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みやしろ町から https://tymyh1123.hatenablog.com/

政治・経済・テクノロジー・サイエンス・教育など様々なテーマから未来を考えていくブログです。埼玉県宮代町から発信しています。

キムチ
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2019/09/03

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  • マンモスは蘇るのか

    絶滅種を再生させる試みは、世間から大きな注目を集める。それがマンモスならなおさらだろう。東京都江東区にある日本科学未来館では、現在「マンモス展」が開催されている。(2019.6.7〜2019.11.4まで開催) 今回はそれにちなみ、ベン・メズリック 著,上野元美 訳『マンモスを再生せよ ハーバード大学遺伝子研究チームの挑戦』(文藝春秋、2018)を読んで、合成生物学という比較的新しい生物学分野の最前線を追っていく。 マンモス再生の重要な意義 マンモス再生の仕組み 最先端生命科学の未来 マンモス再生の重要な意義 「氷河期パーク」という名称はジュラシックパークを彷彿とさせる。ただし、映画のように商…

  • 古生物学の最新を追う旅

    恐竜といえば、これまで子供向けのビジュアル本や新書などが多く、内容についても発掘記や特定の内容に特化したものが多かった。しかし本書は違う。概説から系統樹、解剖学を踏まえて恐竜研究がどのような方法で行われているのか、そして研究がどこまで進んでいるかを体系的に知る事ができる。まさに格好の教科書だ。 今回は、ダレン・ナイシュ、ポール・バレット 著,吉田三知世 訳『恐竜の教科書ー最新研究で読み解く進化の謎』(創元社、2019年)を読んで、印象に残った内容を紹介しながら、恐竜研究が現代に生きる私たちにどのような教訓を与えてくれるのかについても考えてみたい。私は残念ながら研究者ではない。よって研究の消費者…

  • AIはどこまで進化したのか

    AIという言葉はもう新しくない。最近では様々な場面で当たり前のように使われている。ただ、私たちは本当にAIは何ができるのか、どこまで進化しているかを理解できているだろうか。 今回は、主に波頭亮『AIとBIはいかに人間を変えるのか』(幻冬社、2018)を参考にする。 ディープラーニングという革命 現在のAIの限界 AIに仕事を奪われるのか ディープラーニングという革命 AI研究の歴史は意外と長い。コンピュータが登場する1930年代に始まり、過去2回のAIブームがあった。しかし、2012年より現在に至る第3次AIブームにおいて登場したディープラーニングは革命的だったのだ。 ディープラーニング登場ま…

  • 埼玉県知事選挙、大野元裕氏が初当選

    埼玉県知事選挙は8月25日に投票日を迎え、開票の結果、大野元裕氏が初当選を果たした。投票率は32.31%となり、前回選挙より5.68ポイント高くなった。埼玉県知事選挙の投票率が30%を超えたのは実に16年ぶり。 【選挙結果】 大野元裕 無新 野党支持 923,482(47.9%) 青島健太 無新 自公推薦 866,021(44.9%) 浜田聡 N国新 N国公認 64,182(3.3%) 武田信弘 無新 40,631(2.1%) 櫻井志津江 無新 34,768(1.8%) ※写真は東武動物公園駅前で撮影した 【選挙結果】 予想通り接戦に 投票率上昇の要因は? N国は浜田氏の補選出馬を示唆 予想通…

  • 「田舎に帰る」ってうらやましい

    私が「おもひでぽろぽろ」を見ても正直懐かしさを感じない。当然である。何故ならこの作品が公開されてから約30年も経つからだ。原作は1987年というから、当時に比べれば社会は全く変わってしまった? 「田舎に帰る」ってうらやましい 今の学校の方がよっぽどいい 東京人というプライド 「田舎に帰る」ってうらやましい 主人公である27才のOL、タエ子が山形へ10日間の一人旅へ出かける。小学生の頃の私を連れて。物語の序盤、小学生のタエ子は友達が田舎に帰ることを羨ましがる。 私もそうだった。父方の実家は隣町、母方の実家は同じ町内にある。飛行便に乗って、高速道路の渋滞に揺られながら田舎に帰るのが羨ましかった。実…

  • YouTuberに憧れる子供たち

    少し古い話題である。昨年春頃、大阪府のある小学校4年生に将来の夢を調査したところ、男子の第3位がYouTuberとなり、話題になった。 なぜYouTuberに憧れるのか これからの教育現場に求められる人材とは ワークアズライフの時代だからこそ なぜYouTuberに憧れるのか 今なぜこの話題を取り上げるかいうと、「年間5000人の教員が心の病で休職。その裏に改革できない“働き方”」というニュースについて、こんなコメントを見つけたからである。 子どもは周りの大人を見て育つ。 身近な大人が疲れた顔してたら「大人になりたくない」と思うし、YouTuberが楽しそうなら「YouTuberになりたい」っ…

  • IT大国エストニアから学ぶ Part2

    日本の労働人口はこれから大きく減少する。それに対応していくために、AIによる仕事の代替はよく言われる話だ。ただ、エストニアの事例はまた別の視点から、サービスの効率化を考えるヒントを得られるかもしれない。 個人情報の主権を個人へ 仮想国民は新たな国家観を作り出すのか 個人情報の主権を個人へ エストニア政府は、国民に対し「eIDカード」を発行している。この一枚で身分証明書、運転免許証、健康保険証、選挙の投票券などの役割を果たすのだ。また、国民一人ひとりが出生した時に番号を与えられる。日本のマイナンバー制のようなものだ。 このカードで行政サービスや民間サービスが受けられるが、電子著名は効率化に大きく…

  • IT大国エストニアから学ぶ

    今回は、ソ連から独立を果たしてまだ約30年のエストニアという小国に注目をする。なぜならこの国は、世界最先端ともいえる電子政府を実現させ、行政サービスの99%をオンラインで手続きできるような仕組みをつくったIT大国であるからだ。加えて2007年には、総選挙でオンライン投票を可能にした最初の国となった。 日本はエストニアの事例から何を学ぶことができるのだろうか。まずは、サイバー攻撃について基本的な部分から押さえていく。 サイバー攻撃とは何か 情報セキュリティとは何か エストニアはなぜIT大国になれたのか 日本も世界最先端を目指していく サイバー攻撃とは何か 初期のサイバー攻撃は、ある個人が不特定多…

  • 【投票日は8月25日】埼玉県知事選挙の近況

    埼玉県知事選挙の投票日まで約1週間となったが、ここにきて大きな動きがあった。 行田氏、青島氏支持を表明 体調不良のため、告示前に選挙戦への出馬を取りやめた行田邦子(こうだくにこ)前参院議員が、「青島健太氏に投票する」と、態度を表明したのだ。 青島氏については、他の個人ブログを見ると批判的な意見が多い。政治経験がないのにも関わらず自公の推薦を受けているため、大野元裕氏との一騎打ちになりそうだからだ。 ここで行田氏が態度を示したことは、今後の選挙戦に少なからず影響を与えることになるだろう。青島氏にとっては、旧民主系である行田氏の支持者が大野氏に流れる可能性が懸念されていたので、朗報だろう。 ただ私…

  • スタディサプリで変わる教育現場

    妹の携帯から授業が聞こえてくる。のぞいてみると、どうやらスタディサプリというアプリを使っているようだ。 ※写真は妹の携帯電話。プリントを見ながら、授業を見ることができる。 現在では全国で約2000校の高校で導入されているスタディサプリ、略して「スタサプ」。このアプリの導入によって学校の教育現場はどのように変わるのだろうか。 教員の負担が減り、生徒一人ひとりに対応した学びが実現する デバイスをどうするか みんなが合うわけではない 教員の負担が減り、生徒一人ひとりに対応した学びが実現する サービスの詳細は、「【図解】21世紀の「学びのプラットフォーム」の全貌」に詳しく掲載されている。私が教育実習に…

  • 5G社会は何ができるのか

    昨年の10月に、総務省は「5G」電波の割り当てを発表した。ソフトバンクをはじめとする国内4社が、2020年内に商用通信サービスを開始する見通しである。 ところで、最近まで私は5GのGはギガだと思っていた。正解は、Generation(世代)のGであり、5Gとは第5世代無線移動通信技術の略称である。 5Gは4Gと何が違うのか。5G社会ではどんなことが実現するようになるのだろうか。まずは、5Gについて、3つの重要な特徴を見ていく。 ①eMBB ②URLLC ③mMTC 超スマート社会になる? ①eMBB 1つ目は、超高速大容量[Enhanced Mobile Broadband・拡張モバイルブロー…

  • 変わりゆく自由研究

    夏休みの宿題といえば、読書感想文と自由研究だろう。 私の自由研究は図書館で本を借りてきて、自分でも出来そうな実験を探してやってみる、、、という感じだった。しかし、最近の自由研究は大手メーカーが積極的に手伝ってくれるそうだ。 今回は、そんな自由研究の変わりゆく姿を考えていく。 民間企業と学校教育の連携は進む 純粋に疑問を持てるようになりたい 民間企業と学校教育の連携は進む 正直、小学生が自由研究を一から全てやるのは難しい。少なからず指導者の助けがいるだろう。これまでは保護者がそれだったかもしれない。しかしこれからは「研究」のエキスパートである民間企業が子供たちを導いてくれる。 子どもたちが未来を…

  • 東京は再び「砂漠化」するのか

    「砂漠化」といっても、東京が砂の中に埋もれてしまうわけではない。 東京の砂漠化は高度経済成長期の東京オリンピック開催直前に起こった。人口増加に水の供給が追いつかず、大渇水の状態になってしまったのである。だから砂漠化なのだ。 現在でも渇水は起こっている。ダムの水が干上がってしまいそうな光景をニュースで何度も見ている。それでも私たちが不便なく水を利用ことができるのは、取水制限や調整池、水のリサイクルなどによって徹底した管理がなされているからである。ただ、東京が再び砂漠化する危険性はあるかもしれない。今回は、そんな水にまつわる課題を考える。 水道水は安すぎる 水=媒体? 水道水は安すぎる 全国の約3…

  • 宅急便は空を飛ぶのか

    図書館で借りてきた「魔女の宅急便」を久しぶりに見る。 そういえば宅急便が空を飛ぶ日は来るのだろうか? そして、先日のニュースを思い出す。 ヤマトホールディングスが7月31日に発表した2019年4~6月期決算に市場関係者は驚きの声を上げました。大幅な値上げで収益が改善していることが予想されていたにもかかわらず、61億円の営業赤字となっていたからです。(Yahoo!ニュースより) このニュースから日本の物流が危機に瀕していることに気づかなければならない。日本の物流は今後どうなっていくのだろうか。 今回は、齊藤実『物流ビジネス最前線』(光文社、2016)も読みながら、考えていく。 ラストマイルは危機…

  • 教育業界のこれからを考える

    今回は、これから大きく変化する教育業界について、重要となるキーワードを3つ紹介する。日本の教育業界のこれからを考えていきたい。 少子化時代に求められること ①2020年の教育改革 ②公教育と民間教育の連携強化 ③ICT教育(EdTech) 教育業界のこれから 少子化時代に求められること 教育業界が、今変わらなければならない理由は何か。その課題の根本には、少子高齢化の問題がある。少子化社会の問題を解決するために教育業界ができることは、一人あたりの生産性を向上させることだ。分かりやすく言えば、これまで10人で10生産してきたことを、8人で10生産しなければならない。そのためには、現在の教育制度では…

  • 【投票日は8月25日】埼玉県知事選挙、候補者は?

    埼玉県知事選挙が、8月8日に告示された。投票日である8月25日(日)までの約2週間、激しい選挙戦が繰り広げられることになろう。 今回は、埼玉県知事選挙に出馬する5候補者を紹介する。 ※写真は東武動物公園駅前で撮影した 映画「翔んで埼玉」とコラボ⁈ 各候補者の基本情報(届出順) 上田清司氏、5選は目指さず 青島氏と大野氏の一騎打ちの構図か 県政を担えるのは誰か 映画「翔んで埼玉」とコラボ⁈ 選挙ポスターが話題を呼んでいる。映画「翔んで埼玉」とコラボしたのだ。埼玉県知事選挙の投票率は20%代と低迷しているので、少し変わったポスターによって少しでも関心を高められるか。 各候補者の基本情報(届出順) …

  • 私たちに戦争の責任はあるのか

    まもなく終戦の日を迎える。戦争といえば、徴用工や慰安婦問題は未だ解決の糸口が見えない。現代に生きる私たちが戦争の責任を負わなければならないなのか。 今回は、高橋哲哉『歴史/修正主義』を読んで考えたことを書いていく。 私たちは戦争の犯罪者ではない 「終わり」なき責任とどう向き合うか 私たちにできることは過去の事実と向き合うこと 私たちは戦争の犯罪者ではない 直接の罪がない日本人のなすべきことは、自分が犯罪者ではないことを理解してもらうことであり、犯罪を犯した日本人の罪を否認することではない。(p8) 戦争をしたのは同時代に生きた人々であり、私たちは戦争の犯罪者ではない。ただしこれは過去の過ちを否…

  • 宇宙は最後のフロンティアになるのか

    ニュースペース(新宇宙産業)の時代だ。かつての政府主導による宇宙開発から、現在では多くの民間企業が宇宙ビジネスに参入している。 その中で最近とりわけ注目されているのは、月面開発と月への人間の移住だ。地球上の更なる開発が難しくなる中、宇宙は私たち人間にとって最後のフロンティア(未開地)となるのだろうか。 月に人が住む日はすぐそこまで来ている 月は地球の南極のような場所になる? 人間は地球を出る決意ができるのか 月に人が住む日はすぐそこまで来ている 「40年代には月に1000人が住む。物資の輸送、住居、食料など様々な需要が生まれます」〜中略〜 21年に月に探査機を送り、月面都市「ムーンバレー」の構…

  • 障がい者雇用で共生社会は実現するのか

    障がい者雇用で共生社会は実現するのだろうか?今回は、障がい者雇用の現状と企業の取り組みから、共生社会を実現するためのヒントを考える。 2006年に施行された障害者雇用促進法により、これまで障がい者の雇用創出と社会参画が進められてきた。この法律により、企業は全社全体の2.2%の障がい者を雇用しなければならない。しかも、2020年には2.3%へ引き上げされる。 ただ、達成割合は50%に留まっているのが現状だ。しかも、せっかく入社しても短期間で離職してしまうケースが多い。雇用のミスマッチが発生しているのである。 加えて、身体障がい者の就職は進んでも、知的障がい者や精神障がい者の就職は進んでいないのが…

  • 「育児士」が日本の子育てを変える可能性

    今回は、2019年夏に新たに誕生する「育児士」という資格が、日本の子育てを変える可能性を考える。 ベビーシッター事業の歴史は30年と長いが、今回新たに「育児士」という資格をつくるのは、ベビーシッター文化を日本で広げていきたいという強い想いがあるからである。 今日すぐに呼べるベビーシッターとは 賃金の安さと職業としてのイメージの薄さが問題だった 団塊ジュニア世代がなり手となり得るか 子育てに苦しむ人を救えるかもしれない 今日すぐに呼べるベビーシッターとは 「キッズライン」は1時間1,000 円~スマホからも即日手配可能なオンラインベビーシッターおよび家事代行マッチングサービスである。 いつでもど…

  • ベーシックインカムで人は幸せになれるのか

    ベーシックインカム(BI)は今後実現する可能性があるのだろうか。 今回は、山本亮『ベーシック・インカム入門』(光文社、2009)を読んで、考えたことを書いていく。 無条件給付の基本所得は多くの問題を解決する 労働の価値観が変わる 働かなくても働いている 大幅な増税によって賄うことになる 現行制度の激変に対応できるのか 無条件給付の基本所得は多くの問題を解決する ベーシックインカム(BI)の特徴について、「ベーシック・インカム白書」(アイラアンド政府、2002年)が挙げているものは以下の通りである。(※以下の引用は一部を省略している。) 現物ではなく金銭で給付される。 定期的な支払いの形をとる。…

  • 平和教育で教えるべき事は戦争の悲惨さだけなのか

    平和教育は今後どうあるべきなのか。 今回は、吉田裕『日本軍兵士-アジア太平洋戦争の真実』(中央公論新社、2017)を読んで考えたことを書いていく。 戦闘死は少数。悲惨な死は原爆だけではない 閉ざされた組織の中は、私制裁・排除が起こる 吉本も学校も同じようなものだ 戦闘死は少数。悲惨な死は原爆だけではない 約二三〇万人といわれる日本軍将兵の死は実にさまざまな形での無残な死の集積だった。その一つひとつの死に対するこだわりを失ってしまえば、私たちの認識は戦場の現実から確実にかけ離れていくことになる。(p80) さまざまな形での無残な死とは、具体的にマラリア,結核などによる戦病死・餓死・海没死・特攻死…

  • 情報化社会をどう生き抜けばよいのか

    情報化社会の中で、私たちはこれからどのように生き抜いていけば良いのだろうか。 今回は、堀江貴文『情報だけ武器にしろ。』(ポプラ新書、2019)を読んで考えたことを書いていく。 情報は発信しなければ意味がない 伝統文化の技術を発信する仕組みがあるべき 普通は〇〇を安易に使うのは危険だ 何かアクションを起こさなければ 情報は発信しなければ意味がない 受動的になってはダメだよね。頭の中でいくら妄想しても世の中は何も変わらない。情報をアウトプットして他者と交流する事で始めて情報が価値を持つということだろうか。 「賢い人」が「情弱」から搾取をすることで社会が成り立っている。これは、現代版の「身分制度」と…

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    自己紹介 はじめまして。 私は現在、東京の中堅私立文系大学に通っている21歳の学生です。 このブログの目的は、「みやしろ町」という小さな町に住む大学生が、「日本の未来」という大きなヴィジョンを考えてみようという挑戦です。 現代社会の様々なテーマについて、自分の意見を発信することで、自分自身の見識を深めていきたいと思います。

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