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いにしえララバイのブログ http://historyman.blog.jp/

にほんブログ村に帰ってきました。以前は、Yahoo!のブログで投稿していましたが、2019年12月15日でブログのサービスを終了。そこで、Livedoor Blogに移転しました。今後も「いにしえララバイのブログ」をよろしくお願いします。

「いにしえララバイのブログ」の内容 http://historyman.blog.jp/archives/cat_325686.html タイアップしている任意団体 「隠された古代史を探索する会」 http://www.kodaihistory.org/

たつや(雑賀弘行)
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2019/04/29

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  • 卑弥呼の世界 後編3-1

    第3章 卑弥呼の鏡 第1節 238年に卑弥呼が魏の明帝から貢ぎ物の代償として贈られた織物の布は、衣服に使用されたと思われるが、100枚もの銅鏡はどの様に処理したのだろうか。1枚や2枚だと卑弥呼が使用しただろう、祭事に祀られた可能性はあるけれど、100枚もの銅鏡だから、そ

  • 卑弥呼の世界 後編2-3

    第2章 狗奴国との戦い 第3節 日向国にいた氏族がこの卑弥呼の世界で、日本の皇室となっていく。『日本書紀』に表されているように、鹿児島県と宮崎県の県境にそびえ立つ高千穂岳に天津彦火瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が降り立ったとある。この卑弥呼の世界では、開化天皇は

  • 卑弥呼の世界 後編2-2

    第2章 狗奴国との戦い 第2節 物部二田弥が三輪の里から生葉の里に移って、3年が経ったある日、高良山から狼煙が上がった。 「おおぃ、皆集まれ、狗奴国が攻めて来る 戦闘の用意だ」 物部二田弥軍は、御井の里の北側にある宮ノ陣の里に陣を。この宮ノ陣の里(福岡県久留米

  • 卑弥呼の世界 後編2-1

    第2章 狗奴国との戦い 第1節 卑弥呼は、魏国から倭王の称号を経て、邪馬台国は諸国の連合からなっている国家だったが、国の整備も進め、領土の拡大を図っていた。しかし、その事が気に入らない国があった。それは、狗奴国でした。 狗奴国は、邪馬台国が発足した頃、奴国の

  • 卑弥呼の世界 後編1-8

    第1章 魏国からの使者 第8節 息長遼瀬依が須珂の里に使者を連れて来た時には、立派な邪馬台国の都になっていた。そして、女王がいる新築の居館に。そして、卑弥呼が中央に座り、左に卑弥比古、右に難升米が座っていた。その居間に遼瀬依が使者を連れ、対面で座った。 「遠

  • 卑弥呼の世界 後編1-7

    第1章 魏国からの使者 第7節 息長遼瀬依は須珂の里から伊都国に行き、帯方郡の使者を待った。使者の船は末羅国に着き、末羅国でも歓迎されて時を過ごし、伊都国に到着した。使者は、後漢が滅びる前にも伊都国で後漢の役人として滞在していた。そんな関係で、知り合いも多く

  • 卑弥呼の世界 後編1-6

    第1章 魏国からの使者 第6節 難升米と都市牛利が須珂の里について間もなく、明帝が亡くなり、明帝には子が早死していたので跡継ぎがなく、魏王朝の皇帝は曹操の曾孫にあたる曹芳を養子として、239年1月22日に第三代皇帝となった。そして、邪馬台国の卑弥呼宛に口上を用意し

  • 卑弥呼の世界 後編1-5

    第1章 魏国からの使者 第5節 難升米と都市牛利は、長い旅であったが、張政と護衛兵に囲まれ、洛陽に案内された。そして、明帝と会うことができた。その時の難升米の喜びもひとしおではなかったが、明帝も難升米と都市牛利の来朝を歓迎してくれた。 「倭国の遠いところから

  • 卑弥呼の世界 後編1-4

    第1章 魏国からの使者 第4節 難升米達は、帯方郡に着いた。そして、太守である公孫淵と面会した。 「倭国から、よくこられた また、魏のミカドに貢ぎ物を持って来たのか」 「今度ばかりは、魏の皇帝に会わしてください」 公孫淵は、魏の明帝に会わすつもりは全くなく、貢

  • 卑弥呼の世界 後編1-3

    第1章 魏国からの使者 第3節 邪馬台国が成立した頃、朝鮮半島、特に大韓民国の領域内では日本と同じように小国ができ、大間かには馬韓と辰韓と弁韓に別れていた。その辰韓の中で勢力を持っていたのが斯盧国で、503年に辰韓を統一して新羅になる。この斯盧国をここでは、新羅

  • 卑弥呼の世界 後編1-2

    第1章 魏国からの使者 第2節 難升米は、早速、那珂の里から船で楽浪郡に出発した。難升米の船は、大同江の河口の南浦の里(朝鮮民主主義人民共和国南浦市)に着いた。ここからは歩いて楽浪郡(平壌付近)に。それが、魏国から委託されている公孫氏の役人から声がかかった。

  • 卑弥呼の世界 後編1-1

    第1章 魏国からの使者 第1節 卑弥呼が女王に就任してからも、邪馬台国の政権は奴国連合の様相を呈していた。それが、220年に後漢が滅び、後漢の北部の領土を魏国が譲渡された形になった。以前、倭面上国は後漢の楽浪郡と交渉で活路を見出していたが、その後漢との接触もなく

  • 卑弥呼の世界10-6

    第10章 大和の地 第6節 物部大矢口宿禰命を初めとして、物部一族は布留の里に着いた。その頃には、布留の里に大集落が構築され、その中心に大王の居館があり、その大集落の周りを囲むように環濠が増設されていた。物部大矢口宿禰命は、物部伊那部に案内されて布留の里の居館

  • 卑弥呼の世界 前編 10-5

    第10章 大和の地 第5節 布留の里も集落らしくなり、水田も増えてきた。香澄の里から大王を迎える準備が整った。伊那部も、水田の用水路を布留川から引く工事を任されていた。以前、佐倉の里で印旛沼から水路を作った経験があった。布留川から引く水路で掘り出した土の処分を

  • 卑弥呼の世界 前編 10-4

    第10章 大和の地 第4節 物部大綜麻杵命達が、安曇厨紀弥の船から降りた時、そこには、尾張鬽仛耶鰢が待っていた。 「オオヘソキさま、長い船旅、お疲れでした」 「ミタカメ、久しぶりだね」 「この間、香澄の里によったとき、大王が、大倭国に移ると聞いて、この布留の里

  • 卑弥呼の世界 前編 10-3

    第10章 大和の地 第3節 肩野の里にいる物部一族と三輪の里の物部一族が、物部大綜麻杵命の居館に集まった。 「このたび、我らは大倭国の地に行くことになった」 その時、みんなの中から響めきの声があがった。 「そこで、この肩野の里と三輪の里に残りたい者は立ち上がれ

  • 卑弥呼の世界 前編 10-2

    第10章 大和の地 第2節 安曇厨紀弥は、香澄の里から河内の墨ノ江の里により、何隻かの船を用意し、肩野の里に向かった。 厨紀弥達は、肩野の里の船着場に着いた。船を待機させ、安曇厨紀弥は物部大綜麻杵命の居館に向かった。 「ズキヤ、今日は何の用事だ」 「それが、父

  • 卑弥呼の世界 前編 10-1

    第10章 大和の地 第1節 邪馬台国の時代から古墳時代にかけて、日本全体に降水量が増え、弥生時代前期や中期のように湿地帯での稲作が出来なくなった。湿地帯にあった水田は、雨のために水浸しになり、山からは土が緩み、川に沿って、土砂が流れ込んだ。そのため、お米の収穫

  • ひろりんとプー子の物語4-2-3

    第四部 富士山 第二章 タイムマシン 第三節 「ひろりんさんとプー子さん、この気球船に乗りなさい」 「これに乗るの」 「これに乗って、元に戻るのだから それとこのタイムマシンを持って 気球船が上がったら、このタイムマシンのこの摘みを上にあげるのですよ そうすれば

  • ひろりんとプー子の物語4-2-2

    第四部 富士山 第二章 タイムマシン 第二節 泰凛と楓杏は、二階に上がった。そこには、にこやかな顔をした陽美がいた。 「あなたたちが、ひろりんとプー子さんなの」 「私たちを知っているの」と楓杏が言った。 「君たちは、僕のタイムマシンで知っているから」 「タイ

  • ひろりんとプー子の物語4-2-1

    第四部 富士山 第二章 タイムマシン 第一節 「ねぇ、達也が開発したタイムマシンどうなっている」 「中国の紀元前2000年の人を現在の日本に呼ぶと言う話」 「確か、ひろりんとプー子さんの」 「この間触った時は、江戸を舞台にした元禄元禄時代まで来ていた」 「じゃあ

  • 卑弥呼の世界 前編 9-3

    第9章 女王卑弥呼 第3節 兎莉薙と蘇我兎羅賀瑪命は、奴国の大王の居館に着いた。 「倭面上国の兎莉薙と申します 帥慈の代理で、大王に挨拶させて頂きます」 「よくこられた 長年の間、敵対国としてお互いに戦ってきたが、この良き日に、双方が対面できたことを嬉しく思う

  • 卑弥呼の世界9-2

    第9章 女王卑弥呼 第2節 蘇我兎羅賀瑪命は、早速吉野ヶ里に向かった。吉野ヶ里は以前の勢いがなく、閑散としていた。そして、倭面上国の大王(帥慈)の居館に着いた。 「大王、邪馬台国の女王に卑弥呼がなりました」 「そうか 私達の思惑通りになって来た これで、邪馬台国

  • 卑弥呼の世界9-1

    第9章 女王卑弥呼 第1節 卑弥呼が須玖の里に来てしばらく経った。邪馬台国の運営も奴国の大王の独断上の状態で、組織だったことが出来ないのが現状でした。そして、気候変動による農作物の不作が続き、餓死者が多く出た。倭面上国も例外ではなかった。倭面上国では、餓死者

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