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埋もれ木図書館 https://hanairoribon.hatenablog.com/

三度の飯より漫画・本が好きの文字通り趣味が読書の管理人です。 流行りのものから名作まで、好きな作品を書き散らします。 新規分野を開拓したい方の参考になれば、嬉しいです。

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2019/09/25

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  • 「島さん」1巻(川野ようぶんどう著 双葉社)

    ※ネタバレ注意 (本日おススメする漫画) 「島さん」1巻(川野ようぶんどう著 双葉社) (作品紹介) 深夜のコンビニでちょっと訳アリのおじいさんが働く話。 (感想) 絵もストーリーも上手いので、他に単行本があるかと思いきや、これが初単行本。 若い頃にヘマをして昼も夜も働かないといけないと、一人きりアパートで働き詰めで暮らしている男性、島さん。 背中の刺青が彼の過去を物語っていますが、それ以上の「若い頃」の話は1巻では不明のままです。 ただ、そんな島さんの「父親」との思い出話が8話に掲載されていて、こちらはとても泣かせます。昭和の時代が漂う物語がお好きな人はおススメです。 この話の前におそらく「…

  • 「モディリアーニにお願い」5巻(相澤いくえ著 小学館)

    ※ネタバレ注意 (本日おススメする漫画) 「モディリアーニにお願い」5巻(相澤いくえ著 小学館) (作品紹介) 卒業制作、そして3人三様の進路。 美大物語完結編。 (感想) また一つ、楽しみで集めていた漫画が終了してしまいました。 毎回同じことを書きますが、見届けた事は嬉しくて、終わる事は寂しいです。 1巻からカラフルな色の表紙で、最終巻は何の色が来るのかなあと思っていたら、(おそらく)夜空でした!予想外でビックリしましたが、想像を超えた表紙というのは、嬉しい誤算ですね。 最終回については、以前その感動をそのままに感想を載せているので、こちらを見てください。 5巻では、単行本発行まで未読だった…

  • 「ミステリと言う勿れ」月刊フラワーズ2021 3月号ネタバレ感想②

    ※ネタバレ注意 月刊フラワーズ3月号では、「ミステリと言う勿れ」は豪華2本立て。 今日紹介する2本目は、エピソードは12.5。 タイトルは「enclosure(エンクロージャー)」です。 内容は、我路君といとこーずが鳴子巽を追跡したことによって今回の「双子を見分けろ」事件に導かれるぜ、という短編です。 あんまり詳細に書くと全ネタバレになってしまいますので、これ以上の説明は省きますが、我路君は日本にこんなに普通にウロウロしていて、警察に捕まらないのかちょっと不安になります。 彼、美形で目立つから。 むしろ、人目に付かないようないとこーず達の方が、人目を避けているんですよね。 役割逆じゃないんだ……

  • 「ミステリと言う勿れ」月刊フラワーズ2021 3月号ネタバレ感想①

    ※ネタバレ注意 今日は何の日、月刊フラワーズの発売日。 3月号とありますが、1月末に発売された最新号の感想がこちらになります。 (本編感想) 我路君!! お久しぶりの我路君登場!! このまま登場しないと我らが主人公久能整のバディポジの危機と先月号の感想で書いたら、マジでいとこーずと出てきてくれましたよ。 やるときゃやる男、犬堂我路君。 そんなやる男我路君も言っているように、我路君のお誘いに我らが主人公の反応が少女漫画よろしく鈍感なところもいいですね。 何か、台詞だけ読むと深読み出来そうな内容ですが、管理人から見ても、わりと深読みしても良さそうなお誘いでしたね。 今回はそのまま別れましたが、近い…

  • 「馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。」(藤森かよこ著 KKベストセラーズ)

    ※ネタバレ注意 (本日おススメする本) 「馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。」(藤森かよこ著 KKベストセラーズ) (作品紹介) タイトルが全てを物語っています。 「馬鹿・ブス・貧乏」である女性のための青春期・中年期・老年期(要は一生だな)を書いた究極のサバイバル術。 (感想) 「馬鹿・ブス・貧乏」。これまた凄いパワーワードのオンパレードです。 その上、表紙に描かれている女性のイラストがそのパワーワードに上手い事マッチングしているので、タイトルと表紙絵を見ただけで怯んだ人も数多くいるんじゃないでしょうか(ソースは勿論管理人だ)。 ハッキリ言って怯んだままで…

  • 「おむすびの転がる町」(panpanya著 白泉社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「おむすびの転がる町」(panpanya著 白泉社) (作品紹介) 表題作「おむすびの転がる町」含めた短編漫画集。 (感想) 物語に何一つ共通している点はないのに、主人公の顔と背格好(名前はついていない)が全て同じという不思議系漫画。 本編ではツチノコを飼い始めて研究を始める物語、近未来?な時代の筑波山旅行記、物語というよりむしろ作者のエッセイじゃないかと思われるカステラ風蒸しケーキ物語など、身近なんだかファンタジーなんだか、分類し難い物語が並んでいます。 話に書かれているうんちく量は結構沢山あるので、「へえ」と感心する場面は多いです。「ちびまる子ちゃん」…

  • 「ブルーピリオド」アフタヌーン3月号(2021年)ネタバレ感想

    今日は何の日、月刊アフタヌーンの発売日! アニメ化おめでとうということで、 アフタヌーンの表紙は八虎と世田介。 そしてもちろん、巻頭カラーで登場だ!! 今回は結構なネタバレを書くので、コレ読む前に本編を読んでおくこと推奨。 後悔は自己責任で。 (巻頭カラー感想) 巻頭カラーは、藝大受験編の主要メンバー勢ぞろい。懐かしいね。 森先輩って、実はあんまり登場していないんですよねー。 八虎が藝大入ったら美大生同士もっと接点が出来るかしらと思ったら、もっと接点が無くなってた!! (本編感想) 「そいつの目を見たって分かんないものは分かんね」 先月書いた感想です。 目を見たって分かんない。じゃあ、どうした…

  • 「いえめぐり」(ネルノダイスキ著 KADOKAWA)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「いえめぐり」(ネルノダイスキ著 KADOKAWA) (作品紹介) 部屋数多めで静かで駅から徒歩30分以内。 その条件で部屋を探しに不動産屋さんと二人で内見に行ったら…? 1巻完結の作品 (感想) この漫画については、オチを知ってしまうと楽しさが100分の一以下になるので、何の知識もなくまずは読んでみて下さい。 あ、ちなみに内見だからといって今日はやりの家選び実録マンガや、不動産知識習得学習系漫画、資産運用系漫画だと思って読むと180度違った漫画でびっくりする(ソースは管理人だ!)ので、そこのところは要注意してください。「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」の…

  • 「それでもしますか、お葬式?」1巻(原作:三奈仁胡 漫画:岡井ハルコ 集英社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「それでもしますか、お葬式?」1巻(原作:三奈仁胡 漫画:岡井ハルコ 集英社) (作品紹介) 向井朝子は葬儀社「羅生苑」の新米社員。 おくる人、おくられる人、そしてそれに携わる人。 葬儀社を舞台に繰り広げられる弔いヒューマンドラマ。 (感想) 昨日紹介した「ひとりでしにたい」のように、葬儀の現実について描かれた実用漫画なのかと思って読み始めましたが、こちらは葬儀についての現実的な知識に特化したものではなく、どちらかというと現実的な人の「死に様」をドラマにしたストーリー漫画です。勿論作品内でちょこちょこ葬式のミニ知識は出てきますが、葬式に向けた明日にも使える…

  • 「ひとりでしにたい」2巻(カレー沢薫著 講談社)

    ※ネタバレ注意 (本日おススメする漫画) 「ひとりでしにたい」2巻(カレー沢薫著 講談社) (作品紹介) 伯母の孤独死をきっかけに始まった山口鳴海の、「私は一人で生きて、ひとりでしにたい」終活物語。 彼女の明日は、どっちだ!? (2巻感想) カレー沢薫先生による、終活漫画。 バリキャリだった伯母の孤独死。それから同じように独身の主人公がそんな悲惨な結末は迎えたくない、じゃあどうしたらいいのかと婚活へと迷走(すぐにその迷走は止める)からの~終活へと方向転換し、主人公が悩み考えながらも、終活に向けて意識改革を始めるというのが1巻の大まかな流れです。 2巻は終活だけでなく、その前に起こるであろう介護…

  • 「ブルーピリオド」9巻(山口つばさ著 講談社)

    ※ネタバレ注意 (本日おススメする漫画) 「ブルーピリオド」9巻(山口つばさ著 講談社) アニメ化おめでとう! 2021年1月21日今日が発売日だ!! (作品紹介) 当ブログで今更説明いる~? 矢口八虎の、苦悩の藝大物語。 (9巻感想) 9巻表紙はきねみちゃんでしたー。 彼女のカラーがグリーンっていうのが、ちょっと意外でしたね(管理人のイメージはむしろイエロー)。 雑誌を追っかけている管理人からすると既にお懐かしの話である神輿編の完結、フレスコ・モザイク授業、そしてそこから急転直下で始まる進級制作と、世田介と八虎のすれ違い。というわけで、9巻はアフタヌーン1月号までの内容が入っています。 細か…

  • 「アンリの靴」1巻(かわもとまい著 KADOKAWA)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「アンリの靴」1巻(かわもとまい著 KADOKAWA) (作品紹介) 東京浅草で、オーダーメイドの靴を作る靴職人の女性長谷川アンリの物語。 (感想) 昨日の「スタンドUPスタート」に引き続いてお仕事がテーマの漫画になっています。 紹介自体スルーしようかどうか管理人正直迷いましたが、敢えてこちらの漫画を紹介したのは、読み進めていくうちに考えて頂きたいテーマが浮かんだからです。 そのテーマとは「商売とサービスとボランティアの線引き」についてです。 第1話で主人公長谷川アンリは、自分の靴を直して欲しいと店を訪ねてきた初対面小学校4年生女子に対し飴玉一つ、つまり無…

  • 「スタンドUPスタート」2巻(福田秀著 集英社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「スタンドUPスタート」2巻(福田秀著 集英社) (作品紹介) 人間投資家三星太陽が今日もいく! 自己破産した元社長、人気最下位のナイトワーカー、「俺を雇ってよ」な定年退職者。それぞれの人たちのスタートアップの物語。 (2巻感想) 読めば読むほどハマっていく漫画です。 1巻が気に入った人なら2巻も「買い」です。 管理人としても今年一押し漫画の一つです。 2巻全体を通して時代をちゃんと反映し、コロナ禍の状況を踏まえての話が多かったことも管理人にとってポイントが高かったです。現代を反映させたビジネスの話をするのに、このコロナ禍は避けて通れないので話に非常に現実…

  • 「漫画 バビロン 大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則」(原作:ジョージ・S・クレイン 漫画:坂野旭 企画・脚本:大橋弘祐 文響社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「漫画 バビロン 大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則」(原作:ジョージ・S・クレイン 漫画:坂野旭 企画・脚本:大橋弘祐 文響社) タイトル等が長いです。今までで最長かもしれません。 (作品紹介) 1926年に発行された「バビロンいちの大金持ち」を翻訳、脚本、漫画化した作品。 (感想) 結構、他でも取り上げられているので、既に知っている方も多いかもしれません。 コミカライズ版ということで、ある程度はコミック化にあたり改変されているだろうなあと読み始めたらいきなり考古学者とか出てきて、 「改変キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」 と思っ…

  • 「戦争は女の顔をしていない」2巻(小梅けいと 原作:スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 監修:速水螺施人 KADOkAWA)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「戦争は女の顔をしていない」2巻(小梅けいと 原作:スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 監修:速水螺施人 KADOkAWA) (作品紹介) 第二次世界大戦独ソ戦に参戦していた女性兵たちの回想録。 (2巻感想) 基本は、1巻と同じように筆者が自分の足で稼いだ、戦争から帰還した元女性兵の記録に基づいて漫画化されています。 1巻と異なる点と言えば、まず最初の話が筆者であるスヴェトラーナ自身の物語。 筆者自身戦争は直接体験していないけれど、戦争の爪痕が残った村、祖母から聞いた戦地になった畑の話など、いたるところに戦争の影響がみられる故郷で育ったこと、そして一体何が…

  • 「アウシュヴィッツの地獄に生きて」(ジュディス・S・ニューマン 千頭宣子訳 朝日文庫)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する本) 「アウシュヴィッツの地獄に生きて」(ジュディス・S・ニューマン 千頭宣子訳 朝日文庫) (作品紹介) 著者であるジュディスのアウシュヴィッツ収容所の現実と、その後の人生を綴った回想録。 (感想) ユダヤ人精神科医ヴィクトール・フランクルが著した「夜と霧」に続く、強制収容所の回想録になります。 フランクルの「夜と霧」では収容所の生活は勿論描かれていますが、それと同時にこういった状況で人間はどう生きるべきかを問う哲学の本でもあります。しかし本書は、赤裸々な回想録であり、愛する家族にたった一人でも会いたい一心で生と死の狭間を潜り抜けながら生き延びた一人の女性の手記…

  • 「スマホ脳」(アンデッシュ・ハンセン著 久山葉子訳 新潮新書)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する本) 「スマホ脳」(アンデッシュ・ハンセン著 久山葉子訳 新潮新書) (作品紹介) いろいろ書いてありますが。スマホを使う事によってどういう影響(主に悪い方の意味で)について書かれた新書 (感想) スマホを使う事について、どんな悪影響があるのー?って問いよりも(というかその問いに対するアンサーは、多分たいていの人は想像がつく)スマホに悪影響がある事は分かってる、じゃあどうしたらいいんだということについて知りたい人がこの新書を読むんじゃないかと仮定して感想を書くと、 ・スマホは利用時間を調べた上で、節度を持って利用する ・運動する ・睡眠時間をしっかり取る 細かい説…

  • 「ダンピアのおいしい冒険」2巻(トマトスープ著 イーストプレス)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「ダンピアのおいしい冒険」2巻(トマトスープ著 イーストプレス) (作品紹介) 恋と魔法に溢れるファンタジーではなく、 歴史上実在した人物、ウィリアム・ダンピアの航海記を元に作成された、男たちの私掠船物語。 (2巻感想) 2巻前半の魅力はやはり、インテリのカウリーの物語でしょう。 スペインとの内通をイートンに疑われたカウリー。 その疑いは晴れたものの、カウリー自身私掠船調査の為に私掠船に乗り込んだことがバレます。 船の仲間たちを案じて本気で私掠行為を止めるようカウリーは訴えるものの、新船長であるデーヴィスによって船倉に閉じ込められてしまいます。 そんな囚わ…

  • 「パリピ孔明」4巻(原作:四葉タト 漫画:小川亮 講談社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「パリピ孔明」4巻(原作:四葉タト 漫画:小川亮 講談社) (作品紹介) 何故か現代渋谷に(若返って)転生をした諸葛亮孔明が、歌手を夢見る月見英子(月英)の夢を叶えるべく、陰謀術数…もとい、軍師としての策を講じて今日も突き進む! 笑えて、エモい元気が出る漫画。 (4巻感想) 当ブログの読者なら1巻から紹介されているので、今更かもしれませんが、もし、これから読んでみようかなーと思う方は、4巻の第28話で一区切りつきます(掲載は第29話まで)ので、お試し読みするには丁度いいかなと個人的には思います。 4巻はアツい展開でした。 3巻で登場した英子のライバル的存在…

  • 「チ。-地球の運動についてー」第2集(魚豊著 小学館)

    ※ネタバレ注意 (本日おススメする漫画) 「チ。-地球の運動についてー」第2集(魚豊著 小学館) (作品紹介) ラファウのあの衝撃的な選択から10年。 代闘士として生きる超ネガティブ思考の青年オクジ―が、同僚グラスからある『希望』を教えられて… (2巻感想) 1巻発売から1か月後に発売。 すぐに2巻が出る事は一ファンとしては嬉しい限りです。 2巻からは超ネガティブ思考の青年オクジ―の視点で物語が始まります。 ちなみに1巻からは異端審問官ノヴァクが引き続き出ます。 あの人何気にこの漫画に一番長く登場している人物になっています。 おそらく3巻以降も出るでしょう。 むしろ2巻ではあっさりオクジ―達の…

  • 「ダンピアのおいしい冒険」1巻(トマトスープ著 イーストプレス)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「ダンピアのおいしい冒険」1巻(トマトスープ著 イーストプレス) (作品紹介) 2020 WEBマンガ総選挙第4位に輝いた作品。 ウィリアム・ダンピアが自身の世界航海を記した「最新世界周航記」を元に再構成されたフィクション漫画。 (感想) 以前からネットで「面白い」と評判は聞いていました。 「ダンピアのおいしい冒険」とあったので、おいしい食べ物満載のグルメ漫画か、別の意味で「おいしい」ファンタジー系漫画かどちらかかと思っていましたが、表紙の絵につられて購入。 恋と魔法に彩られたおとぎ話系ファンタジーはちょっと、と敬遠する方にこそおススメします。 この漫画、…

  • 「鶴谷香央理短編集」(鶴谷香央理著 角川書店)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「鶴谷香央理短編集」(鶴谷香央理著 角川書店) (作品紹介) 昨日紹介した「メタモルフォーゼの縁側」の作者、鶴谷香央理氏の短編集。 昨日「メタモルフォーゼの縁側」5巻と同時に発売。 (感想) 2007年から2015年とわりと前の作品を取り扱っているので、作画がちょっと異なっています。 本巻では、「吹奏楽部の白井くん」「おおきな台所」「ル・ネ」の3作が入っています。 実は、吹奏楽部の白井くんの白井くんは「メタモルフォーゼの縁側」のうららのモデル(見た目)です。 鶴谷香央理先生が書いている通り、白井くんとうららはとても良く似ています。そう思ってよくみると、本編…

  • 「メタモルフォーゼの縁側」5巻(鶴谷香央理著 角川書店)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「メタモルフォーゼの縁側」5巻(鶴谷香央理著 角川書店) (作品紹介) 雪さんとうららのBLで繋がった年の差57歳の友情物語、完結編。 (5巻感想) また、一つ愛読していた物語が終了しました。 いつも書いていることではありますが、完結を見届けた事は嬉しいし、続きが読めないことは寂しいです。 今回は5巻というより、「メタモルフォーゼの縁側」全体の感想という事で述べたいと思います。 その1:雪さんとうらら この漫画の中心と言えば、雪さんとうららの年の差57歳の友情でしょう。 しかもこの二人を結びつけたのが、BL漫画ってのがスゴイ。 本作を通じて二人の出会いとあ…

  • 「SLAM DUNK」映画化

    ネットに限らず、ニュースでも話題になっていたのでご存知の方も多いと思われますが、今かなりホットの話題なので、触れないわけにはいかないでしょう。 「SLAM DUNK」映画化 「リアル」の紹介でも書いたけれど、バスケ漫画といえばやはりこの作品でしょう。 詳しい事はまだ未定ですが、ニュースで「連載終了から24年を経て」とあり、軽く動揺。 あれ? 今月11日に成人の日を迎える若人たちが生まれた時にはもうとっくに連載終わってたの? え?あれ?? 普通にアニメ見てたしー…。 大黒摩季さんの「あなただけ見つめてる」聞いてたしー…。 (ちなみにあの歌は、汚れちまった大人になると本当の「怖さ」が分かる、ある意…

  • 「ケーキの切れない非行少年たち」1巻(原作:宮口幸治 漫画:鈴木マサカズ 新潮社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「ケーキの切れない非行少年たち」1巻(原作:宮口幸治 漫画:鈴木マサカズ 新潮社) (作品紹介) 当ブログでも紹介した「ケーキの切れない非行少年たち」の漫画化。 (感想) 「ケーキの切れない非行少年たち」ですが、管理人は新書で読んだ後に今回の漫画を読みました。 漫画化そしてコミック化されたことは知ってはいましたが、新書を読んだ後では「あの新書の内容を一体どうやって漫画化したんだ!?」と純粋に驚きました。 新書を読んだ方はご存知かと思いますが、正直新書の内容ではストーリー漫画にしようがないんですね。 何故なら、新書版ではストーリー性が皆無なので。 内容は筆者…

  • 「リエゾンーこどものこころ診療所ー」3巻(原作:竹村優作 漫画:ヨンチャン 講談社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「リエゾンーこどものこころ診療所ー」3巻(原作:竹村優作 漫画:ヨンチャン 講談社) (作品紹介) さまざまな痛みを抱えた子供とその親に向き合う、児童精神科医を目指す研修医、遠野志保の物語。 (3巻感想) 3巻では、主人公遠野志保自身の物語はほぼ皆無でした。 その代わりといってはなんですが、佐山先生の実家が登場。何と彼、でっかい病院の息子でしたー。 …普通です。管理人も別に驚きませんでした。まあ、そうでしょうね。 3巻では、主人公の志保を含む佐山クリニックの面々よりも、佐山クリニックに通う子供たちの話がメインで進んでいきます。 主な話は、2巻からの続きであ…

  • 「カレー沢薫のワクワク人生相談」(カレー沢薫著 太田出版)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する本) 「カレー沢薫のワクワク人生相談」(カレー沢薫著 太田出版) (作品紹介) かつてWEBで連載していた「カレー沢薫のワクワクお悩み相談室」を加筆・修正、満を持して書籍化された一冊。 (感想) 人生生きてりゃ辛いことの一つや二つや、無限大あります。 そんなあなたにこの一冊を。 かつて「キノノキ」で連載していた人生相談で、カレー沢薫先生のファンならリアルタイム読んでいた人も多かったんではないでしょうか(管理人もその一人)。 前に紹介した「ひきこもりグルメ紀行」でも同じことを書きましたが、カレー沢薫先生は書籍化にあたって、購入もしくは立ち読みした人しか読めない「はじ…

  • 「Dr.STONE」19巻(原作:稲垣理一郎 作画:Boichi 集英社)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「Dr.STONE」19巻(原作:稲垣理一郎 作画:Boichi 集英社) 2021年1月4日、本日発売の最新刊 (作品紹介) 当ブログでは今更ですね。 千空とその仲間たちとで繰り広げる、クラフトアドベンチャー。 (19巻感想) 北米編が、なんと完結! その前の宝島編が結構長かったので、まさかもう19巻でとりあえずの完結を見るなんて思いも寄らず、驚きました。 もっとも、宝島編のように大団円でメデタシメデタシというわけではなく、Dr.ゼノを人質にしてスタンリーの追撃から逃げつつ、次の南米大陸へと進むという、何かもう問題を問題のまま未解決で持ち越して次のステー…

  • 王様ランキング 155話(十日草輔著 マンガハック)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 王様ランキング 155話(十日草輔著 マンガハック) (作品紹介) 当ブログでもたびたび紹介している漫画。 マンガハックで基本毎週土曜日連載。 耳の聞こえない王子ボッジが世界一の王様を目指して戦う物語。 バトル漫画じゃねえと書こうとして、いや結構戦ってるなと思い直す。 (155話感想) 単行本で紹介していましたが、管理人実はネットでの週刊連載も追っかけていました。 で、何とこの王様ランキング、155話で一区切り着きました。 12月から毎週連載しているので不思議に思っていたのですが、そういう事だったのかと驚き&納得です。 完全なるネタバレをしない程度に感想を…

  • 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?経営における「アート」と「サイエンス」(山口周著 光文社新書)

    ※ネタバレ注意 (本日紹介する本) 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?経営における「アート」と「サイエンス」(山口周著 光文社新書) (作品紹介) エリート育成において、「美意識」を鍛える必要性を語った1冊。 (感想) 管理人「ブルーピリオド」の影響で「アート」に興味を持ち、読み始めた一冊。 一言でいうなら、エリートには「真・善・美」が必要なのかをさまざまな観点で語っている本。 もうちょっと詳しく書くなら経営における「真・善・美」(真=論理、善=法律、美=市場調査)から、「直感」「倫理・道徳」「審美感性」といった主観の内部モノサシへ移行する事の重要性をさまざまな例を用いて説いた本にな…

  • 月刊フラワーズからお年玉企画 「猫mix幻奇譚とらじ」1~3巻

    2021年1月1日。 2021年、本年もよろしくお願いいたします。 hanairoribonです。 さあ、今年最初の紹介はこちら。 「月刊フラワーズからのお年玉企画」 (概要) 月刊フラワーズで掲載されている(されていた)単行本が無料で読める! 1月13日までの期間限定。無料で読むなら本当に今の内!! 元旦から書店はやっていても(ありがとうございます)、漫画や本は新刊発売されない!(休ませてやれよ) そうなれば、必然的に過去に発売された作品を読むことになりますが(当たり前)、折角ならばこの際に無料試し読みを試してみてはいかがでしょうか。 インフラ以外は本当に無料で読めるから。 ちなみにラインナ…

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