chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
頑固おやじの独り言
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2019/03/31

arrow_drop_down
  • 選挙は公平・公正であるべきーー現状は圧倒的に自民党に有利だ

    スポーツでは無秩序な戦いをさけるためにルールが決められている。また格闘技などでは体重別にして公平さを出そうとしている。本来選挙なども公平・公正に行われるべきだ。しかし実情は程遠い。圧倒的に自民党に有利な仕組みになっている。「地盤・看板・カバン」とよく言われるが、カバン(資金力)の面から考えてみたい。日本一広い選挙区といわれる北海道12区での状況を見てみよう。BSTBS報道1930自民党は武部新議員(親は自民党幹事長だった武部勤氏)4期当選。一方の川原田英世氏は網走市議を2期務めて立候補。前回はダブルスコアで負けて比例復活も無し。この圧倒的な資金力の差は如何ともしがたい。主に企業団体献金とパーティ収入の差だ。党からもらう金と個人献金であればいい勝負だ。 英国では公平な競争促進のため野党だけへの交付金というの...選挙は公平・公正であるべきーー現状は圧倒的に自民党に有利だ

  • 柔よく剛を制すーーーコンビニ強盗に思う

    コンビニに強盗が押し入るという事件が頻発している。これだけ何回も入られているのだが、有効な対策はないのか?今回は自分の身をどう守るかという観点から考えてみたい。柔術は、力をもって制御するのではなくて、力と力の激突をさけることを前提として工夫された武術である。柔術の技を取り入れて進化した合気道には、相手が武器を持った時に(こちらは素手)対処するわざが多い。相手の力に無理に逆らわず、相手の力を利用して技をかける。当然相手の心の動きを素早く察知することも必要だ。そのためによく言われているのが、「一眼二足三胆四力」コンビニなどの従業員にはかんたんな「護身術」の研修が必要ではなかろうか。 日の出が大分早くなってきて何となく和らいだ気持ちがする。エゾユキウサギがベランダの近くまで来ているようだ。夜行性なのでなかなか見...柔よく剛を制すーーーコンビニ強盗に思う

  • 自民党を悪くした萩生田光一と二階俊博

    巧偽は拙誠に如かずたとえつたなくても真心のある方が、うわべを飾り巧みそうに見せて、実のないものよりはよい。このところの自民党は悪知恵は大いに働くが、国民そっちのけで自分のことしか考えない。それで通ると思っているところが、何とも厚かましくて恥知らずな行いだ。 まずは安倍派5人衆の萩生田光一前政調会長。5人衆の中で政治倫理審査会には出ないという。この人が一番悪そうに思うのだが。権力の使い方を安倍晋三から伝授されているようで、絶対に自分の非を認めない。場合によっては開き直る。国税庁にしてみたらこのタイプが怖いかもしれない。BSアサヒ日曜スクープ我々がこんな納税申告をすれば一発でアウト。重加算税のパターンだろう。 二階元幹事長も政治倫理審査会に堂々と出て来て国民の前で説明すべきだ。ところが二階は幹部で代貸クラスの...自民党を悪くした萩生田光一と二階俊博

  • 政権担当能力とは何を指すのか?ーー自民党と立憲民主党の違い

    最近また「政権担当能力」について世論調査の項目に上がって来た。「政権担当能力」があるとみなされていた自民党が「倫理観無き犯罪集団」に近い事への失望がある。自民に代わってどの政党が、次の政権を担うことが出来るのかという空気感が出てきたのだろう。 そもそも自民党に「政権担当能力」があるのかという素朴な疑問がある。国会中継を聴いていても大臣答弁はほぼ100%、官僚が書いたペーパーを読んでいる。推察するに、この国の政策の90%くらいは官僚が回していると考えられるのだ。自民党幹部は仲間同士で酒をのんで(高級なホテルや料亭で)何を語っているのか?一方の若手・中堅は公認とカネをもらうことに汲々としている。民主党政権が失敗した大きな要因は、官僚をうまく使いこなせず敵に回したことだ。民間の会社でもそうだが、地位が能力を作っ...政権担当能力とは何を指すのか?ーー自民党と立憲民主党の違い

  • 衝撃!自民党員世論調査の結果。

    経済評論家の古賀茂明氏が、自民党員への世論調査を入手してユーチューブで公表している。その内容がかなり衝撃的だ。自民党員は110万人位いるようだが、基本的には自民党大好きであろう。要するに何があっても自民党に投票するという岩盤支持層だ。石川さゆりの「天城越え」の世界。何があってももういいのくらくら燃える火をくぐりあなたと越えたい天城越えところがこの支持層がかなり揺らいでいる。 今どの政党を支持するか?という質問に対し、自民党と答えた割合が67.5%だ。約3割の自民党員が支持なしか他の政党(立民や共産を含む)を支持するとしているのだ。やはり自民党の裏金問題は大きなダメージになっているだろう。特に中小企業の経営者にしてみたら許せない。自分たちは領収書をきっちり集めて納税しているのに、裏金をもらって領収書無しで使...衝撃!自民党員世論調査の結果。

  • 株価は史上最高値だが、実態とはかけ離れている。

    株価が34年ぶりに史上最高値を塗り替えた。この株高の主役は海外マネーだ、それと円安か。日本企業は円安で黙っているだけで利益が出るし、海外資源高を理由に価格引き上げに躊躇しない。よって高収益企業が続出なのだ。海外マネーにしてみたら今のところ楽勝、あとは売り時を何時にするかだ。 一方国内の大部分の人にとっては「指をくわえて見ているだけ」だろう。今ごろから下手に手を出せば焼けどをするパターン。34年前の株価最高値の時も東京の不動産市場には陰りが見え始めたにもかかわらず、地方の不動産買い漁りが始まっていた。そしてある日突然の株の下落。「バブルがいつ崩壊するか」は誰もわからない。だからバブルという。 今回の株価史上最高値をあまり喜べないのは、国民生活は株価と同じように上がっていないからだ。どちらかというと、石川啄木...株価は史上最高値だが、実態とはかけ離れている。

  • スマホに振り回される現代人ーー我々の脳はまだサバンナで暮らしている

    「スマホ脳」を著したアンデシュ・ハンセンは次のように語る、人間がテクノロジーに順応するのではなく、テクノロジーが私たちに順応すべきなのだ。私はこの主張に全面的に賛成だ。50年前に比べて世の中は便利になったような気がするが、かえって不便になったと思うことのほうが多い。いまだに納得できないのが、電話の応答だろうか。電話をしても無機質な機械音に変わり、1とか2の番号を押せと指示される。今の世界はテクノロジー(科学技術)が人間を支配しているような気がする。 キタキツネ彼らは縄文時代と同じような暮らしをしているが何か不満を感じているのだろうか? 20万年前に私たちの種が東アフリカに出現して以来、スマホが出現したのはいつからか?わずか数十年前ではないか。もちろん50年前にはなかった。今や我々のような年代でもスマホを扱...スマホに振り回される現代人ーー我々の脳はまだサバンナで暮らしている

  • 大阪万博の2億円トイレという無駄使い

    またまた大阪万博の無駄使いが話題になっている。トイレに2億円の金を投入するという。この施設は万博終了後解体するはずなのに、ここまでカネをかけるか。関西弁で言うと「あほちゃうか、なにしてんねん」 トイレに目が飛び出るようなカネをかけた先駆けは、北海道伊達市にある「道の駅フォレスタ276大滝」竹下内閣のふるさと創生事業というのがあって、市町村に1億円をばら蒔いた。その時にこの道の駅に1億円トイレを作った。私も行ったことがあるが、トイレの前に自動演奏のグランドピアノがあった。金メッキがしてあるのでは、という噂もあったがそれはなかったと思う。令和4年にはこの道の駅もあえなく登録廃止になった。北海道弁で言えば「わやだ!」ーーーめちゃくちゃだ 吉村大阪府知事に言わせれば、「建築家がトイレに魂を吹き込んでいます」なんと...大阪万博の2億円トイレという無駄使い

  • 「格差」に怒らない若者たちだが理不尽に気が付き始めたか?

    現役の若い人たち(主に低所得に苦しんでいる)が声を上げなくなって久しい。諦めて現状の格差を受け入れているのだろうか?暇があればスマホをながめて世の中の動きに追随している感じだ。新聞も読まないしテレビも見ない。私の若いころは(昭和40年代)、学生は授業料値上げに反対して大暴れしていたし、交通機関は春の時期に賃上げ目指してストを行っていた。当時の若者は、ほぼみな貧しかったから「生活の向上」という目的に対してまとまりやすかった。それを社会も是認していた。ところがバブル崩壊以降、若者層が分断されていく。政府も企業も「格差拡大」を推進する方向に舵を切った。この辺から日本社会の衰退が始まったと言える。 安倍政権時に若者層が自民党を支持するという何とも奇妙な現象が起きた。新自由主義を掲げて「格差拡大」をするのが自民党の...「格差」に怒らない若者たちだが理不尽に気が付き始めたか?

  • 自民党の政治家に理想はないのか(カネに振り回される無間地獄)

    権力を一度握ると絶対に手放したくないようだ。権力を握ると黙っていても人が集まりカネも集まるから堪えられない。経団連の十倉会長が「献金は社会貢献」などとしらじらしい発言をするが、要は自分たちの都合の良い政策をさせるためにカネを出す。安倍政権下で、消費税を上げて法人税を下げさせたのなど良い例だ。「この国を誰が支配しているか」という問いに対して、一義的には自民党と岸田政権ということになる。しかしその実態は、米国であり経団連だ。日本の国民だ、という声が出ないのが悲しい。岸田首相は4月に国賓待遇で米国に招待されるようだが、表面的には歓迎すべきだ。しかし実際は「豚もおだてりゃ木に上る」のたぐいだとさめた目で見ておくことも必要だ。肩を抱かれて、余計な戦闘機を買わされるのがおちだ。 このような政治の「カネ持ち支配」を断つ...自民党の政治家に理想はないのか(カネに振り回される無間地獄)

  • 献金する側に責任はないのか?ーーー経団連の劣化が大問題

    裏金問題で迷走する自民党は自浄能力を喪失し、まさに国民から袋叩き状態。納税時期と重なって国民の怨嗟は簡単に収まりそうもない。一方献金する側の方は、じっと様子を見ている状態だ。中小企業にしてみたら、パーティ券購入などは「たちの悪いたかり」と感じている。次回からは控える企業が続出するだろう。 ところが、経団連を中心とした大企業は反省の色がない。十倉会長などは、「企業がそれを負担するのは社会貢献だ。何が問題なのか」とすっかり開き直っている。2010年代以降、経団連の会長もすっかり小物になってしまったが、ここまでひどいとは。企業団体献金が特定の政党(自民党)に集中するのは大いに問題がある。企業の利益と国民の利益が「利益相反」になる場合があるからだ。カネを出せば必ずその見返りを求める。もし求めなければそのカネの支出...献金する側に責任はないのか?ーーー経団連の劣化が大問題

  • 演歌の好きな人がじわり上昇しているーー世相を映すのか

    16年前(2008年)に比べて演歌の好きな人が増えているようだ。好きという人が44%から55%へ。(朝日新聞be調査、2689人)もちろん私も演歌は好きだ。この数年、ウクライナやイスラエルの戦争、能登半島地震などの自然災害、そして物価高など災禍が続く。人々は「癒し」を演歌に求めているのだろう。好きな演歌歌手を聞くと、①石川さゆり②八代亜紀③坂本冬美④美空ひばり⑤吉幾三女性の歌手が多いが、情感や癒しを感じ取れるからだろうか? アザレア 先日、親戚の歯科医に嚥下機能(飲み込む力)強化について聞いてみた。その答えは、話をする、笑う、歌う。楽しみながら機能強化できるのは「カラオケ」のようだ。この周辺にカラオケ屋はないので何か方法を考えよう。かみさんが少しピアノを弾けるので伴奏をしてもらうか。下手な歌だから嫌がるだ...演歌の好きな人がじわり上昇しているーー世相を映すのか

  • 政治家の責任の取り方ーー辻元清美の場合

    自民党の裏金に関わった議員の聞き取り調査の報告書が出た。生々しい実態が明らかになった部分もあるが核心は巧妙に外している。「30年前から慣習でなされていた」、「派閥のほうから記載しないで良いと言われた」「気持ち悪いと思っていた」、「裏金みたいなものではないかと思い、全額残した」安倍派と二階派の議員が多いのだが、責任を取るべきは安倍派5人衆と二階元幹事長だろう。しかし今の様子では誰も責任を取りそうもない。 ほとんど忘れ去られているが、立憲民主党の辻元清美議員は一度不祥事で辞職している。辻元清美議員は2002年社民党時代、約5百万円ほどの「秘書給与の流用」の疑惑が持ち上がった。週刊新潮で騒がれて当初はジタバタしたようだが、土井たか子党首に諭されて辞職した。辞職後も「政治倫理審査会」や「予算委員会の参考人」として...政治家の責任の取り方ーー辻元清美の場合

  • 本好きと思いきや、権力を見せびらかしたいだけの二階と安倍

    二階元幹事長が書籍代に3500万円も支出していたことが話題に上った。よっぽど「本好きなんだ」と思ったがよく聞いてみると、出版元から大量に購入していたという。そのカネの出どころは「政策活動費」だが、もともとは税金だ。その本は選挙区以外に配ったという。選挙区で配れば法律違反だから逃道を用意しているわけだ。実際のところ、確かめる記者はいないと思っているのだろう。案外「赤旗」の記者は調べるかもしれない。悦んだのはこのようなヨイショ本を書いた評論家(大下英治氏など)と出版元だけか。 二階元幹事長以上に悪知恵に長けていたのが安倍晋三元首相だ。出版された本は、「週刊ランキング」に載るので販売上位に来れば注目される。小川栄太郎著の「約束の日」という安倍晋三ヨイショ本は、政治団体晋和会が新宿紀伊国屋で大量に購入した。出版社...本好きと思いきや、権力を見せびらかしたいだけの二階と安倍

  • 暖かさにさそわれて春を訪ねる

    この数日、北海道内は記録的暖かさ。札幌は55年ぶりとか。冬場の運転は控え気味にしていたが、昨日は遠出をして札幌の百合が原公園へ。ここの温室のミモザを見に行く。ほぼ満開だ。ここにはもう春が来ている。年年歳歳花相似たり歳歳年年人同じからず初唐劉希夷(年ごとに花は同じ姿で咲くが、それを見る人は年ごとに変わってしまうのだ)昨年は3月にここに来ている。今年又ここに来られたことを喜ぶべきか。 アザレア展が催されていた。耐寒性に劣るので地植えはむづかしい、2度ほど失敗した。鉢植えを買うのをやめて見るだけにする。今日は十分春を満喫した。 暖かさにさそわれて春を訪ねる

  • 統一教会の反撃に翻弄される盛山大臣と岸田首相

    統一教会側と政策協定を結んだのではないかという疑惑で迷走しているのが盛山文科相だ。その政策協定の中味というのが、①憲法改正し安全保障体制を強化②家庭教育支援法の制定に取り組む③LGBT問題・同性婚合法化は慎重に扱う盛山大臣は「記憶にない」を連発しているが、その学歴を見ると超一級だからそんなわけがない。灘高校、東大法学部、神戸大学大学院のエリートコース、法学博士でもある。言質を取られないようにして何とか逃げ切りを図ろうとしているのだろう。 そもそもこのネタの情報源は「旧統一教会」だと言われている。朝日新聞と週刊新潮に持ち込んだ。旧統一教会側にしてみれば選挙であれだけ支援したのに、大臣になったら手のひらを返したように「解散命令」を請求した。「飼い犬に手を噛まれた」どころではない。喉頸に噛みつかれたようなものだ...統一教会の反撃に翻弄される盛山大臣と岸田首相

  • 自民党は倫理観無き政治家の集団になってしまった

    今の日本は社会全体として道徳・倫理(モラル)が息も絶え絶えの状況だ。率先して壊しているのが自民党の幹部たち、安倍派5人衆や二階元幹事長そして岸田首相。芸能界に深く巣くっていた倫理観の退廃(ジャニーズ事務所や松本人志)も酷い。マスメディアによる「知ってても問題視しない」という共犯関係。なぜここまで堕してしまったのか?一つにはカネ万能の資本主義社会への盲目的な追従。二つ目は家庭・学校における倫理・道徳教育の消滅(武士道精神や宗教観) 新渡戸稲造はベルギーの法学者ラヴレーの家で歓待を受けた時、「あなたがたの学校では宗教教育というものがない、いったいどのようにして子孫に道徳教育を授けるのですか?」稲造は、この質問に愕然とした。即答できずにいろいろ考えた末に「武士道」にようやく思い当たったという。 現在でも柔道・剣...自民党は倫理観無き政治家の集団になってしまった

  • 国民が望む「政界再編」ーー自民が割れ公明が独自路線を歩めば

    自民党の「裏金問題」や「旧統一教会問題」を見ていると、この党は完全に金属疲労を起こしている。党の幹部が不明朗なカネを10億円単位で動かしていても、内部から「おかしい」という声が上がらない。みな借りてきたネコのようにおとなしい。ただ最近やっと自主的に派閥から離脱するという動きが出てきたが、動きは鈍い。 読売新聞の1月の調査で、自民党支持率は2012年の自民党の政権復帰以降で最も低い24%となった。自民党の支持者も「もういい加減にせい」という思いなのだろう。確かに次のデーターを見ると全自民議員の6割が裏金と統一教会に関与している。(BSTBS報道1930)もはや解党的出直しをしなければ立ち直れないのではなかろうか。 この自民党の様子を見て公明党が「同じ穴の狢」になりたくないと自民党と距離を取り始めた。政治改革...国民が望む「政界再編」ーー自民が割れ公明が独自路線を歩めば

  • 老いと戦うか、それとも受け入れるか。

    75歳からは後期高齢者ということになっている。人には個人差があるから何とも言えないが、「老いと戦う」気持ちはこの年くらいまでは十分ある。しかし喜寿(77歳)を過ぎたあたりから少しずつ「老いを受け入れる」方に傾いた。もう少し具体的に言えば「ムダ・ムリ・ムラ」を避けて、毎日を初心に生きることだろうか。 林の中の働き者と言えばアカゲラだ。アカゲラは性格が良い。ヒヨドリやカケスはエサを独り占めしようとする。  仕事大好き人間という人はいるようだから何とも言えないが、私はリタイアしてからの方が好きな人生を送っていると感じている。自然に近い所に住んで「晴耕雨読」の日々が性に合っている。よく見ればなずな花咲く垣根かな芭蕉なずなというのはぺんぺん草のことだが人が見ておろうがおるまいが全力で咲いている。それを見て感動した芭...老いと戦うか、それとも受け入れるか。

  • 中国の優先順位が「経済」から「国家の安全」へ変わった

    コロナ以降、中国の経済指標がどれも芳しくない。重荷になっている最大のものは、不動産業界の不良資産であろう。30年前に日本が散々苦労した道をたどっていると言える。日本は不良債権処理に100兆円ほどかかった。この時のひずみが今も続いている。しかし中国は日本以上にうやむやにするのが得意だ。長い時間をかけて収束させるのだろう。 中国はデフレ経済に突入したのではなかろうか。日本の例を引くまでもなく、不動産・建設投資が衰えれば長期デフレ経済になる。そのマイナスを国内消費で補うのは容易ではない。ましてや最大の輸出先であった米国が高い関税をかけているから輸出の逃げ道もない。 しかし習近平という独裁者の頭の中は、「国家安全」が第一のようだ。だから「反スパイ法」や「軍部の粛清」などを優先的に行う。中国の歴史を見れば、強国意識...中国の優先順位が「経済」から「国家の安全」へ変わった

  • たそがれ安倍派はこれからどうなる?ーーまず納税義務を果たせ

    憲法30条には次のように書いてある。国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負う。私のような年金生活者でも、口座に振り込まれる前に源泉徴収されている。なんとも手際のよいことだが、政治家だけは違うようだ。安倍派5人衆の高木毅議員と西村康稔議員の政治資金収支報告書の一部が次だ。目に付くのが、カニ代、商品券、土産代などだ。誰に贈ったかは記入していないのでわからないが、おおよその想像はつく。地元の有力者か傘下の地方議員であろう。もう一つ目に付くのは、この二人とも三越伊勢丹がお好きなようだ。(どうでもよいことだが) 政治にはカネがかかるとよく言うが、こんな使われ方は健全ではない。政治資金規正法の方も訂正したようだが、まさに使途不明金のオンパレード。いまさら領収書など集められないだろうから、きっちりと税金を納め...たそがれ安倍派はこれからどうなる?ーーまず納税義務を果たせ

  • 世界はぜい弱な民主主義へ向かうのか、エルサルバドルの実験?

    中米のエルサルバドルで、「クールな独裁者」を自称するナジブ・ブケレ大統領が再選された。8割の支持で再選されたが、その源泉は犯罪組織マラスへの徹底的な締め付けだという。95年の殺人発生率は世界最悪水準だったが、23年には世界平均より3割低い水準になった。治安維持が守られるのであれば、「頼もしい独裁者」が評価されるということだろうか。この辺は何とも複雑な思いがする。少なくとも表面は選挙制度を守る風を装いながら対抗馬を抹殺するプーチンよりは良いような気もするが。 アメリカに目を転じるとトランプ前大統領が復活しそうな勢いだという。散々、悪の限り?を尽くしながらも復活できる民主主義とはいったい何なのか?どう見ても健全な民主主義とは思えない。民主党のバイデン現大統領の他に若い人材はいないのか? 日本の民主主義も風前の...世界はぜい弱な民主主義へ向かうのか、エルサルバドルの実験?

  • 自民王国群馬県前橋市で何が?ーー野党系新人小川晶さんが当選

    群馬県は保守の地盤で「自民党王国」だ。衆院議員5人、参院議員2名は全部自民党。そしてこの群馬県から、福田赳夫・中曽根康弘・小渕恵三・福田康夫などの首相が輩出している。ところが県都前橋市の市長選で大番狂わせが起きた。野党系の新人小川晶氏(41歳)が4選目を目指した現職の山本龍氏(64歳)を大差で破ったのだ。 群馬県と言えば県の魅力度調査でいつも下位を低迷しているのだが。山本一太群馬県知事は調査方法がおかしいと噛みついたが、小物ぶりを表しただけに終わったようだ。私は伊香保や草津温泉には何度も行って、この県の魅力はよく知っている。鍋物に入れるネギや蒟蒻は必ず群馬県産を使う。 山本龍候補は100以上の団体から推薦を受け徹底した組織選挙を展開。いわゆるオールドファッションの戦術。一方小川候補は県議4選の実績と若さ(...自民王国群馬県前橋市で何が?ーー野党系新人小川晶さんが当選

  • 外堀を埋められつつある自民党だが、もはや逃げ切れまい。

    自民党の強さのもとは、地方議員の数と自由に使えるカネがふんだんにあることだ。地方議員は約2400名で立憲民主党の4倍だ。彼らが地域で毛細血管のように活動している。ところがこの毛細血管を動かすためにはカネがいるのだ。カネという血液だ。パーティ券裏金と言われるものや政策活動費などのかなりの部分が使われているのだろう。二階元幹事長が5年間で50億円、茂木幹事長は2年間で20億円。領収書のいらないカネだという。使途が不明なら脱税だ。国税庁は動くべきだ。個人の通帳で保管していた議員や机の中に保管していた議員などはアウトだろう。 今回の裏金騒動で企業・団体献金の廃止や政策活動費の廃止が法制化されれば自民党の外堀は埋まる。昨日の衆院予算委員会で岸田首相はのらりくらりと逃げ回っている。この部分はなんとしても「抜け道」を作...外堀を埋められつつある自民党だが、もはや逃げ切れまい。

  • 違和感を感じた「能登半島地震ボランティア自粛論」

    能登半島地震から1か月を過ぎたが、被災者への対応が十分とはとても思えない。岸田政権の優先事項が「パーティ券裏金問題」になってしまい、挙句の果てが自民党内の権力闘争だ。地震の実態把握の遅れが迷走の原因、この地震を甘く見ていたとしか思えない。石川県の危機対応の中枢部にいた元幹部は、それほど大きな地震や津波が起きない「安全神話」があった、と振り返る。 私が違和感を感じたのは、石川県が「受け入れ態勢が整っていない」としてボランティアが個別に来ることを控えるよう呼びかけたことだ。このことについて、日本災害救援ボランティアネットワーク副理事長を務める渥美公英阪大大学院教授が次のように語る。「助けを待っている人があれだけいる中でどうして行ってはいけないのか。迷惑になるボランティア対策を取るのは分かるが、善意で来る人にも...違和感を感じた「能登半島地震ボランティア自粛論」

  • 世の中の厄をのがれて元のままーー豆まきと恵方巻

    昨日は節分の豆まきだったが、もう豆をまかなくなって何年たつだろう。歳の数だけ豆を食べるとその年は元気で過ごせるとか。しかし、今の歳の数だけ豆などを食べるのは根気がいる。過ぎたるは猶及ばざるがごとし。世の中の厄をのがれて元のままかえすは天と地の人形(ひとがた)滝沢馬琴禍福はあざなえる縄の如し、と言うが誰がその極みを知るのだろう。最後は生まれる前の元の姿に戻れる。 恵方巻というのもいつから流行り出したのだろう?もともとは関西圏で行われていた風習らしい。1989年にセブンイレブンが広島県の店舗で「恵方巻」と名付けて売りだしたら、売れ行きが良く全国に広まった。楽屋裏が分かると「なーんだ」ということになるが、「鰯の頭も信心から」というから信じて食べる分には良いのだろう。 アクアパッツアイタリア南部・ナポリ地方の郷土...世の中の厄をのがれて元のままーー豆まきと恵方巻

  • 安倍派解体の田舎芝居見るに値せず

    「白波5人男」という歌舞伎の演目がある。大泥棒5人の物語でそれなりに格好良くセリフも面白い。弁天小僧の「しらざあ言ってきかせやしょう,浜の真砂と五右衛門が歌に残した盗人(ぬすっと)の種はつきねえ七里ヶ浜」日本駄右衛門の「問われて名乗るもおこがましいが」。 一方最近永田町の周辺で演じられている「安倍派5人衆」による田舎芝居は目をそむけたくなる。全部秘書や事務方の責任にして自分たちは頬かむりだ。「知らない」、「関与していない」、「秘書が全部やった」「知らざあ言ってきかせやしょう」くらいのセリフがなぜ言えぬ。1991年(平成3年)山一証券破綻時に、「私たちが悪いので、社員は悪くありませんから」と泣きながら訴えた山一証券の野沢社長を見習えと言いたい。社長の温かい人間性と社員に対する責任の取り方を示したものだった。...安倍派解体の田舎芝居見るに値せず

  • 歳をとって必要なことは、変化を「受け入れること」

    歳をとったなあ、と思う時は身体が段々言うことを聞かなくなる時だろうか。50歳代に白髪が出ると「愕然とする」かもしれないがこれなど序の口。なんとか努力して若いころの記憶力や体力はある程度維持できる。だがこれも限界がある。「受け入れること」を認めたほうが気持ちが楽だ。 日の出が少しづつ早くなっているのがうれしい。 年老いては、わが心の楽(たのしみ)の外、万端、心にさしはさむべからず。時にしたがひ、自ら楽しむべし。貝原益軒この言葉なども、ありのままを受け入れる無為自然の気持ちを表していると思う。北海道弁で好きな言葉がある。「なんもだ」標準語でいえば、「大丈夫だ」英語で言えば「ドンマイ」歳をとって必要なことは、変化を「受け入れること」

  • 麻生太郎の正体ーーー日本の政治を劣化させた男

    「俺たちから見てても、このおばさんやるねえと思った」ジイサン連中があぶったイカを肴にぬるめの燗酒を飲みながらの放談?かと思いきや。これは麻生副総理が上川外相を評しての地元福岡での発言だ。このようなくだけた話法が麻生太郎の特徴だが、敢えて偽悪者ぶるところにこの男の特徴がある。 今の政界で麻生太郎ほどキラキラした閨閥を持っている者はいないだろう。明治の元勲大久保利通や戦後初の国葬になった吉田茂につながる。妹は寛仁親王妃だ。偽悪者ぶるスタイルは、「いいとこの坊ちゃん」と思われことへの屈折した心理があるのか?83歳になってもその思いは、抜けきれないようだ。 朝日新聞のように大上段に振りかぶれば次のようになる、旧来から権力を握って来た男性政治家が、少数派の女性政治家を優越した立場から評価する意識があらわになったよう...麻生太郎の正体ーーー日本の政治を劣化させた男

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、頑固おやじの独り言さんをフォローしませんか?

ハンドル名
頑固おやじの独り言さん
ブログタイトル
行雲流水の如くに
フォロー
行雲流水の如くに

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用