こちらは、花より男子の二次小説になります。類つく中心です。亜門贔屓なので 亜門が出てきますが カップリングはないです。
Happy Time 71つ「わー!! ねえねえ類、 静さん コンクール優勝したって!! 」すっごい勢いで部屋に入ってきたかと思ったら 耳元で大きな声で興奮したように言った。類「つくし 頼むから もう少し小さな声で 」つ「あっ、ごめんね。 あたし嬉しくってつい 」類「いいけどさ。 」ホントは 俺 知ってたんだ。 昨日ネットで見たから『日本人女性優勝』ってさ。急いで教えようとしたんだけど あんた 寝てたでしょ?...
Happy Time 70類「ねえつくし 父さんたちがさ 結婚披露パーティー いつにしようかって言ってるんだけど 」つ「あたしはいつでもいいんだけど できれば 静さんや椿さんにも来て欲しいから 二人の予定を聞かなくっちゃいけないよね?でも 静さんは コンクールも控えてるって言ってたし 忙しいかも・・・ 」類「つくしのためなら二人とも どんなことしてでもスケジュール空けると思うよ 」つ「でも 申し訳ないじゃな...
Happy Time 69剣菱の 家庭教師も無事終わり 俺はつくしとの時間をとりもどし つくしはたくさんの報酬を 剣菱からもらった。つ「ねえ類 あたしこんなにたくさんもらっていいのかな? なんだか申し訳なくって 」類「いいんじゃない? 向こうがくれるって言うんだからさ ありがたくもらっておけば? 」つ「でもさ 貰いすぎって言うか・・・ 」俺は彼女の手から それをひょいと奪うと 目の前にあるテーブルにポンと立て...
Happy Time 68邸に帰り 食事の時も 二人並んで席に着く。初めは知恵も驚いてたけど 事情を説明すると知「では 申し訳ありませんが 明日は一日お部屋でお過ごしくださいませ。 部屋から出るのは無理だと思いますので 」くすくす笑いながらそう言った。部屋から出られないってどういうこと? その時はわからなかったけど 後でその意味を知ることになる。俺は右手が使えない。 だって 俺が右手使おうとすると つくしの左...
REPLACEMENT 71 エピローグ 類~半年後 今日は俺達の結婚式だ。つくしの純白のドレスは 初めにデザインされたものとは違い 全体的にふわっとしてる。足元はぺたんこの靴。おまけに結婚式なのにすっぴんだ。更さんの店に行って暫くたったある日 つくしはいきなり化粧ができなくなった。その後何日かして 急に食欲が落ち 心配した両親と病院へ。「まだ はっきりはいえませんが おそらくはおめでただと思われます。 ...
REPLACEMENT 70進~更さんや匡央さんの希望もあって 結局 食事会は 森沢家 家族全員で行くことになった。もちろん類さんも家族の一員として参加していた。アルバムを見ながら 嬉しそうに話す義母さんと義父さん。 その隣では兄さんさんと更さんが 別のアルバムを見ながら 何か話をしている。類「良かったな。 匡央さん呪縛からとけたみたい 」つ「ん? なんか言った? 」類「ううん なんでもないよ 」類さんは すご...
REPLACEMENT 69匡央~何日かして 更さんが家にやってきた。 前日に連絡があり アルバムを持ってきてくれるということで 母様は楽しみにしていた。更「こんにちわ。 良かったらこれ 皆さんで召し上がってください。お口に合うといいんですが・・・ 」彼女は 持ってきたお菓子と二人で作ったレシピノート そしてアルバムを一緒に差し出した。そこには お菓子の写真や絵とともに 見慣れた文字が並んでいた。更「まだ何冊か...
REPLACEMENT 68更「じゃあ さやかさんは その事故で無くなったんですね。 私知らなくって・・・。 ごめ・・・サイ・・・ 」彼女は顔をぐしゃぐしゃにして泣いていた。お兄様が そんな彼女に ハンカチを差し出すと 彼女は黙ってそれを受け取り ハンカチに顔を埋める。暫くの間 その部屋は 彼女の嗚咽だけになった。やがて彼女はゆっくりと顔を上げ 更「近いうちに お線香をあげに行ってもいいですか 」黙ってうなずく...
REPLACEMENT 67つくし~お兄様にせがまれて あたしたちは千石屋 2号店に来ている。入口の所で 少し緊張した面持ちで 入るのをためらっているお兄様の背中を あたしは軽く押した。2号店は 小さなビルの一階にあり 中でお茶も楽しめるので 外から中の様子が見えないつくりになっていた。まだ新しい大きな暖簾の前で お兄様は入るのを躊躇してたのだった。あたしが背中を押したことで お兄様の足が一歩前に出て スーっ...
REPLACEMENT 66森沢の家に着くと 雛「あら 遅かったわね。何かあったの? 」のんびりとしたお母様の声が聞こえた。今日は 久しぶりに家族全員が揃うので 「夕食を一緒に」と 類と一緒に誘われていたのだった。ところが あの千石屋で 女将さんたちと話をしてて すっかり遅くなってしまった。類「遅くなって申し訳ありません。 良かったら食後に お茶でもどうかと思いまして 」あの和菓子を差し出しながら 類が言った...
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