少年野球の監督・コーチのアドバイスはスイングバイ理論に集約される・・・これで飛距離アップ・スピードアップ
打撃・投球に限らず関節を連動させてバランスよく動かすことが肝心であることは、以前の記事にも書いた。中でも「股関節」は下半身、「肩甲骨」は上半身のかなめとなる。股関節から肩甲骨への連絡がスムーズな動き・効率的な動きを生む。しかし、この「連動」はかなり難しい。股関節を意識すれば肩甲骨がうまく動かないし、逆もまた真なり。タイミングが合わない。横隔膜(ハラミ)は股関節と肩甲骨の中間にある。ハラミを意識して動くと自動的に股関節と肩甲骨がついてくる。股関節や肩甲骨を動かすトレーニングはそれぞれ行うが、いざ「打つ」「投げる」となったら、ハラミの動きに集中することでスムーズな連動が生まれる。ハラミはつなぐ
世の中「〇〇打法」があふれているが、これからは何んと言っても「ハラミ打法」・・・これで決まり!ハラミは部位でいうと「横隔膜」であり、カルビに比べるとアブラが少なく、硬い。いわゆる「赤身」。「膜」と言いつつまあまあな「筋肉」なのである。肋骨にくっついて前後・上下に動かすことで肺を動かす。生命維持にかかわる重要な部位なのだ。腰椎にもくっついていて、「体幹」を構成している。上半身と下半身の連動にも欠かせない筋肉でもある。以前の記事でも触れたが、沖縄拳法には「ガマクを入れる」という動作がある。ガマクがどこを指しているのか明確な説明はないようだが、勝手に横隔膜だと思っている。横隔膜を刺激するため、一気に大きく息を吸ったら、長くゆっくり吐く。この時腹筋を使って腹を凹ますと効果が上がる。①トップから横隔膜を直線で前に動かす⓶...ハラミ打法
スイングの道中で肝心なのが、トップからミートポイントまでである。バットのスイートスポットを「直線」で動かして、ボールまで持ってこられるかどうかがカギになる。指導の現場で「最短距離」というワードがさんざん出てくるが、「直線で動かす」ということである。スイングバイの効果を得ようとするなら、円運動に入る前の直線運動は必須。遠回り・ドアスイングはNG。直線から円に切り替えた直後にボールを捉えることができれば、力を入れずともボールを飛ばすことができる。勝手に飛んで行く感じ。円の中心が前方に動くのは絶対NG。壁ができていない状態。中心が「マイナス方向に動く」とさらに効果が上がる。「スエー」や「ステイバック」がこの動きである。人間は力を入れたいポイントより前に力んでしまう。フォロースルーをしっかり取って、力むポイントをインパ...振り方を具体的に説明してみる(2)
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