は72点だよ」そう言って色葉は自分の席に戻った。国語担当の山谷先生は先月、肺炎を移されて亡くなっていた。教頭先生に無理やり飲みに連れて行かれた1週間後だった。なので、代わりに陽菜達の担任の先生が国語の答案を返した。陽菜が自分の答案を見ると、色葉の言ったとおり72点。「ね?ホントだったでしょ」休み時間、陽菜の机に肘をついた色葉がしたり顔で言う。「いや、たまたまでしょ。てか急に何言い…

  • 『ずっと雨が降っている。』

    怖い話しよっか。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ずっと雨が降っている。ずっと昔、わたしは小さな屋根裏に押し込まれて、そのままここで暮らしてる。屋根に一番近いここは、雨の音がよく聴こえる。パタパタ……バタバタバタバタ……最初は大きな音がこわくて、でも次第に慣れていった。今度はうるさいと思うようになって、それにもやがて慣れていった。それくらい、長いあいだここに居た。雨はきらい。雨の音は、わたしがここでひとりぼっちな現実を突きつけてくる。「わたしはどうして、ここに居るんだろう」自由になりたい。外に出たい。明るい太陽の光を見たいの。雨が多いこの辺じゃ無理かもしれないから、遠くの、天気のいい場所を探しに行く。「行…

  • 『終わらない呪いの歌』

    意味が分かると怖い話しよっか。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆「あれ、聞こえない」3ヶ月しか使ってないイヤホンが、壊れて片方聞こえなくなってしまった。「まあコレ安物だしな…」諦めて片方だけ耳にかけて使う。バイトの給料入ったら買い換えよう。自分の部屋で音楽を聞いていた俺の元に、電話がかかってきた。「はい」『あ、悠斗?』「おう秀幸。何?」『……お前、音楽聴くの好きだよな』「おう!唯一の趣味だからな」『スッゲェおすすめの曲があるんだけど、聴く?』「ほんと?聴く聴く。教えて!」『サイトのURL送るから、そっからダウンロードして聴いて』「サンキュー」大学の友人の秀幸に言われて、俺はそのサイトを開いた。「曲のタイトル…

  • 『お面』

    怖い話しよっか。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆「着物の女の子?」中学生の紗和は、学校帰りに友達の良佳と話していた。「うん。あそこのお寺にいつもいるんだって。ここら辺じゃ見かけない子。でね、その子、いつもお面をつけてるらしいの」「何か気味悪いね」「……ちょっと見てみたいと思わない?」「………。暇だもんね」非常に些細な好奇心で、2人はお寺に向かった。「あ、いた」赤い着物を着た5歳くらいの少女が、本堂にちょんと腰掛けていた顔には確かに、黒と赤の奇妙なお面をつけている。「よし。じゃ行こっか」「え?何しに行くの」「何って……紗和も見たいって言ったじゃん。お面の下の顔」「そっち?」「何か怪談みたいでドキドキする」「…

  • 『怪我の報告』

    わたしの名前はルー。 今日は、わたしの知っている怖いお話を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆考えたことはあるだろうか。何気なくTVをつけると流れる朝のニュース。出演しているキャスターは、何時に家を出ている?「行ってきます」新人アナウンサーの明日美は、玄関を出る前に一応声をかけた。返事はない。当たり前だ。シングルマザーなので、この家には自分の他に、小1になったばかりの娘の今日子しかいない。そして、現在時刻は午前2:00。「まぁ寝てるよね……」『自分もまだ寝てたい』と頭の隅で思いながら、玄関の戸を閉め、タクシーで現場に向かう。約40分後に放送局に到着し、そこから一時間かけて今日の放送の打ち合わ…

  • 『扉』

    わたしの名前はルー。 今日は、わたしの知っている怖いお話を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆「ここから出たい」それ以外に思考できなくなっていた。四方をコンクリートの壁に囲まれた暗い独房。寝床やトイレはおろか、窓や通気口さえもないのだから、殺風景どころの騒ぎじゃない。今は第二次世界大戦の最中。東側諸国陸軍の主戦力だった俺は、一週間前、下手を打って西側の奴らに捕まった。捕虜となった俺が連れて来られたのは、このコンクリート製の独房。ここには、生活する為の物が何もなかった。いや、厳密にはほんの僅かな食料がある。ここへ来て最初の数日、敵の兵士が一日一度、少量の食料をこの部屋へ運んで来てくれていた。そ…

  • 『意識不明の少年』

    わたしの名前はルー。 今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ジェニーの息子のベンはある日、交通事故で全身不随の怪我を負った。 「意識はまだ戻っていません。 しかし、意識が戻ったとしても、自分で動けるようになるかどうか……」 医者はそう言った。 「大丈夫。ベンはすぐに目を覚まして、動けるようにもなるわ」 ジェニーは自分にそう言い聞かせ、病室で植物人間となったベンの世話をした。 しかしそんな思いも虚しく、ベンが目を覚まさないまま半年の月日が流れた。 「そんな……まさか、一生このままだっていうの?」 ジェニーは急に不安になった。 運動神経がよく…

  • 『ようこそ』

    わたしの名前はルー。 今日は、わたしの知っている怖いお話を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ アンジーは高校からの友達のテレサと2人でクリスマスパーティをした。 「クリスマスに女2人だなんて泣けるわ」 「仕方ないわよ、他の友達はみんなお相手がいるもの。 いい加減、私達もいいパートナーを見つけないとね」 2人は持ち寄った料理を食べながらそんなおしゃべりをした。 「ねぇテレサ、何か面白い話でもしてよ」 「そうね……」 テレサは少し考えて言った。 「じゃあ、エイズメアリーって知ってる?」 「エイズ……?何それ」 テレサは話し始めた。 「都市伝説みたいなものよ。 ある国を訪れた男性が、行きずりの女…

  • 『シチュー』

    わたしの名前はルー。 今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ユキの家の近くにあるレストランは、シチューが絶品なことで有名だ。 レストランに来る人のほとんどがシチューを注文するほどだった。 ユキもそのシチューがお気に入りで、高校の帰りによく友達とそのお店に寄り道して食べていた。 ある日、ユキがいつものようにそのお店でシチューを食べていると、 近くの席に座っている男性が、シチューを食べるユキをうらやましそうに見つめていた。 「なんか、そんなに見られると食べづらいな……」 その男性は自分ではシチューを頼まず、他の料理を食べていた。 その男性はお…

  • 『どうして分かったの?』

    わたしの名前はルー。 今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ハナは、友達のトオル、セツナの2人に話をしていた。 「今から怖い話するね。 あるホームページで、怪我をした動物のための寄付を募っているものがあったの。 そのページには、傷だらけで今にも死にそうな犬や猫の写真が載せられてて、見た人は不安になったんだけど、 その動物たちが次第に回復していく写真も順を追って載ってたから、 みんな安心して、そのホームページで寄付をしたの。でもね……」 そこで、セツナが口を挟んだ。 「あ!それ分かる。 実は写真は日付が逆になってて、 次第に回復したと見せか…

  • 『マトリョーシカ(絶望の結末)』

    リビングからニュースを伝える声が聞こえてきた。 『世界的な食糧危機の影響により、政府は市民の食料の購入を制限し、 食料を全て配給制にする方針を固めました』 シェイラのお父さんとお母さんは、不安そうに顔を見合わせた。 「食糧危機の話は聞いてたけど、こんな事になるなんて……」 「買い物ができないってこと?配給って、十分にもらえるのかしら……」 2人の様子を見てシェイラも心配になったが、 数日後、政府から届いたダンボール箱を見て、少し安心した。 大きくて重いダンボール箱が、10箱も届いたからだ。 ひと箱めを開けてみると、パンや肉、野菜、果物がたくさん入っている。 「これだけ食料があれば、買えなくても…

  • 『マトリョーシカ』

    わたしの名前はルー。 今日は、わたしの知っている怖いお話を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 人形の中の人形の中に、また人形。 「ふふ、これ面白いかも」 シェイラは、お父さんからもらったマトリョーシカという人形で遊んでいた。 外側の人形は大きいけれど、中にいくほど人形はどんどん小さくなっていく。 『「マトリョーシカ」には、「お母さん」という意味があるんだよ』 人形をくれた時、お父さんはそう言っていた。 シェイラは一番最後の人形を取り出した。シェイラの小指くらいの大きさだったが、 中が空洞になっていて、一応、入れ物として使えるみたいだ。 「こんなの、よっぽど小さいものしか入らないじゃない」 …

  • 『マトリョーシカ(残酷な結末)』

    リビングからニュースを伝える声が聞こえてきた。 『妊婦のナターリヤ・キルホフさんを殺害し逃走していた犯人がたった今逮捕されました』 「え……ナターリヤ・キルホフ?」 シェイラのお母さんの名前だった。 お母さんが殺害された……? ニュースの声が続ける。 『逮捕されたのはナターリヤさんの夫のアーノルド・キルホフ容疑者であり、 遺体の場所について、 「娘にあげたら喜んでいた」などと意味不明な供述をしているとの事です』 シェイラは困惑した。 お父さんがお母さんを殺した? そんなわけない。 お父さんは優しいお父さんだもん。さっきだって、 私にお土産の人形をくれて…… シェイラは、自分の手の中にある人形を…

  • 『人工製雨機』

    わたしの名前はルー。 今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「……あ、雨!」 ナンシーは空を見上げて微笑んだ。 科学の発展により、人工的に雨を降らせることのできる機械が発明された。 その名も人工製雨機。 ケースの中に水を入れてセットすれば、それを特定の地域で空から降らせることができる。 この機械は干ばつの多い地域に導入され、多くの人々を水不足から救った。 ナンシーの住む地域もその一つだ。 「お母さんやったね!これで今年も、飲み水や作物に困らなくて済むね」 「ええ。それも、 人工製雨機の操縦者として働いてくれているお父さんのおかげだわ」 灰…

  • 『黄色い液体』

    わたしの名前はルー。 今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 今回のお話はちょっと長いよ! ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ フィオナが目を覚ますと、見知らぬ部屋にいた。 「どこ……?」 一台のベッドとテーブルがあるだけの殺風景な部屋。 頭にもやがかかったようで、どうやってここへ来たのか覚えていない。 ふと、自分の服がコーンスープのような黄色い液体にまみれているのに気がついた。 「やだ、何これ……」 お気に入りの服だったのに。 いや、そんな場合じゃない。とにかくここから出て、家に帰らないと。 フィオナは、その部屋に固定電話があるのに気づき、 警察の番号へ電話をかけた。 『フ…

  • 『宇宙人に出会った話』

    わたしの名前はルー。 今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげる。 今日のお話はちょっと長いよ! ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「うわっ」 何か轢いた。 学校の帰り道、自転車を漕いでいたサトルは、 道端にうずくまっている変な生き物にぶつかってしまった。 見ると、一見人間のような見た目をしているが、 手足はありえないほど細く、瞳は今にも飛び出しそうなほどギョロリとしている。 皮膚は青白く、頭には髪の毛が一本も生えていない。 「何だこれ……?」 奇妙に思い、サトルが近づくと、 『宇宙人じゃよ』 生き物が喋った。 「わっ」 『全く、地球人は外部の者に対する礼儀も知らんのか』 宇宙人と…

  • 『略称』

    わたしの名前はルー。 今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ チエリの弟のツトムには、小さい頃から変わった癖がある。 それは、家族を「略称で呼ぶ」というものだ。 例えば、母さんは「かあさん」→「かん」 父さんは「とうさん」→「とん」 チエリのことは「ねえさん」→「ねん」 と呼んでいた。 なぜそんな呼び方をするのかとツトムに聞いたところ、 「全部言うのが面倒くさいから」だそうだ。 最初はなんて変な癖だと家族全員が思ったが、 次第に「面倒くさがりなツトムらしいな」と、かえって愛嬌があるように感じてきた。 なので今では家族の誰も、ツトムのその「変…

  • 『庭の馬』

    わたしの名前はルー。 今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ カールの友人のダドリーは大規模農園の経営者をしており、 大金持ちとは言わないまでも、かなり裕福だった。 ダドリーはある日、一緒にお酒を飲もうとカールを家に招いた。 外観のいい大きな家の庭には馬が2頭、柵で囲まれていた。 応接室に案内され、黒人の召使い数人がカール達にお酒と食事を運んでくれた。 カールはこの日、とある算段をしていた。 それは、羽振りのいい友人であるダドリーに、自分の飼っている乳牛を買ってもらう事だ。 お酒の席でダドリーの気分がいい時を狙い、ビジネスを持ちかけようとい…

  • 『主人公』

    わたしの名前はルー。 今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆あたし、ラッタ。 あたしは、とある物語の主人公。 平和な国の平和な町で、やさしいお父さんとお母さんに育てられて、 毎日、大好きな友だちと一緒に遊ぶ。 そんなしあわせな物語。 けれど、「作者」っていう人が物語を書くペンを止めると、 あたしたちの時間もそこで止まる。 そして「作者」が続きを書きはじめると、 また、あたしたちの時間は動くの。 自分が物語の登場人物だって気づいてから、あたしには、 たくさんの人が本のページをめくって、あたしたちの物語を見ているのもわかるようになった。 あたし…

  • 『話しかけないで』

    わたしの名前はルー。 今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ アレックスは友人のダミアンに愚痴を言った。 「俺、毎日5時間は高速バスに乗るんだけどさ。 その途中、いっつも知り合いのおばあさんが俺に話しかけてくるんだ。 話しかけないでくれって言っても聞いてくれないし。ほんと迷惑だよ」 ダミアンはたしなめるように言った。 「それはちょっと酷いんじゃないか? 知らない人ならまだしも、 知り合いが話しかけてくれてるのに、邪険にするのは良くないよ」 「え......そうかな? 分かった。次からちゃんと話すようにする」 翌日、アレックスの乗ったバスは事…

  • 『裏切り者に死を』

    わたしの名前はルー。 今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 人気俳優のフョードルの浮気報道に、彼のファンであるマリヤはショックを受けた。 演技の実力はもちろん、仕事と家庭への思いやりを両立させる理想の父として有名だった彼が、 まさか妻や子を裏切る真似をするなんて。 部外者の自分が、他人であるフョードルの浮気に気をもんだ所で、何も出来ないのは分かっている。 しかし一人のファンとして、マリヤは悲しくなった。 部屋で一人沈んでいると、友人のリアナから電話がかかってきた。 「フョードル、浮気してたってね」 リアナは言った。 「ええ、本当にショック…

  • 『画面の向こう側』

    わたしの名前はルー。 今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ シンディは友人のキャシーとパソコンの画面越しにお喋りをしていた。 手元にはお酒やおつまみ。いわゆるオンライン飲み会だ。 よく「オンライン飲み会って楽しいの?」なんて言われるが、 自宅でリラックスしながら離れた場所にいる友人と楽しくお喋りできるので、 シンディ達はわりとこれが気に入っていた。 「それにしてもキャシー、ちょっと飲み過ぎじゃない?」 「あはは、良いじゃない。ストレス発散よ」 会話もはずみお酒も進んでいた頃、 突然、シンディのパソコン画面が動かなくなった。 画面に映るキャ…

  • 『ディーナの夢』

    わたしの名前はルー。 今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ シモンとディーナは、同じ病院の、同じ病室に入院している、小学生の男の子と女の子。 それぞれ病気にかかり、長い間ずっと一緒の部屋にいた。 同い年の2人はすぐに仲良くなり、やがて、なんでも話し合える親友になった。 ディーナは、毎朝起きると、シモンにその日見た夢の話をするのだった。 お城のお姫様になって、素敵な王子さまにプロポーズされる夢。 世界中を旅してまわる夢。 あこがれのTVスターと握手をする夢。 夢の話をするディーナは本当に楽しそうで、 シモンは、そんなディーナの話を聞くのが好…

  • 『いじめ』

    わたしの名前はルー。 今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ レイコは最近、娘のミナの成績が心配だった。 小学校の低学年までは、学年で一番成績が良かったミナだけど、 どうも最近、勉強に集中出来ないみたいで、成績が下がってきていた。 何度訳を訊いても、ミナは何も答えない。 勉強が嫌いというわけではないのに、一体どうしたのだろう。 レイコは買い物帰りの道を歩きながら考えていた。 道端で遊んでいたわたしは、レイコが通りかかったので教えてあげた。 「ねぇ、ミナが誰かにいじめられてないか、確認した方がいいよ。」 突然声をかけられ、驚くレイコ。 「あな…

  • 『学校に通えない子ども達』

    わたしの名前はルー。 今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ リンマは、SNSを通じてボランティアをしている。 貧しい国の学校に通えない子ども達のために、 お金や衣類の寄付を集めたり、署名を募ったりするのが主な活動内容だ。 「学校に通えない子どもを1人でも減らすために、私にできることをしたいです」 リンマはそう言っていた。 そんなある日、「キフォー」というアカウントが、リンマの活動を支援してもいいかとメッセージを送ってきた。 リンマはお礼を伝え、活動への参加方法を教えた。 数日後、アフリカ大陸のある国で大量虐殺が起きた。 殺されたのは貧しい…

  • 『大繁盛のスーパー』

    わたしの名前はルー。 今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ あるところに、とても繁盛しているスーパーがあった。 そのスーパーのレジ係は非常に手際がよく優秀で、 いつも人で大賑わいのスーパーなのに、レジが滞ることは一切なかった。 しかし、その中で特に優秀なレジ係のマリッサのレジカウンターに、 変な客がやって来るようになった。 その客は、レジでの全ての動作がとにかくモタモタしていた。 前の客の清算が終わってもなかなか買い物かごをレジに置かない、 商品をスキャンする直前で「やっぱりこれは買わない」といくつかの商品を棚へ戻しに行く、 「小銭を出さ…

  • 『家がおかしい』

    わたしの名前はルー。 今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ガタガタという音と揺れで目を覚ます。 「またか……」 布団から上体を起こし、トモハルは地震情報を一応スマホで確認するが、 日本のどこでも地震など起きていない。 そう、この家だけだ。 毎日毎日、真夜中に激しい揺れに襲われるのも、 食器がひとりでに棚から落ちたり、水道の水が勝手に流れたり、畳んでおいた衣類がめちゃくちゃになっているのも、 全部この家に来てからだ! トモハルは訳あって最近この一軒家に一人で越して来た。 そしてそれからというもの、ずっとこのポルターガイストのような現象に頭…

  • 『ロボット掃除機』

    わたしの名前はルー。 今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ サユリはロボット掃除機を買った。 円盤型で床を自動で動き回りゴミを吸いこんでくれる例のアレだ。 今までは部屋を掃除するときは手動で掃除機をかけていたが、 ロボット掃除機ならボタン一つで勝手に床掃除をしてくれる。 しかもサユリが買ったのは最新式のもので、 動き回れる範囲も広く、容量も大きい優れもの。 おかげで掃除がとても楽になり、サユリは満足していた。 そんなある日、 サユリが会社から帰宅すると、ロボット掃除機が床を動き回っていた。 どうやら電源をつけっぱなしで出かけてしまったらし…

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