寺子屋江川塾の次回のテーマ大鳥圭介を調べながら、人物が生まれる基礎は何かを深く考えています。大鳥圭介は幕末に幕臣として歩兵奉行となり戊辰戦争、最後は五稜郭まで闘い明治政府に投獄されたのち学習院院長・工部大学校校長を歴任した人物です。実家は播州赤穂の医者の生まれ医業を学びながらも漢学に興味を持ち岡山藩の閑谷学校に学びます。閑谷学校は岡山藩主で名君の池田光政が熊沢蕃山を招聘して創った学校で武士だけではなく農民、庶民も受け入れました。この閑谷学校での学びが大鳥圭介の生涯の基礎となっていると言っても過言ではありません。国の基礎は教育とあらためて感じる今日この頃です。歴史が語る国の基は教育ー大鳥圭介から閑谷学校ー池田光政ー熊沢蕃山