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読んどく?積んどく? https://kote23bengal.hatenablog.jp

読んだ本の読書記録

積んどくばかりの本をちゃんと読んだか、眼に見える形でチェック🔎

信乃
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船橋市
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2019/04/17

  • 100分de名著 太平記

    最近勉強にかまけていたので、久しぶりの読書。 ライトな解説書でちょうどよかった。 亡霊が跋扈するこの時代の混沌感がとても好き。それでいてこの無常観。 「将軍の御桟敷辺りより、うつくしき女房の練貫の妻高く取りたりけるが、扇を以て幕を仰ぐとぞ見えし。大物五六にて釘付したる桟敷を傾き立てて、『あれやあれや』と云ふ程こそあれ、将碁倒しをするが如く、一度に動とぞ倒れにける。」 太平記 2022年7月 (NHKテキスト) 作者:安田 登 NHK出版 Amazon

  • はじめての古文書教室

    ムズい〜。 はじめての古文書教室 作者:天野 清文,実松 幸男 天野出版工房 Amazon

  • 戦国武将の手紙を読む 浮かびあがる人間模様

    古文書の翻刻をする練習に使ってたので、中身はあまり頭に入ってこず。 秀吉の平仮名が読めないのと元就の手紙が長い…。 戦国武将の手紙を読む: 浮かびあがる人間模様 (中公新書 2084) 作者:小和田 哲男 中央公論新社 Amazon

  • 伝言猫がカフェにいます

    『「実際に思い出話がしたくても出来ない人もいるんですよ。あなたたちはそうではない。だから実会いに行ってください。自分の足で、ね」』 伝言猫がカフェにいます (PHP文芸文庫) 作者:標野 凪 PHP研究所 Amazon

  • 集中講義 大乗仏教(再読)

    だいぶ内容を忘れかけていたので、元旦に集中的に再読。 おおまかで平易な説明なんだろうけど、素人にはとてもわかりやすい、仏教の変遷がまとめられた本。 『「昔からの経典に書かれていなくても、理屈に合っていてお釈迦様の教えとしての整合性があるならばそれは正しい仏教の教えだ」』 江戸時代に「加上の説」に辿り着いた富永仲基が凄すぎ。 別冊NHK100分de名著 集中講義 大乗仏教 こうしてブッダの教えは変容した 作者:佐々木 閑 NHK出版 Amazon

  • ねこだまり

    『包丁一式、質に入れるのがだめで、こつこつ貯めた金子なら使ってもいいなんて、誰が決めたんです』 ホンマソレ…。 『おのれの浅はかさゆえに二人が死に、今また佐吉も死のうとしている。御内儀の余生こそ、地獄じゃないかね』 とも言えるし、それでも命があってこそとも思う。 ねこだまり 〈猫〉時代小説傑作選 (PHP文芸文庫) 作者:宮部 みゆき,諸田 玲子,田牧 大和,折口 真喜子,森川 楓子,西條 奈加 PHP研究所 Amazon

  • 荘園 墾田永年私財法から応仁の乱まで

    時間がかかったけど、読了。でもホント、終章のまとめだけ読んでも難しい。 教科書だな、この本。 荘園 墾田永年私財法から応仁の乱まで (中公新書) 作者:伊藤俊一 中央公論新社 Amazon

  • 悪党の裔(下)

    イメージする赤松円心とはちょっと違うなぁ、と。 『「いまは時が流れている。眺めているだけでは、その流れは見えぬと思う。どこかで、流れに身を投じることだ。でなければ、時に置き去りにされるだけだ」』 悪党の裔(下)-新装版 (中公文庫 き 17-13) 作者:北方 謙三 中央公論新社 Amazon ランキング参加中読書

  • 悪党の裔(上)

    こういう志ってあるかな?どういう心境だろう。 『「天下を取れるとは思っておらぬ。そのために無理もしたくない。ただ、天下を決する戦をしたい。この赤松円心が、天下を決したい」』 悪党の裔(上) 新装版 悪党の裔 新装版 (中公文庫) 作者:北方謙三 中央公論新社 Amazon ランキング参加中読書

  • 新九郎、奔る!(14)

    『「まぁそこにぬい殿のような人が現れて あの家が一気に明るくなった」』 そういう人っているよねー。 そして『当方滅亡!』 遂にここまで来たかー。 新九郎、奔る!(14) (ビッグコミックス) 作者:ゆうきまさみ 小学館 Amazon ランキング参加中読書

  • 足利将軍たちの戦国乱世 応仁の乱後、七代の奮闘

    力の論理〔強いか弱いか〕、利益の論理〔得か損か〕、価値の論理〔正か不正か〕の三軸はなるほどね、と。 つまるところ、秀吉が圧倒的な利益配分者になったことが、逆に言えばそういう存在になるまでは足利将軍家は命脈を保ち得られたのだと理解。 足利将軍たちの戦国乱世 応仁の乱後、七代の奮闘 (中公新書) 作者:山田康弘 中央公論新社 Amazon ランキング参加中読書

  • 木挽町のあだ討ち

    優しい世界。 ただやっぱり父上はコレ、錯乱してるよ…。 『「人を見下す野郎だっていずれ焼かれて骨になるって笑っていれば、俺はどうってこたねえ。」』 『「でんでん太鼓を鳴らせるようになったら、そこから先の退屈は手前のせいでっせ」』 木挽町のあだ討ち 作者:永井紗耶子 新潮社 Amazon

  • 猫を処方いたします。

    そうきたかー。 『「猫が癒し?そんなアホな。猫はなんにもしてくれませんよ。ただそこにいて自分の好きなことしてるだけです。」』 猫を処方いたします。 (PHP文芸文庫) 作者:石田 祥 PHP研究所 Amazon

  • 御成敗式目

    写本などから見て、「(制定から)少し後の時期の幕府関係者の目からみても修整を要するものだった」ってのが、面白い。 あと、明治期の憲法論議にも引っ張り出されたり、果ては原題の改憲論議にも御成敗式目を持ち出しての意義づけを行おうとする学者がいるってことに、ちょっと衝撃。 御成敗式目 鎌倉武士の法と生活 (中公新書) 作者:佐藤雄基 中央公論新社 Amazon

  • 謙信✕信長

    近年は、「幕府を滅ぼすつもりはなかった信長」というのが完全に主流なんですかね。 『ここから信長は、公儀に見捨てられた超大国大名として、天下にぽつんと取り残された。このため、暗闇の中を手探りで進まざるを得ない環境に置かれた』 『信長は、拠り所とする天下の大義のために死に物狂いで強豪たちと戦ってきたが、足利義昭から見限られ、敵だけが残った』 そして、これだけ実態のない「手取川合戦」を、一次資料・二次資料から抽出して比較する内容に、唸らされた。 謙信×信長 手取川合戦の真実 (PHP新書) 作者:乃至 政彦 PHP研究所 Amazon

  • 陰謀の日本中世史

    久しぶりに読んだ、ライトな感じの歴史系の新書。 著者の推論には概ね違和感ないが、この本の中でもあるところでは写しだけしか現存しないけど信用できる文書だとか、別のところでは写ししか現存しないから偽書だとか言ってて、こういう議論って噛み合わず難しいよねーと。 印象に残ったのは、「『吾妻鏡』に対する批判的態度が、つねにその裏を読むことのみに追われ、執権政治確立への過程を、逆にすべて北条氏の悪辣な陰謀の成功の連続としてのみ説きつくそうとする傾向を生んだとすれば、それもまた、けっして正しくはない」 陰謀の日本中世史 (角川新書) 作者:呉座 勇一 KADOKAWA Amazon

  • 鎌倉殿と執権北条130年史

    個々の部分部分で様々な感想があれど、『史学』って面白い。 「『吾妻鏡』の個々の記述をそのままに解釈することは危険であろう。『吾妻鏡』編纂時の意向、すなわち後に得宗家と称される北条惣領家(中略)の正統化という目的のなかで編纂されたという特性も考えるべきである。(中略)もっとも、その解釈の違いが『吾妻鏡』を読み解く面白さでもあるのだが。」 あと、庶流から家を継いだ義時・泰時・時頼が、それぞれタイプは違えど、やっぱり実力者なんだなと思う。 鎌倉殿と執権北条130年史 (角川ソフィア文庫) 作者:岡田 清一 KADOKAWA Amazon

  • 北条重時

    北条氏の最後の重鎮ですかね。 得宗に媚びない「憮民」の思想を時頼に薫陶した政治家。 『しうの仰なりとも、よその人のそしりをえ、人の大事になりぬべからん事をば、いかにもよくヽ申べし。それによりて、かんどうをかぶらんは、くるしかるまじきなり。』 北条重時 (人物叢書) 作者:森 幸夫 吉川弘文館 Amazon

  • 執権時頼と廻国伝説

    北条時頼が廻国したのが史実かどうかという結論は置いておいて。 引用されている豊田武氏の『伝説となるには必ずそこに何らかの理由にあるのであって、伝説もまた歴史である』という言葉に、とても賛同。 廻国は史実ではないという立ち位置から、何故北条時頼の廻国伝説が室町初頭には生まれていたのか、という考察が読みたかったなと。 あと、松島寺・立石寺・象潟蚶満寺と、津軽護国寺以外は松尾芭蕉と足跡が被るのは、なんか意味ないのかなぁ。 執権時頼と廻国伝説 (歴史文化ライブラリー) 作者:佐々木 馨 吉川弘文館 Amazon

  • 曲亭の家

    ちょっと読んでてしんどくなる物語。 『人に喜ばれ、待望され、役に立つ。人の生甲斐とは、結局のところそれに尽きる。生は自分のためのものだが、他者の存在がなければ、自分の姿すらしかとは掴めない。』 曲亭の家 (ハルキ文庫 さ 29-1) 作者:西條 奈加 角川春樹事務所 Amazon

  • 北条氏の時代

    この時代の文献が少ないせいで、北条氏のパーソナリティって見えないなぁと思う。 吾妻鏡でものすごく持ち上げられた評価か、太平記でものすごく貶められた評価かの両極端ってイメージ。 北条氏の時代 (文春新書) 作者:本郷 和人 文藝春秋 Amazon

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