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頑固おやじの独り言
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2019/03/31

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  • 衆院補選自民が全敗、有権者の良識が立憲3勝に導く。

    衆院の3つの補欠選挙(島根1区、長崎3区、東京15区)で自民党は全敗し立憲民主党が圧勝した。「政治とカネ」の問題に対し厳しい姿勢を貫いていた立憲に支持が集まったということは、有権者の良識に敬意を表したい。政策も大事だがカネや利権まみれで得た勝利などは「民主主義」と程遠い。その意味で法を破っても何ら責任を取らない自民党に有権者が鉄槌を下したと言えよう。 自民党と立憲民主党の直接対決になった島根1区の結果は今後の政局に大きなインパクトを与えるだろう。保守王国と言われ自民党は1度も負けていない。その牙城が崩れたのだ。「自民党にお灸をすえる」レベルではなさそうだ。若い人たちが立憲に投票しているからだ。亀井亜紀子さんは自民の裏金疑惑を批判していたが、農業政策や少子化対策に対しても対案を提示している。(農業の所得補償...衆院補選自民が全敗、有権者の良識が立憲3勝に導く。

  • 北海道の春は一斉にやって来る

    この辺の桜は昨日あたりから咲き始めた。桜も良いがイタヤカエデの花も大好きだ。 エゾムラサキツツジも元気が良いクリスマスローズは今が真っ盛り。 「自分」と「自然」を別のものと考えて対峙させる生き方ではなく、「自分も自然の一部」と考え、そのリズムと流れに身を任せる生き方が、次第に見えてきた。写真家長倉洋海1952年釧路生まれ「地球に謳う」から北海道の春は一斉にやって来る

  • 円安加速に打つ手なしとは情けない

    円安が止まらない。一時156円台まで下落し、1990年以来34年ぶりの円安ドル高水準だ。政府も日銀も「口先介入」は頻繁に行うが、そのほかの有効な手が打てない。ただ、成り行きまかせ風まかせ、「アメリカさん早く金利を下げてください」と神頼みだ。庶民は物価高に苦しんでいるのに円安加速について、「このような状況は無視できる範囲だったのか?」という質問に、日銀植田総裁は、ただ一言「はい」。なんともそっけない。 「疾風に勁草を知る」ということわざがある。困難や試練に遭遇してはじめて、その人の意志や節操の堅固さが分かるというたとえ。強い風が吹いてはじめて風にも負けぬ強い草を見分けることが出来る意から。アメリカの長期金利は4~5%程度で推移しているが、日本は0.8%程度。通常考えればアメリカに資金が流れる。日本も金利を上...円安加速に打つ手なしとは情けない

  • 「政権交代起こってもおかしくない」ーー首相最側近木原発言

    岸田首相の最側近である木原誠二自民党幹事長代理の発言が波紋を呼んでいる。「いま自民党は非常に厳しい。政権交代が起こってもおかしくない状況だろうが、仮にそういうことがあっても日本の政治は、霞が関がしっかりしている」発言の主旨は、政権が代わっても、霞が関(官僚組織)が中核を握り、政策は変わらないということを、言いたかったようだ。木原氏は財務官僚出身だからそう思うのだろうが、岸田首相最側近だけにいろいろ憶測を呼ぶ。 木原発言はある程度当たっている。民主党が政権を取った時に、官僚を敵に回してしまった。鳩山首相は、沖縄基地返還問題で外務官僚から間違った情報を流されたと後で述懐している。今の自民党にしても政策立案能力は殆どない。官僚におんぶにだっこだ。それでも何とか持っているのは官僚の人事権を手に入れたから。岸田首相...「政権交代起こってもおかしくない」ーー首相最側近木原発言

  • ずれている「自治体4割消滅」という分析結果

    人口戦略会議というところが2050年までに自治体の4割にあたる744自治体が消滅する可能性があると発表した。私の住んでいる北海道の町もしっかりとその中に入っている。データーの根拠は20~39歳の女性人口が50%以上減少する自治体をベースにしているようだ。もっともこんなものを見せられても、「だからどうなんだ」と思うだけ。 毎日植物や動物を見ていると、栄枯盛衰、新陳代謝は当たり前だ。過度に増えすぎると自然淘汰される。日本を含めて先進化した国は人口減少の過程に入り始めたということは、この人類もそうなんだろう。そうでなくても、核兵器をどんどん増やしてすったもんだしている世界は、どう考えても正常ではない。 私がいまの町に移り住んだのは自然が豊かだったから。都市の中の便利さを求めるのなら別の選択があった。地方の人口を...ずれている「自治体4割消滅」という分析結果

  • やる気なし自民党の政治改革案

    主要6党の政治改革案が出そろったが自民党はまったくやる気なし。自らの政党が招いた不祥事のはずだが、他人事のようだ。この問題を根から断とうと思ったら次の3つがポイントだ。①企業・団体献金の禁止②政策活動費の禁止③その他の政治団体の透明性確保ところが自民党は、この3つについて見事に✖マークだ。(朝日新聞) 細川護熙政権で首相特別補佐官を務めた田中秀征氏の言葉が重たい。「非常に重大な責任をね、有権者も担っているんです。そもそも政治にはカネがかかるという議論を許しちゃだめだ。そう思ったとたん、政治の腐敗への対抗力がなくなる」田中は1955年に結成された自民党の系譜について、戦争をしなかった人々を中心とした「自由党」の流れを「保守本流」、公職追放を解除され政界に進出した人々が中心の「日本民主党」と定義づけている。自...やる気なし自民党の政治改革案

  • 左利きの高齢者が旅をして感じたこと

    5年ぶりに北海道を離れ大阪と奈良を旅した。確実に実感したことは足腰が衰えたということだ。通常の歩行は問題ないが、階段の上り下りに不自由する。ところが田舎に行けば行くほどエレベーターやエスカレーターの設置が無い。あったとしてもホームの端の方とかにある。私はまだ何とか上り下りできるが、障害を抱えた人にとっては「やさしい社会」とは言えないと思う。 もう一つ感じたことは、急速に機械対応のスピードが速くなっていること。まず飛行機の搭乗がほぼ機械対応だ。今のところを説明のための補助員がいるから良いが、そのうちどうなるのだろう?もともと左利きなので改札口の出入りには不便を感じていたが、カメラなど左利き用は見かけない。箸と鉛筆は小さいころに右利きに直されたので何とか対応できるが、左利きで通した人はかなりストレスがかかるだ...左利きの高齢者が旅をして感じたこと

  • 久しぶりの奈良ーーー瓊花(けいか)に出会えた旅

    奈良を訪れるのは20年ぶりくらいだろうか。今回は法隆寺、唐招提寺、薬師寺を中心にじっくり廻って見たかった。一番の僥倖は、唐招提寺で瓊花の真っ盛りに出会えたことだ。 法隆寺や薬師寺には修学旅行生がひっきりなしに訪れる。その点、唐招提寺は観光化の波に乗り遅れたのが、かえって幸いしている。落ち着いた雰囲気で廻ることができた。 唐招提寺と言えば鑑真だが、芭蕉も味わいのある句を1句を。久しぶりの奈良ーーー瓊花(けいか)に出会えた旅

  • 前原誠司と玉木雄一郎、共に小池にはまった二人。

    教育無償化を推進する会の代表前原誠司と国民民主党代表の玉木雄一郎とはキャラクターが似通っているように感じる。男前だし、なんとなくさわやかな感じを受ける。ただ政治家にとってこのような評価を受けることは必ずしもプラスにはならない。性格に陰影が無いから下心のあるしたたかな政治家に乗せられる。 前原誠司は2017年民進党代表の時に東京都知事小池百合子が代表の希望の党と合流を模索した。だが、性格の良さが出たのか主導権を小池にとられた。順風満帆だった小池だが、あの有名な「排除します」宣言で一転暗転してしまった。希望の党は惨敗、またしても安倍晋三がしたたかに勝利をおさめた。まさに前原がどんぐりになって小池にはまった瞬間だった。東京15区補選における玉木雄一郎の小池への接近は、またもや小池にはまるどんぐりのイメージが湧い...前原誠司と玉木雄一郎、共に小池にはまった二人。

  • 粗にして野だが卑ではないーーこんな生き方があっても良い

    「粗にして野だが卑ではない」これは国鉄総裁だった石田禮助(1886~1978)の言葉だが、なかなか味がある。このような骨太の人物を見かけなくなった。別の角度から見ると「気骨がある」ということか、あるいは「私心がない」。「粗にして野だが卑でもある」という政治家が多くなったが嘆かわしいことだ。 カタクリが咲き始めた。粗にして野ということは「肩の力を抜く」ということかもしれない。人生肩ひじ張って生きているとつらい。粗野の反対語は優雅だが、優雅に振舞うためにはスキがあってはいけない。自然体で優雅に振舞えれば言うことないのだが、高望みはしないほうが良いのかも。 ギョウジャニンニクバターで炒めて最後に醤油をたらして食べる、これが美味い。 久しぶりのたこ焼き北海道産小麦を使用している。道の駅で。粗にして野だが卑ではないーーこんな生き方があっても良い

  • 東京15区補選の結果が政界を揺るがす

    自民党は都民ファーストの会が擁立する乙武洋匡候補に相乗りするつもりだった。ところが乙武候補は5股不倫問題があって、公明党婦人部が猛反対。そんなところに小池百合子氏の学歴詐称問題が再浮上するのを見て、自民党はビビったようだ。推薦せず不戦敗を選択した。小池カードは捨てたということだ。当初楽勝とみられていた乙武候補は、都民ファーストの基礎票をベースに浮動票をどこまでつかめるかが勝負だが、苦戦しているようだ。 現状、頭一つ抜け出しているのが立憲民主党から出ている酒井菜摘候補。江東区議として地道に活動してきた実績が評価されているようだ。共産党は自党の候補を取り下げて酒井候補を応援。さらに令和も応援に回るようだ。2番手争いが日本維新の会の金沢結衣候補と乙武候補。維新は昨年までの勢いがない。やはり大阪万博問題が足を引っ...東京15区補選の結果が政界を揺るがす

  • 小池東京都知事の学歴詐称問題、今回は逃げ切れるか?

    小池東京都知事の学歴詐称問題(カイロ大学)がまた再燃した。今回は小池知事の元側近小島敏郎氏だけにインパクトが大きい。小島氏は環境省の役人だった時にクールビズでつながりが出来て、小池氏が東京都知事になった時に顧問に就任した。今回の告発のポイントは、4年前のエジプト大使館による小池氏卒業証明書の声明のおかしさにある。断定はしていないが、小島氏の言い分は「小池百合子はカイロ大学を卒業していない」。 通常、日本の常識では大学の卒業証書があれば卒業したものとみなされる。ところが一部の国では簡単に卒業証書がカネでやりとりされるのだ。元東京都知事舛添要一氏は、エジプトのあそこの大学っていうのは、適当に卒業証明書を偽造したりするめちゃくちゃいい加減なんですよ。ということは何が起きているかというと、エジプト政府に対して「借...小池東京都知事の学歴詐称問題、今回は逃げ切れるか?

  • 岸田首相への信頼度は地に落ちたーー恣意的な裏金議員処分

    泣いて馬謖を斬る信頼している部下を、規律の厳正を守るために私情を排して処分すること。心ならずも友人や部下を捨てること。馬謖は蜀の軍人。諸葛孔明の最も信頼している部下だった。魏との戦いで馬謖を先鋒として起用したが孔明の指示に従わず大敗を喫した。孔明は規律を守るため馬謖を牢に入れた。 人を処分するということは信頼する部下であればあるほど気が重いものだ。恣意的な判断が入れば処分する側の人格や信頼度が地に落ちる。今回、問題にすべきは、安倍派幹部の中で松野氏と萩生田氏への処分が大甘だったこと。さらには殆どの若手はおとがめなしだ。何故そうしたかというと、9月の総裁選に向けて言いなりになる松野と若手を抑えている萩生田は使い道があるということだ。岸田文雄の頭の中は「自民党総裁の再選」しかないようだ。そのためには6月解散説...岸田首相への信頼度は地に落ちたーー恣意的な裏金議員処分

  • 怒る人が増えてきたような気がする――長谷川岳議員のケース

    北海道選出の長谷川岳参院議員(自民党)がこのところ話題になっている。飛行機の中でキャビンアテンダントの女性をしかりつけているところを目撃した歌手の吉幾三さんの発言から火がついた。長谷川議員の場合、怒りっぽい性格というよりももっと根が深い。参院議員という地位からくる上等国民意識がなせる業だからだ。北海道庁や札幌市の役人を呼びつけてパワハラまがいの行為をしていたことも露見。政治家は役人をバカにし、役人はもっぱら面従腹背だ。 クロッカスとクリスマスローズが元気いっぱい。 怒り方にはいろいろタイプがあって瞬間湯沸かし型。突然怒り出すがあらしが過ぎれば静かになる。怒りすぎたのを反省するのか「さっきは悪かった」などとフォローして来る。怒り始めると段々激高してきておさまりがつかなくなるタイプもある。長谷川議員もおそらく...怒る人が増えてきたような気がする――長谷川岳議員のケース

  • 岸田外交の危うさを一歩引いてみておいた方が良い

    岸田首相が国賓待遇でアメリカを訪問している。米国と仲良くすることは日本にとって良いことだが、度を過ぎて取り込まれることには不安を覚える。外交関係において必要以上の歓待を受けるということは、何か裏があると勘繰った方が良い。まず考えられるのは、岸田首相もバイデン大統領も国内では不人気だ。そこで外交で点数稼ぎをしたいわけだ。もう一つの狙いは軍事面での共同歩調の強化だ。反撃能力を保有し防衛費を倍増して作戦面でも統合を検討するなどとかなり踏み込んでいる。 岸田首相は、米国の信頼のおける友を演出したかったのだろうが、これも度を過ぎると「忠実なしもべ」にしか映らない。「米国は独りではない。日本は米国と共にある。日本は控えめな同盟国から、外の世界に目を向け、強くコミットした同盟国へと自らを変革してきた」日本国内がガタガタ...岸田外交の危うさを一歩引いてみておいた方が良い

  • 今こそ嘉納治五郎の教育論を学ぶべきだ

    この国の教育は、教養や深い洞察力もないまま戦後教育の問題を糺すということから修正が進んでいる。保守的思想から戦前回帰のような傾向がみられる。それも昭和の一時期を睨んだもので明治期の教育論の方が優れている気がする。小学生に道徳教育など教えているようだが、施政者(自民党の裏金議員たち)の方から先に学ぶべきだろう。 明治期の教育論には見るべきものがある。丸屋武士著、「嘉納治五郎と安部磯雄」に嘉納の教育論が紹介されている。善悪正邪を判別する力、正しいことをして満足し、よこしまなることを行って不快を感ずる心、これらの修養は、終生つきまとうところのものであって、中等教育以前にすでに養われる力である。およそ社会の表面に立ちて大なる仕事をなす場合、その人の力は中等教育以後の教育によって養われるものが多いが、普通教育におい...今こそ嘉納治五郎の教育論を学ぶべきだ

  • 議論が出来ない日本人ーーなぜだろう?

    日本人の社会生活において「論争してはいけない」という考えが刷り込まれている。ただ相手の人格を無視した時(相手が大きな失敗を犯したときなど)のみやっていいようだ。これは言葉とそれを言った人の人格が分離していないから、こうなる。アングロサクソンなんかでは、相手の人格に対する言葉と単なる情報に関する言葉と厳格に区別する。「お前は嘘つきだ」といえば、決闘になる。「お前の言ったことは事実と違う」と言えば議論が進む。 しかし日本もぼちぼち世界標準に合わせて行くべきだろう。いつまでも「あいまいな表現」や「なし崩しに対応する」やり方から脱皮すべきだ。すでに日本には300万人以上の在留外国人が存在する。これからも増えて行くだろう。彼らの考え方や生き方を特別視するのではなく、共に生きる感覚を養うことが大事だ。それこそが「多様...議論が出来ない日本人ーーなぜだろう?

  • 政治家の資質に必要なものは「周囲を欺く能力」

    人間と動物とのちがいは、嘘をつくなど「周囲を欺く能力」があるかどうかだと言われている。その意味では自民党の議員さんたちは、極めて「人間らしい」のだろう。裏金作りに励んでも「知らなかった」、「秘書がやった」と開き直る。「権力を持つ」ということは本質的に道徳とは無関係だ。しかし先人は、権力を道徳で縛らなければそこら中に暴君が出現する危険を悟っていた。 道徳教育を声高に叫んで学校教育に導入することに熱心だったのは安倍派だった。歴代の文科大臣はだいたい安倍派から出ている。ところがどうだ、道徳も法も無視して権勢をふるったのは安倍派だった。法律をやぶったことについてのつぐないは、死罪になるにせよ、罪に服することによってできるが、もし人間道徳の根本義を破れば、誰に向かってつぐないえるか、つぐないようがないではありませぬ...政治家の資質に必要なものは「周囲を欺く能力」

  • 「いいものをより安く」の経営戦略から抜け出せるのか?

    戦後の日本が世界第2位の経済大国に上り詰めた経営戦略は、「いいものを安く」であった。人口増加の過程にある時はこの戦略は正解だった。しかしバブルを経験し人口増加も減少に転じると限界が来る。政府と企業は生産性の上昇よりも非正規労働者を増やし賃金を抑制して「人件費を安く」という愚かな政策を推進。 石油価格の上昇や円安によって物価高騰の波が襲ってきて国民の不満が溜まって来た。それをみてあわててバラマキ政策とも思える電気・ガス代補助やガソリン代補助を行った。しかしこれは歯止めが効かず「亡国の大衆迎合策」ともいえる。なかなか止めるわけにいかないのだ。そして価格形成過程が不透明だから電力会社や石油会社に中抜きされていてもわからない。 このところの企業戦略を見ていると、「いいか悪いかわからないもの高く」という方向に舵を切...「いいものをより安く」の経営戦略から抜け出せるのか?

  • 惰性で続けられているレジ袋有料化は見直すべきだ。

    レジ袋の有料化は2020年から始まった。この時環境大臣だった小泉進次郎氏は次のように述べていた。なぜプラスチック素材が世界中の問題となって取り組まれているのか、そこに問題意識を持って一人ひとりが始められる行動につなげてもらいたい。おそらく大部分の消費者は、しぶしぶ「やむを得ないか」と思って従った。確かにレジ袋は減ったが、それが全体に占める割合は知れている。もっと根本的な部分にメスを入れるべきだが、それが進んでいるとも思えない。例えば過剰包装などは何とかならないか。さらには賞味期限切れの食品の廃棄問題。 このレジ袋有料化のキャンペーンはどうもたちが悪い。まず一番の被害者は消費者だ。金額的には知れているが「レジ袋は有料です」と言われたときのむかむか感は精神衛生上よくない。また、2割から3割くらいの店はレジ袋を...惰性で続けられているレジ袋有料化は見直すべきだ。

  • 本当に強いものはやさしいーー自然から学ぶ

    北海道でも豪雪地帯のわが地方も急速に雪解けが進んでいる。いろいろな季節の中でもこの季節が一番好きだ。厳しい寒さをしのいだ植物たちが元気に姿を現してくれる。ただ、この時期心を痛めることがある。一つには野ネズミにかじられた無残な状態の薔薇などを見るとき。二つ目は雪の重さに耐えかねて枝折れした木々を見るとき。 石狩川河畔からピンネシリをながめる 強い植物だなと思うものは、球根類だ。球根に養分を蓄えてじっと春を待つ。無駄に雪や寒さに抵抗しないのだ。バラ類の中で強いなと思うものはつるバラの系統。しなやかに状況に対応する。 水芭蕉 このような姿を見ていると勉強になる。強くなければ生きていけない。やさしくなければ生きている価値がない。プシュキニア本当に強いものはやさしいーー自然から学ぶ

  • 権謀術数渦巻く自民党裏金議員処分劇のドタバタ

    岸田首相、麻生副総理、茂木幹事長の3人組による安倍派つぶし、というのが今回の処分劇の実相。スケープゴード(誰かの責任を転嫁するための身代わり)になったのは、塩谷座長と世耕参院幹事長だ。しいて上げれば下村博文と西村康稔もそうだろう。(もっともこの4人に責任があるのは言うまでもないが)では誰の責任を転嫁しようとしたのか?自分の派閥の会計責任者が立件された岸田首相と陰の安倍派会長森元首相。もう二人上げるとすれば二階元幹事長と萩生田前政調会長。本人たちはまんまと逃げおおせたと思っているかもしれないが、そうは問屋が卸すまい。 今回の処分劇を見ていると、自民党の中で党員の生殺与奪の権限を持っている総裁と幹事長の力がいかに大きいかが分かる。本人に統率力があるかどうかは問題ではない。総裁、幹事長というポストが強大なのだ。...権謀術数渦巻く自民党裏金議員処分劇のドタバタ

  • 時の流れに身をまかせーー日日新面目あるべし

    テレサテンが1986年(昭和61年)に歌ってヒットした曲に、「時の流れに身をまかせ」がある。「時の流れに身をまかせあなたの色に染められ」ラブソングなんだろうが、テレサテンの柔らかい声がもう少し深い人生観を感じさせる。歳をとって考えることは、あるいは生き方は、「時の流れに身をまかせ」である。親鸞流に言えば「ただ念仏のみぞまことにておわします」「万のこと皆もってそらごと・たわごと真実あることなきに」だんだん夜明けが早くなる。目覚まし時計をかけないので起きるのも早くなる。 春眠暁を覚えず、処々啼鳥を聞く。夜来風雨の声、花落つること知らず多少。孟浩然思う存分、朝寝が出来るのは若いうちだ。私のような歳になると、せいぜい6時間も寝れば良いのだろう。クロッカスが元気だ。私たち咲いてますよー、という声が聴こえそうだ。時の流れに身をまかせーー日日新面目あるべし

  • まだ首相の地位に色気があるのか小池百合子の野望。

    東京15区の補選に小池百合子東京都知事の出馬が噂された。しかし実際には自分は出馬せず乙武洋匡氏を推した。その推薦の理由が振るっている。乙武氏は過去に5人の女性と不適切な関係にあったのだが、「二度とそういう過ちを犯さないということで、以来、誠実な活動を続けている」なんとも寛容な姿勢である。あえて15区に都民ファーストから候補者を擁立する理由がよくわからないが、不戦敗をさけたい自民党から頼まれたからということらしい。萩生田自民党東京都連会長に貸を作ったということか? 小池百合子氏がテレビのキャスターから政治の世界に入った時の発言が極めて意味深だ。「永田町にはいろいろ猛獣や珍獣がいらっしゃると聞いたもので、今日はサファリ―ルックで参りました」こんな発言をサラッと言ってのけるところが持ち味でこのスタイルは今も変わ...まだ首相の地位に色気があるのか小池百合子の野望。

  • 国民生活そっちのけ、自民党の主導権争い激化。

    4月に入って相変わらず商品の値上げは止まらない。(消費者物価指数2月対前年比2.8%)食料品や生活用品の値上げでとらえれば10~20%くらいは上がっている。ところが物価対策はそっちのけで、政府・与党内部は裏金議員の処分に名を借りた党内抗争の暗闘が始まっている。 一つ目の核は岸田派(岸田文雄首相と木原副幹事長)なんとしても9月の総裁選は勝ちたいが現状の低支持率では無理。そこで隙あらばと解散を狙う。少々負けても自民・公明で過半数を維持できれば良い、割れても維新もしくは国民民主党と連立を視野に。二つ目の核は麻生・茂木連合。(もちろん茂木が総裁候補だ)岸田氏と茂木氏の中は決定的に悪化している。茂木氏が露骨にサボタージュしているという。突然の派閥解消で麻生氏と岸田氏の仲も悪化。もっとも政治家というのは自分の権勢維持...国民生活そっちのけ、自民党の主導権争い激化。

  • ことばを大切にしたいものだーー万葉集を読む

    言葉というものは時代と共に変わって行く。なるべく美しい言葉を残していきたいものだが、最近の若者言葉にはついていけない。もっともついて行く気も無いのだが。それにしても万葉の和歌には新しい国家誕生の息吹が感じられる。あをによし奈良の都は咲く花の薫(にほ)ふがごとく今盛りなりこの歌は小野老(おののおゆ)が大宰府で故郷をしのんで詠んだもの。 白鳥の渡りが見られるようになった。 石ばしる垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも志貴皇子志貴皇子は天智天皇の第7皇子春の悦びが素直に歌いあげられていて、今の時期にぴったりだ。大好きな歌の一つ。1300年以上昔の人と同じ思いを共有できるとは。 春一番に花をつけるのはクロッカス次いでプシュキニア しきしまの大和の国は言霊の助くる国ぞま幸くありこそ柿本人麻呂遣唐使を見送...ことばを大切にしたいものだーー万葉集を読む

  • 台湾有事は起きるのか?ーー習近平はギャンブラーではない

    2022年に米国のペロシ下院議長が台湾を訪問した時に、中国は強く反発して軍事的な緊張が一挙に高まった。その後も緊張状態は続いているが、一時ほどではない。中国の本音は、出来ることならば軍事力を使わずに、情報戦を仕掛けサイバー攻撃や台湾国内の騒擾を起こして台湾を併合したいと考えている。やむなく軍事力を使う場合は、台湾が独立宣言をしたときだろう。 軍事力を使う場合も米国や日本が参戦しない(或いはできない)手段で慎重に行うだろう。具体的には、日本にある米国の軍事拠点を叩いたり日本の領土に侵攻する(例えば尖閣諸島など)事は、即参戦につながる。よって台湾南部や台北の近くの台北港や桃園国際空港を狙う。(アメリカ軍によるシミュレーションによる)この場合の大きなポイントは米軍が参戦するかどうかだ。日本にある基地を叩かれれば...台湾有事は起きるのか?ーー習近平はギャンブラーではない

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