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埋もれ木図書館 https://hanairoribon.hatenablog.com/

三度の飯より漫画・本が好きの文字通り趣味が読書の管理人です。 流行りのものから名作まで、好きな作品を書き散らします。 新規分野を開拓したい方の参考になれば、嬉しいです。

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2019/09/25

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  • 「おさんぽマスターズ」(須藤真澄著 KADOKAWA)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「おさんぽマスターズ」(須藤真澄著 KADOKAWA) (作品紹介) ルポ漫画「おさんぽ大王」完結から17年。 なんとあの、おさんぽ企画が令和の現代に復活。 須藤真澄先生と担当(主にO村氏)とで行く、埼玉中心おさんぽ紀行漫画。 (感想) 皆様どうも、「ノスタル爺」の管理人です。 狙ったわけではないですが、本日紹介するのは17年前に一度完結したエッセイコミックス、「おさんぽ大王」のおさんぽ企画が復活した漫画「おさんぽマスターズ」。 実は管理人、リアル連載は知らずに追っかけていなかったけれど、文庫版「おさんぽ大王」は一時期どハマりしていて、よく読んでいました。…

  • 「カレー沢薫の廃人日記~オタク沼地獄~」オタクに卒業という概念はない。(カレー沢薫著 幻冬舎plus)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介するコラム) 「カレー沢薫の廃人日記~オタク沼地獄~」オタクに卒業という概念はない。(カレー沢薫著 幻冬舎plus) (作品紹介) 幻冬舎plusで、半月に一度連載されている当ブログ紹介ではお馴染みカレー沢薫先生のコラム。 (感想) 今更な気もしますが、当ブログでは管理人の心の琴線に触れた漫画・本を中心に誰に頼まれたでもなく、勝手に紹介しています。 紙ベースの漫画紹介が多いのですが、「これは紹介せずにいられるか!」と思った時はまだ単行本に掲載されていない状態のものも紹介しています。 今日のコラムはその代表例とも言えるでしょう。 カレー沢薫先生のコラムは定期的にいろいろ…

  • 「マロニエ王国の七人の騎士」月刊フラワーズ2021 4月号 ネタバレ感想

    ※ネタバレ注意 今日は何の日、月刊フラワーズの発売日。 今月号は「ミステリと言う勿れ」お休みなんで、こちらで定番の前振り書かせて頂きました。 レッツ本編。 (月刊フラワーズ表紙感想) おおーー。 全国のハラペコ×コレットファンの皆様お待たせしました。 4月号の表紙はツーショットだよ。ツーショット。 これまで月刊フラワーズの表紙では眠くない×エリー、獣使い×シロネン(鳥バージョン)ときましたが、ここに来てハラペコ×コレットがとうとう表紙を飾りました(獣使いとドラえもんのコラボバージョンはカウントしない)。 この二人のツーショットを見れたことは、純粋に嬉しいです。 やっぱりこうでなくちゃと興奮して…

  • 「ブルーピリオド」アフタヌーン4月号(2021年)ネタバレ感想

    今日は何の日、月刊アフタヌーンの発売日 (本編感想) 八虎と世田介、渋谷をオールで過ごす。 以上。 今月号一体八虎に何があったのかを一言でいうとこういう話なんですが、 管理人としては、今月号は「大学生活」を的確に表しているなと思いました。 作中でハッキリそう名言されている訳ではないですが、 「お金がない」 「時間はある」 「勉強が本分」 これらを本編では 画材を買うお金がままならなくて(また画材がべらぼうに高い)バイトするかどうか悩む、 世田介と渋谷でオールで過ごす、 人付き合いもそこそこに真剣に課題に取り組む(勉強する)。 といった内容で表しています。 発売された令和3年2月25日現在、丁度…

  • 「メダリスト」2巻(つるまいかだ著 講談社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「メダリスト」2巻(つるまいかだ著 講談社) (作品紹介) フィギュアスケートで、オリンピックを目指す、結束いのりと彼女の才能にほれ込んだ司コーチとの二人三脚の、熱いフィギュアスケート物語第二弾。 (2巻感想) 舞台がフィギュアスケートなので、やはり自然と経済的に余裕のある子どもが多くなりますよねー(習い事はフィギュアスケートに限らずお金かかりますからね)。 主人公いのりの姉がカナダに留学していたとは。すげえな結束家。 閑話休題 話は、名港杯初級大会がメインとなっています。 いのりを心配する母親と、心配されていることをひしひしと感じる主人公いのり。 「私は…

  • 「インハンド」5巻(朱戸アオ著 講談社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「インハンド」5巻(朱戸アオ著 講談社) (作品紹介)天才科学者・紐倉の過去が遂に解き明かされる! インハンド、完結編。 (5巻感想) これにて、「インハンド」完結。 4巻までで一区切りと思ってたら、5巻で完結。 5巻ほぼ丸々紐倉の過去話になるので、高家や潤月の話は出ずに終わりました(登場はする)。 高家はまあ、もういい年したいい大人なので特に補足はいらないですが、潤月についてはもう少しその後が言及されててもいいかと思いましたが、いかんせん尺が足りなかった模様。 実はこの5巻、ほぼ紐倉の過去物語だけなので、1~4巻の内容を知らない初見さんでも読むことが可能…

  • 「夜廻り猫」第680話 時がある(深谷かほる著 コミックモアイ)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「夜廻り猫」第680話 時がある(深谷かほる著 コミックモアイ) (作品紹介) 今日も誰かが泣いている… 世廻りする猫遠藤が、心を癒す8コマ漫画。 (感想) 2月22日の今日は「猫の日」。 「ニャンニャンニャン」の語呂合わせ。 となれば、今日紹介するのは猫マンガがいいかなーと。 猫マンガと言えば、やっぱり「夜廻り猫」 ちなみに、令和3年2月22日は月曜日なので今日も新作が更新されています。 本当は、今日更新された漫画を紹介するのが一番タイムリーなんでしょうが、管理人の心に刺さったのは、その前に更新されていたこの話です。 涙の匂いを嗅ぎつけて遠藤が向かった先…

  • 「紛争でしたら八田まで」4巻(田素弘著 講談社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「紛争でしたら八田まで」4巻(田素弘著 講談社) (作品紹介) 地政学リスクコンサルタント八田百合が、世界の紛争問題に今日も行く! 令和3年2月現在最新刊。 (4巻感想) インド編終了。 根本的な解決には至ってはいませんが、取りあえず、依頼はコンプリートしました。 毒を以て毒を制す、はこの場合確かに妥当な解決法だと思います。 ディリップの父親が選んだ最後の選択はカッコいいですね。 これまでの古い因習に囚われていたことを恥じるだけでなく、今まで縁もゆかりもなかった新天地に向かって新しい人生を生きる事を選択。 恥じるだけなら出来るけれど、実際新しい生き方に実際…

  • 「紛争でしたら八田まで」3巻(田素弘著 講談社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「紛争でしたら八田まで」3巻(田素弘著 講談社) (作品紹介) 「八田のチセイにおまかせを」でお馴染みの、 世界を股に駆け巡る地政学リスクコンサルタント八田百合の活動劇第三弾。 (3巻感想) 思ったより早い登場でした、主人公八田百合の故郷、そして妹&母方の祖母。 妹幸の友達からの依頼は他の紛争と比べれば平和でしたが、やはり八田百合には紛争がどこでもついて回る、まるで名探偵コナン状態です。 本編に関係ありませんが、妹も母方の祖母も美人で、八田家一族は顔面偏差値がかなり高いです(ちなみにその後のインド編で八田百合が回想するシーンで出てくる母親も美人)。 3巻で…

  • 「紛争でしたら八田まで」2巻(田素弘著 講談社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「紛争でしたら八田まで」2巻(田素弘著 講談社) (作品紹介) 地政学リスクコンサルタント八田百合が、警察が介入しにくい紛争を解決する漫画第弾! (2巻感想) 「八田のチセイにおまかせを」でお馴染みの「紛争でしたら八田まで」。 知性という割に、2巻冒頭では銃撃戦が始まります。 知性というより暴力の世界です。 しかも負傷者も出てるし! かなりマジな方の暴力の世界です。 1巻のタンザニア編が終了すると「川口さんの世界ポイント」として、八田百合が行った国についての紹介文が1ページあります。 学習漫画としての機能がますます上がっています(国はこちらで選べないけれど…

  • 「紛争でしたら八田まで」1巻(田素弘著 講談社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「紛争でしたら八田まで」1巻(田素弘著 講談社) (作品紹介) 地政学リスクコンサルタント、八田百合による紛争解決漫画。 決め台詞は 「八田のチセイにおまかせを」 (感想) 良い子と良い大人のみんな、 世界情勢と地理の勉強の始まりだ! 漫画でストーリーを追いつつ、世界情勢と地理の勉強が出来る最適の一冊です。 古典的な例でいえば「あさきゆめみし」で源氏物語を覚えるように漫画で学ぶというのは使える手だと管理人は思っています。 唯一の難点を言えば、ストーリー上各々知りたい国を自分で好きに選択できないところでしょうか。 こればかりは、八田さんが引き受ける依頼に任せ…

  • 「僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版」(瀧本哲史著 講談社文庫)

    ※ネタバレ注意 (本日おススメする本) 「僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版」(瀧本哲史著 講談社文庫) (作品紹介) 非情で残酷な日本社会で、20代が生き残るための思考法とは何か? 2012年度ビジネス書大賞の名著をエッセンシャル版にして文庫化 (感想) 2012年度ビジネス書大賞を獲得した本なので、5章のマーケットについての例えが時代を感じるのはご容赦願いたいです。 もし筆者がご存命でしたら、書き換えていたかもしれないなあと管理人勝手に想像。 それ以外を除けば、10年近く経った2021年の今でも充分通用する内容です。 管理人個人としては、安易に「○○すれば大丈夫」と勧めなかったこ…

  • 「デッドミート・パラドクス」(金田サト著 講談社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「デッドミート・パラドクス」(金田サト著 講談社) (作品紹介) 死後30日以内に突如復活する病気/患者を「ゾンビ」と呼ぶ。 そんな、「ゾンビ」と人間が住むオーランド帝国で、弁護士として働くゴールドと、弟でありゾンビであるシルバー。 そんな兄弟の元にある日墓場で一人のゾンビと出会い… (感想) 1話完結の短編。一冊で本当に終わってしまうので、続き物がイヤという人にはおススメです。 「ゾンビ」というと、ホラーやパニック映画にお馴染みの登場人物ですが、 ゾンビ×法廷漫画 という異色のコラボ漫画です。 ゾンビのゾンビらしい傾向(人を襲う)を残しつつも、ホラーやパ…

  • 「プラタナスの実」1巻(東元俊哉著 小学館)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「プラタナスの実」1巻(東元俊哉著 小学館) (作品紹介) 「子どもが好き」だけでは戦えない “心のコスパが悪い”医療現場に向き合う、主人公小児科医・鈴懸真心 彼を中心に語られる、現代の小児科医医療の物語。 (感想) のっけから、めちゃくちゃ怪しいYouTuberとして登場する主人公鈴懸真心。 登録者数とか再生回数とか、ある意味物凄くリアルに描かれていて、笑い、ではなく涙を誘いました。マジでリアルすぎる…!! 病院から呼び出されて一転、怪しいYouTuberは小児科医(1巻ではアルバイト)として華麗に変身します(オフの姿が人気ピアニストでないところが悲しい…

  • 「鴨乃橋ロンの禁断推理」1巻(天野明著 集英社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「鴨乃橋ロンの禁断推理」1巻(天野明著 集英社) 昨日といい、今日といい、管理人は集英社推しか…。 (作品紹介) かつて探偵養成学校BLUEで天才と呼ばれた鴨乃橋ロン。 事件解決率100%、犯人検挙率0%。探偵界を追われた訳アリ探偵鴨乃橋ロンと、間抜けで正義感の強い捜査一課の刑事一色都々丸とバディを組んで、事件を解き明かす! (感想) 美形探偵キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 感想の第一声です。 表紙のイケメンこそ、鴨乃橋ロンです。 性格はイケメンじゃないけれど、見た目はイケメンです。 都々丸こと、トトの先輩である雨宮先輩も一目惚れする程のイケメンです。…

  • 「ドラフトキング」1巻(クロマツテツロウ著 集英社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「ドラフトキング」1巻(クロマツテツロウ著 集英社) (作品紹介) 並外れた眼力を持つ、その名も郷原眼力(オーラ)。その年のナンバーワンの野球選手、ドラフトキングの獲得を目指す、プロ野球スカウトたちの物語開幕。 (感想) 1巻の表紙にある無精ひげのオッサンの名前が眼力と書いてオーラって…。 メッチャキラキラネーム。 でも、年代的にもう、キラキラネームありそうだもんなあ…。 無精ひげ面のオッサンでも。 とまあ、無精ひげのおっさんことオーラさんと、元プロ野球選手で現在スカウト部の新人である神木を中心に展開するスカウト漫画。 プロ野球が舞台となっていますが、主人…

  • 「満州アヘンスクワッド」3巻(原作:門馬司 漫画:鹿子 講談社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「満州アヘンスクワッド」3巻(原作:門馬司 漫画:鹿子 講談社) (作品紹介) アヘンを宣伝すべく大都市新京へ移動した一行。 そこで、満州の大女優・李姚莉の逃亡に遭遇。 勇は彼女の逃亡に手助けをすることを決めるが… (3巻感想) 生ぬるい漫画紹介に飽きた諸君、待たせたな! アヘン売人一行譚の続きが発売されたぞ。 ちなみにここら辺から1・2巻を読まないと何を描いているのか、展開が全くついていけなくなります。 3巻を読むなら、基礎知識として1・2巻は必ず読んでおきましょう。 大女優の逃亡とアヘン販売の足掛かりの二つの展開を追いかけた3巻。 人はバンバン死ぬし拷…

  • 「ブランクスペース」1巻(熊倉献著 小学館クリエイティブ)

    ※ネタバレ注意 ※本日は、結構重要なネタバレしますので、閲覧注意 (本日おススメする漫画) 「ブランクスペース」1巻(熊倉献著 小学館クリエイティブ) (作品紹介) 恋に恋する高校生、狛江ショーコはひょんなことから想像力から物体を生み出す能力を持った片桐スイと出会う。 そして、そこからきっかけに… (感想) 表紙・帯を見ただけで、学園恋愛モノかと勝手に誤解してずっと敬遠していました。 ちなみにそう思っているあなたは勿体ないですよ。 こちら、超能力×人体錬成ですから。 1巻最終話(5話)でスイの力を使って人体錬成しようぜと話が出てきた時は、 1話からの、恋に恋するショーコの設定が遺憾なく活かされ…

  • 「マロニエ王国の七人の騎士」5巻(岩本ナオ著 小学館)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「マロニエ王国の七人の騎士」5巻(岩本ナオ著 小学館) (作品紹介) マロニエ王国に住む七人の騎士。 五男「獣使い」編いよいよ完結。 そして七男「ハラペコ」の新章開幕! (5巻感想) マロニエ王国キャラのアクリルスタンドが何と、カップリングごとに作られることが帯で判明。 管理人、個人的に新章となる「ハラペコ」と「コレット」のアクリルスタンドがどういうデザインになるのか非常に気になります(かなり気が早いです)。 単行本で読んでもハラペコとコレットのやりとりはやっぱりいいですねー。 と、新章について述べましたが、この巻の中心はやはり「獣使い」とシロネンでしょう…

  • 「この世界は不完全すぎる」1巻(左藤真通著 講談社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「この世界は不完全すぎる」1巻(左藤真通著 講談社) (作品紹介) 世界中のありとあらゆる事象を調査する王の探究者であるハガ。 しかし、彼の正体は、ゲーム内のバグをチェックするデバッカーであった!! 現実世界とゲームの世界が交錯する、新感覚RPG漫画開始。 (感想) 現実世界(令和の現代日本)からどこかの異世界に行ったり、転生したりとかは今や「転生モノ」という名で一ジャンル築いているほどの巨大になっていますが、 この設定は面白いです。異世界(ゲームの世界)が舞台になっているけれど、登場人物の根っこはあくまで現代世界の普通の人間(デバッカー)。巧く設定を活か…

  • 「大川契り 善人長屋」(西條奈加著 新潮文庫)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する本) 「大川契り 善人長屋」(西條奈加著 新潮文庫) (作品紹介) 三日連続で紹介してきた、善人長屋シリーズ。 令和3年2月現在シリーズ最新作。 (感想) 前作の長編「閻魔の世直し」でシリーズ因縁の相手とも決着が付くので、これで終わりかいなと思いましたが、短編集としてカムバックしました。漫画版にも収録されているものも、されていないものもあります。 お縫の兄が出てくる「泥つき大根」長姉が騙りの被害にあった案件を探る「雁金貸し」、そしてお縫の父と母の馴れ初めである「大川契り」。お縫一家の物語を中心に語られます。前にも書きましたがお縫の兄の話は原作しか出てこないので、「…

  • 「閻魔の世直し 善人長屋」(西條奈加著 新潮文庫)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する本) 「閻魔の世直し 善人長屋」(西條奈加著 新潮文庫) (作品紹介)昨日紹介した「善人長屋」の続編。 「閻魔組」と名乗る三人組によって次々裏社会の顔衆が襲われ、惨殺される事件が発生する。天誅を気取る「閻魔組」の暗躍を長屋の面々は阻止できるのか!? 「善人長屋」初の長編。 (感想) 「善人長屋」のシリーズ初の長編、そして今のところ唯一の長編です。 実はこの話、全くコミカライズされていないので「善人長屋」シリーズのファンなら原作を読むしかないです。 「閻魔組」と名乗る三人組によって、裏社会の人々が襲われる事件が起き、それを「善人長屋」の人々が(他人事じゃないと思いつ…

  • 「善人長屋」(西條奈加著 新潮文庫)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する本) 「善人長屋」(西條奈加著 新潮文庫) (作品紹介) 善い人ばかりが住むとの評判から付けられたあだ名「善人長屋」・ ひょんなことから錠前職人の加助が住み始めた。 しかし、「善人長屋」に住む人たちは、皆裏稼業を持つ“悪党”たちで… 江戸を舞台に繰り広げられる“悪党”たちの世直しエンターテインメント小説! (感想) 以前漫画版「善人長屋」を読んでどえらくハマった過去を持つ管理人。 西條奈加先生が直木賞を受賞されたことにより、おらが地域でもようやく全人長屋シリーズが到来。そして購入。 一言で言うならば、以前紹介した「風が強く吹いている」のように、漫画版と小説版(原作…

  • 「ものすごいいきおいで会社を辞めないOL」(カレー沢薫著)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「ものすごいいきおいで会社を辞めないOL」(カレー沢薫著) (作品紹介) OLはオフィスレディではなく、オタクレディの略。 題名以上の説明がこれ以上必要であろうか! (感想) ネットでググれば無料で読めます。 管理人おススメは第1話と第2話。 特に第2話の胸ポケットに忍ばせるもの。の、忍ばせたものは秀逸。 いやーそのテがあったのかと。 あらゆる意味で、やってみようかと本気で思いました。 可愛いし、いい意味で魔除け?になりそうなんで。 OL(もちろんオタクレディの意)なので、オタクネタも豊富です。 今のオタグッズはシャレオツですし、前にも書きましたが管理人が…

  • 「ロスト・ラッド・ロンドン」2巻(シマ・シンヤ著 KADOKAWA)

    ※ネタバレ注意 (本日おススメする漫画) 「ロスト・ラッド・ロンドン」2巻(シマ・シンヤ著 KADOKAWA) (作品紹介) 容疑者アルと刑事エリスによるロンドン市長殺し探しのクライムサスペンス第2弾! (2巻感想) アル、危機一髪!! 11話、12話は本当にアルの気持ちになってドキドキし通しでした。 家宅捜査に入られたら、いっぺんでジ・エンドじゃん! アルも読者もそう思いつつも「ナイフあるから勘弁して」なんてもっとマズイことは言えないし、さあどうする!?アル。 どうなったかは、言うと楽しさが一気に下落するので、その目で確かめてください。 犯人は徐々にアル側に近づき、とうとうエリスの存在に気が…

  • 「ロスト・ラッド・ロンドン」1巻(シマ・シンヤ著 KADOKAWA)

    ※ネタバレ注意 (本日おススメする漫画) 「ロスト・ラッド・ロンドン」1巻(シマ・シンヤ著 KADOKAWA) (作品紹介) 現ロンドン市長が殺された。 偶然にも同じ電車に乗っていた大学生アルは、何故か、凶器と思しきナイフが上着のポケットにいつの間にか入っていた。 そしてその時、ワケアリ刑事エリスがアルの元に訪問。 事件がアルとエリスを結び付け、前代未聞の容疑者と刑事による、真犯人探しが始まる…。 (感想) 推理モノが好きなら読んで損ナシ! ただ、2回以上読めば1巻の段階で真犯人の目星はついてしまいます。 だから、真犯人は最後まで分からない漫画じゃないと嫌という人でなければおススメ。 今の段階…

  • 「馬鹿ブス貧乏な私たちを待つろくでもない近未来を迎え撃つために書いたので読んでください」(藤森かよこ著 KKベストセラーズ)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する本) 「馬鹿ブス貧乏な私たちを待つろくでもない近未来を迎え撃つために書いたので読んでください」(藤森かよこ著 KKベストセラーズ) (作品紹介) 先日紹介した、「馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください」が、コロナ危機によって通用しない状況になってしまった。 今更書き直すわけにいかないので補足版として出版されたのが本書だそうです。 (感想) 全部読むと(作品紹介)で書いた事の意味が分かります。本書は前作「馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください」を読むことがマストになります。全部読むと分かりますが、本当に…

  • 「愛の不具合」(空木帆子著 月刊フラワーズ2021 3月号掲載)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「愛の不具合」(空木帆子著 月刊フラワーズ2021 3月号掲載) (作品紹介) 10歳の少女ハッカは母親に頼み込んで、セール品アンドロイド「芙蓉」を買ってもらった。近未来(?)を舞台にした、短編。 (感想) 「ミステリと言う勿れ」目当てに読んだ月刊フラワーズ3月号で、管理人の琴線に触れた漫画だったので、紹介しました。 テーマは「アンドロイドに果たして「心」はあるか?」という、SFものなら手垢がつきすぎたベタ中のベタなテーマです。 本好きなら一度だけでなく何度も同じテーマで読むと思われます。誰もが頭に浮かぶメジャーなところでは「アンドロイドは電気羊の夢を見る…

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