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  • いつもニコニコわたしの隣に這い寄る煮玉子についての一筆箋|ウップ

    ヴォエ すりつぶしたはずの煮玉子が胃の中で再結晶して食道を這い上がってくるような感覚がする。まるで社会みたいですね。すりつぶしたはずの一般市民が社会の中で再結晶して自由と権利への道を這い上がってくるような具合に。私の消化器官は1つの社会である。今日だけで既に胃薬を5包飲んでいる。そのうちの1包はすりつぶしたはずの煮玉子をなだめすかすためだけに用いられている。しかしきっとそれは無意味である。今最も効果的な解決方法は、這い上がる煮玉子をいったん吐き出して、私と対等な場所に置いてやることだ。まあ自分のゲロとご対面することはできる限り勘弁願いたいが。社会だって私の消化器官と同じように、その場しのぎのモ…

  • 鈴木さんたちについての覚書|お客様の中に「鈴木さん」はいらっしゃいませんか

    急募:鈴木 27年目にして気づいた。私、これまでの人生で「鈴木さん」に関わったことがない。幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、大学時代のバイト、ひとつ前のバイト、今のメインのバイト、サブのバイト、関わったことのある人を思い出せる範囲を全て思い出してみても、私の記憶の中に「鈴木さん」は誰ひとりとして存在しない。若干古いデータになるが、明治安田生命保険による2018年の全国苗字ランキングによると、推定人口TOP10は「佐藤、鈴木、高橋、田中、渡辺、伊藤、中村、小林、山本、加藤」らしい。「佐藤さん」は中学高校のオタク友達にいた。「高橋さん」は今のメインのバイト先に以前いた。「田中さん」は幼小中高めち…

  • 理性という才能についての覚書|理性を捨てるか人間を辞めるか

    オリンピックの競技種目に「理性」も加えてどうぞ 個人的な感情に基づいて理性というものを語ってもよいのなら、「理性は一種の才能」と声を大にして喚きたい。そう、理性は才能。サッカーの才能がなければサッカー選手にはなれないように、理性の才能がなければ理性選手にはなれないのだ。しかしながら、理性は天から万民に等しく与えられた人間の根本原理という考えの方が一般的には強いようである。デカルトの言葉を引くなら「正しく判断し、真と偽を区別する能力、これこそ、ほんらい良識とか理性とか呼ばれているものだが、そういう能力がすべての人に生まれつき平等に具わっている」、カントの言葉を引くなら「人が為さねばならぬこと、従…

  • 若年寄の老中についての覚書|むかしむかしあるところに「老後」という概念がおったとさ

    老中老後 己が何歳まで生きられるかなど皆目検討もつかぬが、理性の片隅でぼんやり考えるところによると、私はなんだかんだでそれなりに生きられてしまうんじゃないかと思う。そんな気がしてならない。そう、なんだかんだで、ババ……おばあちゃんまで。これ以上は1日たりとも働きたくないでござると言いながら、働くことしかない人生を結局最後まで全うしてしまうんじゃないかと思う。私が50歳くらいになる頃には定年というものはもう伸びに伸びきって、もはや定年という概念が使い物にならなくなるくらいびろんびろんになっているに違いない。パンツのゴムみたいに。果たして自分はいつまで働けばいいのかと、私の「老後」は一体いつになっ…

  • 広義のオタクコンテンツに対するクソデカ感情についての覚書|エモーションはさよなら

    いとエモし エモの摂取って、こんなにも胸焼けするものだったかしら。此度の休日は、かつて私の中でメラメラと燃えていたエモの炎を ほんの少しだけ・・・・・・・ 再点火する行為に勤しんでいた。平たく言えば、以前ハマっていたジャンルの、私が一度燃え尽きた後に供給された燃料をグビグビと飲んでいた。もっと具体的に言えば、昔ハマっていた漫画が2年程前にアニメ化されたのでそれを視聴したり、昔ハマっていたゲームの推しが最近のイベントに破格の扱いで登場したと聞いてプレイ動画を眺めたりしていた。結果として、私は再点火されたエモの炎に焼かれて死んだ。せめて、アニメかゲームかどちらか1つにすればよかった。大学生時代の推…

  • 1冊のノートについての覚書|そうね、私は地獄に堕ちるの

    好奇心は人を殺す 保管期限の過ぎた忘れ物を処分していたときのことであった。その中に1冊のくたびれた小さなノートがあった。表紙の傷み具合、ページの膨らみ具合からして、相当に書き込まれたものであると容易に推測できた。「イカンイカン、こういうのは中身を覗かずに黙って捨ててやるのが礼儀ってもんだ。」そう自分に強く言い聞かせながらそっと表紙を開くと、1ページ目には明らかに誰かに見せるための文章、その草稿のようなものが書き散らしてあった。次いで、今月の電気代、買い物メモ、ゲーム中の武器やアイテム一覧、簡単な日記、などなど。とにかく何でも書き込んであった。この小さなノートは持ち主の生活そのものであった。実際…

  • 特に何も考えてない覚書|ヘンな感覚こそ書き留めておいて損はない

    んぼー 最近なんだか常に頭がいっぱいで、ぷらぷら歩いているときや労働の片手間などにあらかじめ書く内容を考えておくことが出来ない。じゃあ一体何をそんな頭いっぱいになるまで考えているのかって。なんと!何も考えてない。何も考えてないけど、頭の中に何かがみっちり詰まっている。虚無と呼ぶにはあまりにもガヤガヤしているし、空白と呼ぶにはあまりにもゴテゴテしているし、不毛と呼ぶにはあまりにもボーボーな得体の知れない何かが。実体を持った「何もない」がそこにずうっと鎮座している。「何もない」の単純な重量が、単純な体積が、圧倒的ストロングスタイルでもって、頭の中を牛耳っている。ウーンウーン。これが「頭が働かない」…

  • マクドナルドの例え話についての覚書|以前夜勤明けに数年振りのマック行ったらチーズバーガーもポテトも時間外ですって言われて泣きそうになった

    昼過ぎにマクドナルドにやって来て「店内でお召し上がりでしょうか」という店員の質問に対し「マフィン」と返すようなタイプの人間とバトルして勝つ方法 誰か教えて ティロリ ティロリ ええと、まず何から始めようかな。「昼過ぎにマクドナルドにやって来て『店内でお召し上がりでしょうか』という店員の質問に対し「マフィン」と返すようなタイプの人間」のどこに問題点があるかの指摘からやろうかな。いや、それやる必要あります?一応言っておくが、私はマクドナルドで働いたことはないので、なんか色々変な箇所があっても大目に見て頂きたい。たまたま題材にマクドナルドが選ばれただけのことであって、以下の内容は全て例え話であること…

  • うちの間取りと人間間間間についての覚書|記事一本分の間が持たないんですが

    今週のお題「間取り」について一言 変なお題 まァどうりでいい間取りですこと 常々思っていたのだが、はてなブログのお題って時々こういう「エ……」みたいなのをぶち込んでくるよね。嫌いじゃないけども。「新居」でも「部屋」でも「インテリア」でもなくて、「間取り」。近頃の一般市民の関心が一体何に寄せられているのかなど私にはてんで分からぬのだが……そ、そんなに興味あるのかな……人んちの間取りに……あるなら仕方ないな……ふ、ふぅん…… 我が家の間取りです 今住んでいるアパートは単身庶民向け物件の優等生みたいなところで、人間社会で言うところの「1K」ってやつだと思う。ウン。知らんけど。「K」って、キッチンのこ…

  • 本日の夢と認識出来てはいけない何かについての覚書|神と数は無限ワールドの住人であることをお忘れなく

    夢占いに自信ニキ鑑定よろしく 今日の夢:知人のイケメンが突如発狂した別の知人に殺されて何故か真っ赤なドレスを着せられた挙句白昼堂々大広場に晒されてその遺体を数十羽のカラスが貪り食っておりその話を聞いたイケメンの彼女もショックのあまり廃人になりその後私は発狂した知人に追い掛け回される 私の無意識の中に棲み込んでいる人たち ウーン嫌な夢だった。命からがら逃げ回り、やっとの思いで通報したらやって来たのが警察官ではなく警備員のじいちゃん1人だったのも最悪だった。今考えると、あの真っ赤なドレスは元々のドレスの色ではなく……いややめておこう。あまりにもリアルだったので今でもはっきりと思い出せる。きっと寝る…

  • たくさんの人間のいろいろが交換されることについての覚書|人間のいろいろ取引所

    かみは災いのもと お金に言いたいこと。これ以上、人間を不幸にしないでやってほしい。人間はこんな紙切れのために毎日毎日死ぬより酷い目に遭わされたかと思えば、紙切れと価値を比較されたり、紙切れと交換されたり、紙切れに飼いならされたり。そのようにして人間を殺さないでやってほしい。続いて、神様に言いたいこと。これ以上、人間を不幸にしないでやってほしい。人間はこんな 神切れ・・・ のために……あっいや、なんでもないです!なんでもないんですってば!ほんとに! どっちのお金も好きだし嫌い このブログでは度々言ってきたが、私がお金を好きな理由は、安心をくれるからである。一方、私がお金を嫌いな理由は、安心と引き…

  • お金を貰ったり払ったりすることについての覚書|早起きは11000円の得

    たまたま早起きした日にやることといえば やっぱりクレジットカードの申し込みだよね クレジットカードの申請が通ると自己肯定感が増す PayPayを本格的に利用し始めたのでYahooカードを発行しようと決心した日から1週間が経ち、2週間が去り、3週間が過ぎた。たまたま早起きしたので、「そうだ、Yahooカード作ろう」と思った。新規申し込みでPayPayボーナス2000円、3回利用で更に5000円、Yahooプレミアム初回半年無料に同時申し込みで更に2000円、LINEのキャンペーンページから申し込んだので承認されればLINEポイント2000P、LINEポイントはPayPay残高に交換出来るので、全…

  • ぷりぷりのプリンについての覚書|そんなことよりプリン食おうよ

    「許すよ」一個に含まれる『許すよ』の量は「許すよ」一個分だぜ 状況によっちゃあ、許されないことよりも許されることの方が遥かに恐ろしかったりするもんだ。怒られることよりも怒られないことの方が格段におっかなかったりするもんだ。許さない人より許す人の方がより一段と許していないように見えたり、怒る人よりも怒らない人の方がより一段と怒っているように見えること、ありますあります。「許すよ」「怒ってないよ」という台詞以上に人の肝を冷やす言葉が、果たしてこの世に存在するだろうか?相手の「許すよ」に含まれている『許すよ』の量や「怒ってないよ」に含まれている『怒ってないよ』の量について、我々はただただ推考すること…

  • 下書きの晒し首と上書きの言葉遊びについての覚書|生者に供養を試みること

    生きていたり死んでいたりしろ 下書きの「供養」というからには、その下書きはかつて生きていたものであり、かつて死んだものでなければならない。なんか違うな。かつて生きていたものであり、今は死んでいるものでなければならない。ウム。こうしよう。死んだ下書き。死んでいる下書き。diedとdeadみたいなものだな。知らんけど。「生きていた下書き」と対比させたいのなら、状態を表す「死んでいる下書き」の方がいくぶんか適切だろう。生きて いた・・ ことは永遠の過去で、死んで いる・・ ことは永遠の現在なのだ。生は永遠の過去であることが出来るが、死にはそれが出来ない。死んだものは生き返らないから。死は永遠の現在で…

  • 終わらない予行演習についての覚書|前日にプルタルコスの『怒らないことについて』を読んだのは一体何だったのか

    い゛い゛気゛分゛!!!!!!!! 土曜の早朝、某コンビニの事務所内に私の怒鳴り声が響いた。私が怒声を叩きつけた相手は同じ深夜アルバイトのかなり頭のおかしいおばちゃんで、ちなみにそのおばちゃん相手に大声張って叱りつけたのはこれで2回目なのだが……おっとイカンイカン。昔の忌まわしい思い出話が始まる前に切り上げておこう。やめだ。やめやめ。またストレスがフラッシュバックして体調を崩すぞ。あー!あー!一旦ポテチ食べます! ポテチ食べた あー、そう、つまりね、あまりにも腹立たしい出来事があったもんで、その日帰ってからブログに書き散らしてやろうと思っていたのだが、キーボードに指をかけるたびに怒りがこみ上げて…

  • 充実したオプションについての覚書|キリマンジャロブレンドやや濃いめラージサイズミルク多め砂糖少なめぬるめの蓋付きのコーヒー抜きで

    コーヒー自販機はどんどんゲーセンの筐体に近づきつつあるなあ オプションがいっぱい選べるカップ式の自動販売機は見ててワクワクする。ボタンを押して数十秒待つと紙コップがウィーンと召喚されるアレだ。最後に利用したのがいつだったかすら覚えていないが、よく通る道にかなり新しい機種と思われるカップ式自販機がある。オプションが付けられるのは専らコーヒー系の飲料で、ブラック、ミルク、砂糖、ミルク+砂糖なんかが選べたりする。それに、ミルクと砂糖の量を多くしたり少なくするボタンがある。コーヒー自体の濃さが選べるものもあるし、温度をぬるめにする機能がついているものもある。追加料金を払うとラージサイズにも出来る。少し…

  • 矛盾塊についての覚書|ヒューマン・ビーイング ソード/シールド

    はいはいファミリーマー……誰だお前!? これもうわかんねえな 明日使えないムダ知識をあなたに このアイコンは別にバグではない。これは元々全く関係ないまとめブログにクイックアクセスするためのアイコンだった。現状こんなアイコンだが中身はれっきとしたまとめブログで、アドレス自体は一切変わっていない。コンビニのWi-Fiに接続してそのまとめブログにアクセスし、あまり日を置かずに別のコンビニのWi-Fiで同様に接続するだけでこんな珍妙なアイコンが作れる。私の場合、アイコン画像が表示されるのはどうもファミマだけらしいのだが、ローソンの代わりにセブンに行けば、「LAWSON Fr…」の部分が「7SPOT」に…

  • 思索の海から零れ落ちたものたちの覚書~その2~|過去の文章を燃やしながら明日もよい文章が降りてきますようにってお祈りする

    胃痛で死んだと思われそうなのでなんか書いておこう 寝落ちして新規の記事を書く時間が無くなったので久々に没文章の供養します shirokuro-044.hatenablog.jp ( '-').。oO(他にもこんな記事書かなかったっけ?) つまらない人生とは、贅沢の謂いなのかもしれない。人生を良いものの多さで見るのではなく、悪いものの少なさで見るのであれば。人生を良いもので量るための天秤はどこかに置いてきた。良いものという分銅はすっかり錆び付いて、何の基準にもなりゃしない。良いものに対してひどく鈍感なのは恐らくそのせいだ。だがそれがなんだってんだ。そもそも良いものという分銅を乗せた皿と反対の皿の…

  • おなかがいたい覚書|おなかがいたい実況です

    フワーッ! 人が空を飛べたとしたら、そう、きっとこんな感じ。私には分からない。人体が分からない。胃が痛すぎてずっと空を飛んでいた。首から下は鉛のように重く、首から上は羽根のように軽く。痛みのあまり思わず首が取れてしまった私が首だけで飛んでいる感覚だった。首をドローン本体とするならば、胃が送信機だ。胃で生首を操作しているのだ。胃を左にグイッとすると生首も左にグイッと動く。右にグイッとすると生首も右にグイッと動く。胃をグイングインすると生首もグイングインする。頼むからその胃をグイングインするのをやめてくれ。胃をコントローラー代わりに操作される痛み、胃を左右に揺さぶられる気持ち悪さ、それに連動して生…

  • 人を人が救うことについての覚書|公式グッズの人見広介がめちゃくちゃイケメンだったので激しく動揺して1本記事を書きました

    「救う者」を救う者はどこにいるのか? オッス!私、慈愛と救済の心!世界中に存在する「かわいそうな人」を慈しみ、愛し、救ってあげるために日々頑張ってるの!でも悩みや苦しみって人それぞれでほんっとタイヘン!ある人にとってはアルファを与えることが救済になるかと思えば、また別の人にとってはオメガを与えることが救済になったり、またまた別の人にとってはアルファやオメガをきれいさっぱり奪い取ることこそが最上の救済で……とにかく、毎日毎日試行錯誤の繰り返しなの。でも、私が良かれと思ってやったことに対してクレームが来ることもしょっちゅうで、その度に上司はゲラゲラ笑うばかりで助けてもくれないし……私、いつになった…

  • 己の過去から発掘された「新生活が捗る逸品」についての覚書|人の過去というものもまた逸品

    結論 無い新生活は捗らない 羽ばたく前から墜落してるんだよなあ ……というのはあんまりなので、そうだな、せめて過去に存在していたかもしれない新生活について思いを馳せてみようじゃあないか。私が最後に味わった新生活、まず思い浮かべるのが、大学を辞めてしばしの無職期間ののち、大通り沿いのスーパーで働き始めた当時のこと。ウーン、びっくりするくらい「新生活」感がない。生活が変わったのは事実である。生活が新しくなったのもまた事実である。それまで辛うじて大学生だった生き物が死に、フリーターという生き物に生まれ変わって羽ばたいたのだから。ただ、羽ばたいた先に止まり木がいっぽんも無かったというだけの話であって。…

  • 0.05gの重しについての覚書|年齢というものは思いもよらぬ箇所からやって来る

    つけまとれる 最近の悩み。労働中につけまつげが取れる。もう私も若くないのかもしれない。まぶたが限界に近いのかもしれない。目頭の側から3ミリくらいペロリとめくれる。流石にまるっと取れはしないが、瞬きに違和感を覚えたときには決まってほんの少し浮き上がっている。ポケットに専用接着剤と鏡をいつも入れて隙あらば確認するようにしている。今更目元に小細工を弄してどうなるわけでもあるまいに、そこまでしてつけまつげを装着する必要が果たしてあるのか?答え。装着する必要は全くないが、装着し「続ける」必要がある。察しのいい人ならこの時点でオチが読めたかもしれない。だれかつけまつげの呪いから私を解放してください。 「目…

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