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読んどく?積んどく? https://kote23bengal.hatenablog.jp

読んだ本の読書記録

積んどくばかりの本をちゃんと読んだか、眼に見える形でチェック🔎

信乃
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船橋市
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2019/04/17

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  • Casa BRUTUS特別編集 ガウディと井上雄彦

    バルセロナに行く予習として、ガウディを知れる本が欲しく。 外尾悦郎さんの本は手に入らんね、と思ってたら、近所でたまたまこの本を発見し即買い。 当たり前の話だけど、井上雄彦も漫画家である前に画家なのねぇと、変に納得。 Casa BRUTUS特別編集 ガウディと井上雄彦 新装版 (MAGAZINE HOUSE MOOK) マガジンハウス Amazon

  • 物語カタルーニャの歴史 知られざる地中海帝国の興亡 増補版

    近いうちにバルセロナに行きたくて、その前に歴史のお勉強。 そもそもスペイン(カスティーリャ)視点でも知っている歴史って相当浅かった上に、それをカタルーニャ視点で知るってほんと知らないことだらけ。 オリンピックスタジアムひとつ取っても、カタルーニャにとっては意義深いものだったのね。 「メイン・スタジアムはムンジュイックの丘にある『リュイス・クンパニィス・スタジアム』。リュイス・クンパニィスとはあの、フランコ側によって、まさにこの丘で処刑されたジャナラリタット大統領である。」 物語 カタルーニャの歴史 増補版 知られざる地中海帝国の興亡 (中公新書) 作者:田澤耕 中央公論新社 Amazon

  • 兼好法師 徒然草に記されなかった真実

    近々開催される、県立金沢文庫の特別展「兼好法師と徒然草―いま解き明かす兼好法師の実像―」に行きたいと思っていて、その予習がてら。 「そもそも客観的な兼好像が提示されるようになったのは、歴史学よりも国文学、しかも戦後の歌壇史研究の進捗によるところが大きい」 「『遁世』とは、都市に住んで、十分な経済基盤を確保し、戦争などの不測の事態にも生活は損なわれず、公武僧に幅広く交際し、新旧の権力者にも対応できる人脈を持つからこそ可能な生き方であった」 「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」を地で行く徒然草笑 兼好法師 徒然草に記されなかった真実 (中公新書) 作者:小川剛生 中央公論新社 Amazo…

  • Barça 素顔のバルサ

    写真集なので読み直したという程のものでもないのだけれど、読み直した。 El mèrit del gol és de tot l'equip. (per Messi) Barça 素顔のバルサ 作者:シャビエー・トラス サンティ・パドロー 経済界 Amazon

  • 北朝の天皇 「室町幕府に翻弄された皇統」の実像

    先日の「足利義満」より前に読んどくべきだったな。 「足利義満」のアカデミック感に比べると、こちらの方が内容が易しい。 それにしても京都人の婉曲表現は難しい…。 「後土御門は内裏の再建とともに『内裏はしばしば火災に見舞われるので、三種の神器と若宮は義政のもとで預かってほしい』」 北朝の天皇 「室町幕府に翻弄された皇統」の実像 (中公新書) 作者:石原比伊呂 中央公論新社 Amazon

  • 足利義満 公武に君臨した室町将軍

    かなり難しい本。 ちょうど難太平記を訓読してたので、今川了俊の下りがとても興味深かった。 「(難太平記は)太平記作者の視野が狭く偏っているために、父祖の名前が虚しく埋もれてしまうことを嘆いたまでであり、同書の主題はそこにはない」 足利義満 公武に君臨した室町将軍 (中公新書) 作者:小川剛生 中央公論新社 Amazon

  • 用心棒日月抄

    歌舞伎の仮名手本忠臣蔵を見たら、無性に読み返したくなった藤沢周平の名作。 日向に陰に絡んでくる赤穂浪士の物語と、青江又八郎の物語が絡み合うストーリーが、やっぱり面白かったわ。 用心棒日月抄(新潮文庫) 作者:藤沢 周平 新潮社 Amazon

  • 仮名手本忠臣蔵

    歌舞伎座の三月大歌舞伎「通し狂言 仮名手本忠臣蔵」を見に行く予習に。 これでストーリーはばっちり、予習は完璧!と思って見てきたけど、当時の作法や習慣、歌舞伎の型とか、もっと予習しとくこといっぱいあったのね。 仮名手本忠臣蔵 (河出文庫) 河出書房新社 Amazon

  • 小牧・長久手合戦 秀吉と家康、天下分け目の真相

    まさに教科書では『家康が信長の二男信雄をたすけて秀吉に対抗、尾張の小牧・長久手で戦った。互いにその実力を認め、講和した』とだけ習った、小牧・長久手の戦い。 よく知られた森長可と池田恒興が討たれる長久手合戦は、ほんと緒戦なのね。 終章の『三河譜代(中略)の旗本・大名は、関ヶ原合戦よりも小牧・長久手合戦における祖先の戦功を大きく取り上げる傾向が強い』というのが面白い。 小牧・長久手合戦 秀吉と家康、天下分け目の真相 (角川新書) 作者:平山 優 KADOKAWA Amazon

  • 吾妻鏡の思想史 ―北条時頼を読む―

    ほぼ禅・仏教的な視点からの考察でとても難解💦 いくつか吾妻鏡関連の解説読んで思ったのは、吾妻鏡が成立した頃の貞時及び貞時期の幕閣が、時頼をどう位置づけたかったかと読むべき史書なんだろうなと。 でそういう視点で妄想すると、実際は経時が絶対的後継者だった上に、経時逝去時に権力は重時に継承され、重時から時頼に実権が継承されたのは、重時出家ないしは時宗元服あたりだったんじゃないかと思ってる。 それを貞時は、自分に繋がる直系が嫡流だったと当時の極楽寺流や北条庶家に主張する為に、吾妻鏡に重時の存在を薄め時頼を聖人化して描いたんじゃないかなと。 吾妻鏡の思想史: 北条時頼を読む 作者:市川 浩史 吉川弘文館…

  • 駿甲相三国同盟 今川、武田、北条、覇権の攻防

    自身は援軍を送れど、自身には援軍を得られなかった今川氏真がただただ不憫。 あと、長尾景虎が無駄にキャスティングボートを握り続ける迷惑さ。 駿甲相三国同盟 今川、武田、北条、覇権の攻防 (角川新書) 作者:黒田 基樹 KADOKAWA Amazon

  • 世界史と地理は同時に学べ

    ライトだけど、知らなかったことだらけ。 これを入口にってことですね。 世界史と地理は同時に学べ! 作者:山﨑 圭一 SBクリエイティブ Amazon

  • 星のゆらぎに火を焚べて

    とあるバーで出会ったご本人から直接購入。 詩の語彙力と表現力って、和歌・短歌的な深度が必要なんだなとしみじみ。 星のゆらぎに火を焚べて 作者:星野灯 七月堂 Amazon

  • 傲慢と善良

    昨日のBayfmで、押切もえさんがオススメしてたのに影響を受け、今日午前に本屋で購入。 一日で一気読み。 自分自身モテなかったのでわかる男性の気持ちと、とはいえ結果的に二十代で結婚し、さらに子育てを終えた今の立場からくる気持ちの余裕が、それを知らないと理解できないであろう二十代前半の自分を思い返すと、すごく胸が苦しくなる小説だった。 傲慢と善良 (朝日文庫) 作者:辻村 深月 朝日新聞出版 Amazon

  • みとりねこ

    ウチの猫の最期と自分の最期を重ねながら読んじゃうから、泣いちゃう。 「『この世にかわいくない猫はおらん』」 みとりねこ (講談社文庫 あ 127-7) 作者:有川 ひろ 講談社 Amazon

  • 吾妻鏡 鎌倉幕府「正史」の虚実

    欠巻が、失われたのかそもそも書かれてないかだけでも、興味津々。 最近、新旧いろいろ読んでいて、なにが最新の定説だかわかんなくなってきた。 もう何回か繰り返し読まねば。 吾妻鏡-鎌倉幕府「正史」の虚実 (中公新書 2814) 作者:藪本 勝治 中央公論新社 Amazon

  • 中世都市鎌倉を歩く 源頼朝から上杉謙信まで

    また鎌倉行きたくなる。 関東管領が上杉謙信にとって魅力的だったのかは、以前読んだ「謙信越山」と比べると疑問。 中世都市鎌倉を歩く: 源頼朝から上杉謙信まで (中公新書 1392) 作者:松尾 剛次 中央公論新社 Amazon

  • 北条時頼 誤りて征夷の権を執る

    タイトルにもなっている「私は不肖の身でありながら誤りて征夷の権を執る者」という発言が晩年(1262)の発言とは、ずっと経時が執るべきだった執権という負い目があったのだろうか。 得宗専制を作り出した立役者というイメージとも、鉢木に代表される撫民に尽くした聖人君子のイメージともギャップのある人間味を感じる。 北条時頼:誤りて征夷の権を執る (ミネルヴァ日本評伝選) 作者:山本隆志 ミネルヴァ書房 Amazon

  • 日蓮 「闘う仏教者」の実像

    読了に超時間を要した…。 仏教なのか日蓮宗なのか、向いてないのかな、教義部分はまったく頭に入ってこず…。 文永の役で「日蓮の主張、予言の正しさ、言い換えれば『法華経』の真実性を示す」ことができた一方、「次に来るであろう二回目の蒙古襲来では、南宋を滅ぼした蒙古軍に日本国は敗れると確信していた」為に、「弘安の役での蒙古軍の撤退により、いわば外れた」ことで衝撃を受けてる様が、現代にも通じる感じがしてとても興味深い。 日蓮-「闘う仏教者」の実像 (中公新書 2779) 作者:松尾 剛次 中央公論新社 Amazon

  • 笑うマトリョーシカ

    ドラマが話題のようなので、文庫本を買ってきて一気読み。 久しぶりに小説二冊、集中して読んだわ〜。 笑うマトリョーシカ (文春文庫) 作者:早見 和真 文藝春秋 Amazon

  • 黒牢城

    ずっと待ち続けてたんだけど、気付いたら文庫化されてたので即購入。 「さすがは荒木、松永とは器が違うと称える声を聞きとうて、儂は〈寅申〉を手放した。……そうではなかったか」 黒牢城 (角川文庫) 作者:米澤 穂信 KADOKAWA Amazon

  • 100分de名著 太平記

    最近勉強にかまけていたので、久しぶりの読書。 ライトな解説書でちょうどよかった。 亡霊が跋扈するこの時代の混沌感がとても好き。それでいてこの無常観。 「将軍の御桟敷辺りより、うつくしき女房の練貫の妻高く取りたりけるが、扇を以て幕を仰ぐとぞ見えし。大物五六にて釘付したる桟敷を傾き立てて、『あれやあれや』と云ふ程こそあれ、将碁倒しをするが如く、一度に動とぞ倒れにける。」 太平記 2022年7月 (NHKテキスト) 作者:安田 登 NHK出版 Amazon

  • はじめての古文書教室

    ムズい〜。 はじめての古文書教室 作者:天野 清文,実松 幸男 天野出版工房 Amazon

  • 戦国武将の手紙を読む 浮かびあがる人間模様

    古文書の翻刻をする練習に使ってたので、中身はあまり頭に入ってこず。 秀吉の平仮名が読めないのと元就の手紙が長い…。 戦国武将の手紙を読む: 浮かびあがる人間模様 (中公新書 2084) 作者:小和田 哲男 中央公論新社 Amazon

  • 伝言猫がカフェにいます

    『「実際に思い出話がしたくても出来ない人もいるんですよ。あなたたちはそうではない。だから実会いに行ってください。自分の足で、ね」』 伝言猫がカフェにいます (PHP文芸文庫) 作者:標野 凪 PHP研究所 Amazon

  • 集中講義 大乗仏教(再読)

    だいぶ内容を忘れかけていたので、元旦に集中的に再読。 おおまかで平易な説明なんだろうけど、素人にはとてもわかりやすい、仏教の変遷がまとめられた本。 『「昔からの経典に書かれていなくても、理屈に合っていてお釈迦様の教えとしての整合性があるならばそれは正しい仏教の教えだ」』 江戸時代に「加上の説」に辿り着いた富永仲基が凄すぎ。 別冊NHK100分de名著 集中講義 大乗仏教 こうしてブッダの教えは変容した 作者:佐々木 閑 NHK出版 Amazon

  • ねこだまり

    『包丁一式、質に入れるのがだめで、こつこつ貯めた金子なら使ってもいいなんて、誰が決めたんです』 ホンマソレ…。 『おのれの浅はかさゆえに二人が死に、今また佐吉も死のうとしている。御内儀の余生こそ、地獄じゃないかね』 とも言えるし、それでも命があってこそとも思う。 ねこだまり 〈猫〉時代小説傑作選 (PHP文芸文庫) 作者:宮部 みゆき,諸田 玲子,田牧 大和,折口 真喜子,森川 楓子,西條 奈加 PHP研究所 Amazon

  • 荘園 墾田永年私財法から応仁の乱まで

    時間がかかったけど、読了。でもホント、終章のまとめだけ読んでも難しい。 教科書だな、この本。 荘園 墾田永年私財法から応仁の乱まで (中公新書) 作者:伊藤俊一 中央公論新社 Amazon

  • 悪党の裔(下)

    イメージする赤松円心とはちょっと違うなぁ、と。 『「いまは時が流れている。眺めているだけでは、その流れは見えぬと思う。どこかで、流れに身を投じることだ。でなければ、時に置き去りにされるだけだ」』 悪党の裔(下)-新装版 (中公文庫 き 17-13) 作者:北方 謙三 中央公論新社 Amazon ランキング参加中読書

  • 悪党の裔(上)

    こういう志ってあるかな?どういう心境だろう。 『「天下を取れるとは思っておらぬ。そのために無理もしたくない。ただ、天下を決する戦をしたい。この赤松円心が、天下を決したい」』 悪党の裔(上) 新装版 悪党の裔 新装版 (中公文庫) 作者:北方謙三 中央公論新社 Amazon ランキング参加中読書

  • 新九郎、奔る!(14)

    『「まぁそこにぬい殿のような人が現れて あの家が一気に明るくなった」』 そういう人っているよねー。 そして『当方滅亡!』 遂にここまで来たかー。 新九郎、奔る!(14) (ビッグコミックス) 作者:ゆうきまさみ 小学館 Amazon ランキング参加中読書

  • 足利将軍たちの戦国乱世 応仁の乱後、七代の奮闘

    力の論理〔強いか弱いか〕、利益の論理〔得か損か〕、価値の論理〔正か不正か〕の三軸はなるほどね、と。 つまるところ、秀吉が圧倒的な利益配分者になったことが、逆に言えばそういう存在になるまでは足利将軍家は命脈を保ち得られたのだと理解。 足利将軍たちの戦国乱世 応仁の乱後、七代の奮闘 (中公新書) 作者:山田康弘 中央公論新社 Amazon ランキング参加中読書

  • 木挽町のあだ討ち

    優しい世界。 ただやっぱり父上はコレ、錯乱してるよ…。 『「人を見下す野郎だっていずれ焼かれて骨になるって笑っていれば、俺はどうってこたねえ。」』 『「でんでん太鼓を鳴らせるようになったら、そこから先の退屈は手前のせいでっせ」』 木挽町のあだ討ち 作者:永井紗耶子 新潮社 Amazon

  • 猫を処方いたします。

    そうきたかー。 『「猫が癒し?そんなアホな。猫はなんにもしてくれませんよ。ただそこにいて自分の好きなことしてるだけです。」』 猫を処方いたします。 (PHP文芸文庫) 作者:石田 祥 PHP研究所 Amazon

  • 御成敗式目

    写本などから見て、「(制定から)少し後の時期の幕府関係者の目からみても修整を要するものだった」ってのが、面白い。 あと、明治期の憲法論議にも引っ張り出されたり、果ては原題の改憲論議にも御成敗式目を持ち出しての意義づけを行おうとする学者がいるってことに、ちょっと衝撃。 御成敗式目 鎌倉武士の法と生活 (中公新書) 作者:佐藤雄基 中央公論新社 Amazon

  • 謙信✕信長

    近年は、「幕府を滅ぼすつもりはなかった信長」というのが完全に主流なんですかね。 『ここから信長は、公儀に見捨てられた超大国大名として、天下にぽつんと取り残された。このため、暗闇の中を手探りで進まざるを得ない環境に置かれた』 『信長は、拠り所とする天下の大義のために死に物狂いで強豪たちと戦ってきたが、足利義昭から見限られ、敵だけが残った』 そして、これだけ実態のない「手取川合戦」を、一次資料・二次資料から抽出して比較する内容に、唸らされた。 謙信×信長 手取川合戦の真実 (PHP新書) 作者:乃至 政彦 PHP研究所 Amazon

  • 陰謀の日本中世史

    久しぶりに読んだ、ライトな感じの歴史系の新書。 著者の推論には概ね違和感ないが、この本の中でもあるところでは写しだけしか現存しないけど信用できる文書だとか、別のところでは写ししか現存しないから偽書だとか言ってて、こういう議論って噛み合わず難しいよねーと。 印象に残ったのは、「『吾妻鏡』に対する批判的態度が、つねにその裏を読むことのみに追われ、執権政治確立への過程を、逆にすべて北条氏の悪辣な陰謀の成功の連続としてのみ説きつくそうとする傾向を生んだとすれば、それもまた、けっして正しくはない」 陰謀の日本中世史 (角川新書) 作者:呉座 勇一 KADOKAWA Amazon

  • 鎌倉殿と執権北条130年史

    個々の部分部分で様々な感想があれど、『史学』って面白い。 「『吾妻鏡』の個々の記述をそのままに解釈することは危険であろう。『吾妻鏡』編纂時の意向、すなわち後に得宗家と称される北条惣領家(中略)の正統化という目的のなかで編纂されたという特性も考えるべきである。(中略)もっとも、その解釈の違いが『吾妻鏡』を読み解く面白さでもあるのだが。」 あと、庶流から家を継いだ義時・泰時・時頼が、それぞれタイプは違えど、やっぱり実力者なんだなと思う。 鎌倉殿と執権北条130年史 (角川ソフィア文庫) 作者:岡田 清一 KADOKAWA Amazon

  • 北条重時

    北条氏の最後の重鎮ですかね。 得宗に媚びない「憮民」の思想を時頼に薫陶した政治家。 『しうの仰なりとも、よその人のそしりをえ、人の大事になりぬべからん事をば、いかにもよくヽ申べし。それによりて、かんどうをかぶらんは、くるしかるまじきなり。』 北条重時 (人物叢書) 作者:森 幸夫 吉川弘文館 Amazon

  • 執権時頼と廻国伝説

    北条時頼が廻国したのが史実かどうかという結論は置いておいて。 引用されている豊田武氏の『伝説となるには必ずそこに何らかの理由にあるのであって、伝説もまた歴史である』という言葉に、とても賛同。 廻国は史実ではないという立ち位置から、何故北条時頼の廻国伝説が室町初頭には生まれていたのか、という考察が読みたかったなと。 あと、松島寺・立石寺・象潟蚶満寺と、津軽護国寺以外は松尾芭蕉と足跡が被るのは、なんか意味ないのかなぁ。 執権時頼と廻国伝説 (歴史文化ライブラリー) 作者:佐々木 馨 吉川弘文館 Amazon

  • 曲亭の家

    ちょっと読んでてしんどくなる物語。 『人に喜ばれ、待望され、役に立つ。人の生甲斐とは、結局のところそれに尽きる。生は自分のためのものだが、他者の存在がなければ、自分の姿すらしかとは掴めない。』 曲亭の家 (ハルキ文庫 さ 29-1) 作者:西條 奈加 角川春樹事務所 Amazon

  • 北条氏の時代

    この時代の文献が少ないせいで、北条氏のパーソナリティって見えないなぁと思う。 吾妻鏡でものすごく持ち上げられた評価か、太平記でものすごく貶められた評価かの両極端ってイメージ。 北条氏の時代 (文春新書) 作者:本郷 和人 文藝春秋 Amazon

  • 北条時頼公 北へ ―津軽往還の記―

    本日一日で一気読み。 鉢木の佐野源左衛門常世は知ってたけど、唐糸御前の伝説は知らなかった。 北条時頼公 北へ―津軽往還の記 作者:等, 宮藤 風詠社 Amazon

  • 武田三代

    高天神城を結果的に見殺しにしてしまったことが、もともと人望が薄かった勝頼からさらに人が去ってしまうという結果となってしまったのか。 最新の長篠の戦いの研究・考察が興味深いし、大河もこれくらい掘り下げてほしかったなぁ。 「三界には安らぐところなく、まるで『火宅』のようである。この期に及んでどこへ逃れようというのか」 武田三代 信虎・信玄・勝頼の史実に迫る (PHP新書) 作者:平山 優 PHP研究所 Amazon

  • 横山光輝で読む「項羽と劉邦」

    横山光輝は「項羽と劉邦」も「三国志」も通読したことがないので、私の項羽と劉邦を取り巻く人物イメージは司馬遼太郎の「項羽と劉邦」に負うところが大きいことを改めて実感。 あれも司馬遼太郎の思想がこもった人物像だから、気をつけなきゃいかんのよね。 「数値を積み上げ、論理的に考えれば、劉邦が圧勝するはずの戦いなのであるが、個々の戦いでは、圧倒的に項羽が強かった」 横山光輝で読む「項羽と劉邦」 (潮新書) 作者:渡邉 義浩 潮出版社 Amazon

  • ディエゴを探して

    『「マラドーナなんて糞食らえ!」』 という本人の叫びが切なく、 『「私はディエゴが『マラドーナであり続けけなければいけない』という責任からようやく解放されたと思っている。今まで見つけることのできなかった安らぎに、やっと辿り着けたんだ」』 というコメントが哀しい。 ディエゴを探して 作者:藤坂ガルシア千鶴 イースト・プレス Amazon

  • 対決の東国史2 北条氏と三浦氏

    『北条氏と三浦氏の対決は、数十年の歴史のなかで、宝治元年六月五日の一日だけ、しかも、たった六時間に過ぎなかった』 と言うには、北条経時が亡くなってから宝治合戦に至る流れが『三浦一族内の好戦派勢力に引きずられ』ただけでは急すぎて、腑に落ちないなぁと。 北条氏と三浦氏が一体、と言うより、ただただ山本耕史もとい三浦義村の政治性と存在感が際立っていただけな印象。 天候・時刻記載がある記事が原史料があると見なす読み方は、参考になった。 北条氏と三浦氏 (2) (対決の東国史 2) 作者:高橋 秀樹 吉川弘文館 Amazon

  • 日本のいちばん長い日

    これは小説なのかな? 『やっとみつけた棺に遺体をおさめ、指令部の一室にささやかな祭壇をしつらえた。尊い死を送るのに、飾るべき花もなかった。』 日本のいちばん長い日(決定版) 運命の八月十五日 作者:半藤 一利 文藝春秋 Amazon

  • 昭和天皇独白録

    『結果』を知った立場から読むと、後半の対談が面白すぎ。 東大教授と作家が拓大教授をやり込めてるが、後に英語版の独白録が見つかり、正しかったのは拓大教授だという。 権威も肩書きもあてにはならないことを、見事に著した良書。 昭和天皇独白録 (文春文庫) 作者:寺崎英成,マリコ・テラサキ・ミラー 文藝春秋 Amazon

  • 昭和史 1926-1945

    とても読みやすくて理解しやすい。 どの人物も毀誉褒貶あって(こぼればなしで出てくる司馬遼太郎含め)誰かに偏って理解しようとするとバランスが悪いのと、明治維新~日露戦争前を美化するのも危ないなと改めて思う。 それにしても、暴走して敗戦に導いた者共が、責任を取らず感じもせず、なに食わぬ顔で戦後生きていたことに暗澹たる気分。 昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー 671) 作者:半藤 一利 平凡社 Amazon

  • 承久の乱 日本史のターニングポイント

    ライトな新書だなと思ったら、あとがきの著者の想いを読んで納得。この人の書く、小難しい版も読んでみたいな。 幕府という概念もない、もしくはあっても一般的でない当時、同時代の人達にとって統治体制ってどう捉えられていたんだろうと、最近とみに思う。 あと歴史の事象のひとつひとつが、どれだけ意図・意思を持ってやったことなのかとか。 「もし北条氏が望めば、いくらでも高い位に就くことは可能だったでしょう。つまり、そこには北条氏の明確な意志があったと考えるべきです。」 「他人を信用できない自力救済の世界を生き抜いてきた武士が信じられるものとは何だったのか。それが命がけで利害を共有し、対面で信頼を伝え合う、一対…

  • 藤原仲麻呂 古代王権を動かした異能の政治家

    三谷幸喜が藤原仲麻呂と言ったので読んでみた本。 藤原仲麻呂にも奈良時代にも興味が薄く、教科書レベルの知識しかなかったから、感想は山ほど。 × 藤原仲麻呂の乱 → ○ 孝謙上皇の乱 中臣鎌足が中大兄皇子の腹心 → 仲麻呂が盛った 藤原氏ブランドを高めた立役者 等々、歴史書とは勝者の物語なのねということがまざまざ。 算道に明るく合理的、先進性もあって実行力のある政治家なんだけど虚栄心が強い、頭がキレるけど嫌われ者タイプ? 「政権確立期には、儒教理念に基づく民の生活安定や負担軽減を志向する仁政を行っていた」が「私的な側面が強くなって」しまったっていうのが、ほんと文字通りなのかな。 正直、馴染みのない…

  • 宝治合戦 北条得宗家と三浦一族の最終戦争

    こないだの人物叢書『北条時頼』でも思ったんだけど、北条重時ってそんな有力者だったんだな。 北条時房といい、歴史上の知らないキーマンがまだまだいるなー。 あと、革新部分も解説として読みたかったな、と。 宝治合戦 北条得宗家と三浦一族の最終戦争 (朝日新書) 作者:細川 重男 朝日新聞出版 Amazon

  • 中先代の乱 北条時行、鎌倉幕府最高の夢

    週刊少年ジャンプの「逃げ上手の若君」とちょうどの発刊タイミングは、たまたまなんですかね? とても分析的な歴史研究な箇所もあって、こんな本もあるんだという感想。 名もなき無数の北条一族が抵抗活動をしてた様をありありと感じる。 中先代の乱 北条時行、鎌倉幕府再興の夢 (中公新書) 作者:鈴木由美 中央公論新社 Amazon

  • 応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱

    頭がお飾りになっていく形骸化と、中世の分割相続の文化と、足利義満以来の同族対立を煽る大名統制の成れの果てって感じ。 同時代の観察者の視点での応仁の乱というのが、とても新鮮で面白い。 応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書) 作者:呉座勇一 中央公論新社 Amazon

  • 里見義堯

    今日は溜まってた&止まっていた読書に集中day。 里見氏が転封・滅亡したせいか、千葉の歴史って文献が全然ないんですかねぇ。 それにしても、堯舜から名前をいただくって、大それた人だなと。 また最近の研究で戦国時代も、鎌倉公方―関東管領を維持する前提のスキームの中でパワーゲームが繰り広げられてたことがわかって、とても興味津々。 里見義堯 (314) (人物叢書新装版) 作者:滝川 恒昭 吉川弘文館 Amazon

  • 頼朝と義時 武家政権の誕生

    随分「鎌倉殿の13人」にリンクする内容の本だなと思ったら、著者は時代考証で関わった人なのね。 途中で不祥事発覚して降板したみたいだけど。 それにしても、三浦義村(山本耕史の顔と筋肉しか浮かばない…)の一貫した北条義時への協力姿勢が不思議というか不可思議というか。 頼朝と義時 武家政権の誕生 (講談社現代新書) 作者:呉座勇一 講談社 Amazon

  • 観応の擾乱

    引き続き、歴史系の新書で「観応の擾乱」を通読。 結局対立は、恩賞分配を適切に処理できなかった師直を直義が排除しようとしたのがきっかけってコト!? 鎌倉末期から続く混沌の室町時代(そこが好き)らしい戦乱だなと改めて思う。 観応の擾乱 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い (中公新書) 作者:亀田俊和 中央公論新社 Amazon

  • 北条時頼

    大河ドラマ『鎌倉殿の13人』から派生して、もう少し後の世代の『北条時頼』を手にとって、2日で読みきる。 小学生の頃に読んだ謡曲「鉢木」のイメージだけがずっとあり興味だけはあったけど、改めてその生涯をじっくり読んだのは初めて。 宝治合戦と、今も昔も裁判の迅速化と公正化なのかな、と。 北条時頼 (人物叢書) 作者:高橋 慎一朗 吉川弘文館 Amazon

  • 図説 戦国里見氏

    転封されてしまった大名の悲しさなのか、大大名になりきれなかったせいなのか、未だに文献が少なくて謎が多いんだということを、逆にこれ読んで理解した。 なのに、それなりに知名度があるのは八犬伝のお陰か…。 図説 戦国里見氏 戎光祥出版 Amazon

  • 新九郎、奔る!(11)

    新九郎が大人になってく...。 新九郎、奔る!(11) (ビッグコミックス) 作者:ゆうきまさみ 小学館 Amazon

  • 希望の糸

    なんだろう、何故かなんかすっきりはしない。 でも、父娘の関係は血の繋がりに関係なく、難しい年頃の感じわかるわ~。 「最後にいってくれた言葉だけでいい。とりあえず、今は」 希望の糸 (講談社文庫) 作者:東野 圭吾 講談社 Amazon

  • 20歳のソウル

    今日買って一気読み。泣きながら読んだ。 自分が病に及んだら、娘▪息子が病になったら、どっちを考えても涙が止まらない。 20歳のソウル (幻冬舎文庫) 作者:中井 由梨子 幻冬舎 Amazon

  • ツナグ 想い人の心得

    「実際に聞くことが叶わない分、きっと、私の中の父は、誰よりも厳しいと思う」 そういう存在があるだけ、豊かな人生だろうなと思う。 ツナグ 想い人の心得(新潮文庫) 作者:辻村深月 新潮社 Amazon

  • ザ・ラストマン 日立グループのV字回復を導いた「やり抜く力」

    すごく目新しいことを言ってる訳ではないが、よくまとまっている。 「現状維持をめざすと衰退する」 「リーダーは“慎重なる楽観主義者(cautious optimist)”であるべきだ」 ザ・ラストマン 日立グループのV字回復を導いた「やり抜く力」 (角川新書) 作者:川村 隆 KADOKAWA Amazon

  • Number PLUS イビチャ・オシム 日本サッカーへの遺言。

    哲学者。 すべての言葉が金言というのは言い過ぎか。 彼の作る日本代表を最後まで見たかったと、未だに思う。 ここ数年で次々と引退した、日本のオシムチルドレンたちに期待。 Number PLUS「イビチャ・オシム 日本サッカーへの遺言。」 (Sports Graphic Number PLUS(スポーツ・グラフィック ナンバープラス) ) (文春e-book) 文藝春秋 Amazon

  • 眠れないほどおもしろい吾妻鏡

    想像以上にライトだった。 眠れないほどおもしろい吾妻鏡―――北条氏が脚色した鎌倉幕府の「公式レポート」 (王様文庫) 作者:板野 博行 三笠書房 Amazon

  • ラスト・ワルツ

    今この瞬間も。 『軍人は政治をやりたがる。政治家は戦争をやりたがる。そして、どちらも必ず失敗する』 ラスト・ワルツ ジョーカー・ゲーム (角川文庫) 作者:柳 広司 KADOKAWA Amazon

  • パラダイス・ロスト

    スパイの引退。 『殺すのは最悪の選択だ。もちろん自分が死ぬのもね。』 『利口な獣は追われていると知りながら、猟師を破滅に導くことができる』 パラダイス・ロスト ジョーカー・ゲーム (角川文庫) 作者:柳 広司 KADOKAWA Amazon

  • ダブル・ジョーカー

    ほんとコレ。 『戦略・戦術の理論的諸原則は、それがいかに優れた独創的なものであろうとも、味方の高級指揮官がその内容を熟知研究し、かつ実用的に使いこなしてこそ、はじめて意味がある』 ダブル・ジョーカー ジョーカー・ゲーム (角川文庫) 作者:柳 広司 KADOKAWA Amazon

  • ジョーカー・ゲーム

    自律した個として生きていくのに響く言葉。 『何かにとらわれて生きることは容易だ。だが、それは自分の目で世界を見る責任を放棄することだ。自分自身であることを放棄することだ』 ジョーカー・ゲーム (角川文庫) 作者:柳 広司 KADOKAWA Amazon

  • 氷菓

    若さって感じ。 『きっと十年後、この毎日のことを惜しまない』 氷菓 「古典部」シリーズ (角川文庫) 作者:米澤 穂信 KADOKAWA Amazon

  • マカロンはマカロン

    三舟シェフのお父さんのとこも、ドラマオリジナルなのね。 『同じものをおいしいと思えることは、とても大事だから』 マカロンはマカロン ビストロ・パ・マル・シリーズ (創元推理文庫) 作者:近藤 史恵 東京創元社 Amazon

  • ヴァン・ショーをあなたに

    やっぱりドラマは結構ストーリー変えてるのねー。特に氷姫。 『人は自分で『自由じゃない』と思っているうちは、自由にはなれないんだよ』 ヴァン・ショーをあなたに (創元推理文庫) 作者:近藤 史恵 東京創元社 Amazon

  • タルトタタンの夢

    Amazonプライムでドラマを見てからの小説読み。 三舟シェフのイメージは違うなー。 『絶対に手が届かないとわかっているからこそ、夢中になれるのかもしれないぞ』 『いくら話しても、聞いているふりをして聞いていない人には伝わらない。自分が今まで伝わっていると思っていたことも、なにひとつ伝わっていなかったのだとしたら』 タルト・タタンの夢 〈ビストロ・パ・マル〉 (創元推理文庫) 作者:近藤 史恵 東京創元社 Amazon

  • 『文系AI人材』になる

    『AIは「作る」から「使う」へ』 こういう時代が来たんだなぁ。 文系AI人材になる―統計・プログラム知識は不要 作者:野口 竜司 東洋経済新報社 Amazon

  • 新九郎、奔る!(9)

    早速購入。 太田道灌の、有能だけど微妙に尊大な感じというか、おれって有能って滲み出ちゃってる感の描き方が、そうきたかって感じ。 新九郎、奔る!(9) (ビッグコミックス) 作者:ゆうきまさみ 小学館 Amazon

  • 北条義時

    大河ドラマのブームに乗って。 研究として面白く読めたけど、北条義時の人となりがわかる資料ってないんだろうな、と改めて思う。 北条義時 鎌倉殿を補佐した二代目執権 (中公新書) 作者:岩田慎平 中央公論新社 Amazon

  • FOOTBALL INTELLIGENCE 相手を見てサッカーをする

    序章の文言がすべてな感じ。 『「自分たちのサッカー」から“相手”が存在しなくなったように感じました。「自分たちのサッカー」が、“相手云々にかかわらず自分たちがやるべきこと”だけになり』…。 こういう本とか指導者に、中学生くらいに触れたかったなぁ。 FOOTBALL INTELLIGENCE フットボール・インテリジェンス 相手を見てサッカーをする 作者:岩政大樹 カンゼン Amazon

  • 京味物語

    料理に限らず通ずる言葉だと。 「おいしいもんと珍しいもんは違う」(西健一郎) 「贅沢を知っていることは必要だけど、贅沢をしてはいかん」(山本為三郎朝日麦酒社長) 京味物語 作者:野地 秩嘉 光文社 Amazon

  • そばと私

    蕎麦に一家言ある人達はみんな「私は蕎麦通ではない。ただの蕎麦好きだ」って言うのね。 気をつけよう...。 そばと私 (文春文庫) 文藝春秋 Amazon

  • 「不屈の両殿」島津義久・義弘

    まだまだ歴史って研究余地あるんですねぇ。 史学を続ければよかったなぁ…。 「天下の政は重箱を擂粉木にて洗ひ候がよろしき」 「不屈の両殿」島津義久・義弘 関ヶ原後も生き抜いた才智と武勇 (角川新書) 作者:新名 一仁 KADOKAWA Amazon

  • そばですよ(立ちそばの世界)

    平松さんの本は初めて読んだが、美味しそうに書きますねぇ。 あんまり立ち食い蕎麦って好きじゃない自分でも、ほんとお店に行ってみたくなりました、行かないけど。 そばですよ (立ちそばの世界) 作者:平松 洋子 本の雑誌社 Amazon

  • アンソロジー ビール

    最後の方を読んでて、ドイツとチェコに行ってビール飲みたいなーと。 とその前に、気兼ねなく街でビールが飲めるようになるのはいつになるだろうねぇ…。 アンソロジー ビール 作者:東海林さだお,川上弘美,阿川佐和子,山口瞳,吉田健一,川本三郎,恩田陸,平松洋子,久住昌之,角田光代,辰巳浜子,室井佑月,北大路公子,赤塚不二夫,内田百けん,大竹聡,椎名誠,村松友視,阿川弘之,伊藤晴雨,坂口謹一郎,星新一,小泉武夫,森茉莉,種村季弘,岩城宏之,開高健,千野栄一,小沼丹,田中小実昌,吉田直哉,立松和平,石堂淑朗,丸山健二,永井龍男,矢口純,佐多稲子,獅子文六,遠藤周作,吉村昭,長田弘 パルコ Amazon

  • 新九郎、奔る!(1~7)

    最新の歴史観に依る北条早雲を、人気漫画家が描く作品。 文字の多い漫画ととるか、上手い絵の小説と捉えるか、いずれにしろこういう漫画は初めてですわ。 新九郎、奔る!(1) (ビッグコミックス) 作者:ゆうきまさみ 小学館 Amazon 新九郎、奔る!(2) (ビッグコミックス) 作者:ゆうきまさみ 小学館 Amazon 新九郎、奔る!(3) (ビッグコミックス) 作者:ゆうきまさみ 小学館 Amazon 新九郎、奔る!(4) (ビッグコミックス) 作者:ゆうきまさみ 小学館 Amazon 新九郎、奔る!(5) (ビッグコミックス) 作者:ゆうきまさみ 小学館 Amazon 新九郎、奔る!(6) (…

  • アンソロジー 餃子

    こういうの、しっくりくる読みやすい作家と、そうじゃない作家が分かれますよねぇ。 文章にも、好みってものがあるんでしょうね。 アンソロジー 餃子 作者:菊谷 匡祐,黒鉄 ヒロシ,小泉 武夫,小菅 桂子,小林 カツ代,今 柊二,鷺沢 萠,椎名 誠,東海林 さだお,南條 竹則,難波 淳,野中 柊,浜井 幸子,林家 正蔵,パラダイス山元,平松 洋子,藤原 正彦,古川 緑波,南 伸坊,村瀬 秀信,室井 佑月,山口 文憲,山本 一力,四方田 犬彦,渡辺 祥子,渡辺 満里奈 パルコ Amazon

  • 今日も一日きみを見てた

    どの話しも、わかりみしかない。私も立派にAC(笑) 「ともに暮らす生きものは、べつに私たちを救おうなんて思っていない。ただそこにいるだけ。いっしょに暮らしているだけ。彼らが私たちを救うのではなく、でも、私たちは救われている。」 今日も一日きみを見てた (角川文庫) 作者:角田 光代 KADOKAWA Amazon

  • アンソロジー そば

    断トツで黒柳徹子が面白い。めちゃめちゃ蕎麦屋に行きたくなってきた。 アンソロジー そば 作者:池波正太郎,入江相政,色川武大,大河内昭爾,太田愛人,尾辻克彦,川上弘美,川上未映子,川本三郎,神吉拓郎,黒柳徹子,小池昌代,佐多稲子,獅子文六,島田雅彦,東海林さだお,杉浦日向子,立原正秋,立松和平,田中小実昌,タモリ,檀一雄,中島らも,荷宮和子,平松洋子,福原義春,町田康,松浦弥太郎,丸木俊,みなみらんぼう,村松友視,群ようこ,山口瞳,山下洋輔,吉村昭,吉行淳之介,五代 柳亭燕路,渡辺喜恵子 パルコ Amazon

  • 謙信越山

    随分久方ぶりにこういう歴史解説書的な本を読んだけど、やっぱり面白い。 そして、詰まる処「義」の男謙信。『以義誅不義』 謙信越山 (jbpressbooks) 作者:乃至政彦 発売日: 2021/02/25 メディア: Kindle版

  • 死神の浮力

    一冊目のオムニバス形式の方が好みかな。 「そのことを本当に知ってる人間は、あまりいないからな」 死神の浮力 (文春文庫) 作者:伊坂 幸太郎 発売日: 2017/09/01 メディア: Kindle版

  • 死神の精度

    仏教の本を散々読んでる裏でコレ読んでるのは可笑しいけど。久しぶりに自分にアタリの本。 「死ぬことよりも、負けることのほうが怖い」 「誤りと嘘に大した違いはない。微妙な嘘は、ほとんど誤りに近い。」 「人間はよく計算間違いをする」 「どうして人間は、自分のことを知らないんだ?」 「そういう下らないすれ違いは、人間の得意とするところじゃないか」 「『その人たちは死んだの?』ってね、そう言ったの」 文句なく、『恋愛で死神』と『死神対老女』が、セットで泣ける。 死神の精度 (文春文庫) 作者:伊坂 幸太郎 発売日: 2012/09/20 メディア: Kindle版

  • 道元入門

    第二章の道元の言語表現あたりから、あんまり素直に読めなくなってったな。 他の本読み直してから、また読もうかなコレ。 道元入門 (角川ソフィア文庫) 作者:角田 泰隆 発売日: 2012/11/22 メディア: 文庫

  • かがみの孤城

    上下巻を一日で一気読み。 この歳になると、とてもよくわかる。学校だけがすべてじゃない。 かがみの孤城 上 (ポプラ文庫) 作者:辻村深月 発売日: 2021/03/05 メディア: Kindle版 かがみの孤城 下 (ポプラ文庫) 作者:辻村深月 発売日: 2021/03/05 メディア: Kindle版

  • ブッダの獅子吼

    原始仏典が一番しっくりくるかも。出家はできんけど。 『善いことばを口に出せ。悪いことばを口に出すな。善いことばを口に出した方が良い。悪いことばを口に出すと、悩みをもたらす。』(正語) ブッダの獅子吼 原始仏典・法華経の仏教入門 ―瞑想や座禅、マインドフルネスの先を行く、釈迦の真の悟りとは?― 作者:北川 達也 発売日: 2020/12/01 メディア: 単行本(ソフトカバー)

  • 集中講義 大乗仏教

    宗派・経典の違い、「仏教」ってなんなのかがとてもわかりやすい。 仏教の中での禅の位置づけもなるほどね、道元は非常に真摯な人物も、なんか納得。 別冊NHK100分de名著 集中講義 大乗仏教 こうしてブッダの教えは変容した 作者:佐々木 閑 発売日: 2017/02/27 メディア: Kindle版

  • 十牛図に学ぶ

    『紅炉上一点雪』、いい言葉、在り方。 優しい解説で、もう何回か繰り返し読みたい。 十牛図に学ぶ 作者:横田南嶺 発売日: 2020/08/31 メディア: 単行本

  • 『正法眼蔵』を読む人のために

    いやー難しい。ちょっと内容があまり頭に残ってない。 仏教とか曹洞宗とかって、体系的に学ぶとしたら、なにをどう読んでけばいいんだろう…。 難しいということだけはよくわかったから、これで正法眼蔵読んでみようとは、ちょっと思えないな…。 新装版 『正法眼蔵』を読む人のために 作者:弥穂子, 水野 発売日: 2020/08/18 メディア: 単行本

  • 猫語の教科書

    猫の下心が手に取るように…。最高の一冊。 「最初にいうことをきかせるのは猫で、人間ではありません」 猫語の教科書 (ちくま文庫) 作者:ポール・ギャリコ 発売日: 1998/12/03 メディア: 文庫

  • あたしの一生 猫のダルシーの物語

    猫の我が儘な愛と老い。 うちの子からもこんな愛が欲しいし、こちらからもあげたい。 「あたしたちはもう二人ではなかった。二人で一つなのだ。」 あたしの一生 猫のダルシーの物語 作者:ディー・レディー 発売日: 2016/03/25 メディア: Kindle版

  • 現代坐禅講義 只管打坐への道

    心構えはよくわかったけど、結局「調心」が掴めないんだよなぁ。 あと、この著者といいネルケさんといい、言うなれば安泰寺派の人の本を続けて数冊読んだけど、曹洞宗的にはどのくらい本流の考え方なんですかね、この人たちの姿勢というか考え方って。 現代坐禅講義 只管打坐への道 (角川ソフィア文庫) 作者:藤田 一照 発売日: 2019/01/24 メディア: Kindle版

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