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  • 成年後見研修は受けておくもんです!

    先日久しぶりに成年後見研修に参加した。会員による死後事務・未支給年金についてであった。この研修受けてよかった!!T先生、ありがとうございます!以前被後見人が亡くなったときは相続人がいたため、仕事事務はほとんどなかったし、父親が亡くなったときは、未支給年金を弟の代わりに請求したが、弟は相続人であったし、同居もしていたのて、特に支障もなく済んだ。この研修を受けるまでは未支給年金など、いらなければ請求しなければいいだけだと単純に思っていた。社労士失格…勉強し直しか…未支給年金請求しないと後で返済義務があるなんて知らなかった!ある行政書士さんは払い込まれた年金を施設の支払いなどに使っていしまい、未支給年金請求者もいなかったため、後見人が支払わなければならなくなったとのこと。不当利得になるから返済しないといけないと...成年後見研修は受けておくもんです!

  • 察して、忖度してよの日本社会。お口で言ってよ!

    ある高齢者の成年後見をしている。入院している病院の病棟から電話があった。ベッドの横で転倒したとのこと。外傷もなく異常はないとのこと。家族等に連絡する決まりだから連絡したのだとか。はー、さいですか。ついでのように、「最近毎日コーラ飲んでる」と言う。あー、体に悪いな、と思って何か言おうとしたら先に言われた。「毎日なんでお金けっこうかかります。大丈夫ですかね?」…先日送られてきた小口出納まだ数万円残ってたような。大丈夫だと思いますと言うと、「でもけっこうなお金なんですよ」と繰り返す。コーラ毎日飲んだら3000円ぐらいか?それよりも、後見人としては高齢者が急にコーラを毎日飲むようになったことのほうが心配なのだが、「ゼロカロリーコーラです。医師の監督下で飲んでますから大丈夫です」だって。さいですかい。で?また金のこ...察して、忖度してよの日本社会。お口で言ってよ!

  • 男女平等ぶっちぎりのアイスランドは女性にやさしくない?

    アイスランドは“世界で最も男女平等が進んでいる国”といわれ、世界経済フォーラムが発表するジェンダーギャップ指数ランキングで、2009年から14回連続で1位に輝いています。が、人口が38万人と少なく、国土も北海道よりちょっと大きいぐらいの、最果ての北の寒い国のせいか、日本の政治家や官僚はあまりこの国のことを取り上げないようです。日本国民の知名度も低いし、なんかね~、取り上げても、だから?そんな小国を手本にしてもだめじゃん、とか言われるからですかね。わたしはアイスランドというと、ミュージシャンのビョークしか知りません。首都はレイキャビクです。この言葉はたぶんなんとなく知名度高いはず…そんな北の最果ての国の首相は女性です。1月中頃の朝刊にインタビュー記事が載っていました。最初のところに冒頭の、世界一男女平等云々...男女平等ぶっちぎりのアイスランドは女性にやさしくない?

  • アルムナイ?しょうむない

    朝刊に聞き慣れない(見慣れない)カタカナが載っていた。アルムナイ。記事を読むと、中途退職した元社員のことらしい。同窓生、卒業生が語源とのことだが、中退したら卒業生やないやろ?一度退職した人を再雇用するらしいのだが…海外ではよくあるが、終身雇用の日本ではほとんどなく、そんなたいそうな職場でなくとも、一旦辞めてで戻るのって、なんかワケアリと思われたり、変な人と思われたりしがちなので、抵抗感を減らすために、わざわざ英語にしてるのか?ネット検索すると、いっぱいでてきた。アルムナイか。しょうむない😑英語オンチ、外国語オンチの日本では、やたらとカタカナ語が多用される。リスキニング?は廃れたのか?なんでも漢字にして、自国の発音で流通させる中国もやっかいだが、得意気にカタカナ語を振り回す日本はなんか滑稽である。ほんとアル...アルムナイ?しょうむない

  • 企業が高齢者を雇うのは「安い・辞めない・休まない」から

    郡山史郎さんの「87歳。いまが一番働き盛り」が面白かった。50歳を超えると高齢の方のことがとても気になる。身に染みる。特に働くということにかけては。郡山さんの経歴は華やかである。定年後も引く手あまたであろうと容易に推測できる。だが。郡山さんは言う。「定年後も引く手あまたという大いなる勘違い」郡山さんは多くの働く人間が(特にデスクワーク関係)が目をそむけ、耳をふさぎたくなることをガンガン言う。・定年後の現実を知らない40代、50代。20代、30代のほうが冷静。(余談だが、私は介護施設に勤務しているとき、要介護者に対して40代50代の職員が心ない言葉を発し、侮り蔑ろにしているのを目の当たりにしてびっくりした。20代30代のほうがひどいと思っていただけに、全くの逆で、ほんとうに驚いた。)・定年は”老害”の特効薬...企業が高齢者を雇うのは「安い・辞めない・休まない」から

  • 立憲のおおさかさん、カッコいいけどなんか心配~

    朝ご飯の時のラジオを消さずにつけておいたら国会中継が始まってしまった。立憲民主党(?だったかな、)の人が総理大臣に厳しい質問をしていた。いろいろあったのだが、減税について、たしか「おおさか」さんというお名前だったかな?そのおおさかさんが、減税といえば国民みんなが喜ぶものなのに、今回はどうもみなそれほど喜んでいない。今はたして減税するときか?必要な人に必要な支援をするには減税ではだめなのでは?といった地元の人の声をぶつけていたのだが…ちょっと素朴な疑問だが、減税って国民みんなが嬉しいものか?ここでいう減税とは買い物すれば否応なく支払う消費税や贅沢品の酒税とかたばこ税とか温泉税?とかのことではなく、儲かった(所得のあるということだが)人が払う所得と儲かった(黒字の企業)会社が払う法人税のことだろ?関係ない人も...立憲のおおさかさん、カッコいいけどなんか心配~

  • 現行制度に詳しいだけじゃなく新しい制度の提案も社労士には求められているかも

    雇われて働く人が多いのが日本社会の特徴である。小さい会社が多く、社労士の出番は多いといえる。だが、「雇用」以外で働く人が増えている。フリーランスの人が多くなっている。労災などの適用も増えてきてはいるが、働き方が変わってきており、被用者保険の専門である社労士もちょっとやり方を工夫しないといけないのだなと思った。たとえば…野菜や果物などの収穫を一定時期、1日に数時間だけやるような場合、農園運営者は誰かを「雇う」という発想はない。ケガをしたときなどのことはあまり考えていない。あえて聞けば、手伝ってくれる人には、ウーバーのような個人請負でやりたいとの考えである。中小零細農家を淘汰して大規模に農業をやるという方針は方針として、現実に中小零細農家は多いし、そういう人たちが淘汰されるのはいやだ。そういう人たちもやってい...現行制度に詳しいだけじゃなく新しい制度の提案も社労士には求められているかも

  • 勉強したり、遊んだり。仕事は…

    法学部の通信教育もはや7年目である。いくら通学よりは安いとはいえ、教科書代やスクーリングの費用を思うと早々に切り上げねばと思う。昨年度で卒業の予定であった。自分だけの予定である…はなっからスクーリングの単位が足りていなかったのだが、それに気づいたのは、昨年の暮れごろであった。いつまでも卒業のお知らせがこないな…と訝しく思っていたら、来年度の履修のお知らせが来たのである…単位取得表の見方をようやく本腰入れて見たら、卒業要件を満たすだけのスクーリング単位が足りていないにもかかわらず、取るべき科目がもはやないのである…教学部に連絡し、一度テキスト学習で履修したものを取り消してもらい、スクーリングで受け直すなどの裏技を使い、苦手だからという理由で避けていた会社法などもやる羽目になり、この夏FP入門Ⅰなる科目を4日...勉強したり、遊んだり。仕事は…

  • 「働く女性最多」がなぜ「育児女性7割仕事両立」に?錬金術か?

    そのへんにうっちゃってあった7月2日の読売新聞をなにげに手に取ってみたら、一面に「育児女性7割仕事両立」との見出しが。その横にちょっと小さ目文字で就業女性最多3035万人とある。総務省の2022年度就業構造基本調査の結果についての記事のようだが…未就学児の育児をしている女性のうち、仕事と「両立」している人の割合は73.4%で過去最高。…「育児と仕事を両立している女性の割合の推移」とやらのグラフが載っているが…*就業構造基本調査結果に基づき作成したらしい…他の新聞があったので、確認する。見出しは働く女性最多3035万人、総務省22年就業構造基本調査「男女別就業者数の推移」のグラフあり記事の最後にようやく、両立の言葉がみつかる。総務省は、育児休業取得や時短勤務といった仕事と育児の両立支援が進んでいることが背景...「働く女性最多」がなぜ「育児女性7割仕事両立」に?錬金術か?

  • 雇用保険は少子化対策制度だったのか…

    「雇用保険制度が果たすべき役割を問う」なんか硬派なタイトルで、気合入れのため朝一番に読みました。月刊社労士6月号のZoomupなる記事です。労働政策審議会職業安定分科会雇用保険部会が5月に開催され、政府が求めている雇用保険制度の見直しについて中間整理の報告がなされたとのこと。政府は少子化対策や労働移動の促進の観点から、産後パパ育休機関の給付引き上げ、育児期の短時間勤務に対する給付、育休給付の財政基盤の強化、週20時間未満の労働者の適用拡大、自己都合退職者の給付制限緩和、教育訓練給付の拡大について検討しており、審議会に諮問しています。審議会は、制度の趣旨や果たすべき役割、保護すべき対象などの考え方を整理し、取りえる選択肢を示しています。審議会は、適用拡大については、雇用保険制度は失業を保険事故としており、保...雇用保険は少子化対策制度だったのか…

  • チャットGPTは素晴らしい!内容以外は(笑)

    対話型文章作成AIチャットGPTとかがかしましい。連日のように、なんやかやとニュースになっている。中学生の娘は真面目なので、そんなんで宿題とかするのってずるーい!とブツブツ言っている。AIがあんたの宿題手伝ってくれたらお母さんは助かるのやけど…との思いはあるが、娘のネットを使った調べ物学習を見てると、安心よりも心配が大きい…使ってみた感想というのが先日新聞に載っていたが、すごい便利でカンタンとのこと。「村上春樹風の文章を、料理ネタを含んで400字で書いてください」とお願いすると、瞬時で記述するとのこと!すごい!その自然な文章能力に唖然としたとのこと!すごい!問題は…そのもっともらしさの割には、内容的にはほぼデタラメだということ(笑)ネット上のどこかから適当に拾ってくるからそうなるようだ。性能は上がるとはい...チャットGPTは素晴らしい!内容以外は(笑)

  • 三国志から学ぶべきは戦略などではない。

    三国志はずいぶんビジネスの領域で重用されているのですね。登場人物の中で現代において一番のビジネスマンは誰かとか、ビジネス戦略を学ぶ!とか…群雄割拠の時代の話ですから、競争市場であるビジネスシーンで活用されるのは当然かもしれませんが、一方で、あれ?日本人て「和を以て貴しとなす」じゃなかったっけ?とも思います(笑)三国志って、血しぶきバシャバシャ、首はボンボコ跳ぶわ、飛ぶわ、胴体は真っ二つになるわ、勘違いで罪なき人ががんがん殺されるわ、裏の裏の裏をかきまくるわ、陰謀権謀なにがなにやら、力と知のぶつかりあい、奸雄が天下を取る…その一方で、信義が一本の柱のように通っています。ところが、日本人がもてはやすのは戦略ばかり。子ども向けの三国志を10巻読み終わり、あまりにも名セリフが多く、今度は書き写そうと思い、また最初...三国志から学ぶべきは戦略などではない。

  • 上司が従業員の冠婚葬祭費用や歓送迎会等の費用を部下から徴収するのは問題ないのか

    職場の上司から、同じ職場の同僚等に対する冠婚葬祭の他、歓送迎会の費用、贈り物などの費用を徴収され、その額が年間を通して大きく、経済的に苦しい場合、どうしたらよいのか。断ることは可能である。もとより強制徴収ではないのだから。しかし、みなが(いやいや、渋々ながらでも)出しているのに自分だけ出さないというのは、勇気がいるし、仲間外れにされたり、その上司から悪い印象を持たれることは容易に想像できる。従業員が断れるか否かという点ではなく、このような上司の行いは問題ないのかという点を見るべきであろうと思う。就業規則において、冠婚葬祭費用や送別会等の費用を任意に集めてはならないという規定は、おそらくたいていの会社は持っていないと思う。しかし上記上司の行いは、会社・職場組織の濫用にあたる。個人で同僚等の葬儀に参列し香典を...上司が従業員の冠婚葬祭費用や歓送迎会等の費用を部下から徴収するのは問題ないのか

  • 社会で活躍して過労死するくらいなら貧困専業主婦の方がましか…

    1専業主婦は減っている。2共働き世帯が増えている。3専業主婦は一部の特権階級だけである。1、2は統計上事実みたいだが、3はちょっと違う気がする。このことは「なんとなく」「感じていた」が、1,2,3について、労働経済を専門とする周燕飛(しゅうえんび)さんの「貧困専業主婦」を読むと、主婦とか、専業主婦とか、共働きというものの実態を知れば、ずいぶん実相は違うのだなと思った。共働きを、言葉通り、収入のバランスに関係なく、とにかく夫婦がなんらかの収入を得ていると捉えれば、おそらく9割ぐらいにはなるのではないかと思う。しかし、内容を見れば、男女がほぼ同額、あるいはほぼ同時間というのは非常に少なく、ほとんどの既婚女性は短時間や非正規である。扶養の範囲というものである。専業主婦を、まったく働いていない主婦ととらえればほと...社会で活躍して過労死するくらいなら貧困専業主婦の方がましか…

  • 社労士だって民事信託、一人でやるだけが独学じゃない。

    今月の成年後見連絡協議会は、「成年後見と民事信託」についてでした。商工会の研修講師のときに自分なりに勉強はしたのだが、弁護士の方のお話を聞いた後では、ちょっとひんやりしました。やっぱり、わかってなかったわ…講師の伊庭弁護士のお話は大変おもしろかったです。ついていけない部分もあったけれども、聞いて本当によかった。独学をモットーとする自分であるが、一人でやる「だけ」が独学ではない。わかる人の話をちゃんと聞かないと独学は破綻する。社労士にとって、信託というのは、知ってる人は知ってるのだろうが、仕事としては無縁のものなので、概念自体がわかりづらい。伊庭先生によれば、十字軍のときに、領地を放置していかねばならない兵士が友人に領地、妻子のことを頼んだのがはじまりだとか。古い…成年後見人として関連するのは民事信託である...社労士だって民事信託、一人でやるだけが独学じゃない。

  • 人に仕事を依頼するときは甘えんぼうではいけません。

    日本社会にはヘンテコな慣行が横行している。雪道で自損事故を起こし、保険会社とやり取りが始まりました。スマホに電話がかかってくるのですが、出られないので留守電となります。会社名と自分の名前はおっしゃるのですが、用件をまったくおっしゃらないのです。保険会社、代理店ともにです。またかけますとなってますが、これは決まりなのでしょうか。客に折り返しかけさせたらいけない決まりなのでしょうか。用件を簡単に言ってくれれば、仕事中電話に出られないし、こちらからかけよう、そう思います。そうすれば処理は早く済みます。以前厚労省の委託事業である両立支援プランナーをやっているときも、大手人材派遣会社の方がみなさんそういう方で大変困り、イラっときました(笑)大きい会社は部門がいろいろあって、会計その他で用件が違います。部署名も用件も...人に仕事を依頼するときは甘えんぼうではいけません。

  • よくわかってないのに「インボイス」だって…

    インボイスか、ふーん。と思っていたが、月刊社労士11月の税理士さんの記事を読むと、実害があるようだ。今さらなにがインボイスや、横文字使えば恐れ入ると思ってのことか。iDeCoやNISAと同じ手口だが、あちらは得かもと思わせるだけだが、こちらは強制力がある。消費税導入のときには、事業主さん、むしろ得ですねん、益税ゆうもんが懐に入りまんねん、堂々と値上げができますねん、こんな得な税金他にありまへんがな。(素人関西弁)それが今になってインボイスか。外税のついたパンフレットまだいっぱい残ってんのにどうしてくれんのよ。消費税どころか、値段そのものがわからなくなってきたわ。(元々値段がわからないところに、誰が負担するのかいまひとつわからない消費税がくっついたせいやぞい!)消費税の支払い義務なんぞないし、いいのですけど...よくわかってないのに「インボイス」だって…

  • 働き方改革に前のめりだった安倍さん、結局なにがしたかったんだろう?

    働き方改革についての研修講師のお話をいただいた。この機会に、「働き方改革とはいったいなんだったのか」、振り返ってみたいと思った。研修のタイトルは「働き方改革はなぜ必要だったのか」である。過去形である。まだ完成していないのに。頓挫しているし、コロナ感染という想定外のことが起きて、いろんなことが変わってしまった。しかし、この期に及んでまだ変わらないこともある。はじまってはや7年ほども経つ。関連法案ができたのは2019年4月だが、2015年あたりから安倍さんは働き方改革に前のめりになっていた。当時監督課の臨時アルバイトをしていた私は、年末にいきなり経営者、労働者、行政の三者会議を開催するとかで、忙しい目にあった。国会で安倍さんがやるとか言ってやる羽目になった。首相官邸のホームページには平成28年のままの、働き方...働き方改革に前のめりだった安倍さん、結局なにがしたかったんだろう?

  • 岩崎仁弥さんの労働時間制度の解説とてもよかったです

    ビジネスガイド10月号の、岩崎仁弥(いわさききみや)さんの、「労働時間制度の「原則」と「例外」を考える」はすごく勉強になった。我が国の労働時間制度はなぜわかりにくいのか?という問いを立てて、それに答える解説という形である。問いの答えは、複数の原則と例外、特例が混在して入れ子状態になっているからです。例えが秀逸です。カルデラ火山の外輪山の中に複数の噴火口があるようなもので、これを様々な角度から紐解いていかないと理解できないとして、図入りで説明してます。労働基準法の立法担当者である寺本廣作さんの「労働基準法解説」を参考にされています。実務の上ではこういった本はすぐに役立つものでもなく、読む必要もないように思います。でも実務というのはいつも難題に直面します。テキスト通りに行ってくれないものです。そうなると、立法...岩崎仁弥さんの労働時間制度の解説とてもよかったです

  • 代表取締役もコンビニオーナーも労働者ではないが、支配されていることに変わりはない

    月刊社労士8月号の労働保険審査会裁決事例は代表取締役の労働者性が争われた事件であった。実質トップから業務全般の指示を受けていた社長が職場で首をつって自殺したのだが、遺族が労災保険の葬祭料を請求したところ、支給しないとの処分を受け、処分の取消を求めたのである。労災保険上の労働者であるとは認められず、訴えは棄却されている。使用従属性と労働者性の判断を補強する要素を勘案して総合的に判断した結果、労働者ではないとなった。この法的な枠組みは妥当であるといえる。代表取締役となっている以上、どれだけ精神的に支配されていようと、労働者性を主張するのは無理な話である。労基法や労災法よりも労働者の概念を広く認めている労組法でさえも、コンビニオーナーに労働者性はないとの判決が言い渡されているのである。コンビニオーナーとしては無...代表取締役もコンビニオーナーも労働者ではないが、支配されていることに変わりはない

  • ディベート甲子園では労働問題も出てきます

    夏と言えば甲子園であるが、野球だけではなく、ディベートにも甲子園があります。全国中学高校ディベート選手権(ディベート甲子園)である。今年の論題は中学生が「日本は中学生以下のスマートフォンなどの使用を禁止すべきである。是か非か」高校生が「日本はすべての石炭火力発電を代替発電に切り替えるべきである。是か非か」中高生のディベートは大学生や大人に負けないほど面白いですよ。出場校は開成、灘高、桜陰など、そうそうたる名門校が並んでいます。数年前に、ある企業の研修で労務講座を担当したとき、中高生のディベート甲子園に触発されて、ディベートを取り入れたのですが、予想をはるかに上回る白熱でした。休憩時間にベランダにタバコを吸いに行ってなかなか戻ってこなかったり、脚を投げだして斜に構えているような若手社員が思いがけず、論陣を張...ディベート甲子園では労働問題も出てきます

  • 判例とは言うが、判例法となると膨大な判例を読むことに…

    法学部通信教育もようやく終わりが見えてきました。レポートの評価のところには、どの担当教授からも、卒業目指して頑張ってくださいとのコメントが見られます。卒業できない可能性もあるわけです…レポートが提出できなかったり、試験を受けられなかったり…試験に落ちたり…入っただけで箔が付く大学と違い、基本的には高卒資格があれば門扉が開かれているのが通信教育ですから、卒業しないことにはなんの足しにもならないのです。ここはやはり、踏ん張りとおして、来年3月には晴れて卒業を手にしたいものです。とはいえ、新年度初めこそ、張り切って予定通りレポートを提出していましたが、6月ですでに遅れが生じています…足掛け6年、そろそろ卒業せねば!いくら通信といえども、自分のお金を注ぎ込んでいる以上元は取らねば!ということで、なんとか英米法のレ...判例とは言うが、判例法となると膨大な判例を読むことに…

  • 「ビジネスガイド」はやはり役に立ちます

    なんか久しぶりに「ビジネスガイド」を買いました。定期購読をしていると、たまっていくいっぽうで、大変ストレスが大きいのですが、町に1件しかない小さな書店にビジネスガイドが置かれていたので4月号から気分によって購入することにしてみました。他に購入者がいないのか、販売日からけっこう日にちが経過してもちゃんと残っています。売れてしまうかも…と心配して読む気もないのにとりあえず買いする必要もないのです。余裕があると、この本面白いです。ちゃんと役立つこと、知っておいてよかった!ことが書いてありますから。5月号の向井蘭弁護士の「いわゆるシフト制留意事項への現実的な対応」が大変よかったです。シフト制って、自分も10年近く働きましたが、メリットデメリット両方あって面白いのです。でも、その運用の仕方っていろいろあって、シフトが崩れ...「ビジネスガイド」はやはり役に立ちます

  • 惰性で続けていることをやめるのは簡単か難しいか

    惰性で続けていることをやめるのは難しいと勝手に思い込んでいた。もちろんただの思い込みである。平成28年度から続けていた、人材派遣会社パソナが厚労省から請け負って、社労士や中小企業診断士等にやらせている、企業に育児休業や介護休業の説明をする仕事を今年度はやめた。応募しない。ただそれだけである。自分からアクションを起こさなければなにも起こらない。当然である。けっこう面倒なエントリーシートを時間をかけて完成させていたのをやめただけである。やめることとはじめることのどちらが難しいかというと実はわからない。タバコやアルコール、コーヒー、他にも悪い癖などはやめること自体が難しいように思えるが、ほんとにそうなのか。ボランティアや新しい商ばいなどは始めるのが難しいようだがほんとにそうか。継続の難しさもよくいわれることだが、これ...惰性で続けていることをやめるのは簡単か難しいか

  • 人事労務を生業とする社労士に聞かせる「モノ」の話

    月刊社労士には童門冬二の、歴史から学ぶビジネスのあり方的な連載がある。説教くさいし、孫氏や孔子など偉人をたとえに出す話は好きではないし、日本の武将や商人の話はなおのこと、好きではない。なので読み飛ばしていた。しかし、1月号の連載のタイトルは「落ちた鐘にも意思がある」ではないか。人の心は不得意であるが、私は物は好きである。とはいえ、人相手の仕事をしている社労士向けだ、たいして面白くもないだろうと期待もせずに読み始めた。江戸時代、河村瑞賢という大工が増上寺の落ちた釣鐘を直す仕事をバカ安で落札したのである。瑞賢は信心深い性格であり、それが万物に及んでいる。万物にも生命があり、意思がある、と思っている。だから、落ちた鐘にも落ちようという意思があった、ととらえる。自力では戻れないので人の力を頼らざるを得ない。工事が必要と...人事労務を生業とする社労士に聞かせる「モノ」の話

  • 大正時代に年次有給休暇を使い切った登山家加藤文太郎。

    数年前、富山駅のビルに入っている書店でヤマケイ文庫を2冊購入した。数ページ読んだだけで放置していたが、なにげなく手に取り読み始めた。大正時代の登山家加藤文太郎の伝記である。小説家新田次郎の「孤高の人」が有名であるが、私が読んだのは谷甲州の「単独行者アラインゲンガー」である。登山経験のない自分でも、面白いな―と思う内容である。登山家ならなおのこと、面白く読めるのではないかと思う。さて、このブログで登山家加藤のことを書いたのはほかでもない、会社員である加藤がめちゃくちゃ年次有給休暇を取っていたからである。いや、有給かどうかははっきりしないのだが、あまりにも休暇が多すぎるのである。欠勤扱いでなく給料が減らないなら実質有給休暇である。申請したら取れたっぽい書き方なので有給に近い。加藤が生まれたのは1905年明治38年で...大正時代に年次有給休暇を使い切った登山家加藤文太郎。

  • ケアマネ更新研修はなぜ眠いのか…

    今、ケアマネ更新研修なるものを受けている。ケアマネ(ケアマネジャー)は介護支援専門員のことであるが、国家資格ではない。自分が今受講しているのはケアマネ業務に従事していない者ばかりが受ける更新研修である。ケアマネの仕事に従事していないのになぜ受けるのか。ケアマネの仕事に従事していないのになぜ更新研修が必要なのか。私はただケアマネの名称を使いたいだけである。60時間近くの研修の大半を占めるのがケアプラン作成についてである。要介護者のことをアセスメントしてケアプランを作成するわけだが、自分、とんと向いてないと、つくづく思った。初日の介護保険とは~という講義までは、ふむふむ、なるほど。へーーーーっ、そうなんだ、今介護はそうなってるのか!と身を乗り出さんばかりであったが、利用者様の望む生活は~とか、ニーズは~とか傾聴とは...ケアマネ更新研修はなぜ眠いのか…

  • 車の整備士→営業部長→社労士・行政書士、かっこいい!

    新聞でかっこいい社労士さんをみつけた。行政書士試験に落ちて凹んでいたところ、社労士・行政書士のダブルライセンスを生かして仕事をしている社労士さんの記事を読んだ。行政書士で食えるか?という問いは古典的で、それに対してはいろんな人がいろんなことを言っている。例えば、宅建の先生をしている人は、行政書士資格があることで、不動産の仕事が格段に信頼されるようになったとか。使い方、活かし方の問題であって、その資格で食えるか食えないかという問いは無意味だ、職種じゃないんだからとのこと。私が行政書士試験を受けようと思ったのは、そもそも(そんな長い話聞きたくないわ!!そんなとこから語られても困るわ!と言う方は飛ばしてください!!)社労士の研修会に講師としてくる弁護士の先生の話がどうにもこうにもさっぱりわからず、???のオンパレード...車の整備士→営業部長→社労士・行政書士、かっこいい!

  • 逮捕送検がいやなのは企業も公務員も同じじゃないかなぁ

    見よう見ようと思いつつ先延ばしにしていた、KiteRaの「労働問題に関する司法と行政の視点とその対策術~使用者側弁護士と元労働基準監督官とのパネルディスカッション」をようやく視聴した。いくつかのテーマを司法と行政、それぞれの視点で弁護士、元労働基準監督官が語るのだが、なんか、視点のズレ具合というか、かみ合わなさがギャグみたいで面白かった。最初のテーマは、年休5日の時季指定怠り送検、取得申請に応じずについてだった。給食管理をしている食品会社の3事業場の店長3人が書類送検されているが、視聴者からの「なぜ店長なのか?」という質問に対し、元監督官は、証拠の立証がなんたらかんたら、エリアマネジャーとかの指揮監督者は立証が難しいとか小難しいことを言っていたが、弁護士からはすかさず、これって、悪いのは社長じゃないのか?という...逮捕送検がいやなのは企業も公務員も同じじゃないかなぁ

  • 負けて凹んでる場合ではない。来年に向けて兜の緒を締めねば。

    行政書士試験がようやく終わった。1月末の発表まで知らん顔を決め込むつもりでいたが、資格学校の先生のブログに書かれていた言葉で思い直した。現実から逃れたいのは誰だって同じだ。不首尾に終わったことを実感している人たちはみな、いっとき解放感にひたりたいであろう。自分も、その後の法学部の科目試験や2カ月ほどで20本近いレポートを提出しなければいけないことを言い訳にして、あとは野となれ山となれと開き直っていたが、実を言うと心は晴れず、ひそかに凹んでいた。しぶしぶながら、解答速報で照らし合わせてみた。行政書士試験は記述問題というのがあり、この配点が高く、これによって試験の合否が分かれるのだが、合格点の180点には及ばないだろうというのが正直なところである。試験全体の難易度は決して高くはなかった。トンデモ問題はどんな資格試験...負けて凹んでる場合ではない。来年に向けて兜の緒を締めねば。

  • 保険商品の販売はネットワークビジネスではない

    生命保険の代理店を始めたので、法事の時にさっそく親戚に声がけをしてみた。世間一般で言われていることが見事に親戚の人たちにも当てはまり、あわよくば契約の1件でもという甘い考えは打ち砕かれた。保険商品の販売はネットワークビジネスではない。保険商品は月々の保険料を見るとそうでもないが、年間料金を何十年かでかけると高額である。月5000円でも30年間払い続ければ180万円。1万円なら360万円。2万円なら720万円。こんな高額な商品なのに、みんな見事に、じいちゃんの農協関係とか、知り合いに頼まれてとか、漢字系の有名生保会社だったり、外資系以外ぼったくりだよね…とか、好き勝手なことを言って、たいして損もないような口ぶりだった…自分が代理店を始めてみて、なぜママ友たちが変わってしまったのかよくわかる…なぜ近所の人からあれほ...保険商品の販売はネットワークビジネスではない

  • 当たりはつけるな、可能性は全部考えろ、か。教えてくれてありがとう。

    来年の前半で法学部の通信教育を卒業できそうなので、学びの集大成として行政書士試験を受けることにした。今年の4月から基本テキストと過去問、タダで視聴できる動画をローテーションでこなしているが、つらくなってきた。なにかないか。お金を出さない方法が必要である。ネット検索をしたらすぐに伊藤塾の平林勉講師がヒットした。自分的にかなり苦手とする分野である行政法の説明がかなりいいと思った。タダで見られるものには限りがあるが、この先生から基本の基本を学ぶことに決めた。行政書士試験の勉強を始めてすぐに、自分はたまたま受かっただけで社会保険労務士の器ではないと思いしった。平林先生の講義の中でも、受かっても仕事が続かないといった指摘が解答の仕方に寄せてなされていた。自分はほんとに運よく受かっただけなのはわかっていたが、何年間かの実務...当たりはつけるな、可能性は全部考えろ、か。教えてくれてありがとう。

  • 男性の育児休業は誤解が多いために反発されているようです

    『男性育休義務化の教科書男性育休の教科書』という本が日経BPから出ました。男性育休義務化の誤解をちゃんとといてくれています。ありがたいです。男性版産休などという名称(出生時育児休業が正式名称)がバーンと出てるので戸惑った人もいると思います。育休のことだとわかっていても、「男性が育児休業を取ること」が義務化されたのだと勘違いした人もいると思います。このへんのところが丁寧に説明されています。配偶者が出産予定にある社員には育児休業のことを個別に知らせて取得を働きかけることが義務化されたのです。ニュースで大々的に報道されていた「男性版産休(出生時育児休業)」は通常の育児休業とは別枠です。現行のパパ休暇を拡充した内容となっています。現行のパパ休暇は配偶者の出産後8週間以内に育児休業を取得しておけば(日数は問いません)、そ...男性の育児休業は誤解が多いために反発されているようです

  • コロナ禍は平等ではなかった。女性不況・She cessionだった。

    先日、内閣府男女共同参画局と労働政策・研修機構(JILPT)との共催による労働政策フォーラムが開催されました。テーマは「新型コロナによる女性雇用・生活への影響と支援のあり方」でした。内容は研究報告と事例報告、パネルディスカッションで、キーワードは「シーセッション、Shecession女性不況」でした。つまり、コロナ不況とは女性不況であるということです。JILPTの研究員やジェンダー論の教授、男女共同参画行政関係者、シングルマザー支援団体の他、自立生活サポートセンターもやいの大西さんが参加していたのは、まさにその点を強調していたと思います。前回の大きな不況は2008年のリーマンショック時で、そのとき職と同時に生活基盤も失って若年層もホームレス化しましたが、その多くは製造業に従事する派遣労働などの男性でした。食事の...コロナ禍は平等ではなかった。女性不況・Shecessionだった。

  • 男性産休なんて言うな!LGBT対策と勘違いするじゃないか!

    数日前の男性版育休のニュースですが、は~?とか、はっ?とか、ツッコミたくなった人がいるのではないでしょうか?だって、「産休」といえば、出産前(出産日当日含む)の産前休業と出産後の産後休業のことじゃないですか。なんで、「産休」という言葉を使うかな(#゚Д゚)正式名は出生時育児休業だが、新聞、テレビ、ネットニュースなどの見出しの類は全部男性版産休。これじゃあ、LGBT対策みたいじゃないか。配偶者の出産8週間以内に1度育休を取っておけば、その後理由を問わず再度育児休業が取れるという、男性のみの特別待遇であるいわゆるパパ休暇の知名度が低く、男性の育休取得が、目標30%!とか言いながら(ずいぶん前から言い続けている)6~7%で低迷しているから、思い切ってやったれ!ということなんだろうけど、この際インパクトのあるネーミング...男性産休なんて言うな!LGBT対策と勘違いするじゃないか!

  • オバハン社労士、行政書士試験に挑戦する!

    法学部もいよいよ最終学年に到達。(といっても今年度可能な単位を全部取ってもまだ卒業要件は満たさないけど)大変だったレポート提出やスクーリングも大方終えたので、あとは仕上げのテストを自分なりに設定するだけである。ということで、2021年度の行政書士試験を受けることにした。(実は一昨年、ずいぶん学びも進んだことだし、ひとつ行政書士試験でも受けてみるかと思い立ち、軽い気持ちで過去問をさらっとやって受けて落ちた…)(レポートを書くにあたってそれなりに判例も読んだし、テキストも読んだので、自分では「まあ、わかっている」と勘違いしていた)今年こそは!と、分厚い基本書を購入し、4月下旬からコツコツ勉強を始めた。(苦手な会社法はいつまでも避けているが…)そして思った。基本書って素晴らしい。私はたまたま小さな書店にあったLEC野...オバハン社労士、行政書士試験に挑戦する!

  • 就業規則が流行らないわけ

    パソコン7台、iPhone5台、iPad3台、携帯用ゲーム機7台、据え置き型ゲーム機3台、Twitterフォロワー2万人、Facebook1500人という児童精神科医がゲーム・ネット依存の対処法を書いている。いちばん重要なキーワードは「ネットやゲームについての約束は子どもには守れない」である。約束を守れないのは「守れないような約束」をしているからである。役に立つ約束を作る10のコツを紹介し、最後にこう言う。作ったけど守られていないルールが大量に放置されている。守られていないルールがあるのは、ルールがないよりも悪い状態である。子どもがルールを守っていないことを大人が知っていて、それでも守らせる働きかけをしていない、働きかけをしていても守らせることができない、という状況は子どもと大人との約束そのものの価値を損なって...就業規則が流行らないわけ

  • 久しぶりのリアル勉強会は新鮮で、いい気分転換になりました。

    1年ぶりにファイナンシャルプランナーの勉強会に出席しました。コロナ禍のなか、14名の方が出席されていました。社労士であり、FPでもある方がケインズ経済学とコロナ不況というテーマで講義を担当されました。私は付け焼刃で、池上彰さんの解説書といくつかの新書を斜め読みしただけで勉強会に臨んだため、理解できないところが多く、帰宅後に資料をじっくり読んで(読める範囲で…)ほんの少しばかりわかったような気になっただけでした。でも、他の方たちの議論を聞いているだけで、ふーーーーーーん、へーーーーーーーっと感じいり、それだけでなんだか新鮮な気分になりました。コロナによってリアルに人が集まることが激減したことで、かえって、直接集まり、自己紹介をしたり、自分の思うところをしゃべったりというのが貴重な時間だなと実感しました。コロナが終...久しぶりのリアル勉強会は新鮮で、いい気分転換になりました。

  • 連合会主催の外国人材雇用管理セミナー、よかったです。

    社労士連合会主催の外国人在雇用管理セミナーをzoomで視聴した。タダだし、ウェブだし…ってことで、最初ながらで聞いていた。これまで、外国人材の雇用管理についてはリアルセミナーで何度か受けたことがある。講師は技能実習法を専門とする弁護士であったり、入管業務を専門とする行政書士であったり、他の士業からの調達であった。受講しているのは経営者の他、社労士など人事労務に携わる人である。質疑応答や講義中の様子から、あまり熱心ではない様子がみられた。弁護士や行政書士は違法行為のまずさに熱弁をふるうのだが、聞いているほうは、それを建前論と思っているのが感じられた。技能実習や特定技能、EPAなどについて、建前は建前として、そうはいっても、結局のことろ人手不足対策で、それはみんなわかってるんでしょ?でもまあ、法治国家だから人権なん...連合会主催の外国人材雇用管理セミナー、よかったです。

  • 初動のまずさは他人事ではない。弁護士だけのことではない、社労士だって…

    オンライン講義のお陰で今年度の単位取得がスムーズにすすんだ。珍しく余裕ができたので、法学教室や法学セミナーなどでこれまで学んだことを補強していこうと思い立った。しかし。法学教室の12月号のテーマ「刑事公判の実務と理論」を読み始めてすぐに挫折した…刑法総論も各論も刑事訴訟法もつつがなく(先生がみんなやさしかった…)終えたはずなのに…コーヒーをいれて気分を変えて取り組んだがやはりダメだった。以前読んだ、亀石倫子弁護士の「刑事弁護人」を書棚から掘り出してきた。前に読んだときは、亀石さんのマインドのところばかりにラインを引き、熱くなったものだが、そもそもが刑訴法違反を扱っていて、かなり公判について詳しく書かれていたのだ。やはり、すごく詳細に刑訴法のことや公判前整理、審理そのものについて書いてある。検察側と弁護人側の息の...初動のまずさは他人事ではない。弁護士だけのことではない、社労士だって…

  • 勉強期間が6か月以上の資格は唯一社労士だけだった

    年末に本棚の整理をしていたら、『3か月で結果がでる!資格が取れる!「超効率」勉強法』という本が出てきた。高島徹治さんという元記者、元出版社経営者のおじいさんが書いているのだが、50歳を過ぎてから90以上の資格を取った人で、それをもとに資格コンサルタントをやっているらしいです。1日の講習で取れる食品衛生責任者とかも入ってるとこがごあいきょうなんだけど、行政書士や宅建も2~3か月、英検準1級やTOEIC700点ぐらいも2~3か月、危険物取扱、衛生管理者、簿記2級やビジネス法務検定など多くの検定資格は1~2カ月、唯一社会保険労務士だけは細かいことを暗記しないとダメという理由で6か月以上~1年となっていた。資格マニアがいるのは知っていたが、たいしたもんだなと思った。こんなにも勉強期間が短く設定されているのは、資格取得が...勉強期間が6か月以上の資格は唯一社労士だけだった

  • オンラインの普及で初めての全単位取得。コロナが慣習を打ち破る。

    多くの人の生活を破壊した憎きコロナウィルスは良くも悪くもこれまでの慣習を打ち破った。その一つがオンラインの普及である。技術的には十分実施可能であるにもかかわらず全く普及しなかったオンライン。法学部通信教育のスクーリング・試験がすべてオンラインになったことで、今年度はじめて全単位を取得することができた。通信教育は元々が独学である、ゆえに脱落者が多い。しかし未曽有の事態に陥ってみれば、通学生よりは打撃がはるかに少ない。スクーリングといっても1教科につき1年度2日間である。自ずと「教えてもらう」には限界がある。テキストを中心に自分でやるしかないのである。なので、教える側も急遽オンラインになり不慣れで十分とはいえない講義であってもさほど影響がない。そこへもってきて交通費や宿泊費もかからず、移動の時間も不要とくれば学習は...オンラインの普及で初めての全単位取得。コロナが慣習を打ち破る。

  • やっぱし、賞与・退職金はよし、扶養手当はダメってな話じゃないぞ。

    21日10時からの「同一労働同一賃金の最高裁5判決を水町教授が読み解く緊急セミナー(リアル・Web)―適正な人事・労務管理のために」をZoomにてライブ視聴しました。リアル会場にも視聴者がいたため、司会者も水町先生もマスクしていて、やや聞き取りにくいところはあったけれども、交通費なしでセミナーが聞けるのはありがたかったです。コロナは憎いが、コロナがなければ、あれほどテレワークを推進しながら遅々として進まなかったオンラインが今じゃ当たり前…テレビ会議を最新だな~などと感じっていた数年前が今は昔である。経営側弁護士:倉重さんの見解以外のものを聞きたかったのです。水町さんは判決文の解説の後に、これは研究者としての自分の意見・考えではあるが、と前置きしたうえで、その他事情という裁判官個人の恣意が非常に強く出てしまった判...やっぱし、賞与・退職金はよし、扶養手当はダメってな話じゃないぞ。

  • 非正規だから賞与や退職金を払わなくて良くて、扶養手当は払わないかんって話か?

    非正規だから賞与や退職金を払わなくて良くて、扶養手当は払わないかんて単純な話じゃないから、夜なべして書いたという、企業側弁護士の倉重公太郎さんの裁判解説をまるまる載せます。非正規雇用のボーナス・退職金に関する最高裁判決をどう読むかこれらの判決は「非正規だから賞与や退職金を払わなくて良い」という単純な話ではありません。そのため、本判決を受けて、企業はどうすべきか、同一労働同一賃金を巡る2つの最高裁判決について、企業側弁護士の立場から一般の報道よりも少し深堀した解説を行い、本件の問題点は何だったのかを明らかにしたいと思います。※賞与・退職金以外の論点もありますが、問題の本質を分かりやすくするためにここでは割愛します。※判決分析・実務対応の詳細は別途、当事務所HPやウェビナーにて行います。第2そもそも何が問題なのか?...非正規だから賞与や退職金を払わなくて良くて、扶養手当は払わないかんって話か?

  • どーでもいい祝日を増やさないで有給休暇の計画付与を義務化しないと

    地元広報誌には国際交流員のコラムが毎回乗っていますが、多くの方が1年未満という短い期間ながら、なかなか興味深いニッポンの不思議を指摘しています。アメリカユタ州出身のジョナサンさん(男性、たぶん20代)は、日本では、「日本には四季がある」という言葉をよくきくが、ヨーロッパや北アメリカ、オーストラリアや東アジアなど、様々な国にも四季があるのに、なぜわざわざ日本人は四季を強調するのか?と疑問を投げかけていました。ジョナサンさんは、自分なりに、教育現場で重要視されているのか?長い鎖国のせいか?など、いろいろ考えてみたけど、どれもしっくりきませんでした。しかし、調べていくうちに、「なぜ四季を強調するのか?」ではなく、「四季は日本ではどういう意味を持つのか?」と聞くべきだと気付きました。日本では季節の移り変わりで1年の時間...どーでもいい祝日を増やさないで有給休暇の計画付与を義務化しないと

  • 外国人労働者にてこずっていませんか?

    外国人労働者は法の適用とは関係なく日本の労働力としてなくてはならない存在となっています。コロナ前の数年間は、特に介護事業所は「外国人、外国人」と大騒ぎでした。事業主が外国にまで出向き、多くの外国人を日本に呼び寄せました。そして、てこずっています。日本語が書けない、記録が全然だめ、言うことをきかない、常識がない、できないのにできると言う、(グループホームなどでは)料理が全然ダメ、労働条件に文句を言う…書けばきりがありません。黙って聞いていたら好きなことを言っています。日本人は青い目、金髪、白い肌の外国人が「コンニチハ」「アリガト」と片言の日本語で日本大好きオーラを出しているのは大歓迎ですが、そこから外れた人は人間の勘定に入れません。日本大好き、日本が一番の困った国民です。日本人なら当たり前?それなら、中華思想の中...外国人労働者にてこずっていませんか?

  • いい企業(優良企業)と悪い企業(幻滅企業?)があるわけじゃない

    いい企業、悪い企業ブラック企業、ホワイト企業できるビジネスマン、できないビジネスマン頭のいい人、悪い人成功する人、しない人売れる企業、売れない企業いい人、悪い人こういう単純な分け方はわかりやすい。見える化と親和性が高い。単純という言葉は=バカなので嫌われるが、これがシンプルとなるともてる複雑さは嫌われるので単純な見える化でいくしかないそれが商売のやり方なのだが、本気にして、心ぽかぽかになっちゃう困ったちゃんがいるいい企業と悪い企業があるんじゃないよ。不祥事起こした企業だって、もてはやされた時代があったよ日本は世界中から気の毒がられているが、ジャパンアズナンバーワンと言われてほほ染めてた時代もあったいい人だっていくらでも卑劣なことするよ匿名で、名無しさんがネット上で誹謗中傷しても、それがいい人なのか悪い人なのかわ...いい企業(優良企業)と悪い企業(幻滅企業?)があるわけじゃない

  • 従業員を雇用の調整弁としかみない社長をどう諫めますか?

    介護事業所は常に人手不足です。しかし、コロナ感染による緊急事態宣言が明け、生活が一変した今、入所施設には、職を失った人たちが殺到しています。介護の仕事は各家庭に訪問して介護を行う訪問ヘルパー以外は無資格でできます。通所介護事業所などにいた人の他、飲食店にいた人などもすぐに雇用してもらえる事業所として、とりあえず介護を選んでいます。リーマンショックの時もそうですが、不景気になると介護の仕事に人気が出ます。介護事業経営者とってはちょっとした人材バブルです。多めに新人を入れて、気に入らない従業員をやめさせようともくろみます。しかし、介護の仕事は実際やってみると案外難しいものです。誰でもできると言われながら、逃げ出す人が多数出てくるのが介護の仕事です。経営者としては、うまいことやりたいと考えます。うまいことできると本気...従業員を雇用の調整弁としかみない社長をどう諫めますか?

  • 労災とか安全衛生ってのはほんと華がなくて不人気

    今日の夜10時からクロースアップ現代で労災事故やるから見なきゃ。過労死や過労自死が多くなり、それ以外のケガとかにはなんか日が当たらない感じ。実際の現場では、どうしてそんなことに?というような事故・ケガが起きているのに、社労士としての取り組みはおそらくいまひとつではないだろうか。助成金もないし、社長とかも流行りじゃないからなんとなく気乗りがしない。死亡事故で損害賠償金でも来ない限り腰が重くて取りかかれないのだろうと思う。人手不足で介護現場などは定年を延長したり、70近い人を雇用したりしてるけど、高年齢の人たちって、体力や身体能力、認知能力にすごい個人差があるので、思いがけない事故が起きてしまったりする。なんにもないところで転倒して骨折したり、壁や物に激突したり。駐車場での事故や通勤途中での事故も、田舎だと車通勤が...労災とか安全衛生ってのはほんと華がなくて不人気

  • 基礎が身についてないのはパートさんも社労士もいっしょだよ

    うちの子、基礎問題はできるんだけど、応用問題がだめなのよ~と言うお母さんが多いが、実際に簡単な問題をやらせてみると、応用以前に基礎が全然できていないことがほとんど。これは、とあるプロ家庭教師の方のサイトに書かれていたことです。(大学生とかの学生アルバイトに対して、教えることを職業にしている人をプロと呼ぶようです)基礎が身についているように見えて、どのように解くのか全く理解せず、丸暗記していることが多く、そういう子はちょっとひねった問題を出されただけで、(応用問題ではない)「まだ習ってない」とか言うそうです。理解しているかどうかの判断は、比較的簡単な問題の解き方を説明させてみることでわかるそうです。どういう考え方で解くのか説明させてみると、驚くほど理解していないことがわかるそうです。これ、社労士の仕事もいっしょで...基礎が身についてないのはパートさんも社労士もいっしょだよ

  • 成年後見は気の重い仕事です。将来の自分の姿と重なってしまうのです。

    他人様のうちって、どこに何があるかほんとわからない。成年後見人になってから2年経つある方のお宅に掃除に行き、げた箱の中に思いがけない日用品のストックをみつけてびっくりしました。他にも、こんなところにこんなものが!!というものも。まだ70代前半の方。残された多くの物から、老後の生活をとても心配されていたことが伺えます。まさか、成年後見人がつくなど、こんな事態になるなんて夢にも思わなかったはず。自分よりも20ちょっと上なだけ。被後見人を仕事の対象としてだけ見るのは困難です。郵便物や残された私物から、どうしてもその人生に思いを馳せ、自らの人生に重ねてしまいます。私には何人もの人を仕事として処理するというのは無理みたいです。大事な仕事とは思いますが、今受任している方で終わりにしたいと思います。成年後見という制度はあまり...成年後見は気の重い仕事です。将来の自分の姿と重なってしまうのです。

  • 天は自ら助くる者を助く、です。試験勉強で過労死はしませんよ。

    天は自ら助くる者を助く。直前の模擬試験で箸にも棒にも掛からぬ点数を取ってすっかり凹んでいた私を励ましてくれた言葉です。たしかIDEの井出先生であったと思います。法改正講義1回と模擬試験しか受けていませんが、どこかにその言葉が書かれていました。コロナ感染という予期しない出来事で多くの人が混乱しています。学校という学校はすべて休校になってしまい、資格学校の生徒さんも同じだったと思います。小中学校や高校もそうですが、このコロナ騒動は多くの人の明暗を分けました。良い方に転んだ人、悪い方に転んだ人、あまり変わらなかった人。受験勉強なども思いがけない出来事で、かえって勉強に力が入った人、環境が味方した人、コロナさえなければ…の人、いろいろです。でも、人事を尽くさないことには天命はこないのです。私は数年前の社労士試験が人生で...天は自ら助くる者を助く、です。試験勉強で過労死はしませんよ。

  • 労働安全衛生法にも愛着を!ハラスメントもほんとはここの範疇よ。

    私は労働安全衛生法が苦手でした。過去形でいうと、まるで今は得意みたいですがそうではありません。今も苦手ですが、試験科目としては取り組みにくいものの筆頭ではないかと思うのです。安全管理体制がややこしいのと、特定機械という自分にはちっとも馴染みのないモノが主役だからです。社労士にでもなろうかって人は、特定機械に縁のない人が多いように思うのです…ボイラーとか、圧力容器とか、ゴンドラ、デリック…それなんですか?ですよね。機械はちゃんと動けばいいだけなんです。仕組みなんかわからなくたって、車を運転することはできます。でもね、機械が好きな人って、機械をまるで人間のようにいたわるんですね。小さな子どもたちも無機質なものに思いを馳せますよね。たとえば、はたらくくるま。車は走ればいいんです、ほとんどの人にとって。人間を乗せてはや...労働安全衛生法にも愛着を!ハラスメントもほんとはここの範疇よ。

  • 混合診療なんて言葉さえろくに知らなかった。だって関係ないもん。

    法学部のレポートで混合診療のことを書かなきゃならない。一応社労士やってんだし、社会保障法ぐらいは取っておかなきゃ…ぐらいの気持ちだった。4つのレポートのうち、2つは年金と労災。書けそうだ。でもあとの2つは混合診療と生活保護がテーマ。生活保護は成年後見の関係で多少はかじってる。でも、一般市民同様に窓口で門前払いされて、はいそうですかって引下がってくるのが社労士。混合診療に関しては、そもそも関係ないよ。お上の厚労省だって、原則禁止って狂ったように言ってるだけで、そもそも、混合と言われるには保険診療の他自由診療があるのだけど、保険外ってことで、ろくに規制もない。ただ保険診療といっしょにやったら、保険診療も一切出さねえからな、ってだけ。例外的に選定・評価療養が認められているだけ。どこから取りかかればいいかもわからず、と...混合診療なんて言葉さえろくに知らなかった。だって関係ないもん。

  • 半人前のパートタイムジョブになんで同一賃金を支払わなきゃならない?

    パート(part)にはいくつかの意味がありますが、労働関係において、「パート」といえば、パートタイムのことです。これは、パートの1番目の意味である、全体に対しての「部分」です。パートタイムの反対はフルタイム、パートタイムは全就労時間の一部です。では、全体に対する部分の「全体」というのは、フルタイムである、通常の労働時間と考えていいのでしょうか?職務給が主流の欧米ではわりかしはっきりしていますが、日本においてはそれほど単純ではないみたいです。「全体」というと漠然としています。フルタイムのfullを調べてみると、1、いっぱい、満ちた2、まるまるの、完全の、最大限の3、腹いっぱいの、胸いっぱいの4、十分な、豊かな、完全なとあります。ホールケーキなどのwholeにも、「全体」という意味があります。1、全体の、全部の2、...半人前のパートタイムジョブになんで同一賃金を支払わなきゃならない?

  • 根本的にわからないときは、語源をたどるといいです。

    社労士になったころ、「債権」という言葉がでてくると困りました。戸惑いました。よくわからないからです。ちょっとした本には必ず「債権」が出てきました。契約によって生じる、お金をもらう権利とか、労務を受け取る権利とか、仕事にひきつけてなんとか理解していましたが、よくわかっていないことには変わりありません。通信教育で法学を学び、債権総論がでてきて、ようやく「!!」「そうだったのか!」と思いました。とはいえ、やはり、わかったには程遠いのです。娘の本棚にドラえもんの漢字字典があったので、債権の「債」という字を調べてみました。思いがけないことが書いてありました。「債」とは。元々は「お金の貸し借りが重なって起こる鋭い心の痛み」だったが、のちに、「普通の心の痛み」だけになったため、にんべんをつけて、元の意味を表すようになった。そ...根本的にわからないときは、語源をたどるといいです。

  • 自分を失い、自己嫌悪に陥った時にはファンタジーをどうぞ。

    勉強に行き詰ると家族や友人、職場の人たちなど、周りにいる親しい人に対して八つ当たりのような態度をとってしまうことがある。親しさゆえの遠慮のなさであるのだが、後でひどく後悔する。人間に疲れた時は動物や植物が心を癒してくれる。自分自身に嫌気がさしたときは、ファンタジーなどの児童文学が新たな気付きをくれる。絵本でもよいし、小学校低が宇年向けの物語でもいいし、ヤングアダルト分野でもいいし、古典的な外国文学でもいい。子どもが主人公の物語には、真の自分を受け入れる勇気と、自分を支えてくれる人たちの大切さが描かれている。助けてばかりの人も、助けられてばかりの人もいない。どんなに小さな存在であっても、誰かに勇気を与えている。本って、しゃべらないのに語り掛けてくる。自分自身も他の人間にもどう向き合っていいかわからないときには、ぜ...自分を失い、自己嫌悪に陥った時にはファンタジーをどうぞ。

  • 試験勉強に行き詰まって疲れている人は、その分野の発展経緯などに触れてみては?

    社労士試験の勉強は今が正念場でしょうか。なのに、やる気が起きない…なんてことはありがち。だって、5月病の時期だし、なんといっても今年はコロナ感染の影響が大きい。いちばんやらなきゃいけないときなのに、やる気がでないとか、やってるのに結果が出ないってのはつらい。すごく焦る。もっともっとがんばればいいのか、息抜きをしたらいいのか…迷うところですが、おすすめは「別の視点、角度からその分野を眺めてみること」です。行き詰まったときの息抜きは実は楽しめず、本当の息抜きにはなりにくいもの。今立ち向かっている、まさにその分野の「へー、なるほど」「そーだったのか!」を見ると新たな興味がわいてくることがあります。たとえば、年次有給休暇は義務化されたけど、昔昔、労基法ができた当初は通達で、事業主が取得するよう促さなきゃいけないとなって...試験勉強に行き詰まって疲れている人は、その分野の発展経緯などに触れてみては?

  • 「プライド」と「こだわり」

    プライドと聞くと、プライドばかりが高くて実力はないとか、プライドが邪魔をするとか、プライドを捨てるとか、悪いイメージを思い浮かべる。自尊心、誇りといったよい意味はあまりイメージできない。一方、こだわりという言葉はよい意味で使うことが多い。こだわりの一品とか、こだわり抜いたアイデアとか。ある高校生が、山月記の読書感想文で次のように書いていた。自分が得意としているものや、これを外すと自分という個性が保てなくなってしまう、と「こだわり」を持っているものが、プライドや意地になっていく。当時最難関とされていた科挙をいとも容易くクリアした秀才の李徴は、さまざまな才能にあふれていた。自分は詩の才能のある人間だ、と過信するのと裏腹に、もしかしたら自分はたいした人物ではないのでは?と揺れていたからこそ、自分を守ろうとするあまり、...「プライド」と「こだわり」

  • いやなお客様は自分が呼び寄せている

    質(たち)の悪いお客様に当たって、「ついてないな~」などと思うことがなかっただろうか。私はそんなことばかりだった。同僚や上司、部下に恵まれてないなぁ、自分では選べないからなぁなどと思っていた。いっぱしの不満を並べていた。採用支援などと言っても、自分事ではないのでどこか上ずべりだった。よいお客様はどうしたら自分のサービスを使ってくれるのか、よいスタッフはどうしたら来てくれるのか、教えてくれたのは経営者の方である。どっちが社労士だかわからない。今は手続代行の時代じゃない、第3号業務だ!と言ったところで、独占業務ではない。社労士以外にここを得意とする人はごまんといる。自分はこういう人間です、わが社はこういう会社ですってPRをきちんとしていれば変なお客様も変なスタッフも来ないと教えてくれたのは経営者の方。知らなかったわ...いやなお客様は自分が呼び寄せている

  • 働き方改革の功労賞は新型コロナウィルスが受賞するかもしれない

    コロナ騒動はようやく少しばかり終息が見えてきた。3密を避けろとやかましく言われてきたが、この3密、国によってその中身は異なるようだ。医療崩壊を起こしたイタリアは広い場所でも密接して口角泡を飛ばして議論したり、恋人同士がアモーレアモーレとくっついてるのに加えて、マスクは怪しい人間、病人のレッテルが貼られている。アメリカも同じようなものではないか。日本はどうか。狭い国土の狭い空間に好き同士でもないのにくっつきあって仕事して、やれセクハラだ、パワハラだ、やれモラハラだとやっている。会議と称して、これまた狭い空間で換気もせずに、いつまでも堂々巡りをしている。幸い、マスクは年がら年中していたところで、変り者扱いはされても怪しい人間とは思われないし、批判もない。コロナが終わったからって原状回復の必要はない。あれほどカネをか...働き方改革の功労賞は新型コロナウィルスが受賞するかもしれない

  • 亭主元気で何も知らぬがよい、隣接業界のことは業界の者に任せとけ

    昨年の6月いっぱいで勤務していた社会保険労務士法人をやめた。成年後見の仕事と請負仕事を少ししているだけで、ほとんど家にいる状態が続いていた。法学部の通信教育のためのスクーリングもなかなか行けず、年2回ほどである。もっぱら家でテキストを読んでレポートを書く毎日だった。夫は私の仕事をよくわかっていない。いや、まったくわかっていない。それはいい。私も夫の仕事など何十年たってもわかっていないから。そんなものと思っていた。家を空けるとぶーぶー文句を言うが(遠くにでかけるため)、家にいれば、「なんかしてる」と思ってるのか、特にクレームが来ない。そんなものと思っていた。コロナ騒ぎの渦中、夫から「コロナで仕事ないし、お金もらえるんじゃない?」と聞かれた。…つい先日、「勉強のために会社辞めたんやったよね?」って聞かれた。…悪いの...亭主元気で何も知らぬがよい、隣接業界のことは業界の者に任せとけ

  • ワーキングマザーとイクメンへの違和感

    アメブロでワーキングマザーを検索すると1000件近くのブログがでてくる。イクメンも1000以上。自分自身、アメブロで「ワーキングマザー」と題したブログを書いているが違和感は大きい。イクメンも同様である。ワーキングマザーは、いろんな人のブログを読んでみたが、自慢げなものはひとつもない。ワーキングマザーに対しては、好きでやってんだろ?とか、大変だねと、同情しながらも、どこか自業自得、自己責任みたいなにおいがする。イクメンブログは、どんなもんだいと自慢気で、まだまだほめ言葉として通用しているなと感じる。実際には、イクメン気取りが鼻につき、イラついている妻は多い。ついダメ出ししたら、カジハラ(家事ハラスメント)だとか言われる。家事も仕事もいっしょ。自分自身の仕事なのに、手伝い気分で、できてないのに、すごいっしょ~とやら...ワーキングマザーとイクメンへの違和感

  • こんな対応してるの、まさか社労士やないと思うけど…

    コロナ関連助成金に関しての相談等に応じる依頼が各県会に来ていると思います。コロナに限らず、社会保険労務士が労働・社会保険関係の行政協力をしていりことは多いです。こんなブログを見つけました。学校等休業助成金・支援金、雇用調整助成金を申請するにあたって、月によって出勤日数の異なるパートさんの申請月の出勤日数がわからなくてコールセンターに問い合わせたらしいのです。平均賃金ななんとかかんとか、平均賃金が低くなるようなら別の方法でやって、高い方がなんちゃらかんちゃらって説明を受けたが、さっぱりわからなかったので、もう一度聞いたらイラつかれ、最後には激怒され、投げやりな態度になったとか…これ、まさか社労士やないと思うけど…コロナ助成金の担当者に激怒された私こんな対応してるの、まさか社労士やないと思うけど…

  • パワハラ防止が事業主の義務に!って言ったって、これでは…

    県会から届いた機関誌が、ハラスメント防止対策が強化されます!パワーハラスメント防止措置が事業主の義務になります!(*大企業は2020年6月1日から:来月からですね、中小企業は2年後の2022年4月1日から)と大々的に扱っており、こんな行為はあかん、これはよし、とか、会社は何をせないかんとか、指針の内容がわりとこまごまと4ページにもわたって載っていた。実は私がこのパワハラ防止対策に気づいたのは3月ごろである。法律自体は去年の今ごろできたようだが(旧雇用対策法がいつの間にか労働施策総合推進法に化けていた…)中小企業への適用が遅くてあんまし自分たちには関係ないと思ったのか、全然知らず、勤務していた法人を辞めてからは行政機関に行くこともなく、通信教育の労働法のレポートを書くために『季刊労働法2020春』を読んではじめて...パワハラ防止が事業主の義務に!って言ったって、これでは…

  • 自分が正しいのになぜ相手も正しいのか

    久しぶりに矢部正秋さんの『プロ弁護士の思考術』を読み返してみた。どのページを開いても読むべき箇所がある。どのページにも線が引かれている。仕事に行き詰ったとき、人間関係で厭世的な気分のときに読み返せばいいのだが、そういう時は余裕がなく、全てが終わった後にこの本を手に取り、やや気分が落ち着くといったところである。人間は、自分の思い込みを離れてものを見るのは難しい。客観的に見ていると思っても、実は「自分」というフィルターを通してみているのである。感情をまじえず客観的に物事を見ることは、人間にとって不可能である。また、そうなっては人生がおもしろくない。われわれは対象をそのまま見るのではなく、自分の見たいように見ている。そう知るだけで考え方がずいぶんと変わってくるものである。自分が正しいのになぜ相手も正しいのか。ある意見...自分が正しいのになぜ相手も正しいのか

  • 黒い巨塔は酷評ながら面白い。他人の悪口はなんだかんだいって面白い。

    元裁判官瀬木比呂志さんの小説『黒い巨塔』とっても面白かったです。カスタマーレビューは酷評でしたが、私は人物描写がとりわけ気に入りました。普通小説には、フィクションであるという断りが書かれていて、この本もそうだけどなんか書きっぷりがしつこい。カスタマーレビューによれば「フィクションとうたっているものの、作者の現職時代のうっ憤晴らしとしか読めませんでした」たしかに!!「主人公と一部の同僚以外は、皆とりえのない最低人間に描かれている。」「余りにもステレオタイプで、まるで飲み屋で愚痴を聞いているような気分でした」「出てくる人物出てくる人物、「要領が悪い」だの「知識が足りない」だの「能力なく就いた不相応なポジション」「こういうところが小物を感じさせる」だのと悪口ばかりで、唯一悪く言われないのは主人公だけ、そしてその作者を...黒い巨塔は酷評ながら面白い。他人の悪口はなんだかんだいって面白い。

  • お茶くみって平和な議論や。出先で出された飲食物は屁理屈こねて辞退するのが賢明や。

    社労士國府田千秋(こうだちあき)さんのブログ記事「今どきのお茶くみ事情」が大変興味深かった。女性活躍関係の説明会で、職階も年齢も関係なし、お茶くみは女性がするもの。そんな時代が確かにありました。自身の経験を交えてそう言ったところ、参加者の1人から後で「私は役職についているけど、女性だからお茶くみもしています。」と言われ、まだまだだな…と思ったとのこと。「お茶くみ」という言葉自体なんかよく意味わからなくて調べたら、酒やお茶を、飲むための器に注ぎいれることを「くむ(酌む・汲む)」といい、「お茶を汲む」が名詞化すると「お茶汲み」になる。ヤフー知恵袋でなんですが、一応こういう説明がありました。なるほど。お茶やお酒を酌むのは宿場の飯盛り女とかであれば、そりゃもうこれは女の仕事ってことか。「お茶くみ」をキーワードの検索をす...お茶くみって平和な議論や。出先で出された飲食物は屁理屈こねて辞退するのが賢明や。

  • 生産性とか効率とかは横に置いといて役にも立たぬ娯楽小説でも読もうよ

    森博嗣さんは1日に45時間しか仕事をしないのに速筆でばりばり本を出しているらしい。なので「仕事術」みたいな本の依頼がよく来るらしい。以前森さんの書いた生産性に関する本を読んだことがあり、この人に仕事術の本は無理だろうと思ったが、出版社の人はなにをカン違いしてかよく依頼するそうだ。アンチ整理術という本にそういうことが書いてある。私は断捨離とか嫌いだし(物を捨てるのが嫌い)断捨離に凝っててときめきがどうとか言ってる人にはやれやれと思うし、70近いおじいさんにため込んだ資料を捨てちゃえとか言うのってどーもやさしさに欠けすぎると思ってる。森博嗣さんは作家であり研究者である。フツーにお勤めしたことなんてちっともない。そんな人に仕事術なんて書けるはずない。作家や研究者向けの仕事術のわけないし、仕事術っていえばフツーの勤め人...生産性とか効率とかは横に置いといて役にも立たぬ娯楽小説でも読もうよ

  • コンビニ経営者の労働者性と介護ヘルパーの国賠訴訟のゆくえは

    自分的に気になる裁判2つ。ひとつは、コンビニ経営者を労働者と認め、コンビニ本部にユニオンとの団体交渉に応じるよう命じた地方労働委員会の判断を覆した中央労働委員会の命令を取り消す訴訟、もひとつは介護ヘルパーが保険者である国に対して、移動時間に介護報酬が支払われないのは不当だとして訴えてる国賠訴訟。コンビニ裁判のは労組法の労働者及び使用者が争点になっているが、もしコンビニ経営者が本部使用者に対し労働者なら、コンビニ経営者に雇われてる労働者にとって誰が使用者になるのだろう?建設業界などは下請け孫請けとかすごいので、安全管理面についてのみ、親会社・発注を直接受けた会社が使用者となっているが、コンビニの場合これとは違う。では、江戸時代の旗本・御家人の直参に対して諸藩大名に仕える藩士のことをいう陪臣といったものなのか。ある...コンビニ経営者の労働者性と介護ヘルパーの国賠訴訟のゆくえは

  • 働き方改革っていうても決めるのは当事者。仕事ドタキャンされたらどうする?

    大阪での仕事が前日になってキャンセルとなった。ホッとした。家を空けることが多く、多少後ろめたい気持ちもあったし、子どもの体調があまりよくなかったこともある。しかし、たまたまだんなが休みであり、ベビーシッターなど予約しておらず、仕事のドタキャンはどこにも影響を及ぼすことがなかったからこう言えるのである。仕事と育児や介護との両立などをごたいそうに指南しているが、そして制度説明や法令を主に説明をしているが、会社で調整するか家庭で調整するかを決めるのは当事者である。各当事者の置かれている状況や諸事情は千差万別である。始業時間は8時だが保育園は7時半からで通勤時間もあるのでどーしても8時は無理。こんなとき、始業時間をずらすのか、あるいは短時間にして9時からとかにするのか、7時から預かってくれる保育所に変えるのか、あるいは...働き方改革っていうても決めるのは当事者。仕事ドタキャンされたらどうする?

  • 成年後見制度の落とし穴(家族にとって)

    若年性認知症のご主人を10年以上介護してきた奥さんのルポがある月刊誌にのっていた。これまで何が一番大変だったかの問いに対して、奥さんは、成年後見制度と即答だった。銀行から勧められて申請したが、身上監護だけしか認められず財産管理は第三者の司法書士となった。本人名義のお金などはすべて凍結、信託預けとなり、振り込まれるのは15万円のみ。57歳の働き盛りの発症なので娘4人はまだ学生。司法書士がなにかサポートしてくれるかといったら、「とんでもない!家族で外食に行けば、食事代は割り勘にしろ、預金から払うのは本人分だけ、夫がドアを壊したら修理代は「家族で割り勘で支払え」とか、あまりに理不尽なことばかり言う。3か月で24万円も支払わなきゃいけない。状況を詳細につづって後見人の変更を申し出たら、さすがに事情を察したのか、財産管理...成年後見制度の落とし穴(家族にとって)

  • 社労士ヒナコいい線いってる。理想的な若手女性社労士だ。

    書店で社労士が主人公の本をみつけた。『きみの正義は社労士ヒナコ』元派遣社員のヒナコが社労士資格を取得し、社労士事務所に勤務して、新人ながらかなりいい線いってる仕事ぶりに感心。店内にいくつも置かれた椅子にしっかり腰を下ろして半分ほど読みました。やり手のパート社員や所長の奥さんはしっかり登場するのですが、所長はなんか完全脇役みたい。ネットで調べたら、『ひよっこ社労士のヒナコ』が最初に出てることがわかった。所長はここにもっと出てくるのか?2冊目のきみの正義は~から読んでも全然オーケー。ヒナコの勘と慎重な仕事ぶりに、こんな若手社労士がいたらなぁ~と夢をみる…レビューを読むとわりと評価が高い。お仕事理解書としては上出来と思う。自分の過去の仕事を振り返りつつ、こんなふうにやるのが理想であろう…と、できていなかった自分を後ろ...社労士ヒナコいい線いってる。理想的な若手女性社労士だ。

  • 一言の添え書きもない年賀状はもらう価値ない

    高齢の人は年賀状を書かなくなっているとか。正確には来たものには返事という形で年賀状を出すらしい。日本の伝統的な習慣であるが、最近は電子メール等ですませる人が多くなっているらしい。それでよいではないかとここ数年強く思う。知人友人であっても印刷のみの、一言というのがまったくまったくない年賀状が来ると、形骸化も明らかであり、ここらでやめとこかとも思う。年賀状のやり取りだけはしていた、そんな細いつながりもあるだろうが、やはり知りもしないだんなやいっぺんもあったことのない子どもの名前が連名できて、一言の添え書きもないものはもらうに値しない。以前の職場に、外国かぶれなのか、夫婦連名でクリスマス&ニューイヤーのカードを従業員それぞれに出す人がいたが、首をかしげる人が多かった。傾げ具合も半端なかったのでなぞなぞだった。やめとこ...一言の添え書きもない年賀状はもらう価値ない

  • 挫折なしの方法を教えてくださいか

    企業買収を描いた「ハゲタカ」でおなじみの小説家真山仁さんが、最近の若者の特徴を述べてました。何事も諦めが早く、失敗を嫌う人が多いと感じる。資料の下読みを手伝ってもらってる学生アルバイトから「どうやったら真山さんみたいになれますか?」と聞かれたので、「若いときに多くの挑戦を重ねて挫折し、乗り越えることが大事だ」と伝えたところ、「挫折なしの方法を教えてください」と言われてしまったらしい。「私ではなく、挫折しなかった人に聞いて」と諭したそうです。苦笑いでした。このはなし最初、挫折しなかった人なんている?と思ったんですが、自分も挫折してないなとすぐに思い至りました。挫折してない人、挫折しててもその実感がない人はけっこういるかもと思いました。そこそこの身の丈にあったことしかしてなければたいした挫折もないですから。ちょっと...挫折なしの方法を教えてくださいか

  • セミナーは脳への定着率ダントツ低い。高いのは討論と人に教えること

    ラーニング・ピラミッドという呼ばれる図がある。どんな学習方法が脳に定着しやすいか、ピラミッド型に分類したものである。定着率の低い順から見ると、講義を受ける、本などを読む、映像などを視聴する、実演してもらうといった受動型の学びが続く。その後に、討論する、練習する、教えるといった能動型の学びがくる。「教える」は定着率がダントツに高い。自分自身を振り返ってみても、地獄の(6時間×日数10~)労務管理講座と密かに名付けた講義を担当したものが最も勉強になったと思う。とりわけ、ディベートを取り入れた講義は準備が大変だっただけに、記憶に焼き付いている。企業に対して講義を行う、あるいは同業者に講義を行う、これらは手を抜こうと思えば抜ける。行政が主催するものなどは手の抜き放題である。行政の下請けをするものも同様である。教えるのが...セミナーは脳への定着率ダントツ低い。高いのは討論と人に教えること

  • 平日の昼のファミレスは中高年女性ばかり

    めったに入らないファミレスに昼時入ってみてびっくりした。中高年女性ばかりである。お一人様や二人連れ、三人連れなど、とにかく50代以降の女性ばかりである。日本は本当に高齢社会なんだなと実感。前回ファミレスに入ったのは1~2年ほど前だったろうか、もう少し若年層もいたように思うのだが…図書館やショッピングセンターに男性中高年がくすぶってるのとは対照的である。私は貧乏くさい性質なのでファミレスでのランチ消費税込みで700~800円はもったいないと思うので、諸事情があったり、はずみで入ったりする以外は近寄らない。今回もメニューを見た瞬間ゲッ、700円か、ジョイフルやガストならワンコインなのにな、痛いななどと思った。だが他の女性客はしけたランチだけじゃなく、ドリンクや単品メニューまで付けていた。貧困女性が多いと聞くが、ファ...平日の昼のファミレスは中高年女性ばかり

  • 病児保育とファミリーサポートと両立支援

    なんだか慌ただしい1週間だった。町内会長の仕事をようやく次の人に引継ぎ、子どもを連れてマル1日PTAの仕事をして、やれやれ今日1日でなんとかたまった用事を一気に片付けようと思った矢先、子どもがぐずぐず言い出し朝ごはんも食べずにごろりと横になり、わがままを叱ろうとしたらいきなりげぼげぼと嘔吐し、自分もなんか気分がすぐれない。風邪かな…でもいつものような喉の痛みもなく、鼻水もでない…子どもは午前中何も食べずに何度も嘔吐。明日からの仕事が不安になる。だんなは無理無理無理と言って逃げてる。念のため近所の小児科に受診したら、なんと「感染性胃腸炎」で明日は学校行けないと言う。ただ行けないんじゃなくて出席停止だとか。おおおおおおおーーーー急ぎで病児保育を予約するもキャンセル待ち。ファミリーサポートだって必要なのに……病児では...病児保育とファミリーサポートと両立支援

  • オバハンとじいさんは行儀の悪さでいい勝負や

    オバハンてほんと行儀悪いわ。自分もオバハンだけに他人事とは思えん。他人のフリ見て我がフリ直せや。恐れ入ったわ。あの人社労士やないやろね…新幹線に乗って、自由席で座席確保した途端、後に他人が立っているのに座席を「2つとも」(自分が座るとこだけやなしに荷物置場までやぞ)勝手に倒して、長くもない脚を組んで(ただのいいがかり)スマホさわりだした50から60ぐらいのオバハン、恐れ入った。自分の姿やおもとこ。いいもん見せてもろた。いい勉強なった。翌日。じいさんも同じことしとった。オバハンとじいさんは共通点多い。意外にもオバハンとおばあさんは異人種や。オバハンとじいさんは行儀の悪さでいい勝負や

  • 自分が受かるのも難しいが他人を合格させるのはさらに難しい

    資格学校の先生って偉いわ…資格学校に限らず、いろんな種類の学校、大学で教えてる人って、生徒や学生、受講生がちーっとも受からなければ焦るだろうな。自己中心社会だが、こういう職業って他人の能力を高めて成果を出さなきゃいけないので(それが結局のところ自己評価になるのだが)他人の応援にがぜん力がはいるだろう。こんなことをうだうだ書いてるのは、最後のチャレンジ!受かりたい!と言っていたかつての同僚がケアマネ試験に落ちたからだ…私はいっしょのテキストと過去問を購入して応援したが、全然力になれなかった。元同僚は真面目に過去問をこなしていたがダメだった…私自身は大変いい勉強になった。介護保険は難解で複雑でしょっちゅう制度内容が変わるので、生半可なことじゃついていけない。教えようにも自分自身がわからなかった。人に教えるって、簡単...自分が受かるのも難しいが他人を合格させるのはさらに難しい

  • 魅力もメリットもないのに日本にくる外国人労働者ってどんな人たち?

    ある月刊誌に2か月にわたって技能実習生のルポが掲載された。1回目は、経年劣化による体制疲労を起こしている日本の産業を維持するために、アジアの若者が食い物にされている、このような視点で、技能実習生の置かれている厳しい状況が書かれていた。おそろしい低賃金や過重労働、負わされた借金などが明らかにされていた。だが、2回目は様子が異なった。制度にまつわるトラブルの最大の責任者が日本政府であることを認めながらも、被害者である実習生の側の問題をあえて取り上げている。ほとんどはしょって結論を言えば、送り出し本国においても労働者として難ありの人しかもはや日本に来ていないということである。10年以上前は、日本での最低賃金レベルの給料でも実習期間を勤め上げれば故郷に家が建ったと聞くが、今は上海でフードデリバリーの配達員になれば月収は...魅力もメリットもないのに日本にくる外国人労働者ってどんな人たち?

  • お客様のおはなしというものは本当に興味深い

    育児休業や介護休業に関し法令等について、助成金について、働き方改革について、一応の手順を踏んでご説明する(ほぼ)1回限りの1時間程度の訪問。訪問企業の業種は多岐にわたる。自分が今まで一度も担当したことのない業種もある。これまで30社ほど訪問したが、お客様のおはなしというものはほんとうに興味深い。担当者でござい、顧問社労士でございといったところで、多少専門知識があったところで、その業界ごとに抱える問題や課題は異なる。なのに、顧問先をあてがわれているときは、その業界を知る努力もせず、経験したことのある業界はその経験の上にあぐらをかいて新たな学びの機会をつかもうとしなかった。今こうやって未知なる業界のお客様とお会いしてその業界のお話をうかがうと、自分の知らない世界というものは圧倒的に知っている世界を上回り(当たり前な...お客様のおはなしというものは本当に興味深い

  • 単純な短い情報のやり取りがうまくいかないとイラついてる人、悪いのはアンタよ

    伝言ゲームは「情報」を何人もの人を通すうちに最終的に全く違ったものになってしまうのが面白い。絵をジェスチャーで伝えたりするのでなおのことハチャメチャになってしまうのである。ところで。ひとりからひとりへの、とても短い情報なのにどうしようもなくねじれてしまうということはないだろうか。AさんからBさんに「Cさんが来たら、Eの件うまくいったよって、伝えといてもらえますか」みたいな短い単純な伝言をお願いしたのに、BさんはCさんに「AさんがEの件よくわからないからCさんに聞いてみてって言われたんですけど…」みたいな話に変わってたりとか。なんでこんな簡単なことが?と思うのですが、でもきっと、生身の人間なので、エッセンスの上記「Cさんが来たら、Eの件うまくいったよって、伝えといてもらえますか」部分の他に、うなくいくにはこんな苦...単純な短い情報のやり取りがうまくいかないとイラついてる人、悪いのはアンタよ

  • 民訴法で足踏みしてる人、これ読んでちょっとプレトレしたら勉強はかどるかもよ

    1年間を棒に振っても授業料はかかる。履修届を出したらテキストがどっさり送られてくる。何もしてなくても3年次には民訴・刑訴がやってくる。数ページ目を通して撃沈。レポートの第1課題で消沈。先生方は、わからなくてもとにかく全部目を通すこと!などとおっしゃるが、わからないものに目を通すほど辛抱のある通教生はそうそういない。なんとかしなくっちゃ。なんとか…春に送られた民訴法のテキストを夏前に閉じて以来遠巻きに書棚を眺めているだけ…これではダメだ!プレトレ用のテキストを読もう!と決意したら書店の棚にみつけた。『裁判官!当職そこが知りたかったのです』現職裁判官と弁護士の対談なのですが、弁護士のお相手裁判官はあの岡口基一さん…とはいえ、副題に「民事訴訟がはかどる本」とあるように、裁判官からみた、こういう書面を出してほしい!実は...民訴法で足踏みしてる人、これ読んでちょっとプレトレしたら勉強はかどるかもよ

  • 法学部を卒業した人に聞きたい。なんか勉強した?

    法学部通信教育のスクーリングに行ってきた。物権法、テキストを読んでも全然わからず、先生の話について行けるのか…すごく心配だった。土日2日間みっちり14時間余り講義を聴いて、心配はさらに深くなった。先生の話はわからなかった。誰もわかっている様子はなかった。テストは難しかったが、答えはちゃんとあらかじめ教えてもらったので書けた。私が在籍している大学のロースクールは司法試験合格者けっこう多く、しかも順位も6位とか、2桁代とか、500位以内に入ると裁判官か検察官に!って声がかかるらしいが、つまり頑張ってる人はすごくがんばってる学校である。しかし。私たち通教性は…どうせわからないし、簡単なテストで単位もらえるのか…他の大学にも教えに行ってる先生によれば、どこも似たような感じらしい…法学部を卒業した人に聞きたい。そんなにな...法学部を卒業した人に聞きたい。なんか勉強した?

  • 日本人のメリハリのない仕事ぶりは100年前から変わってないようす

    いよいよオリンピックも来年に差し迫り、ニッポンサイコーの風潮が強いなか、それに水を差すかのような辛辣な書籍をみつけた。『100年前から見た21世紀の日本大正人からのメッセージ』がそれである。日本以外はすべてバカアホカス、特に韓国・中国は終わってる的な論調が蔓延っている昨今にかなり危機感を持っていると思われる。100年以上前にはネットなんぞはないので、名無しが憎悪むき出しで日本国民を呪っているというのではなく、それなりの地位の人が新聞等の媒体できっちりもの申している。手始めに、新天皇陛下でお祝いムードのとこに一発。大正10年に宮内庁書記官として欧州訪問に随行した二荒芳徳(ふたらよしのり)「西洋でよくきくのは、欧州人に志那人と間違えられて真っ赤になってオレは日本人だと憤慨する人の多いことです。人はこれをもって国民の...日本人のメリハリのない仕事ぶりは100年前から変わってないようす

  • 賢くなる手術を受けなくても自助努力でちょっとずつ賢くなるのが勉強のいいところ

    知的障害の青年チャーリーは、手術を受けて賢くなる。どんどんどんどん賢くなる。チャーリー自身が書いた経過報告は最初まちがいだらけのひらがなばかりだったけど、毎日の学びが反映されていて、徐々に正しい文法で書かれるようになり、やがて最高潮の水準に達する。そして、最高潮の頭脳によって、「手術によって最高潮に達した能力はその後同じスピードで落下していく」という結論を見出す。ダニエル・キイス原作の小説『アルジャーノンに花束を』は、映画化もされ、邦題は「まごころを君に」なんて感傷的なものがついているが、原作は何度読んでもなにかしらあらたな発見がありおもしろい。手術後チャーリーはキニアン先生から勉強を教わる。コンマやピリオドについて学び、得意になって経過報告のなかに書いたりするのだが、あとで文法書を読み、その意味することを正確...賢くなる手術を受けなくても自助努力でちょっとずつ賢くなるのが勉強のいいところ

  • 仕事やめても健康保険使える?に対する正しい答え

    日曜の朝早くに知人からメールが来た。仕事やめても健康保険って使える?面倒くさいので、退職日の翌日から使えないよ、とだけ返した。当然ながらすぐに、じゃあ、病院どうしたらいい?ときた。誰かの扶養になるか、国保に入るかすれば?と返した。(早く話を終わらせたくて任意継続については一切ふれず)会社から連絡くる?とか、自分でやればいい?とか、話が長くなりそうなこと言ってきたので、この際、誰が仕事やめたのか、誰の話をしてるのかってことを聞いたら静まった。人事労務関係者や社労士じゃないと社会保険のことなどわからなくて当然と思うかもしれない。でも、作為的に知らされていないとも思える。社会保障というレールに乗ってれば何も知らないほうがラク。誰かに寄りかかってるうちはそのほうがラク。レールから外れたり、寄りかかる棒がはずれて泡を食っ...仕事やめても健康保険使える?に対する正しい答え

  • 社労士が救える人は無限にいる

    社会保険労務士が救える人は無限にいる。救えるの中身はいろいろである。資格そのものが多くの人を救うのだが、資格の中身は言うに及ばず。社労士試験がそれなりに難解なのは担保要件として当然である。社労士として勉強したことは無駄にならないなどという程度にとどまらない。今回の試験に落ちた人は来年度に向けて勉強の決意を新たにしていることと思うが、そこにも一つ、「人に教える」というタスクを持つことをぜひおすすめする。相手は誰でもよい。自分の親でも友だちでも、同僚でも近所の人でも、今はやりのこども食堂へ出向いて親や子どもにレクチャーするのもよい。あなたが知っている基本的な知識を、「もう知ってるわ」という人はほとんどいないはずだ。あなたの知識は必ず人を救う。そして、人に教えたら確実に自分の成長になる。以前、法学部の先生が、司法試験...社労士が救える人は無限にいる

  • 行政書士試験、激おもしろかったです。

    行政書士試験を受けてきました。おじさん、おじいさんは社労士同様多いのですが、誰でも受けられるという気軽さゆえか、20代の若者の姿も目立ちました。資格試験会場というより運転免許センターの講習みたいでした。(違反者講習ではなく普通の)試験会場の雰囲気は、なんというか、カジュアル。集合時間を過ぎてもダラダラ会場に入ってきたり、説明が始まってからもあたふた入ってきたり、説明の間もぶらりぶらりといったかんじで出入りが多い…今かよ!ってときに、トイレに慌てていくのは高齢ゆえご愛嬌。でも、高齢ってほどでもないおっさんが、チャックに手をかけて教室に入ってくるのはいかがなものかいな。監督員は緊張気味なのに(オレンジ色のネクタイだけど)受験者はぶらりぶらり。試験直前なのにおかしくて笑いそうになったじゃないですか!!ついでながら、試...行政書士試験、激おもしろかったです。

  • 他人を巻込む自虐はやめて少しは同病相憐れむ気持ちを持ちなさいよ

    20代の頃、ロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズが好きでよく読んでいた。ボクサーくずれの私立探偵スペンサーが、そのみてくれとは裏腹になかなか知的な男で、いろいろと哲学めいたことを口にしていたのが20代のおねえちゃんには魅力だった。スペンサーの持論の一つに、プロは客を軽蔑する、というのがあった。床屋は客を、医者は患者を、警官は市民を、探偵は依頼人を…軽蔑するのが常であると。そしてそれを隠さなかった。今は昔。今ではお客さまは神様であり、消費者ファースト、顧客第一主義の看板を上げないではどんな商売も門前払いとなる。さて、今も昔も変わらないものに、職務内容を同じくする仲間への尊敬がある。自分がバカだからといって自分と同じ職に就く者が同じくバカであるとはいえない。自分もその他もいっしょくたにしたような顔で(実はこの...他人を巻込む自虐はやめて少しは同病相憐れむ気持ちを持ちなさいよ

  • 社労士試験は世間では「やさしい」と思われてるのか…

    ある社労士さんのブログを見てたら、今年の社労士試験の合格率は6.6%で、ここ最近はこのくらいだということ。その後に、「社労士試験は世間が言うほどやさしくはなく、私はかなり難しいと感じている」とあった。そうなんか!!知らなかった!世間では「やさしい」試験と思われていたのか…やさしいとか、難関とかっていうのは、比較、相対でのはなしである。私は見たことないが、司法試験というのはかなり難しいらしく、予備試験(誰でも受けられる)は同じくらい難しいとか。法学部の先生が言うには、予備試験に受かった人の9割は翌年の司法試験に受かってるらしい。そんな司法試験よりは難しくはないと思う。でも他はよくわからないな。どんな世間の人にとって「やさしい」のだろう。世の中には優秀な人がごまんといる。その人たちにとってやさしいのだろうか。私にと...社労士試験は世間では「やさしい」と思われてるのか…

  • 仕事をしている姿を子どもに見せたことある?

    成年後見の仕事でとある病院に出向いた。受付あたりでウロウロしていると、「お疲れ様です」と声をかけられた。看護師さんであるが、すぐにはわからずポカンとしてると、マスクをとってくれ、小学生の娘の同級生の母であるとわかった。看護師さんだなんてちっとも知らなかった。○○君、○○ちゃんのお母さん。それで通ってる。でも、それはその人の一面。職を持つ人なら人生の大半は仕事。仕事の顔、母の顔、他にもいろんな顔があるはず。それなのに、出会う場所や立場によってその人の一面しか見ないなんて、なんだか損なかんじがする。うちの娘はきかんぼうのやんちゃ坊主のその同級生がちょっと苦手。私も少し苦手意識があった。ただ学校や子ども会の行事でその子にかかわるうち、うわさとか人の評価って当てにならないなとも思った。学童保育でもいっしょなので、帰り際...仕事をしている姿を子どもに見せたことある?

  • ずーっとお話を聞いていたいお客様、さっさと切り上げたくなるお客様

    お客さまは神様です。これは演歌の神様、三波春夫さんが言った言葉として有名です。お客様を神様と思い、心をこめて真剣に歌わせていただく、そんな感謝の気持ち、敬虔な気持ちを表したものです。お客さまの態度がどうであろうと、目の前に神様がいらっしゃる、神様に喜んでいただきたい、神様を悲しませたくない、そんな真摯な気持ちで仕事に向かうべきなのです。……でもいたらぬ人間ゆえ、つい目の前の神様に内心悪態をつくことも…きのう、仕事でお会いした年配の神様は悩みも深いようで無口ななかにも苦渋の色が濃く見られました。ずーっととお話を聞いていたいという気持ちになりました。穏やかな口調で言葉少なに話し、こちらの話にはきちんと耳を傾けてくださる。きっとその方はどなたに対してもそういう態度なのだろうと察せられます。かたやこれまでの自分。目の前...ずーっとお話を聞いていたいお客様、さっさと切り上げたくなるお客様

  • ぶあつい基本書ってやつを買わないといけなかったんやろか

    行政書士試験のため、初めて見る行政法を早稲田経営出版の「面白いほど理解できる」シリーズでやってみたが…面白いほど理解できるけど、理解しただけで暗記できてないので過去問というインプットでは面白くない。このテキストに載ってない細かいことが過去問とかに出てるし…面白シリーズは著者の書きっぷりが面白いので民法も買ってみたけど、なんかこっちは特に家族法のとこ、なんか書きっぷりにムカつく。物権法は学部の教科書で勉強してみたが…学説が網羅されてて、しかも、著者が私は断じてこの学説を支持する!とかって熱く主張してるんで、判例がどれだったかちっとも覚えられない…やっぱ、基本書とかいうあのぶあついやつ買わないといけなっかんやな…ぶあつい基本書ってやつを買わないといけなかったんやろか

  • 行政書士試験て、なんかおそろしく範囲ひろいですね。

    法学部の通信教育も3年目に入ったし(進んでないけど…)ここらでひとつ力だめしに行政書士試験でも受けてみるか、とネット申し込みしていざ過去問に取り組んでみると、あれ?なんやろこの見たこともない問題…あああああああーーーーーーーーー行政書士やし行政法があるんやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!しかも選択してないし…しかも民法物権も全然進んでないし、債権まだやってないし、会社法は4年次だし…全然あかんやん!!まだまだ受けるには早いやん!しかも、受験票のおはがき来るの遅いし、もしや事務ミスで私受けられない?なんて思ったじゃないか。それにつけても。この試験で受かった人、どうやって開業とかするんだろ…とりあえずこのぐらいの基本法令知っとけよ!って試験みたいです。最後の文章問題、あれなんでしょうか。読解力かなんか...行政書士試験て、なんかおそろしく範囲ひろいですね。

  • ワーキングマザー、それがどうした?

    ワーキングマザーなるランキングに参加しているが、人気ブログの紹介文を読むにつけ、ワーキングマザーってどういう意味だろう?と疑問を感じる。まさか、労働している母親って意味ではあるまい。夫の扶養の範囲でパートしてるのはどうもワーキングマザーではなさそうだし、農家のかあちゃんも仲間にいれてもらってないみたいだし、(農業法人の代表とかは仲間らしいが)シングルが非正規を掛け持ちしてるのもなんか仲間とは認めてもらえてないかんじだし。なんか鼻持ちならないものを感じる。亡くなった母親も祖母もガチ働いてたけど、彼女たちはワーキングマザーだったか?夫は外で稼ぎ、妻は家を守るという伝統的な~って考えから出てるたわごとではないか?働くのが当たり前なのに、ワーキングマザーってなんだ?最近行政までワーママ支援とか言ってるが、なに寝言言って...ワーキングマザー、それがどうした?

  • 社労士は8士業の一つだから先生なのか?

    成年後見人として特養の入所説明を受けていたら、「先生」と言われた。家裁でも「先生」と言われることがある。労働行政でもたまに「先生」と言われる。心地悪く落ち着かない。ウィキペディアで調べてみると、この敬称はかなりの職種で使われているようだ。ちなみに、中国では敬称ではなく、たんなる呼称みたいで、どうも男性につけるミスターみたいなものらしい。日本の場合、一応教える、指南するという立場にある人に使うみたいだ。共産党は「先生」を避けてるとか。昔は福祉施設でも「先生」を使うのが当たり前であったようだが、今では(20年前ぐらいにすでに)名前にさんづけが通常である。先生と言われて心地悪いのは後ろめたいからである。指南するほどのなにほども持っていないとわかっているので落ち着かないのである。そして、教える・教えられるという関係でも...社労士は8士業の一つだから先生なのか?

  • 法学部は出たけれど

    社労士試験って、行政書士試験や司法書士試験とちがって高卒じゃ受けられない。ケツの穴の狭い試験だと思う。そのせいか、わりと大卒が多い。しかも法学部卒とかまで意外といて、知らなきゃとても法学部出身とは思えないので下手なことは言えない。やっぱり、法学部などできちんと法律を体系的に学ばないとこの仕事厳しいですよね~とか言ったら法学部出身とかだったりして困る。通信教育で法学部に在籍しているが、教科書は難解でレポートも苦難であるが、講義は大変親切である。試験も「落とそう」ではなく「なんとか単位を与えたい」というおもいが十分わかる。通教生だからってのはある。おっさんおばはんじいさんばあさんが受講生の大半である。これが若き通学生だったらもう少し厳しいとは思う。しかし、法学部出身者をみるにつけ、そうでもないかもと思わざるを得ない...法学部は出たけれど

  • 銀行の窓口で立ったまま現金払い戻しを待つ

    番号札を取ってからさんざん待たされた挙句、窓口で立ったまま現金の払い戻しを受けた。お待ちくださいもおかけくださいも言われないので、すぐだろうし(他の銀行では番号カードを渡されて待合席で待つがすぐ呼ばれるから)と思い、立っていた。短い時間だったけど、待ってると長いというか、もしかしてこの場所に立っていたらダメなのだろうかと心配になった。しかし、目の前の作業している人も、なんのためにいるのかわからないけど入り口に立ってる人も、他の行員も誰一人気にする様子もなく、完全無関心、このへんの言葉でいうところの「かちむし」ってやつだった。北國銀行はなんか含むところがあるのだろうか。なんかの意趣返しだろうか。思い当たるところはないが、窓口の女の能面のような顔つきと、こちらが背を向けてはじめて発する「ありがとうございました」がな...銀行の窓口で立ったまま現金払い戻しを待つ

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