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めたすらいむの舟 https://metal-metal-slime.hatenablog.jp/

音楽(ヘヴィメタル、特にデスメタルとブラックメタル)、書評、美術館などの体験記を通じて、文書作成を楽しんでいます

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2019/05/28

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  • フィリップ・K・ディック / アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

    アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))作者:フィリップ・K・ディック発売日: 1977/03/01メディア: 文庫 フィリップ・K・ディック / アンドロイドは電気羊の夢を見るか? のレビューです。 1.作品を選んだ理由 その特徴的なタイトルはかねがね聞いていたが、読んだことが無かった。本屋で見かけてこの際読んでみようと。映画『ブレードランナー』の原作だが、かなり話の内容は異なっているらしい。 2.内容 ハヤカワ文庫SFからのリリース。浅倉久志訳。原作は1968年。最終戦争により徹底的に核汚染されほとんどの生物が死に絶えた地球、その中で生き残る人類(生殖が許され…

  • トニー・ペロテット / 古代オリンピック 全裸の祭典

    古代オリンピック 全裸の祭典 (河出文庫)作者:トニー・ペロテット発売日: 2020/01/07メディア: 文庫 トニー・ペロテット / 古代オリンピック 全裸の祭典 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 本屋でタイトル買い。まぁ東京オリンピックイヤーだから…という理由が大半だな(この本を買った後にオリンピックが延期になったわけだが)。 2.内容 2004年作『驚異の古代オリンピック』を2020年に河出文庫から文庫化したもの。訳者は矢羽野薫さん。2004年はアテネオリンピックの年、古代オリンピックと言えばギリシア・アテネなので、やっぱりオリンピック需要で書かれた本なんだろうか。 作者は研究者…

  • 三島由紀夫 / 夏子の冒険

    夏子の冒険 (角川文庫)作者:三島 由紀夫発売日: 2009/03/25メディア: 文庫 三島由紀夫 / 夏子の冒険 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 妻の本棚シリーズ。 2.内容 原作は1951年で、手持ちは角川文庫からのもの。三島にしては…という言い方が正しいのかわからんが、北海道の熊退治をめぐる冒険譚、その熊退治を志す井田青年と気位の高いイイトコのお嬢さん夏子の恋模様が中心で、表現も文体も極めて読みやすい部類に入る。数ページ単位で全30章に分割されているのも、なんだか連続テレビ小説ドラマみたいな感じ。当時の発表形体知らないんだけど、連載モノっぽいですよね。女性誌に載ってそう(偏見)…

  • 小松左京 / 復活の日

    復活の日 (角川文庫)作者:小松 左京発売日: 2018/08/24メディア: 文庫 小松左京 / 復活の日 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 ここ最近のコロナ騒ぎで話題図書になってたので買ってみた。 2.内容 1964年作で、本書は2018年に角川文庫から文庫化。内容はポストアポカリプスモノというか…人類滅亡及び人類滅亡後の世界が舞台。致死率が極めて高く感染力も異常に強いウイルスが蔓延し人類を絶滅させる…ウイルスが唯一到達しなかった南極を除いて。 前半はやや冗長に感じるところもあった(科学的なパートはやや飛ばし読み)が、徐々に日常がウイルスに浸食されつつも誰もそれと気づかない、そして気…

  • 岡嶋裕史 / アップル、グーグル、マイクロソフト

    アップル、グーグル、マイクロソフト~クラウド、携帯端末戦争のゆくえ~ (光文社新書)作者:岡嶋 裕史発売日: 2011/08/05メディア: Kindle版 岡嶋裕史 / アップル、グーグル、マイクロソフト クラウド、携帯端末戦争の行方 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 ちょっと前に読んだ同作者のブロックチェーン入門本が大変わかりやすかったので、作者を信用した。テーマ的にも面白そうだったし。 2.内容 2010年に光文社新書から刊行。iPadやAndroid OSがぼちぼち出始めた頃の本であるという背景は、2020年の今に読む上で抑えておく必要がありますね。表題の各社が展開するクラウドサ…

  • 池井戸潤 / 下町ロケット

    下町ロケット (小学館文庫)作者:池井戸 潤発売日: 2013/12/21メディア: 文庫 池井戸潤 / 下町ロケット のレビューです。 1.作品を選んだ理由 半沢直樹シリーズをはじめとする作品をいくつか読んで面白かった。今回は銀行が主役ではないが、どうなのだろうか。 2.内容 2010年作、2013年に小学館文庫より発刊。2011年に第145回直木三十五賞 を受賞。 町工場で地道ながら精度の高いものづくりを続ける佃製作所と、国産ロケットを開発する大企業・帝国重工との技術対決が大筋。読んでいると仕事をしたくなってくるというか、仕事に魂を込めたくなるような感じがする。佃製作所側も当然一枚岩ではな…

  • 米澤穂信 / 儚い羊たちの祝宴

    儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)作者:米澤 穂信発売日: 2011/06/26メディア: 文庫 米澤穂信 / 儚い羊たちの祝宴 のレビューです。 1.作品を選んだ理由 この作品ではないんだけど、「おススメのミステリー特集」みたいなWebページでこの作者を見かけたことがあったので。 2.内容 2008年作、新潮文庫より発刊。知らんかったけど、『氷菓』の人なんですか?えるたそ~ですか? 本作は5つの短編からなるダークな連作ミステリー。各話は独立して発生する事件であるが、微妙に読書サークル「バベルの会」で繋がっている。大体が一人称視点で進むのだが、結構淡々と描かれていて、ホラーさやドラマチックさは薄め…

  • 阿刀田高 / ギリシア神話を知っていますか

    ギリシア神話を知っていますか (新潮文庫)作者:阿刀田 高メディア: 文庫 阿刀田高 / ギリシア神話を知っていますか のレビューです。 1.作品を選んだ理由 『新約聖書を知っていますか』が入門編として大変面白かったので、ギリシア神話も。あと、ギリシア神話を勉強したかった。 2.内容 1984年作、新潮文庫より発刊。根本的にギリシア神話自体が面白いという話は置いといて、その中でもおもしろそうなエピソードを取り上げて1編20ぺージ前後で、小説家らしい創作セリフも交えて流れを教えてくれる。物語自体が主眼ではなく、現代に残る言葉や星座との関連性などよくも教えてくれるので、知識欲が満たされる。この入門…

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