ルートクライミング用の豚毛ブラシを自作しています。 自作すると言っても、ホームセンターで売っている安いブラシの柄を切って短くするだけです。 「竹ヨージ」「竹ブラシ」等の名称で売られています。下の写真の「竹ヨージ」は歯ブラシサイズです。「竹ブ
ルートクライミング用の豚毛ブラシを自作しています。 自作すると言っても、ホームセンターで売っている安いブラシの柄を切って短くするだけです。 「竹ヨージ」「竹ブラシ」等の名称で売られています。下の写真の「竹ヨージ」は歯ブラシサイズです。「竹ブ
家型(くさび型)のツェルトは緊急時露営には必ずしも適しません。雪山で着の身着のままでビバークする場合、膝をかかえ身体を丸めて体温を逃がさないようにします。「Bothy Bag」等と呼ばれる半密閉型のシェルターのほうが使いやすいです。
「モルフォ ジップ ロングスリーブ」は高い伸縮性で運動をさまたげず、裏面のグリッド構造によってすぐれた吸汗速乾性を発揮し、肌がべたつかない軽快な長袖シャツです。高めの衿により、高山帯で首周りの日焼けや、クライミングでロープやスリングを肩掛け
「アルパインライトパンツ」と「バーブパンツ」のどちらを買ったら良いのか。結論を先に言うと、「両方とも買えば?」。筆者は2着ずつ所有しています。長い旅路の果てにたどり着いた両アイテムがどのような特徴をそなえているのか、どう使い分けたらよいのか、違いを比較し、レビューします。
ゴアテックスのテントが市場から消えるらしいと初めて知ったのは、山と渓谷 2017年 11月号の連載「山岳装備大全 第20回 シェルター」(p.128)を読んだときでした。
これからテント泊登山を始める人にはアライテントのカタログを登山用品店でもらってくることをおすすめします。付録の小冊子「TENT BOOK」が秀逸で、「テント、ツェルトの使い方とメンテナンス」について体系的に図解されています。
「アクティブインサレーション」のなかで特殊な位置を占めています。素肌に直接羽織って気持ちが良い「フリース」であり、ポケットが豊富で防雪・防風・撥水性能を備えた「ソフトシェル」でもあります。実に汎用性が高く、私は登山に普通の「フリース」を携行しなくなりました。
雪山登山においてゲイター(ロングスパッツ)は必須装備です。 年がら年中、登山者が入り、よく踏まれたトレースがついているエリア(八ヶ岳の赤岳鉱泉とか)であっても、登山口から装着するほうがいい。 靴底のストラップが痛むのが嫌だから、堰堤広場に着
登山やクライミングなどで小物の整理や防水処理に欠かせないジップロック。ひとつ難点を挙げるとするなら、二重になったファスナーをプチプチと指で閉めるのに手間がかかるところです。 それを解消すべく登場したのが、こちらの商品「ジップロック スタイル
ミレーの「ティフォン50000ウォーム」シリーズはハードシェルではありません。 ハードシェルという呼び名は「固い殻=hard shell」に由来します。しなやかさ故ゆえ、強風に晒されると身体に貼り付いて寒気が染み入るウェアには相応しくありま
岩登り(クライミング、ボリダリング)に出かけるときは、アプローチシューズだけでなく、アプローチ帽を利用しています。 アプローチ帽という呼び名は聞き慣れない人が多いでしょう。それもそのはず、筆者がいま思いついた造語です。 自宅を出て、街の雑踏
岩登り(クライミング、ボリダリング)に出かけるときは、アプローチシューズだけでなく、アプローチ帽を利用しています。 アプローチ帽なんて呼び名は聞いたことがない人が多いと思います。それもそのはず、筆者がいま思いついた造語です。 自宅を出て、街
ボルダリングのアプローチシューズとしてサロモンの「X ULTRA 4 GORE-TEX」を購入しました。 クライミングシューズと頻繁に履き替える場面で、サロモンのクイックレースが威力を発揮します。最低限の労力でしっかり締め付けることができる
先端が自由雲台になっている自撮り棒(セルカ棒)は意外と少なく、やっと見つけた安価な商品がYUNTENGブランドの三脚付きワイヤレスセルカ棒です。この製品を利用しているYouTuberをよく見かけます。
このアイテム、長いこと横目で眺めていました。購入の決め手となったのは、クイックシューを標準装備している点です。
ヨドバシカメラやビックカメラにはなぜか置かれていない超軽量ミニ三脚、PEDECOのUltra Podシリーズ。「ウルトラポッド ミニ」を長年愛用しています。たぶん30年以上前から現在の完成形で販売され続けている定番です。たいてい登山用品店で販売されています。
ラインホルト・メスナーの「ナンガ・パルバート単独行」にこんな一節があります。 写真はあまり撮らなかった。ひとりでは、自分自身を写すのもそう簡単ではない。ピッケルの頭に溶接させた一本のねじを使って撮影するのだ。ねじにカメラを固定し、ピッケルを
先日スマートフォンの画面を割ってしまい、急遽手に入れたGoogle Pixel 6aは3.5mmイヤホンジャックが非搭載でした。私は現在のところ有線イヤホン派です。このたび3.5mmイヤホンジャックとType-C充電の二股アダプタを導入しましたので簡単にレビューします。
雪山登山では厚手の裏起毛トレッキングパンツの上にアウターシェルを履くという最低限のレイヤリングで過ごしてきました。ついにタイツを購入することにしました。白羽の矢を立てたのはTHE NORTH FACEの「エクスペディションホットトラウザーズ 」です。
登山家が都会をサバイバルするために重要な道具のひとつがデイパックです。2011年3月11日、東日本大震災が発生し、公共交通機関が麻痺した都心の仕事場から郊外の自宅まで、人・人・人の群れがオデュッセイアのごとく遥かなる旅路をたどりました。
夏はウォーターシューズで足を涼しくして過ごしています。愛用の「コーストライダー」のアウトソールはまだ大丈夫ですが、インソールがくたびれ具合が気になります。ときどき石鹸水でゴシゴシ洗っていますが、表面がテカテカに摩耗して、素足ではくと指先あた
ただ郷愁のためでなく2017年3月のこと。学生時代に履いた「アイガー」がブランド名を変えて、現在も製造、販売されていると知りました。寝ても覚めてもこの靴のことを考えてしまいます。合理的な購買理由などありません。ただ郷愁を癒したいだけかもしれ
山幸の軽登山靴のインソールを交換しました。皮革 (かわ)には皮革 (かわ)のインソール。by自分。購入時にほぼ標準装備として購入したSPENCOは定評ある高品質インソールですが、緑色しか選べないのが残念でした。他人には一切見えない部分だとは
ミレーの「ビオナセ ストレッチ ジャケット」を購入しました。衝動買いです。この記事を最初に公開したあと紛失しました。また同じモノを買い直すほど気に入っています。同じタイプの薄手ソフトシェルジャケットを所有し、7~8年くらい山でも街で使い倒してきました。ボロボロになっても、納得の行く商品が見つかるまで待ち続けました。
スマートフォンで置き撮りするとき便利な道具を発見しました。その名は「MAGIC PHONE HOLDER」。日常生活で取り回ししやすいだけでなく、雪山登山において簡単にピッケルやトレッキングポールに取り付けることができます。
GENTOSのUSB充電式のヘッドライト(ヘッドランプ)CP-260を購入しました。このメーカーの製品は工事現場や釣りで利用する男性的な(泥臭い)イメージが強いですが、この製品は珍しく女性が喜びそうなパステルカラーの柔らかいデザインです。デ
暖かい時季、暑がりの私は普段履きとして積極的にウォーターシューズを利用しています。2016年に買ったメレルの「コーストライダー」がいい加減へたってきました。ネットで後継ぎを探していたところ、ダナーの「ROGUE APPROACH」がアンテナ
「アクティブインサレーション」のなかで特殊な位置を占めています。素肌に直接羽織って気持ちが良い「フリース」であり、ポケットが豊富で防雪・防風・撥水性能を備えた「ソフトシェル」でもあります。実に汎用性が高く、私は登山に普通の「フリース」を携行しなくなりました。
2020年8月5日にモンベルストアにて新型「ムーンライトテント1型」の実物を初めて見ました。写真を撮らせてもらいましたので、第一印象を書きとめておきます。旧型への偏愛についてはこちらの記事で書きました。クロノスドームとステラリッジテントとの
1980年代、無雪期でも積雪期でも使えるコストパフォーマンスの良いテントとして、考えに考えたあげくにムーンライトテント1型を購入しました。現在の軽量化されたテントと比較すると重量面では不利ですが、耐久性は申し分なく、三千メートル級の稜線で十分に通用しました。
私は化繊派です。メリノウールのベースレイヤーも所有していますが、どうしても馴染めずに化繊に戻ってしまいます。有名な登山家や冒険家の記録を読むと、決して化繊派が少なくないとわかって安心します。メリノウール派の布教に耳をふさぎ、胸を張って化繊派を貫きたい。
山に生鮮食料品をふんだんに持っていくことは難しいので、ビタミンやミネラルを補給するためにマルチビタミン&ミネラルのサプリメントを持っていきます。普段から利用しているピルケースをそのままザックの雨蓋に押し込みます。ピルケースと言っても形態はさ
「登山自体が登山の最も良いトレーニングである」とはよく言われる真理です。日常的にどうトレーニングの時間を捻出するか、どうトレーニングするかを悩むよりも、そのエネルギーを一日でも多く実際の登山に出かけることに振り向けたほうが得策です。
昨シーズンから目を付けていたTHE NORTH FACEの「ジェミニフーディ」を買いました。(2018年12月)価格動向をこまめにチェックしていたら、楽天市場のクーポン利用で1,000円引きの案内が届きました。ポチったときには気づかなかった
とある大学ワンダーフォーゲル部の先輩OBと新人が登山用品店を訪れて、レインウェアを選んでいます。新人はGWの新入生強化合宿でゴム引きのカッパを持ってきて、雨のなか蒸れ蒸れになりながら数時間歩きました。
冬季のハードシェルとはちがい、常時着用せず、行動中はザックのなかに収納する。山に出かけて帰宅するまで、一回も使わないことさえあります。そのため軽量コンパクトさが優先される傾向にあります。内側にたくさん着込むことを想定しないため、シルエットは比較的細身です。
これからテント泊登山を始める人にはアライテントのカタログを登山用品店でもらってくることをおすすめします。付録の小冊子「TENT BOOK」が秀逸で、「テント、ツェルトの使い方とメンテナンス」について体系的に図解されています。
自在をテント側に付けるか、地面側に付けるか。正解は「両側」。ただし、ガイラインシステムの課題は別のところにあります。張り綱は強風に吹かれ続けると、必ず緩みます。摩擦を利用した仮固定方式を使う限り、その宿命から逃れることはできません。
登山やクライミングの世界で「ウルトラライト」で固めた装備が流行し始めた時期と、ライフスタイルとして「ミニマリスト」が流行し始めた時期はクロスオーバーしているように思います。「trade-off」と「Less is more」という視点を導入すると、見え方が変わってくるかもしれません。
私個人の雪山用アウターシェルの変遷を振り返ってみました。それぞれ現代のウェアで置き換えるならどんな製品を買いたいか有力な候補を付記しました。混紡のヤッケ(アノラック)南アルプス・北岳山荘南アルプス・北岳山荘のテント場にて。キスリング部隊のお