自分なにやってるんだろう。仕事がキツいとき、多くの人が思うことである。残業続きのとき、やってもやっても仕事が終わらないときなど。肉体的にキツい仕事の場合は終わりが見えていることが多いので、あまり感じないものである。しかし、ときに「なぜ、こんなキツいことを、あえてやる必要があるのか?」と、不条理に思うこともある。システムを導入すればしなくてすむ、システムを改善すればしなくてすむ、商品にそれらの価格を転嫁させることができれば導入・改善は可能だが、安い労働力を充てることでシジフォスの石のような業務が続く。安い労働力というのは不条理には欠かせない。「労働力」は国内では調達が難しくなっている。「労働力」は紹介料を支払って日替わり労働力に頼るしかなくなっているが、これも当てにならない。外からの「労働力」調達は国が準備...「実習生」という「労働力」の不条理な働き方