2019年10月
written by Happyending「それで?牧野は仕事がしたいの?」「うん。あたしにはやっぱり無理なのよ。家でじっとしてるのって。」「司は何て?」「あいつには.....まだ言ってない。」「ふーん。」あたしの目の前には何故か花沢類。お邸を出ようとしたら執事さんに泣きつかれて、どこにいくにしても邸の車で送らせてくれと無理矢理リムジンに押し込まれた。あたしは、ただ、少し考えたかったんだ。これからのこと...
written by Happyending「ねぇ、あんたはどう思う?」「ナッ..?」「これ、ここ見て?」「ナァ??」「やっぱりオトコってこういうヒトがいいわけ?」「ナァ~ン..」「やっぱりそうなんだっ。あんたもオトコだもんね、チャーリーっ!!」「ニャーッ!?」あたしの剣幕にびっくりしたみたいで、チャーリーの尻尾がピーンって伸びた。とある雑誌の見開き。ドーンと写っているのは道明寺.....と、ボン・キュッ・ボ...
written by くるみぼたんロシア出張を終え、そのまま日本に入った。俺がロシアに出張したのをいい事に、つくしは日本にチャーリーを連れて里帰りってのをしている。俺も日本で、ゆっくり…なんて思っていたが、ここぞとばかりに仕事を詰め込まれた。早速、俺は打ち合わせのために花沢のオフィスを訪れた。類の執務室の前に到着し、ドアを開けようと手を掛けた時に聞こえてきた話し声に聞き耳を立ていた。「牧野と...
written by Aria雪深いこの街に来るのは今年に入って何回目になるのか元々寒いのは嫌いじゃないしこの白に覆われた景色は結構好きだ。それにもっと、俺がこの街に吸い寄せられる原因は変わらぬ笑顔で俺を温めてくれる彼女。「花沢類!」年齢的にはとっくに大人になってその見た目も女性らしく、綺麗になった牧野が時間より少し早くに駆け寄って来た。「そんなに走ると転ぶよ?」「大丈夫大丈夫!もう...
written by koma何の根拠があって15年だなんて言い出したのかはわからないけれど待っててほしいと言われて頷いてから12年。その間、ほとんど会う事も叶わずそれでも待ってられるのは道明寺を信じてるから。…なんて、強がってみてもやっぱり何も出来ないでただ待ってるだけって辛かったんだよね。そんなある日。突然のお姉さんからの電話であいつが倒れたと聞いて居ても立ってもいられずにNYへとか...
written by つくしんぼそれは、つくしの何気ない一言だった。つくしと司の結婚を祝していつもの仲間達が忙しい合間を縫って集まった。良い感じに酔った彼女が二人の愛猫(あいびょう)であるチャーリーを膝に乗せて撫でながら司に向かって言った。「アタシね、類が居なかったら死んでたかも知れないんだよ」「……は?」おい、待て赤札はやり直したしお前のピンチは何時だって俺が救ってきただろ「ほら、4人で行っ...
written by くるみぼたんお話の後半に大人な表現が出てきます。苦手な方は読み飛ばして下さいね。結婚式を終え、ようやく俺はつくしを堪能した。彼女の弱いところも可愛く喘ぐ声も可愛い反応も、中に挿ったときの感覚も俺の身体はよく知っていて、一緒に暮らし始めて3年になるのを実感する。初めて彼女と肌を合わせたのは、確かあの時だよな。15年待って欲しいなんていうあやふやな約束で彼女を縛っていた俺に『...
2019年10月
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