【追悼特番】この道や行く人なしに秋の暮-西尾幹二氏逝く[桜R6/11/1]【追悼特番】この道や行く人なしに秋の暮-西尾幹二氏逝く[桜R6/11/1]
(GHQ焚書図書開封第179回)-動静一如鳥が飛躍しようとするとき、まず翼をかさねて、しばらく動かない。これが不動の姿勢である。号令一下、いかなる行動にも全力で出得るのが、不動の姿勢であって、凝り固まるのは、不動ではない。と、軍隊では教える。動静一如、この心境こそ不動心であろう。二宮尊徳は言う。不動尊は動かざれば尊しと読む。予が今日に至ったのは、不動心の堅固一つにある。不動心の堅固一つで足もとから、着々と動いて行ったところに、尊徳の本領が察せられる。一世一代茶道は、動静一如の心境を体得させるという。財界の益田孝は、茶席を開いて客を招くたびに、「今日こそは、私の一世一代のお茶、これが私の最後のお茶であろう。いつもそう云うので、客が、また一世一代でございますか。」ことごとに一世一代の気力をもってあたる。今日を...-動静一如(GHQ焚書図書開封第179回)
-GHQ日本人洗脳工作の原文発掘その2-(GHQ焚書図書開封第178回)
GHQ焚書図書開封第178回-GHQ日本人洗脳工作の原文発掘その2-連合軍側の悪行には一切触れさせず、日本のアジアでの戦争だけを犯罪と言い立て、日本は悪辣な侵略国家だったとの贖罪意識を日本人に刷り込もうとした東京裁判。日本の政、財、官、司法、言論・文学、教育の指導者がそれに追随した。アメリカ、フランスは国旗を掲揚しても良いが、日本は国旗を掲揚してはいけないという日教組。国歌「君が代」が歌えなくなった若者。英語、フランス語、スペイン語のサンフランス講和条約原文11条では、「連合国戦争犯罪法廷の判決を受諾」となっているのを「連合国戦争犯罪法廷の裁判を受諾」と故意に訳した外務省。この解釈を巡っては、小和田恒氏、土井たか子氏が裁判と訳した考えを支持している。朝日新聞がGHQの手先であった原文証拠資料が露呈。綺麗事...-GHQ日本人洗脳工作の原文発掘その2-(GHQ焚書図書開封第178回)
-GHQ日本洗脳工作の原文発掘その1-(GHQ焚書図書開封第176回)
GHQ焚書図書開封第176回-GHQ日本洗脳工作の原文発掘その1-WGIPとは日本人に戦争犯罪者意識を刷り込む計画。日本を二度と白人に戦争を仕掛けない国とするのが目的。そのために、法体系と日本精神の覆滅を図る。2世代を経てからその効果が表れてきて現在に至っている。WGIPの原文が発見され、作り話でないことが証明された。良いことをするのはアメリカ、悪いことをするのは日本というマインドコントロールに現在もなお、日本人はかかっている。「アメリカがやっていることは、日本人のためになる・・・。」で日本人を説得するのはアメリカの対日外交の常套手段。そして、それに何の疑いを持たず受けて入れてしまう戦後日本人の姿勢。植民地解放の願い(戦争目的)をこめて日本側がつけた名称「大東亜戦争」の使用禁止、アメリカ側の作成した「太平...-GHQ日本洗脳工作の原文発掘その1-(GHQ焚書図書開封第176回)
-和辻哲郎「アメリカの国民性」(三)-(GHQ焚書図書開封第176回)
GHQ焚書図書開封第176回-和辻哲郎「アメリカの国民性」(三)-このフランクリンの態度は、土人殺戮に於けるホッブス的原理の活用と同一の事態を示している。アングロ・サクソンは土人に所有権の概念なく、従って土地譲渡の契約が彼らに無意義であることを十分承知していたのである。しかも彼らはこの契約を結び、そうして契約違反を待って殺戮を行なった。この手続きが彼らには必要なのである。この種の心情はフランクリンにも根強く存している。彼は17,8才のころ菜食主義を実行したことがあるが、魚のフライを揚げる匂いをかいでしばしば煩悶した。そこで、鱈の胃袋から小さい魚の出てきたことを思い出し、魚同士が食い合っているのなら、自分が魚を食って悪いわけはないという理屈をつけ、腹一杯鱈を食った。『理性ある動物たることはまことに好都合なも...-和辻哲郎「アメリカの国民性」(三)-(GHQ焚書図書開封第176回)
-「アメリカの国民性」(二)-(GHQ焚書図書開封第175回)
GHQ焚書図書開封第175回-「アメリカの国民性」(二)-目次日本の臣道アメリカの国民性1.アメリカ国民性の基調としてのアングロ・サクソン的性格2.アメリカへの移住3.アメリカに於けるホッブス的性格の展開4.アメリカに於けるベーコン的性格の展開5.開拓者的性格『あらゆる人と人との間の戦争』がある。これが自然状態である。ここではいかなる行いも自然の権利に基づいてなされるのであるから不正ということは存しない。戦争状態における徳は力と詐欺とである。しかしこのような自然状態は、自己の生命を保持するには最も都合が悪い。人は常に生命の危険にさらされ不安を感じていなくてはならぬ。従って人は理性によって、この悲惨な性格からの脱却、生命の安全保障を要求する。そこに自然法(lexnaturalis)が見出される。即ち生命に害...-「アメリカの国民性」(二)-(GHQ焚書図書開封第175回)
-和辻哲郎「アメリカの国民性」(一)-(GHQ焚書図書開封第174回)
GHQ焚書図書開封第174回-和辻哲郎「アメリカの国民性」(一)-目次日本の臣道アメリカの国民性1.アメリカ国民性の基調としてのアングロ・サクソン的性格2.アメリカへの移住3.アメリカに於けるホッブス的性格の展開4.アメリカに於けるベーコン的性格の展開5.開拓者的性格かってバーナード・ショウがナポレオンを取扱った喜劇『運命の人』の中でナポレオンの口を通じてイギリス人の特性描写をやったことがある。中々うがった観察であるから、緒としてここに引用する。『イギリス人は生まれつき世界の主人たるべき不思議な力を持っている。彼は或る物が欲しいとき、それが欲しいということを彼自身にさえ云わない。後はただ辛抱強く待つ。其の内に、彼の欲しい物の持主を征服することが彼の道徳的、宗教的義務であるという燃えるような確信が彼の心に生...-和辻哲郎「アメリカの国民性」(一)-(GHQ焚書図書開封第174回)
-和辻哲郎「日本の臣道」(二)-(GHQ焚書図書開封第173回)
GHQ焚書図書開封第173回-和辻哲郎「日本の臣道」(二)-尊皇の道は国初以来綿々として絶えず、日本人の生活の深い根底となっているものであります。武士たちが自分の直接の主人にのみ気をとられていた時代でも、その心の奥底には尊皇の精神が存していたのであります。それは稀には日本の国家を国外からの脅かすような力が現れてきた来た際、はっきりと露出しております。不幸にして武士たちは、国内の争いのために近視眼となり、自分の奥底にあるものを十分自覚し得なかったのであります。しかし、前に申し述べました二つの道も実を申せば最初から尊皇の道に含まれていた契機にほかならぬのであります。この点を簡単に指摘して置きたいと存じます。前述の如く死生を超えた立場は一方では絶対の境地に突入することによって得られました。ところでこの絶対の境地...-和辻哲郎「日本の臣道」(二)-(GHQ焚書図書開封第173回)
-和辻哲郎「日本の臣道」(一)-(GHQ焚書図書開封第172回)
GHQ焚書図書開封第172回-和辻哲郎「日本の臣道」(一)-『大君の御為には喜んで死なう』というのは軍人精神を体得する初歩の段階である、やがてその体得が深まってくると『敵を倒すまでは決して死んではならぬ』という烈々たる戦闘意識を信念的に持つようになる、これが海軍の伝統的精神である。人種偏見をもったルーズベルトは、日本人は死に、痛みや苦痛を感じない特殊な構造の脳をもっていると言っていた。立花隆は、デパート、結婚式場、子供のいる小学校で起こすイスラムの自爆テロと相手の軍、軍艦などを目標にした特攻隊を同じように考える愚劣な見解を主張している。今、日本人にある嫌韓、嫌中の感情は、名誉を重んずる日本人の気風と相反するものだからである。参考文献:「日本の臣道アメリカの国民性」和辻哲郎2018/8/1519:00公開-和辻哲郎「日本の臣道」(一)-(GHQ焚書図書開封第172回)
-南北戦争で自信を得たアメリカの極東進出-(GHQ焚書図書開封第171回)
GHQ焚書図書開封第171回-南北戦争で自信を得たアメリカの極東進出-1823年のアメリカのモンロー宣言に対して、ヨーロッパの国々の中で、南アメリカに植民地を持っていたスペインを倒したいイギリスは、アメリカを応援した。南軍のために作られた290号(後にアラバマ号)は、世界各地で北軍の商船を撃沈していた。アラバマ号には総員84名中に南軍の兵士は10数名しかおらず、他は全部イギリス人で、その半分は予備役兵だった。パーマストンによると、仏蘭西のナポレオン3世は、メキシコに仏蘭西の植民地帝国をつくろうと夢見ていたということだ。英仏の野心を粉々にしたモンロー主義の堅持で成功し、南北戦争で大きな国家となったアメリカは極東進出への自信を得た。時の大統領のルーズベルトは人種差別主義者で、中国ファンで阿片で儲けた一族であっ...-南北戦争で自信を得たアメリカの極東進出-(GHQ焚書図書開封第171回)
-フィリピン独立の夢を奪ったアメリカ帝国主義序幕-(GHQ焚書図書開封第170回)
GHQ焚書図書開封第170回-フィリピン独立の夢を奪ったアメリカ帝国主義序幕-スペイン(ビアク・ナ・パト条約の反故)、アメリカ(独立の約束の反故)の詐術に遭ったフィリピンのアギナルドは、そののち、亡命先香港からフィリピンに戻り、アメリカに対し反旗を翻すが、やがて米軍にとらえられ、その同志であるリカルテなどは逃亡生活を続け日本に亡命した。当時、アジアの独立の志士たちは、日本を頼り、日本に亡命する例が多かった。アギナルドによるスペインからの独立宣言(1898.6.12第一共和国)、その後、スペインを倒したアメリカによる再植民地化、大東亜戦争中における日本軍の援助によるアメリカからの独立(1943.10.14第二共和国)、日本の敗戦宣言によるアメリカのフィリピン再植民地化、アメリカからの独立(1946.7.4第...-フィリピン独立の夢を奪ったアメリカ帝国主義序幕-(GHQ焚書図書開封第170回)
-植民地フィリピン成立史(1)-(GHQ焚書図書開封169回)
GHQ焚書図書開封169回-植民地フィリピン成立史(1)-フィリピンは、ルソン、ミンダナオ島を含め大小7883の島からなっている。スペインのフィリップ2世の植民地時代に、フィリップナからフィリッピンになったと言われている。面積は114643平方マイルで「東海の真珠」とも言われた。当時は一国として統一されておらず、ボルネオから渡来した後期異民族イスラム教徒のモロ族が一大勢力を占めていた。日本では秀吉の時代であり、スペインへの服従要求に対して堂々と拒否をしていた。秀吉には、北京に天皇を置き、唐天竺を配下の武将に分け与え、東アジア全体を統一しようとする野望があった。したがって、フィリップ2世も一目を置いており、マニラの総督に、日本には手を出すなと命令をしていたのである。フィリッピンの完全領有化への挑戦は、ピラロ...-植民地フィリピン成立史(1)-(GHQ焚書図書開封169回)
-オランダを封じ込めたイギリスの深謀遠慮-(GHQ焚書図書開封第168回)
GHQ焚書図書開封第168回-オランダを封じ込めたイギリスの深謀遠慮-オランダの国家財政を支える過酷な強制栽培制度は、蘭領東インド(インドネシア)を苦しめた。フランス革命後、オランダはフランスの支配下に入った。ナポレオンの失脚後、フランスから独立したオランダは、今度は世界の海を制覇しようとするイギリスと対峙することになる。やがて、息を吹き返したフランスに対抗するため、イギリスは一転して、対峙していたオランダと手を結ぶことになる。まさに、パーマストンが言っていた、国家には「国家には永遠の友も永遠の敵もいない。あるのは永遠の国益のみ」のとおりである。北ボルネオでの統治に成功したイギリスに刺激され、オランダは英蘭ロンドン条約で獲得したジャワ島以外の外領(スマトラ、小スンダ、ボルネオ、セレベス、マラッカ、モルッカ...-オランダを封じ込めたイギリスの深謀遠慮-(GHQ焚書図書開封第168回)
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アメリカ崇拝は日本の自滅〜日本が滅びる4つのシナリオアメリカ崇拝は日本の自滅〜日本が滅びる4つのシナリオ
伊藤貫、YouTubeはじめました!伊藤貫、YouTubeはじめました!
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GHQ焚書図書開封第201回-最終講義2-■マゼラン、ドレーク、ペリーも通らなかった北太平洋、クックが3回目の航海で初めて、北太平洋に足を踏み入れた。日本はそれまで北太平洋というブラックホールに守られていた。■ローマ法王によって認められたトルデシリャス条約で世界はスペインとポルトガルによって2分された。■境界の思想boundaryfrontier■ウォーラスティンの近代世界システム中核周辺半周辺ヘゲモニー国家■マニフェスト・デスティニー(明白なる運命)のもと、西進侵略(ギリシャ・ローマ~イギリス~アメリカ~太平洋~東アジア~中東という地球一周)を正当化し、有色人種の大量虐殺を続けることとなった。(関連動画:第59回-アメリカ外交の自己欺瞞-、第125回-日本人が戦った白人の選民思想・前半-)参考文献:北太...-最終講義2-(GHQ焚書図書開封第201回)
GHQ焚書図書開封第200回ー最終講義1ー最終抗議1ー1510ポルトガル、マラッカ海峡制圧1521マゼラン、フィリピンに到着1580ポルトガル、スペインに併合されるこの頃、オランダが登場し、イギリスを交えてアジアの海は騒然としてくる1596オランダ商船隊、ジャワに到着1600オランダ船リーフデ号、大分の海岸に漂着ウィリアム・アダムス(三浦按針)到来1603徳川開幕1623アンボイナ事件(日本人関与)1635幕府、日本人の海外渡航と帰国を禁じる翌年、長崎の出島完成1655鄭成功(ていせいこう)の海軍勢力(艦艇1000隻、兵力10万)最高潮となる1681鄭、海戦に敗れ、ヨーロッパが世界の海をほぼ制圧1741ベーリング、アメリカ(アラスカ)を発見1768~76キャプテン・クック航海(第一次~三次)1779クック...ー最終抗議1ー(GHQ焚書図書開封第200回ー最終講義1)
GHQ焚書図書開封第199回-モンゴルの地球支配から初期ロシア帝国へ-第1章ロシアの東進1.ロシアの成長(1)ギリシャ正教に帰依(2)蒙古族の支配(3)モスクワ公国の制覇2.ロシアの遠征(1)ノヴゴロッド併呑(2)ウラル山外に遠征(3)勢力圏の強化3.エルマツクの出陣4.シベリア鉄道(1)支那○○と北洋○○航路(2)オビ、エルセイ、シナ○○○○(3)ヤクーツクから前進5.カムチャッカ征服(1)アトラッツフの遠征(2)恐怖時代6.北太平洋に活躍(1)日露○○(2)アジア○○の○○7.黒竜江遠征(1)ボヤルコフ、ハバロフの遠征(2)露支衝突(3)ネルチンスク条約8.露支交通路9.総合的大探検(1)北方大探検(2)ベーリング探検(3)シュバンベルグ探検(4)大探検の成果10.辺境種族を中心とする露支両国の係争(...-モンゴルの地球支配から初期ロシア帝国へ-(GHQ焚書図書開封第199回)
GHQ焚書図書開封第198回-帰還兵火野葦平が見た前線と平時の裂け目-今朝起きてみると、深い霧である。五階の望楼に上がってみると我々の建物だけが、霧の中に浮かび、船に乗っているみたいである。白々とした霧の中にからんころんと下駄の音が聞こえてくる。女工や新聞記者が出勤してくるに違いない。少し先にある中山公園の深い緑が海に浮かんだ海藻のように見え、その中から、しきりに小鳥の賑やかに囀る声が聞こえてくる。直ぐ目の下を流れている韓江がかすかに白く(実は真赤な泥川なのだが)帯のように見え、浮かんでいる五、六隻のアンペラ張りの民船に漂うように煙があがる。私たちのいるのはかって汕頭(すわとう)で最も多数な発行部数を有し、且つ、最も抗日的であったといわれる星華日報社の建物である。今は粤東報社(えっとうほうしゃ)である。日...-帰還兵火野葦平が見た前線と平時の裂け目-(GHQ焚書図書開封第198回)
GHQ焚書図書開封第197回-兵卒火野葦平の戦場からの切なる訴え-私はこの頃考えだすと夜も眠れないことがある。私ごときがいくら考えても仕方がないと思いながら、そのことが気になって、私は時々何も手につかなくなったり、いろいろ考えながら眠らずにしまう夜もある。私はそのことを私自身の胸の中だけにどうしても置いておけなくなった。私は生意気といわれてもよい。僭越とたしなめられてもよい。戦場で長い間生死をともにしてきた戦友諸士に対して、私は衷心より訴えたいことがあるのである。私が光輝ある動員を受けて戦場に来てから、既に二年になる。二年という月日は決して短くはない。私の多くの戦友は倒れ、不思議に私は今日まで生きながらえてきた。我々の祖国が決行した光輝ある大使命のために、我々は心おきなく戦った。これからも戦うつもりである...-兵卒火野葦平の戦場からの切なる訴え-(GHQ焚書図書開封第197回)
GHQ焚書図書開封第196回-司馬遼太郎の小ざかしい人間解放-横井庄一氏帰還にみる1972年(昭和47年1月24日)の新鮮な驚きわかったような知的な言葉で乃木将軍をからかった司馬遼太郎の「殉死」における表現西南戦争で軍旗を奪われ、天皇に対する忠誠を失ったと思いつめ自決しようとした乃木将軍を庇護意識を誘う人と悪評した司馬の解釈。乃木将軍妻返しの巻国家の行く末に対する不安を持っていた人々司馬遼太郎は日清・日露までの歴史とそれ以降の歴史を分け、日清・日露までは正しかった、それ以降は間違っていたと説明が便利な歴史観を作り上げている。これは、リヒャルト・カール・フライヘア・フォン・ヴァイツゼッカー前ドイツ大統領のナチスが支配した期間はドイツでなかったと言い切り、前史を無視する歴史観と同じである。歴史は連続性のもので...-司馬遼太郎の小ざかしい人間解放-(GHQ焚書図書開封第196回)
GHQ焚書図書開封第195回ー乃木将軍夫妻の自決~司馬遼太郎『殉死』を批判する-明治天皇ご大葬の日の乃木家の場面劇作家眞山靑果の「乃木将軍」に比べて、司馬遼太郎の「殉死」では小説家らしく、想像力を働かせ具体的な場面描写に力点を置いて書かれている。更に、司馬遼太郎の独自解釈で、乃木将軍を自己演出の好きな人物、傲慢な人物として表現している。参考文献:「乃木将軍」眞山靑果2019/04/24に公開ー乃木将軍夫妻の自決~司馬遼太郎『殉死』を批判する-(GHQ焚書図書開封第195回)
GHQ焚書図書開封第194回ー乃木将軍夫妻の自決~眞山靑果より-無方法小使が、学習院長乃木大将の居室や寝室へ、用をたしに入っていくと、大将は、「私のことは私がする。呼ばなければ、来なくともよろしい。」すべて自分の手で始末してしまう乃木大将だった。ある日、大将が小使室へツカツカと入ってこられると、小使が云った。「何か御用でございますか。」「ああ、茶が飲みたくてな。」「お茶でございますか、それならお呼びくだされば、持ってまいります。院長閣下が小使室などへ、お出向きなるものでございません。」日頃のシッペイ返しのつもりで、思い切って云うと。「ウン、そうか、参った。私の室へ茶を一つ持ってきてくれ。」ニコニコしながら、あわてて帰っていかれた。今まで頑固一方の院長閣下だとばかり思っていた小使は、全く心から服してしまった...ー乃木将軍夫妻の自決~眞山靑果より-(GHQ焚書図書開封第194回)
GHQ焚書図書開封第193回-乃木将軍と旅順攻略戦~司馬遼太郎を批判する2-203高地の戦いについて、児玉源太郎を高く評価し、乃木希典将軍を無能とまで貶めた司馬遼太郎に対し、批判した福田恒存「近頃、小説の形を借りた歴史讃物が流行し、それが俗受けしている様だが、それらはすべて今日の目から見た結果論であるばかりでなく、善悪黒白を一方的に断定しているものが多い。が、これほど危険な事は無い。歴史家が最も自戒せねばならぬ事は過去に對する現在の優位である。吾々は二つの道を同時に辿る事は出来ない。とすれば、現在に集中する一本の道を現在から見遙かし、ああすれば良かった、かうすれば良かったと論じる位、愚かな事は無い。殊に戦史ともなれば、人々はとかくさういう誘惑に駆られる。事実、何人かの人間には容易な勝利の道が見えていたかも...-乃木将軍と旅順攻略戦~司馬遼太郎を批判する2-(GHQ焚書図書開封第193回)
GHQ焚書図書開封第192回-乃木将軍と旅順攻略戦~司馬遼太郎を批判する1-司馬遼太郎は乃木将軍に対して偏見をもっており、戦後になって、「坂の上の雲」「殉死」などで乃木将軍の人物像を悪く書いている。これに対し、福井雄三氏は、ベルダンの戦い、クリミア戦争を引き合いに出し、要塞攻撃が攻める側にとって、多くの犠牲を伴うのは当時の戦術では通例であったと、また例え、乃木将軍以外の誰がやっても同じだと、擁護している。同様に、今村均大将も、「殉死」を読んだ感想文の中で、乃木将軍の行動について、司馬遼太郎の言うような人物像でないと否定し、』擁護している。参考文献:「乃木将軍」眞山靑果、「歴史小説の罠」福井雄三2019/3/13に公開-乃木将軍と旅順攻略戦~司馬遼太郎を批判する1-(GHQ焚書図書開封第192回)
GHQ焚書図書開封第191回-全集第12回刊行記念西尾幹二講演会2-他者に負けなければ、生きていけなかった日本日本と、中国、韓国の外交姿勢の違い中国、韓国人は、人の話を聞かないで、自分が如何に正しいかを一方的にまくしたてる人が多い、従って勝負どころは、いかに相手を圧倒するかにある。昭和は、江戸時代の継承であり、江戸時代に花開いた文化は昭和に花開いた。国体論は日本人論と皇室を述べたものである。文部省の「国体の本義」は、国民は天壌無窮の皇統を仰ぎ奉りひたすら忠義忠誠の心を唱えなさいというものであった。神功皇后、明治天皇、建武の中興、醍醐天皇時代の内容が多く、鎌倉時代を否定し、江戸時代を少なくするという皇室偏重の歴史であった。この当時、大川周明は「2600年史」に鎌倉幕府成立に革新の意図を認められると記載したこ...-全集第12回刊行記念西尾幹二講演会2-(GHQ焚書図書開封第191回)
GHQ焚書図書開封第190回-全集第12回刊行記念西尾幹二講演会1-講演のテーマ:昭和のダイナミズム-歴史の地下水脈を外国にふさがれたままでいいのか-・過去を振り返ると、生命が安全だった戦後の70数年より、生命を脅かされていた3年半の時間の体験に生命感を憶える。・1868年の明治維新から70年後の1938年は、近衛文麿が蒋介石を相手にせずと言い切った年であり、東京オリンピックが返上された年でもある。福沢諭吉、中江兆民、岡倉天心、内村鑑三の4人の思想家①信仰・7世紀から17世紀はイスラムに圧倒されていた西洋・白人キリスト教の少年を奴隷にしていた。・日本では大川周明によってイスラムに着目された。②暴力・倭寇、海賊・西洋が総力を挙げてアメリカ大陸に挑んていたとき、日本は眠っていた。③科学・大航海時代・ダーウィン...-全集第12回刊行記念西尾幹二講演会1-(GHQ焚書図書開封第190回)
【GHQ焚書図書開封】第189回-眞山靑果戯曲『乃木将軍』その2-初編第一幕師団長時代その1、金倉寺の時代その2、同じく客殿第二幕那須野の別邸その1、別邸台所その2、同じく玄関第三幕保典出征その1、新宿駅付近休茶屋その2、新宿駅構内中編第一幕旅順攻略その1、柳樹房第三軍司令部その2、塹壕第二幕保典戦死その1、第三軍司令部中庭その2、同その3、同じく将軍営舎寝室2019/1/23に公開-眞山靑果戯曲『乃木将軍』その2-(GHQ焚書図書開封第189回)
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