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森とまちをつなぐ「半農半X」日記 https://blog.goo.ne.jp/takebei6491

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

武兵衛
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2019/06/10

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  • どうするセイタカアワダチソウ!!

    少し遠回りをして買い物に出かける。久しぶりの道路から見える風景はセイタカアワダチソウの群落が目立っていた。思いなしか群落が拡大しているように見えた。画像でははっきりわかりにくいが、そのセイタカアワダチソウを沿線沿いにきっちり定植しているかのような見事な群落もあった。きょうは衆議院選挙の投票日及び開票の日だ。残念ながら政治は都会中心主義から脱却できない戦後を継承している。地方議員の羅針盤はどこにあるのだろうか。道路や観光地が良くなったとはいえ、どういう生き方をめざすべきか、どういう日本であるべきか、どういう地方にすべきか、という基底的な問いが政治家から欠落している。つまり、それを選ぶ側の姿勢も問われているということは言うまでもない。農業や林業では生活ができない現実、地方を捨てさせない政治が喫緊の課題だ。地方議員の...どうするセイタカアワダチソウ!!

  • 前アメリカ人の日本への凄すぎるエール

    「日本という国は世界にとって、なくてはならない必要な存在」と熱く語るロジャー・パルバース氏の『もし、日本という国がなかったら』(角川書店、2019.2)を一気に読む。波瀾万丈な人生を前向きに生きてきたパルバースが見つけた安住の国は日本だった。その理由を張り裂けんばかりの熱愛で日本人に若者に訴えた書である。日本の自然災害の歴史的多発や経済的政治的沈滞があったにしろ、「日本という国は希望と前途」があると著者は言う。その鍵は「日本の文化の中にある」として、しばしば宮沢賢治らを登場させる。そして、うわべだけの日本カルチャーではなく、伝統的に培われてきた「日本人の振る舞いかた、態度、人間関係、ものの考え方、独自の世界を創り出す手法などが、21世紀の世界が抱える問題に対して、具体的な解決策を提供できる」と断言する。世界の国...前アメリカ人の日本への凄すぎるエール

  • なんとか滑り込んで「紅くるり」

    秋にあわてて種蒔きした「紅くるり大根」をやっと収穫することができた。愛知の松永種苗が開発した「紅くるり大根」は、首から先端までの外皮が赤いだけでなく、果肉も見事な紅色に染まっている。赤大根の中でもこれだけ見事なものは少ない。色から分かる通り、アントシアニンが豊富で青首大根の3倍もある。つまり、抗酸化力があることで長生きできるはずなのだ。わが家はもっぱらくるりの酢漬けをやることで紅色をより鮮やかにしている。ちょっとしたつまみに重宝している。ここ数年、はまっている酢漬けで、年内に食べることができた滑り込み収穫となった。とは言っても、白大根をやめたわけではない。地大根の「宮重大根」(愛知県宮重町)もだんだんと太くなってきている。こちらのような伝統野菜も遺伝資産として継承していくことも大切だ。なんとか滑り込んで「紅くるり」

  • 禁断の「カップメシ」の味

    即席の「カップメシ」が旨いと聞いて試しに食べてみることにした。とりあえず、「カレーメシ」と「ぶっこみ飯」を食べてみる。「カレー」味の方は、キーマカレーだった。「キーマ」とは「細かいもの」というわけで、ひき肉のカレーだ。「ぶっこみ飯」はチキンラーメンを継承したデザインだ。熱湯を注いで5分を待つ。そして、熱いままハヒハヒしながら食べ出す。カレー味の方は辛さは濃い目だったが、かなり旨い。ひき肉というよりスパイシーの強烈さが後まで漂う。これはお代りがしたくなる。「ぶっこみ飯」は、チキンラーメンのなかにご飯が混ざっている感じ。見たくれはお茶漬けかおじやのような振る舞いだった。しかし食べてみるとまったく違和感がない。こちらもお代わりができそうな勢いだ。日清のたゆまぬ企業努力の成果が表れている。わが家はカップ麺はほとんど食べ...禁断の「カップメシ」の味

  • 屋根に新顔、地上にしかばね

    庭で作業していたら上の方でカッカカッカと音がする。屋根に新顔、地上にしかばね

  • 脱炭素はこれもある

    久しぶりに郊外ではなく、都会の近くに出かける。すると、セイダカアワダチソウの群落の奥に風車があった。脱炭素はこれもある

  • あわただしい焚き火ライフになった

    雑草・畑の残渣・抜根木立などが溜まりにたまって2mくらいの山になった。降雨の翌日にやりたいのだがなかなか雨天が少ない。小雨が降る天気予報を受けた先週18日、やっと実現となった。一気に燃やすと危険なので、隣にドラム缶かまどを設置して少しづつ焚き木を移しながら燃やしていく。忙しかったので最初のころの写真を撮る余裕がなかったのが残念。後半になって、積んでいた山がかなりなくなり余裕ができたので夕飯の魚を焼くことになった。もちろん七輪でだ。いつもは焚き火でできた炭で十分だったが、今回は雑草が多かったのでそれがかなわず手持ちの竹炭で焼くこととなった。こういうときは、ホッケがうまい。最初は火力が強くて焦がしてしまったが、後半は時間をかけてじっくり焼いていく。おかげで夕飯の焼き魚はサイコー。さらに、祭礼でいただいた紅白の丸餅を...あわただしい焚き火ライフになった

  • イチョウを救ったのは日本 !??

    近くでギンナンを拾う。意外にも近隣の人はあまり拾わないようだ。それだけ、徳川の上様のいた静岡は裕福だったからだろうか。わが家は縄文経済なので採集は基本的な生活手段なのだ。見方を換えれば自然の恵みは大切にするというのが基本的スタンスなのだ。さっそく、手で臭いの強い果肉を取り去る。そのやり方はいろいろあるようだが、今までは使い捨てビニール手袋をはめて種子をバケツの水を張りながら果肉を揉むようにして取り去っていく。今回は素手でやってみた。しかし、手の皮が剥がれていくよう気がした。おかげでツルツルの肌にはなったが、皮が剥けていくのが厄介だった。ギンナンは中国から鎌倉時代以降に伝来したらしい。江戸に入ってからは神社やお寺を中心に植栽されていったようだ。絶滅しかけたイチョウを広めていった日本の役割は意外に知られていない。シ...イチョウを救ったのは日本!??

  • 「乞食苺」だって!??

    茶畑を抜根した跡地には次々意外な植物が顔出しする。その多くは裸地に最初に侵出するパイオニア植物でもある。それはそのまま裸地から森への変遷を語る歴史でもあるようだ。その一つだろうか、触るのが危ない棘だらけの枝を伸ばした植物が所々見られる。とても素手では触れられない。それも結構な長い枝ぶりなので残念ながら途中で剪定させてもらっている。立派な鉤状の棘に痛そうな腺毛、それに羽状複葉の葉からなるのは、「コジキイチゴ」(バラ科)だった。どんなイチゴがなるのかはお楽しみということにする。名前がユニークだ。その由来を調べてみると、実の形が袋状で、つまり中空であるらしい。その形状から、古来から蒸す道具である土器の「甑(コシキ)」に似ているので「コシキイチゴ」となり、訛って現在のコジキイチゴとなったという説が有力らしい。しかし、素...「乞食苺」だって!??

  • 10mm未満だけど社会貢献バッチリ

    夜間にわが家に侵入してきた「クロツヤシデムシ」(シデムシ科)。しかも体が5mmくらいの大きさしかない。体つきはいかにもシデムシっぽい。わが家に腐ったものがあるのだろうか。それも2週間ほどの間に合計3匹も捕まえたのだ。もちろんすぐに解放したがその後どうしているだろうか。一般的に歯、シデムシは森のお掃除屋と呼ばれている。それによって森はきれいになり循環されていく。そんな一翼を担っている。しかしながら、この「クロツヤシデムシ」の情報が極めて少ない。図鑑にも載っていないことのほうが多い。クワガタやカブトムシばっかりが本屋を飾っているのがおかしい。こういう目立たない益虫を掘り起こしてほしいものだ。庭で作業をしていたら、小さなアブが飛んでいた。畑でも小さなアブが夏から飛んでいてときどき刺されることもあって警戒していた。オイ...10mm未満だけど社会貢献バッチリ

  • やっと葉物野菜が

    しばらく葉物野菜の空白の畑があった。計画的でない思いつきだけの野菜作りの結果でもある。そんなとき、やっと、種を蒔いていた「ミズナ」が勢ぞろいしてきた。今ではその間引き菜で野菜サラダが毎日食卓に登場するようになった。平安時代には登場していたようだが、関西を中心に栽培されていた日本原産の京野菜だ。しかし、現在の生産量では茨城県が50%近くのシェアを占め、他の追随を許さないほどだ。平成に入って全国に広まった。シャキシャキした食味が魅力的だ。βカロチン豊富な抗酸化作用のある食材でもある。ナスタチウム(金蓮花)の花も咲いているが、数が少ないので食用花(エディブルフラワー)としては採用できていない。また、今まで常連だった「空芯菜」やレタスもやっと食卓に加わってきた。これでなんとか葉物野菜に困ることはなくなった。そのうちに、...やっと葉物野菜が

  • ひとり風流を楽しむ

    ひとりポツンと山奥の山猿さんの工房を久しぶりに訪ねる。突然訪問したので驚いていたが、ドラム缶かまどで炭焼きをしていた。炭焼きといっても小さな飯盒のようなものを焼いていた。聞いてみるとお菓子の缶だという。缶を開けてくれたら、中にはヒノキの葉が入っていた。完成した炭のヒノキの葉は右側にあるが、その形が面白いという。確かによく見ると意外性のフォルムが伝わってくる。第4期の癌の手術を終えてもなお、少年の心を持つ山猿さんの遊び心が弾むすでに、栗のイガや竹を炭にしたものを「ミニ炭斗箱(スミトリバコ)」に入れてインテリアにしていた。この箱ももちろん山猿さんお手製の力作。ひとり風流を楽しむ

  • 混迷と混乱の脱出口はどこに…

    気鋭の政治学者、佐伯啓思(ケイシ)『現代日本のリベラリズム』(講談社、1996.4)を読んだ。戦後生まれの佐伯氏にとっての戦後の評価は、「進歩的知識人」の単純な決めつけによる影響が社会的・思想的混乱を深くしたという。その代表と目される丸山真男を例に取り上げ、批判の矢を容赦なく放っている。丸山真男と言えば、戦前の検束・兵役体験を含め天皇制や戦時ファシズム体制を理論的に解明していった日本を代表する政治学者だった。数十年前、病院の待合室で長く待たされたのをチャンスにそれらの本を読んだことがある。その明快な切れ味と表現力の的確さに感動した記憶がある。ある意味で、佐伯氏に似た明晰な説得力を見出したのだった。丸山人脈には、門下生の江田五月・藤原弘達・坂本義和をはじめ吉野源三郎・武田泰淳・埴谷雄高・竹内好・鶴見俊輔など錚々た...混迷と混乱の脱出口はどこに…

  • 狂い咲きか?! まさか…

    フジバカマのそばに「コバノタツナミソウ」(シソ科)が群落で咲いていた。狂い咲きか?!まさか…

  • 魔女が呪術に用いたというワラビ発見!!

    リハビリを兼ねて毎日ウォーキングをしている和宮様が「近くでハナワラビを発見したわいな。一緒に見に行くかいな」とおっしゃるので近くの道路に見に行く。魔女が呪術に用いたというハナワラビ(ハナヤスリ科)は、いわゆるワラビとは違う。ふつうのシダ植物は、葉の裏に胞子を作る。しかし、ハナワラビは胞子を作る「胞子葉」と地際にできる「栄養葉」に分化しているのが特徴だ。両方とも、秋の山菜として食べられる。以前、尾上さんに食べさせていただいたこともある。ワラビほどアクが強いというより他の食材を邪魔しない控えめな山菜でもある。まだ胞子が褐色になっていない。来月ごろに褐色の胞子が数の子のようにできていく。ゆがいて芥子マヨネーズ和えが旨いそうだ。しかし、大きな群落を作らないので大量に確保できない。秋に芽生え春に枯れるので正式には「フユノ...魔女が呪術に用いたというワラビ発見!!

  • ウラナミシジミにアサギマダラ

    外側からバタフライガーデンを見たら、植えたはずのない「センダイハギ」の黄色い花が満開だった。そばに近寄ってみたら、シジミチョウが4頭くらい来ていたようだった。シジミチョウの同定は微妙でいつも苦労する。蜜を吸っているときは意外に油断しているのでシャッターチャンスなのだ。なかなか翅を広げてくれなかったが、やっと表の翅を取ることができた。紫色が見事なのでルリウラナミシジミかとも思ったが、やや紫色が薄い。尾状突起がはっきり見えた。これは、「こっちが頭部だよ。髭があるでしょ」と敵に攪乱させる効果があるらしい。裏面の翅から、「うら波」状の模様がわかる。オレンジの中の黒点もある。また、センダイハギはマメ科なのでメスが産卵しようとしている場面ではないかとシャッターを切る。幼虫の食草がマメ科だからセンダイハギも覚悟が必要だ。昨日...ウラナミシジミにアサギマダラ

  • ついに目標達成!!!

    バタフライガーデンを造成し始めたのが今年の3月。フジバカマを植えたのも3月末だった。失敗していたフジバカマがほとんどすべてが今月開花したようでホッとしていたところだった。本命である渡りをする蝶「アサギアダラ」2頭がやって来ているのを確認。以前見たアサギマダラは、台湾への渡りができずに衰弱したアサギマダラだった。死んでしまった個体も発見した。そんなことが何回かあり、アサギマダラのオアシスとなるフジバカマを植えてみたいとかねがね思っていたのだった。それにしても、アサギマダラはフジバカマをどうやって見つけるのだろうか。同じ秋の七草の萩の花には見向きもせず、フジバカマに群がるのはなぜなのだろうか。フジバカマに飛来してくるアサギマダラはオスが多いという。つまり、フジバカマの蜜には性ホルモン物質がありそれを求めてくるのでは...ついに目標達成!!!

  • やっと見つけたけれど!?

    9月末にわが家で見つけた小さい蛾。思わず踏みそうになったほどの小さな蛾だった。25mm前後の大きさだったろうか。それでその模様を見てみると、意外に凝っている和風の落ち着きがある。灰白色の地に霜降り状の斑点があり、帯状のラインに黒い斑紋が散らしてある。翅も尖っているのが特徴だ。しかしなかなか名前がわからなかった。何度も図鑑で調べてみたがやっとシャクガ科であることを発見。どうやら、「ヒロバトガリナミシャク」ではないかと見当をつける。しかしながら、似た仲間に、ホソバトガリナミシャクやホシスジトガリナミシャクがあり、素人には違いもわかりにくい。この蛾の情報も少なすぎる。したがって、同定は心もとないが尺取虫のナミシャクの仲間であることがわかっただけでもホッとする。衆議院が解散し選挙となる。経済成長と分配の在り方が争点だが...やっと見つけたけれど!?

  • ジョロウグモ天国地獄見せにけり

    トイレ近くの軒下にジョロウグモがいた。雨戸を開けると目の前にいるのでどうしても目障りになる。ジョロウグモ天国地獄見せにけり

  • 山に植えたヤマウドの開花

    山奥で一人ポツンと農作業を生きてきたセニョールさんからいただいた苗が「ヤマウド」だった。というのも、以前から、キノコの師匠に連れてもらった山菜採りで一番うまかったのがヤマウドだったので、是非にといただいてきた苗だった。また、地元でイベントを一緒にやっていた尾上さんからも苗をいただいていた。二人とも真摯に生きている先輩でもあり目標だった。その苗を畑で植えたら元気に育ち近隣にもお裾分けもできるようになった。それを畑から山側に移植してみたのだった。昨年は豊作だったが今年は採りすぎのせいか、わずかしか移植できなかった。移植したのは今年の5月連休明けだった。そして現在なんとか期待に応えてくれたようで花を開花してくれた。まもなく黒い実ができそうだ。うまくいけば、来年の春には新鮮なヤマウドが食べられるはずだ。山菜取りを研修し...山に植えたヤマウドの開花

  • 紅色のシンプルラインが気に入った!!

    昨日のサツマイモの葉に、とても小さいシンプルなデザインの蛾が止まっていた。紅のラインが魅力的だ。これだと目立ち過ぎて生存戦略にはあわない気もするが、樹木の幹に止まれば見つからない。緑の葉の上ではまずいんじゃないかと余計な心配をする。名前は「コベニスジヒメシャク」(シャクガ科)。大きさは2cm未満だろうか。三本の紅筋があり、外縁に紅色をオシャレに着けている。顔がよく見えない。いつか見たことがあるような気がしたんで過去のブログを調べたら、似たような画像があった。形はそっくりだけど、大きさはこちらのほうが大きかった。紅色のシンプルラインが気に入った!!

  • 本州でレアな花が畑で咲いている!!

    簡単ながら畑の様子をざっと見るのが日課だ。それは主に害獣の痕跡を見るためだ。痕跡がないとホッとする。最近は、イノシシやシカが来ていないので畑や庭は大きな被害はない。本州でレアな花が畑で咲いている!!

  • 二年前の栗の渋皮煮を食らう

    和宮様が突然「二年前に作った渋皮煮がまだあるはずじゃが」と言って、ゴソゴソ食器棚の奥に手を入れていた。そして「久しぶりに見つけたのでそちに下賜することにする」というわけで、恐れ入りながら固い蓋を開けていただくことにする。いやあ、びっくり。二年前なのにもかかわらず、味は全く落ちていなかった。ついついお代わりをしてしまう。それもそのはず、何しろ『日本書紀』に出てくるほどの歴史ある献上物なのだ。朝廷や幕府はことのほか喜んだのに違いない。有名な丹波栗が参勤交代などで全国に普及。贈答品などに使われる高級マロンとなった。しかし、これを作るには覚悟が必要なのだ。渋皮を傷つけないよう外の鬼皮を剥いていく。さらになんども煮込んだりの慎重な手間がかかる。和宮様も「今年は体調がいま一つなのでやらない」とおっしゃっていたが、相手の喜ぶ...二年前の栗の渋皮煮を食らう

  • 強そうな戦士だけど寿命は短い

    「大きなクワガタがやってきたぞよ」と、和宮様が外で叫んでいた。強そうな戦士だけど寿命は短い

  • 「二度咲き」したキンモクセイ

    わが家の玄関に通じる道には「キンモクセイ」の大樹がある。先月、花が咲いたがすぐに終わってしまったので「今年はばかに早いなー」と思っていたところだった。和宮様は匂いに敏感ですぐに二度目の開花がわかったようだ。たまたまきょうのニュースで、キンモクセイは二度咲きすることがあるとの情報があった。その理由はまだ解明されていないという。おそらく天候にあるだろうと推測はできるが。キンモクセイは、クチナシ・ジンチョウゲとならんで「三香木」と言われている。古来から香木は珍重されていたが、1970年代~1990前半には、キンモクセイはトイレの芳香剤として一世を風靡した。どこのトイレへ行ってもこの匂いだった記憶がある。平安時代にキンモクセイが歌に詠まれた記述はないようで、詠まれたのが江戸時代からというので、やはり、江戸以降、中国から...「二度咲き」したキンモクセイ

  • 崖崩れを修復している現場

    国道のすぐそばに崖崩れの現場がある。幸にして、がけ下には民家がなかったので大きなニュースにはならなかった。2019年7月の大雨のときだった。その後修復が始まり、てっぺんにコンクリートが吹き付けられたのが、2020年1月のことだった。崖の面には米粒より小さい人影が動いていた。今回は6人が作業しているのがわかった。命がけだ。こうした作業をするのは資格のあるプロを請負会社から要請するらしい。現場のすぐ下には、会社の何人かが双眼鏡でその作業の安全を確認していた。何をしているのかは素人ではわからないが、吹き付けたコンクリートの状態を点検しているように見受けられた。がけ下は川になっているが、そこまでは50mくらいはあるように見える。灼熱の夏でも作業は行われていたようで、労働現場にはこうした高度作業が山並みのなかで粛々と進め...崖崩れを修復している現場

  • まもなく稲刈りも終わる

    多くの田んぼは稲刈りが終わっているが、わが集落ではやっと稲刈りが終わりそうだ。中山間地としては悲願の平地での田んぼだったが、いまや担い手が減り、中心だった農家も高齢になり、引き継ぐ人を探すのも困難になってきている。従来の収穫は、収穫した稲を数週間天日干ししてから籾にするが、今ではコンバインで脱穀し、その日のうちに籾を収穫する。その籾を水分を取るための乾燥をお願い(有料)して数日たたずして玄米にする。刈り取った稲わらは粉砕されそのまま肥料となる。したがって、神社に奉納する注連縄のわらは、隣の地区の農家からいただいてくる。目の前に稲があるというのに不思議な齟齬を起こすこととなる。便利さの陰に失ったものがある。さらに残念ながら、農薬を使用する「慣行農法」で行われている。農薬を使わない農法を考えている若手もいるが、まわ...まもなく稲刈りも終わる

  • 境界の道路はどちらが?

    隣の土地との境界にちいさな道がある。ここ数年、隣人が草刈りをしなくなったので善意で草刈りをやっていたが、バタフライガーデンの管理に追われさすがに余裕がなくなってきた。したがって、道には雑草が繁茂して通るのも大変になってきた。しかも、隣の畑は耕作放棄地になってしまい、いまやススキとセイダカアワダチソウやコセンダングサのジャングルになってしまった。じつは、わが境界にはほかに不在地主の土地と隣接しておりそれが3か所もあり、そのうち2か所は通行することがあるのでなんとか自前で草刈りしている。もう1か所は、やはり耕作放棄地で夏だけ草刈りしてくれている。来れないときはシルバーセンターに頼んでいるので、少なくとも何とかしようとの誠意が感じられる。中山間地から人がいなくなり、居ても高齢で草刈りさえも大変になってきている現実が年...境界の道路はどちらが?

  • 惑乱させられたセンダイハギだった

    バタフライガーデンもいつのまにか賑やかになってきた。惑乱させられたセンダイハギだった

  • 新種じゃなかった

    足元でゴソゴソ動くものがいた。まさか、最近よく見るマムシじゃあないかとそっと足元をのぞく。するとそれは、「ゴマダラカミキリ」らしいのがわかった。しかし、いつものゴマダラの斑紋が違うように思った。害虫でもあるので捕まえてみたら、髭がかけていた。斑紋が体の縁に沿って一列のようだ。こんなゴマダラカミキリをみるのは初めてだった。ひょっとすると、新種じゃないかと図鑑を見たが出ていない。つまり、新種ではなかったということらしいー。今年の8月に捕まえたゴマダラカミキリは上の画像のような体いっぱいの星のような斑紋があるはずだ。これがまばらだからきっとゴマダラじゃあなくて、「マバラ」カミキリではないかと、勝手に夢想する。たしかに、わが庭の何本かの樹木はカミキリにやられてしまったものがあるが、トータルで見れば、その多くのカミキリは...新種じゃなかった

  • 「森のイスキア」をどこからでも

    以前、わが畑でボランティアをしてくださった方から、田口ランディさんの『いのちのエール』(中央公論新社、2015.10)を読んで触発されたと言われていた。前からそれが気になっていて、本は確保していたものの読むまではいかなかった。やっとそれを読むことができた。壮絶な家庭環境にいた著者の田口ランディさんの絶望と希望との相克が、岩木山麓で「森のイスキア」を主宰していた佐藤初女(ハツメ)さんとの出会いから癒しと希望を入手していく軌跡を描いたドキュメントだった。「イスキア」とは、イタリア・ナポリ湾にある島のことだ。そこで、何不自由ない青年が生きる目標を失っていた中で、その火山島で見た自然の美しさ・静寂から自分を取り戻したことにちなんで、そういう癒しの場を作ろうと動いたのが佐藤初女さんだった。「森のイスキア」を開設したのが7...「森のイスキア」をどこからでも

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