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頑固おやじの独り言
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2019/03/31

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  • 北海道の春は一気にやって来る

    一週間くらい風の強いぐずぐずした天気が続いたが、昨日あたりから気温がぐんと上昇。一気に春到来だ。今の感じを歌にすれば次の歌がぴったりだ。岩走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも志貴皇子 周りの雑木林も芽吹きだした。 今年は野ネズミの被害があまり無かった。しかし冬越し出来なかったバラが1本。昨年の秋ごろから弱っていたから無理だったか。その他のバラは今のところ順調に芽吹き始めた。くれなひの二尺伸びたるばらの芽の針やはらかに春雨のふる正岡子規 ノーストピア北海道に自生するヤマハマナスに道南地方に自生するノイバラを交配したもの。さすがに寒さに強い。この時期でも勢いがある。芽吹きのころの「くれなひ」は数日前に。 寒さに強い花や木が花を咲かせる。ブルンネラエゾムラサキツツジ北海道の春は一気にやって来る

  • 金融情勢は少し注意したほうが良い。ーークレディ・スイス社債紙切れ

    金融大手クレディ・スイスの発行したATI債が紙切れになったという。クレディ・スイスは経営危機に陥って同業のUBSに救済されたのだが、UBSがATI債約2.3兆円を無価値にするようだ。国内では法人や富裕層中心に約1400億円販売された。 庶民はわけのわからない金融商品には手を出さないほうが良い。よく銀行や証券会社から勧誘の電話がかかってくる。(年齢のせいか、この数年余りかかってこない)「わからないから」を理由に断るのが正解。中途半端にわけしりだと危ない。 どうしても株に興味があるのなら、自分で研究して投資する方が良い。青山学院大学の陸上競技部の原晋監督が損失を抱えたという。表面利回りが年9.75%だというから、普通これはあり得ない、と感じなかったのか?箱根の山を駆け上がるようには行かなかったようだ。投資巧者...金融情勢は少し注意したほうが良い。ーークレディ・スイス社債紙切れ

  • あまり注目されない東京都区議選だが新しい変化を感じる

    今回の統一地方選は漫然と見ているとまた自民党か、ということになる。しかし東京都の区議選に新しい波が発生しているようだ。 一つ目の波は自民党と公明党の退潮だ。議席数を減らしているのはもとより中身が良くない。従来ならば当然のようにトップ当選は自民党だったが、今回はあまり見当たらない。かなり維新にとられているので、今後保守層はかなり食われるのではなかろうか。公明党も改選議席数を減らしてしまった。票割の徹底を欠いたのかもしれないがそれにしてもだ。 二つ目の波は女性議員の台頭だ。地方では無投票の町村が続出した。やはり選挙にならないと面白くない。北海道のわが町も無投票だ。一方、東京は違うようだ。特に女性の進出が目覚ましい。杉並区などは上位当選が女性ばかりだ。 自民党関係者の弁、「今、解散総選挙に打って出れば議席を大幅...あまり注目されない東京都区議選だが新しい変化を感じる

  • 恥を忘れた日本人、ウナギも我慢が出来なくなったのか?

    このところ庶民の食卓から消えたものは、かに・うに・うなぎだろうか。ところが重要な職務にある人には黙っていても(あるいは要求したのかも)これらが出てくる。重要な職務は忘れても「うなぎ」はがっつり食べた人がいる。谷公一国家公安委員長が岸田総理の爆発騒ぎの中でも四万十川の鰻を「しっかり食べさせていただいた」という。あきれてものも言えないというのはこのことか。 私は最近小椋佳作詞、堀内孝雄作曲の「山河」にはまっている。特に好きな小節が次だ、かえりみて恥じることない足あとを山に残したろうか永遠の水面の光増す夢を川にうかべたろうかこのところ、自問自答する日々だが前を向いて歩むしかない。「日々新面目あるべし」 恥を知ると名を惜しむようになる。ところが名を惜しんでも実利は得られない。経済万能時代の弊害がバブル破裂以降も、...恥を忘れた日本人、ウナギも我慢が出来なくなったのか?

  • 政治家の悲喜こもごもーーー岸信千代、大泉潤、有田芳生

    補欠選挙や統一地方選の中で、親の七光りの極めつけは山口2区の岸信千代氏だ。七光りどころではない、周りはみな世襲政治家で7×7の49光くらいだろう。家系図まで持ち出したのは家系を誇示するためか。自分の光は0か1くらいなんだろう。 今度函館市長に当選した大泉潤氏はタレントの大泉洋氏の兄だ。顔も似ているから兄弟だというのはすぐわかる。当選の弁で、「弟のおかげで勝ちました」と素直なものだ。このように素直だと好感が持てる。最も前市長は多選に胡坐(あぐら)をかいていたようなので、新鮮な新市長にドット票が流れた。 今回の補選や統一地方選挙を通してみると、変化の兆しが確実に表れている。自民の現状維持、維新の躍進、立憲の停滞が目に付く。(自民の現状維持が微妙だ、もはや下り坂なのか?)しかしこの流れがこのまま続くとは限らない...政治家の悲喜こもごもーーー岸信千代、大泉潤、有田芳生

  • 「日本学術会議法案」提出見送りについて

    岸田政権は「日本学術会議」の会員の選定方法を見直す改正案について今国会への提出を見送った。歓迎すべき事柄だ。岸田文雄首相は早稲田大学出身だが、早稲田の校歌に次のような一節がある。われらが日ごろの抱負を知るや進取の精神学の独立これが早稲田大学の肝だとしら、慶応大学は福沢諭吉の「学問のすすめ」だろうか。天は人の上に人を作らず人の下に人を作らず 大隈重信や福沢諭吉が、日本学術会議をめぐる任命拒否問題や今回のごたごたを見てどのように思うであろうか?なんとも心の狭い輩が永田町を跋扈(ばっこ)していると嘆いたことだろう。福沢は次のようにも述べる、独立の気力なき者は、国を思うこと深切ならず。 海外のノーベル賞の受賞者61名が、日本学術会議法案について、「学問の独立」の根本的かつ重大な問題になりかねない、との声明を発表し...「日本学術会議法案」提出見送りについて

  • 食の在り方を見直すーーコメが食べられなくなる時

    平成5年(1993)は、稲の大凶作(作況指数は80)だった。タイから緊急輸入された米との抱き合わせ販売が行われた。ところがこのタイ米を「まずい」と言って捨てる消費者が続出。確かに「まずかった」。普段食べなれていないからだろうと思うが。 近くの雑木林では「イタヤカエデ」の花が開き始めた。 食料の自給率アップが何年も叫ばれているが、年々じりじり下がるばかりだ。要するに真剣に上げる努力をしていないからだ。米などは、作りすぎるなと生産抑制をしているし、その一方で海外から毎年77万トンを輸入している。それとカネを出せば世界から輸入できると考えているのだろう。しかしロシアのウクライナ侵攻でそんな神話も崩れつつある。 家庭菜園のギョウジャニンニクはまずまずの出来だ。 消費期限と賞味期限というのがあるが、何かおかしい。一...食の在り方を見直すーーコメが食べられなくなる時

  • 「日本の食」が危ないーーー消費行動を見直す

    昨日はかみさんのお供でスーパーへ買い出し。早めに家を出てまずタマゴ売り場を覗く。かろうじてあったようだ。工場生産のように効率よく飼うことの弊害が、鳥インフルエンザによる集団感染なんだろう。しばらくタマゴ料理は我慢するぐらいがいいのだと思う。もしくは、少々高くても平飼いのものを食べるようにした方が良いのかもしれない。 食料品が軒並み上がっている。前年比3%などと言うレベルではない。1割から2割くらいは上がっている。特売日を狙っていくというのは賢いやり方だ。消費期限や賞味期限まじかの物を買うというのも正しい。大体3割引きか半値になっている。時々見かけてどうなんだろうと疑問に思っているのは、棚の奥の方に手を突っ込んでいる人がいる。なるべく前の方から取るべきでではなかろうか。 異常に安いものは注意したほうが良いの...「日本の食」が危ないーーー消費行動を見直す

  • 米国は「中国の夢」を抑えることが出来るか

    習近平は中国共産党書記長に就任してすぐ、「強中国夢」という言葉を口にした。強い中国になるという夢。10年ほど前のことだ。習近平は2049年、毛沢東が共産主義国家を樹立してからちょうど100年目、その夢が実現するとしている。そのためには経済力で米国の倍以上になれば軍事力でも勝てると考えているのだ。 この中国の野望にいち早く気付いたのが、アメリカ国防総省の顧問マイケル・ピルズベリーだ。著書「China2049」に詳しい。かって中国は「韜光養晦」(とうこうようかい)、野心を隠して古い覇権を油断させ相手を倒す方針を取っていたが、習近平はもう野心を隠さなくなった。しかしアメリカは気付くのが遅すぎた。中国は巨大なモンスターになっていた。トランプ大統領が高率の関税をかけたのだが、米中の貿易量は減るどころか増えている。も...米国は「中国の夢」を抑えることが出来るか

  • 「社会的孤立」が増えるのはソーシャルメディアにも原因が。

    ソーシャルメディアとは、ユーチューブ、ツイッター、フェイスブックなど、誰でも参加できる広範囲な情報発信技術を用いて社会的に広がっていくように設計されたメディアをいう。 年寄りも若者も「社会的孤立」が増えているという。高齢化社会が進み単身世帯が増えれば、年寄りの社会的孤立はこれからも減ることは考えられない。かっては「隠居」という良き風習があったが、今の日本は高齢者も働く率が高いようだ。フランスでは年金受給年齢が65歳に引きあがるというのでデモが毎日発生している。反対があっても高齢化社会への対応をせざるを得ないだろう。 若者の孤立化が増える傾向を後押ししているのは、スマホの使い過ぎだろう。電車の中などで、スマホを使っている人を見ると周りとの接触を避けているのがありあり。ニュースを見ているのかゲームをしているの...「社会的孤立」が増えるのはソーシャルメディアにも原因が。

  • 山上徹也・木村隆二容疑者の心の闇を考える。

    山上容疑者による安倍元首相殺害事件、そして木村容疑者による岸田首相への爆弾事件は似た部分が多い。二人に共通しているのは「社会から孤立している」という気持ちだろうか。その孤立感をいやす何かが決定的に欠けていた。それは親の愛情や親友であったり、場合によっては仕事や宗教であったりするだろう。 親鸞の「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」この言葉は深いし、なかなか理解しがたい。高森顕徹氏は次のように解釈している。阿弥陀如来は、すべての人は、「煩悩の塊」であり、助かる縁なき極悪人と見抜かれて、「我にまかせよ、必ず救う」と誓われているのだ。もし彼らを全面的に受け入れてくれる人なり宗教があれば別の道があったのではなかろうか? この国がいま問われているのは、安倍・菅・岸田と三代にわたる「倫理観の喪失」が目に余ると...山上徹也・木村隆二容疑者の心の闇を考える。

  • 叱られた経験が生きる時

    80年ほど生きてきて、誰に一番叱られたか考えてみると、やはりかみさんだ。叱るというよりも小言に近い。こちらもまともに対応せずに聞き流す。聞いているふりをする「演技力」も必要だ。 翁草(オキナグサ)が元気だ。 二番目はおふくろだろうか。東京で下宿していたのだが毎月仕送りのお金が郵便書留で送られてくる。その中に手紙が入っていて、こんこんと人としての生き方を諭される。このころはあまりスレていなかったのか素直に聞けたような気がする。 カタクリがようやく花を開き始めた。 親父に叱られたことは殆どないが、一度大目玉を食らったことがある。すぐ上の兄と兄弟喧嘩をしていて天ぷら鍋をひっくり返しそうになった。幸い誰もけがはしなかったが、この時、親父が二人を引っ立てて倉庫に閉じ込めた。何時間経ったろうか?あたりが暗くなってきて...叱られた経験が生きる時

  • 「負け方を知っている世代」がいなくなってこの後どうなる。

    中村草田男が、「降る雪や明治は遠くなりにけり」を詠んだのは1931年(昭和6年)31歳の時だった。その明治の心とは「恥を知る」だという。昭和6年頃は昭和恐慌の後で世情がすさんでいたのかもしれない。 もう数年もしたら昭和100年になる。「散る梅や昭和は遠くなりにけり」これは私のざれ歌、この国を指導する人たちの精神の衰退に暗澹たる思いをこめた。桜にしようかと思ったが梅の方が凛々しい。 日本人が正気に戻るのは負けを認めた時だ。戦後短期間で復興したのも「敗北を抱えていた世代」(内田樹)がいたからだ。安倍・菅・岸田と続く政権は、何があっても負けを認めたくないようだ。黒田東彦前日銀総裁などその典型的な例だ。トップが事実を直視できないのだから日本の混迷はまだ続くだろう。 レジリエンス(resiliensce)という言葉...「負け方を知っている世代」がいなくなってこの後どうなる。

  • 「減速する社会」こそが安定に向かう

    イギリスのオックスフォード大学地理学教授ダニー・ドーリングの著書「減速する素晴らしき世界」が、世界中で大きな反響を呼んでいる。彼の主張は次だ、世界の人口や出生率、情報量、経済成長など、加速していると思われているほとんどの指標がスローダウンしている。スローダウンとは「減速」であって「減少」ではありません。スローダウンは進歩していない「停滞」であると私たちは捉えがちです。しかしそれは安定であり、決して悪いことではありません。 私は彼の意見に賛成だ。もはや我々が住むこの地球は限界を迎えつつある。地球温暖化などその最たるものだ。ところが未だに「成長!成長!」と騒ぐ人たちがいる。未開発国ならいざ知らず先進国、特に日本は十分豊かになっている。問題は格差が生じていることだろう。 日本は世界の中で最初にスローダウンした国...「減速する社会」こそが安定に向かう

  • 「敵基地攻撃論」の崩壊ーーーJアラートのお粗末

    「敵基地攻撃能力」を保有するということに岸田政権は舵を切った。一方で日本が国是としてきた「専守防衛」の枠組みは守っていると答弁する。口先で脅すだけでなく、実際に発射準備を始めたその段階において敵基地(策源地)を攻撃するのは専守防衛の範囲内、といままでも政府答弁は統一されてきた。しかし政治的判断として敵基地を叩く武力は保有しない、日本は盾で同盟国のアメリカが矛の役割を担う、としてきたのだ。岸田政権はこの方針を大きく転換する。そして日本も攻撃的武器を保有することにしたわけだ。 ところが今回のレベルのミサイル探知能力では、そのような攻撃を行えないだろう。あとで日本を攻撃していなかったということがわかると、先に打った日本がその国に先制攻撃したことになる。これがまさに国際法違反だ。日本は世界から袋叩きに合う。まして...「敵基地攻撃論」の崩壊ーーーJアラートのお粗末

  • 大丈夫か?我が国のミサイル防衛体制。

    またもや空振りのJアラートだった。我が国のミサイル防衛システムは、アメリカの早期警戒衛星が探知した情報をもとに自衛隊が24時間レーダーで警戒に当たっている。探知したミサイルが我が国の領土・領海に侵入した場合、イージス艦とパトリオットの2段構えで撃ち落とす体制を取っている。ところが最近の議論として、迎撃システムも完全ではないので「敵基地攻撃能力」が必要だからと言うことで攻撃用のミサイルを保有する話が進んでいる。 国民の安全を最優先するというのであれば、Jアラートを出すか出さないかなどという議論に矮小化するのは問題である。自衛隊のレーダーシステムの向上がまず第一。そして同時に迎撃システムの能力向上が必要だ。北朝鮮は子供の火遊びのようにミサイルを打っているが性能アップに努めているのだろう。ならば日本はなぜ迎撃実...大丈夫か?我が国のミサイル防衛体制。

  • 人騒がせな黄砂とJアラート

    この数日落ち着かない。偏西風に乗って黄砂がゴビ砂漠から襲来だ。これは自然現象だからどうしようもない。じっと耐えるだけ。そんな中でも春の庭は装いを新たにしている。 クリスマスローズが元気だ。  昨日は突然けたたましい音が響き渡る。何事かと思えばJアラートだ。こんな時は何もしない。慌てて動き回るとろくなことがない。第一、5分程度でどこへ逃げろと言うのか?北朝鮮とドンパチ始めるような状況にもないし、ましてやなぜ北海道なんだ。結局ミサイル軌道を見失ったという情けない状況だ。 自生しているギョウジャニンニクを採集する。これがひそかな楽しみ。   Jアラートを覚地するのは、航空自衛隊とアメリカ軍らしいが、この辺りのシステムを抜本的に見直して欲しいものだ。こんな状態で「敵基地攻撃」などどう考えても無理だ。またイージス艦...人騒がせな黄砂とJアラート

  • いよいよAI(人工知能)が支配する社会が来るのかーーーチャットGPT

    AI(人工知能)の力を無視できない世界が急速に迫っている。特にこのチャットGPTなるものは、空恐ろしい力を秘めている。質問を入力するとAI(人工知能)がまるで会話をする様に答えてくれるという。11月に公開されてから2か月間で1億人が利用しているとのこと。 イスラエルの歴学者ユヴァル・ノア・ハラリによると、私たちはすでにAIの軍拡競争のまっただ中にいて、中国と米国がレースをリードし、その他のほとんどの国がはるか後方に取り残されています。AIの恩恵と力を全人類に分配するための行動を起こさない限り、AIは一部のハイテク企業と国家に莫大な富をもたらす一方で、他の国は破産するか、搾取され続けるデータ植民地となる可能性が高いでしょう。彼の指摘は大げさではない。十分あり得るだろう。すでにGAFAといわれる巨大IT企業に...いよいよAI(人工知能)が支配する社会が来るのかーーーチャットGPT

  • 「新たな戦前」にしないためにはーー歴史から学ぶ

    中国とロシアの独裁国家が手を結んで、日米欧の民主主義国家と激しく対立している。この流れは1930年代に日独伊の枢軸国が米欧の民主主義国家と対立して第2次世界大戦へつながったことを思い起こさせる。1930年代の悪人はヒトラーだったが、いまはプーチンだ。核を片手に世界を恫喝する姿はヒトラー以上かもしれない。1938年のナチ党の選挙ポスターには、「一つの民族、一つの国家、一人の総統」とある。こんなスローガンが出るようになると危ない。 世界経済はブロック化へ向かう。政治的に信頼できる国としか貿易をしなくなる。これは食料やエネルギーを自国で賄える国にとってはどうということはない。自給出来ない国にとってはかなり深刻だ。日本はこのようなブロック化には反対の姿勢を取るべきだ。対応策、TPPの拡大など。「来る者は拒まず」の...「新たな戦前」にしないためにはーー歴史から学ぶ

  • 「高い均質性」社会には限界が来るーーーオデッド・ガローの提言

    米国ブラウン大学経済学博士オデッド・ガロ―氏の提言は的確だ。日本のような比較的均質性が高い社会において、より経済的な繁栄を促すためには、様々な創造性や考え方の多様性が必要になります。それゆえに、批判的思考を養い、新しい考えや発想に対する受容性を高め、既存のパラダイムを進んで乗り越え、突破できるような精神を育む必要があります。パラダイムーー枠組み日本も韓国も中国も均質性が過度に高い。このことは、コロナ騒動で十分に実証された。いわゆる「同調圧力」もう少し柔らかく言えば「空気を読む」、中国では強制的に従わせる。 日本は「追いつき追い越せ」という思考パターンに入ると強い。戦後40年間くらいがそうだった。ところが負け癖がつくと、弱い者に威張って見たり日本素晴らしいなどと自画自賛する。そしてこの10年くらい、地道な努...「高い均質性」社会には限界が来るーーーオデッド・ガローの提言

  • 放送法第4条についての映像メディア(テレビ局)の腰砕けが目に余る

    政治的公平を規定する放送法第4条に関する議論が、小西対高市の場外乱闘に発展してしまった。もはやここまでくると実のある議論は期待できない。しかし3月17日の外交防衛委員会での総務省山崎良志審議官の答弁で、この問題はケリがついている。(政治的公平について)一つ一つの番組の集合体である全体を見て判断する。極端な番組でも一つの番組でなく、番組全体を見て判断する。 ところが放送の現場では相変わらず政権与党に忖度した流れが続いている。政権の意向を代弁する発言が多い政治ジャーナリストの田崎史郎氏やNHK出身の岩田明子氏などが出てくるわけは、「最低でも一人は政府に近い人間を出しておこう、言葉は悪いけど、用心棒代りですよね」なんとも情けない忖度ぶりだ。小西議員は少しやりすぎたと思うが、身を挺して放送法第4条を守るために戦っ...放送法第4条についての映像メディア(テレビ局)の腰砕けが目に余る

  • 春眠暁を覚えず、と言うのだが。

    春眠暁を覚えず処々啼鳥を聞く盛唐の詩人孟浩然の有名な漢詩の一節。ところが私の場合、春になると(今頃は夜明けが5時ころ)いつもより早く目が覚める。今の時期の庭仕事はやることが多く、また楽しみも多いのでつい早くなる。 クリスマス・ローズが花をつけ始めた。 鳥の中でも働き者はキツツキ類だろうか?最近よくやってきてリズミカルなドラムの音を響かせる。アカゲラヤマゲラはほとんど見かけない。たまに見かけるとこの日は何か良いことがありそうだと思う。クロッカスは今が盛り。カタクリやエゾエンゴサクを楽しめるのはもう少し先になるだろう。プシュキニアがつぼみを持ち始めた。春眠暁を覚えず、と言うのだが。

  • 防衛費倍増など論外、後半国会で野党は本腰を入れよ。

    歴史的な増額となる防衛費を裏付ける財源確保法案が、国会で審議入りした。2023年度から5年間の防衛費は43兆円、新たに必要な財源は14.6兆円。これを①歳出改革3兆円②決算剰余金の活用3.5兆円③防衛力強化資金5兆円程度④増税は3兆円程度で賄う予定だ。いろいろ理由はつけているが最後は、国債と増税で賄うしかないだろう。岸田政権は、アメリカのバイデンと今は亡き安倍晋三の影におびえて、国民生活無視の究極の無駄遣い。立憲の安住淳国対委員長は、「他の野党と協力して簡単に衆院は通過させないつもりだ」と意気込んだ。後半国会の最大の対決法案にすべきだ。 歴史学者の加藤陽子東大教授は語る、「安保3文書を呼んで不安を感じるのは、誰がどう作成したのかが分からないところです。政府の有識者会議の一員を務めた国際政治学者の中西寛さん...防衛費倍増など論外、後半国会で野党は本腰を入れよ。

  • 恥を忘れた人たちその2ーートランプと黒岩佑治

    「恥」という字は耳と心で成り立っている。その語源は諸説あるが、恥ずかしいと耳が赤くなるから、という説が面白い。「見えない・聞こえない・話せない」という三重苦を背負ったヘレン・ケラーは、もし得られるとすれば聴力が欲しいと答えたそうである。そのことは、聴力の持つ分別能力のすばらしさを語っている。要するに恥を忘れた状態は「聞き分けの悪い」レベルの低さを物語る。親が子供を叱る時に、「この子は聞き分けの無い子だね」と言って叱る。 トランプアメリカ前大統領が、不倫の口止め料を払い、隠蔽のため帳簿などの業務記録を改ざんしたという。これ以外にも様々な疑惑がかけられている。もはやここまで来れば「悪名は無名に勝る」顔も見たくないので、テレビに出てくるとすぐチャンネルを切り替える。 このところニュースで大きく取り上げられている...恥を忘れた人たちその2ーートランプと黒岩佑治

  • 家計にとっては明るいニュースーー再エネ賦課金が下がる

    再生可能エネルギーを広げるために電気料金に上乗せされる賦課金が今年度、初めて下がる。今年度から家庭が負担する賦課金は1キロワット時当たり1.40円と22年度の3.45円から半額以下になる。再エネを増やすために高めに設定されていた買取価格が下がることが大きな要因だ。一般的な家庭では、22年度の1万6560円から6720円と1万円近く下がる。何から何まで物価が上がる中で、下がる話は歓迎したい。 4月に入ってからも値上がりは止まることを知らない。物価対策も十分にせずに防衛費倍増など論外だ。「敵基地攻撃能力」の保有と言う戦後の防衛政策を大きく転換する内容なのに、岸田首相の答弁は心もとない。石油価格はこのところ少し下がっていたが、OPEC諸国が減産をして価格引き上げに動いた。今後石油価格は大幅に下がることは期待でき...家計にとっては明るいニュースーー再エネ賦課金が下がる

  • 政権、もう一つの選択肢ーーー競争無ければ堕落する

    小選挙区制度の狙いは、政権交代可能な二大政党制が出来るというところにあった。しかし、自民」公明の選挙互助会システムは、小選挙区制度の中で生き残るには最善の策であろう。ところが、一方の野党は一本にまとまれば勝てるのに多党分立して主導権争い。よほど「鶏口となるも牛後となるなかれ」が好きなようだ。 京セラの創業者の稲森和夫さんは、元民主党の代表者だった前原誠司氏に次のように語ったという。「自民党がすべて悪く、お前たち民主党がすべていいわけではない。競争が無いといけないから応援している」全くこの通りだと思う。自民党の支持率は大体3割程度だから、残りの大多数は自民党を支持しているわけではない。ところが議席数では自民党が絶対安定多数を有しているから最後は数で勝負がつく。さらには野党の中には国民民主党のように自民党にす...政権、もう一つの選択肢ーーー競争無ければ堕落する

  • 自然体で生きるーーー植物の生き方を見習う

    もうこの年だから、自由気ままに生きてもあまり文句は出ない。かみさんが時々ツッコミを入れる程度か。歳をとると体は確実に衰えるが、知識欲や好奇心はまださび付いていないと思う。 クロッカス厚い雪が解けてまず最初に顔を出すのがクロッカス。10日程度しか花を咲かせていないが、この花を見ると元気をもらえる。  年年歳歳花相似たり歳歳年年人同じからず雪解け後の庭仕事はたくさんある。先ず雪折れしたバラの手入れ、落ち葉の片づけ、土や堆肥の補充など。今年は野ネズミの被害は殆どなかった。ひと安心だ。 最も強いものが生き残るのではない。最も賢いものが残るのでもない。唯一生き残るのは変化できるものである。チャールズ・ダ―ウイン ギョウジャニンニク雪解けとともに元気よく顔を出す。今年は10日ほど早い雪解けだったが、この変化にも対応し...自然体で生きるーーー植物の生き方を見習う

  • 恥を忘れた人たちーーーガーシー、高市早苗

    「菊と刀」の著者ルース・ベネディクトは、日本文化を「恥の文化」と表現した。これは大筋で当たっているだろう。小さいころ何かおかしなことをして、親からから言われた言葉、「人に笑われるぞ」、「体面を汚すなよ」、「恥ずかしくはないのか」評価の基準は「世間」なのだ。しかしこれがあるから社会の規律が守られた。 ところがこのところ、指導的立場にあるべき人間の恥のひとかけらもない振舞が目に付く。その筆頭が、ガーシー元議員だ。日本に帰れば逮捕されるとばかり(恥もないが勇気もない)ドバイからリモートで発言。とうとう国会で除名された。「恥を知らねば恥かかず」何が恥なのか知らない者は、恥を恥とは思わない。 高市早苗大臣の振る舞いもみっともない。総務省は行政文書として認めたわけだが、それにもかかわらず高市大臣は自分に関する部分は「...恥を忘れた人たちーーーガーシー、高市早苗

  • 「戦争を起こさないために」どうするかが大事だ。

    昨日の朝日新聞に新外交イニシアティブ代表猿田佐世さんの記事が載った。米議会関係者との面談は600回に及ぶ。既存の外交ルートには乗らない日本の多様な声を届けてきた。米軍基地、安全保障、原発など。「今必要なのは戦争を起こさないための外交です」猿田佐世その心意気や良し、大いに応援したい。 一方、日本政府による対米外交は、安倍・菅・岸田と3代にわたり協調と言えば聞こえが良いが従属化が進んできた。防衛費の倍増論議などは完全におかしい。岸田首相は国会に諮る前に米国のバイデン大統領に約束をしてきた。さらに日本政府や大企業が多額の資金を提供しているCSIS(戦略国際問題研究所)が、中国による台湾侵攻のシナリオを発表した。これなどは日本メディアに報道させて台湾危機を煽っているようなものだ。 31日、福田元首相が中国の政治局...「戦争を起こさないために」どうするかが大事だ。

  • ロシアは長期衰退の道を歩み始めた

    2023年に入ってロシア経済は暗転している。1月~2月の財政赤字が4兆4600億円に達する。石油収入が減少し、一方で戦争による戦費が増加しているのが主要因。バレル50ドル程度で売っているが明らかにダンピング、一般には70~80ドル台だ。 今後長期的に厳しさを増すのは労働力の不足だ。ウクライナとの戦争で50万人程度動員をかけたが、約半数が死傷しているようだ。さらには動員逃れなどで国外流出も止まらない。有能な人間ほど国外へ出ているから先端技術の開発など望めないだろう。 中国への経済的依存度が増し習近平に頭が上がらない。プーチンは何度も習近平のロシア訪問を要請し、習近平が重い腰を上げたのが実態。一応親密感を打ち出したが、実態は余り稔り多いものではない。切望した中国からの武器輸出は期待できない。 4月か5月にはウ...ロシアは長期衰退の道を歩み始めた

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