六月大歌舞伎歌舞伎座-----・昼夜ともみっちり満ち満ちの充実感、昼の部が特にすごい。端の端まで餡のつまった鯛焼きのごとく(←もっとましな表現ないのか自分)。清新と、すずやかな緊張と、祝祭と、密度と、(演目テーマの)重み。・腹の底にじりりとくる、上州土産百両首。獅童さんと菊之助さん。前半の客席めぐりの楽しさと終盤とのギャップ、切ない。・三笠山御殿はニザ様豆腐屋口上御馳走から、出語り葵太夫さん・宏太郎さんで豪華お局がたは重量級の華やぎ(観客視点)から徐々に熾烈、の先の時蔵さん花道七三疑着の相。・夜の部は、どこを切っても瑞々し。フレッシュフレッシュフレッシュ。◆昼の部一、上州土産百両首二、義経千本桜三、妹背山婦女庭訓三笠山御殿六代目中村時蔵襲名披露狂言◆夜の部一、南総里見八犬伝円塚山の場二、山姥初代中村萬壽襲...【歌舞伎】歌舞伎座六月大歌舞伎2024年6月