(GHQ焚書図書開封第179回)-動静一如鳥が飛躍しようとするとき、まず翼をかさねて、しばらく動かない。これが不動の姿勢である。号令一下、いかなる行動にも全力で出得るのが、不動の姿勢であって、凝り固まるのは、不動ではない。と、軍隊では教える。動静一如、この心境こそ不動心であろう。二宮尊徳は言う。不動尊は動かざれば尊しと読む。予が今日に至ったのは、不動心の堅固一つにある。不動心の堅固一つで足もとから、着々と動いて行ったところに、尊徳の本領が察せられる。一世一代茶道は、動静一如の心境を体得させるという。財界の益田孝は、茶席を開いて客を招くたびに、「今日こそは、私の一世一代のお茶、これが私の最後のお茶であろう。いつもそう云うので、客が、また一世一代でございますか。」ことごとに一世一代の気力をもってあたる。今日を...-動静一如(GHQ焚書図書開封第179回)
-GHQ日本人洗脳工作の原文発掘その2-(GHQ焚書図書開封第178回)
GHQ焚書図書開封第178回-GHQ日本人洗脳工作の原文発掘その2-連合軍側の悪行には一切触れさせず、日本のアジアでの戦争だけを犯罪と言い立て、日本は悪辣な侵略国家だったとの贖罪意識を日本人に刷り込もうとした東京裁判。日本の政、財、官、司法、言論・文学、教育の指導者がそれに追随した。アメリカ、フランスは国旗を掲揚しても良いが、日本は国旗を掲揚してはいけないという日教組。国歌「君が代」が歌えなくなった若者。英語、フランス語、スペイン語のサンフランス講和条約原文11条では、「連合国戦争犯罪法廷の判決を受諾」となっているのを「連合国戦争犯罪法廷の裁判を受諾」と故意に訳した外務省。この解釈を巡っては、小和田恒氏、土井たか子氏が裁判と訳した考えを支持している。朝日新聞がGHQの手先であった原文証拠資料が露呈。綺麗事...-GHQ日本人洗脳工作の原文発掘その2-(GHQ焚書図書開封第178回)
-GHQ日本洗脳工作の原文発掘その1-(GHQ焚書図書開封第176回)
GHQ焚書図書開封第176回-GHQ日本洗脳工作の原文発掘その1-WGIPとは日本人に戦争犯罪者意識を刷り込む計画。日本を二度と白人に戦争を仕掛けない国とするのが目的。そのために、法体系と日本精神の覆滅を図る。2世代を経てからその効果が表れてきて現在に至っている。WGIPの原文が発見され、作り話でないことが証明された。良いことをするのはアメリカ、悪いことをするのは日本というマインドコントロールに現在もなお、日本人はかかっている。「アメリカがやっていることは、日本人のためになる・・・。」で日本人を説得するのはアメリカの対日外交の常套手段。そして、それに何の疑いを持たず受けて入れてしまう戦後日本人の姿勢。植民地解放の願い(戦争目的)をこめて日本側がつけた名称「大東亜戦争」の使用禁止、アメリカ側の作成した「太平...-GHQ日本洗脳工作の原文発掘その1-(GHQ焚書図書開封第176回)
-和辻哲郎「アメリカの国民性」(三)-(GHQ焚書図書開封第176回)
GHQ焚書図書開封第176回-和辻哲郎「アメリカの国民性」(三)-このフランクリンの態度は、土人殺戮に於けるホッブス的原理の活用と同一の事態を示している。アングロ・サクソンは土人に所有権の概念なく、従って土地譲渡の契約が彼らに無意義であることを十分承知していたのである。しかも彼らはこの契約を結び、そうして契約違反を待って殺戮を行なった。この手続きが彼らには必要なのである。この種の心情はフランクリンにも根強く存している。彼は17,8才のころ菜食主義を実行したことがあるが、魚のフライを揚げる匂いをかいでしばしば煩悶した。そこで、鱈の胃袋から小さい魚の出てきたことを思い出し、魚同士が食い合っているのなら、自分が魚を食って悪いわけはないという理屈をつけ、腹一杯鱈を食った。『理性ある動物たることはまことに好都合なも...-和辻哲郎「アメリカの国民性」(三)-(GHQ焚書図書開封第176回)
-「アメリカの国民性」(二)-(GHQ焚書図書開封第175回)
GHQ焚書図書開封第175回-「アメリカの国民性」(二)-目次日本の臣道アメリカの国民性1.アメリカ国民性の基調としてのアングロ・サクソン的性格2.アメリカへの移住3.アメリカに於けるホッブス的性格の展開4.アメリカに於けるベーコン的性格の展開5.開拓者的性格『あらゆる人と人との間の戦争』がある。これが自然状態である。ここではいかなる行いも自然の権利に基づいてなされるのであるから不正ということは存しない。戦争状態における徳は力と詐欺とである。しかしこのような自然状態は、自己の生命を保持するには最も都合が悪い。人は常に生命の危険にさらされ不安を感じていなくてはならぬ。従って人は理性によって、この悲惨な性格からの脱却、生命の安全保障を要求する。そこに自然法(lexnaturalis)が見出される。即ち生命に害...-「アメリカの国民性」(二)-(GHQ焚書図書開封第175回)
-和辻哲郎「アメリカの国民性」(一)-(GHQ焚書図書開封第174回)
GHQ焚書図書開封第174回-和辻哲郎「アメリカの国民性」(一)-目次日本の臣道アメリカの国民性1.アメリカ国民性の基調としてのアングロ・サクソン的性格2.アメリカへの移住3.アメリカに於けるホッブス的性格の展開4.アメリカに於けるベーコン的性格の展開5.開拓者的性格かってバーナード・ショウがナポレオンを取扱った喜劇『運命の人』の中でナポレオンの口を通じてイギリス人の特性描写をやったことがある。中々うがった観察であるから、緒としてここに引用する。『イギリス人は生まれつき世界の主人たるべき不思議な力を持っている。彼は或る物が欲しいとき、それが欲しいということを彼自身にさえ云わない。後はただ辛抱強く待つ。其の内に、彼の欲しい物の持主を征服することが彼の道徳的、宗教的義務であるという燃えるような確信が彼の心に生...-和辻哲郎「アメリカの国民性」(一)-(GHQ焚書図書開封第174回)
-和辻哲郎「日本の臣道」(二)-(GHQ焚書図書開封第173回)
GHQ焚書図書開封第173回-和辻哲郎「日本の臣道」(二)-尊皇の道は国初以来綿々として絶えず、日本人の生活の深い根底となっているものであります。武士たちが自分の直接の主人にのみ気をとられていた時代でも、その心の奥底には尊皇の精神が存していたのであります。それは稀には日本の国家を国外からの脅かすような力が現れてきた来た際、はっきりと露出しております。不幸にして武士たちは、国内の争いのために近視眼となり、自分の奥底にあるものを十分自覚し得なかったのであります。しかし、前に申し述べました二つの道も実を申せば最初から尊皇の道に含まれていた契機にほかならぬのであります。この点を簡単に指摘して置きたいと存じます。前述の如く死生を超えた立場は一方では絶対の境地に突入することによって得られました。ところでこの絶対の境地...-和辻哲郎「日本の臣道」(二)-(GHQ焚書図書開封第173回)
-和辻哲郎「日本の臣道」(一)-(GHQ焚書図書開封第172回)
GHQ焚書図書開封第172回-和辻哲郎「日本の臣道」(一)-『大君の御為には喜んで死なう』というのは軍人精神を体得する初歩の段階である、やがてその体得が深まってくると『敵を倒すまでは決して死んではならぬ』という烈々たる戦闘意識を信念的に持つようになる、これが海軍の伝統的精神である。人種偏見をもったルーズベルトは、日本人は死に、痛みや苦痛を感じない特殊な構造の脳をもっていると言っていた。立花隆は、デパート、結婚式場、子供のいる小学校で起こすイスラムの自爆テロと相手の軍、軍艦などを目標にした特攻隊を同じように考える愚劣な見解を主張している。今、日本人にある嫌韓、嫌中の感情は、名誉を重んずる日本人の気風と相反するものだからである。参考文献:「日本の臣道アメリカの国民性」和辻哲郎2018/8/1519:00公開-和辻哲郎「日本の臣道」(一)-(GHQ焚書図書開封第172回)
-南北戦争で自信を得たアメリカの極東進出-(GHQ焚書図書開封第171回)
GHQ焚書図書開封第171回-南北戦争で自信を得たアメリカの極東進出-1823年のアメリカのモンロー宣言に対して、ヨーロッパの国々の中で、南アメリカに植民地を持っていたスペインを倒したいイギリスは、アメリカを応援した。南軍のために作られた290号(後にアラバマ号)は、世界各地で北軍の商船を撃沈していた。アラバマ号には総員84名中に南軍の兵士は10数名しかおらず、他は全部イギリス人で、その半分は予備役兵だった。パーマストンによると、仏蘭西のナポレオン3世は、メキシコに仏蘭西の植民地帝国をつくろうと夢見ていたということだ。英仏の野心を粉々にしたモンロー主義の堅持で成功し、南北戦争で大きな国家となったアメリカは極東進出への自信を得た。時の大統領のルーズベルトは人種差別主義者で、中国ファンで阿片で儲けた一族であっ...-南北戦争で自信を得たアメリカの極東進出-(GHQ焚書図書開封第171回)
-フィリピン独立の夢を奪ったアメリカ帝国主義序幕-(GHQ焚書図書開封第170回)
GHQ焚書図書開封第170回-フィリピン独立の夢を奪ったアメリカ帝国主義序幕-スペイン(ビアク・ナ・パト条約の反故)、アメリカ(独立の約束の反故)の詐術に遭ったフィリピンのアギナルドは、そののち、亡命先香港からフィリピンに戻り、アメリカに対し反旗を翻すが、やがて米軍にとらえられ、その同志であるリカルテなどは逃亡生活を続け日本に亡命した。当時、アジアの独立の志士たちは、日本を頼り、日本に亡命する例が多かった。アギナルドによるスペインからの独立宣言(1898.6.12第一共和国)、その後、スペインを倒したアメリカによる再植民地化、大東亜戦争中における日本軍の援助によるアメリカからの独立(1943.10.14第二共和国)、日本の敗戦宣言によるアメリカのフィリピン再植民地化、アメリカからの独立(1946.7.4第...-フィリピン独立の夢を奪ったアメリカ帝国主義序幕-(GHQ焚書図書開封第170回)
-植民地フィリピン成立史(1)-(GHQ焚書図書開封169回)
GHQ焚書図書開封169回-植民地フィリピン成立史(1)-フィリピンは、ルソン、ミンダナオ島を含め大小7883の島からなっている。スペインのフィリップ2世の植民地時代に、フィリップナからフィリッピンになったと言われている。面積は114643平方マイルで「東海の真珠」とも言われた。当時は一国として統一されておらず、ボルネオから渡来した後期異民族イスラム教徒のモロ族が一大勢力を占めていた。日本では秀吉の時代であり、スペインへの服従要求に対して堂々と拒否をしていた。秀吉には、北京に天皇を置き、唐天竺を配下の武将に分け与え、東アジア全体を統一しようとする野望があった。したがって、フィリップ2世も一目を置いており、マニラの総督に、日本には手を出すなと命令をしていたのである。フィリッピンの完全領有化への挑戦は、ピラロ...-植民地フィリピン成立史(1)-(GHQ焚書図書開封169回)
-オランダを封じ込めたイギリスの深謀遠慮-(GHQ焚書図書開封第168回)
GHQ焚書図書開封第168回-オランダを封じ込めたイギリスの深謀遠慮-オランダの国家財政を支える過酷な強制栽培制度は、蘭領東インド(インドネシア)を苦しめた。フランス革命後、オランダはフランスの支配下に入った。ナポレオンの失脚後、フランスから独立したオランダは、今度は世界の海を制覇しようとするイギリスと対峙することになる。やがて、息を吹き返したフランスに対抗するため、イギリスは一転して、対峙していたオランダと手を結ぶことになる。まさに、パーマストンが言っていた、国家には「国家には永遠の友も永遠の敵もいない。あるのは永遠の国益のみ」のとおりである。北ボルネオでの統治に成功したイギリスに刺激され、オランダは英蘭ロンドン条約で獲得したジャワ島以外の外領(スマトラ、小スンダ、ボルネオ、セレベス、マラッカ、モルッカ...-オランダを封じ込めたイギリスの深謀遠慮-(GHQ焚書図書開封第168回)
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