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2019/03/22

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  • 【シル・ヴ・プレジデント】可愛い感じで、邪魔な女を罰し、ずるい男を拷問するツワモノのストーリー

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 終戦記念日ですが、それには、かなり、遠いトピックです。 あと、説明するまでもないのかもしれませんが、『シル・ヴ・プレ』は、フランス語で、『良かったら』という意味。『プレジデント』は、言わずもがな、『大統領』です。 ———————————————————————— 【目次】 突然の、シル・ヴ・プレ 許せるアニメは 四千万再生回数 コンプライアンスのコードに引っかかりそうですが 具体的な拷問例 面白くて、可愛いと、コンプライアンスも突破出来るのかも ———————————————————————— 突然の、シル・ヴ・プレ 私はアニメは、まず、見ません。でも、この動画…

  • 【宇宙創成はじめの3分間】ぎゅっーと詰まった宇宙の成り立ちの話。読ませる😊

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 最初一読した時の乾燥は、『なんと、愛想のない本』か、と💦 ポピュラーサイエンスという言葉があるように、もっと分かりやすく、少しポップに解説することが主流の今、割に淡々とした語り口に、どこかとっつきにくさを感じていました。 原著は四十年前くらいなので、そんなものかなぁ、とも諦めてもいました。 しかし、しかし。 大なり小なり、物理的な味付けをしつつ、宇宙創成の物語としては、一級品とのイメージに様変わり。 ポイントは、以前は、ムーチューブ に影響されて、やたらと大きな単位、たとえば宇宙論みたいな分野に特化していたこと(もちろん、それとて、知識のレベルはなんとも言えない…

  • 【物理がわかる実例計算101選】ムー的方程式

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 先に、マクスウェルの方程式だとか、シュレディンガーの方程式だとか、欲張り過ぎた嫌いあります💦 とは言え、なんとはなく、数式が変に高飛車な存在ではなく、もっとカジュアルな、単なる記号にも思えてきました。要は、パソコンやプログラミングで使うコマンドくらいに感じてきました。 なので、もう少しハードルの低いものの、引き続き物理の数式系の本を。しかも、普段からお世話になっている、講談社ブルーバックスシリーズさん😊 物理がわかる実例計算101選 (ブルーバックス) 作者: クリフォード・スワルツ,園田英徳 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2013/03/20 メディア…

  • 【高校数学でわかるマクスウェル方程式】ムー的方程式

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 マクスウェル博士とは、その卓越した数学センスで、電磁気学をさらに発展させた物理学者。 マクスウェルとは - コトバンク ムー的な世界含め、現在、物理系で研究されている内容は電磁気学を出発点にしている印象強く、ここでも、改めて電磁気学に触れてみます。 要は、電気と磁気の話。電気と磁気は表裏一体らしく、まとめて扱われるようです。初心者には、そのまとめ方がかえって分かりにくくしている印象さえありますが💦 この本では、方程式に焦点を当てていますが、あまり数学数学するつもりはありません。かなり邪道でしょうが、ムー的な世界を見るような感じで接します💦 高校数学でわかるマクス…

  • 【高校数学でわかるシュレディンガー方程式】ムー的方程式

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 病膏肓に入る(ヤマイコウコウニイル)という言葉があるそうです。 病膏肓に入るとは - コトバンク 病気がひどくなってヤバいレベルまで達するという意味ですが、シュレディンガーの方程式まで手を伸ばすなんて、そんな感じがします💦 関連記事です↓ ———————————————————————— 【目次】 波動関数 量子力学の活躍の場 ———————————————————————— 現代だからこそ、火あぶりにならない天才物理学者 シュレディンガーというのは、あの不思議な不思議な量子力学という分野で有名な物理学者。 シュレーディンガーとは - コトバンク あと「シュレデ…

  • 宇宙の闇が加速💦【超弦理論入門④】超弦理論が導く、超対称性を持つ、超重力理論。超スゴイ。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 グラスマン数。グラスマン数同士をかけるとゼロになるという不思議。出現する超空間と余剰次元。全くどこに行こうとしているのか当てがありません。しかし、一般相対性理論と量子力学の矛盾解消、そして、確率が1を超えたら、マイナスにならないような地味な工夫から生まれた超弦理論。迷路。ラビリンス💦 大栗先生の超弦理論入門 (ブルーバックス) 作者: 大栗博司 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2013/08/21 メディア: 新書 この商品を含むブログ (23件) を見る 出典はアマゾンさん。 ちなみに、この記事の続きです↓ ———————————————————————…

  • 宇宙の謎が加速💦【超弦理論入門③】グラスマン数。二乗するとゼロになる不思議。そこは、超空間と呼ばれます。そして余剰次元。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 過去の物理学上の偉大な達成をリスペクトしつつ、一般相対性理論と量子力学との矛盾を埋めるべく誕生した超弦理論。 しかし、エッジの効いた理論だけあって、やや、独走的な感もあり、前途多難のよう💦特に、極めて数学的な問題なのに、無限大を無限大として終わらせないところから、なんだか、迷走気味💦 大栗先生の超弦理論入門 (ブルーバックス) 作者: 大栗博司 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2013/08/21 メディア: 新書 この商品を含むブログ (23件) を見る 出典はアマゾンさん。 ちなみに、この記事の続きです↓ ———————————————————————…

  • 宇宙のミステリーが加速💦【超弦理論入門②】無限大はコントロール可能?!シュレディンガーの猫は、もうすぐ現実世界に現れる。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 単純に筆者たる大栗先生の力量か、急に、面白くなってきた超弦理論。理由としては 関与するキープレーヤーの多さ→ダークマター、ダークエネルギー、一般相対性理論、量子力学、標準模型等 次元が常に変化するという、新しく、そして極めてトリッキーな展開→そりゃ、10次元も超えてしまうというものです💦 そんなこんなで読み進めます↓ 大栗先生の超弦理論入門 (ブルーバックス) 作者: 大栗博司 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2013/08/21 メディア: 新書 この商品を含むブログ (23件) を見る 出典はアマゾンさん。 ちなみに、この記事の続きです↓ ——————…

  • 【不確定性原理②】顕微鏡というか観測をめぐるアレコレとモヤモヤ

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 前回の投稿でなぜに 位置を決めようとすると速度(正確には運動量)があいまいになり 速度(正確には運動量)を決めようとすると位置があいまいになる という性質にアプローチしました。 なんだか騙されているようですが、理由を簡単に要約すれば次の通り。 【速度の不確定さ】⇦これは、まだ、納得できます😊 とにかく観測対象は極小のもの。原子とか電子とか↓ 顕微鏡🔬など実験器具なしではみることができない↓ 顕微鏡でみる=光の粒、すなわち、光子を原子や電子にぶつけることになります↓ 光子をぶつければ、ぶつけたポジション(=位置)は分かりますが、まさに一点のみの接触なので、距離を時…

  • 【不確定性原理①】全てが不完全で不確定性💦あえて言えば映画マトリックスの世界観を地で行く突破感💦

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 突然ですが ゲーデルの不完全性の定理だとか、 ハイゼンベルグの不確定性原理 などの言葉を聞いたことがあります。 しかし、素朴に思うんです。不完全性とか、不確定性といった瞬間に物理の役割を放棄している気がして💦しかも、そんなものを「定理」や「原理」にまで格上げ?にしていいものなのか?!というのが第一印象です。 もちろん、不完全性や不確定性は実在するものでしょう。ブルーバックスの他の書籍でも、しょっちゅう目にします。しかし、そんな不確実性や不確定性があったとしても、こんなに高らかに宣言するのではなく、もっと、おずおずと、申し訳なさそうに共有してほしいもの💦 不完全性…

  • 【四次元の世界】宇宙的マジカル・ミステリー・ツアーな四次元の世界

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 最初に。「マジカル・ミステリー・ツアー」とは、ビートルズのアルバム名😊 マジカル・ミステリー・ツアー [DVD] 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック 発売日: 2012/10/10 メディア: DVD 購入: 1人 クリック: 1回 この商品を含むブログ (3件) を見る 「次元が違う」とか、割に身近なワードの【次元」。しかし、次元とは何かと言われれば、さっぱり説明する出来ません。しかも、ここでは「四次元」の解説。「四次元」が分かれば、「超ひも理論」あたりが提唱する「10次元」あたりも、少しはイメージできるかも?!と期待しています。 ブラックホールと同…

  • 【ペンローズのねじれた四次元③】輪廻する宇宙。ゆがんだ四次元。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 前回の記事で、量子論の永遠?のテーマたる 「月は見ていなくも存在する」のか 「月は見ていないときは、それが存在するかどうかを論ずることは意味をなさない」 につき、ペンローズとホーキングの間で意見の相違あることに触れました↓ その量子論へのアプローチの仕方について、新しい展開😊↓ ペンローズのねじれた四次元〈増補新版〉 時空はいかにして生まれたのか (ブルーバックス) 作者: 竹内薫 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/12/14 メディア: 新書 この商品を含むブログ (4件) を見る 出典はアマゾンさん。 関連記事↓ ———————————————…

  • 【ペンローズのねじれた四次元②】祝🎉ノーベル賞。ホーキングとブラックホールの登場

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 いきなり、そのI.Qの高さを素人にも伝えることのできる(もしくは、I.Qの高さが漏れ出てしまう💦)ペンローズさん。難解と思われている相対性理論も量子論も、彼にとっては、単なるステップにしか過ぎないように見えます。そんな新しい世界を見せてくれるペンローズさん。ペンローズさんご本人の著書ではないけれど(まぁ、そんなのは、難しすぎる恐れもありますし💦)どんどん本書↓を進めます😊 ペンローズのねじれた四次元〈増補新版〉 時空はいかにして生まれたのか (ブルーバックス) 作者: 竹内薫 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/12/14 メディア: 新書 この商品…

  • [ペンローズのねじれた四次元①】本年度ノーベル賞😊一言で言うと、またまた、天才現る‼️ペンローズという存在。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 本書が対象にしているペンローズという物理学者は、なかなかエッジが効いた方のよう。しかし、何か危ない奇行をやからしたとか、何か珍しい特徴があるわけではなく、純粋にアカデミックな分野での、先鋭さだとか。なので、伝説になるような逸話はないようです。あえて言えば P-11 ペンローズは意識について論じる不可思議な学者だ と言われるくらい💦ほっといてくれ、という感じですが💦 また、アンディーウォーホールのコラージュで有名なアインシュタインのようなポップさは、ありません。 https://www.artpedia.jp/andy-warhol/ とにかく、アカデミックには、…

  • 【場とはなんだろう】無限次元が真で、目の前の世界が仮想。世の中がムーに追いついてきたのか💦

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 この「場」というコンセプト。 磁場 電場 重力場 量子場 などなど、普段は姿を明確には見せないくせに、突然現れる「場」。表面的には、エネルギー保存の法則を無視するかのように、突然、エネルギーか発生させます。ハリーポッター に出てくるホグワーツ城のような存在。 とはいえ、そんなルール違反の存在でない理由は聞いたことがあります。エネルギー保存の法則との関係で言えば 電磁気などは。もともと存在するエネルギー↓ それは、特定の場合=「場」が現れた時だけ発揮される↓ だから、エネルギーが増減したわけではない↓ だからエネルギー保存の法則には反してない と、いう説明を目にし…

  • 【熱とはなんだろう②】人間を取り巻き、人間が常に生み出しているエントロピー≒カオスのミステリー💦

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 かなりのキーワードでもあり、また、本書のサブタイトルにも言及されている「エントロピー」。ぱっと見の印象では、乱雑とか混乱みたいな感じですが、そのダイレクトな説明は、なかなかしてくれません。出し惜しみ?とにかく、読み進めます↓ 熱とはなんだろう―温度・エントロピー・ブラックホール… (ブルーバックス) 作者: 竹内薫 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2002/11/20 メディア: 新書 購入: 2人 クリック: 14回 この商品を含むブログ (7件) を見る 出典はアマゾンさん。 関連記事↓ ———————————————————————— 【目次】 定義…

  • 【熱とはなんだろう①】マクスウェルの悪魔は、世界に蔓延するエントロピー≒カオスを救うのか?!

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 「熱」と「エントロピー」。最近、あんまり話題になりません。正確には、話題になったような時期を知りません。 熱は、普段の食べ物の調理には必須ですし、シャワーやエアコン、さらには大きなエンジンの動力など、その重要性は、すぐにわかります。 一方、エントロピーは、とにかく、乱雑さが増えていく状態を指すようなニュアンスと理解しています。とは言え、耳で直接ヒアリングした記憶はなく、本で引用されたものを目にした程度。 もともと、ムー的な知識を得るために読み進めてきたブルーバックス・シリーズ。ちなみに、ブルーバックスを読むと、例えば、電磁気のトピックとか量子論とか、ムーチューブ…

  • 【エントロピーをめぐる冒険④】ほぼ量子力学と区別がつかなくなった?熱力学。エントロピー。

    こんにちは、カタツムリ系のです🐌 エントロピーの存在は確信しつつ、妥当な説明のつかないまま、結果的に、確率論的な動きをすることが見えてきたエントロピー。次の展開には、かなり興味が湧きます😊 エントロピーをめぐる冒険 初心者のための統計熱力学 (ブルーバックス) 作者: 鈴木炎 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/12/19 メディア: 新書 この商品を含むブログ (5件) を見る 出典のアマゾンさん。 関連記事↓ エントロピーと絶対温度 P-65 水車の<水>に相当するエネルギーの運び手は熱ではなく<熱➗温度>だった エントロピーとは、この「熱➗温度」という状態量であるという立ち位…

  • 【エントロピーをめぐる冒険③】喧嘩上等のでたらめエントロピー

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 本書↓の発刊は2014年。内容はコテコテのエンジン系。 エントロピーをめぐる冒険 初心者のための統計熱力学 (ブルーバックス) 作者: 鈴木炎 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/12/19 メディア: 新書 この商品を含むブログ (5件) を見る 出典はアマゾンさん。 しかし、タイトルは村上春樹さんの「羊をめぐる冒険」↓に似て、少しポップ。 羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2004/11/15 メディア: 文庫 購入: 7人 クリック: 74回 この商品を含むブログ (333件) を見る…

  • 【エントロピーをめぐる冒険②】エントロピーという幽霊があちらこちらに💦

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 読み進めていくと、なんだか「量子力学」のご先祖のようなロジックの連続。熱力学なんてエンジンなんかの、バリバリの産業向けのナレッジなので比べて、量子力学はマルチ・バースなんかの怪しい?議論も本気でやってしまう、ややアカデミズムの勝った、もしくは机上の空論チックな世界。果たしてどんな共通点が?と思いきや、量子力学もPCや半導体、さらにはものすごいCPUをもつ量子コンピュータの生みの親でした。 エントロピーをめぐる冒険 初心者のための統計熱力学 (ブルーバックス) 作者: 鈴木炎 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/12/19 メディア: 新書 この商品を…

  • 【エントロピーをめぐる冒険①】熱力学は、古くて、そして、とても、新しいらしい💦

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 エントロピーというのは、大まかに言うと、使用済みで、再利用不可のエネルギーのようなイメージ。もちろん、私だけの「イメージ」💦。エネルギー保存の法則から、エネルギーは消えてなくならないのだけれども、時間が元に戻らないように、そうしたエネルギーも、元の利用可能は新品?には戻れないようです。不可逆性というのだそうです。ただし、ニュートンなり量子力学なりでは、「元に戻れない」とは「言ってない」ので、なかなか厄介な代物らしいです。さらに、エンジンの本に触れて、プラモデルもそんなに好きではなかったし、理科の実験なんか特に関心なかった私が、意外にも面白いと感じました。 →エン…

  • 【量子力学のラスボス②】量子力学の誕生

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 本書の内容はそれこそ量子力学の教科書に出てくるような内容もあろうかと思いますが、私の理解力が全然追いつきません。にも、関わらず読み続けているのは、専門用語(の理解はともかく)に慣れてきたこと、そして、何より、使命感とも言うべき量子力学への取り組みに、私なりに感銘を受けているからでもあります。いやー、偉い人は偉い💦そう、量子力学誕生のゴッドファーザーたるボーア博士たちの物語の続きです。 ニールス・ボーア論文集〈2〉量子力学の誕生 (岩波文庫) 作者: ニールスボーア,山本義隆,Niels Bohr 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2000/04/14 メデ…

  • 【量子力学のラスボス①】ボーア博士。因果性と相補性。

    こんにちは、カタツムリ系です。 この本は、アインシュタインの相対性理論までの「古典物理学」と、ニールス・ボーアなどによる「量子力学」の間には もちろん、違うところはたくさんある。例えば、古典物理学は、原因さえ分かれば結果もそこそこ予測できる、とか。いわゆる因果性。 しかし、そんなに毛色の違ったものではなく、お互いに補いあうものだよ! という主張をした内容(のようです)。この関係を「相補性」というとか。学問的な内容ではあるのでしょうが、量子力学を物理学界の中で擁護するための、かなり政治的な論文という気もします。そういう意味では、二重の面白さありますが、読んでいて、分かってような、分からないような…

  • 【クオンタムユニバース 量子】ポピュラーサイエンスの傑作

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 科学の分野にポピュラーサイエンスというものがあって、要は、小難しい科学のあれこれを優しく解説してくれるものです。 ポピュラーサイエンスとは - コトバンク 今回のトピックは相対性理論と並ぶ量子論。 もっとも、科学も昔と違って、手放しでリスペクトされる存在ではなくなり、また、素粒子物理で要求される大型加速器など、オカネもたくさん必要です。アインシュタインのように、書斎でペンと紙とパイプがあればいいというものではありません。だから、大衆にも科学を知ってもらう必要が喫緊の課題としてあるのかもしれません。そして、当然、著者は優秀な方でしよう。それにしても、どうして、こん…

  • 【量子力学の解釈問題②】光速超えという不都合な真実

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 世にも奇妙な物語テイストのオープニングが終了し、ようやく、本題に入ります。アインシュタインの相対性理論なんかも顔を出したりして、スッチャカメッチャカです💦特に、アインシュタインが宇宙の最高速度に指定した光速を、あっさり追い抜いてしまう「光速超え」。こんなケースが、チラホラ顔を出します。色々、不都合です💦 量子力学の解釈問題―実験が示唆する「多世界」の実在 (ブルーバックス) 作者: コリン・ブルース,和田純夫 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2008/05/21 メディア: 新書 購入: 6人 クリック: 146回 この商品を含むブログ (26件) を見る…

  • 【量子力学の解釈問題①】世にも奇妙な物語💦ディープ💦

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 「解釈問題」?? だいたい物理学なんて、その厳密さが『売り』のはず?!数字に基づいて、自然を支配する、一見、まとまりの無さそうな法則をクリアカットに見せてくれるもののでは? 「解釈」というと、そんな厳格にイメージとのブレがあるように感じます。世にも奇妙な話💦 P-6 量子論の奇妙さは、この理論自体に問題があることを意味するのだろうか? かなり深刻💦じゃあ、量子論はそもそも欠陥あるってこと?! P-7 「多世界解釈」は米国で発明されたが、成熟したのはヨーロッパ、特にオクスフォードにおいてである ただでさえ奇妙な上に、もう一つ上をいく「多世界解釈」。宇宙は一つでなく…

  • 【宇宙の「果て」になにがあるのか②】気の遠くなるような話。神秘的でさえあるストーリー。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 宇宙の「果て」を話題にするくらいですから、「時間」については触れざるを得ないですよね。さらに、「始まり」と「果て」はこの手の議論ではセットだそうですから、「始まり」にも配慮する必要でてきます。そして、また、極端な水準で「始まり」を見ていくことになります。 出演はアマゾンさん。 関連記事↓ ———————————————————————— 【目次】 宇宙誕生当時の時間の水準感 まずは、宇宙「誕生時」から プランク時間 プランク時間の再現性 星々の死 宇宙の将来像 最後に ———————————————————————— 宇宙誕生当時の時間の水準感 まずは、宇宙「誕…

  • 【なぜE=mc^2なのか②】重力の正体。神秘性を奪う!!

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 アインシュタインの相対性理論には、ふた通りあって「一般相対性理論」と「特殊相対性理論」に分かれるのだとか。一般の方は「重力」メインで、特殊な方は「光」メインなのだとか。ここでは、専ら「光」推しでエピソードが進んでいきます。 なぜE=mc^2なのか? 作者: ブライアンコックス,ジェフフォーショー,柴田裕之 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店 発売日: 2011/08/29 メディア: 単行本 購入: 3人 クリック: 110回 この商品を含むブログ (4件) を見る 出典はアマゾンさん。 関連記事↓ ———————————————————————— 【目次】 しか…

  • 【なぜE=mc^2なのか①】優雅なアフタヌーンティー的相対論💦

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 オリジナルのタイトルも「why does E=mc^2?」。アインシュタインの相対論の、ど真ん中の方程式です。学校の英作文のテストだと、✖︎にされてしまいそうな英文ですが、オリジナルのタイトルが直訳されています。 読んでみて感じるのですが、テイストが、とても優雅。変に肩に力がはいることなく、かと言って、変に媚びることもなく、さりとて、決して白けたり雑にならず、優雅に科学を語ります。 著者のお二人は英国で活躍。ヨーロッパの方が本気で優雅に振る舞うと、なかなか手強い💦アフタヌーンティー的とも言えましょう😊💦 なぜE=mc^2なのか? 作者: ブライアンコックス,ジェ…

  • 【量子力学のからくり②】スターウォーズのヨーダのような量子力学💦

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 先に、光電効果という、光の進入vs電子の反発というテーマについて記事しました。理屈はなんとなく分かりましたが、残念ながら、その重要性がイマイチ消化不良💦趣旨は ✖︎ 電子=波 ○電子=波であり、かつ、粒子 であるということ。さらに、量子力学における波は、この本で「幽霊波」なんて呼ばれてます。この後も、この幽霊的トピックが連続します💦 量子力学のからくり―「幽霊波」の正体 (ブルーバックス) 作者: 山田克哉 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2003/07/19 メディア: 新書 購入: 4人 クリック: 236回 この商品を含むブログ (6件) を見る 出…

  • 【量子力学のからくり①】現代物理のレジェンド

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 この本の筆者の山田克哉博士。ブルーバックスでたくさん上梓されています。 時空のからくり 真空のからくり 光と電気のからくり E=mc^2のからくり などなど。 不思議と「相対論のからくり」がありませんが、おそらく、上記の「からくり」シリーズが相対論の解説になっているからでしょう。そんな方がとうとう出された「量子力学のからくり」。簡単なはずはありませんが、この方、明らかに、サイエンスを愛してらっしゃいます。一般の人々にサイエンスを易しく解説するという位置づけであるポピュラーサイエンスの本ですから、サイエンスを嫌いな方に書いてもらっても仕方ないのは確かてす。それにし…

  • 【エネルギーとはなにか】太陽=神

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 ムーの三上編集長が「ムー的物理」なんていう本を出して頂けていないかと願っているのですが、なかなか実現しません💦ついては、引き続き、地道に関心のあるタイトルの本を探していきます。 今回は、恐ろしくストレートに「エネルギーとはなんだろう?!」というタイトル。たしかに説明できません。どうして、1足す1は2になるのかを説明できないように💦 エネルギーとはなにか そのエッセンスがゼロからわかる (ブルーバックス) 作者: ロジャー・G・ニュートン,東辻千枝子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2015/01/21 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見…

  • 【量子力学が語る世界像】暑くておかしくなったのか、ハチャメチャであり、無邪気な世界がてんこ盛りです💦

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 よく理解していないのにナニですが、その、あまりに人間臭い部分に惹かれて、量子力学の知識の仕入れにいそしんでいます。 もちろん、すべてのモノは「ツブ(粒)」であり、同時に「ナミ(波)」なんていうハチャメチャを言っている時点で、日常生活の感覚とは全く接点がありません。 しかし、そのハチャメチャさ(学問的根拠に基づいているので、本当はハチャメチャではないのでしょうが💦)には愛嬌を感じます。また、その無邪気さ(日常感覚からはかけ離れていても、ちゃんと考えていけば、宇宙はいくつもあると考えざるを得ないよね😙と断定するところ)にも愛着を覚えます。 量子力学が語る世界像―重な…

  • 【宇宙の誕生と終焉】重力レンズと銀河衝突。ミルコメダ銀河の誕生。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 今回もダークマターやダークエネルギーが登場。ダークマターは、なんだかやたらと重力の影響を受けていて、ダークエネルギーは、重力と反対の方向、すなわち、宇宙を膨張に導くチカラ。こう次から次へと良い?タイミングでミステリーを提供してくれる宇宙。この気の利き具合やはり、宇宙に人格を認めても、許されるような気がします。 出典はアマゾンさん。 関連記事↓ ———————————————————————— 【目次】 重力レンズ ダークエネルギーの影響謎なところ 巨大隕石 銀河衝突 宇宙の終焉 ———————————————————————— 重力レンズ 宇宙論を見ていて感じる…

  • 【宇宙はどうして始まったか②】時空は歪み、次元は増減💦話

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 先の記事↓で、単なる入れ物程度の認識だった宇宙、すなわち、時間や空間は、宇宙の変化そのものであるようなイメージさえ生まれてきました。 宇宙はどうして始まった②過去記事引用 P-103 アインシュタイン(中略)は、時間や空間が固定された単なる舞台ではないことを、深い洞察によって正しく見抜いた。 そんな時空の主役ぶりを解説してくれる本書↓ 出典はアマゾンさん。 ———————————————————————— 【目次】 アインシュタインの直感。重力の正体は時空間のゆがみ 時空の歪み素描 紆余曲折のアインシュタイン方程式 救世主候補?ストリング理論 厄介な次元の捉え方…

  • 【宇宙はどうして始まったか①】宇宙の始まりが曖昧などころか、宇宙自体も、存在したり存在しなかったりの幽霊ぶり💦

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 科学に特別詳しくないかもしれませんが、「宇宙はどうして始まったか」というタイトルには、ほとんどスピリチュアルなものを感じます。以前は、哲学者とか宗教家しか相手にできなかった領域に科学者による参入が可能になったということですね。きっと、探せば、本格的な哲学者と科学者のディベートはありそうなので、そんなアプローチも楽しそうです。 出典はアマゾンさん。 ———————————————————————— 【目次】 有名な宗教家の意地悪?賢い?回答 聖アウグスティヌス 神は天地を創造する前に何をしていたのか?というのが、一つのポピュラーな疑問だったとか ビッグバンが先?イ…

  • 【宇宙に「終わり」はあるのか】最近ビジュアル的にもインスタ映えしそうなブラックホール。しかし、宇宙の終わりには、改めて、その暗黒な存在感を浴びせます💦

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 最近、「宇宙の「果て」になにがあるのか」を読んだばかり。この、宇宙の果てなり、宇宙の終わりなりというのはワードは引きがあるんでしょうね。しかし、そんな字面の違い云々以上に、この手のテーマは面白い。良い先生が集まっておられるのか?! 出典はアマゾンさん。 関連記事↓ ———————————————————————— 【目次】 宇宙カレンダー 宇宙カレンダーの具体例 宇宙の晴れ上がりの、より洗練された表現 宇宙は、ある時「加速」膨張に転じる 銀河系の崩壊において重要な役割を果たすブラックホール 最後に また、次回。 ———————————————————————— …

  • 【宇宙の「果て」になにがあるのか①】宇宙の制限速度「光速」と、無限大ポイントにおける一般相対性理論の破綻

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 なかなか、勇気のあるタイトル。「果て」があること、「果て」とは何かが、あらかじめ分かっているように感じられて、いろいろ、突っ込まれそう。とはいえ、そこはプロ。回答するナレッジはもちろん、果てとはなに?果てはどこにあるの?なんて言う質問にはゴマンと経験されたことでしょう。 そんな挑戦的なタイトルを付した本書↓。 出典はアマゾンさん。 しかし、今になって思うんです。たとえばギリシャの哲学者とか、いろいろ、自分はこう思うと断言されてましたが、どうせ根拠なんかありっこない、すなわち、合っていないかもしれないないが、絶対間違っていないとも言い切れないという状況だから、好き…

  • 【宇宙に外側はあるのか】宇宙論の課題のNAVER的まとめ。誕生の秘密を狙うには、その瞬間から一兆分の一秒までがターゲット。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 Kindle版。意外と読みやすい!! 2016年の重力波発見前の作品(2012年発表)ですが、内容がなぜか古さを感じさせません。そして、丁寧な丁寧な書きっぷり。コンパクトに宇宙ランを流れも追いつつ、面白いくもあり、好感のもてる作品です😊 宇宙に外側はあるか (光文社新書) 作者: 松原 隆彦 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2012/02/17 メディア: 新書 購入: 3人 クリック: 47回 この商品を含むブログ (14件) を見る 出典はアマゾンさん。 関連記事↓ https://katatsumurikei.hatenablog.com/entry…

  • 【宇宙のダークエネルギー】真空が主役に転じる。真空の正体「ダークエネルギー」は至る所に。そしてアンチ重力というレアな性質。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 今まで、一般相対性理論とか量子論から、いい意味で言えば、果敢に、冷静に見れば、無茶なレベルの話にどっぷり浸かってきました。まぁ、好きでやってますので、負担ではないのですが💦 ところが、です。 なんと、現時点で人類が把握しているのは、宇宙の5パーセント程度で、95パーセントは分かっていないのだとか。水素だとかヘリウムだとかいった元素が構成するモノは、宇宙全体の5パーセント程度というのと。 それも、何万光年も離れているから、光の速さより早く移動できない以上、そんな遠いところは観測できないという話ではありません(もちろん、そういった側面はあろうかと思いますが💦)。そう…

  • 【量子テレポーテーション②】量子コンピューターとしての秀逸さ

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 量子テレポーテーションという秀逸なネーミングに惹かれ、本書↓を手に取った私。スタートレック的世界は断念しつつ 「量子テレポーテーション=量子コンピューター」 ということなので、そういう最新のトレンドに乗ることにしました💦 量子テレポーテーション―瞬間移動は可能なのか? (ブルーバックス) 作者: 古澤明 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2009/08/21 メディア: 新書 購入: 1人 クリック: 19回 この商品を含むブログ (13件) を見る 出典はアマゾンさん。 関連記事↓ ———————————————————————— 【目次】 量子テレポーテ…

  • 【ホーキング 宇宙の始まりと終わり③】宇宙論を包括的に救うはずの重力量子論。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 宇宙の始まりと終わり、なんて、エキサイティングなトピックである一方、即効的になにかの役に立ったりする内容でもないことも確か。しかし、意外な?ところで高い関心を寄せる人たちもいるようです。なんと、ヴァチカンのカトリック教会💦 出典はアマゾンさん。 前回の記事↓ https://katatsumurikei.hatenablog.com/entry/pop-science/physics-hawking/2020/04/24 ———————————————————————— 【目次】 ヴァチカンでの宇宙論の会議 会議の趣旨 教皇コメント ホーキング博士の振る舞い 特…

  • 【量子テレポーテーション①】量子論✖︎テレポーテーションという神的コンビ💦

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 出ました。テレポーテーション。瞬間移動。しかも、量子論という、分かったような分からないようなアカデミックな基盤もあるお話。ムー的には、読むしかありません💦ちなみに本書↓の筆者は P-5 現役の量子テレポーテーション研究者である そんな仕事あるんですね!しかも専任😊 量子テレポーテーション―瞬間移動は可能なのか? (ブルーバックス) 作者: 古澤明 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2009/08/21 メディア: 新書 購入: 1人 クリック: 19回 この商品を含むブログ (13件) を見る 出典はアマゾンさん。 関連記事↓ ———————————————…

  • 【ホーキング 宇宙の始まりと終わり②】「裸の特異点」「宇宙検閲官仮説」。真面目なんでしょうが、どうにも盛りすぎな匂いのするネーミング💦

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 宇宙の一生を語る名手、ホーキング博士。前回の記事では、宇宙の始まりどころか、個々の星のライフサイクルを見ただけで、割に感動してしまいました💦 この本焼きを読み終えるのは、大変そう💦 出典はアマゾンさん。 前回の記事↓ ———————————————————————— 【目次】 「特異点」の「特異」なところ とりあえず特異点のポジション 特異点の前では、無力な人間 裸の特異点と宇宙検閲官仮説 ブラックホールは、本当に吸い込むだけか? まずはブラックホールが吐き出す話ではなく、呑み込む話 ブラックホールは吐き出すだけでなく、蒸発までしてしまうのか —————————…

  • 【クォーク②】「極小」「光速」「大型」のハイブリッド💦

    こんにちは、カタツムリ系です。 なかなか手強い素粒子の話題の続き。騙されているような、新しい地球の姿を垣間見ているような、そんな、怪しい感じ💦 なお、そんな怪しい世界のセンターポジション候補の一つ『クォーク』とは P-23 基本粒子とは現在の時点でのエレメント、すなわち物質を構成する最も基本的な単位の一つのようです。 クォークを含む素粒子という「極小」を研究するのに「光速に近い」スピードを出す「大型加速器」に頼る、素粒子物理学。その、とりとめのなさが、なかなか消えません。 クォーク 第2版 (ブルーバックス) 作者: 南部陽一郎 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1998/02/20 メデ…

  • 【ホーキング博士のビッグ・クエスチョン④】人類の未来に貢献するのは住める惑星の発見と人工知能の建設的な利用と断言するのホーキング博士。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 先の記事でホーキング博士が、宇宙進出への積極てき推進論者でもなく、はたまた、地球にいても八方塞がりなイメージを持っておられるようでした。ここでは、その宇宙進出について、もう一歩踏み込みます。 出典はアマゾンさん。 前回の記事↓ https://katatsumurikei.hatenablog.com/entry/pop-science/physics-hawking/2020/04/10 ———————————————————————— 【目次】 宇宙に植民地を建設すべきなのか? 人工知能は人間より賢くなるのか? より良い未来のために何ができるのか? 最後に …

  • 【クォーク①】伸び代あるセンターポジション💦しかも、この本、文字通りのバイブルだそうです。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 量子力学という役には立つけど、なんだかモヤモヤしたエリアの先にある「素粒子物理学」。この本の主題です。さらに、モヤモヤを楽しめそうです。 出典はアマゾンさん。 関連の記事↓ P-7 素粒子物理学の目的は物質の究極的構造と、それを支配する基本法則を明らかにすること 原子とか原子核なんかより、もっと小さな単位で、物質を研究する分野。クォークも、そんな小さな小さな単位をとる存在の名称です。この素粒子物理学を専攻されていた方なんていうのは、当然、縁遠い訳ですが、一度だけ肉眼で見たことあります。ツチノコくらい遭遇しにくそうです💦 本書↓の一読後感じるのは なんかワチャワチ…

  • 【ホーキング博士のビッグ・クエスチョン②】タイムトラベルと地球で生活し続けるへきかの考察

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 子供相談室向けレベルの難問に真っ向勝負で取り組むホーキング博士。しかも、読み物として面白いというのも、驚きです。 出典はアマゾンさん。 前回の記事↓ ———————————————————————— 【目次】 未来を予言することはできるのか? 未来予言の難しさ ブラックホールの内部には何があるのか? タイムトラベルは可能なのか? 人間は地球で生きていくべきなのか? ———————————————————————— 未来を予言することはできるのか? 100%無理、という回答があるかと思えば、少し修正されています。まずは教科書的な回答から。 未来予言の難しさ P-1…

  • 【波のしくみ③】光とフォース(力)。どうしてもスターウォーズちっくに。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 思いも寄らず、長丁場になった、この本とのお付き合い。 そんな前回の投稿は↓ 3回目。それだけ、トピックの選択もそうですし、その解説も魅力があるということでしょう。 波のしくみ―「こと」を見る物理学 (ブルーバックス) 作者: 佐藤文隆,松下泰雄 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2007/11/21 メディア: 新書 購入: 1人 クリック: 7回 この商品を含むブログ (4件) を見る 出典はアマゾンさん ——————————————————————— 【目次】 (光もその一部である)電磁波という波の独立心💦 波🌊のパワーと広がりを再認識 ————————…

  • 【宇宙はなぜブラックホールを造ったのか】ブラックホールはどの銀河の中心にもあり、最大サイズのものだと約1兆個ある。宇宙そのもののよう。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 ビジュアル的にも美しい画像が公開され、インスタ映えまでしそうなブラックホール。そんなレジェンド的な扱いがよく見られる最近ですが、元々は、宇宙の墓場的存在。本書↓は、そんなブラックホールの存在意義について考察するという、かなりの意欲作💦 出典はアマゾンさん。 ———————————————————————— 【目次】 光も出てこられない天体(P-20) 脱出?速度 光も捕らえられてしまう 重力崩壊する境い目。ブラックホール化するターニングポイント。 シュバルツシルト半径 じゃあ、ブラックホールの中身は? さらには、ブラックホールの分類 もっとも、どの天体もすぐブラ…

  • 【アンチ・SEO的タイトル】もう一人の物理レジェンド

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 「全体性と内蔵秩序」。 なんと型破りなタイトルなことでしょう。Google検索を意図的に回避するために作れられた言葉にさえ思えます💦まさに、アンチ・SEO 的タイトル。きっと、四〜五十年くらい前は、かなりのキラーワードだったようです。著者である、デイビット・ボームの名前は、最近こそ、あまり耳にしなくなりましたが、有名な量子論の理論物理学者。 かなりの信奉者がいたそうです。そう、レジェンド。戦前から前後にかけて活躍された方なので、その哲学的なスタイルも受けたのでしょう。例えば、哲学者ながら、ジョン・レノンばりに、世界中の若者の支持を受けたというサルトルも、同時代の…

  • 【ホーキング 、ブラックホールを語る⑤】ブラックホールはインプットだけでなく実はアウトプットも!!これがホーキング 放射!!

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 本件に関する前回の記事の文末で、次のようにおさらいしています。ちなみに、「事象の地平面」とは、ブラックホールを取り囲む境界線のこと。 事象の地平面(の表面積)とエントロピーに関係性ありそう。もし、そうなら、ブラックホールには熱があるはず→熱はない💦 ブラックホールが元々の天体からほとんど情報を引き継がなさそう。もし、そうなら、そんな情報は捨てなきゃダメ→ブラックホールは飲み込む一方で、捨てられない💦 わたしには、実感としては分かりませんが、とにかく、重大な矛盾らしいです。本記事では、クリアカットではありません(とわたしが勝手に感じています)が、その一部の解決を@…

  • 【波のしくみ②】進捗!!懐かしのドップラー効果が、ちょっと分かった?!

    こんにちは、カタツムリ系🐌です。 もともとは モノはすべて「ツブ(粒)」であり「ナミ(波)」とする量子論の理解の助けになるかな、と思ったことと ナミそのものである?!「音楽」好き なので、この本に手をつけた経緯あります。 しかし、前回の投稿では、 波は、✖︎モノ ○コト 規則的な対称性が万華鏡のように美しい 規則的な対称性が著しいので数学的にも表現可 なんていう、思わぬ印象を受けることになり、手強い内容ながら、なかなかやめられず、先に読み進めています💦 なんだかんだで、楽しみ😊 そんな前回の投稿は↓ 波のしくみ―「こと」を見る物理学 (ブルーバックス) 作者: 佐藤文隆,松下泰雄 出版社/メー…

  • 【ホーキング 、ブラックホールを語る④】ブラックホールに内在するミステリー。あらゆるものを呑み込むが、それらのゆくえは?

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 先の記事でブラックホールに関する関心が再び高まったのは、クェーサーというブラックホールのまわりをグルグル回っている円盤状の物質と知りました。そういうエポックメイキングな時期はあるものですが、ブラックホールに関する理解そのものにも、エポックメイキングなポイントがあったようです。丁寧な本書↓を引き続き見ていきます。 出典はアマゾンさん。 前回の記事↓ https://katatsumurikei.hatenablog.com/entry/pop-science/physics-hawking/2020/03/13 ———————————————————————— 【…

  • 【波のしくみ①】LINE MUSICもAmazon Musicもここから。波=「コト」で、粒子=「モノ」。

    こんにちは、カタツムリ系🐌です。 量子力学において、全てのモノは、ツブ(粒)であり、同時にナミ(波)🌊だと何度も言われると、現実とのあまりのギャップに心穏やかではありません💦 ただし、逆に、ここまで、しつこく、ナミ🌊がプッシュされるようなら、ナミ🌊のことも少し知っておいた方がよいようです。ナミの性質を利用したと言えば、真っ先に思いつくのが、音楽。特に、見た目が波動そのまんまの弦楽器🎻は好きですし、さらには、筆者が、またまたレジェンドで、面白い本を世に問われる、佐藤文隆博士。以前にもこんな投稿を↓ 楽しみ😊↓ 波のしくみ―「こと」を見る物理学 (ブルーバックス) 作者: 佐藤文隆,松下泰雄 出版…

  • 【ホーキング 、ブラックホールを語る③】ブラックホールは目に見えず、音も出てこない。そして、吸い込まれた存在は「消失」してしまったことさえわからない💦

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 本件に関する前回の記事では、一旦忘れ去られたかのような重力というトピックに、再び光を当てたクェーサーから、始める旨確認しています。 それにしても、この本↓、薄くて、百ページもないのですが、内容が濃すぎて、なかなか前に進みません。まぁ、楽しいから良いのですが💦 出典はアマゾンさん。 前回の記事↓ https://katatsumurikei.hatenablog.com/entry/pop-science/physics-hawking/2020/03/06 ———————————————————————— 【目次】 クェーサーとは クェーサー発見の経緯 特異点=…

  • 【ホーキング、ブラックホールを語る②】外向きの核融合パワーと内向きの重力パワーでバランス。そのバランスが崩れると、時間と空間の終わりが。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 ブラックホールというと以前は「宇宙の墓場」のような扱いでしたが、最近はやたらと前向きな表現が目に付きます。ちょっと極端な例ですが、日本の歴史の有名な人だと ①明智光秀 【以前】主君に反乱を起こした裏切り者→【現在】理知的で、仕方なく織田信長に反旗を翻した不運の武将 ②田沼意次 【以前】賄賂政治のシンボル→【現在】資本主義、貨幣経済を先取りした、先見性のある政治家 のようなケースありますが、なんとはなく、共通点感じます。あまりの豹変ぶり、という意味で。 そんな歴史的に毀誉褒貶半ばするブラックホールですが、本書↓で、どんどん、その性質に迫ります。 出典はアマゾンさん…

  • 【ホーキング 、最後に語る】ブラックホールを生き物のように、下手すると友達のように再生させてみせるホーキング博士。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 本書↓は、ホーキング 博士のオリジナルの書き下ろしではなく、過去のインタビューや日本の研究者の方の解説から成る本。ホーキング 博士死去後に編集されています。 前回の記事↓ https://katatsumurikei.hatenablog.com/entry/pop-science/physics-hawking/2020/02/21 出典はアマゾンさん。 ———————————————————————— 【目次】 ホーキング放射で明らかにされた「ブラックホールは温度もエントロピーも持っている」説 ブラックホールの現実 量子論の解釈 ブラックホールの蒸発 宇宙の…

  • 【ムーチューブの電気的宇宙論】この宇宙はすべて電気が決め手!!ざ、斬新!!太陽系の新解釈!!

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 働きもののムーチューブさん😊 またまた、新しくて、そしてインパクトあるネタを提供頂いています。 今回の斬新さは一際です。 なんと、 ニュートンの万有引力を否定し 宇宙の全ては電気力(電流)次第という新たな切り口が登場し そして、新たなる太陽系生成の斬新な新説 を打ち出してきました。 さすが「世界の謎と不思議に挑戦するスーパーミステリーマガジン」!! 今回の記事は、この投稿について↓ https://youtu.be/IHoNQs4DyR0 2020年3月号#3 地球空洞崩壊!!電気的宇宙論が解く超古代史の謎 ムーチューブ前回の記事↓ ——————————————…

  • 【ホーキング、宇宙を語る③】宇宙は虚時間の中で存在し、始まりも終わりもない。ひたすら存在する💦

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 ハイゼンベルグの不確定性原理について、分かりやすい説明を提供してくれた、この本にかなり気分が良くなっています。ありがとうございます😊 出典はアマゾンさん。 前回の記事↓ https://katatsumurikei.hatenablog.com/entry/pop-science/physics-hawking/2020/02/14 ———————————————————————— 【目次】 ホーキング放射=ブラックホールからの放射は今世紀のもっとも偉大な理論である一般相対性理論と量子力学の両方に本質的に基づいた予測 相対性理論→宇宙の始まりと終わりを要求。量子…

  • 【ホーキング、宇宙を語る②】創造主の出番のない宇宙。秩序どころか、不確定性原理が行き渡る宇宙。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 300ページに満たない、比較的薄めの文庫本。しかし、中身の濃いことと言ったら💦一粒で何度も美味しいとは、このこと。しかも、ハードカバーでなく、リーゾナブルな価格の文庫本なんですよね😊でも、電子書籍版はないんです。まぁ、特には困らないのですが。 出典はアマゾンさん。 前回の記事↓ ———————————————————————— 【目次】 静的で一様だと思っていた宇宙は、なんと膨張していた!! ブラックホールへの第一歩 今までで一番分かりやすい、不確定性原理説明 ———————————————————————— 静的で一様だと思っていた宇宙は、なんと膨張していた!…

  • 【これが物理学だ!④】守護神としての地球規模の磁場。ブラックホールも裁判沙汰に💦

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 ニュートンとか電気とか磁力とか虹とかエネルギー保存の法則とか、高校までの授業で遭遇する、いわば、伝統的、王道なテーマながら、決して飽きさせることなく、突き進むパワーを持つ筆者ウォルター・ルーウィン博士。しかし、巻末に近づいていくと、そろそろブラックホール、宇宙線を阻止する地球の磁場というトピックあたりが登場でてきます。 宇宙線(うちゅうせん)とは - コトバンク これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義 作者: ウォルタールーウィン,Walter Lewin,東江一紀 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2012/10/13 メディア: 単行本…

  • 【これが物理学だ!③】宇宙膨張の物語。そして本命ニュートンへ。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 前回の投稿で、ウォルター・ルーウィン博士の、火傷しそうな物理愛が、至る所で発見できました。今回からは、各論に入り、熱いだけでなく、冷静な語り口で、自然の奥深さを、彼自身の感動の心とともに味わえることになります 💦 これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義 作者: ウォルタールーウィン,Walter Lewin,東江一紀 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2012/10/13 メディア: 単行本 購入: 11人 クリック: 252回 この商品を含むブログ (17件) を見る 出典はアマゾンさん。 関連記事です↓ https://katatsum…

  • 【これが物理学だ!②】由緒正しい物理。ニュートン・ファラデー・ガリレオ

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 筆者ウォルター・ルーウィン博士のパーソナリティ先行のストーリー仕立てでしたが、これからは、各論に移ります。ニュートンを皮切りに、物理学のメイントピックを逃げずに、ど真ん中を駆け抜けてくれます。たしかに、楽しい先生😊 これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義 作者: ウォルタールーウィン,Walter Lewin,東江一紀 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2012/10/13 メディア: 単行本 購入: 11人 クリック: 252回 この商品を含むブログ (17件) を見る 出典はアマゾンさん。 関連記事です↓ 【目次】 ムー的不健全さが、な…

  • 【ニュートリノでわかる宇宙・素粒子の謎②】宇宙開闢へ肉薄するニュートリノ

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 まさに「お化け」粒子のニュートリノ。なぜと言って 宇宙全体を満たすほど大量に存在する ニュートリノは人体から毎秒三千個放出される ニュートリノは太陽から、一平方センチメートルあたり毎秒660億個放出される ニュートリノはほかの物質と反応しにくく、地球を30億個並べてはじめて反応する という不思議な性質を持ちます。しかし、似た性質をもつ、ダークマターでも重力波とも無関係のようです💦 前回の記事↓ 出典はアマゾンさん。 ———————————————————————— 【目次】 ニュートリノの邪魔されなさ ニュートリノの最も注目される性質 宇宙誕生から0.1秒以前に…

  • 【ニュートリノでわかる宇宙・素粒子の謎①】

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 数学なり物理学なりでは、かつて 「自然は単純で美しさものだ」という信念が共有されていたようです。例えば、エネルギーと質量と光速の間には E(エネルギー) = m(質量)✖️ c(高速)の二乗 という、考えてみれば、これでもか!というシンプルな関係性を見せてくれます。ここまで来れば、たしかに、美しいという人がいても違和感ないかも。しかし、宇宙の物質の最小単位である素粒子の世界は、基本、複雑で、従来のシンプルな美しさには欠けているようです。関連記事↓ そんな美しさには欠けるものの、重要性においては、これ以上のものはないと思われる素粒子。そんな素粒子の秘密にリーチする…

  • レジェンド達のインスピレーションの源【光と電気のからくり】

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 相対論も量子力学も、それなりに読書量を少しづつではあれ、積み上げ中ですが、実際の計算問題には一切手をつけてないので💦とても理解しているとは言えません。 ちなみに、常識的なことから外れっぱなしの量子力学をワケが分からんと批判した生徒に対して、黙って計算しろ!といった教授もおられたそうです。(物理学者のファインマン博士の発言だという俗説もあるが、どうやら、彼の発言ではないらしい💦) まぁ、財務諸表がそこそこ読めても、簿記をきちんとできないものが、財務諸表を分かったと言うな、というくらいのニュアンスでしょうか。。。。比喩が強引過ぎたようです💦 そんな、相対論や量子力学…

  • 我々の先祖は本当におサルさんなのか考えてみる💦【偉大なる失敗③】ダーウィンの進化論も完全無欠ではないよう💦

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 ダーウィンが放った一撃は 人間の先祖はサルで 生命は目的(地)なくても変わりゆく という、ある種、生命を小馬鹿にした感じさえある、強烈な主張でした。時間の流れが無目的に進行するという、ある種アナーキーな理屈。 しかし、そんな革命的なダーウィンも、時間の経過とともに、ついには、逆襲に会うことに。詳しく見ていきます↓ 出典はアマゾンさん。 前回の記事↓ ———————————————————————— 【目次】 自然選択(自然淘汰)は何も言っていないのと同じ?! 融合遺伝の一撃 とはいえ、ダーウィンの理論の大部分は正しいそうです。 まとめ 最後に —————————…

  • 【重力とはなにか】負のエネルギーはブラックホールの蒸発を導き、ブラックホールは、10の「10の78乗」の顔を持つとか💦

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 重力。とても有名ですが、電磁気力など「四つの力」の中ではダントツに弱い。しかし、そんな電磁気力も実現出来ないでいる宇宙創生から38万年前より以前のことにリーチできるブレークスルーの可能性。そして、重力の正体は空間の歪みだとか。読むしかありません↓ 重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る (幻冬舎新書) 作者: 大栗博司 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2012/05/29 メディア: 新書 購入: 4人 クリック: 196回 この商品を含むブログ (63件) を見る 出典はアマゾンさん。 関連記事です↓ ———————————————…

  • 【2つの粒子で世界がわかる】最近の物理、特に素粒子系に感じる、タモリ倶楽部感🥴

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 素粒子という言葉。とにかく、宇宙で一番、小さい単位の粒子という意味だそうです。もともと、原子が最小と聞いていたのに、玉ねぎの皮むきのように、どんどん極小化。電子とか陽子はもちろん、クォークとかレプトンとか💦その反省もあってか、素粒子業界の方も、もう「原子」とか「分子」とかネーミングは特定せず、「素粒子(=最も小さい粒子)」いうボヤッとした表現で、再度、さらに小さな粒子が発見されても、この言葉で吸収できるよう、工夫されたのかも。 2つの粒子で世界がわかる 量子力学から見た物質と力 (ブルーバックス) 作者: 森弘之 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2019/…

  • 【重力波とはなにか②】見るものでなく「聞く」重力波。ダークマターの正体はブラックホールではないかと探索中。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 凄そうではあるけれど、イマイチ、派手さに欠けるし、何がどう凄いのか分からないので、印象に残りにくい重力波。もっとも、一般相対性理論が有名だからと言って、一般に理解されているわけでないので、理解度=知名度というわけでもないでしょう。それにしても、今まで、なかなかブレイクスルーが現れなかった宇宙誕生時へのリーチが実現する可能性を秘める重力波。このことだけでも、十分凄いはず。 重力波とは何か アインシュタインが奏でる宇宙からのメロディー (幻冬舎新書) 作者: 川村静児 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2016/09/30 メディア: 新書 この商品を含むブログ…

  • 【重力波とはなにか①】重力波発の天文学誕生。宇宙創生の瞬間までたどる手がかり。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 百年ほど前にアインシュタインが、その存在を予言し、2016年に観測されたという重力波。ネーミングからすると、なかなか興味深いですが、観測された!という報道からあとは、急に耳にしなくなった感あります。研究が止まったというよりは、成果を出すのに、なかなか骨の折れる分野なのでしょう。こちらの関心も衰えることなく、以前、似たようなタイトルの本を通読したのですが↓ 今回、改めて本書に挑戦する次第↓しかも今回は、生粋の理論物理学者とうよりは、望遠鏡を武器に研究を進める天文台系の方だとか。 重力波とは何か アインシュタインが奏でる宇宙からのメロディー (幻冬舎新書) 作者: …

  • 【物質のすべては光②】本当にすべき質問。重力はどうしてこんなに弱いのか。陽子はどうしてこんなに軽いのか。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 超弦理論とかシュレディンガーの猫のような、特殊な?シチュエーションでの特殊な理屈でなくても、日常的に、世界は、我々の思い込みとは随分違う姿をまとっているよう。そんな、異次元な世界をさらに深めることにします。 物質のすべては光: 現代物理学が明かす、力と質量の起源 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫―数理を愉しむシリーズ) 作者: フランクウィルチェック,Frank Wilczek,吉田三知世 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2012/11/09 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 2回 この商品を含むブログ (8件) を見る 出典はアマゾンさん。 …

  • 【物質のすべては光①】質量は仮の姿。重力は目に見えないエネルギーに反応。日常世界は仮構の世界であることのメッセージ。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 イギリスもそうですが、アメリカでは、ノーベル賞なんかをとりつつ、軽快な楽しい科学読み物を書ける人がいて、本書↓の筆者ウィルチックさんも、その一人。とはいえ、文章そのものを楽しめる余裕がなく、その先はなんだ?どうしてなんだ?と読み急ぐわたしには、ちょっともどかしさもある本。しかし、そんなことを言うくらいなら、本書を完全に理解にしているのか?と聞かれれば、もちろん、そんなことはないので、あまり偉そうなことは言えないのですが💦 物質のすべては光: 現代物理学が明かす、力と質量の起源 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫―数理を愉しむシリーズ) 作者: フランクウィルチェッ…

  • 【マルチバース宇宙論入門③】真空エネルギー問題がマルチバース理論を導く。泡宇宙はアメーバのように自己増殖するホラーにも見える💦

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 物質と反物質の対消滅。真空のエネルギー密度が物質のエネルギー密度をいずれ上回る謎。しかも、伝統的な科学的アプローチを経ての結論。大元の量子のゆらぎ。最先端の科学のトピックとしても成立し、オカルトのエピソードとしても生きる、稀有なバリューを持つマルチバース理論。たしかに、我々は新しい時代には生きているようです😉 マルチバース宇宙論入門 私たちはなぜ〈この宇宙〉にいるのか (星海社新書) 作者: 野村泰紀 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/07/27 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る 出典はアマゾンさん。 前回の記事です↓ ——…

  • 【マルチバース宇宙論入門②】反物質のゆくえ。量子がもたらす宇宙と人類のゆらぎ。人類は特別な存在という考え方へのいくつもの挑戦。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 前回の記事↓で、物質・反物質という如何にもムー的なトピックに遭遇。 しかも、この物質・反物質という現象は、一時的なおもしろトピックなのではなく、かなり本質的なものらしい。その割には、なかなか出会わなかったのは不思議💦 マルチバース宇宙論入門 私たちはなぜ〈この宇宙〉にいるのか (星海社新書) 作者: 野村泰紀 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/07/27 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る 出典はアマゾンさん。 ———————————————————————— 【目次】 いま、反物質はどこに? ちっぽけとは言いながら、例の人間…

  • 【マルチバース宇宙論入門①】ニュートンの万有引力より古い量子効果。量子はゆらぐ。反物質は消滅を続ける。連続再生される泡宇宙。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 タイトルもズバリ「マルチバース」。量子力学による、物質は粒子にして波動であるという、真剣には聞いていられないような原則から出発して(シュレディンガーの猫は死んでいるし、生きてもいるみたいなエピソードも、最初は聞いていられなかった💦)宇宙は一つではなく、いくつもあり、そして、生まれ続けているのだ!威勢良くと宣言されていたのは楽しかった!しかも、それを基礎付ける理屈が「超弦理論」という、またまた、ふざけたかのようなネーミングも、そんなリラックスムードを助けてくれていました。 しかし、いろいろ、読み進めていくと、どれも、戯れではなく、昔からの物理的アプローチで対処され…

  • 【重力波で見える宇宙のはじまり③】インフレーションがインフレーションを呼ぶ。時間と空間は終わり、別の概念の形成へ💦

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 本書が面白いということは、それなりに突っ込んで記述されている裏返しでしょう。それだけに、ビギナー・レベルには辛いところも散見されますが、なかなか、やめられない。カッパえびせんのよう💦 宇宙誕生までリーチしようとする野心満々の重力波の試み。そのスピリッツだけで、十分楽しめるものではあります。 重力波で見える宇宙のはじまり 「時空のゆがみ」から宇宙進化を探る (ブルーバックス) 作者: ピエール・ビネトリュイ,安東正樹,岡田好惠 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/08/17 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 出典はアマゾンさん。 前回の記事…

  • 電気はなんと大陸移動説にもインパクト【電磁気学のABC】エジソンもでてきてエピソード満載

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 タイトルの電磁気学のABCなんて、如何にも教科書的な響きがありますね。しかも、辞書的な。四角四面なイメージを与えがちですが、結果、今まで曖昧だった理解を正してくれたり、面白いトピックがあったりと「良書」という第一印象です。 新装版 電磁気学のABC―やさしい回路から「場」の考え方まで (ブルーバックス) 作者: 福島肇 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2007/09/21 メディア: 新書 クリック: 15回 この商品を含むブログ (6件) を見る 出典はアマゾンさん。 関連する記事です↓ ——————————————————————— 【目次】 電流と電…

  • スマホのテクノロジーもここから【ひとりで学べる電磁気学】すべては電子次第なの?

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 こんな地味な分野をしつこく読めるのは、やっぱり面白いんでしょうね。まぁ、人間の身体も、例えば細胞は37兆個とか60兆個とか聞いたことあります。原子はこれより、ずっと多いでしょうし、その全ての原子に、電子がインストールされているのですから、大事と言えば、大事💦反論できません💦 あと、携帯機器など電池🔋が活用できるものは直流を利用しているものの、送電など電力量の大きなパートは交流メインなことは、なんだか勉強になりました。 ひとりで学べる電磁気学 大切なポイントを余さず理解 (ブルーバックス) 作者: 中山正敏 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/09/1…

  • 【重力波で見える宇宙のはじまり②】小さなササヤキのような重力波。しかしブラックホールとも絡み、宇宙膨張の加速化にも無縁でない!

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 とても地味な、玄人好みの印象あった重力波。もちろん、重要なのでしょうが、いろいろ整理されてから、我々のところに届けて頂くことで、十分と思ってました。しかし、リアルタイムで追っかけても十分に面白い!これは、あたりのトピック‼️ずばり、宇宙最大の謎に切り込むエピソードです。 重力波で見える宇宙のはじまり 「時空のゆがみ」から宇宙進化を探る (ブルーバックス) 作者: ピエール・ビネトリュイ,安東正樹,岡田好惠 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/08/17 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 出典はアマゾンさん。 前回の記事です↓ ——————…

  • 童話を書くホーキング博士【宇宙への秘密の鍵】ドラえもん的要素とバック・トゥー・ザ・フューチャー的設定が楽しい

    こんにちは、カタツムリ系です。 なんと、車椅子の理論物理学者のホーキング博士は、ジャーナリストの娘さんと共著で、児童書まで書いているとか。なんと、たくさんのチャレンジをされる方でしょう。 そのタイトルは「宇宙への秘密の鍵」。 出典はアマゾンさん。 専門家の方は「難しいことを、誰でも分かるような説明できて初めて意味がある」みたいなコメントをされます。言わば、そんな専門家としての究極のチャレンジではないでしょうか💦 ホーキング博士関連の記事です↓ ———————————————————————— 【目次】 なぜ、子ども向けの物語を書いたのか?(本の帯から) 人類が生き残るためには?(本の帯から) …

  • アドベンチャーにB級テイスト加えました【インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国】B級ぽい宇宙人の不思議な魅力💦

    こんにちは、カタツムリ系です。 その飛び抜けたアドベンチャーぶりで、オーディエンスを引きつけてきた、このシリーズ。 前作の「最後の聖戦」では、そのアドベンチャー度合いは、マックスの昂まりを見せました😊 https://katatsumurikei.hatenablog.com/entry/movie/hollywood/2019/01/05-2 一方、本作品では、如何にアドベンチャーものとはいえ、主役のハリソン・フォードも加齢しているのが、ヒシヒシ伝わります。でも、無類のアドベンチャーシリーズです。見ないではいられません💦 ————————————————————————— 【目次】 お父さん…

  • 【世界の仕組みを物理学で知る②】物理学で株価予測するのもすごいが、日常生活も相当支えている現実💦

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 かつての古代ギリシャでも、学問が机上の空論と批判されたので、ある学者が学問を使ってお金儲けをして、学問の有用性を示した例があるそうです(すいません💦出所は見つからず💦) 前回の記事↓で物理学者のウォール街で大活躍の件に触れました。 今回は具体的な物理学のパワーをみていきます。 出典はアマゾンさん。 ———————————————————————— 【目次】 ブラウン運動と株価が似ている。物理学で株価を予測出来る可能性 世の中は電気で溢れている。物理学中の、電磁気学の知識が電気をコントロール 自然にビルトインされている四つの力。物理学が解明。もしくは解明中 まとめ…

  • アドベンチャー・ヒーローの最後の敵【インディ・ジョーンズ最後の聖戦】ヒーローはボランティアで、かつ世襲。割に合わない職業か💦

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 このアドベンチャーものの最右翼、インディ・ジョーンズのシリーズものを最近、ご覧になった方、いらっしゃいます?! やっぱり面白い! アドベンチャーの中のアドベンチャー😊 大大エンターテイメントです。 前回の記事↓では、舞台が中東やアフリカを離れ、アジアに来ると、スピルバーグが作り上げるアドベンチャー度合いが、減速気味なことに少し触れました。 しかし、今回は、世界最大の悪役『ナチス』が相手。この作品のアドベンチャー度合いは低まるどころか、逆に、そのアドベンチャー度合いは爆発しています😊 ————————————————————————— 【目次】 インディ・ジョーン…

  • 1万年かかる計算を200秒で済ます量子コンピュータ💦【宇宙は「もつれ」でできている】超高速化の秘密は、この「もつれ」。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 物理、特に量子論は、レーザーだとか携帯電話にも活用されている最新技術の、バックボーンにもなっている、働き者です。 コンピューターとしての機能も、この量子力学が格段に向上させているという、最新のニュースも見かけました↓なんと、スーパーコンピューターで1万年かかる計算が200秒で出来てしまうとか。 そんな身近なトピックと並行的に、宇宙の有り様、もっと言えば、宇宙の起源を見つけようという、かなり壮大な目的に向かって、量子論研究者の方は努力されています。そんな中、 相対性理論とか 量子論とか ビッグバンとか 超ひも理論あたりの ワードを目にします。本当に量子論は小難しい…

  • 【消えた反物質③】良質のミステリー。宇宙には虚数時間もあるが、負のエネルギーも出てきた💦

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 粒子と反粒子は 一旦生まれてもすぐ消えてしまうし 対消滅で、お互いに消し合うのが基本 とすれば、どちらも同数のはず しかし、宇宙は粒子遠(物質)だけが残っている のです。ミステリー。かなり、複雑に仕込まれた良質のミステリー。 前回の記事↓ 出典はアマゾンさん。 ———————————————————————— 【目次】 粒子(物質)が残ってしまっているわけは 物質>反物質のカラクリの謎解き 相対性理論と量子力学との整合性を取ろうとしたディラック。なんと、負のエネルギーを導いてしまった アインシュタインの方程式との不具合 限りなく光子を放出してエネルギーを失い続け…

  • 【現代素粒子物語】ブラックホールは気軽に誕生する可能性?!でも安心してください。当面は、落ち着いてそうです💦

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 ネーミングからして、どう考えても面白くなさそうなのに、意外な魅力を見せる素粒子物理学 物質(粒子)と反物質(反粒子)は 一緒に生まれて(対生成) 寿命は一瞬で 一緒になくなる(対消滅) という、サイエンスのような、SFのような、神秘的な現象を見せる宇宙。このミステリーを探るのが素粒子物理学。 おまけに、「負のエネルギー」までできてしまうという。まぁ、宇宙誕生は「虚数」時間で表すとスムーズに説明できるくらいだから、「負のエネルギー」もありか、と。 素粒子関連記事↓ 出典はアマゾンさん。 ———————————————————————— 【目次】 ネーミングからして…

  • 【ペンローズの”量子脳”理論】「量子」の振る舞いは、まさに「意識」の振る舞い。その類似性。人工知能につながる英知。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 ペンローズは英国でサーの称号をもつ一代限りの貴族。そうなると、相当保守的な理屈を展開している方思いきや、一般相対性理論や量子論を超え、人のココロにまでリーチしようという意欲的な学者さんと聞いています。 いかんせん、理解が浅いのですが、読後感としては、ココロというよりは、脳とか神経がターゲットなイメージです。本書の日本語タイトルである「量子脳」じゃないですが、人間の神経細胞の仕組みに目をつけて、それを物理的な観点で解きあかそうとしている感じ。今で言う人工知能への関心のように見えます。なので、あまり「ココロ」を強調するのは、少し脱線な感じもします。 ペンローズの“量…

  • 【重力波で見える宇宙のはじまり①】宇宙最大の謎の始まり。相対論も量子論も飛び越える真空エネルギーのゆらぎと、その逆襲。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 地味ながら、いろんな方面での可能性を秘める重力波。光を含む電磁波ではリーチできない宇宙誕生38万年前より以前の宇宙へのリーチの可能性や、余剰次元の探求など、かなりリッチなコンテンツをもっている可能性あります。そんなこんなで、過去も何度か同じテーマの記事を↓ 過去はたまたまか日本の著者でしたが、今回はフランスの方。新しい視点への期待。 重力波で見える宇宙のはじまり 「時空のゆがみ」から宇宙進化を探る (ブルーバックス) 作者: ピエール・ビネトリュイ,安東正樹,岡田好惠 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/08/17 メディア: 新書 この商品を含むブ…

  • 【ムーチューブのムー大陸】日本にも超古代文明が存在。ムー大陸との意外な関係性も。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 ムーチューブ と言いますか、月刊ムーに不可能はありません💦 なんと、日本には、アトランティス文明が栄えたとほぼ同時期の一万年以上前に、知られざる文明が存在し、ムー大陸ともパイプがあった可能性を突き止めています! さすが「世界の謎と不思議に挑戦するスーパーミステリーマガジン」!! 今回の記事は、この投稿について↓ 2015年12月号♯3 真説「ムー大陸」と日本超古代文明の謎 前回の記事↓ ———————————————————————— 【目次】 念のための月刊ムーとムーチューブの紹介 ムーチューブ 自己紹介 月刊ムー ムーチューブの破壊力、ジャンプ力健在 ムーチ…

  • 【眠狂四郎 悪女狩り】偽(ニセ)眠狂四郎登場。江戸城大奥での密室的拷問。罠に次ぐ罠。最終作に相応しい最高の殺陣(タテ)で魅せる。

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 本シリーズの最終作である第12作目。ポップな面は後退し、その代わり、オカルトとおどろおだろしさが、高濃度に凝縮された、眠狂四郎ならではの、濃い内容になっています。 前回の記事↓ 【目次】 おすすめポイント ①オープニング。般若のお面の眼光の鋭さ ②江戸城 大奥での拷問 ③眠狂四郎vs偽眠狂四郎 作品紹介 稀に見るハイレベルな剣の闘い お気に入りセリフ集 最後に

  • 星野源さんの【おげんさんといっしょ#1】スネオヘアーならぬサザエさんヘアーが印象的。優しい、おまんじゅうの味的番組😊

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 初めて見ました。この「おかあさんといっしょ」ではなく、「おげんさんといっしょ」。 星野源さんが、おげんさん、という女性を演じます。彼女のヘアスタイルには、サザエさんへの、かなりの寄せ具合(もしくは当時の流行り?)を感じます。それだけでも、この番組のレトロ系な雰囲気が伝わってきます。 音楽をテーマにした番組ということですが、出演者の藤井隆さんが、ユーロビートを話題にされるなど、意外と突っ込んだ音楽フリークぶり。 この番組は、 タモリさんとリリー・フランキーを足して 二で割って それから、若くしたような 星野源さんのリードで進行します。 ——————————————…

  • 【消えた反物質②】玉ねぎ状態の素粒子。まさに幽霊物質のニュートリノ。「反水素原子」という怪奇

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 物質やら粒子が 対生成 対消滅 などという、SFだか、魔術やら、最先端理論やら、とこにも分類しがたい方法で、生まれ、そして極めて短い時間で消滅することが分かりました。 そんな神秘的なパワーをもつせいか、ブラックホールも気軽に生成しがちなのだとか(実際には、その可能性は極めて低いそうですが)。しかも裁判沙汰にもなるという、いろんな側面で話題となっている素粒子。 前回の記事↓ 本書↓を読み進めます。 出典はアマゾンさん。 ———————————————————————— 【目次】 沢山ある、玉ねぎ的素粒子 新しい注目株「ニュートリノ」 相互作用とは 宇宙は物質ででき…

  • 【消えた反物質②】玉ねぎ状態の素粒子。まさに幽霊物質のニュートリノ。「反水素原子」という怪奇

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 物質やら粒子が 対生成 対消滅 などという、SFだか、魔術やら、最先端理論やら、とこにも分類しがたい方法で、生まれ、そして極めて短い時間で消滅することが分かりました。 そんな神秘的なパワーをもつせいか、ブラックホールも気軽に生成しがちなのだとか(実際には、その可能性は極めて低いそうですが)。しかも裁判沙汰にもなるという、いろんな側面で話題となっている素粒子。 前回の記事↓ 本書↓を読み進めます。 出典はアマゾンさん。 ———————————————————————— 【目次】 沢山ある、玉ねぎ的素粒子 新しい注目株「ニュートリノ」 相互作用とは 宇宙は物質ででき…

  • 「見る脳」が人間を苦しめる💦【考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子③】科学界のインディ・ジョーンズが解説

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 致し方ないこととはいえ、人間は環境への適応のために、脳や体にかなり負担をかける形で、遺伝子での変化を受け入れてきました。 そんな過程の中で、どうやら、本来は一体であるはずの脳と体が分離してしまったようです。 こんな脳のトラブルへの処方箋提示を本書↓は狙っています。 出典はアマゾンさん。 前回の記事↓ ———————————————————————— 【目次】 脳の使われ方を見てみます 文明を築いた脳と、文明の基礎となる視覚情報に翻弄される脳。いたちごっこ💦 諸行無常の響き 具体的な処方箋の一部 まとめ 最後に ———————————————————————— (…

  • アドベンチャー✖︎オカルトは最強【インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説】サービス精神満点😊少年推しの回😊

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 いいですね!!このアドベンチャー・シリーズ。まさにアドベンチャーものの定番と言えましょう。 サービス精神満点 さらに前作より(前回の記事↓)一層、オカルトちっくで、同時に、少年ぽいハツラツさもあり、アドベンチャーとしても円熟の演出(^ν^) アドベンチャーはかつて、ハラハラ、ドキドキしたもの。そう、この作品は、王道を見失うことなく、アドベンチャー然として、ハラハラ、ドキドキさせてくれます😊 ————————————————————————— 【目次】 サービス精神満点 作品紹介 ここでは、大人の女性の魅力より、ハツラツ少年の魅力全開 まずは味方の少年から さらに…

  • ノーベル賞を意外にも受賞していないホーキング博士【ホーキング、未来を語る②】冷酷な宇宙の墓場かと思われたブラックホールにも体温

    こんにちは、カタツムリ系です🐌 知らぬことなど、何もないかのようなホーキング博士。そんな迫力があります、それは、才能のせいもあるでしょうし、大義の立つ喧嘩は辞さない根性があるからのようです。 出典はアマゾンさん。 前回の記事↓ ———————————————————————— 【目次】 ブラックホールにも体温 テレビ番組「スタートレック」に出演経験のあるホーキング博士 暗黒物質(ダークマター)発見の経緯 タイトルの変遷とシャレ 最後に ———————————————————————— ブラックホールにも体温 呑み込むことしかない宇宙の最終地点、宇宙の墓場のようなイメージしかなかったブラックホー…

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