2019年も残すところあとわずかとなり、年が変わればNBAも新たに2020年代を迎えることとなります。 というわけで、今年最後の記事は2010年代を代表したNBAチーム"トップ10"をご紹介しましょう。 10位 ロサンゼルス・クリッパーズ 優勝回数:0回 プレイオフ進出回数:7回(2012~2017、2019) 2010年代のクリッパーズと言えば、クリス・ポール、ブレイク・グリ
バスケットボール殿堂入りを果たした人物の一人であるドミニク・ウィルキンス氏は、アキレス腱断裂によって離脱を余儀なくされているケビン・デュラントにアドバイスを送ります。 「批評家に耳を傾けるな」 かつてはウィルキンス氏もアキレス腱断裂を経験した選手でしたが、彼は復帰して1年目の1992-93シーズンに平均29.9得点と、驚異的な復活を遂げました。 デュラントはファイナルMVP2回、シーズンMVP1回
トロント・ラプターズのベテランガードであるカイル・ラウリーは、33歳となった今でも1試合あたり平均20.8得点、5.0リバウンド、7.5アシストと好成績を残しています。 彼の活躍もあって今シーズンのラプターズは22勝10敗を記録しており、このペースが続けばカワイ・レナードが居た昨シーズンと比較しても、わずか2勝少ない56勝でプレイオフを迎えることができます。 5度のオールスター出場経験を誇るラウリ
ウィザーズに突きつけられる選択肢――ゲイリー・ペイトン二世と契約すべき?
ワシントン・ウィザーズは今後、難しい選択肢を突きつけられることになるでしょう。 それは、相次ぐ負傷者の中で一時的に契約の例外が認められたゲイリー・ペイトン二世です。 本来の契約を結んでいた選手が怪我から復帰すると例外は適用されなくなるため、ウィザーズはペイトン二世と正式に契約を結ぶか、解雇するかを選ばなければなりません。 そして、実際の彼の活躍を見ていると、その決断がいかに難しいことであるかは容易
ニューヨーク・ニックスにとって、2019-20シーズンは想定外のシーズンです。 昨シーズンの終わり頃には、まだカイリー・アービングとケビン・デュラントと契約できると信じており、彼らはドラフトでザイオン・ウィリアムソンを全体1位指名することを望んでいました。 もしニックスに慰めの言葉を与えるとするならば、これらの3選手は今のところ負傷によって離脱しており、うち2選手は今シーズン中一度もコートに立って
ドリュー・ホリデーが在籍するニューオーリンズ・ペリカンズと、ジャスティン・ホリデーとアーロン・ホリデーが在籍するインディアナ・ペイサーズが12月28日(日本時間29日)に対戦し、ついに"ホリデー3兄弟"が同じ試合に出場するという新たな歴史が生まれました。 『Elias Sports Bureau』によれば、同一試合に3兄弟が出場したのはNBA史上初めてのことです。 ドリューとア
8試合の欠場から復帰したマーカス・スマート「しばらく目が見えなくなると思っていた」
ボストン・セルティックスのマーカス・スマートは、8試合の離脱を経た後に12月28日(日本時間29日)のトロント・ラプターズ戦で復帰し、23分間で7得点、3リバウンド、2アシスト、3スティールを記録しました。 離脱していた間、彼の両目に影響を与えていたのは"ウイルス性結膜炎"だったようです。 『ESPN』によれば、スマートは自身の症状について「しばらく目が見えなくなると思った」と
ヒューストン・ロケッツはラッセル・ウェストブルックを獲得するため、クリス・ポールやいくつかの1巡目指名権などを手放しましたが、望んだ通りのアップグレードはできているでしょうか? 単純に事実を述べるとすれば、それができているとは言い難く、例えば以下のように数字では顕著に表れています。 ▼ウェストブルックのオンコート時とオフコート時の比較 状況 オフェンシブ・レーティング ディフェンシブ・レーティング
バディ・ヒールドがキングスに不満「彼らは選手を信頼していない」
サクラメント・キングスのバディ・ヒールドは、12月26日(日本時間27日)のミネソタ・ティンバーウルブズ戦で第4クォーターの多くをベンチで過ごした後、チームと選手の"信頼関係"について苦言を呈しました。 『The Athletic』のジェイソン・ジョーンズ氏は、事の発端は12月6日(同7日)のサンアントニオ・スパーズ戦で、ヒールドのディフェンスのミスによって勝利を逃したため、キ
ニックス戦での歴史的な敗戦に、スペンサー・ディンウィディーは「バカバカしいほど酷い」
ブルックリン・ネッツのスペンサー・ディンウィディーは、12月26日(日本時間27日)のニューヨーク・ニックス戦に94-82で敗れた後、あまりにも酷い結果に微笑むことしかできませんでした。 『ESPN』のマリカ・アンドリュース氏によれば、ディンウィディーは試合後にこうコメントしています。 「僕たちは本当に酷かった。バカバカしいほど酷かった。おそらく歴史的に酷かった」 ネッツは今シーズン最少となる82
1年前のクリスマスに移籍を考え始めたアンソニー・デイビス「勝てると思えなかった」
物事は1年間で大きく変わります。 今から1年前――2018年のクリスマス、現ロサンゼルス・レイカーズのアンソニー・デイビスは当時ニューオーリンズ・ペリカンズに在籍しており、チームの成績は15勝19敗でした。 そして、この頃から本気で移籍を考え始めたことを、彼は鮮明に覚えています。 今年のクリスマスゲームでロサンゼルス・クリッパーズに敗れた後、デイビスは『Yahoo Sports』に対し、1年前の状
ニューオーリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソン自身に決定権があったとすれば、既に彼は復帰を果たしていたかもしれません。 これは、12月25日(日本時間26日)のデンバー・ナゲッツ戦の前に、ウィリアムソンが『ESPN』のジョージ・セダノ氏に語ったことです。 ウィリアムソンはセダノ氏に対し、自身の復帰のタイミングについて「組織を信用している」と言い、リハビリのプロセスは、右膝半月板の手術からの
ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、12月25日(日本時間26日)のロサンゼルス・クリッパーズ戦の第1クォーターで、クリッパーズのパトリック・ベバリーと衝突したことにより、鼠径部の負傷を悪化させた可能性があります。 この日の試合で23得点、9リバウンド、10アシストを記録したジェームズは、試合後に次のように語りました。 「試合に出ていれば平気だと感じた。パトリック・ベバリーが突っ込ん
ハーフタイム中の議論を体現し、勝利に大きく貢献したパトリック・ベバリー
12月25日(日本時間26日)――ロサンゼルス・クリッパーズのパトリック・ベバリーの第4クォーターの働きが、ロサンゼルス・レイカーズとのクリスマスゲームを制す形へと繋がりました。 ベバリーは第4クォーターで一度も得点を挙げませんでしたが、彼は第4クォーターだけで5本のリバウンドを記録し、残り3.6秒にはレイカーズのレブロン・ジェームズの3ポイントシュートをブロックしたことによって、クリッパーズはレ
革新的なディフェンスでジェームス・ハーデン封じたウォリアーズ「これ以上良いものは無い」
12月25日(日本時間26日)のクリスマスゲームで、ゴールデンステート・ウォリアーズがヒューストン・ロケッツを116-104で破ったのは意外な結末だったかもしれません。 特筆すべきは、今シーズン平均38得点以上を記録していたロケッツのジェームス・ハーデンを、わずか24得点に抑えたというところです。 ウォリアーズがNBAのリーディングスコアラーを抑えるために入念に準備したディフェンスは、見事に功を奏
リーグ首位のバックスを下した76ersの集中砲火「リーグで最高のプレイをしている」
12月25日(日本時間26日)に行われたミルウォーキー・バックス対フィラデルフィア・76ersのクリスマスゲームは、球団タイ記録となる1試合21本の3ポイントシュートを成功させた76ersが、121-109でリーグ最高勝率を記録しているバックスを下しました。 76ersのアル・ホーフォードは試合後、3ポイントシュートの雨を降らせたことについてこう語ります。 「コーチが試合前に、自身を持ってシュート
あなたにとって、背番号『0』を着用する印象的なNBA選手は誰でしょうか? 「エージェント・ゼロ」と呼ばれたギルバート・アリーナスや、シーズン平均トリプルダブルを2度も達成したラッセル・ウェストブルック… 1981-82シーズンにNBAデビューしたオーランド・ウーリッジが、背番号『0』を現役引退まで着用し続けた史上初めてのNBA選手になって以降、かつては好奇心だった『0』は、今やブームとなっています
レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスの健康状態について――クリスマスゲームには出場できる?
クリスマスゲームのロサンゼルス・クリッパーズ対ロサンゼルス・レイカーズの一戦は、今シーズン最も注目すべき試合の一つですが、特にレイカーズのレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスはここ最近で負傷しているため、出場が疑わしくなっています。 ここでは彼らの健康状態と、クリスマスゲームに出場できるかどうかの最新情報について見ていきましょう。 レブロン・ジェームズには何があった? ジェームズは12月17
2017年のドラフトでサクラメント・キングスに1巡目指名を受けたハリー・ジャイルズは、事実上のルーキーイヤーとなった2018-19シーズンで58試合に出場し、フランチャイズは彼を将来の計画の一部として評価しているようにも見えました。 しかし2019年秋、キングスはジャイルズの2020-21シーズンのチームオプションを行使しないことを決定したため、彼にとって今シーズンは契約の最終年となっています。
大きなリードに甘んじるクリッパーズ「リラックスし、気楽になってしまう」
ロサンゼルス・クリッパーズは12月22日(日本時間23日)のオクラホマシティ・サンダー戦で最大18点のリードを得たにも関わらず、最終的に118-112で逆転負けを喫しました。 今のクリッパーズの課題は、ここにあるのかもしれません。 『The Athletic』のジョバン・ブハー氏によれば、クリッパーズのルー・ウィリアムズは試合後、チームが大きなリードを奪うと「リラックスし、気楽になってしまう」と警
出場停止処分を終えたジョン・コリンズ「コントロールできれば二度と起こらないこと」
アトランタ・ホークスのジョン・コリンズは、成長ホルモンの陽性反応による25試合の出場停止処分を訴える考えについて、取り下げることを明らかにしました。 『Atlanta Journal-Constitution』のサラー・スペンサー氏によれば、コリンズは次のようにコメントしています。 「最初の一歩を踏み出そうとした(訴えようとした)けど、チームともう一度話し合い、いくつかのことを話し合って、前進する
さて、2月16日(日本時間17日)に開催されるオールスターゲームに出場する選手を決める時期が、今年もやって来ました。 オールスター投票はファンも参加することができ、投票は12月25日より開始されます。 NBAのオールスター投票は、ファンが50%、メディアと選手がそれぞれ25%の影響を与えるようになっているため、必ずしもファン投票で1位を取った選手がオールスターの先発に選ばれるとも限りません(先発選
マルコム・ブログドンがバックスを去った理由「僕を評価していれば」
12月22日(日本時間23日)――インディアナ・ペイサーズのマルコム・ブログドンは、古巣であるミルウォーキー・バックスとの対戦を迎え、元チームメイトやファンから温かい歓迎を受けました。 ビジネス上の観点から、ブログドンは2019年の夏にサイン&トレードでペイサーズへ移籍しましたが、彼はバックスに対して悪い感情は抱いていません。 『ESPN』のエリック・ウッドヤード氏によれば、ブログドンは次
チームに戻ったステフィン・カリーに、指揮官も「彼が居ると雰囲気が良くなる」
10月に左手を骨折したゴールデンステート・ウォリアーズのステフィン・カリーは、約1ヶ月のリハビリでチームを離れた後、再びチームに戻ってきました。 『ESPN』のニック・フライデル氏によれば、ウォリアーズのスティーブ・カー・ヘッドコーチは、カリーがチームに戻ってくることについて次のようにコメントしています。 「彼がジムに居るのは良いこと。彼が居ると雰囲気が良くなるんだ」 カリーは少なくとも3ヶ月の離
さて、2月16日(日本時間17日)に開催されるオールスターゲームに出場する選手を決める時期が、今年もやって来ました。 オールスター投票はファンも参加することができ、投票は12月25日より開始されます。 NBAのオールスター投票は、ファンが50%、メディアと選手がそれぞれ25%の影響を与えるようになっているため、必ずしもファン投票で1位を取った選手がオールスターの先発に選ばれるとも限りません(先発選
ボストン・セルティックスのマーカス・スマートは、目の感染症により5試合連続で欠場していますが、状態が良くなる兆しは見えてこないようです。 『masslive.com』のジョン・カラリス氏によれば、セルティックスのブラッド・スティーブンス・ヘッドコーチは、スマートの目の感染症について次のように語りました。 「私が最後に受け取った報告書では、彼ら(医師)がこれほど(状態が)酷いものは見たことが無いとあ
元チームメイトとの再会を喜ぶアル・ファルーク・アミヌ「彼らに会えて本当に良かった」
オーランド・マジックのアル・ファルーク・アミヌは、昨シーズンまで在籍していたポートランド・トレイルブレイザーズと4年ぶりの対戦を迎え、ブレイザーズの本拠地であるモーダ・センターを訪れた時、今までとは違う気持ちになるだろうとは理解していたものの、妙な親近感には驚かされました。 『NBC Sports Northwest』のマイク・リッチマン氏によれば、12月20日(日本時間21日)の試合でブレイザー
現アトランタ・ホークスのビンス・カーターが1999年にトロント・ラプターズでNBAデビューを飾った時、ホークスのカム・レディッシュはまだ生まれていませんでした。 カーターが21年前にNBAデビュー戦で16得点を記録した時、ホークスのトレイ・ヤングや、ケビン・ハーター、ブルーノ・フェルナンドらは、まだ生まれて半年も経っていませんでした。 来月には43歳を迎えるカーターが、これほど長くNBAでプレイし
パスカル・シアカムの成長に、元ラプターズ指揮官は「スーパースターになるとは思っていなかった」
デトロイト・ピストンズの指揮官でありドウェイン・ケイシー・ヘッドコーチは、2018年までトロント・ラプターズで指揮を執っていました。 そして彼がラプターズを去った翌シーズン、ラプターズにはカワイ・レナードが加入しただけなく、パスカル・シアカムがチームの中心選手として成長し、結果的にラプターズは優勝を成し遂げました。 2016年のドラフトで全体27位指名された25歳のシアカムは、今やオールスター級の
ここ一番で新たな武器を活かしたヤニス・アデトクンボ「大事なのは自信とやる気」
12月19日(日本時間20日)のロサンゼルス・レイカーズ対ミルウォーキー・バックス戦――第4クォーター数分過ぎた頃、ファイサーブ・フォーラムに集まったバックスのファンは落ち着きを失っていました。 最大21点あったはずのバックスのリードは11点差となっており、それはレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスを擁するレイカーズにとっては、十分に追いつくことのできる点差だったからです。 しかしバックスに
カーメロ・アンソニーの長かったFAに、ドレイモンド・グリーンは怒り「それはふざけている」
先月、カーメロ・アンソニーは1年間のフリーエージェントを経て、ポートランド・トレイルブレイザーズとの契約を掴み取り、チームに貢献し続けています。 ゴールデンステート・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、アンソニーが契約を得られるまでに1年間を費やさなければならなかったことに、驚きと失望を隠せません。 『NBC Sports』のローガン・マードック氏によれば、グリーンは、アンソニーが能力に関係な
ゴールデンステート・ウォリアーズがディアンジェロ・ラッセルと4年1億7,000万ドルで契約を結んだ後、誰もが同じ質問をしました。 「彼をチームに留めておくつもりですか?」 これは複雑な問題で、唯一分かっていることがあるとすれば、2020年の夏までその答えが出ないということだけです。 『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー氏によれば、ウォリアーズはラッセルをシーズン中にトレードをすることはな
12月17日(日本時間18日)――ブルックリン・ネッツ対ニューオリンズ・ペリカンズの一戦は、ネッツが延長戦の末に108-101でペリカンズに勝利しました。 ペリカンズにとっては、この試合の展開は不運だったかもしれません。 93-93の同点で迎えた第4クォーター終了間際、ネッツのスペンサー・ディンウィディーが放ったショットは、リムに当たらずバックボードに当たって跳ね返り、その瞬間に24秒のショットク
ディアンドレ・エイトンの復帰にワクワクするデビン・ブッカー「エキサイティングな時間」
フェニックス・サンズのセンターであるディアンドレ・エイトンは、25試合の出場停止処分を終えて12月17日(日本時間18日)のロサンゼルス・クリッパーズからコートに戻ることができるようになります。 開幕戦を終えた後、エイトンは利尿薬の陽性反応が出たために25試合の出場停止処分を科されていました。 サンズはエイトンが不在の中でも奮闘し、最初の11試合で7勝4敗と好スタートを切ったものの、現在は11勝1
選手労働組合とGリーグが、選手の給料アップや移籍の自由化を検討
NBPA(選手労働組合)とGリーグは今月末に会合を開き、Gリーグの組合化について話し合う予定です。 もしGリーグが組合化された場合、マイナーリーグとしては史上初の組合化となります。 『The Athletic』のシャムス・シャラニア氏によれば、Gリーグ会長のシャリーフ・アブドゥル・ラヒーム氏は「組合を結成する選手たちの権利をサポートする」と語りました。 「私たちはこれをポジティブなことだと考えてお
自身のトレードの可能性について語ったJJ・レディック「ペリカンズに全てを注いでいる」
今シーズンのニューオリンズ・ペリカンズは、若く有望な選手を主力に据えてプレイオフを目指せるようになるためにも、キャリア14年目のベテランであるJJ・レディックと2年間の契約を結びました。 しかし、残念なことに今シーズンのペリカンズは、ここまで6勝20敗とウェスタン・カンファレンス14位に沈んでいます。 2019年のドラフト全体1位指名であるザイオン・ウィリアムソンの負傷離脱や、一部の若い選手たちの
『The Athletic』のジェイソン・クイック氏によれば、昨シーズンの3月にポートランド・トレイルブレイザーズのユスフ・ヌルキッチを襲った左足の複雑骨折は、約60%のところまで回復していると伝えられています。 また、最近の報道では、ヌルキッチが2月中旬のオールスターブレイクあたりで復帰できる可能性があるとも示唆されています。 順調な回復を見せるヌルキッチは、再びコートに立つ日を今か今かと待ち望
チームメイトから文句を言われたレブロン・ジェームズ「無鉄砲だった」
ロサンゼルス・レイカーズは、今シーズンまだ一度もロサンゼルス以外の場所で敗れたことがありません。 しかし、12月13日(日本時間14日)にアメリカン・エアラインズ・アリーナで行われたマイアミ・ヒート戦では、レイカーズのレブロン・ジェームズが前半のパフォーマンスに苦しんだこともあり、それまでホーム戦無敗だったヒートに危機感を募らされる形となりました。 『ESPN』のデイブ・マクメナミン氏によれば、前
ナゲッツに永久欠番を残すことを望むカーメロ・アンソニー「全てはここから始まった」
ポートランド・トレイルブレイザーズのカーメロ・アンソニーも、全てが終われば自身の背番号をアリーナの垂木に吊るしたいと考えています。 そして、その場所はマディソン・スクエア・ガーデンではありませんでした。 12月12日(日本時間13日)、ペプシ・センターで行われたポートランド・トレイルブレイザーズ対デンバー・ナゲッツ戦の後、アンソニーはナゲッツのホームであるペプシ・センターの垂木に、自身の背番号を吊
クリーブランド・キャバリアーズはケビン・ラブのトレードの要求を受け入れるスタンスを取っており、夏に契約を結んだ選手がトレード可能となる12月15日も間近にに迫っているため、ラブのトレードの話題が増えることは必然です。 しかし、最近の情報は、キャバリアーズにとってあまり良いものではないかもしれません。 『The Athletic』のジェイソン・ロイド氏によれば、ラブの巨額の契約によって他球団が手を出
レジェンドからの批判に、ジョエル・エンビードは「彼らは正しい」
フィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードは、12月10日(日本時間11日)のデンバー・ナゲッツ戦で、22得点、10リバウンド、6アシストを記録し、チームを97-92の勝利に導きました。 しかし、その活躍は十分なように見えたかもしれませんが、エンビードの持つポテンシャルを考慮すれば、NBAのレジェンドたちは彼のプレイに物足りなさを感じたようです。 かつてロサンゼルス・レイカーズや、マイアミ
ダービス・ベルターンスの新契約は最大2,000万ドル?長期契約の可能性は低い?
ワシントン・ウィザーズのダービス・ベルターンスは、現時点で最もホットな2020年のフリーエージェントの一人と言っても過言ではありません。 今シーズンのベルターンスは、ここまで23試合で平均15.7得点、4.7リバウンド、3ポイントシュート成功率46.5%、3ポイントシュート成功数4.0本という素晴らしいスタッツを記録しています。 ベルターンスの契約最終年にあたる今シーズンのサラリーは700万ドルで
デンバー・ナゲッツはこれまで14勝8敗で、ウェスタン・カンファレンス5位――ウェスト2位に終わった昨シーズンと比較すれば落ちていますが、かなり苦戦しているというわけでもありません。 ただ、チームの大黒柱であるニコラ・ヨキッチは、苦戦を強いられているという見方をすることもできます。 全米中継された12月6日(日本時間7日)のボストン・セルティックス戦では、30得点、10リバウンド、4アシストとインパ
ウォリアーズで4年間プレイすることを望むディアンジェロ・ラッセル
2019年の夏にフリーエージェントとなったディアンジェロ・ラッセルは、最終的にケビン・デュラントとの複雑なサイン&トレードを経てゴールデンステート・ウォリアーズへ移籍しましたが、当初の報道ではミネソタ・ティンバーウルブズへの移籍が最有力視されていました。 『The Athletic』のアンソニー・スレーター氏は、ウルブズが最初に4年1億700万ドルのオファーを提示したと伝えています。 スレ
【2019-20シーズン】トレードに魅力的な”指名権”と”選手”
NBAのトレードにおいて、"買い手"と"売り手"の関係は非常に重要です。 "買い手"とは、優勝争いやプレイオフ争いが期待されるチームのことで、ドラフト指名権を放出する代わりに即戦力となる選手を求めます。 "売り手"とは、プレイオフ進出の望みが薄かったり、再建を図ろうとするチームのことで、選手を放出する代わりにドラフト指
12月9日(日本時間10日)――ロサンゼルス・クリッパーズ対インディアナ・ペイサーズの一戦で、クリッパーズのポール・ジョージは古巣ペイサーズのホームで戦うのが3度目にも関わらず、まるで最初の対戦のようにボールを持つたびにブーイングを受けました。 しかし、ジョージは36得点、9リバウンドを記録してクリッパーズを110-99の勝利に導いた後、悪役を演じるのは楽しいものの、ペイサーズのファンはブーイング
2018-19シーズンのミルウォーキー・バックスも、リーグの脅威的なチームであったことは間違いありません。 しかし、当時の彼らは15連勝を記録することも無ければ、そのような記録に近づくことも無く、最長連勝数は「7」だったのです。 その代わり、彼らはシーズン中に一度しか連敗を経験しておらず、5~6連勝しては1試合に敗れ、再び5~6連勝するという形を続けることによって、リーグ最高勝率を記録しました。
ロケッツを去る時、カーメロ・アンソニーがクリス・ポールへ送った”警告”
ポートランド・トレイルブレイザーズのカーメロ・アンソニーと、オクラホマシティ・サンダーのクリス・ポールは、短い間であれどヒューストン・ロケッツでチームメイトでした。 そして、アンソニーはシカゴ・ブルズへトレードされ、ポールはサンダーへトレードされたという共通点を持っています。 アンソニーは、ポールがトレードされたことを驚いてはいませんでした。 12月8日(日本時間9日)のサンダー対ブレイザーズの一
チームの不調を嘆くトレイ・ヤング「もっと多くのことができる」
アトランタ・ホークスのトレイ・ヤングは今シーズン、平均28.8得点、8.4アシスト、フィールドゴール成功率46.2%、3ポイントシュート成功率38.8%と、一貫して目覚ましい成績を残しています。 しかし、キャリア2年目のヤングの奮闘も虚しく、ホークスはここまで結果が伴っておらず、ヤングは敗戦の続くチーム状態にフラストレーションを溜めているようです。 『The Atlanta Journal-Con
12月15日は、夏にチームと契約を結んだ選手をトレードできるようになる日であり、ニューヨーク・ニックスはこの日を心待ちにしている可能性があります。 『SNY』のイアン・べグリー氏によれば、ニックスの関係者はトレードの可能な「多くの選手に目を向けている」と伝えました。 現状のニックスには、自身やチームのためにディフェンスを崩してショットを決められるような選手を欠いています。 ニックスと接触しているチ
NBA史上最もトレードが行われていないシーズンにも、ようやく発砲音が鳴り響くかもしれません。 『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー氏によれば、クリーブランド・キャバリアーズはケビン・ラブがトレードを要求した場合、それを受け入れる意思を示しました。 キャバリアーズの再建が現在進行系で動いていること、そしてラブの契約が今シーズンを除いても3年間残っていることを考えれば、キャバリアーズの動きは
ディアンジェロ・ラッセルの期限迫るウォリアーズ――沈黙は”我慢”か、”無関心”か
今から1週間後の12月15日は、ゴールデンステート・ウォリアーズがサイン&トレードによって獲得した、ディアンジェロ・ラッセルのトレードが許可されるようになる日です。 『Heavy.com』のショーン・デバニー氏によれば、リーグの複数のエグゼクティブは、ウォリアーズがラッセルをトレードの資産として活用させるという前提の下で動いてきた、と考えています。 しかし、その期限が迫る中で、ウォリアーズ
フロントオフィスに切り捨てられたデイビッド・フィズデイル元HC
ニューヨーク・ニックスが11月10日(日本時間11日)のクリーブランド・キャバリアーズ戦に敗れた後、球団社長のスティーブ・ミルズ氏と、ゼネラルマネージャーのスコット・ペリー氏が、デイビッド・フィズデイル・元ヘッドコーチのインタビューの前に臨時で会見を開いた時、ニックスがフィズデイル元HCを解任するのは時間の問題だったでしょう。 そして、その瞬間は訪れました。 12月2日(同3日)のミルウォーキー・
右膝半月板の手術により離脱中のニューオリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンは、復帰してもしばらくは負荷管理をされることになるでしょう。 『ESPN』のアンドリュー・ロペス氏によれば、ペリカンズの運営部門代表であるデイビッド・グリフィン氏は、ウィリアムソンの復帰を厳しく管理することになるだろうと語りました。 「最初は連戦の出場は求められない可能性が非常に高い。彼が全力を尽くしていると言われる
「ホームを守る」という点においては、フィラデルフィア・76ersはNBAで最も優れたチームの一つだと言えるでしょう。 直近2シーズン、76ersはホーム戦で61勝21敗という好成績を残した後、今シーズンはここまでホームでの10試合に全て勝利しています。 基本的に、選手はロードよりもホームでの方がパフォーマンスが良くなる傾向があるため、ホームで好成績を収めても驚くことはありません。 それでも、76e
ケビン・デュラントがブルックリン・ネッツに去り、ステフィン・カリーやクレイ・トンプソンが負傷したゴールデンステート・ウォリアーズは、2019-20シーズンに4勝19敗でリーグ最低勝率を記録しています。 おそらくカリーの復帰時期はオールスターブレイクの前後ですが、今のチーム成績が続けば、その時点でプレイオフの望みが絶たれている可能性は高く、巻き返しも無しにシーズンを終えることになることも考えられるで
サンダーでの現状に感謝するクリス・ポール「もっと悪くなる可能性もある」
今年7月に、クリス・ポールがラッセル・ウェストブルックと引き換えに、ヒューストン・ロケッツからオクラホマシティ・サンダーへトレードされた時、ポールにとってはプレイオフを競えるチームから再建チームへ移ったことで、悪い結果のようにも見えました。 ポールは『The Undefeated』のマーク・J・スピアーズ氏に対し、最初にトレードにトレードを知った時は、もちろんショックだったと語っています。 「ショ
見逃されたトラベリングに、レブロン・ジェームズは「キャリアで最悪なプレイの一つ」
12月4日(日本時間5日)――ロサンゼルス・レイカーズはユタ・ジャズを121-96で破りましたが、レイカーズのレブロン・ジェームズにとってはやり直したい場面がありました。 第1クォーター、本来トラベリングを吹かれるべき場面で、それが審判に見逃されたことです。 LeBron got away with one 😅 pic.twitter.com/Uv4uMKKcDi — SportsCenter (
ドラフト1位指名に自信のラメロ・ボール「そのために人生を捧げてきた」
ボール兄弟の末っ子にあたるラメロ・ボールは、2020年のドラフトで全体1位指名を受けることに自信を持っています。 『Yahoo Sports』のクリスティン・ピーク氏によれば、ボールは来年のドラフトで全体1位指名となるかどうか尋ねられると、「間違いなく(なる)」と答えました。 「僕は自分自身を信じ、ここに辿り着くためにハードに取り組んできたんだ」 ボールは現在、オーストラリアのNBLのイライワ・ホ
12月3日(日本時間4日)に起きたヒューストン・ロケッツ対サンアントニオ・スパーズ戦の誤審を巡り、ロケッツはNBAが行動を起こしてくれるはずだと考えています。 事が起きたのは、ロケッツが102-89のリードで迎えた第4クォーター残り7分50秒、ロケッツのジェームス・ハーデンのダンクショットが決まっていたにも関わらず、審判はそれをノーカウントとしました。 最終的に、試合はスパーズが追いついた後、第2
NBAの変化について語ったルイス・スコラ「全盛期でもプレイするのは厳しい」
イタリアのオリンピア・ミラノに在籍するルイス・スコラは、2016-17シーズンを最後にNBAでプレイしておらず、そういった機会が来ることも二度と無いことを確信しています。 39歳のスコラはNBAで9年間プレイし、今年9月にはFIBAワールドカップにおける通算得点で歴代2位に浮上するなど、経験豊富な選手です。 しかし、彼は『New York Times』のマーク・ステイン氏に対し、今のNBAはペース
ブレイザーズ契約前に引退の準備をしていたカーメロ・アンソニー
もしポートランド・トレイルブレイザーズが電話をかけてこなければ、カーメロ・アンソニーはバスケットボールから離れる覚悟を固めていたかもしれません。 『ESPN』のニック・フライデル氏によれば、アンソニーは火曜日に引退について「心の準備をしていた」と言いました。 「望む状況が実現しなければ、バスケットボールから離れてもいいと覚悟していたんだ」 それでもブレイザーズと契約後、アンソニーは7試合で平均16
負傷から6週間のザイオン・ウィリアムソン、復帰の目処は立たず
12月2日(日本時間3日)は、ニューオリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンが右膝外側半月板の手術を行って、ちょうど6週間でした。 チームは当初、ウィリアムソンが復帰に6~8週間かかる見込みだと考えていましたが、現時点で彼は練習も再開できていません。 『Times-Picayune』のクリスチャン・クラーク氏は、ペリカンズのアルビン・ジェントリー・ヘッドコーチに対し、ウィリアムソンの離脱から
フレッド・ヴァンブリートの新契約は2,500~3,000万ドル?
トロント・ラプターズのフレッド・ヴァンブリートは、2020年の夏に最も注目されているフリーエージェントになると考えられています。 『ESPN』のボビー・マークス氏は「The Hoop Collective Podcast」に出演した際、ヴァンブリートのフリーエージェントに関する情報について、次のように伝えました。 「あるチームは先週、彼が1シーズンで2,500万ドルから3,000万ドルを稼ぐことに
ハリソン・バーンズがキングスにもたらす”究極のプロフェッショナル”
昨シーズンのトレード期限直前に、ハリソン・バーンズはダラス・マーベリックスからサクラメント・キングスへトレードされました。 以降、バーンズはキングスで様々なものをもたらしてきましたが、その静かな仕事ぶりが注目を浴びることはほとんどありません。 しかし、それこそがバーンズの魅力でもあります。 キングスの選手たちは、トレードで去った選手との別れを惜しんだものの、同時にバーンズをリスペクトし、彼がチーム
ユタ・ジャズのロイス・オニールは、チームで最も信頼されているペリメーターディフェンダーの一人で、ある夜には6フィート11インチ(約210cm)のヤニス・アデトクンボを、ある夜には素晴らしい新人ポイントガードのジャ・モラントを守ります。 だからこそ、今シーズンのオニールはオフェンス面――特に3ポイントシュートのステップアップが求められています。 キャリア3年目を迎えているオニールの3ポイントシュート
76ersでの時間を恋しく思うTJ・マッコネル「10勝から始まった」
フィラデルフィア・76ersで過去4シーズンを送っていたTJ・マッコネルは、今年の夏にチームと再契約を結ぶことができず、代わりにインディアナ・ペイサーズと2年700万ドルの契約を結びました。 11月30日(日本時間12月1日)に、移籍後初めて76ersのホームで戦う前、マッコネルは76ersとの時間を振り返っています。 『Philadelphia Inquirer』のキース・ポンペイ氏によれば、マ
現ロサンゼルス・レイカーズのドワイト・ハワードは、2018年の夏にワシントン・ウィザーズと契約を結びましたが、キャンプ前に腰を痛めてしまったことにより、2018-19シーズンはわずか9試合の出場に留まってしまいました。 それでも、『The Athletic』のフレッド・カッツ氏によれば、ハワードはプレイヤーオプションを行使した契約の2年目に、より良くなって戻ってくることを、ウィザーズの新しいゼネラ
1968年以降、最もトレードが行われていない2019年のNBA
ラッセル・ウェストブルックとクリス・ポールを含む大型トレードが7月に起きて以降、驚くべきことにNBAでは一度もトレードが行われていません。 『HoopsHype』の調査によれば、ロックアウトによってシーズンが短縮された年を除くと、2019年は過去50年間でトレードが行われていない期間が最も長い年となっています。 そして、8月から11月までに一度もトレードが行われなかったのは、史上初めてのことでした
ジャズ指揮官に感謝するジェイ・クロウダー「努力を信用し、コーチングしてくれた」
2019年7月に、ユタ・ジャズからメンフィス・グリズリーズへトレードされたジェイ・クロウダーは、ジャズのクイン・スナイダー・ヘッドコーチから指揮を受けた時間に感謝しています。 『Jazz.com』のアーロン・フォーク氏とのインタビューの中で、クロウダーはグリズリーズのスロースタートから語り始めました。 「僕たちは高いレベルで競争し、試合に勝つために必要なことをやろうとしている。このレベルでは、若い
【2019-20シーズン】12月に注目すべき”6つのポイント”
最初の1ヶ月は、チームが新たなロスターや指揮官に順応しながら、それぞれのローテーションの長所や短所を見つけ出す時間です。 2019-20シーズンのNBAも1ヶ月が終わったことで、各チームは少しずつ本格的な手応えを掴み始めているところでしょう。 ここから、シーズン中の物語のいくつかは形を作り始めます。 どのチームが今シーズン最大の脅威であることを示すのか、あるいは今シーズンに失望することになるのか、
「ブログリーダー」を活用して、NBA TOPICSさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。