三度の飯より漫画・本が好きの文字通り趣味が読書の管理人です。 流行りのものから名作まで、好きな作品を書き散らします。 新規分野を開拓したい方の参考になれば、嬉しいです。
久々にでました、今日休みますシリーズ。 あんまり長く続かないといいですが、何か続きそうな気もします。 ちなみに、病気とかそういう理由ではないです。
※ネタバレ注意 (本日おススメする漫画) 「チ。ー地球の運動についてー」第3集(魚豊著 小学館) マンガ大賞2021第2位獲得おめでとうございます! (作品紹介) 「地動説」に魅せられた人々の、真理と魂の物語 (第3集感想) 新キャラクターヨレンタ登場。 彼女の顔の出てない父親はおそらくノヴァクだと思われます(管理人は単行本派なので、その後の展開は知りません) 頭もたいへん良く可憐であるが、研究所の面々に「女である」というだけでバカにされ、いいように扱われている薄幸の少女。 第3集は、これまでの話と比べると(これまでと比べてですよ)、非常に穏やかです。 本が出る度に誰かが必ず死んでいますが、第…
1日で2回記事を載せた事があるので、 開始してから600日経ったわけではないですが、この記事をもって何と600回。 おめでとう自分、ありがとうみなさま。 本日は、ごった煮状態でお届けします。 (月刊フラワーズ2021年5月号について) 我らが主人公久能整と、ハラペコ×コレットに大注目のマロニエ王国がお休みなので、発売日はとっくに過ぎていますが、今回は紹介していません。 来月6月号はどちらも掲載予定なので、ひじょーに楽しみです。 (赤ちゃん本部長 アニメ化) 昨日から、当ブログで注目されている「赤ちゃん本部長」3巻の紹介。 何と、昨日の深夜にNHKでアニメになっていたんですね! 今の時代に即した…
※ネタバレ注意 (本日紹介する本) 「つまらない住宅地のすべての家」(津村記久子著 双葉社) 小説の紹介は久々。 (作品紹介) 日本のどこにでもありそうな、閑静な住宅地。 横領罪で逮捕された女性が脱獄をした事件をきっかけに、閑静な住宅地の人々の様子を描いた長編小説 (感想) 住宅地の人々の暮らしに焦点を当てた小説、といったような紹介のされ方だったので、以前紹介した短編小説集「サキの忘れ物」の中にある作品のように、身近な人々の悪意を切り取った作品なのかなーと勝手に予測して、作家買いで購入。 こちら、ジャンルはミステリーです。 事件で人は死なないけれど、作品紹介にあるように「横領」「脱獄」と出た時…
※ネタバレ注意 (本日おススメする漫画) 「なごみクラブ」11巻(遠藤淑子著 竹書房) (作品紹介) 会員制ホストクラブ、その名も「なごみクラブ」 今日もホスト達が悩める貴女をおもてなしします。 11集です。 (11巻感想) お久ぶりのなごみクラブ新刊です。 今回のオムニバスストーリーは、個人的にどれもハズレナシなので、文句なしに内容はおススメします。 過去作を揃えている人なら正直「買い」です。 ただ、他の長編漫画に言えるように「初見向きではない」ので、万人向けではありません。 作中に「ニューハーフバーフジツボ」の描写が出てきているんですが、ずっと読み続けている読者なら「あー!」となりますが、…
「ブルーピリオド」アフタヌーン5月号(2021年)ネタバレ感想
昨日発売日だってこと、普通に忘れていた…。 (本編感想) いよいよきた、進級制作の発表会!! 基本、提出すれば2年生に進級できるってことなので、良かったです。 しかしまあ、物語の時間軸にして1年前は選ばれし受験生だった藝大生も、全員藝大生の中ではボロッカスに言われるという現実。 もちろん、言われて平気というわけではなく、緊張マックスになっています。 ここら辺は、プレゼンとか発表とかと置き換えやすいので、藝大生でなくても共感しやすいのではないでしょうか。 進級制作発表には、当然八虎と世田介もいて、彼らの作品が見られます。 八虎は「渋谷」の発表もあったけれど、受験の作品以来、久々に「彼の作品」を見…
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「紛争でしたら八田まで」5巻(田素弘著 講談社) 令和3年3月発売の、最新5巻 (作品紹介) 地政学リスクコンサルタント八田百合が、今日も世界を駆け巡る。 警察が介入しにくい紛争を解決する、解決屋。 漫画で世界情勢を学ぶならぜひこの一冊。 (5巻感想) 百合の過去に焦点を当てたアイスランド編は、思ったよりも短く終了。 5巻では、アメリカ合衆国での話が中心となっています。 5巻を読むと、八田百合というバリバリの日本名でありますが彼女がハーフであること、何故イギリスを拠点にしているのかがよく分かります。 彼女のもう一つの故郷はイギリスだったんですね。だから世界…
※ネタバレ注意 (本日おススメする漫画) 「松井さんはスーパールーキー」1巻(詠里著 講談社) (作品紹介) 平凡なサラリーマン長嶋くんの草野球チームに、助っ人として現れた野球女子松井さん。 草野球を舞台にした、大人たちの初々しい青春野球×恋愛漫画。 (感想) 久々に来ました、おススメの漫画。 年齢的に学生服を着たカップルの恋愛漫画は、いろんな意味でもう受け付けられない人におススメします。 理性が働く大人たちの、マジで初々しい、恋愛漫画。 大人同士の恋愛モノだと、極端なモノだと出会って2ページ後に朝チュンシーンとか普通に出て来るんですが、こちらは全くの赤の他人から出会いがスタートしています。 …
「リエゾンーこどものこころ診療所ー」4巻(原作:竹村優作 漫画:ヨンチャン 講談社)
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「リエゾンーこどものこころ診療所ー」4巻(原作:竹村優作 漫画:ヨンチャン 講談社) (作品紹介) 自身が発達障害を抱えながらも一人前の児童精神科の医師を目指す、遠野志保と佐山クリニックに訪れる人々との物語第4弾。 (4巻感想) 3巻から続きであり、管理人自身も続きが気になっていた「非行少年」の完結編と、本作では珍しく社会人のパニック障害を扱った「病院の選び方」、一話完結の「恋話」。そして、今本当に漫画でも取り扱いの多い「ステップファミリー」です(ステップファミリーは次巻に続きます)。 「非行少年」については、かなりネタバレになる感想を書きますが、これはと…
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「シャドークロス」1巻(スガワラエスコ著 集英社) (作品紹介) 幼少期のとあることがきっかけで対人恐怖症になり、人に触れると鼻血をだしてしまう体質となった主人公赤城冬実は、職場のスーパーの屋上駐車場で一人ダンスの練習をする、長尾忍を目撃することで、ダンス・スポーツを目指すことを決めた。 大人たちによる、ダンス・スポーツ漫画。 (感想) スポーツ系の漫画で、大人がスタート地点の物語って、プロスポーツ以外はあまり見ないですね。 ダンス系の漫画も過去に読んだことは勿論ありますが、大体スタート地点は学生ですね。 作中で長尾忍が「筋力のピークは23歳」と言っている…
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「海、のち晴れ」(高見奈緒著 イースト・プレス) (作品紹介) 学校にも、家にも居場所のない“とよ”と家庭に問題を抱えている“はじめ”。 クラスメイトでもある二人が、ある日偶然海で出会った事で始まる、海の街を舞台にした、ボーイミーツガールの物語。 (感想) どうしようもない孤独な心を抱えた少女と少年の「出会い」と「痛み」、そして新たな「再生」を描いた1巻完結の漫画。 「孤独」な心を抱えていた二人だからからこその「出会い」、「孤独」な心を抱えていたからこそお互いにお互いを「分かってしまう」こと。 だからといって二人で共依存に堕ちてズブズブな関係になったり、破…
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「転がる姉弟」1巻(森つぶみ著 小学館クリエイティブ) (作品紹介) 母親を亡くし、父親が再婚することになったみなと。 新しい弟光志郎との生活が始まる。 (感想) 親が再婚して新しい家族が出来る。 目新しい題材ではないですし、これが少女漫画だったりすると口は悪いが顔面偏差値の超高い弟(同級生か同じ高校の後輩)が出来たりしますが、そんな都合の良いことは起こりません。 新しい母親ミツコさんは可愛い感じの美人さんなのに、その息子でみなとの弟になる光志郎は誰に似たのか、何故か玉ねぎ坊主みたいな外見をした小学2年生です。 都合の良い想像をして、期待に胸を膨らませてい…
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「怪獣8号」2巻(松本直也著 集英社) (作品紹介) 防衛隊員を目指し、選抜試験に最後のチャンスを賭けた日比野カフカ。 怪獣8号としての正体を隠しつつ防衛隊員を目指す、彼の明日はどっちだ!? (2巻感想) 2巻で既に生死すれすれのヒリヒリする場面が出てきます。 防衛隊員は常に死と隣り合わせであるということは、入隊式の描写を見ても頭では分かってはいましたが、いざその場面になると「展開早!」と驚きました。 仲間達に死の危険が出て来るのは、5巻以降位を予想していたんですがね。 そんな仲間の危機に立ち向かう怪獣8号は力も未知数でメチャクチャ強いですが、それと反比例…
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「龍と苺」3巻(柳本光晴著 小学館) (作品紹介) 天才的な将棋の才能をみせる、将棋初心者藍田苺。 伊鶴棋士を追いかけて、アマ竜王戦に参加した苺。 その結果は… (3巻感想) 将棋漫画でありますが、この漫画、1~3巻まで、つまり3巻ももれなくバイオレンスな展開が出てきます。 相変わらず喧嘩っ早いです。藍田苺。 その位血気盛んで、負けん気が強くないと勝てないってことの暗示なのでしょうか? 閑話休題。 この巻では、タッキーのモテ振りを描いているようで、実は藍田苺が常人では有り得ない程の将棋の天才だということを炙り出した第23、24話は秀逸でした。 ただ、藍田苺…
「葬送のフリーレン」4巻(原作:山田鐘人 作画:アベツカサ)
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「葬送のフリーレン」4巻(原作:山田鐘人 作画:アベツカサ) マンガ大賞2021受賞おめでとうございます。 (作品紹介) 魔王を倒した勇者の死後も生き残る、エルフの魔法使いフリーレンのアフターストーリー。 (4巻感想) 感想を一言で言うならば… 「もう付き合っちゃえよ!!!」(byザイン) これ以上的確に表した言葉は見つかりません。 4巻では、大げさでなくマジでシュタルク×フェルン祭りになっています。 この二人のカップリングがお好きな方は、4巻は買って損ナシです。 というか、マジで買いです。 読者の感想を一言で表した僧侶ザインが仲間になって、フリーレン一行…
「世界の果てにも風は吹く」1巻(ハズミツカサ著 マッグガーデン)
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「世界の果てにも風は吹く」1巻(ハズミツカサ著 マッグガーデン) (作品紹介) 各地の伝承をまとめる「聖史」編纂の命を「聖府」から受け、世界辺境を回っている隊長のラルと部下のジレ。彼らが旅の途中で出会う、大いなる驚異たちとの物語。 (感想) ここにはない世界を舞台にした、ハイ・ファンタジーになります。 1巻に収録されているのは精錬都市アユシェアイア、花嫁攫いの風習がある山岳の村、そして魔女が出るという噂のある森の三つの物語です。 現実世界に存在しない生き物は勿論、魔法も剣も登場する本格的なファンタジー漫画でありますが、描かれている内容はむしろ現実世界に密接…
「ボクたちはみんな大人になれなかった」(燃え殻著 新潮文庫)
※ネタバレ注意 (本日紹介する小説) 「ボクたちはみんな大人になれなかった」(燃え殻著 新潮文庫) (作品紹介) 主人公「ボク」が、人生でたった一人自分自身より好きになった人、そして人生で出会った様々な人たちとの時代を巡って語られるラブ・ストーリー。 (感想) 恋愛小説に興味の無い人はバックオーライでお願いします。 これ、完全に、まごう事なき恋愛小説です。 以前紹介した「相談の森」の回答者である燃え殻先生の小説です。 私は著者の燃え殻先生を「相談の森」の連載で知ったのですが、世の中的にはこの小説の方が先ですし、燃え殻先生の出世作でもあります。 しかも当ブログお馴染みの相澤いくえ先生は漫画を、そ…
「ひとりでしにたい」(カレー沢薫著)、第24回文化庁メディア芸術祭漫画部門にて「優秀賞」受賞
当ブログではお馴染み、カレー沢薫先生の漫画、「ひとりでしにたい」が第24回文化庁メディア芸術祭漫画部門にて「優秀賞」を受賞されました。 おめでとうございます! カレー沢薫先生ご自身のTwitterでも紹介されているので、ファンの方は今更かと思われますが、何と、コミックDAYSでは受賞記念として令和3年3月18日までお祭りとして、「ひとりでしにたい」1巻半額&カレー沢薫先生の作品を大量無料公開を実施しています。 これを機会にゼヒ、カレー沢薫先生の作品に触れてみてください。
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「ぱちん娘」1巻(若林稔弥著 星海社) ぱちん娘と書いて、ぱちんこと読む。 …まんまやないけ。 (作品紹介) IT企業で働くSEあおいは、ある日たまたま(洒落じゃない)パチンコ店に入り… パチンコに、情熱よりもお金を賭けている娘さん4人の物語。 (感想) 「幸せカナコの殺し屋生活」作者の漫画。 主人公あおいを始めパチンコにハマった娘さんたちの漫画。 オールカラーで、しかも実際にあるパチンコ台を元に作られていることはよく分かるので、本当はパチンコをしている人向けなんでしょうけれど、 2回以上読んで、これはね、本当にね、 ガチでハマっている人たちは読まない方が…
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「異国幻燈」(浅見鶴子著 角川書店) (作品紹介) 様々な時代の、様々な人たちの生活を切り取った短編漫画集。 1巻完結ですが、続くと言われても納得。 (感想) 基本1話完結ですが、日常を切り取った話も多いので、今後続きそうでもあります。 様々な人たちが出てきますが、その中でもイギリスの伯爵家の息子アルフレッドと、ドイツ武人キースがメインです。ちなみにこの二人、生きている時代が200年以上違うので、タイムスリップでもしない限り会いませんし、そういう漫画ではありません。 唯一ロネとアルフレッドは、同じ時代で同じイギリスが舞台なので、出会えそうな気はしますが(ロ…
※ネタバレ注意 (本日紹介する本) 「任侠浴場」(今野敏著 中公文庫) (作品紹介) 任侠シリーズ第4弾。 今度安岐本組の面々が取り組むのは、個人経営の銭湯!? (感想) 任侠シリーズの第4弾です。 シリーズ、しかも長編シリーズではなく、1話完結の単発が続くとパターンがある程度分かってくるよな~と購読についてはちょっと考えていましたが、そこは作者の力量、登場人物の設定が狂ったとか、「このキャラこんなこと言わねえ」とかそういう事を起こすことなく、再生の話を引き受けるところまでは同じ流れであっても、前作とは全く異なるアプローチ方法を取り、しかもちゃんと現実的な着地点に落ち着いているところは流石です…
※ネタバレ注意 (本日おススメする漫画) 「ミステリと言う勿れ」8巻(田村由美著 小学館) (作品紹介) 当ブログお馴染み、我らが主人公久能整が活躍する哲学問答推理漫画。 (8巻感想) 単行本派の皆様お待たせしました。 令和3年3月10日本日、8巻発売です。 表紙は夜空と美術館をイメージした背景にいる我らが主人公です。 やっぱりこうやって見ると久能整は美形だよな。 裏表紙はライカさんでっす。こちらもたいへん美しいです。 コミックスに掲載されている話は3つ。 大鬼蓮美術館が舞台の話、フルーツパーラーで安楽椅子探偵をする話と、「双子を見分けろ」という依頼の前編。 内容自体は既にほぼ毎月掲載している…
※ネタバレ注意 (本日おススメするコラム) 「一億総SNS時代の戦略」(カレー沢薫著 秋田書店) (作品紹介) Souffle(スーフル)連載のコラム「ほがらかSNSライフ」が単行本になったよ! (感想) 当ブログではお馴染みカレー沢薫先生のコラムが一冊の本になりました。 ちなみに最新回の掲載は丁度今日(令和3年3月9日)です。 発売が2月中旬だったので、もう一月位前の話かよと思われますが、読了したのがこの時期になったので、感想もこの時期です。 カレー沢薫先生のコラムは、タイトルも面白いものが多いのですが、今回のコラムのタイトルは「一億総SNS時代の戦略」という、タイトルだけならビジネス本と全…
「カンギバンカ」1巻(原作:今村翔吾 漫画:恵広史 講談社)
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「カンギバンカ」1巻(原作:今村翔吾 漫画:恵広史 講談社) (作品紹介) 戦国の梟雄、松永弾正久秀の人生を追った物語。 (感想) 物語の冒頭で、松永久秀の織田信長への謀反場面になります。 そこから話は過去に遡って、1521年になります。 弟と共に孤児となり、人買いに売られそうになる主人公の九兵衛。 管理人が思うにおそらく彼が後の松永久秀でしょう。 字、旨いし。容姿端麗だし。彼を慕う実弟がいるし。 で、その九兵衛と弟が人買いへ売られる最中に子どもだけで構成している盗賊団と出会います。 そこの首領が、多聞丸という少年。 ちなみに彼が(勝手に)松永姓を名乗って…
「珈琲いかがでしょう」新装版 下巻(コナリミサト著 マッグガーデン)
※ネタバレ注意 (本日おススメする漫画) 「珈琲いかがでしょう」新装版 下巻(コナリミサト著 マッグガーデン) (作品紹介) 移動珈琲屋の店主青山の過去がいよいよ明かされる。 感動の完結編。 (下巻感想) 大・団・円! 以上。 途中、箸休め的に二人のケースが登場しますが、下巻では主には店主青山の壮絶な過去と、何故彼が移動珈琲屋を始める事になったのかの理由。そのきっかけとなった恩人の願いを叶える旅を果たします。 物語を一度最後まで読んでから、もう一度上巻から読むと、最初から伏線がキレイに見事なまでに回収されているので、再読をおススメします。 この物語で一番良かったねと言いたいのは、やはり「平」で…
「珈琲いかがでしょう」新装版 上巻(コナリミサト著 マッグガーデン)
※ネタバレ注意 (本日おススメする漫画) 「珈琲いかがでしょう」新装版 上巻(コナリミサト著 マッグガーデン) (作品紹介) 一際目を引く、タコのマークの移動珈琲屋さん。 自らも訳アリ店主が淹れるビックリするほど美味しい珈琲と共に、一歩前に進むお客様たちの物語。 (上巻感想) 料理漫画のパターンとして、旨い料理を食す→他人と和解したり元気になったりする というものがありますが、ものすごく大雑把に言えば、この漫画もそのジャンルになるかもしれません(ただし出てくる料理は、珈琲一択になりますが)。 「こういうジャンルの漫画待ってました!大好物!!」という人以外は、「え、それのどこが本日のおススメなん…
「鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!」3巻(鴻池剛著 KADOKAWA)
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!」3巻(鴻池剛著 KADOKAWA) (作品紹介) 一人と二匹の鴻池家。 子猫アルフレッドと先住猫ぽんたとの、日常生活。 しかし、何と、3巻では作者が入院することになって…!? (3巻感想) 子猫も落ち着いてきたし、1巻にあるような一人と二匹の安定した日常が繰り広げられるのかなーと思っていたら、何と、作者の鴻池氏が入院!!! 一人暮らしで動物を飼う問題をあますところなく記載。 確かに家族がいる人なら、他の家族の人間に託すことは出来るけれど、一人暮らしの人はどうするの!?とハラハラしながら次の展開を見ました。 この漫画での…
「鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!」2巻(鴻池剛著 KADOKAWA)
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!」2巻(鴻池剛著 KADOKAWA) (作品紹介) 作者である鴻池剛氏と、飼い猫のぽんた、そして新顔である子猫登場の第二弾。 (2巻感想) ぽんた一匹だけでもなかなか大変な日々を送っていますが、何と2巻から新しい子猫が登場することになります。 鴻池剛氏が帰宅途中に、フラフラ歩いている子猫を発見。 しかもその子猫、目が腫れているという状態。 どうする、鴻池氏!? 一旦ぽんたのいる家に帰宅するも、どうしても気になって、ぽんた用に使っているキャリーケースを持って、再び子猫の元へ。 鴻池氏が見つけた時から、動けなくなっている子猫…
「鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!」1巻(鴻池剛著 KADOKAWA)
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!」1巻(鴻池剛著 KADOKAWA) (作品紹介) 以前も紹介した「鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!」の、コミックス。 ナンバリングはされていませんが、以後続編が出ているので、実質こちらが1巻です。 (感想) 一冊なかなかのお値段(税抜き1,000円)なので、購入は躊躇っていましたが、ついに購入。 見た目はとってもカワイイ(事実ぽんたの絵は物凄くカワイイ)けれど、カワイイだけじゃない日常を取り扱った1ページ漫画。 イメージだけで飼いたいと思っている人は必読の書。 猫を飼っている方の他の漫画も読んでいますが(当ブログでも…
※ネタバレ注意…ネタバレになるのか?今日は。 多分、こちらを読んでもあまりネタバレにならないと思う。 (本日おススメする漫画) 「喫茶アネモネ」1巻(柘植文著 東京新聞) (作品紹介) 東京新聞に連載の「喫茶アネモネ」が単行本になって登場。 マスター、バイトのよっちゃん、そして常連客である安達(不動産)さんと大学進学をキッカケに田舎から出てきた青年の4人と、その他の常連さんたちで繰り広げられる喫茶アネモネを舞台にした1ページ漫画。 (感想) 柘植文先生は、管理人もう何年も前から追いかけている作家さんの一人であります。 柘植文先生のストーリー漫画は万人受けではなく、いい意味で毒とクセがある作品で…
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「九条の大罪」1巻(真鍋昌平著 小学館) (作品紹介) 「闇金ウシジマくん」作者の最新作。 今作の主人公は、腕のイイ弁護士九条間人(たいざ)が請け負う事件の物語。 (感想) 世の中にいろんな司法関係者の人を取り扱った物語は多いけれど、また一つ新しい作品が生まれました。 「思想信条がないのが弁護士だ。」 「私は法律と道徳は分けて考えている。」 「道徳上許しがたいことでも、依頼者を擁護するのが弁護士の使命だ。」 という使命のもとに弁護を引き受けるのが、本作の主人公九条弁護士と、彼の弁護士事務所にイソ弁する烏丸弁護士の二人。 第一作目「片足の値段」ですが、主人公…
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