石原裕次郎の故郷・小樽。 石原裕次郎記念館は閉館してしまったけれど、小樽の街には今も、石原裕次郎の記憶がある。 昭和の映
庄野潤三「さくらんぼジャム」フーちゃんの引越しと祖父母の喪失感
庄野潤三「さくらんぼジャム」読了。 本作『さくらんぼジャム』は、1994年(平成6年)に文藝春秋から刊行された長篇小説で
【歌詞鑑賞】友部正人「銀座線を探して」渋谷駅の再開発を象徴的に歌う
友部正人がすごい。 今年11月、『あの橋を渡る』(2020)以来、4年ぶりとなるオリジナル・アルバム『銀座線を探して』を
【深読み考察】村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』が「最高傑作」だと言われる理由
村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』読了。 本作『ねじまき鳥クロニクル』は、1994年(平成6年)4月及び1995年(平成7
【深読み考察】村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』が「最高傑作」だと言われる理由
村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』読了。 本作『ねじまき鳥クロニクル』は、1994年(平成6年)4月及び1995年(平成7
三浦綾子「ひつじが丘」読了。 本作「ひつじが丘」は、1966年(昭和41年)12月に主婦の友社から刊行された長篇小説であ
庄野潤三「けい子ちゃんのゆかた」特別のドラマは何もない究極の日常小説という祈り
庄野潤三『けい子ちゃんのゆかた』読了。 本作『けい子ちゃんのゆかた』は、2005年(平成17年)4月に新潮社から刊行され
船山馨「北国物語」エキゾチックだった昭和初期の札幌と亡命ロシア美女の悲劇
船山馨「北国物語」読了。 本作「北国物語」は、1941年(昭和16年)12月に豊国社から刊行された長篇小説である。 この
庄野潤三「文学交友録」静かなブームのルーツを著者本人が語った貴重な記録
庄野潤三「文学交友録」読了。 本作『文学交友録』は、1995年(平成7年)3月に新潮社から刊行された文学的自叙伝である。
原作小説「フランダースの犬」ネロとパトラッシュの最期がアニメよりも泣ける理由とは?
ウィーダ「フランダースの犬」読了。 本作「フランダースの犬」は、1872年に発表された児童文学である。 この年、著者は3
庄野潤三「世をへだてて」福原麟太郎へのオマージュから生まれた文学随想的闘病記
庄野潤三「世をへだてて」読了。 本作『世をへだてて』は、1987年(昭和62年)11月に文芸春秋から刊行されたエッセイ集
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庄野潤三「世をへだてて」読了。 本作『世をへだてて』は、1987年(昭和62年)11月に文芸春秋から刊行されたエッセイ集
【深読み考察】村上春樹『1Q84』孤独な男女の恋愛物語が訴えかけるものとは何か?
村上春樹『1Q84』読了。 本作『1Q84』は、2009年(平成21年)から2010年(平成22年)にかけて、新潮社から
コナン・ドイル『シャーロック・ホームズの冒険』アイリーン・アドラーが登場する最初の短篇集
コナン・ドイル『シャーロック・ホームズの冒険』読了。 本作『シャーロック・ホームズの冒険』は、1892年(明治25年)に
氷室冴子「少女小説家は死なない!」80年代のライトノベルを勉強したい人は絶対読むべき
氷室冴子『少女小説家は死なない!』読了。 本作『少女小説家は死なない!』は、1983年(昭和58年)11月に集英社文庫(
北海道の冬はスーツ・カンパニーで買ったMOON社のツイード・ジャケットで乗り切る
冬のビジネス・スタイルはツイードが基本。 なにしろ、暖かいし、クラシックなビジュアルもいい。 スーツ・カンパニーのジャケ
ゴーゴリ『鼻・外套・査察官』19世紀ロシア小市民の笑いや悲しみを奇想天外な小噺で描く
ゴーゴリ『鼻・外套・査察官』読了。 本作『鼻・外套・査察官』は、2006年(平成18年)11月に、浦雅春の翻訳によって、
【偏愛】「HTBまめほん」北海道の文化や歴史をスノッブに語りたい人におすすめ
小さいものが好きだから豆本が好き。 北海道が好きだから、北海道について書かれた本が好き。 そんな人に絶対刺さるのが「HT
【読書日記】村上春樹「遠い太鼓」│『ノルウェイの森』と『ダンス・ダンス・ダンス』誕生秘話
村上春樹「遠い太鼓」読了。 本作「遠い太鼓」は、1990年(平成2年)6月に講談社から刊行された旅行記である。 この年、
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石原裕次郎が亡くなったとき、追悼盤と銘打ったシングルレコードが発売された。 1987年(昭和62年)8月のことである。
矢口史靖「スウィングガールズ」読了。 本作「スウィングガールズ」は、2004年(平成16年)9月にメディアファクトリーか
石坂洋次郎「あいつと私」読了。 本作「あいつと私」は、1961年(昭和36年)5月に新潮社から刊行された長篇小説である。
エレイン・ローブル・カニグズバーグ『Tバック戦争』読了。 本作『Tバック戦争』は、1993年(平成5年)に刊行された長編
札幌まつりは、北海道神宮の例大祭である。 北海道神宮にはもちろん、中島公園にも多くの露店が並ぶ。 明治以来、札幌市民にと
岩波少年文庫フェア2024は「岩波少年文庫で読むケストナーとドイツの作家たち」だった。 「特製アクリルキーホルダーを応募
読書好きにとって、読書は趣味ではない。 食べることや眠ることと同じように、読書とは生きることなのだ。 快適な読書ライフを
野田知佑「のんびり行こうぜ」読了。 本作「のんびり行こうぜ」は、1986年(昭和61年)7月に小学館から刊行されたエッセ
スルメイカ(真いか)は、函館の夏の風物詩だ。 「函館の朝は、いか刺しから始まる」とまで言われた時代。 そんな食文化も、今
庄司太一の『びんだま飛ばそ』(1997)が出たころ、古いガラス瓶を集めるのが、ちょっとしたブームになった。 ガラス瓶と言
6月の札幌は、アカシヤの季節である。 札幌まつりの頃、札幌の街では、アカシヤの白い花が満開になる。 アカシヤの花の季節は
浜田省吾の名盤『PROMISED LAND 〜約束の地』(1982)は、アメリカ文学の影響を感じさせる。 『約束の地』と
ウイリアム・サロイヤン『わが名はアラム』読了。 本作『わが名はアラム』は、1940年(昭和15年)に刊行された長篇小説で
北大祭は、北海道大学の学園祭である。 大学の学園祭なのに、札幌市民への定着度はすごい。 「ライラックまつり」「北大祭」「
ヴィンテージのカップ&ソーサといえば、オールド・ノリタケ(日本陶器)が超有名だが、モダンなデザインに関しては東洋陶器も負
2025年(令和7年)3月、中公文庫から、森田たまの『随筆 ふるさとの味』が刊行された。 森田たまは、札幌出身の女流作家
多くのコレクターがいることで知られる「Fire-King」(ファイヤーキング)の生産がアメリカで終了したのは、1986年
ロバート・B・パーカー『約束の地』読了。 本作『約束の地』は、1976年(昭和51年)に刊行された探偵小説である。 この
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骨董収集に挑戦してみたいけど、教えてくれる人がいない! 骨董品のことを、もっと勉強したい! 骨董品に関する本を読みたい!
江別の本屋さんに、新潮文庫の豆本ガチャがありました。 何に使うでもないけれど、つい欲しくなってしまうミニチュア雑貨。 文
今回の青春ベストバイは、スワロフスキーのハリネズミです。 購入から20年以上が経つけれど、輝きはあの頃のまま。 上質のも
たくぎんのテレビCMで、中島みゆきの曲が流れていました。 画面に登場しているのは、俳優の吉岡秀隆さん。 あの頃、たくぎん
札幌で生産されている「メイド・イン・サッポロ」のアイテムをまとめてみました。 札幌限定の食べ物は、お土産としても人気があ
今回の青春ベストバイは、オリンパス・ペンです。 小学生でも安心して使うことのできたハーフサイズカメラ。 2000年代のカ
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ウディ・アレン監督のオシャレトロな恋愛コメディ『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』が面白くない? そんなことはありません
久しぶりに友部正人でも聴こうかと思ったら、レコードもCDもない。 引越しを繰り返すうちに処分してしまったらしい。 仕方が
Kiwi FM のプレイリストを手に入れた。 Kiwi FM っていうのは、映画『波の数だけ抱きしめて』に登場する架空の
1970年代から1980年代にかけて、日本のアーチストが録音した作品の中から、AORっぽい曲を聴けるアルバムを年代順に揃
ラブマシーンのデビューシングル「お前は夢の中」は、1981年(昭和56年)発売。 発売元は、日本最古のロック専門レーベル
「あいみょんなんて知らない」というおじさんは、今すぐあいみょんを聴くべき。 特に、若い頃に浜田省吾が好きだったおじさん。
NHK「SONGS」で、さだまさしを観た。 別に、録画予約していたわけじゃない。 NHKは常に自動録画しているので、必然
浜田省吾は俺たちの青春のサウンドトラック。 ピークは1986年(昭和61年)発売の『J.BOY』。 そして、アルバム『J
夏が近づくと『波の数だけ抱きしめて』を観たくなる。 音楽が素晴らしいんだよなあ。 もちろん、1982年の空気感も好き。
おじさんは、古い歌が好き。 でも、夏には、最近の歌だって聴きたいと思う。 てなわけで、おじさん向け、21世紀の夏歌ベスト
夏の朝はLUCKY TAPES(通称ラッキー)。 アルバム『dressing』は、爽やかなソウル・ポップを聴かせてくれる
「ユウイチが死んだってよ」 あいつのメッセージを見たとき、僕はユウイチという名前の少年を、すぐには思い出すことができなか
「おまえ、ヤマタツ知ってるか?」と言ったのは、下宿の先輩だった。 先輩と言っても、同じ大学の1年生で、二浪していた彼は、