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2019/04/15

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  • 【追悼特番】この道や行く人なしに秋の暮-西尾幹二氏逝く[桜R6/11/1]

    【追悼特番】この道や行く人なしに秋の暮-西尾幹二氏逝く[桜R6/11/1]【追悼特番】この道や行く人なしに秋の暮-西尾幹二氏逝く[桜R6/11/1]

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  • 超富豪オリガーキーに支配されるアメリカ帝国〜トップ0.01%層が牛耳る米国政治ー貧富の差は世界最悪!!!

    超富豪オリガーキーに支配されるアメリカ帝国〜トップ0.01%層が牛耳る米国政治ー貧富の差は世界最悪!!!超富豪オリガーキーに支配されるアメリカ帝国〜トップ0.01%層が牛耳る米国政治ー貧富の差は世界最悪!!!

  • 【河添恵子】ガチで消される前に見て下さい。グレー◯リセット。「奴ら」が執拗に打たせようとする「本当の理由」を全暴露!2024/5/13 厚労省会見室

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  • アメリカ崇拝は日本の自滅〜日本が滅びる4つのシナリオ

    アメリカ崇拝は日本の自滅〜日本が滅びる4つのシナリオアメリカ崇拝は日本の自滅〜日本が滅びる4つのシナリオ

  • 伊藤貫、YouTubeはじめました!

    伊藤貫、YouTubeはじめました!伊藤貫、YouTubeはじめました!

  • 【武田邦彦先生の特別講義2020:第一話】TVでは聴くことができないコロナの真実 / 経営者だからこそ学びたい特別講義シリーズ

    【武田邦彦先生の特別講義2020:第一話】TVでは聴くことができないコロナの真実/経営者だからこそ学びたい特別講義シリーズ【武田邦彦先生の特別講義2020:第一話】TVでは聴くことができないコロナの真実/経営者だからこそ学びたい特別講義シリーズ

  • -最終講義2-(GHQ焚書図書開封第201回)

    GHQ焚書図書開封第201回-最終講義2-■マゼラン、ドレーク、ペリーも通らなかった北太平洋、クックが3回目の航海で初めて、北太平洋に足を踏み入れた。日本はそれまで北太平洋というブラックホールに守られていた。■ローマ法王によって認められたトルデシリャス条約で世界はスペインとポルトガルによって2分された。■境界の思想boundaryfrontier■ウォーラスティンの近代世界システム中核周辺半周辺ヘゲモニー国家■マニフェスト・デスティニー(明白なる運命)のもと、西進侵略(ギリシャ・ローマ~イギリス~アメリカ~太平洋~東アジア~中東という地球一周)を正当化し、有色人種の大量虐殺を続けることとなった。(関連動画:第59回-アメリカ外交の自己欺瞞-、第125回-日本人が戦った白人の選民思想・前半-)参考文献:北太...-最終講義2-(GHQ焚書図書開封第201回)

  • ー最終抗議1ー(GHQ焚書図書開封第200回ー最終講義1)

    GHQ焚書図書開封第200回ー最終講義1ー最終抗議1ー1510ポルトガル、マラッカ海峡制圧1521マゼラン、フィリピンに到着1580ポルトガル、スペインに併合されるこの頃、オランダが登場し、イギリスを交えてアジアの海は騒然としてくる1596オランダ商船隊、ジャワに到着1600オランダ船リーフデ号、大分の海岸に漂着ウィリアム・アダムス(三浦按針)到来1603徳川開幕1623アンボイナ事件(日本人関与)1635幕府、日本人の海外渡航と帰国を禁じる翌年、長崎の出島完成1655鄭成功(ていせいこう)の海軍勢力(艦艇1000隻、兵力10万)最高潮となる1681鄭、海戦に敗れ、ヨーロッパが世界の海をほぼ制圧1741ベーリング、アメリカ(アラスカ)を発見1768~76キャプテン・クック航海(第一次~三次)1779クック...ー最終抗議1ー(GHQ焚書図書開封第200回ー最終講義1)

  • -モンゴルの地球支配から初期ロシア帝国へ-(GHQ焚書図書開封第199回)

    GHQ焚書図書開封第199回-モンゴルの地球支配から初期ロシア帝国へ-第1章ロシアの東進1.ロシアの成長(1)ギリシャ正教に帰依(2)蒙古族の支配(3)モスクワ公国の制覇2.ロシアの遠征(1)ノヴゴロッド併呑(2)ウラル山外に遠征(3)勢力圏の強化3.エルマツクの出陣4.シベリア鉄道(1)支那○○と北洋○○航路(2)オビ、エルセイ、シナ○○○○(3)ヤクーツクから前進5.カムチャッカ征服(1)アトラッツフの遠征(2)恐怖時代6.北太平洋に活躍(1)日露○○(2)アジア○○の○○7.黒竜江遠征(1)ボヤルコフ、ハバロフの遠征(2)露支衝突(3)ネルチンスク条約8.露支交通路9.総合的大探検(1)北方大探検(2)ベーリング探検(3)シュバンベルグ探検(4)大探検の成果10.辺境種族を中心とする露支両国の係争(...-モンゴルの地球支配から初期ロシア帝国へ-(GHQ焚書図書開封第199回)

  • -帰還兵火野葦平が見た前線と平時の裂け目-(GHQ焚書図書開封第198回)

    GHQ焚書図書開封第198回-帰還兵火野葦平が見た前線と平時の裂け目-今朝起きてみると、深い霧である。五階の望楼に上がってみると我々の建物だけが、霧の中に浮かび、船に乗っているみたいである。白々とした霧の中にからんころんと下駄の音が聞こえてくる。女工や新聞記者が出勤してくるに違いない。少し先にある中山公園の深い緑が海に浮かんだ海藻のように見え、その中から、しきりに小鳥の賑やかに囀る声が聞こえてくる。直ぐ目の下を流れている韓江がかすかに白く(実は真赤な泥川なのだが)帯のように見え、浮かんでいる五、六隻のアンペラ張りの民船に漂うように煙があがる。私たちのいるのはかって汕頭(すわとう)で最も多数な発行部数を有し、且つ、最も抗日的であったといわれる星華日報社の建物である。今は粤東報社(えっとうほうしゃ)である。日...-帰還兵火野葦平が見た前線と平時の裂け目-(GHQ焚書図書開封第198回)

  • -兵卒火野 葦平の戦場からの切なる訴え-(GHQ焚書図書開封 第197回)

    GHQ焚書図書開封第197回-兵卒火野葦平の戦場からの切なる訴え-私はこの頃考えだすと夜も眠れないことがある。私ごときがいくら考えても仕方がないと思いながら、そのことが気になって、私は時々何も手につかなくなったり、いろいろ考えながら眠らずにしまう夜もある。私はそのことを私自身の胸の中だけにどうしても置いておけなくなった。私は生意気といわれてもよい。僭越とたしなめられてもよい。戦場で長い間生死をともにしてきた戦友諸士に対して、私は衷心より訴えたいことがあるのである。私が光輝ある動員を受けて戦場に来てから、既に二年になる。二年という月日は決して短くはない。私の多くの戦友は倒れ、不思議に私は今日まで生きながらえてきた。我々の祖国が決行した光輝ある大使命のために、我々は心おきなく戦った。これからも戦うつもりである...-兵卒火野葦平の戦場からの切なる訴え-(GHQ焚書図書開封第197回)

  • -司馬遼太郎の小ざかしい人間解放-(GHQ焚書図書開封第196回)

    GHQ焚書図書開封第196回-司馬遼太郎の小ざかしい人間解放-横井庄一氏帰還にみる1972年(昭和47年1月24日)の新鮮な驚きわかったような知的な言葉で乃木将軍をからかった司馬遼太郎の「殉死」における表現西南戦争で軍旗を奪われ、天皇に対する忠誠を失ったと思いつめ自決しようとした乃木将軍を庇護意識を誘う人と悪評した司馬の解釈。乃木将軍妻返しの巻国家の行く末に対する不安を持っていた人々司馬遼太郎は日清・日露までの歴史とそれ以降の歴史を分け、日清・日露までは正しかった、それ以降は間違っていたと説明が便利な歴史観を作り上げている。これは、リヒャルト・カール・フライヘア・フォン・ヴァイツゼッカー前ドイツ大統領のナチスが支配した期間はドイツでなかったと言い切り、前史を無視する歴史観と同じである。歴史は連続性のもので...-司馬遼太郎の小ざかしい人間解放-(GHQ焚書図書開封第196回)

  • ー乃木将軍夫妻の自決~司馬遼太郎『殉死』を批判する-(GHQ焚書図書開封第195回)

    GHQ焚書図書開封第195回ー乃木将軍夫妻の自決~司馬遼太郎『殉死』を批判する-明治天皇ご大葬の日の乃木家の場面劇作家眞山靑果の「乃木将軍」に比べて、司馬遼太郎の「殉死」では小説家らしく、想像力を働かせ具体的な場面描写に力点を置いて書かれている。更に、司馬遼太郎の独自解釈で、乃木将軍を自己演出の好きな人物、傲慢な人物として表現している。参考文献:「乃木将軍」眞山靑果2019/04/24に公開ー乃木将軍夫妻の自決~司馬遼太郎『殉死』を批判する-(GHQ焚書図書開封第195回)

  • ー乃木将軍夫妻の自決~眞山靑果より-(GHQ焚書図書開封第194回)

    GHQ焚書図書開封第194回ー乃木将軍夫妻の自決~眞山靑果より-無方法小使が、学習院長乃木大将の居室や寝室へ、用をたしに入っていくと、大将は、「私のことは私がする。呼ばなければ、来なくともよろしい。」すべて自分の手で始末してしまう乃木大将だった。ある日、大将が小使室へツカツカと入ってこられると、小使が云った。「何か御用でございますか。」「ああ、茶が飲みたくてな。」「お茶でございますか、それならお呼びくだされば、持ってまいります。院長閣下が小使室などへ、お出向きなるものでございません。」日頃のシッペイ返しのつもりで、思い切って云うと。「ウン、そうか、参った。私の室へ茶を一つ持ってきてくれ。」ニコニコしながら、あわてて帰っていかれた。今まで頑固一方の院長閣下だとばかり思っていた小使は、全く心から服してしまった...ー乃木将軍夫妻の自決~眞山靑果より-(GHQ焚書図書開封第194回)

  • -乃木将軍と旅順攻略戦~司馬遼太郎を批判する2-(GHQ焚書図書開封第193回)

    GHQ焚書図書開封第193回-乃木将軍と旅順攻略戦~司馬遼太郎を批判する2-203高地の戦いについて、児玉源太郎を高く評価し、乃木希典将軍を無能とまで貶めた司馬遼太郎に対し、批判した福田恒存「近頃、小説の形を借りた歴史讃物が流行し、それが俗受けしている様だが、それらはすべて今日の目から見た結果論であるばかりでなく、善悪黒白を一方的に断定しているものが多い。が、これほど危険な事は無い。歴史家が最も自戒せねばならぬ事は過去に對する現在の優位である。吾々は二つの道を同時に辿る事は出来ない。とすれば、現在に集中する一本の道を現在から見遙かし、ああすれば良かった、かうすれば良かったと論じる位、愚かな事は無い。殊に戦史ともなれば、人々はとかくさういう誘惑に駆られる。事実、何人かの人間には容易な勝利の道が見えていたかも...-乃木将軍と旅順攻略戦~司馬遼太郎を批判する2-(GHQ焚書図書開封第193回)

  • -乃木将軍と旅順攻略戦~司馬遼太郎を批判する1-(GHQ焚書図書開封第192回)

    GHQ焚書図書開封第192回-乃木将軍と旅順攻略戦~司馬遼太郎を批判する1-司馬遼太郎は乃木将軍に対して偏見をもっており、戦後になって、「坂の上の雲」「殉死」などで乃木将軍の人物像を悪く書いている。これに対し、福井雄三氏は、ベルダンの戦い、クリミア戦争を引き合いに出し、要塞攻撃が攻める側にとって、多くの犠牲を伴うのは当時の戦術では通例であったと、また例え、乃木将軍以外の誰がやっても同じだと、擁護している。同様に、今村均大将も、「殉死」を読んだ感想文の中で、乃木将軍の行動について、司馬遼太郎の言うような人物像でないと否定し、』擁護している。参考文献:「乃木将軍」眞山靑果、「歴史小説の罠」福井雄三2019/3/13に公開-乃木将軍と旅順攻略戦~司馬遼太郎を批判する1-(GHQ焚書図書開封第192回)

  • -全集第12回刊行記念西尾幹二講演会2-(GHQ焚書図書開封第191回)

    GHQ焚書図書開封第191回-全集第12回刊行記念西尾幹二講演会2-他者に負けなければ、生きていけなかった日本日本と、中国、韓国の外交姿勢の違い中国、韓国人は、人の話を聞かないで、自分が如何に正しいかを一方的にまくしたてる人が多い、従って勝負どころは、いかに相手を圧倒するかにある。昭和は、江戸時代の継承であり、江戸時代に花開いた文化は昭和に花開いた。国体論は日本人論と皇室を述べたものである。文部省の「国体の本義」は、国民は天壌無窮の皇統を仰ぎ奉りひたすら忠義忠誠の心を唱えなさいというものであった。神功皇后、明治天皇、建武の中興、醍醐天皇時代の内容が多く、鎌倉時代を否定し、江戸時代を少なくするという皇室偏重の歴史であった。この当時、大川周明は「2600年史」に鎌倉幕府成立に革新の意図を認められると記載したこ...-全集第12回刊行記念西尾幹二講演会2-(GHQ焚書図書開封第191回)

  • -全集第12回刊行記念西尾幹二講演会1-(GHQ焚書図書開封第190回)

    GHQ焚書図書開封第190回-全集第12回刊行記念西尾幹二講演会1-講演のテーマ:昭和のダイナミズム-歴史の地下水脈を外国にふさがれたままでいいのか-・過去を振り返ると、生命が安全だった戦後の70数年より、生命を脅かされていた3年半の時間の体験に生命感を憶える。・1868年の明治維新から70年後の1938年は、近衛文麿が蒋介石を相手にせずと言い切った年であり、東京オリンピックが返上された年でもある。福沢諭吉、中江兆民、岡倉天心、内村鑑三の4人の思想家①信仰・7世紀から17世紀はイスラムに圧倒されていた西洋・白人キリスト教の少年を奴隷にしていた。・日本では大川周明によってイスラムに着目された。②暴力・倭寇、海賊・西洋が総力を挙げてアメリカ大陸に挑んていたとき、日本は眠っていた。③科学・大航海時代・ダーウィン...-全集第12回刊行記念西尾幹二講演会1-(GHQ焚書図書開封第190回)

  • -眞山靑果 戯曲『乃木将軍』その2-(GHQ焚書図書開封第189回)

    【GHQ焚書図書開封】第189回-眞山靑果戯曲『乃木将軍』その2-初編第一幕師団長時代その1、金倉寺の時代その2、同じく客殿第二幕那須野の別邸その1、別邸台所その2、同じく玄関第三幕保典出征その1、新宿駅付近休茶屋その2、新宿駅構内中編第一幕旅順攻略その1、柳樹房第三軍司令部その2、塹壕第二幕保典戦死その1、第三軍司令部中庭その2、同その3、同じく将軍営舎寝室2019/1/23に公開-眞山靑果戯曲『乃木将軍』その2-(GHQ焚書図書開封第189回)

  • -眞山青果 戯曲『乃木将軍』その1-(GHQ焚書図書開封 第188号)

    【GHQ焚書図書開封】第188号-眞山青果戯曲『乃木将軍』その1-目次初編第一幕師団長時代その1、金倉寺の時代その2、同じく客殿第二幕那須野の別邸その1、別邸台所その2、同じく玄関第三幕保典出征その1、新宿駅付近休茶屋その2、新宿駅構内中編第一幕旅順攻略その1、柳樹房第三軍司令部その2、塹壕第二幕保典戦死その1、第三軍司令部中庭その2、同その3、同じく将軍営舎寝室終編第一幕大帝違例その1、横須賀駅構内その2、新橋駅停車場改札所その3、学習院寄宿舎内一室第二幕諒闇の内その1、新坂町乃木邸その2、目白台椿山荘その3、乃木邸、階下一室第三幕最期の日2018/12/19に公開-眞山青果戯曲『乃木将軍』その1-(GHQ焚書図書開封第188号)

  • -真夏の夜の自由談話Ⅵ ~ 安倍総理の70年談話について2-(GHQ焚書図書開封 第187号)

    【GHQ焚書図書開封】第187号真夏の夜の自由談話Ⅵ~安倍総理の70年談話について2第一次世界大戦のドイツに対する報復として、今度戦争が起きたら国際司法裁判所において敗戦国を戦争責任で裁く方法をルーズベルトとチャーチルの大西洋洋上会議で決めていた英米。「侵略」の定義があいまいな1928年の不戦条約の法的根拠がニュルンベルク裁判、東京裁判を支配した。正しい戦争という観念が、力のある者が力のない者に対して神の立場にたって上から裁くことを生み出した。この考えは、3,4世紀の聖アウグスチヌスの「正しい信仰に導くためには、暴力的な手段を取っても許される」というキリスト教的信仰からきている。戦勝国は敗戦国(悪い国)の主権侵害、内政干渉をしても良いということ。国際法の父フーゴー・グロチウスが「戦争と平和の法」の中で述べ...-真夏の夜の自由談話Ⅵ~安倍総理の70年談話について2-(GHQ焚書図書開封第187号)

  • -真夏の夜の自由談話Ⅴ ~ 安倍総理の70年談話について1-(GHQ焚書図書開封 第186号)

    ②【GHQ焚書図書開封】第186号-真夏の夜の自由談話Ⅴ~安倍総理の70年談話について1-書き出しは、「帝国政府声明」に沿った戦争目的のアジアの植民地解放を匂わせながら、途中から一転して東京裁判史観を踏襲した安倍談話。これは、21世紀構想懇談会座長の北岡伸一氏の敗戦自虐史観の影響を受けた内容であった。開戦5年前の昭和11年、地球上の60%は英米仏ソの4か国の領土であった。日本の人口は世界人口の1/30の7,200万人、占領地は0.25%。そんな中で、ブロック経済化により日本に制裁をかけた連合国に対し、自存自衛、欧米からのアジア植民地解放、人種差別撤廃の願いとアジア経済圏構築を求めた日本を、英米本位の世界秩序を乱すものとして悪者扱いにした。戦争が起こった要因は経済的な面だけでなく、4つのイデオロギー①ドイツ...-真夏の夜の自由談話Ⅴ~安倍総理の70年談話について1-(GHQ焚書図書開封第186号)

  • -真夏の夜の自由談話Ⅳ ~ ドイツよ、日本の「戦後処理」 を見習え-(GHQ焚書図書開封第185回)

    GHQ焚書図書開封第185回真夏の夜の自由談話Ⅳ~ドイツよ、日本の「戦後処理」を見習え日本を自分達の歴史の共犯者にしたいドイツ。日本の外務省は白痴集団。韓国の跳梁跋扈を許したのは、朝日新聞が1995年「深き淵より/ドイツ発日本」の連載を始めた時からだ。その中で、ハーフ元駐日大使は、ドイツ軍がウクライナでソ連からの解放軍として迎え入れられ歓迎されたが、すぐに支配的になり嫌われた例をあげ、日本も東南アジアで同じことをしたことに反省すべきだと述べたが、日本は東南アジアの国々から嫌われただろうか?ヒットラーのプログラムでは全ユダヤ人の絶滅の後、全ポーランド人、全ウクライナ人、全ロシア人の絶滅が予定されていた。一方、日本は東南アジアにおいて、全フィリピン人、全インドネシア人、全インドシナ人の絶滅など一切考えていなか...-真夏の夜の自由談話Ⅳ~ドイツよ、日本の「戦後処理」を見習え-(GHQ焚書図書開封第185回)

  • -真夏の夜の自由談話Ⅲ ~ EUの全体が見えないドイツの 暴走-(GHQ焚書図書開封第184回)

    GHQ焚書図書開封第184回真夏の夜の自由談話Ⅲ~EUの全体が見えないドイツの暴走EUが人の移動の自由を許してしまった結果、南の国のコンピュータ技師など頭脳労働者は北の国の金になる仕事を求めて、移動し北の国に定着してしまった。実際、ドイツには、イタリア人60万、ギリシャ人33万、スペイン、ポルトガル人10万住み、ドイツのために働いている。北欧の国々も同様である。EUにおけるドイツの位置は、日本における大都市東京と地方都市との関係に似ている。違うのはEUは一つの国家でないことだ。日本が地方交付金で廃れた地方都市を支えるのと同様にユーロ安で独り勝ちしているドイツは疲弊した南ヨーロッパ、東ヨーロッパを援助する義務がある。金融危機に対し期待していたグローバリズム(人、モノ、金の自由化)は無力であった。ギリシャ、ス...-真夏の夜の自由談話Ⅲ~EUの全体が見えないドイツの暴走-(GHQ焚書図書開封第184回)

  •  -真夏の夜の自由談話Ⅱ ~ 閉ざされた韓国文化と日本-(GHQ焚書図書開封第183回)

    GHQ焚書図書開封第183回-真夏の夜の自由談話Ⅱ~閉ざされた韓国文化と日本-約束を守らないのは、韓国も北朝鮮も同じ。韓国も北朝鮮も全体主義国家。ドイツは典型的な反日国家。日本は掟を持たない国。神神習合は主体的な宗教。中韓は全く近代国家ではない。「自国の批判をする韓国人は存在を許されない」と韓国人作家金完燮(김완섭、キム・ワンソプ)まで弾圧する全体主義国家の韓国。韓国反日の理由は、日本統治だけではない。歴史、宗教等の文化的な要因がある。本貫、族譜によって管理される韓国。両班、中人、常民、賎民の階級社会が韓国。日本人は最下級の奴隷階級と考えている韓国。日本文明は外交遮断型文明。韓国文明は自己中心的で客観性がない。価値とルーツを混同する韓国の小中華主義的発想。韓国の知性は落下しきっている。日本には命令する、決... -真夏の夜の自由談話Ⅱ~閉ざされた韓国文化と日本-(GHQ焚書図書開封第183回)

  • -真夏の夜の自由談話Ⅰ~ユネスコ歴史遺産登録問題-(GHQ焚書図書開封 第182回)

    【GHQ焚書図書開封】第182回-真夏の夜の自由談話Ⅰ~ユネスコ歴史遺産登録問題-軍艦島の世界遺産登録について、古田博司氏と呉善花(オ・ソンファ)氏が警告した通りになった。岸田外相と菅官房長官が日本国民向け発言した内容とは真逆に、外国では日本の恥部として報道されている。自民党の額賀、二階、森氏の対韓、対中姿勢が日本を苦境に追い込んできた。ドイツは元々反日国家であった。そのドイツを利用して日本を貶めた韓国。古田博司氏の「教えず、助けず、かかわらず」が対韓外交の基本ではないだろうか?外国に対する広報活動(日本語を英訳するなど)に金をつぎ込むべきで、「クールジャパン」などの宣伝用建物に700億使うべきでない。日本の立場、意見を広報する外国向け放送にほとんど寄与していないNHKは解体すべきだ。663年の白村江の戦...-真夏の夜の自由談話Ⅰ~ユネスコ歴史遺産登録問題-(GHQ焚書図書開封第182回)

  • -破壊-(GHQ焚書図書開封 第180回)

    GHQ焚書図書開封第180回-破壊-■母と共に四方八方の敵トーチカ陣地から、集中射撃を浴びながら、○部隊の勇士たちは、ひしひしと敵陣に肉迫していった。すべては火であり轟音である。潅木の蔭から、二三米先の砲弾の落下穴まで突撃しようとした途端、軽部上等兵は、破片弾に左下腹部を削られ、どっと崖下に転がり落ちた。踵を返して、同じ穴に突っ込んだ村井安一上等兵が射撃中、死んだと思った軽部上等兵が、崖を上って這いこんできた。下腹部を押さえて、「縛ってくれ」という。腸が露出しているのを手で押し込んでいる。直ぐ三角巾で縛ってやると、苦痛な顔も見せず微笑さえ浮かべて、ポケットからお守袋を取り出した。「俺が倒れたら、これを頼む。シンガポール入場式を、この袋にみせてやってくれ。」と、村井上等兵に手渡すと、後方へ下がって治療せよと...-破壊-(GHQ焚書図書開封第180回)

  • -孝の呼吸-(GHQ焚書図書開封 第180回)

    (GHQ焚書図書開封第180回)―孝の呼吸―和田豊治氏は、右の話を渋沢栄一氏から聴いたが、やはり深く感動して、自分が従来母に仕えている精神が、信州の孝行者と一致したといって、話されるのを聞くと、同氏の老婆は、当時87歳の高齢であったが、63歳の和田氏を、なお、赤ん坊のように、やれ、風邪にかかるな、やれ炬燵に入れのと注意されるそうだ。朝飯の時には、老母は氏のために、ゆで卵を細かにして、ご飯の上にかけてやられたそうで、氏はそれを喜んで食べたという。また、晩酌をやれといわれて、和田氏が僅かづつやられると、頗る老母の機嫌が悪く、そのため、小さな徳利を買ってきて、十分に酒を入れ、老母に酌をしてもらったという。親は子を愛するものだから、その愛情を満足させることが何よりも肝要である。孝行の呼吸は実にここにある。和田氏は...-孝の呼吸-(GHQ焚書図書開封第180回)

  • -動静一如(GHQ焚書図書開封 第179回)

    (GHQ焚書図書開封第179回)-動静一如鳥が飛躍しようとするとき、まず翼をかさねて、しばらく動かない。これが不動の姿勢である。号令一下、いかなる行動にも全力で出得るのが、不動の姿勢であって、凝り固まるのは、不動ではない。と、軍隊では教える。動静一如、この心境こそ不動心であろう。二宮尊徳は言う。不動尊は動かざれば尊しと読む。予が今日に至ったのは、不動心の堅固一つにある。不動心の堅固一つで足もとから、着々と動いて行ったところに、尊徳の本領が察せられる。一世一代茶道は、動静一如の心境を体得させるという。財界の益田孝は、茶席を開いて客を招くたびに、「今日こそは、私の一世一代のお茶、これが私の最後のお茶であろう。いつもそう云うので、客が、また一世一代でございますか。」ことごとに一世一代の気力をもってあたる。今日を...-動静一如(GHQ焚書図書開封第179回)

  • -GHQ日本人洗脳工作の原文発掘その2-(GHQ焚書図書開封第178回)

    GHQ焚書図書開封第178回-GHQ日本人洗脳工作の原文発掘その2-連合軍側の悪行には一切触れさせず、日本のアジアでの戦争だけを犯罪と言い立て、日本は悪辣な侵略国家だったとの贖罪意識を日本人に刷り込もうとした東京裁判。日本の政、財、官、司法、言論・文学、教育の指導者がそれに追随した。アメリカ、フランスは国旗を掲揚しても良いが、日本は国旗を掲揚してはいけないという日教組。国歌「君が代」が歌えなくなった若者。英語、フランス語、スペイン語のサンフランス講和条約原文11条では、「連合国戦争犯罪法廷の判決を受諾」となっているのを「連合国戦争犯罪法廷の裁判を受諾」と故意に訳した外務省。この解釈を巡っては、小和田恒氏、土井たか子氏が裁判と訳した考えを支持している。朝日新聞がGHQの手先であった原文証拠資料が露呈。綺麗事...-GHQ日本人洗脳工作の原文発掘その2-(GHQ焚書図書開封第178回)

  • -GHQ日本洗脳工作の原文発掘その1-(GHQ焚書図書開封第176回)

    GHQ焚書図書開封第176回-GHQ日本洗脳工作の原文発掘その1-WGIPとは日本人に戦争犯罪者意識を刷り込む計画。日本を二度と白人に戦争を仕掛けない国とするのが目的。そのために、法体系と日本精神の覆滅を図る。2世代を経てからその効果が表れてきて現在に至っている。WGIPの原文が発見され、作り話でないことが証明された。良いことをするのはアメリカ、悪いことをするのは日本というマインドコントロールに現在もなお、日本人はかかっている。「アメリカがやっていることは、日本人のためになる・・・。」で日本人を説得するのはアメリカの対日外交の常套手段。そして、それに何の疑いを持たず受けて入れてしまう戦後日本人の姿勢。植民地解放の願い(戦争目的)をこめて日本側がつけた名称「大東亜戦争」の使用禁止、アメリカ側の作成した「太平...-GHQ日本洗脳工作の原文発掘その1-(GHQ焚書図書開封第176回)

  • -和辻哲郎「アメリカの国民性」(三)-(GHQ焚書図書開封第176回)

    GHQ焚書図書開封第176回-和辻哲郎「アメリカの国民性」(三)-このフランクリンの態度は、土人殺戮に於けるホッブス的原理の活用と同一の事態を示している。アングロ・サクソンは土人に所有権の概念なく、従って土地譲渡の契約が彼らに無意義であることを十分承知していたのである。しかも彼らはこの契約を結び、そうして契約違反を待って殺戮を行なった。この手続きが彼らには必要なのである。この種の心情はフランクリンにも根強く存している。彼は17,8才のころ菜食主義を実行したことがあるが、魚のフライを揚げる匂いをかいでしばしば煩悶した。そこで、鱈の胃袋から小さい魚の出てきたことを思い出し、魚同士が食い合っているのなら、自分が魚を食って悪いわけはないという理屈をつけ、腹一杯鱈を食った。『理性ある動物たることはまことに好都合なも...-和辻哲郎「アメリカの国民性」(三)-(GHQ焚書図書開封第176回)

  • -「アメリカの国民性」(二)-(GHQ焚書図書開封第175回)

    GHQ焚書図書開封第175回-「アメリカの国民性」(二)-目次日本の臣道アメリカの国民性1.アメリカ国民性の基調としてのアングロ・サクソン的性格2.アメリカへの移住3.アメリカに於けるホッブス的性格の展開4.アメリカに於けるベーコン的性格の展開5.開拓者的性格『あらゆる人と人との間の戦争』がある。これが自然状態である。ここではいかなる行いも自然の権利に基づいてなされるのであるから不正ということは存しない。戦争状態における徳は力と詐欺とである。しかしこのような自然状態は、自己の生命を保持するには最も都合が悪い。人は常に生命の危険にさらされ不安を感じていなくてはならぬ。従って人は理性によって、この悲惨な性格からの脱却、生命の安全保障を要求する。そこに自然法(lexnaturalis)が見出される。即ち生命に害...-「アメリカの国民性」(二)-(GHQ焚書図書開封第175回)

  • -和辻哲郎「アメリカの国民性」(一)-(GHQ焚書図書開封第174回)

    GHQ焚書図書開封第174回-和辻哲郎「アメリカの国民性」(一)-目次日本の臣道アメリカの国民性1.アメリカ国民性の基調としてのアングロ・サクソン的性格2.アメリカへの移住3.アメリカに於けるホッブス的性格の展開4.アメリカに於けるベーコン的性格の展開5.開拓者的性格かってバーナード・ショウがナポレオンを取扱った喜劇『運命の人』の中でナポレオンの口を通じてイギリス人の特性描写をやったことがある。中々うがった観察であるから、緒としてここに引用する。『イギリス人は生まれつき世界の主人たるべき不思議な力を持っている。彼は或る物が欲しいとき、それが欲しいということを彼自身にさえ云わない。後はただ辛抱強く待つ。其の内に、彼の欲しい物の持主を征服することが彼の道徳的、宗教的義務であるという燃えるような確信が彼の心に生...-和辻哲郎「アメリカの国民性」(一)-(GHQ焚書図書開封第174回)

  • -和辻哲郎「日本の臣道」(二)-(GHQ焚書図書開封第173回)

    GHQ焚書図書開封第173回-和辻哲郎「日本の臣道」(二)-尊皇の道は国初以来綿々として絶えず、日本人の生活の深い根底となっているものであります。武士たちが自分の直接の主人にのみ気をとられていた時代でも、その心の奥底には尊皇の精神が存していたのであります。それは稀には日本の国家を国外からの脅かすような力が現れてきた来た際、はっきりと露出しております。不幸にして武士たちは、国内の争いのために近視眼となり、自分の奥底にあるものを十分自覚し得なかったのであります。しかし、前に申し述べました二つの道も実を申せば最初から尊皇の道に含まれていた契機にほかならぬのであります。この点を簡単に指摘して置きたいと存じます。前述の如く死生を超えた立場は一方では絶対の境地に突入することによって得られました。ところでこの絶対の境地...-和辻哲郎「日本の臣道」(二)-(GHQ焚書図書開封第173回)

  • -和辻哲郎「日本の臣道」(一)-(GHQ焚書図書開封第172回)

    GHQ焚書図書開封第172回-和辻哲郎「日本の臣道」(一)-『大君の御為には喜んで死なう』というのは軍人精神を体得する初歩の段階である、やがてその体得が深まってくると『敵を倒すまでは決して死んではならぬ』という烈々たる戦闘意識を信念的に持つようになる、これが海軍の伝統的精神である。人種偏見をもったルーズベルトは、日本人は死に、痛みや苦痛を感じない特殊な構造の脳をもっていると言っていた。立花隆は、デパート、結婚式場、子供のいる小学校で起こすイスラムの自爆テロと相手の軍、軍艦などを目標にした特攻隊を同じように考える愚劣な見解を主張している。今、日本人にある嫌韓、嫌中の感情は、名誉を重んずる日本人の気風と相反するものだからである。参考文献:「日本の臣道アメリカの国民性」和辻哲郎2018/8/1519:00公開-和辻哲郎「日本の臣道」(一)-(GHQ焚書図書開封第172回)

  • -南北戦争で自信を得たアメリカの極東進出-(GHQ焚書図書開封第171回)

    GHQ焚書図書開封第171回-南北戦争で自信を得たアメリカの極東進出-1823年のアメリカのモンロー宣言に対して、ヨーロッパの国々の中で、南アメリカに植民地を持っていたスペインを倒したいイギリスは、アメリカを応援した。南軍のために作られた290号(後にアラバマ号)は、世界各地で北軍の商船を撃沈していた。アラバマ号には総員84名中に南軍の兵士は10数名しかおらず、他は全部イギリス人で、その半分は予備役兵だった。パーマストンによると、仏蘭西のナポレオン3世は、メキシコに仏蘭西の植民地帝国をつくろうと夢見ていたということだ。英仏の野心を粉々にしたモンロー主義の堅持で成功し、南北戦争で大きな国家となったアメリカは極東進出への自信を得た。時の大統領のルーズベルトは人種差別主義者で、中国ファンで阿片で儲けた一族であっ...-南北戦争で自信を得たアメリカの極東進出-(GHQ焚書図書開封第171回)

  • -フィリピン独立の夢を奪ったアメリカ帝国主義序幕-(GHQ焚書図書開封第170回)

    GHQ焚書図書開封第170回-フィリピン独立の夢を奪ったアメリカ帝国主義序幕-スペイン(ビアク・ナ・パト条約の反故)、アメリカ(独立の約束の反故)の詐術に遭ったフィリピンのアギナルドは、そののち、亡命先香港からフィリピンに戻り、アメリカに対し反旗を翻すが、やがて米軍にとらえられ、その同志であるリカルテなどは逃亡生活を続け日本に亡命した。当時、アジアの独立の志士たちは、日本を頼り、日本に亡命する例が多かった。アギナルドによるスペインからの独立宣言(1898.6.12第一共和国)、その後、スペインを倒したアメリカによる再植民地化、大東亜戦争中における日本軍の援助によるアメリカからの独立(1943.10.14第二共和国)、日本の敗戦宣言によるアメリカのフィリピン再植民地化、アメリカからの独立(1946.7.4第...-フィリピン独立の夢を奪ったアメリカ帝国主義序幕-(GHQ焚書図書開封第170回)

  • -植民地フィリピン成立史(1)-(GHQ焚書図書開封169回)

    GHQ焚書図書開封169回-植民地フィリピン成立史(1)-フィリピンは、ルソン、ミンダナオ島を含め大小7883の島からなっている。スペインのフィリップ2世の植民地時代に、フィリップナからフィリッピンになったと言われている。面積は114643平方マイルで「東海の真珠」とも言われた。当時は一国として統一されておらず、ボルネオから渡来した後期異民族イスラム教徒のモロ族が一大勢力を占めていた。日本では秀吉の時代であり、スペインへの服従要求に対して堂々と拒否をしていた。秀吉には、北京に天皇を置き、唐天竺を配下の武将に分け与え、東アジア全体を統一しようとする野望があった。したがって、フィリップ2世も一目を置いており、マニラの総督に、日本には手を出すなと命令をしていたのである。フィリッピンの完全領有化への挑戦は、ピラロ...-植民地フィリピン成立史(1)-(GHQ焚書図書開封169回)

  • -オランダを封じ込めたイギリスの深謀遠慮-(GHQ焚書図書開封第168回)

    GHQ焚書図書開封第168回-オランダを封じ込めたイギリスの深謀遠慮-オランダの国家財政を支える過酷な強制栽培制度は、蘭領東インド(インドネシア)を苦しめた。フランス革命後、オランダはフランスの支配下に入った。ナポレオンの失脚後、フランスから独立したオランダは、今度は世界の海を制覇しようとするイギリスと対峙することになる。やがて、息を吹き返したフランスに対抗するため、イギリスは一転して、対峙していたオランダと手を結ぶことになる。まさに、パーマストンが言っていた、国家には「国家には永遠の友も永遠の敵もいない。あるのは永遠の国益のみ」のとおりである。北ボルネオでの統治に成功したイギリスに刺激され、オランダは英蘭ロンドン条約で獲得したジャワ島以外の外領(スマトラ、小スンダ、ボルネオ、セレベス、マラッカ、モルッカ...-オランダを封じ込めたイギリスの深謀遠慮-(GHQ焚書図書開封第168回)

  • -ボルネオ・ブルネイ・スマトラ・パフアニューカレドニア-(GHQ焚書図書開封第167回)

    GHQ焚書図書開封第167回-ボルネオ・ブルネイ・スマトラ・パフアニューカレドニア-西インドとはインドを中心にして、西半球全体、東インドは、東半球全体を指していた。蘭領東インドは東インドの一部の蘭領地域を示している。蘭領東インドは、主として回教圏であり、王族が分割して支配しており、統一国家はなかった。英領ボルネオは、1824年の英蘭協定によってイギリスが獲得したもので、北ボルネオ、ブルネイ、サラワクからなっている。イスラム教サルタンの所領であったが、1898年、サルタンから一部割譲した。「権利が先で事実は後」という先進国の横暴の結果であった。北ボルネオの産物は、木材、サゴ、コメ、ヤシノミ、ゴム、コーヒー、果実、肉豆冠(ニクズク)、胡椒、樟脳、藤、タピオカ、甘薯、石炭、鉄、金、鉱油であった。面積は31,10...-ボルネオ・ブルネイ・スマトラ・パフアニューカレドニア-(GHQ焚書図書開封第167回)

  • -強制栽培制度を正確に批判した関嘉彦先生-(GHQ焚書図書開封第166回)

    GHQ焚書図書開封第166回-強制栽培制度を正確に批判した関嘉彦先生-明治維新前に、すでに太平洋の島々は欧米諸国に侵略されていた。1824年の英蘭ロンドン条約締結までは、東インド地域は英蘭の権益争いの場であった。条約締結後も、イギリスは、蘭領東インドのアチエ民族をそそのかし、オランダの覇権を奪うためアチエ戦争を裏で操るなどオランダの勢力低下に力を注いだ。1805年のトラファルガーの海戦から第一次世界大戦までの100年間は、イギリスが統治する平和の時代(パクス・ブリタニカ)だった。主食の米づくりを封じて、輸出用としてお茶、コーヒー、藍、砂糖を強制栽培させてことが、インドネシアの人たち(土民、原住民)を苦しめた。植民地での出来事は王室の関係者と現地総督以外には知らされず、具眼の士が暴露小説を書いて本国国民に植...-強制栽培制度を正確に批判した関嘉彦先生-(GHQ焚書図書開封第166回)

  • -目を凝らして見よ『近代の闇』-(GHQ焚書図書開封第165回)

    GHQ焚書図書開封第165回-目を凝らして見よ『近代の闇』-西夷の海上に跋扈すること、幾度三百年にして土彊は日に廣く、意欲の日に満つるは、是れ其の智勇の大いに人に過絶する者あるか。仁恩の甚だ民に給うべきか。禮楽、刑政の脩備せざるなきか。抑も神造鬼設にして、人力の能くなす所にあらざる者あるか。而も皆、然るにあらざるなり。彼の其の恃みて以って技脩を逞うする所の者は獨り一耶蘇教あるのみ。つまり、水戸學では、歴史を動かしている主要モチーフは、キリスト教であると洞察している。1550年~1850年の間の300年は、ヨーロッパでは宗教内乱(軍事革命)の時代であり、キリスト教が侵略の先兵の役割をした時代であった。日本はこの時期、鎖国時代であり、外の世界は生々しい悪魔的世界とみており、そしてその原因はキリスト教であり、敵...-目を凝らして見よ『近代の闇』-(GHQ焚書図書開封第165回)

  • -「閉ざされた西洋」を知る-(GHQ焚書図書開封第164回)

    GHQ焚書図書開封第164回-「閉ざされた西洋」を知る-イングランド王国前史-アングロサクソン七大国物語-スコットランド・ルネサンスと大英帝国の繁栄ヴィクトリア文化の諸相ヴィクトリア朝英国の食事と生活薔薇戦争の新史イギリス王室1000年の歴史メイドと執事の文化誌-英国家事使用人たちの日常-英国メイドの日常英国ティカップの歴史使用人の見た英国の二十世紀2014/10/9御茶ノ水丸善店頭の英国紙コーナー上記が現代日本人が、貴族・世界の王者としてイメージしている英国像である。戦前の日本人がイメージしていた英国像は「アジア侵略秘史」によると太平洋の島々を侵略していたという国家である。東部・ハワイ群島・ワシントン島・ファニング島・フェニックス島・サモア島・トンガ島・マルデン島・マーケサス島・ソサェティ島・バウモウ島...-「閉ざされた西洋」を知る-(GHQ焚書図書開封第164回)

  • -太平洋に嵐を呼ぶ日本人とオランダ人-(GHQ焚書図書開封163回)

    GHQ焚書図書開封163回-太平洋に嵐を呼ぶ日本人とオランダ人-寛永元年(1624年)スペインとの通商が禁止され、寛永16年(1640年)には、オランダ、支那を除く国に対して鎖国令が出された。その年、オランダのバタビア総督は、エンヘル号とフラフト号を派遣し、クアストとタスマンの両名に日本近海の北海を探検させていた。徳川幕府の独占貿易は御朱印船により行われていた。四代将軍(徳川家綱)のとき、佐倉藩主の苛斂誅求な税の取り立てに抗議して、佐倉惣五郎事件が発生した。鎖国令が出された前後、進取の気風に富んだ日本人は、台湾、フィリピン、シャム、安南へと渡航し活躍した。原田孫七郎(ルソン)、呂栄助左衛門(ルソン)、小笠原貞頼(小笠原)、松本七郎兵衛(安南)、山田長政(暹羅)、荒木宗右衛門(安南)、濱田彌兵衛(台湾)など...-太平洋に嵐を呼ぶ日本人とオランダ人-(GHQ焚書図書開封163回)

  • -「鉄砲伝来」(1543)から現代を考える-(GHQ焚書図書開封162回)

    GHQ焚書図書開封162回--「鉄砲伝来」(1543)から現代を考える-日本とオランダとの交易の道を開いたウィリアム・アダムス(三浦按針)。慶長14年、オランダ国王の書簡により、スペイン、ポルトガルが日本から退くことになった。プロテスタントのオランダは、カトリックのスペイン、ポルトガルと違い政経分離の重商主義政策を強調し、日本との交易を望んだためである。鹿児島に鉄砲伝来後、信長の関心は武器と比叡山焼き討ちに見られるように宗教に対しての政治の優位性を示すことであった。時を同じくして起こったインドネシアでのアンボイナ事件もあり、イギリス及びオランダとの貿易は、オランダ一国に絞られていった。秀吉時代は、石田三成、小西行長、加藤清正もキリスト教信者であった。アンチキリスト教政策は、寛永11年から始まり、13年に海...-「鉄砲伝来」(1543)から現代を考える-(GHQ焚書図書開封162回)

  • -アンボイナ事件とオランダ東インド会社-(GHQ焚書図書開封第161回)

    GHQ焚書図書開封第161回-アンボイナ事件とオランダ東インド会社-1607年、オランダは、朝鮮、支那沖で八幡船(倭寇)に悩まされていた。1619年、オランダ東インド総督のヤン・ピーテルスゾーン・クーンは、ジャガタラ(バタビア、ジャカルタ)のイギリス要塞を破壊し、同時にバンダ、アンボイナ、モルッカ諸島への立ち入りを禁止した。1622年、日本人が虐殺されたアンボイナ事件(イギリス人10名、日本人9名、ポルトガル人1名が処刑された)が発生。クーンの政策は、独占、鎖国主義であり、東インド人の内部闘争を巧みに利用し、驚くべき陰険なものであった。その後、英蘭戦争は4回続き(第1回は1652-1654年、第2回は1665-1667年、第3回は1672-1674年、第4回は1780-1784年)、4回目にオランダはイギリスに...-アンボイナ事件とオランダ東インド会社-(GHQ焚書図書開封第161回)

  •  -蘭領東印度の地理と東インド会社(GHQ焚書図書開封 第158回)

    -蘭領東印度の地理と東インド会社-大スンダ列島のスマトラ島の北部は40年間、オランダと戦った勇敢なアチエ王朝があった。中部はナンガバン王朝の中心地で油田があった。南部パレンバンは商業都市でコーヒー、綿、カボック、魚、胡椒を輸出しており、マラッカ海峡に面したゴム生産地でイギリス資本が支配していた。昭和17年、日本の落下傘部隊が急襲降下したところである。ジャバ島の中心地はバタビア(ジャカルタ)でオランダ東インド会社があった。インド人、ペルシャ人、支那人、ビルマ人が流入し、ヒンズ教、回教(イスラム教)が混在し、西側はイスラム教スンダ人が多く居住していた。東側はヒンズ教のインド人が多く住んでいた。世界で3番目に大きい島と言われるボルネオは、密林に覆われた秘境の地で、北の1/4はイギリス、南の3/4は阿蘭陀が支配していた... -蘭領東印度の地理と東インド会社(GHQ焚書図書開封第158回)

  • -真夏の夜の歴史放談 その2-(GHQ焚書図書開封 第159回)[桜H26/8/20]

    GHQ焚書図書開封第159回-真夏の夜の歴史放談その2-「反日」という言葉はいつから使われだしたか?少なくとも21世紀になるまでは使われていなかった。「国防」、「国益」という言葉も使えなかった時期が長かった。GHQにより「我が国」、「国民」という言葉が禁止された時期もあった。世の中が反米容共の時代に、反米愛国(故赤尾敏)は受け入れられなかった。従って、著者は親米保守(アメリカの妾でなく正妻になる/福田恆存)でいたかった。反日の徒とは?・石破茂、前原誠司氏はアメリカ占領軍の歴史観そのままである。・小泉進次郎氏はアメリカべったりの歴史観で日本の過去のことを全く知らない幼稚さがある。・橋下徹氏は日本を侵略国家と呼んで憚らない。これに反対する石原氏とは世代の差と公言するほど知性が欠落している(知能はあるけど知性が欠落)...-真夏の夜の歴史放談その2-(GHQ焚書図書開封第159回)[桜H26/8/20]

  • -真夏の夜の歴史放談その1-(GHQ焚書図書開封第158回)

    GHQ焚書図書開封第158回-真夏の夜の歴史放談その1-世界史観の転換(正論に連載中)第1章アメリカとはそも何者か第2章ヨーロッパ500年遡及史第3章近世ヨーロッパの新大陸幻想第4章ヨーロッパの太平洋侵略と江戸時代の日本第5章ヨーロッパを超えよう!の旗をかかげたアメリカとロシアそして日本の国体の自覚第6章第1次世界大戦を機に変わった戦争史観人類の名における「正しい戦争」第7章古代・中世ヨーロッパの闇を背後に抱かえる現代アメリカ像第8章地球規模でのフロンティアの消滅と資本主義の死日本は、ジュネーブ条約、ハーグ陸戦法ができる前の法意識、国際法がめばえた近世(18~19世紀)のヨーロッパの安定期からヨーロッパ文明を採り入れた。国際法に基づく戦争の仕方を学んだのである。これが、今日、南京大虐殺は行っていないと主張する所...-真夏の夜の歴史放談その1-(GHQ焚書図書開封第158回)

  • -シンガポールに着眼したイギリスの地政学的先見の明-(GHQ焚書図書開封 第157回)

    GHQ焚書図書開封第157回-シンガポールに着眼したイギリスの地政学的先見の明-イギリスはインドへの海路はイギリス~ジブラルタル~マルタ島からポートサイト~紅海~アデン~コロンボ支那への海路はコロンボ~シンガポール(昭南島)~香港オーストラリアへの海路はシンガポール~ダウィーン、ケープタウン~フリーマントル南アフリカへの海路はコロンボ~モーリシャス~ケープタウンというように制海権(海上権)を確保した。アフリカ東岸のマダカスカル島はフランス領であるが、セイシェル島、モーリシャス島、アミランド島及びケニアをイギリスが抑えており、実態はマダカスカル島はイギリスの包囲網の中にあった。その他ジャワのクリスマス島、ココス島、マレーのコタバルなど海上交通の要衝を抑えていたのである。1642年蘭、タスマンがニュージランドを発見...-シンガポールに着眼したイギリスの地政学的先見の明-(GHQ焚書図書開封第157回)

  • -ポルトガルの『海の鎖』と大英帝国のつくった海賊の話-(GHQ焚書図書開封 第156回)

    GHQ焚書図書開封第156回-ポルトガルの『海の鎖』と大英帝国のつくった海賊の話-最初に海に出たのは西回りで大西洋殻の道をスペインが、アフリカ回りで印度洋への道をポルトガルだった。そしてオランダが次に続いた、当時、イギリスはヨーロッパでの中では後進国であった。貧困にあえいでいたこれらの国々は、生存をかけて、また宗教を普及させるため、フロンティアの拡大に猛進したのである。大西洋を越えたところは野蛮の地と称して、白人支配による残虐悪道が許されると言う極めて傲慢な態度をとったのである。ポルトガルは海上封鎖(海の鎖)という手段をとって強奪・搾取する方法をあみ出した。イギリスはそれを真似て太平洋に乗り出した。エリザベスが海賊ドレークに爵位を与えるというようにイギリス国民はもともと海賊であった。イギリス史(17~19世紀)...-ポルトガルの『海の鎖』と大英帝国のつくった海賊の話-(GHQ焚書図書開封第156回)

  • ―インドの描いた新鮮な日英関係史―(GHQ焚書図書開封 第155回)

    GHQ焚書図書開封第155回-インドの描いた新鮮な日英関係史―したたかにして、冷酷にして、計算づくで、しかも驚くほどの奸智にたけたイギリスの統治のやり方、単に残虐というだけでなく、心理的にしたたかで、政治的陰謀や、起こりうる可能性を徹底的に計算づくして、人心を操縦する。貿易も軍事も経済も全て翻弄するイギリスのしたたかなやり方を事例でインド人が告発した例を前回は取り上げた。地球上の地表の30%を領土としたイギリスは、未開民族に文明を与え、指導するのが白人の重責という使命のもとに、各国民の自由と全てのものを奪った。太陽の没するところがない大英帝国といわれるほど、五大州(アジア州、ヨーロッパ州、アフリカ州、アメリカ州、オセアニア州)の多くの場所にユニオン・ジャックがはためいたのである。これは、商品と聖書を持ち、貿易と...―インドの描いた新鮮な日英関係史―(GHQ焚書図書開封第155回)

  • ―インドの描いた新鮮な日英関係史―(GHQ焚書図書開封 第155回)

    GHQ焚書図書開封第155回-インドの描いた新鮮な日英関係史―したたかにして、冷酷にして、計算づくで、しかも驚くほどの奸智にたけたイギリスの統治のやり方、単に残虐というだけでなく、心理的にしたたかで、政治的陰謀や、起こりうる可能性を徹底的に計算づくして、人心を操縦する。貿易も軍事も経済も全て翻弄するイギリスのしたたかなやり方を事例でインド人が告発した例を前回は取り上げた。地球上の地表の30%を領土としたイギリスは、未開民族に文明を与え、指導するのが白人の重責という使命のもとに、各国民の自由と全てのものを奪った。太陽の没するところがない大英帝国といわれるほど、五大州(アジア州、ヨーロッパ州、アフリカ州、アメリカ州、オセアニア州)の多くの場所にユニオン・ジャックがはためいたのである。これは、商品と聖書を持ち、貿易と...―インドの描いた新鮮な日英関係史―(GHQ焚書図書開封第155回)

  •  支配者イギリス人の奸智・冷血・策謀・民心操縦-(GHQ焚書図書開封 第154回)

    GHQ焚書図書開封第154回支配者イギリス人の奸智・冷血・策謀・民心操縦-イギリスは、支那、インドは言うに及ばず、南アフリカ連邦、シリア、エジプトなど中近東、アフガン、チベット、オーストラリア、ビルマなどにも植民地の翼を広げた。これら植民地でのイギリスの行動について、詳しく書かれている本はインドに関するものばかりである。今回、その中でインド人によって書かれ、大川周明が序文を書いた「英帝国破るゝの日」の本を取り上げた。この本の中では、イギリスのインド統治に対するしたたかな戦略、心理的戦術、政治的人心収攬、政治的攪拌、その統治の達成、イギリスのしたたかさ、ずるさ、冷血な心理操作という残酷な側面が書かれている。イギリスのインドの子どもに対する教育方針は虚偽の歴史を教えることであった。ヒンズ教徒の子ども達には、かってイ... 支配者イギリス人の奸智・冷血・策謀・民心操縦-(GHQ焚書図書開封第154回)

  • -イギリスのインド統治史は約束破棄と不信の歴史-(GHQ焚書図書開封 第153回)

    GHQ焚書図書開封第153回-イギリスのインド統治史は約束破棄と不信の歴史-1919年のアムリトサルの虐殺後の戒厳令下の植民地インドにおけるイギリス人による冷酷無比な暴圧やリンチは目を覆いたくなるものがあった。当時、日本は、イギリスの暴圧に苦しんている支那とインドに同情心をもっており、同時にイギリス人に対して恐怖と怒りを持っていたのである。大東亜戦争が起こる原因にはこういった背景が存在していたのである。将来の自治を約束にインド人はイギリスのために戦場に駆り出された。そして、多くのインド人は命を失った。しかし、イギリスはそれらの約束をことごとく反故にした。イギリス統治前は人口の60%が読み書きができたが、イギリス統治下の2世紀の間に90%が文盲となるという愚民化政策がとられたのである。更に長年にわたる搾取の結果、...-イギリスのインド統治史は約束破棄と不信の歴史-(GHQ焚書図書開封第153回)

  • -1919年のインド、アムリトサルの虐殺ー中村屋のボーズ『インドからの叫び』-(GHQ焚書図書開封第152回より)

    GHQ焚書図書開封第152回-1919年のインド、アムリトサルの虐殺ー中村屋のボーズ『インドからの叫び』より-イギリスの地球侵略第127回-西洋人のアジア攻略の概要-第128回-イギリスのインド攻略の原点プラッシーの戦い第129回-200年に及ぶイギリスの介入による支那の崩壊-第130回-阿片戦争の真相-第131回-阿片戦争の後始末にあえぐ無残なる老廃国-第132回-瞞し打ちで支那の骨肉を切る冷酷無比な大英帝国-インドカレーで有名な新宿中村屋は、アジア主義者犬養毅、頭山満、内田良平などともにインド独立に貢献したラス・ビハリ・ボーズのつくったお店である。ラス・ビハリ・ボーズは孫文と同様に日本に亡命しており大川周明とも交流があった。東インド会社時代から、イギリス人はインド人に対して、不法、非人道的、弾圧、圧迫、迫害...-1919年のインド、アムリトサルの虐殺ー中村屋のボーズ『インドからの叫び』-(GHQ焚書図書開封第152回より)

  • -意気天を衝き、人を圧する藤田東湖の風情-(GHQ焚書図書開封 第151回)

    GHQ焚書図書開封第151回-意気天を衝き、人を圧する藤田東湖の風情-『弘道館記』『弘道館記述義』は『新論』と並んで明治維新を引き起こした原動力となった思想について述べている。特に、東湖は西郷隆盛を指導したことで知られている。東湖は、鮫島庄三郎を智、西郷隆盛を勇、津田山三郎を仁の人と評価している。道半ばにして、安政の大地震で母親を守って東湖自身は圧死した。(享年50歳)吉備真備と阿倍仲麻呂を悪く言い、本地垂迹説を批判した。俗儒曲学舎此従彼臣彪謹んで案ずるに、神聖の基を建てたふや、仁厚威武、固よりすでに宇内に冠絶せり、・・・博物に於ては必ず吉備真備を称し、詞藻に於ては必ず安倍仲麻呂を称す。・・・梵経は内典たり。儒書は外典たり。・・・耳目熟してその非を悟らず。甚だしきはすなわち夷を以って自から処り、・・・然りといへ...-意気天を衝き、人を圧する藤田東湖の風情-(GHQ焚書図書開封第151回)

  • -『弘道館記』『弘道館記述義』の暼見-(GHQ焚書図書開封第150回)

    GHQ焚書図書開封第150回-『弘道館記』『弘道館記述義』の暼見-弘道館とは、水戸藩の藩校で水戸學の中心の場所。(米沢・・興譲館、会津・・日新館、岡山➗・閑谷学校、萩・・明倫館)主◆九代藩主徳川斉昭『弘道館記』(1838年)・・・491文字の漢文よりなっている。弘道館記弘道者何、人能弘道也、道者何、天地之大経、・・・・・、而聖子神孫尚不背自足、楽取於人以為善、・・・・備中納言従三位源朝臣斉昭也、設斯館以統治教者誰天保九年歳次戊戌春三月斉昭撰文井書及篆額◆藤田東湖『弘道館記述義』(1846年)・・・『弘道館記』を詳しく論述したもの。弘道館記述義弘道トハ何ゾ。人能く道ヲ弘ムルナリ。道トハ何ゾ。天地の大経ニシテ。・・・其ノ館ニ出入シ、神州ノ道ヲ奉ジ、西土ノ教ヲトリ、忠孝ニ旡ク、文武岐レズ、学問事業、其のコウヲ殊ニセズ...-『弘道館記』『弘道館記述義』の暼見-(GHQ焚書図書開封第150回)

  • -後期水戸學 『新論』と現代グローバリズム-(GHQ焚書図書開封第149回)

    GHQ焚書図書開封第149回-後期水戸學『新論』と現代グローバリズム-『新論』1825年ただし、藩主に公刊を差し止められ1830年(天保元年)に憂国の志士たちの手によって筆写され広まった1857年刊行【上】國體(上)形勢(世界の情勢を論じたもの)國體(中)虜情(欧米諸国が日本をどうみていたかを論じたもの)國體(下)【下】守禦(シュギョ)防衛・国防、長計(チョウケイ)・国のおおもおと教育)謹んで按ずるに、神州は太陽の出づる所、元氣の始まる所にして、天日の嗣、世々宸極に御し、終古易らず、固に大地の元首にして万國の綱紀なり。誠に宜しく、宇内を照臨し、皇化の曁ぶ所、遠邇ある無かるべし。今、西荒蠻夷は脛足の賤を以て、四海に奔走し、諸國を蹂躙し、眇視跛履、敢えて上國を凌駕せんと欲す。何ぞそれ驕れるや。・文化の優位性を主張せ...-後期水戸學『新論』と現代グローバリズム-(GHQ焚書図書開封第149回)

  • GHQ焚書図書開封 第148回

    GHQ焚書図書開封第148回

  • GHQ焚書図書開封 第147回

    GHQ焚書図書開封第147回GHQ焚書図書開封第147回

  • -水戸學中興の祖 藤田幽谷の位置とその意義-(GHQ焚書図書開封 第146回)

    GHQ焚書図書開封第146回-水戸學中興の祖藤田幽谷の位置とその意義-水戸學は難解で、歴史的知識を必要とし、思想の世界でもある。藤田幽谷は17歳の時に水戸藩の彰考館で学び始めたが、やがて総裁立原翠軒と国体感覚の違いから対立するようになった。尊皇攘夷論の義公(水戸光圀)の流れを受け継ぐ幽谷と幕府の官僚学者として振る舞う翠軒の争いである。立原翠軒は徳川幕府の大勢順応主義者であり、幽谷は、「皇室は国民の総本家」「幕府は藩の宗」「幕府と水戸家の関係は私事」と考える人であり、大義の前には私情はなにものでもないとの思想であった。やがて、この争いは、水戸藩の分裂を招き、佐幕派(立原派)と勤皇党(藤田派)を生み出してくるのである。当時の儒者には、支那と日本の国体を区別する能力がなかった。明治維新前は支那を、明治維新後は欧州を下...-水戸學中興の祖藤田幽谷の位置とその意義-(GHQ焚書図書開封第146回)

  • GHQ焚書図書開封 第145回:西尾幹二全集刊行記念講演会3[桜H26/2/5]

    GHQ焚書図書開封第145回:西尾幹二全集刊行記念講演会3[桜H26/2/5]

  • -西尾幹二全集刊行記念講演会2-(GHQ焚書図書開封 第144回)

    【GHQ焚書図書開封第144回】-大東亜戦争の文明論的な意義を考える-父祖の視座から世界政府的発想での強権発動は許されるのか?第一次世界大戦後、世界政府を名乗り、アメリカが人類の代表として正義、不正義を決めるパワーを持った。そこに現れた若き大国の日本がアメリカにとって目の上のたん瘤となった。アメリカはかわいそうな支那をいじめている日本は悪魔と決めつけ、石油圧迫、くず鉄禁輸、資産凍結などあらゆる分野で日本つぶしを始めた。グローバリズムは、陸地、海洋の自由取得を容認する言葉から出ている。インディアンの虐殺も人類の名において許されるというのがキリスト教のヒューマニズム。ローマ法王の勅許によって欧米人は勝手に地球上に縄張りの境界線を引く人種となった。(トルデシリャス条約:1492年)旧戦勝国によって今日もなお再占領政策...-西尾幹二全集刊行記念講演会2-(GHQ焚書図書開封第144回)

  • 西尾幹二全集刊行記念講演会1(GHQ焚書図書開封 第143回)

    西尾幹二全集刊行記念講演会1(GHQ焚書図書開封第143回)

  • -支那の道徳史観から脱却した皇道史観の近代性-【GHQ焚書図書開封 第142回】

    【GHQ焚書図書開封第142回】-支那の道徳史観から脱却した皇道史観の近代性-水戸學中興の祖、若き天才の藤田幽谷。松平定信の要請により、幕閣候補として藤田幽谷を推薦した六代藩主文公(水戸治保)。時は、徳川太平の時代、防衛の危機感をもっていたのはわずかに林子平ぐらいなもので、幕府、一般庶民に至るまで太平の夢にうつつを抜かしていたのである。そんな時代、幽谷の万世一系の天皇の尊皇思想が受け入れられる環境ではなかった。今後、幕府と天皇が対立することがあれば、水戸家は京都(天皇)に味方すると、常日頃いっていた光圀は平時は尊皇敬幕論者で、有事は尊皇排幕論者に変わる思想の持主であった。幽谷は、現代日本の首相のブレ-ンと言われる知識人、言論人のように、官房長官のごとく政治意見を述べ決断に関与するのではなく、何をすべきかという意...-支那の道徳史観から脱却した皇道史観の近代性-【GHQ焚書図書開封第142回】

  • -幕府大老に堂々と忠言した十八歳の藤田幽谷-【GHQ焚書図書開封 第141回】

    【GHQ焚書図書開封第141回】-幕府大老に堂々と忠言した十八歳の藤田幽谷-古着商の息子として生まれた藤田幽谷が、後に遥に武士、学者達を凌いで水戸學中興の師と仰がれるにいたったのには、彼の非凡なる資質と不撓の研鑽があった。天才幽谷は、10歳で読書に熱中し、青木侃斎に師事し、数カ月で四書五経の読み方だけは卒業した、11歳で漢詩をつくり、13歳で大人を凌ぐ漢文を作った。彰考館の館長立原翠軒の門下生へと進み、志学論、安民論、正名論(せいめいろん)、建元論を発表した。18歳の頃、白河楽翁(松平定信)が幽谷を幕府で採用しようとしたが、正名論で君臣の大義を明らかにし、幕府の厚意に酬いたものの、賎覇の意を示した点があり、不採用となった。これが、幽谷の運命の分かれ道でもあった。その後、文公に建白書を出し、藩政に口出しし、改革を...-幕府大老に堂々と忠言した十八歳の藤田幽谷-【GHQ焚書図書開封第141回】

  • -前期水戸學の主張-【GHQ焚書図書開封 第140回】

    -【GHQ焚書図書開封第140回】-前期水戸學の主張-光圀は、肇国の当初、天照大神が皇孫に与えた三種の神器を保有している南朝を正統、保有していない北朝を閏統とした。列伝には、皇妃列伝、皇子列伝、皇女列伝、群臣列伝(藤原鎌足、和気清麻呂、大伴家持、菅原道真、平重盛、藤原藤房、藤原師賢、源親房、同顯家、同顯信、同顯能、楠木正成、同正行、名和長年、兒島高徳、菊池武光、同武時、結城宗廣、新田義貞など)があり、その下に将軍列伝(源頼朝、足利尊氏など)が位置していた。家臣列伝には、北条時政、同義時、同泰時、同時頼、同時宗、大江広元などが該当していた。江戸時代朝鮮通信使が日本に支那の漢文、儒学を教えたが、ある時期から朝鮮通信使が驚くほど日本はナショナリズムが勃興し、近代化し始めた。その当時、朝鮮通信使は、オランダ人、支那人以...-前期水戸學の主張-【GHQ焚書図書開封第140回】

  • -光圀「大日本史」の主要モチーフ-【GHQ焚書図書開封 第139回】

    【GHQ焚書図書開封第139回】-光圀「大日本史」の主要モチーフ-紀伝は、歴代天皇の事績と伝記を記述した人物本位の物語的歴史、志表は法制、経済、軍事、宗教など分野別に分かれた制度史。紀伝のほうが先行して書かれた。前期水戸学と後期水戸学との間に50年の空白期間があるが、これは、人物本位の支那の道義的歴史観から自分の国の在り方を組織的、制度的に見直す充電期間といえる。この間に荻生徂徠の強い影響のもと、その後本居宣長による国学が起こり、支那的歴史観から脱皮し、近代化への基礎ができた。文武両道の女傑神功皇后は、仲哀天皇との間に生まれた皇子誉田別尊・おうじほむたわけのみこ(後の第15代応神天皇)をすぐには天皇の座につけさせず、69年の長きにわたり摂政として君臨し、100歳まで生きた。水戸光圀(義公)は、大義名分の価値判断...-光圀「大日本史」の主要モチーフ-【GHQ焚書図書開封第139回】

  • -「大日本史」編纂のはじまり-【GHQ焚書図書開封 第138回】

    【GHQ焚書図書開封第138回】-「大日本史」編纂のはじまり-平安時代に入り、神仏習合の考え方が普及すると、仏教は豪族を中心に広く受け入れられた。その後、江戸時代になると大衆にまで広がり、俗僧の増加、俗寺が乱立し、士民(しみん)から金を搾取したり、風俗を害するものまでがでてきた。これを憂い、天皇家を守り、神道を復活するため、水戸光圀は思い切った宗教改革(風教上有害とみた淫祠3388社を廃し、俗悪をもって通った小寺990か所の取り潰し、堕落僧344人に還俗を命じた)を断行した。水戸光圀は、合理主義である支那の儒学の影響を受けていたため、その修史は神代から始まることを否定していた。水戸黄門の諸国諸国漫遊記は作り話である。光圀は藤沢から西に行ったことはない。ただし、助さん、格さんのモデルとなった人はいる。佐々十竹(助...-「大日本史」編纂のはじまり-【GHQ焚書図書開封第138回】

  • -少年・水戸光圀の決意-【GHQ焚書図書 第137回】

    【GHQ焚書図書第137回】-少年・水戸光圀の決意-日本の近代史にとって欠かすことのできない思想である水戸学は、大きく前期と後期に分けられる。前期は水戸光圀の1600年代、後期は19世紀前半の第9代藩主徳川斉昭の時代に盛んであった。「尊王攘夷」「大義名分」は水戸学で生まれた造語である。義公(水戸光圀)は叔父である敬公(徳川義直)から天皇中心主義の国史について影響を受けた。伯夷叔斉の忠君思想に共感した光圀は、尊王敬慕の立場から国史の編述を決意した。革命思想の孟子が嫌われ、伯夷叔斉の忠君思想を支持する孔子が日本に受け入れられたのは、この頃からだと言われている。「国体」「尊王攘夷」「大義名分」の観念は、戦前の日本にとって国民道徳の中核であった。光圀の6歳、7歳、12歳の時の父威公(頼房)と義公(光圀)に関わる物語は講...-少年・水戸光圀の決意-【GHQ焚書図書第137回】

  • -ユーラシアを2分した英露のグレート・ゲーム-(GHQ焚書図書開封 第136回)

    【GHQ焚書図書開封第136回】-ユーラシアを2分した英露のグレート・ゲーム-イギリスの侵略は、南アフリカ、エジプト、アラビア半島、ペルシャ、インド、パキスタン、バングラデシュ、ビルマ、マレー半島、そして中国へと進み、オーストラリア、ニュージランドに手を伸ばし、カナダでフランスと衝突した。植民地においてイギリスのやったことは原住民の虐殺など目に余るものであったが、今日、これらの侵略・虐殺された国々の一部はイギリス連邦を形成しており、イギリス王室に王子が生まれると祝福し、イギリスを尊敬している。不思議な現象である。それに比べ、日本の皇室は謝罪を求められるなど不条理な扱いを受けている。帝政ロシアの侵略は、中央アジアを制覇し、シベリアへと進み、チベットでイギリスと衝突、アフガニスタンでもイギリスと衝突した。また、コー...-ユーラシアを2分した英露のグレート・ゲーム-(GHQ焚書図書開封第136回)

  • -イワン大帝のシベリア侵略-(GHQ焚書図書開封 第135回)

    【GHQ焚書図書開封第135回】-イワン大帝のシベリア侵略-酋長イエヂエールが住んでいたオビ川流域の地名シビルからシベリアの地名ができた。シベリア侵略は、イワン4世(雷帝)時代にオビ川流域から始まり1555年から84年かけ1639年にはオホーツク海に達した。その後、ベーリング海峡を渡りアラスカに入り北米を南下することになった。その侵略の最大動機は貴族に売却する毛皮の獲得であった。侵略にはコサックが利用された。幕末以前のイギリス、オランダ、フランス、ロシアのアジア侵略の歴史をトータルに書いた戦後の歴史書は存在していない。それらが書かれた戦前の歴史書はGHQによって没収、焚書された。海賊的形態で葡萄牙(ポルトガル)、西班牙(スペイン)がモルッカ諸島において香料の略取をしたのに対し、ロジアは馬賊的形態で毛皮の強奪をし...-イワン大帝のシベリア侵略-(GHQ焚書図書開封第135回)

  • -歴史と政治を峻別せよ-【GHQ焚書図書開封】第134号

    【GHQ焚書図書開封】第134号-歴史と政治を峻別せよ-講和は謝罪であり、反復謝罪を求めることは次の戦争を導く。キリスト教文明の英米には聖なる戦争、裁きの思想が存在する。アングロサクソンが人類の法廷を演出することが許されるのか?第二次世界大戦は西洋文明の内戦にほかならなかった。聖アウグスチヌスは、正しい信仰を与えるためには異教徒を殺しても良いとの思想を持っていた。南北アメリカは、先住民のものでなく、全人類のものと決めつけ先住民の虐殺を正当化したイギリスの思想家ジョンロック。国際法の父グロティウスは、人類(神)の名においての刑罰戦争の思想を展開していた。アメリカには、フランス及びポーランドと違い参戦時、ドイツに対する戦争目的がなかった。戦争開始後、ヴァンゼー会議でユダヤ人虐殺を知り、それを戦争目的にしたのである。...-歴史と政治を峻別せよ-【GHQ焚書図書開封】第134号

  • -真夏の夜の自由談話「安倍政権の課題」[桜H25/8/14]-(GHQ焚書図書開封 第133回)

    -真夏の夜の自由談話「安倍政権の課題」[桜H25/8/14]-(GHQ焚書図書開封第133回)

  • -瞞し打ちで支那の骨肉を切る冷酷無比な大英帝国-(GHQ焚書図書開封第132回)

    GHQ焚書図書開封第132回-瞞し打ちで支那の骨肉を切る冷酷無比な大英帝国--排外的、反政府的感情が渦巻く支那土壌の上で臨検をめぐって起こったアロー号事件。イギリス首相パーマストンは本国から遠征軍を送り、強硬、暴圧的な砲艦外交を展開した結果、英清天津条約(1858.6.26)を締結した。その後、締結された不平等条約に清朝は苦しむことになった。なお、ロシアとは6.13、アメリカとは6.18、フランスとは6.27に締結している。条約の内容は(Wikipediaより)1.軍事費の賠償(イギリスに対し400万両、フランスに対し200万両の銀)2.外交官の北京駐在3.外国人の中国での旅行と貿易の自由、治外法権4.外国艦船の揚子江通行の権利保障5.キリスト教布教の自由と宣教師の保護6.牛荘(満州)、登州(山東)、漢口(長江...-瞞し打ちで支那の骨肉を切る冷酷無比な大英帝国-(GHQ焚書図書開封第132回)

  • 巣立ち

    6月の終わりごろに、やたらと鳩がベランダにくるようになったと思っていたら、7月の初めに、植木鉢とコンクリート壁の間に巣をつくり卵を2個産んでいた。毎日親鳩が交代で卵を温めている姿をみると、子供の頃鳩を飼っていたことを思い出し、孵化するまでそっとしておいてやろうと情が移った。8月の上旬に二羽の雛が生まれた。それから日ごとに大きくなり、自力で歩けるようになってからは、親鳩は餌をやる時間だけしか来なくなった。26日にはすばしっこく走り回るようになった。9月に入ると早朝や、午後3時頃に親鳩がついて飛び立つ訓練が始まった。近くの家の屋根や電線に止まれるようになり、夕方になるとベランダに戻ってくる。2日、3日と2羽が戻ってきたが、4日には1羽になり、5日の今日は戻って来なくなった。これにはいきさつがある。ベランダに住みつか...巣立ち

  • -阿片戦争の後始末にあえぐ無残なる老廃国-(GHQ焚書図書第131回)

    GHQ焚書図書第131回-阿片戦争の後始末にあえぐ無残なる老廃国-阿片戦争の結果、締結された「南京条約(1842年)」及び不明確な部分を明確にした追加条約の「虎門条約」は、関税の自主権の喪失、領事裁判権の承認、片務的最恵国待遇という不平等条約そのものであった。阿片戦争の賠償金は、取りっぱぐれのない関税によって支払われるという取り決めで、その関税の納付監督権はイギリス領事が握るという極めて巧妙な手口がとられた。英米プロテスタントの支援を受けた漢民族の復活を謳い打倒清朝を掲げる洪秀全(長髪賊)の反乱(太平天国の乱)。北京政府の征討軍が英米の守備軍より弱かったため惨敗し、上海租界はますます拡大した。アメリカは望厦条約(ぼうかじょうやく)、フランスは黄埔条約(こうほじょうやく)で阿片の禁止をしているのに、イギリスは南京...-阿片戦争の後始末にあえぐ無残なる老廃国-(GHQ焚書図書第131回)

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  • -200年に及ぶイギリスの介入による支那の崩壊-(GHQ焚書図書開封第129回)

    GHQ焚書図書開封第129回-200年に及ぶイギリスの介入による支那の崩壊-支那大陸の黒船来航は、1635年のイギリス船4隻によるウェッデルの寄航であった。それまでは、葡萄牙(ポルトガル)が澳門(マカオ)での交易により独占的利益を得ていた。その後、阿蘭陀との交戦もあり、イギリス貿易が復活するのは1664年になったが、海関に関わる極端な賄賂要求にイギリス商人は悩まされることになる。広東(カントン)においては、独占的利益を侵された葡萄牙は英吉利の進出を妨害した。海関税は海関監督(ホッポ)の独自裁量によって決定されており、賄賂分が圧倒的に多かった。1703年以降はホッポの制度がコホン(公行)制度に変わった。しかし、賄賂体質は依然として残った。18世紀中頃になると、清国政府は排外的になり乾隆帝は禁圧令を下した。貿易港も...-200年に及ぶイギリスの介入による支那の崩壊-(GHQ焚書図書開封第129回)

  • -イギリスのインド攻略の原点 プラッシーの戦い-(GHQ焚書図書開封第128回)

    GHQ焚書図書開封第128回-イギリスのインド攻略の原点プラッシーの戦い-「亜細亜侵略史」高橋勇イギリスのインド侵略は、1400~1500年代の大航海時代のバスコ・ダ・ガマのインド航路発見から始まる。最初は、半官半民の東インド商会の仕事としてなされ、進攻して見通しがみえてくると国家がその侵略の姿をあらわした。南インドのカルナチックで起きた「ブラックホール事件」や、その後の「プラッシーの戦い」が、インドの内乱を生み、インド人によってインドが亡ぼされるという運命に導かれていった、そこにはいくつもの英仏の陰謀があった。特に、ベンガル王スラジャ・ドーラにとってかわろうとするミルジャフィルの野心を利用し、内乱を起こさせたイギリスの陰謀が決定的なものとなった。イギリスの産業革命は、インドの富を奪うことから始まった。自然科学...-イギリスのインド攻略の原点プラッシーの戦い-(GHQ焚書図書開封第128回)

  • 第127回-西洋人のアジア却略の概要-(GHQ焚書図書開封 第127回)

    GHQ焚書図書開封第127回-西洋人のアジア却略の概要-■復刻された本は「米英の東亜侵略年譜」柴田賢一「太平洋侵略史」仲小路彰■焚書対象外となった本は「露西亜帝国満州侵略史」「ソ連・英・米・仏侵略の跡をみて」「ロシア侵寇三百年」「千島樺太侵略史」何れもロシア関係の本■紹介済みの本は「蘭印侵略史」「亜細亜侵掠秘史」「豪州侵略史」「米英東亜侵略史」「米国の世界侵略」☆「亜細亜侵掠秘史」高橋勇3章西洋人の亜細亜侵略西洋人の侵略の順序は①欧亜交通路の発見②亜細亜に対する狭義の貿易(交易)による侵略③亜細亜各地における租界、領土、植民地(保護領)、の建設④工業原料の供給地、過剰製品の大消費地(市場)としての合法的産業侵略⑤過剰資本の輸出(投資)による富の吸収とそれより生ずる合法的内政の侵犯であった。アメリカと支那の貿易は...第127回-西洋人のアジア却略の概要-(GHQ焚書図書開封第127回)

  • GHQ焚書図書開封 第126回:日本人が戦った白人の選民思想・後半[桜H25/5/8]

    GHQ焚書図書開封第126回:日本人が戦った白人の選民思想・後半[桜H25/5/8]GHQ焚書図書開封第126回:日本人が戦った白人の選民思想・後半[桜H25/5/8]

  • GHQ焚書図書開封 第125回:日本人が戦った白人の選民思想・前半[桜H25/4/24]

    ②☆「米国の世界侵略」第1章世界の驕児・米国第2節ルーズベルトの挑戦政策明白なる運命(ManifestDestiny)は自分を神のごとく崇める思想で、アメリカの民族主義である。ピューリタンの堕落した信仰が拝金主義と世界征服の衝動に駆られる膨張主義を生んだ。神から選ばれた民族という優越主義が、有色人種に対する差別主義を生み、その感情によって白色人種のアメリカの「東亜侵略戦争」と有色人種の代表である日本の「東亜新秩序建設」は対立することになった。大東亜戦争の戦争目的が人種差別撤廃と言われる理由もそこにある。OneWorld(地球帝国主義)は、米国、中国に共通するグローバリズム(共産主義)の考え方で、遠隔操作模造(実験)国家の特徴であり、常に背後に遠隔操作する選挙によって選ばれることのない勢力(ユダヤ金融資本や民衆の...GHQ焚書図書開封第125回:日本人が戦った白人の選民思想・前半[桜H25/4/24]

  • GHQ焚書図書開封 第124回

    GHQ焚書図書開封第124回「米英挑戦の真相」第3章彼等の執った経済圧迫の諸相第7節国際法より観た経済封鎖日本は耐え忍ぶ国。心理的にも、経済的にも、軍事的にも脅かされ、プライドがずたずたにされ歴史の流れに翻弄される宿命にある。平時封鎖、経済封鎖は、戦争よりましだというのは、アングロ・サクソンのわがままであり、強国の利己的制度である。国際連盟はアングロ・サクソン世界政府的思想でつくられたものであり、どこか一つの大国が統治国になるということである。連盟規約16条(制裁)は、明らかに日本の支那事変に適用するために作られている。ドイツ、アメリカ、ロシアが加盟していない少数国だけの国際連盟を脱退したからと言って国際社会全体に背を向けたと言うのは間違っている。経済制裁は仏印南部進駐による脅威が原因との米英主張はいいがかりで...GHQ焚書図書開封第124回

  • -経済制裁から資産封鎖へ-(GHQ焚書図書開封 第123回)

    GHQ焚書図書開封第123回-経済制裁から資産封鎖へ-「米英挑戦の真相」第3章彼等の執った経済圧迫の諸相第3節~第6節経済的にみた資産凍結当時も、現在同様に日本は我慢の国であった。第1次世界大戦後、アメリカの非鉄金属(銅、鉛、錫など)輸出先ヨーロッパは戦争で経済が疲弊し、アメリカの生産業者は輸出不振で生産過剰状態に陥った。生産業者は日本への輸出を望んでいたが、アメリカ政府は、イギリス、中国には支援を惜しまなかったが、日本に対しては1940年(昭和15年)9月の日独伊三国同盟以前から輸出許可制を採用し、徐々にその対象品目を増やして日本への暴圧をかけてきた。日本は、英米と戦争をしていたわけでないのに、通商自由の国際信義を破られたのである。そして、日米開戦の5カ月前の1941(昭和16年)7月には完全に輸出禁止状態と...-経済制裁から資産封鎖へ-(GHQ焚書図書開封第123回)

  • GHQ焚書図書開封 第122回

    ②☆「英米挑戦の真相」第3章彼らの執った経済圧迫の諸相第1節~第2節鉄と屑鉄の問題悪辣な米英蘭による対日石油圧迫の資源戦争のすさまじい様相。石油資源のない日本は消費節約、備蓄している潤滑油、重油の資源割り当て、代用品燃料での対応に苦心惨憺した。石油備蓄が無くなることは敗北を意味していたため、枯渇する前に南方に石油を求めざるを得なくなっていた(この場合、欧米の植民地支配を排除し、現地人との直接貿易により購入する方法を考えていた・・・大東亜共栄圏建設)。米英に屈服か、立ち上がるかの二者選択を迫られていたわけである。欧米からのアジア植民地解放を提言していた日本は立ち上がるほうを選択した。それが、日本の正義であった。米英は、日本の省エネ技術、石油消費規制の中での窮乏生活に耐える国民性、供出による鉄資源の再利用への協力な...GHQ焚書図書開封第122回

  • GHQ焚書図書開封 第121回

    GHQ焚書図書開封第121回「米英挑戦の真相」第3章彼等の執った経済圧迫の諸相第1節悪辣なる対日石油圧迫1940年当時、米を除き先進国のほとんどは、石油輸入依存率が80%を超えていた。そのような状況下において、米英蘭による悪辣な対日石油圧迫は、我国の生死を左右するものであった。1937年(昭和12年)7月7日、蘆溝橋事件をきっかけにアメリカの世論が全面的対日石油禁輸へと変化したが、日本の貿易業者、親米勢力は、それでも、アメリカが戦争を仕掛けてくることはないとの認識をもっていた。日本マスメディアも、うかつにもアメリカの真意を見抜けなかった。日米通商条約が経済制裁にとって障害となっていることに気付いたアメリカは、昭和14年日米通商条約破棄、輸出許可制の導入へと制裁の範囲を次々と広めていった。日本の仏領インドシナ(ベ...GHQ焚書図書開封第121回

  • -アメリカの対日経済圧迫「大東亜戦争調査会」叢書15-(GHQ焚書図書開封 第120回)

    GHQ焚書図書開封第120回-アメリカの対日経済圧迫「大東亜戦争調査会」叢書15-「米英挑戦の真相」大東亜戦争調査会当時の日本の弱さ、日本を取り巻く世界情勢を全て知り尽くしたうえで戦争に突入せざるを得なかった日本。日本は、昭和14年7月29日明らかに対日宣戦布告といえる日米通商条約の破棄をアメリカから突き付けられた。そして、日米開戦の2週間前の昭和16年11月26日にハルノート(①日独伊三国同盟の破棄②支那と仏印からの撤兵③南京(汪兆銘)政府の否認④不可侵条約(ワシントン会議体制)の再確認)による最後通告を受けた。明らかに、武力によらなかったが、アメリカが日本より先に手を出したのである。開戦の理由は、1.根本的には、米英の登用における覇権確立の野望であった。2.その野望達成のための援蒋行為があった。3.野望達成...-アメリカの対日経済圧迫「大東亜戦争調査会」叢書15-(GHQ焚書図書開封第120回)

  • GHQ焚書図書開封 第119回:加藤陽子 半藤一利 北岡伸一 徹底批判2[桜H25/1/30]

    GHQ焚書図書開封第119回:加藤陽子半藤一利北岡伸一徹底批判2[桜H25/1/30]「日中歴史共同研究」北岡伸一言論の自由のない支那の学者との共同研究において、日本の通説を捻じ曲げ中国寄りの研究成果として、国費を使いまとめられた捏造報告書。日本バッシングの口実を中国に与えるとともに、東京裁判史観に洗脳された政財界に影響を与え、重要ポストを歴任してきた北岡伸一氏。支那をして抗日に向かわしめた西安事件の記述がない。また、ソ連コミンテルンの背後からの企てがあった面の記述が欠けている。日露戦争から満州事変まではソ連に対する一種の防衛であり、塘沽停戦協定で集結し、蒋介石が満州独立を認める。それ以降は、外国勢力により蒋介石が態度を一変し、西安事件、盧溝橋事件、上海事件と日本が支那から攻撃を受ける状況になっていく。この転換...GHQ焚書図書開封第119回:加藤陽子半藤一利北岡伸一徹底批判2[桜H25/1/30]

  • GHQ焚書図書開封 第118回:加藤陽子 半藤一利 北岡伸一 徹底批判1[桜H25/1/16]

    GHQ焚書図書開封第118回-加藤陽子半藤一利北岡伸一徹底批判1[桜H25/1/16]-東京裁判史観で日本教育界をミスリードしてきた歴史学者。加藤陽子、半藤一利氏。「それでも日本人は戦争を選んだ」加藤陽子日本がやった謀略は悪で、支那のやった謀略は善という見方をしている。共産党軍による盧溝橋事件の弾は、日本軍と国民党軍の両方に打ち込まれていることを書いていない。塘沽停戦協定を無視している。何が何でも軍国主義が張本人であるとの結論を導きたい意図がみえる。胡適を腹の座った立派な思想家と評価している。国民を犠牲にしておいて平気な中国には政治があると言っている。「昭和史」半藤一利西安事件、盧溝橋事件のことを書いていない。昭和天皇、西園寺公望、山本五十六を平和主義者と高く評価している。戦争を好む悪い勢力と平和を好む良い勢力...GHQ焚書図書開封第118回:加藤陽子半藤一利北岡伸一徹底批判1[桜H25/1/16]

  • -支那事変と英・ソの暗躍「大東亜戦争調査会」叢書14-(GHQ焚書図書開封 第117回)

    GHQ焚書図書開封第117回支那事変と英・ソの暗躍「大東亜戦争調査会」叢書14-②☆「英米の東亜攪乱」大東亜戦争調査会戦後昭和史は、なぜ戦争が起こったのか、相手がどう考えていたか、日本の国外の動きがどうだったのかを詳細に分析して書かれていないので欠陥がある。戦後の歴史書は、中立的立場で書かれているものでも、半分はアメリカ、GHQの立場で書かれている。盧溝橋の一発は、日本と国民党を戦わすための、支那共産党毛沢東の指示で行われた挑発の芝居であった。しかし、それを知らない支那国民党は、第18回総会で日本の侵略を訴えた。国連は19か国にカナダ、オランダ、アメリカを加えた23か国会議の日支諮問委員会で解決を図ろうとした。アメリカを加えようとしたのは、非加盟国アメリカを国連に巻き込むため、アメリカ提案で開かれたワシントン会...-支那事変と英・ソの暗躍「大東亜戦争調査会」叢書14-(GHQ焚書図書開封第117回)

  • GHQ焚書図書開封 第116回

    GHQ焚書図書開封第116回2016/09/14に公開GHQ焚書図書開封第116回

  • GHQ焚書図書開封 第115回

    GHQ焚書図書開封第115回②☆「満州の過去と将来」長野朗「米国人の観たる満州問題」太平洋問題調査会新渡戸稲造義和団事件以降、全満州を占領したロシアは、東清鉄道爆破の損害賠償を支那に要求すると同時に、支那清国軍の満州駐屯を許さず、東清鉄道の重要拠点はロシア軍が抑えた。清国の要望により治安維持のために蘆構橋事件発生まで北京に駐留した日本軍。蘆構橋事件は支那が治安維持部隊日本軍を攻撃した事件(在日米軍に自衛隊が発砲するようなもの)。ロシアに迎合した事大主義の支那。日露戦争後、日露で南北分割された満州。今度は、満州に介入してきたアメリカ側についた支那。ひたすら営業収益を求め、株主への分配、政府への用立てのために官僚化、腐敗化した満鉄。満鉄は、居留日本人の利益に資することがなくなっていった。豊かになった満州に山東省から...GHQ焚書図書開封第115回

  • GHQ焚書図書開封 第114回

    GHQ焚書図書開封第114回2016/8/17に公開GHQ焚書図書開封第114回

  • -大東亜戦争調査会叢書12 国際連盟とは何だったのか-(GHQ焚書図書開封 第113回)

    GHQ焚書図書開封第113回-「大東亜戦争調査会」叢書12国際連盟とは何だったのか-戦後書かれた、歴史書はその内容の半分がアメリカの立場から書かれている。その当時の日本の置かれた立場から書かれた本は昭和18年発刊の「米英の東亜攪乱」以外にない。満州事変の頃、アメリカと対照的に、イギリスは日本の満州進出に対して理解をしめしていた。それは、満州に利害関係がなかったことにもよるが、国際連盟の芳沢謙吉代表による日本案提案に対しても、イギリスのセシルは受け入れていたし、「TheTime」は、共感と称賛の評価だった。日本が満州での警察の役割を果たしていることや、支那の主権は満州に及んでいないことなどを記事にしていた。「米英の東亜攪乱」第1章満州事変第2節国際連盟の妨害工作、第3章日本の連盟脱退国際紛争の平和的解決の美名のも...-大東亜戦争調査会叢書12国際連盟とは何だったのか-(GHQ焚書図書開封第113回)

  • -「大東亜戦争調査会」叢書11-(GHQ焚書図書開封 第112回)

    GHQ焚書図書開封第112回-満州事変とは何か-「米英の東亜攪乱」第1章満州事変第1節満州事変の特殊性第2節国際連盟の妨害工作第3節日本の連盟脱退満州問題は、戦後史で日本が不利な立場に立ったり、自虐史観が跋扈した原因となった問題でもある。アメリカはこの問題で日本を不戦条約違反、9か国条約違反と責め立て、東京裁判史観へとつながっていった問題であった。この問題が正当であったか否かを問う前に不当であったかを検証する必要がある。日清・日露の主戦場は南満州であり、日本陸軍が全力を投入し、多くの犠牲を払って命がけで越えた古戦場でもあった。ロシア革命を終え、コミンテルンが北から満州へ思想戦略で侵略を開始した時期でもある。日本にとって政治体制の異なる国の存在は脅威であり、日露戦争の報復も恐れていた。国内的には人口過剰問題を抱え...-「大東亜戦争調査会」叢書11-(GHQ焚書図書開封第112回)

  • -大東亜戦争調査会叢書10-(GHQ焚書図書開封 第111回)

    GHQ焚書図書開封第111回-大東亜戦争調査会叢書10-「米英の東亜制覇政策」第5章ワシントン会議及びその前後諸外国との緊張緩和を訴え建艦競争に異を唱え、アメリカの7割説(10:7)をとる妥協派全権加藤友三郎(海軍大臣)と、主権国家同士は(10:10)維持を主張する非妥協派主席随行員加藤寛治。この二人がワシントン会議(1921.11.12-1922.2.6)に参加した。支那の門戸開放、カルフォルニアの日本移民の排斥運動、日本が国際連盟規約前文として提案した人種差別撤廃案のアメリカ大統領による拒否、占領した南洋諸島の領土化についてアメリカの未承認、アメリカによる日本の仮想敵国発言などアメリカの覇権確立の下心を見抜いていた日本。ワシントン(華府)会議で日本の海軍力を10:7を下回る10:6まで抑え込んだ英米。英:米...-大東亜戦争調査会叢書10-(GHQ焚書図書開封第111回)

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